JPH08138936A - 金属磁石の着磁方法及び着磁装置 - Google Patents
金属磁石の着磁方法及び着磁装置Info
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- JPH08138936A JPH08138936A JP27241094A JP27241094A JPH08138936A JP H08138936 A JPH08138936 A JP H08138936A JP 27241094 A JP27241094 A JP 27241094A JP 27241094 A JP27241094 A JP 27241094A JP H08138936 A JPH08138936 A JP H08138936A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ニュートラルゾーンNZでの磁束密度の立上
がりを鋭くし、且つそのゾーンでの逆極の発生を防止し
てトルクリニアリティーを向上させる。 【構成】 U字形の着磁ヨーク1おける2つの柱状部1
1、11にその開放先端部を除いて着磁コイル2、3を各
々巻回してその両着磁コイル2、3に逆向きに巻回する
電流を通電し、前記2つの柱状部11、11の開放先端部の
中央に中央導線4を配設してその中央導線4に両着磁コ
イル2、3相互の近接する部分に流れる電流の進行方向
と同じ向きの電流を通電し、その中央導線4と前記2つ
の柱状部11、11の対向面との隙間100 を、両着磁コイル
2、3の近接部及び中央導線4から発生する磁束を引き
寄せてから金属磁石材A部分にその引き寄せ磁束を発生
させる引き寄せ手段5で塞いで、中央導線4で金属磁石
体Aに流れる過電流を防止し、中央導線4回りの磁束を
高めて金属磁石体Aに磁束を発生させる。
がりを鋭くし、且つそのゾーンでの逆極の発生を防止し
てトルクリニアリティーを向上させる。 【構成】 U字形の着磁ヨーク1おける2つの柱状部1
1、11にその開放先端部を除いて着磁コイル2、3を各
々巻回してその両着磁コイル2、3に逆向きに巻回する
電流を通電し、前記2つの柱状部11、11の開放先端部の
中央に中央導線4を配設してその中央導線4に両着磁コ
イル2、3相互の近接する部分に流れる電流の進行方向
と同じ向きの電流を通電し、その中央導線4と前記2つ
の柱状部11、11の対向面との隙間100 を、両着磁コイル
2、3の近接部及び中央導線4から発生する磁束を引き
寄せてから金属磁石材A部分にその引き寄せ磁束を発生
させる引き寄せ手段5で塞いで、中央導線4で金属磁石
体Aに流れる過電流を防止し、中央導線4回りの磁束を
高めて金属磁石体Aに磁束を発生させる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、片面に複数磁極を着磁
する金属磁石(永久磁石)の着磁方法及びその装置、更
に詳しくはフラットコイル型のVCM(ボイスコイルモ
ータ)等に使用する金属磁石の着磁方法及びその装置に
関するものである。
する金属磁石(永久磁石)の着磁方法及びその装置、更
に詳しくはフラットコイル型のVCM(ボイスコイルモ
ータ)等に使用する金属磁石の着磁方法及びその装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、磁気ディスク装置等ではキャリッ
ジ先端に設けられた磁気ヘッドをディスク内周側のCS
Sゾーン(データゾーンとは無関係なゾーン)からディ
スク外周側のデータゾーンに移動させてデータを記憶ま
たは再生するための駆動用としてVCM(ボイスコイル
モータ)が用いられ、このVCMでは、片面に2極着磁
した金属磁石が使用される。このような金属磁石の着磁
方法には図7や図10に示す方法がある。図7は、U字
形の着磁ヨーク1の2つの柱状部11、11各々に第1、第
2の着磁コイル2、3を交互に巻回し、その着磁ヨーク
1上に金属磁石材Aを載置し、必要によってはその金属
磁石材A上に、第1、第2の着磁コイル2、3を2つの
柱状部11、11に巻回したU字形の着磁ヨーク1を配置し
てなり、各着磁コイル2、3に交互に巻回する逆向きの
電流を通電して金属磁石材A片面各々に逆極性の磁極を
形成する。図10は、上記する第1、第2着磁コイル
2、3の巻回を2つの柱状部11、11で各々単独に行った
ものである。
ジ先端に設けられた磁気ヘッドをディスク内周側のCS
Sゾーン(データゾーンとは無関係なゾーン)からディ
スク外周側のデータゾーンに移動させてデータを記憶ま
たは再生するための駆動用としてVCM(ボイスコイル
モータ)が用いられ、このVCMでは、片面に2極着磁
した金属磁石が使用される。このような金属磁石の着磁
方法には図7や図10に示す方法がある。図7は、U字
形の着磁ヨーク1の2つの柱状部11、11各々に第1、第
2の着磁コイル2、3を交互に巻回し、その着磁ヨーク
1上に金属磁石材Aを載置し、必要によってはその金属
磁石材A上に、第1、第2の着磁コイル2、3を2つの
柱状部11、11に巻回したU字形の着磁ヨーク1を配置し
てなり、各着磁コイル2、3に交互に巻回する逆向きの
電流を通電して金属磁石材A片面各々に逆極性の磁極を
形成する。図10は、上記する第1、第2着磁コイル
2、3の巻回を2つの柱状部11、11で各々単独に行った
ものである。
【0003】このような着磁方法で得られた金属磁石で
は、N極とS極との境界領域としてニュートラルゾーン
NZを作り出す。
は、N極とS極との境界領域としてニュートラルゾーン
NZを作り出す。
【発明が解決しようとする課題】しかし、図7に示す方
法ではニュートラルゾーンNZの幅が図9に示すように
広幅で、表面磁束密度分布図(図8)から明らかなよう
にニュートラルゾーンNZでの磁束密度の立上がりが鈍
く、トルクリニアリティーが悪い問題があった。また、
図10に示す方法では表面磁束密度分布図(図11)で
明らかなようにニュートラルゾーンNZで逆極が発生
し、上記方法と同様にトルクリニアリティーが悪い問題
があった。そこで本発明者等は、このようなニュートラ
ルゾーンNZにおける磁束密度の立上がりの鈍さや逆極
の発生が金属磁石材を着磁する時に第1、第2着磁コイ
ルを介して金属磁石材に流れる過電流の影響に起因し、
2つの柱状部の開放部先端に第1、第2着磁コイル相互
の近接する部分に流れる電流の進行方向と同じ向きの電
流を通電する中央導線を配置して過電流を打ち消すだけ
で前記問題点は解決できるものとの推測された。しか
し、現実的にニュートラルゾーンNZでの磁束密度の立
上がりが期待できる程鋭いものではなく、また逆極を発
生させる磁界の乱れも完全に防止できなかった。これは
過電流の影響ばかりでなく中央導線と2つの柱状部との
間に残存する隙間によって金属磁石材のN極とS極との
境界領域に発生する磁束が弱いものになる結果、生じる
ものと推定される。
法ではニュートラルゾーンNZの幅が図9に示すように
広幅で、表面磁束密度分布図(図8)から明らかなよう
にニュートラルゾーンNZでの磁束密度の立上がりが鈍
く、トルクリニアリティーが悪い問題があった。また、
図10に示す方法では表面磁束密度分布図(図11)で
明らかなようにニュートラルゾーンNZで逆極が発生
し、上記方法と同様にトルクリニアリティーが悪い問題
があった。そこで本発明者等は、このようなニュートラ
ルゾーンNZにおける磁束密度の立上がりの鈍さや逆極
の発生が金属磁石材を着磁する時に第1、第2着磁コイ
ルを介して金属磁石材に流れる過電流の影響に起因し、
2つの柱状部の開放部先端に第1、第2着磁コイル相互
の近接する部分に流れる電流の進行方向と同じ向きの電
流を通電する中央導線を配置して過電流を打ち消すだけ
で前記問題点は解決できるものとの推測された。しか
し、現実的にニュートラルゾーンNZでの磁束密度の立
上がりが期待できる程鋭いものではなく、また逆極を発
生させる磁界の乱れも完全に防止できなかった。これは
過電流の影響ばかりでなく中央導線と2つの柱状部との
間に残存する隙間によって金属磁石材のN極とS極との
境界領域に発生する磁束が弱いものになる結果、生じる
ものと推定される。
【0004】本発明は、従来事情に鑑みてなされたもの
で、その目的とする処は、U字形の着磁ヨークの2つの
柱状部各々に着磁コイルを巻回し、その着磁コイルに逆
向きの電流を通電して、着磁ヨーク上に載置する金属磁
石材片面に逆極性の磁極を形成する金属磁石の着磁方法
及びその装置において、ニュートラルゾーンNZでの磁
束密度の立上がりを鋭くし、更にそのゾーンでの逆極の
発生を防止してトルクリニアリティーを向上させること
である。
で、その目的とする処は、U字形の着磁ヨークの2つの
柱状部各々に着磁コイルを巻回し、その着磁コイルに逆
向きの電流を通電して、着磁ヨーク上に載置する金属磁
石材片面に逆極性の磁極を形成する金属磁石の着磁方法
及びその装置において、ニュートラルゾーンNZでの磁
束密度の立上がりを鋭くし、更にそのゾーンでの逆極の
発生を防止してトルクリニアリティーを向上させること
である。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者等は両着磁コイ
ルの近接部から発生する過電流防止と、中央導線回りの
磁束を高めることで問題点を解決できることを見出し、
本発明に至った。即ち、本発明は、方法では、U字形の
着磁ヨークにおける2つの柱状部にその開放先端部を除
いて着磁コイルを各々巻回してその両着磁コイルに逆向
きに巻回する電流を通電し、前記2つの柱状部の開放先
端部の中央に中央導線を配設してその中央導線に両着磁
コイル相互の近接する部分に流れる電流の進行方向と同
じ向きの電流を通電し、その中央導線と前記2つの柱状
部の対向面との隙間を、両着磁コイルの近接部及び中央
導線から発生する磁束を引き寄せてから金属磁石材部分
にその引き寄せ磁束を発生させる引き寄せ手段で塞ぐこ
とを要旨とする。装置では、2つの柱状部を備え着磁対
象となる金属磁石材に近接して設けられたU字形の着磁
ヨークと、その着磁ヨークの2つの柱状部にその開放先
端部を除いて巻回され逆向きに巻回する電流を通電する
着磁コイルと、前記着磁ヨークの開放部先端の中央に配
設され両着磁コイル相互の近接する部分に流れる電流の
進行方向と同じ向きの電流を通電する中央導線と、その
中央導線と前記2つの柱状部の対向面との隙間を塞ぐ金
属磁性部とを備えていることを要旨とする。また、請求
項2記載の着磁装置の金属磁性部が2つの柱状部各々か
ら同一体に突出した張出部であれば更に有効である。ま
た、請求項2または3記載の着磁装置を金属磁石材を挟
むように上下に相対して設けても良い。
ルの近接部から発生する過電流防止と、中央導線回りの
磁束を高めることで問題点を解決できることを見出し、
本発明に至った。即ち、本発明は、方法では、U字形の
着磁ヨークにおける2つの柱状部にその開放先端部を除
いて着磁コイルを各々巻回してその両着磁コイルに逆向
きに巻回する電流を通電し、前記2つの柱状部の開放先
端部の中央に中央導線を配設してその中央導線に両着磁
コイル相互の近接する部分に流れる電流の進行方向と同
じ向きの電流を通電し、その中央導線と前記2つの柱状
部の対向面との隙間を、両着磁コイルの近接部及び中央
導線から発生する磁束を引き寄せてから金属磁石材部分
にその引き寄せ磁束を発生させる引き寄せ手段で塞ぐこ
とを要旨とする。装置では、2つの柱状部を備え着磁対
象となる金属磁石材に近接して設けられたU字形の着磁
ヨークと、その着磁ヨークの2つの柱状部にその開放先
端部を除いて巻回され逆向きに巻回する電流を通電する
着磁コイルと、前記着磁ヨークの開放部先端の中央に配
設され両着磁コイル相互の近接する部分に流れる電流の
進行方向と同じ向きの電流を通電する中央導線と、その
中央導線と前記2つの柱状部の対向面との隙間を塞ぐ金
属磁性部とを備えていることを要旨とする。また、請求
項2記載の着磁装置の金属磁性部が2つの柱状部各々か
ら同一体に突出した張出部であれば更に有効である。ま
た、請求項2または3記載の着磁装置を金属磁石材を挟
むように上下に相対して設けても良い。
【0006】
【作用】上記技術的手段によれば、下記の作用がある。 (請求項1、2)図3に示すように幅が狭く、そして図
4に示すように逆極が発生せず磁束密度の立上がりが鋭
いニュートラルゾーンNZにすることができた。詳細な
メカニズムは不明であるが、着磁する時に金属磁石材を
流れる過電流を中央導線で相殺し、且つ両着磁コイルの
近接部から発生する磁束並びに中央導線から発生する磁
束を中央導線回りを塞ぐ引き寄せ手段(金属磁性部)で
効果的に引き寄せ高めてからその磁束を着磁されるN
極、S極の境界領域に発生させる結果、得られたものと
推測される。 (請求項2、4)上記作用を中央導線と2つの柱状部の
対向面との隙間を金属磁性部で塞ぐ簡単な構造で達成す
る。 (請求項3、4)上記作用を中央導線と金属磁性材とで
達成する。
4に示すように逆極が発生せず磁束密度の立上がりが鋭
いニュートラルゾーンNZにすることができた。詳細な
メカニズムは不明であるが、着磁する時に金属磁石材を
流れる過電流を中央導線で相殺し、且つ両着磁コイルの
近接部から発生する磁束並びに中央導線から発生する磁
束を中央導線回りを塞ぐ引き寄せ手段(金属磁性部)で
効果的に引き寄せ高めてからその磁束を着磁されるN
極、S極の境界領域に発生させる結果、得られたものと
推測される。 (請求項2、4)上記作用を中央導線と2つの柱状部の
対向面との隙間を金属磁性部で塞ぐ簡単な構造で達成す
る。 (請求項3、4)上記作用を中央導線と金属磁性材とで
達成する。
【0007】
【発明の効果】本発明は以上のように両着磁コイルにお
ける2つの柱状部の開放部先端中央部にその両着磁コイ
ルの近接する部分に流れる電流の進行方向と同じ向きの
電流を通電する中央導線を設け、その中央導線と2つの
柱状部の対向面との隙間を両着磁コイルの近接部、中央
導線から発生する磁束を引き寄せ高めてから着磁される
N極、S極の境界領域にその磁束を発生する引き寄せ手
段で塞いだから、逆極がなくトルクリニアリティーが向
上する極めて幅狭なニュートラルゾーンを有する片面複
数極着磁の金属磁石を得ることができた。しかも装置に
おいては金属磁性部で中央導線と2つの柱状部の対向面
との隙間を塞ぐ構造にしているから、構造的に簡単で設
備コストを低廉にできる。更に、その金属磁性部がU字
形の着磁ヨークに同一体に設けられたものにあっては金
属磁性部を別作業をもって接着したりして設ける必要が
なく、設備コストのより一層の低廉化が望める。
ける2つの柱状部の開放部先端中央部にその両着磁コイ
ルの近接する部分に流れる電流の進行方向と同じ向きの
電流を通電する中央導線を設け、その中央導線と2つの
柱状部の対向面との隙間を両着磁コイルの近接部、中央
導線から発生する磁束を引き寄せ高めてから着磁される
N極、S極の境界領域にその磁束を発生する引き寄せ手
段で塞いだから、逆極がなくトルクリニアリティーが向
上する極めて幅狭なニュートラルゾーンを有する片面複
数極着磁の金属磁石を得ることができた。しかも装置に
おいては金属磁性部で中央導線と2つの柱状部の対向面
との隙間を塞ぐ構造にしているから、構造的に簡単で設
備コストを低廉にできる。更に、その金属磁性部がU字
形の着磁ヨークに同一体に設けられたものにあっては金
属磁性部を別作業をもって接着したりして設ける必要が
なく、設備コストのより一層の低廉化が望める。
【0008】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1乃至図4は第1実施例の着磁方法を実施する
着磁装置を、また図5はその第2実施例を、図6はその
第3実施例を各々示している。まず、第1実施例につい
て説明すると、符号1は着磁ヨーク、2は着磁コイル
(下記では第1着磁コイルと称する)、3は着磁コイル
(下記では第2着磁コイルと称する)、4は中央導線、
5は引き寄せ手段である。
する。図1乃至図4は第1実施例の着磁方法を実施する
着磁装置を、また図5はその第2実施例を、図6はその
第3実施例を各々示している。まず、第1実施例につい
て説明すると、符号1は着磁ヨーク、2は着磁コイル
(下記では第1着磁コイルと称する)、3は着磁コイル
(下記では第2着磁コイルと称する)、4は中央導線、
5は引き寄せ手段である。
【0009】着磁ヨーク1は、ケイ素鋼板を積層した2
つの柱状部11、11を有するU字形に形成され、各々の柱
状部11、11に開放先端部を除いて第1着磁コイル2、第
2着磁コイル3が各々単独に巻回されている。
つの柱状部11、11を有するU字形に形成され、各々の柱
状部11、11に開放先端部を除いて第1着磁コイル2、第
2着磁コイル3が各々単独に巻回されている。
【0010】この第1着磁コイル2、第2着磁コイル3
は各柱状部11、11に巻線を数ターン巻回すると共に、各
々反対回りに巻回する矢印C、Dの向きに電流を流すも
のであり、この2つの柱状部11、11の開放先端部分中央
に第1着磁コイル2、第2着磁コイル3相互の近接する
直線部12、13と平行な中央導線4が配置されている。
は各柱状部11、11に巻線を数ターン巻回すると共に、各
々反対回りに巻回する矢印C、Dの向きに電流を流すも
のであり、この2つの柱状部11、11の開放先端部分中央
に第1着磁コイル2、第2着磁コイル3相互の近接する
直線部12、13と平行な中央導線4が配置されている。
【0011】この中央導線4は、金属磁石材Aを着磁す
る際、前記第1着磁コイル2、第2着磁コイル3の直線
部12、13を介して金属磁石材Aに流れる過電流を相殺す
べく、第1着磁コイル2、第2着磁コイル3の相互に近
接する直線部12、13に流れる電流の進行方向と同じ向き
に電流を流すようになっており、この中央導線4と2つ
の柱状部11、11の対向面との隙間100 が引き寄せ手段5
で塞がれている。
る際、前記第1着磁コイル2、第2着磁コイル3の直線
部12、13を介して金属磁石材Aに流れる過電流を相殺す
べく、第1着磁コイル2、第2着磁コイル3の相互に近
接する直線部12、13に流れる電流の進行方向と同じ向き
に電流を流すようになっており、この中央導線4と2つ
の柱状部11、11の対向面との隙間100 が引き寄せ手段5
で塞がれている。
【0012】この引き寄せ手段5は、2つの柱状部11、
11から同一体に中央導線4に向けて突設した金属磁性部
15で構成され、第1着磁コイル2、第2着磁コイル3か
ら発生する磁束(詳細には直線部12、13に発生する磁
束)並びに中央導線4から発生する磁束を効果的に引き
寄せ高めてから、着磁されるN極、S極の境界領域のニ
ュートラルゾーンNZ部分にその磁束を発生できるよう
にするために設けられている。
11から同一体に中央導線4に向けて突設した金属磁性部
15で構成され、第1着磁コイル2、第2着磁コイル3か
ら発生する磁束(詳細には直線部12、13に発生する磁
束)並びに中央導線4から発生する磁束を効果的に引き
寄せ高めてから、着磁されるN極、S極の境界領域のニ
ュートラルゾーンNZ部分にその磁束を発生できるよう
にするために設けられている。
【0013】本実施例では斯様な構成になっている着磁
装置を金属磁石材Aを挟むように上下に相対して設け、
同時に通電した。上下一対の着磁装置間で第1着磁コイ
ル2と相対する第3着磁コイル2’にはその第1着磁コ
イル2と同方向に巻回する向きに電流を流し、また第2
着磁コイル3と相対する第4着磁コイル3’にはその第
2着磁コイル3と同方向に巻回する向きに電流を流し、
中央導線4と相対する中央導線4’にはその導線4と同
方向の電流を流す。尚、中央導線4、4’の電流の総和
は金属磁石材A内を流れる過電流を打ち消すことができ
る電流値に設定する。
装置を金属磁石材Aを挟むように上下に相対して設け、
同時に通電した。上下一対の着磁装置間で第1着磁コイ
ル2と相対する第3着磁コイル2’にはその第1着磁コ
イル2と同方向に巻回する向きに電流を流し、また第2
着磁コイル3と相対する第4着磁コイル3’にはその第
2着磁コイル3と同方向に巻回する向きに電流を流し、
中央導線4と相対する中央導線4’にはその導線4と同
方向の電流を流す。尚、中央導線4、4’の電流の総和
は金属磁石材A内を流れる過電流を打ち消すことができ
る電流値に設定する。
【0014】これによって図1に示すように矢印E、F
の向きに磁束を発生させて金属磁石材Aの片面に逆極性
の磁極を形成でき、且つ金属磁石材A内に発生する過電
流のニュートラルゾーンNZに与える悪影響を、その過
電流を打ち消す中央導線4の電流の流れで防止し、更に
中央導線4と2つの柱状部11、11の対向面との隙間100
を塞ぐ引き寄せ手段5である金属磁性部15によって両着
磁コイル2、3、中央導線4から発生する磁束を引き寄
せ高めてから、着磁されるN極、S極の境界領域にその
磁束は発生させ、ニュートラルゾーンNZの弱い磁場を
高めることができる。
の向きに磁束を発生させて金属磁石材Aの片面に逆極性
の磁極を形成でき、且つ金属磁石材A内に発生する過電
流のニュートラルゾーンNZに与える悪影響を、その過
電流を打ち消す中央導線4の電流の流れで防止し、更に
中央導線4と2つの柱状部11、11の対向面との隙間100
を塞ぐ引き寄せ手段5である金属磁性部15によって両着
磁コイル2、3、中央導線4から発生する磁束を引き寄
せ高めてから、着磁されるN極、S極の境界領域にその
磁束は発生させ、ニュートラルゾーンNZの弱い磁場を
高めることができる。
【0015】これが図3に示すようにニュートラルゾー
ンNZの幅を1mm以下まで小さなものにでき、しかも
図4の表面磁束密度分布図に示すように磁界の乱れのな
い鋭いトルクリニアニティーを可能にする。
ンNZの幅を1mm以下まで小さなものにでき、しかも
図4の表面磁束密度分布図に示すように磁界の乱れのな
い鋭いトルクリニアニティーを可能にする。
【0016】図5に示す第2実施例は前記金属磁性部15
を固定手段で2つの柱状部11、11各々に固着したもので
ある。作用効果的には前記第1実施例と変わるところは
ない。
を固定手段で2つの柱状部11、11各々に固着したもので
ある。作用効果的には前記第1実施例と変わるところは
ない。
【0017】図6に示す第3実施例はU字形の着磁ヨー
ク1の2つの柱状部11、11各々に第1、第2の着磁コイ
ル2、3を交互に巻回するタイプの着磁方法及びその装
置を示している。この実施例の場合にも前記実施例と同
様に着磁ヨーク1の開放部先端の中央に両着磁コイル
2、3相互の近接する部分に流れる電流の進行方向と同
じ向きの電流を通電する中央導線4と、その中央導線4
と着磁ヨーク1における2つの柱状部11、11の対向面と
の隙間100 を塞ぐ第1実施例、第2実施例と同様な金属
磁性部15とを備えている。
ク1の2つの柱状部11、11各々に第1、第2の着磁コイ
ル2、3を交互に巻回するタイプの着磁方法及びその装
置を示している。この実施例の場合にも前記実施例と同
様に着磁ヨーク1の開放部先端の中央に両着磁コイル
2、3相互の近接する部分に流れる電流の進行方向と同
じ向きの電流を通電する中央導線4と、その中央導線4
と着磁ヨーク1における2つの柱状部11、11の対向面と
の隙間100 を塞ぐ第1実施例、第2実施例と同様な金属
磁性部15とを備えている。
【0018】この実験結果については詳述しないが、ニ
ュートラルゾーンNZの幅が図3と同様な1mm以下の
磁界の乱れのないトルクリニアリティーの優れたもので
あった。
ュートラルゾーンNZの幅が図3と同様な1mm以下の
磁界の乱れのないトルクリニアリティーの優れたもので
あった。
【図1】第1実施例の着磁方法を実施する着磁装置の正
面図。
面図。
【図2】着磁コイルと中央導線への通電方向を示す平面
図。
図。
【図3】着磁された金属磁石のニュートラルゾーンNZ
を示す平面図。
を示す平面図。
【図4】得られた金属磁石の表面磁束密度分布図。
【図5】第2実施例の着磁装置を示す正面図。
【図6】第3実施例の着磁装置を示す正面図。
【図7】従来例の着磁装置を示す正面図。
【図8】着磁された金属磁石の表面磁束密度分布図。
【図9】その着磁装置で得られた金属磁石のニュートラ
ルゾーンNZを示す平面図。
ルゾーンNZを示す平面図。
【図10】他の従来例の着磁装置を示す正面図。
【図11】その着磁装置で得られた金属磁石の表面磁束
密度分布図。
密度分布図。
1 :着磁ヨーク 11、11 :柱状部 2、3 :着磁コイル 4 :中央導線 100 :隙間 5 :引き寄せ手段 15 :金属磁性部 A :金属磁石材
Claims (4)
- 【請求項1】 U字形の着磁ヨークにおける2つの柱状
部にその開放先端部を除いて着磁コイルを各々巻回して
その両着磁コイルに逆向きに巻回する電流を通電し、前
記2つの柱状部の開放先端部の中央に中央導線を配設し
てその中央導線に両着磁コイル相互の近接する部分に流
れる電流の進行方向と同じ向きの電流を通電し、その中
央導線と前記2つの柱状部の対向面との隙間を、両着磁
コイルの近接部及び中央導線から発生する磁束を引き寄
せてから金属磁石材部分にその引き寄せ磁束を発生させ
る引き寄せ手段で塞ぐことを特徴とする金属磁石の着磁
方法。 - 【請求項2】 2つの柱状部を備え着磁対象となる金属
磁石材に近接して設けられたU字形の着磁ヨークと、そ
の着磁ヨークの2つの柱状部にその開放先端部を除いて
巻回され逆向きに巻回する電流を通電する着磁コイル
と、前記着磁ヨークの開放部先端の中央に配設され両着
磁コイル相互の近接する部分に流れる電流の進行方向と
同じ向きの電流を通電する中央導線と、その中央導線と
前記2つの柱状部の対向面との隙間を塞ぐ金属磁性部と
を備えていることを特徴とする金属磁石の着磁装置。 - 【請求項3】 上記金属磁性部が2つの柱状部各々から
同一体に突出した張出部であることを特徴とする請求項
2記載の金属磁石の着磁装置。 - 【請求項4】 上記着磁装置を金属磁石材を挟むように
上下に相対して設けたことを特徴とする請求項2または
3記載の金属磁石の着磁装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27241094A JPH08138936A (ja) | 1994-11-07 | 1994-11-07 | 金属磁石の着磁方法及び着磁装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27241094A JPH08138936A (ja) | 1994-11-07 | 1994-11-07 | 金属磁石の着磁方法及び着磁装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08138936A true JPH08138936A (ja) | 1996-05-31 |
Family
ID=17513522
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27241094A Pending JPH08138936A (ja) | 1994-11-07 | 1994-11-07 | 金属磁石の着磁方法及び着磁装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08138936A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN113130169A (zh) * | 2019-12-31 | 2021-07-16 | 三环瓦克华(北京)磁性器件有限公司 | 双极充磁装置的制造方法、双极充磁装置及双极充磁方法 |
-
1994
- 1994-11-07 JP JP27241094A patent/JPH08138936A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN113130169A (zh) * | 2019-12-31 | 2021-07-16 | 三环瓦克华(北京)磁性器件有限公司 | 双极充磁装置的制造方法、双极充磁装置及双极充磁方法 |
| CN113130169B (zh) * | 2019-12-31 | 2024-06-07 | 三环瓦克华(北京)磁性器件有限公司 | 双极充磁装置的制造方法、双极充磁装置及双极充磁方法 |
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