JPH1189341A - 水田作業機 - Google Patents
水田作業機Info
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- JPH1189341A JPH1189341A JP25444497A JP25444497A JPH1189341A JP H1189341 A JPH1189341 A JP H1189341A JP 25444497 A JP25444497 A JP 25444497A JP 25444497 A JP25444497 A JP 25444497A JP H1189341 A JPH1189341 A JP H1189341A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 苗植付装置を強制上昇させて機体を後進させ
る際に泥硬さ計測用の接地アームの破損を回避する田植
機を構成する。 【解決手段】 走行機体を後進させる際には、苗植付装
置を上限まで強制上昇させる制御を開始し、この上昇制
御時に接地アームの揺動量を計測するための泥面センサ
44の計測結果に基づいて接地アームの先端が圃場面か
ら離間したことを判別した後に走行機体の後進を開始す
るよう制御装置48の制御動作を設定した。
る際に泥硬さ計測用の接地アームの破損を回避する田植
機を構成する。 【解決手段】 走行機体を後進させる際には、苗植付装
置を上限まで強制上昇させる制御を開始し、この上昇制
御時に接地アームの揺動量を計測するための泥面センサ
44の計測結果に基づいて接地アームの先端が圃場面か
ら離間したことを判別した後に走行機体の後進を開始す
るよう制御装置48の制御動作を設定した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、走行機体の後端に
駆動昇降自在に作業装置を連結すると共に、この作業装
置に備えた接地フロートの姿勢変位に基づいて該作業装
置の対圃場高さを計測するフロートセンサを備え、又、
圃場面に接触する橇状の接地アームの圃場面に対する沈
み量に基づいて泥土の硬さを計測する泥面センサを備
え、この泥面センサで計測される泥土の硬さに基づいて
設定される制御感度とフロートセンサで計測される対圃
場高さとに基づいて作業装置の昇降制御を行う制御装置
を備えた水田作業機に関し、詳しくは、走行機体の後進
と連係して対地作業装置を上昇させる技術に関する。
駆動昇降自在に作業装置を連結すると共に、この作業装
置に備えた接地フロートの姿勢変位に基づいて該作業装
置の対圃場高さを計測するフロートセンサを備え、又、
圃場面に接触する橇状の接地アームの圃場面に対する沈
み量に基づいて泥土の硬さを計測する泥面センサを備
え、この泥面センサで計測される泥土の硬さに基づいて
設定される制御感度とフロートセンサで計測される対圃
場高さとに基づいて作業装置の昇降制御を行う制御装置
を備えた水田作業機に関し、詳しくは、走行機体の後進
と連係して対地作業装置を上昇させる技術に関する。
【0002】
【従来の技術】上記のように構成された水田作業機とし
て特開平6‐14627号公報に示されるものが存在
し、この従来例では接地アーム(泥硬さ検出具11)の
揺動量をポテンショメータで計測すると同時に、接地ア
ームに作用する圧力を圧力センサで計測し、この計測結
果に基づいて対地作業装置の昇降制御感度を自動的に設
定して圃場の泥土の硬さに対応した昇降制御感度で対地
作業装置の昇降行えるものとなっている。
て特開平6‐14627号公報に示されるものが存在
し、この従来例では接地アーム(泥硬さ検出具11)の
揺動量をポテンショメータで計測すると同時に、接地ア
ームに作用する圧力を圧力センサで計測し、この計測結
果に基づいて対地作業装置の昇降制御感度を自動的に設
定して圃場の泥土の硬さに対応した昇降制御感度で対地
作業装置の昇降行えるものとなっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】乗用型田植機を例に挙
げると、機体の後進と連係して苗植付装置を強制的に上
限まで上昇させるものが存在し、この種の田植機では機
体の後進時に苗植付装置を上限まで上昇させることで、
苗植付装置と畦等との接触を回避して該苗植付装置の破
損を防止するものとなっている。しかし、前述のように
苗植付装置に対して橇上の接地アームを備えたもので
は、従来例にも示されるように、この接地アームの前端
を苗植付装置に支持し、後端を下方に向けて自由に突出
する構造であることから、この接地アームが接地フロー
トと比較して支持強度が低いばかりでなく、この接地ア
ームが圃場面に沈み込んだ状態で機体の後進が開始され
ると、圃場の泥土が硬質である場合には泥土からの圧力
が接地アームを押し下げる方向に作用して該接地アーム
を限界まで揺動させて破損させることも考えられてい
る。
げると、機体の後進と連係して苗植付装置を強制的に上
限まで上昇させるものが存在し、この種の田植機では機
体の後進時に苗植付装置を上限まで上昇させることで、
苗植付装置と畦等との接触を回避して該苗植付装置の破
損を防止するものとなっている。しかし、前述のように
苗植付装置に対して橇上の接地アームを備えたもので
は、従来例にも示されるように、この接地アームの前端
を苗植付装置に支持し、後端を下方に向けて自由に突出
する構造であることから、この接地アームが接地フロー
トと比較して支持強度が低いばかりでなく、この接地ア
ームが圃場面に沈み込んだ状態で機体の後進が開始され
ると、圃場の泥土が硬質である場合には泥土からの圧力
が接地アームを押し下げる方向に作用して該接地アーム
を限界まで揺動させて破損させることも考えられてい
る。
【0004】特に、接地アームは苗植付装置の底部に備
えられていることから破損しても、作業者が破損を発見
し難いものであり、又、破損した場合には苗植付装置の
昇降制御感度が不適正となり、苗の植付け深さを極端に
浅くして浮き苗を発生させる、あるいは、極端に深くし
て苗の成育不良を発生させることに繋がることもあり改
善の余地がある。
えられていることから破損しても、作業者が破損を発見
し難いものであり、又、破損した場合には苗植付装置の
昇降制御感度が不適正となり、苗の植付け深さを極端に
浅くして浮き苗を発生させる、あるいは、極端に深くし
て苗の成育不良を発生させることに繋がることもあり改
善の余地がある。
【0005】本発明の目的は、作業装置を強制上昇させ
て走行機体を後進させる際に接地アームの破損を回避す
る水田作業機を合理的に構成する点にある。
て走行機体を後進させる際に接地アームの破損を回避す
る水田作業機を合理的に構成する点にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の特徴(請
求項1)は冒頭に記したように、走行機体の後端に駆動
昇降自在に連結した作業装置に備えた接地フロートの姿
勢変位に基づいて該作業装置の対圃場高さを計測するフ
ロートセンサを備え、又、圃場面に接触する橇状の接地
アームの圃場面に対する沈み量に基づいて泥土の硬さを
計測する泥面センサで計測される泥土の硬さに基づいて
設定される制御感度とフロートセンサで計測される対圃
場高さとに基づいて作業装置の昇降制御を行う制御装置
を備えた水田作業機において、前記走行機体を後進させ
る際には、前記作業装置を所定の高さまで上昇させる制
御を開始し、この上昇制御時に前記泥面センサの計測結
果に基づいて前記接地アームの先端が圃場面から離間し
たことを判別した後に走行機体の後進を開始する制御を
前記制御装置に設定してある点にあり、その作用、及
び、効果は次の通りである。
求項1)は冒頭に記したように、走行機体の後端に駆動
昇降自在に連結した作業装置に備えた接地フロートの姿
勢変位に基づいて該作業装置の対圃場高さを計測するフ
ロートセンサを備え、又、圃場面に接触する橇状の接地
アームの圃場面に対する沈み量に基づいて泥土の硬さを
計測する泥面センサで計測される泥土の硬さに基づいて
設定される制御感度とフロートセンサで計測される対圃
場高さとに基づいて作業装置の昇降制御を行う制御装置
を備えた水田作業機において、前記走行機体を後進させ
る際には、前記作業装置を所定の高さまで上昇させる制
御を開始し、この上昇制御時に前記泥面センサの計測結
果に基づいて前記接地アームの先端が圃場面から離間し
たことを判別した後に走行機体の後進を開始する制御を
前記制御装置に設定してある点にあり、その作用、及
び、効果は次の通りである。
【0007】本発明の第2の特徴(請求項2)は請求項
1において、前記上昇制御時に前記泥面センサが異常な
値を計測した場合には走行機体の後進を阻止するよう制
御装置の制御動作が設定されている点にあり、その作
用、及び、効果は次の通りである。
1において、前記上昇制御時に前記泥面センサが異常な
値を計測した場合には走行機体の後進を阻止するよう制
御装置の制御動作が設定されている点にあり、その作
用、及び、効果は次の通りである。
【0008】本発明の第3の特徴(請求項3)は請求項
1又は2において、前記接地アームを走行機体に備えた
補助輪の轍の位置と一致させて配置すると共に、この接
地アームの接地幅を轍の幅より小さく設定してある点に
あり、その作用、及び、効果は次の通りである。
1又は2において、前記接地アームを走行機体に備えた
補助輪の轍の位置と一致させて配置すると共に、この接
地アームの接地幅を轍の幅より小さく設定してある点に
あり、その作用、及び、効果は次の通りである。
【0009】〔作用〕上記第1の特徴によると、走行機
体を後進させる際には、作業装置の上昇が開始されると
共に、この上昇によって接地アームの先端が圃場面から
離間したことが判別された後に、走行機体の後進が開始
されるので接地アームを圃場面に沈み込ませた状態で機
体を後進させることが無い。
体を後進させる際には、作業装置の上昇が開始されると
共に、この上昇によって接地アームの先端が圃場面から
離間したことが判別された後に、走行機体の後進が開始
されるので接地アームを圃場面に沈み込ませた状態で機
体を後進させることが無い。
【0010】上記第2の特徴によると、例えば、後方の
圃場面に突出部が存在する状況、あるいは、後方の近い
位置に畦が存在する状況で走行機体を後進させようとし
た場合において接地アームの先端が圃場面から離間して
走行機体の後進が開始された直後に接地アームが突出物
に接触した場合には、この接触を泥面センサが検出でき
るので、この検出に基づいて後進を阻止することで接地
アームに対して過大な力の作用を回避できるものとな
る。
圃場面に突出部が存在する状況、あるいは、後方の近い
位置に畦が存在する状況で走行機体を後進させようとし
た場合において接地アームの先端が圃場面から離間して
走行機体の後進が開始された直後に接地アームが突出物
に接触した場合には、この接触を泥面センサが検出でき
るので、この検出に基づいて後進を阻止することで接地
アームに対して過大な力の作用を回避できるものとな
る。
【0011】上記第3の特徴によると、補助輪が通過し
た轍は機体重量の作用によって溝状となり、この溝の両
側部には盛り上がり部が形成されて荒れた状態となるの
で、この部位に接地アームを接触させると不適正な計測
となるものであるが、接地アームの接地幅を轍の幅内に
収めることで轍の周囲の荒れた状態の圃場に接地アーム
を接触させることがなく誤検出も低減される。
た轍は機体重量の作用によって溝状となり、この溝の両
側部には盛り上がり部が形成されて荒れた状態となるの
で、この部位に接地アームを接触させると不適正な計測
となるものであるが、接地アームの接地幅を轍の幅内に
収めることで轍の周囲の荒れた状態の圃場に接地アーム
を接触させることがなく誤検出も低減される。
【0012】〔発明の効果〕従って、作業装置を強制上
昇させて走行機体を後進させる際には、接地アームに連
係する泥面センサからの信号に基づいて後進開始のタイ
ミングを設定するだけで特別にセンサ類を備えずとも接
地アームの破損を回避できる水田作業機が合理的に構成
されたのである(請求項1)。又、走行機体が後進を開
始した後にも接地アームの破損を回避できるものとなり
(請求項2)、補助輪を備えて作業を行う場合でも適正
な制御感度で対地作業装置の昇降を行い得るものとなっ
た(請求項3)。
昇させて走行機体を後進させる際には、接地アームに連
係する泥面センサからの信号に基づいて後進開始のタイ
ミングを設定するだけで特別にセンサ類を備えずとも接
地アームの破損を回避できる水田作業機が合理的に構成
されたのである(請求項1)。又、走行機体が後進を開
始した後にも接地アームの破損を回避できるものとなり
(請求項2)、補助輪を備えて作業を行う場合でも適正
な制御感度で対地作業装置の昇降を行い得るものとなっ
た(請求項3)。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1に示すように、ステアリング
操作される駆動型の前車輪1、及び、駆動型の後車輪2
を備えた走行機体3の前部にエンジン4を搭載すると共
に、この走行機体3の後部にエンジン4からの動力が伝
えられる静油圧式の無段変速装置5とミッションケース
6とを配置し、又、走行機体3の中央部にステアリング
ハンドル7と運転座席8とを配置し、走行機体3の前部
位置に主変速レバー9を配置し、走行機体3の後端部に
対しリフトシリンダ10で駆動昇降操作される平行4連
型のリンク機構11を介し作業装置としての苗植付装置
Aを連結して水田作業機の一例としての田植機を構成す
る。
に基づいて説明する。図1に示すように、ステアリング
操作される駆動型の前車輪1、及び、駆動型の後車輪2
を備えた走行機体3の前部にエンジン4を搭載すると共
に、この走行機体3の後部にエンジン4からの動力が伝
えられる静油圧式の無段変速装置5とミッションケース
6とを配置し、又、走行機体3の中央部にステアリング
ハンドル7と運転座席8とを配置し、走行機体3の前部
位置に主変速レバー9を配置し、走行機体3の後端部に
対しリフトシリンダ10で駆動昇降操作される平行4連
型のリンク機構11を介し作業装置としての苗植付装置
Aを連結して水田作業機の一例としての田植機を構成す
る。
【0014】前記苗植付装置Aは前記リンク機構11の
後端位置に前後向き姿勢の軸芯X周りでローリング自在
に支持されると共に、苗載せ台13に載置したマット状
苗Wの下端から植付アームを有した植付機構14が1株
ずつ苗を切り出して圃場面Pに植え付ける作動を行うよ
う構成され、下部に3つの整地フロート15を備え、左
右方向の中央位置には走行機体3からの伝動軸16を介
して動力が伝えられる伝動ケース17を配置し、この伝
動ケース17からの動力で8条用の前記植付機構14を
駆動することで8条植用に構成され、又、この苗植付装
置Aを昇降制御する昇降レバー12が前記運転座席8の
右側部に配置されている。
後端位置に前後向き姿勢の軸芯X周りでローリング自在
に支持されると共に、苗載せ台13に載置したマット状
苗Wの下端から植付アームを有した植付機構14が1株
ずつ苗を切り出して圃場面Pに植え付ける作動を行うよ
う構成され、下部に3つの整地フロート15を備え、左
右方向の中央位置には走行機体3からの伝動軸16を介
して動力が伝えられる伝動ケース17を配置し、この伝
動ケース17からの動力で8条用の前記植付機構14を
駆動することで8条植用に構成され、又、この苗植付装
置Aを昇降制御する昇降レバー12が前記運転座席8の
右側部に配置されている。
【0015】前記主変速レバー9は走行機体3の走行を
停止させる中立位置nと、走行機体3を前進させる前進
域fと、走行機体3を後進させる後進域r夫々に操作自
在に構成されると共に、前進域f、後進域rとも中立位
置nから離間する側に操作するほど走行速度を増大させ
るよう変速操作形態が設定されている。又、前記昇降レ
バー12は、苗植付装置Aの昇降制御と同時に前記ミッ
ションケース5に内蔵した植付クラッチCの入り切り制
御を行うように構成され、この昇降レバー12は図3に
示すように、ガイド18に形成された経路内の「下降」
位置に設定することで苗植付装置Aを下降させ、「上
昇」位置に設定することで苗植付装置Aを上昇させ、
「中立」位置に設定すると苗植付装置Aをそのレベルに
維持するよう制御系と連係し、又、該昇降レバー12を
「入」位置に設定すると植付クラッチCを入り操作する
と共に、苗植付装置Aに備えた整地フロート15が接地
する状態で所定の対圃場高さを維持する自動昇降制御を
行うよう制御系と連係し、「切」位置に設定すると自動
昇降制御を行う状態のまま植付クラッチCを切り操作
し、更に、該昇降レバー12を「自動」位置に設定する
と後記する強制昇降レバーの操作に従って苗植付装置A
の昇降を許容すると同時に走行機体3の後進時に苗植付
装置Aを強制的に上昇させる制御を許容するものとなっ
ている。
停止させる中立位置nと、走行機体3を前進させる前進
域fと、走行機体3を後進させる後進域r夫々に操作自
在に構成されると共に、前進域f、後進域rとも中立位
置nから離間する側に操作するほど走行速度を増大させ
るよう変速操作形態が設定されている。又、前記昇降レ
バー12は、苗植付装置Aの昇降制御と同時に前記ミッ
ションケース5に内蔵した植付クラッチCの入り切り制
御を行うように構成され、この昇降レバー12は図3に
示すように、ガイド18に形成された経路内の「下降」
位置に設定することで苗植付装置Aを下降させ、「上
昇」位置に設定することで苗植付装置Aを上昇させ、
「中立」位置に設定すると苗植付装置Aをそのレベルに
維持するよう制御系と連係し、又、該昇降レバー12を
「入」位置に設定すると植付クラッチCを入り操作する
と共に、苗植付装置Aに備えた整地フロート15が接地
する状態で所定の対圃場高さを維持する自動昇降制御を
行うよう制御系と連係し、「切」位置に設定すると自動
昇降制御を行う状態のまま植付クラッチCを切り操作
し、更に、該昇降レバー12を「自動」位置に設定する
と後記する強制昇降レバーの操作に従って苗植付装置A
の昇降を許容すると同時に走行機体3の後進時に苗植付
装置Aを強制的に上昇させる制御を許容するものとなっ
ている。
【0016】図2に示すように、ステアリングハンドル
7のポスト部の右側面には苗植付装置Aを強制的に昇降
させる強制昇降レバー19を備え、この強制昇降レバー
19は略水平姿勢となる中立位置「N」にバネ付勢され
ると共に、中立位置「N」を基準にその端部が上方に向
う姿勢で苗植付装置Aを上限まで上昇させる上昇位置
「U」と、中立位置「N」を基準にその端部が下方に向
かう姿勢で苗植付装置Aを自動昇降制御させる作業高さ
まで下降させる下降位置「D」とに切換え自在に構成さ
れている。
7のポスト部の右側面には苗植付装置Aを強制的に昇降
させる強制昇降レバー19を備え、この強制昇降レバー
19は略水平姿勢となる中立位置「N」にバネ付勢され
ると共に、中立位置「N」を基準にその端部が上方に向
う姿勢で苗植付装置Aを上限まで上昇させる上昇位置
「U」と、中立位置「N」を基準にその端部が下方に向
かう姿勢で苗植付装置Aを自動昇降制御させる作業高さ
まで下降させる下降位置「D」とに切換え自在に構成さ
れている。
【0017】図6に示すように、前記3つの整地フロー
ト15のうち左右方向で中央位置のものを苗植付装置A
の泥面に対する相対高さを計測する感知フロート15C
として構成してあり、この感知フロート15Cは図4及
び図5に示すように、その後端部が植付深さ調節軸29
と一体揺動するアーム30の揺動端位置に横向き姿勢の
第1軸芯Y1周りで揺動自在に支持されている。尚、図
示しないが、左右の整地フロート15,15も同様に植
付深さ調節軸29に連結されたアームの揺動端位置に支
持されている。又、感知フロート15Cは、その前部が
屈折自在に構成されたリンク部材31を介して苗植付装
置Aに支持され、苗植付装置Aに固設されたフレーム3
2に対して上下のリンク片33,33を有する平行4連
型のリンク機構を介して上下作動自在なプレート34が
配置され、このプレート34に支持されたポテンショメ
ータ型のフロートセンサ35の操作アーム35Aの揺動
端と感知フロート15Cの前部位置との間に中間部材3
6を介装して感知フロート12Cの前部の上下方向への
変位量からフロートセンサ35が該感知フロート12C
の揺動量を計測し得るよう構成され、又、プレート34
には操作アーム35Aを下方に揺動付勢する圧縮バネ型
の感知バネ37を備えている。
ト15のうち左右方向で中央位置のものを苗植付装置A
の泥面に対する相対高さを計測する感知フロート15C
として構成してあり、この感知フロート15Cは図4及
び図5に示すように、その後端部が植付深さ調節軸29
と一体揺動するアーム30の揺動端位置に横向き姿勢の
第1軸芯Y1周りで揺動自在に支持されている。尚、図
示しないが、左右の整地フロート15,15も同様に植
付深さ調節軸29に連結されたアームの揺動端位置に支
持されている。又、感知フロート15Cは、その前部が
屈折自在に構成されたリンク部材31を介して苗植付装
置Aに支持され、苗植付装置Aに固設されたフレーム3
2に対して上下のリンク片33,33を有する平行4連
型のリンク機構を介して上下作動自在なプレート34が
配置され、このプレート34に支持されたポテンショメ
ータ型のフロートセンサ35の操作アーム35Aの揺動
端と感知フロート15Cの前部位置との間に中間部材3
6を介装して感知フロート12Cの前部の上下方向への
変位量からフロートセンサ35が該感知フロート12C
の揺動量を計測し得るよう構成され、又、プレート34
には操作アーム35Aを下方に揺動付勢する圧縮バネ型
の感知バネ37を備えている。
【0018】前記植付深さ調節軸29は植付深さ調節レ
バー38によって該調節軸29の軸芯周りで回動操作自
在に構成され、植付深さ調節レバー38は該レバー38
に備えた係合片38Aをレバーガイド39に形成された
多数の係合溝の1つを選択して係入することで設定位置
を維持できるよう構成されている。又、この植付深さ調
節レバー38の基端部に突設したピン40を前記平行4
連リンクを構成する上部のリンク片33の延出端部に係
合させることで、植付深さ調節レバー38の操作時には
植付機構に対する3つの整地フロート15の上下方向で
の相対距離を変更して植付深さを調節すると同時に、フ
ロートセンサ35と感知フロート15Cとの上下方向で
の相対距離を一定値に維持するようリンク片33の揺動
によってプレート34を上下方向に変位させるものとな
っている。
バー38によって該調節軸29の軸芯周りで回動操作自
在に構成され、植付深さ調節レバー38は該レバー38
に備えた係合片38Aをレバーガイド39に形成された
多数の係合溝の1つを選択して係入することで設定位置
を維持できるよう構成されている。又、この植付深さ調
節レバー38の基端部に突設したピン40を前記平行4
連リンクを構成する上部のリンク片33の延出端部に係
合させることで、植付深さ調節レバー38の操作時には
植付機構に対する3つの整地フロート15の上下方向で
の相対距離を変更して植付深さを調節すると同時に、フ
ロートセンサ35と感知フロート15Cとの上下方向で
の相対距離を一定値に維持するようリンク片33の揺動
によってプレート34を上下方向に変位させるものとな
っている。
【0019】図4〜図6に示すように、前記プレート3
4に対して横向きの水平姿勢のフレーム42を、その端
部が感知フロート15Cの両側部に達する状態で設ける
と共に、このフレーム42の両端部に横向きの水平姿勢
の第2軸芯Y2周りで揺動自在に接地アーム43の前端
部を支承し、この左右の接地アーム43,43の揺動量
を計測するポテンショメータ型の泥面センサ44,44
を備えている。この接地アーム43は、帯状の部材の後
端に接地部43Aを形成し、この後端部を圃場面Pに押
し付ける側に付勢するバネ45を備えている。
4に対して横向きの水平姿勢のフレーム42を、その端
部が感知フロート15Cの両側部に達する状態で設ける
と共に、このフレーム42の両端部に横向きの水平姿勢
の第2軸芯Y2周りで揺動自在に接地アーム43の前端
部を支承し、この左右の接地アーム43,43の揺動量
を計測するポテンショメータ型の泥面センサ44,44
を備えている。この接地アーム43は、帯状の部材の後
端に接地部43Aを形成し、この後端部を圃場面Pに押
し付ける側に付勢するバネ45を備えている。
【0020】又、この左右の接地アーム43,43は、
圃場面Pの泥土の硬度に対応して圃場面Pに対する沈み
込み量を変化させるものであり、この沈み込み量に対応
した接地アーム43,43の揺動量が前記泥面センサ4
4,44で計測されるものとなっており、この左右の接
地アーム43,43が前述のようにプレート34に支持
されているので、植付深さ調節レバー38の操作時にも
泥面センサ44,44と圃場面Pとの相対距離を一定に
維持して感知性能を維持し得るものとなっている。尚、
この接地アーム43と泥面センサ44とを併せて泥面セ
ンサが構成されている。
圃場面Pの泥土の硬度に対応して圃場面Pに対する沈み
込み量を変化させるものであり、この沈み込み量に対応
した接地アーム43,43の揺動量が前記泥面センサ4
4,44で計測されるものとなっており、この左右の接
地アーム43,43が前述のようにプレート34に支持
されているので、植付深さ調節レバー38の操作時にも
泥面センサ44,44と圃場面Pとの相対距離を一定に
維持して感知性能を維持し得るものとなっている。尚、
この接地アーム43と泥面センサ44とを併せて泥面セ
ンサが構成されている。
【0021】図6及び図7に示すように、前記左右の接
地アーム43,43を後車輪2,2の車体内側に補助輪
2S,2Sを備えた場合には、直進走行時に補助輪2
S,2Sによって圃場面Sに形成される轍G,Gの溝幅
内に接地アーム43,43の接地部43A,43が嵌ま
り込むよう左右の接地アーム43,43を配置すると共
に、接地部43A,43の幅を轍G,Gの溝幅より狭く
設定してある。このように構成したことにより走行時に
は図7に示す如く、轍G,Gの溝の両側部には盛り上が
りが形成されて荒れた状態となるものの、このように補
助輪2S,2Sの轍の部位に敢えて接地アーム43,4
3を配置するとで補助輪2S,2Sで荒らされた部位を
計測しないものとなり計測値が大きく変動することもな
い。
地アーム43,43を後車輪2,2の車体内側に補助輪
2S,2Sを備えた場合には、直進走行時に補助輪2
S,2Sによって圃場面Sに形成される轍G,Gの溝幅
内に接地アーム43,43の接地部43A,43が嵌ま
り込むよう左右の接地アーム43,43を配置すると共
に、接地部43A,43の幅を轍G,Gの溝幅より狭く
設定してある。このように構成したことにより走行時に
は図7に示す如く、轍G,Gの溝の両側部には盛り上が
りが形成されて荒れた状態となるものの、このように補
助輪2S,2Sの轍の部位に敢えて接地アーム43,4
3を配置するとで補助輪2S,2Sで荒らされた部位を
計測しないものとなり計測値が大きく変動することもな
い。
【0022】図8に示すように、該田植機にはマイクロ
プロセッサを有した制御装置48を備えており、この制
御装置48対しては前記主変速レバー19の操作位置を
計測するポテンショメータ型の変速レバーセンサ9S,
前記昇降レバー12の操作位置を計測する昇降レバーセ
ンサ12S、前記強制昇降レバー9の操作方向を判別す
る強制昇降スイッチ19S、前記フロートセンサ35、
ダイヤル(図示せず)で操作されるポテンショメータ型
の感度設定器49、左右の泥面センサ44,44、走行
速度の自動制御を許容する車速制御スイッチ50、走行
機体3の前後傾斜を計測するピッチングセンサ51、昇
降制御モードを選択する選択スイッチ52、前記エンジ
ン4で回転駆動されるオルタネータ53の回転信号、前
記リンク機構11の姿勢に基づいて苗植付装置Aの対機
体高さを判別するリンクセンサ54夫々からの信号が入
力する系が形成されると共に、前記リフトシリンダ10
を制御する電磁弁55、前記無段変速装置5を変速操作
する変速モータ56、前記植付クラッチCを制御するク
ラッチモータ57夫々に対して信号を出力する系が形成
されている。尚、電磁弁58は上昇用及び下降用の電磁
ソレノイドに通電する電流値に比例した開度を得るよう
構成され、制御装置48はこれらの電磁ソレノイドに通
電する際には、間歇信号のデューティ比の調節でPWM
式に電流を調節するように制御動作が設定されている。
プロセッサを有した制御装置48を備えており、この制
御装置48対しては前記主変速レバー19の操作位置を
計測するポテンショメータ型の変速レバーセンサ9S,
前記昇降レバー12の操作位置を計測する昇降レバーセ
ンサ12S、前記強制昇降レバー9の操作方向を判別す
る強制昇降スイッチ19S、前記フロートセンサ35、
ダイヤル(図示せず)で操作されるポテンショメータ型
の感度設定器49、左右の泥面センサ44,44、走行
速度の自動制御を許容する車速制御スイッチ50、走行
機体3の前後傾斜を計測するピッチングセンサ51、昇
降制御モードを選択する選択スイッチ52、前記エンジ
ン4で回転駆動されるオルタネータ53の回転信号、前
記リンク機構11の姿勢に基づいて苗植付装置Aの対機
体高さを判別するリンクセンサ54夫々からの信号が入
力する系が形成されると共に、前記リフトシリンダ10
を制御する電磁弁55、前記無段変速装置5を変速操作
する変速モータ56、前記植付クラッチCを制御するク
ラッチモータ57夫々に対して信号を出力する系が形成
されている。尚、電磁弁58は上昇用及び下降用の電磁
ソレノイドに通電する電流値に比例した開度を得るよう
構成され、制御装置48はこれらの電磁ソレノイドに通
電する際には、間歇信号のデューティ比の調節でPWM
式に電流を調節するように制御動作が設定されている。
【0023】この制御装置48では、図9のフローチャ
ートに示すように、整地フロート15が圃場面Pに接地
追従して苗植付装置Aを昇降させる制御動作が設定され
ている。つまり、選択スイッチ52で「手動」モードが
選択されている場合には、感度設定器49からの信号を
入力し、この設定値に対応した制御目標を設定すると共
に、フロートセンサ35からの信号を入力し、この制御
目標を基準に形成される不感帯とフロートセンサ35か
らの信号とを比較する(#101〜#105ステッ
プ)。次に、このフロートセンサ35からの信号(感知
フロート15Cの第1軸芯Y1周りでの揺動姿勢を示す
信号)が前記比較処理によって不感帯の域外に存在する
と判別された場合には、制御目標とフロートセンサ35
からの信号との偏差に対応する値を電磁弁55の目標開
度に設定し、偏差が小さくなる側に昇降方向を設定して
電磁弁55の電磁ソレノイドを駆動し、フロートセンサ
35からの信号が不感帯の域内に存在する場合には電磁
弁55を操作しない(中立位置に保持)ものとなってい
る(#106〜#107ステップ)。
ートに示すように、整地フロート15が圃場面Pに接地
追従して苗植付装置Aを昇降させる制御動作が設定され
ている。つまり、選択スイッチ52で「手動」モードが
選択されている場合には、感度設定器49からの信号を
入力し、この設定値に対応した制御目標を設定すると共
に、フロートセンサ35からの信号を入力し、この制御
目標を基準に形成される不感帯とフロートセンサ35か
らの信号とを比較する(#101〜#105ステッ
プ)。次に、このフロートセンサ35からの信号(感知
フロート15Cの第1軸芯Y1周りでの揺動姿勢を示す
信号)が前記比較処理によって不感帯の域外に存在する
と判別された場合には、制御目標とフロートセンサ35
からの信号との偏差に対応する値を電磁弁55の目標開
度に設定し、偏差が小さくなる側に昇降方向を設定して
電磁弁55の電磁ソレノイドを駆動し、フロートセンサ
35からの信号が不感帯の域内に存在する場合には電磁
弁55を操作しない(中立位置に保持)ものとなってい
る(#106〜#107ステップ)。
【0024】又、選択スイッチ52で「自動」モードが
選択されている場合には、左右の泥面センサ44,44
からの信号を入力すると共に、夫々の信号の和を1/2
する単純な計算で平均値を求め、この平均値を制御目標
に設定し(#108,#109ステップ)、前述した#
104ステップの制御に移行して圃場面Pの泥硬さに基
づいて自動的に制御目標を設定して苗植付装置Aの昇降
制御を行うものとなっている。
選択されている場合には、左右の泥面センサ44,44
からの信号を入力すると共に、夫々の信号の和を1/2
する単純な計算で平均値を求め、この平均値を制御目標
に設定し(#108,#109ステップ)、前述した#
104ステップの制御に移行して圃場面Pの泥硬さに基
づいて自動的に制御目標を設定して苗植付装置Aの昇降
制御を行うものとなっている。
【0025】尚、フロートセンサ35を備えた整地フロ
ート15を前上がり姿勢に設定する制御目標が設定され
た場合には感知バネ37が圧縮され、強い付勢力が整地
フロート15に作用する結果、該整地フロート15の揺
動が抑制されて制御感度が鈍感側に設定されるものとな
り、逆に、整地フロート15を前下がり姿勢に設定する
制御目標が設定された場合には感知バネ37が弛緩して
整地フロート15に作用する付勢力も低下して、該整地
フロート15の揺動が容易となる結果、制御感度が敏感
側に設定されるものとなっており、前述の制御目標は、
泥硬さが硬質である場合には制御感度を低下させて圃場
面Pのから苗植付装置Aを突き上げる方向への力を小さ
くして円滑な制御を行うものとなっており、泥硬さが軟
質である場合には制御感度を上昇させて圃場面Pの微妙
なレベル変化も適正に検出して圃場面Pに追従した円滑
な制御を行うものとなっている。
ート15を前上がり姿勢に設定する制御目標が設定され
た場合には感知バネ37が圧縮され、強い付勢力が整地
フロート15に作用する結果、該整地フロート15の揺
動が抑制されて制御感度が鈍感側に設定されるものとな
り、逆に、整地フロート15を前下がり姿勢に設定する
制御目標が設定された場合には感知バネ37が弛緩して
整地フロート15に作用する付勢力も低下して、該整地
フロート15の揺動が容易となる結果、制御感度が敏感
側に設定されるものとなっており、前述の制御目標は、
泥硬さが硬質である場合には制御感度を低下させて圃場
面Pのから苗植付装置Aを突き上げる方向への力を小さ
くして円滑な制御を行うものとなっており、泥硬さが軟
質である場合には制御感度を上昇させて圃場面Pの微妙
なレベル変化も適正に検出して圃場面Pに追従した円滑
な制御を行うものとなっている。
【0026】この制御装置48では、図10のフローチ
ャートに示すように、走行機体3の走行速度を自動的に
減速する制御動作が設定されている。つまり、前記ピッ
チングセンサ51からの信号に基づいて走行機体3の前
後方向への傾斜が計測されず、リンクセンサ54からの
信号とフロートセンサ35からの信号とに基づいて整地
フロート15が圃場面Pに接地状態にあることが判別さ
れた場合には、変速レバーセンサ9Sで計測される主変
速レバー9の設定位置を変速目標に設定し、この設定位
置に対応する変速状態を得るように前記変速モータ56
を駆動して走行速度の設定を行うよう基本的な制御動作
が設定され(#201〜#204ステップ)、又、整地
フロート15が圃場面Pから離間するレベルまで上昇し
ていることがリンクセンサ54からの信号とフロートセ
ンサ35からの信号とに基づいて判別すると車速制御ス
イッチ50がON状態にあり、オルタネータ53からの
信号に基づいてエンジン回転数が2000回転/分(2
000rpm)以上であることを判別した場合にのみ、
変速レバーセンサ9Sで計測される主変速レバー9によ
る変速目標に代えて、この変速レバー9で設定された変
速目標を低減した値の変速目標を設定して前述と同様に
変速モータ56による走行速度の設定を行うものとなっ
ており(#205〜#207,#204ステップ)、更
に、ピッチングセンサ51からの信号で走行機体3が前
上がり方向へ設定量以上傾斜していることが計測された
場合にも主変速レバー9による変速目標に代えて、この
変速レバー9で設定された変速目標を低減した値の変速
目標を設定して変速モータ56による変速制御を行うも
のとなっている。
ャートに示すように、走行機体3の走行速度を自動的に
減速する制御動作が設定されている。つまり、前記ピッ
チングセンサ51からの信号に基づいて走行機体3の前
後方向への傾斜が計測されず、リンクセンサ54からの
信号とフロートセンサ35からの信号とに基づいて整地
フロート15が圃場面Pに接地状態にあることが判別さ
れた場合には、変速レバーセンサ9Sで計測される主変
速レバー9の設定位置を変速目標に設定し、この設定位
置に対応する変速状態を得るように前記変速モータ56
を駆動して走行速度の設定を行うよう基本的な制御動作
が設定され(#201〜#204ステップ)、又、整地
フロート15が圃場面Pから離間するレベルまで上昇し
ていることがリンクセンサ54からの信号とフロートセ
ンサ35からの信号とに基づいて判別すると車速制御ス
イッチ50がON状態にあり、オルタネータ53からの
信号に基づいてエンジン回転数が2000回転/分(2
000rpm)以上であることを判別した場合にのみ、
変速レバーセンサ9Sで計測される主変速レバー9によ
る変速目標に代えて、この変速レバー9で設定された変
速目標を低減した値の変速目標を設定して前述と同様に
変速モータ56による走行速度の設定を行うものとなっ
ており(#205〜#207,#204ステップ)、更
に、ピッチングセンサ51からの信号で走行機体3が前
上がり方向へ設定量以上傾斜していることが計測された
場合にも主変速レバー9による変速目標に代えて、この
変速レバー9で設定された変速目標を低減した値の変速
目標を設定して変速モータ56による変速制御を行うも
のとなっている。
【0027】又、この制御装置48では、図11のフロ
ーチャートに示すように、走行機体3を主変速レバー9
が後進域rに操作された場合には自動的に苗植付装置A
を上限まで上昇させる制御を行うよう構成されている。
つまり、昇降レバー12が「自動」位置にある状態で変
速レバーセンサ9Sで主変速レバー9が後進域rに操作
されたことが検出された場合には、クラッチモータ57
の作動で植付クラッチCの切り操作を行った後に、電磁
弁55の上昇側の電磁ソレノイドを駆動して苗植付装置
Aを上限まで上昇させる強制上昇作動を開始すると共
に、この上昇作動時に左右の泥面センサ44,44から
の信号を入力して左右の接地アーム43,43が圃場面
Pから離間したことを判別した後に変速モータ56の作
動によって無段変速装置5を変速操作して走行機体の後
進を開始する(#301〜#306ステップ)。
ーチャートに示すように、走行機体3を主変速レバー9
が後進域rに操作された場合には自動的に苗植付装置A
を上限まで上昇させる制御を行うよう構成されている。
つまり、昇降レバー12が「自動」位置にある状態で変
速レバーセンサ9Sで主変速レバー9が後進域rに操作
されたことが検出された場合には、クラッチモータ57
の作動で植付クラッチCの切り操作を行った後に、電磁
弁55の上昇側の電磁ソレノイドを駆動して苗植付装置
Aを上限まで上昇させる強制上昇作動を開始すると共
に、この上昇作動時に左右の泥面センサ44,44から
の信号を入力して左右の接地アーム43,43が圃場面
Pから離間したことを判別した後に変速モータ56の作
動によって無段変速装置5を変速操作して走行機体の後
進を開始する(#301〜#306ステップ)。
【0028】次に、走行機体3の後進を開始した後に
は、泥面センサ44,44から異常な信号(接地アーム
43の持ち上げ方向への揺動を示す信号、あるいは、接
地アーム43の機械的な揺動限界を越えたことを示す信
号)を検出しない限り、主変速レバー9が後進域rから
解除されるまで走行機体3を後進させ続け(#307、
#308ステップ)、この上昇制御時に泥面センサ4
4,44から異常な信号な信号を検出した場合には変速
モータ56で無段変速装置5を操作して走行を停止する
よう構成されている。尚、この強制上昇によって苗植付
装置Aが上限まで上昇した後に苗植付装置Aを下降させ
る場合には、前記強制昇降レバー19を下降位置Dに操
作することで苗植付装置Aを接地レベルまで下降させる
ものとなっている(#309,#310ステップ)。
は、泥面センサ44,44から異常な信号(接地アーム
43の持ち上げ方向への揺動を示す信号、あるいは、接
地アーム43の機械的な揺動限界を越えたことを示す信
号)を検出しない限り、主変速レバー9が後進域rから
解除されるまで走行機体3を後進させ続け(#307、
#308ステップ)、この上昇制御時に泥面センサ4
4,44から異常な信号な信号を検出した場合には変速
モータ56で無段変速装置5を操作して走行を停止する
よう構成されている。尚、この強制上昇によって苗植付
装置Aが上限まで上昇した後に苗植付装置Aを下降させ
る場合には、前記強制昇降レバー19を下降位置Dに操
作することで苗植付装置Aを接地レベルまで下降させる
ものとなっている(#309,#310ステップ)。
【0029】このように、本発明では、主変速レバー9
を後進域rに操作して走行機体3を後進させる際には、
走行機体3の後進に先だって苗植付装置Aを上限まで強
制的に上昇させることで苗植付装置Aと畦との接触を回
避し得るものとなっており、又、この上昇によって左右
の接地アーム43,43が共に圃場面Pから上方に離間
した後に、走行機体3の後進を開始するので接地アーム
43,43が圃場面Pに沈み込んだ状態での後進を阻止
して該接地アーム43,43の破損を阻止し得るものと
なっている。
を後進域rに操作して走行機体3を後進させる際には、
走行機体3の後進に先だって苗植付装置Aを上限まで強
制的に上昇させることで苗植付装置Aと畦との接触を回
避し得るものとなっており、又、この上昇によって左右
の接地アーム43,43が共に圃場面Pから上方に離間
した後に、走行機体3の後進を開始するので接地アーム
43,43が圃場面Pに沈み込んだ状態での後進を阻止
して該接地アーム43,43の破損を阻止し得るものと
なっている。
【図1】田植機の全体側面図
【図2】強制昇降レバーの側面図
【図3】昇降レバーの操作経路の平面図
【図4】フロートセンサ、接地アームの配置を示す側面
図
図
【図5】フロートセンサ、接地アームの配置を示す正面
図
図
【図6】補助輪を接地アームとの配置関係を示す平面図
【図7】補助輪を接地アームとの配置関係を示す後面図
【図8】制御系のブロック回路図
【図9】昇降制御ルーチンのフローチャート
【図10】自動減速ルーチンのフローチャート
【図11】バックアップルーチンのフローチャート
2S 補助輪 3 走行機体 35 フロートセンサ 43 接地アーム 44 泥面センサ 48 制御装置 A 作業装置 P 圃場面
Claims (3)
- 【請求項1】 走行機体の後端に駆動昇降自在に作業装
置を連結すると共に、この作業装置に備えた接地フロー
トの姿勢変位に基づいて該作業装置の対圃場高さを計測
するフロートセンサを備え、又、圃場面に接触する橇状
の接地アームの圃場面に対する沈み量に基づいて泥土の
硬さを計測する泥面センサを備え、この泥面センサで計
測される泥土の硬さに基づいて設定される制御感度とフ
ロートセンサで計測される対圃場高さとに基づいて作業
装置の昇降制御を行う制御装置を備えた水田作業機であ
って、 前記走行機体を後進させる際には、前記作業装置を所定
の高さまで上昇させる制御を開始し、この上昇制御時に
前記泥面センサの計測結果に基づいて前記接地アームの
先端が圃場面から離間したことを判別した後に走行機体
の後進を開始する制御を前記制御装置に設定してある水
田作業機。 - 【請求項2】 前記上昇制御時に前記泥面センサが異常
な値を計測した場合には走行機体の後進を阻止するよう
制御装置の制御動作が設定されている請求項1記載の水
田作業機。 - 【請求項3】 前記接地アームを走行機体に備えた補助
輪の轍の位置と一致させて配置すると共に、この接地ア
ームの接地幅を轍の幅より小さく設定してある請求項1
又は2記載の水田作業機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25444497A JPH1189341A (ja) | 1997-09-19 | 1997-09-19 | 水田作業機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25444497A JPH1189341A (ja) | 1997-09-19 | 1997-09-19 | 水田作業機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1189341A true JPH1189341A (ja) | 1999-04-06 |
Family
ID=17265098
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25444497A Pending JPH1189341A (ja) | 1997-09-19 | 1997-09-19 | 水田作業機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1189341A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015084673A (ja) * | 2013-10-29 | 2015-05-07 | 井関農機株式会社 | 作業車両 |
| JP2016104034A (ja) * | 2016-02-29 | 2016-06-09 | 井関農機株式会社 | 作業車両 |
| JP2017035106A (ja) * | 2016-10-26 | 2017-02-16 | 井関農機株式会社 | 作業車両 |
-
1997
- 1997-09-19 JP JP25444497A patent/JPH1189341A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015084673A (ja) * | 2013-10-29 | 2015-05-07 | 井関農機株式会社 | 作業車両 |
| JP2016104034A (ja) * | 2016-02-29 | 2016-06-09 | 井関農機株式会社 | 作業車両 |
| JP2017035106A (ja) * | 2016-10-26 | 2017-02-16 | 井関農機株式会社 | 作業車両 |
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