JPH1191017A - 低音響励起振動応答性の構造部材 - Google Patents

低音響励起振動応答性の構造部材

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JPH1191017A
JPH1191017A JP10183908A JP18390898A JPH1191017A JP H1191017 A JPH1191017 A JP H1191017A JP 10183908 A JP10183908 A JP 10183908A JP 18390898 A JP18390898 A JP 18390898A JP H1191017 A JPH1191017 A JP H1191017A
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acoustic vibration
panel
face
holes
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JP10183908A
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Daburiyuu Nai Seodoa
ダブリュー ナイ セオドア
Eru Beikaa Jiefurii
エル ベイカー ジェフリー
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Northrop Grumman Space and Mission Systems Corp
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TRW Inc
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    • G10MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
    • G10KSOUND-PRODUCING DEVICES; METHODS OR DEVICES FOR PROTECTING AGAINST, OR FOR DAMPING, NOISE OR OTHER ACOUSTIC WAVES IN GENERAL; ACOUSTICS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G10K11/00Methods or devices for transmitting, conducting or directing sound in general; Methods or devices for protecting against, or for damping, noise or other acoustic waves in general
    • G10K11/16Methods or devices for protecting against, or for damping, noise or other acoustic waves in general
    • G10K11/172Methods or devices for protecting against, or for damping, noise or other acoustic waves in general using resonance effects
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B64AIRCRAFT; AVIATION; COSMONAUTICS
    • B64GCOSMONAUTICS; VEHICLES OR EQUIPMENT THEREFOR
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 例えば宇宙航行機のような高音響エネルギー
環境で用いられる低音響振動構造部材を提供する。 【解決手段】 構造部材(10)は、複数の第1の孔(2
2)を備えた第1の表面板(12)と複数の第2の孔(3
6)を備えた第2の表面板(16)と心材(14)とから成
る。第1及び第2の表面板は心材の互いに反対側の表面
に取り付けられている。心材は、構造部材(10)を貫通
するチャンネル(38)を構成するよう第1及び第2の孔
と連通した複数の通路(32)を備えている。心材は代表
的にはハニカム板である。第1の表面板、第2の表面板
及び心材は軽量の材料、例えば軽金属、金属マトリック
ス複合材料又はポリマーマトリックス複合材料で作られ
ている。有孔構造部材は構造上の音響結合及び音響励起
振動を減少させる。この構造部材はパネルとして形成で
きる。パネルを高音響エネルギー環境にさらされる支持
構造体に取り付けると、支持構造体の音響励起振動を減
少させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、振動音響学的技術
の分野に関し、特に、高エネルギ音響環境で用いられる
低音響励起振動特性の構造部材に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】人工衛
星のような宇宙航行機は、専用の打上げ機又はロケット
を用いて軌道内に入れられる。宇宙航行機の振動音響学
的環境及び関連荷重は、打上げロケットエンジンの超音
速流れ及び隣接空気の剪断作用の結果として生じる。構
造的構成部品にとって意味をもつ音響エネルギは通常、
主として約30〜500Hzの周波数範囲内にある。見
掛け上の音及びこの音の反射は一般に、ちょうどリフト
オフ時にピークレベルに達し、打上げロケットが増速し
て高度を上げるにつれ次第に減衰する。初期エンジンノ
イズは、打上げ装置全体中に響きわたり、最終的には打
上げ機フェアリング中へ伝わり、ここで宇宙航行機に当
たる。宇宙航行機の受ける音響エネルギのレベルを減少
させるために、打上げ機は、宇宙航行機を包囲し、明ら
かに生じる風荷重から保護し、幾分かの音響エネルギを
吸収するシュラウドを有している。しかしながら、シュ
ラウドは、ペイロード又は本体荷重の十分な音響的保護
手段とはならない。シュラウドを補充し、宇宙航行機の
音響的保護作用を増す手段が用いられており、かかる手
段として、吸音材料をシュラウドに付加することが挙げ
られる。かかる吸音材料は、音響保護作用を幾分か付加
するが、他方、望ましくない重量を打上げ機に付加して
上昇能力を減少させる。
【0003】ペイロードは、宇宙航行機用バスに取り付
けられている。ハニカム板心材上に設けられた孔無しの
黒鉛又はアルミニウム表面板から成るハニカムパネルが
通常はバス上に配置され、又はバスを構成している。パ
ネルに当たる音響エネルギが反射され、パネル中に吸収
され、或いはパネル中に伝えられる。吸収されたエネル
ギにより、パネルの励振が生じることになる。パネルに
よる減音度又は透過損は、反射又は吸収による入口側フ
ェースと出口側フェースとの間の音響エネルギ損に関係
がある。公知のハニカムパネルは、この減音度を示し、
吸音性を最大にしてノイズを軽減するよう設計されてい
る。振動音響学的技術は、かなりの表面積を有していて
軽荷重が加えられたハニカムパネルにとって重要であ
る。かかるパネルは、高剛性且つ軽量であって減衰率が
低く、音響結合率が高いのでリフトオフ中に音響励振作
用を受けやすい。一般に、複合材料製の表面板を備えた
パネルは、アルミニウムで作られた表面板を備えるパネ
ルよりも高いレベルで応答する。パネルの応答性は、そ
の分布荷重の状態によって大きな影響を受ける。軽荷重
を加えたパネルは、平方フィート当たりの質量の倍数に
等しい荷重を有するパネルよりも応答性が非常に高い。
複合材料製のパネルは又、アルミニウム製パネルよりも
低い減衰率を示し、これは例えば、高い応答性に関係し
ている。なお、その原因は、前者が接着によるジョイン
トが行なわれるのに対して後者はボルト留めによるジョ
イントが行なわれることにある。宇宙航行機は重量の制
約のために現在では重い金属部品に代えて個数が増える
傾向のある複合材料製部品を利用しており、それにより
バスの構造重量が最大20〜30%減少する場合が多
い。
【0004】機器区画室パネルに取り付けられる電子ア
センブリの場合、できるだけ振動を受けないようにする
ことが重要である。その理由は、電子装置の故障は機械
的振動に結びつく場合が非常に多く、かかる機械的振動
は電子部品の過剰応力又は疲労に起因して故障条件を生
じさせるからである。宇宙航行機用機器は、20〜20
00Hzの帯域幅の振動に耐えるような仕様になってい
るが、大抵の場合、約200〜300Hzの低周波数範
囲の振動を受けやすい。音響振動レベルが実際に構造用
ハードウエアを損傷させるのに十分なほど高いことが稀
にあるが、むしろ電子装置は全体設計中の弱いリンクで
ある。音響振動はパネルを駆動し、電子装置を振動させ
ると共に著しく付加的に加速させる。電子装置の故障の
恐れは、リフトオフ中の数秒間で最も高い。
【0005】公知の音響振動減少法として、質量を一層
大きな構造体の形態でパネルに付加すること、又はエネ
ルギ吸収又は散逸装置を使用することが挙げられる。質
量又はエネルギ吸収/散逸装置を付加することにより、
音響振動の減少が達成されるが、他方、付加質量と関連
した宇宙航行機の打上げ費用が著しく増大し、したがっ
て総合的的には全く満足できない。かくして、高エネル
ギ音響環境、例えば宇宙航行機で使用されるパネル構造
部材であって、パネル構造部材及びこれが取り付けられ
た構成部品の音響エネルギの吸収度及び構造的な音響励
起振動を減少させ、しかも軽量であるパネル構造部材が
要望されている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述の要望を
満たす改良型構造部材を提供する。特に、本発明は、高
エネルギ音響環境で用いられる低音響振動構造部材を提
供する。かかる低音響振動構造部材は、代表的には、第
1の入口側フェース、第1の出口側フェース、及び入口
側フェースと出口側フェースとの間で貫通して延びる複
数の第1の孔を備えた第1の表面板を有する多層パネル
の形態をしている。第2の表面板が、第2の入口側フェ
ース、第2の出口側フェース、及び入口側フェースと出
口側フェースとの間で貫通して延びる複数の第2の孔を
有している。入口側表面及び出口側表面を有する心材
が、第1の表面板と第2の表面板との間に設けられてい
る。第1の表面板は、心材の入口側表面に向き、第2の
表面板は、心材の出口側表面に向いている。心材は、入
口側表面と出口側表面との間に延びる複数の通路を備え
ている。心材は代表的には、第1の表面板及び第2の表
面板に対して実質的に垂直に差し向けられた複数のセル
を含むハニカム板である。
【0007】第1及び第2の表面板の孔は好ましくは、
心材の通路と実質的に互いに整列した状態で連通してい
て、それによりパネルを貫通する連続チャンネルを形成
している。チャンネルは、パネルの音響励起振動を減少
させる。第1の及び第2の表面板は、軽量金属、金属マ
トリックス複合材料、又はポリマーマトリックス複合材
料で構成されている。ハニカム板は代表的には、軽量金
属で構成されている。本発明の低音響振動構造部材は、
約20Hz〜約500Hzの周波数範囲にわたって減少
した音響励起振動特性を有すると共に軽量であり、それ
により厳格な重量について厳格な制約のある用途に用い
るのに最適である。パネル構造は宇宙航行機用途に特に
適している。パネルを宇宙航行機構造体、例えば宇宙航
行機用バス内に用いると、宇宙航行機の打上げ中、宇宙
航行機用バス及びバスに取り付けられたペイロードの音
響保護を可能にすると共にその音響励起振動を減少させ
ることができる。宇宙航行機用バス内でのパネルの代表
的用途は、機器区画室パネルである。
【0008】低音響振動構造部材は、振動が関心事であ
るような他の宇宙航行機用途、例えばアンテナ反射器に
も使用できる。本発明の上記及び他の特徴及び利点は、
以下の詳細な説明、特許請求の範囲及び添付の図面から
一層良く理解されよう。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の低音響振動構造部材が図
1〜図3に示されている。図示の低音響振動構造部材
は、第1の表面板12、心材14及び第2の表面板16
からなるパネル10の形態をしている。この構造部材
は、後述のように他の形態をとってもよい。図3を参照
すると、第1の表面板12は、入口側フェース18及び
出口側フェース20を有している。フェース18,20
は代表的には平らである。複数の第1の孔22が、入口
側フェース18と出口側フェース20との間で第1の表
面板12を貫通して形成されている。表面板は、高さ
H、幅W及び厚さTを有している。パネルの寸法は、パ
ネルの用途に応じて変更可能である。
【0010】第1の孔22の代表的形状は円形である。
変形例として、孔22は、他の非円形の形状をしてもよ
い。孔22は代表的には、直径が約0.001インチ〜
約0.125インチ(約0.0254〜約3.175m
m)、孔の中心間距離Sは、約0.007インチ〜約
0.5インチ(約0.1778〜約12.7mm)であ
る。孔22を図示のように千鳥状パターンで配列するの
がよく、或いは変形例として他のパターン、例えば行及
び列を整列させたパターン(図示せず)に配列してもよ
い。孔22は、第1の表面板12の入口側フェース18
の面積の約8%〜約51%の総横断面積を有するのがよ
い。この比率を増すと、パネル10の重量は減少する
が、パネルの曲げ強さが減少する。一般に、孔のサイズ
を大きくすると、パネルの曲げ強さが減少する。という
のは、大きな孔はパネル内において応力増大手段として
働くからである。孔22のサイズ、間隔及び面積比率
は、後述するような音響応答及びパネル剛性及び曲げ強
さを含む性能面での事情を考慮して変更可能である。
【0011】第1の表面板12の厚さは代表的には、約
0.025インチ〜約0.125インチ(約0.635
〜約3.175mm)である。後述のように、パネル10
を宇宙航行機用バス内で機器区画室パネルとして使用で
きる。電子装置、例えばセンサ、アンテナ及びデータ測
定計器等からパネル10に加わる質量は、代表的には約
3〜4lb/ft2 (14.64〜19.52Kg/m2 )で
ある。心材14は、第1の表面板12と第2の表面板1
6が取り付けられた互いに反対側に位置する表面を有し
ている。図3に示すように、心材14は代表的には、第
1の表面板12の出口側フェース20に当接した入口側
フェース又は入口側端部24及び第2の表面板16の第
2の入口側フェース28に当接した出口側フェース又は
出口側端部26を有するハニカム板である。ハニカム板
形態の心材14は、第1の表面板12及び第2の表面板
16に実質的に垂直に差し向けられた通路32を構成す
る複数のセル30を有している。セル30は代表的には
六角形の形状をしていて、代表的な直径は約0.125
インチである。変形例として、セル30の形状は、他の
多角形の形状であってもよく、或いは円形であってもよ
い。心材14の厚さは代表的には、約0.625インチ
〜約1.25インチ(約15.875〜約31.75m
m)である。セル30の直径及び心材14の厚さは、パ
ネル10の強度及び剛性に関する要件に応じて変更可能
である。
【0012】第2の表面板16は、第2の入口側フェー
ス28、第2の出口側フェース34及び第2の入口側フ
ェース28と第2の出口側フェース34との間で第2の
表面板16を貫通して延びる複数の第2の孔36を有し
ている。第1の孔22、通路32及び第2の孔36は、
パネル10を貫通するチャンネル38を構成している。
第1の表面板12及び第2の表面板16を、適当な軽金
属、金属マトリックス複合材料又はポリマーマトリック
ス複合材料で構成するのがよい。適当な金属としては、
アルミニウム、チタン及びマグネシウムが挙げられる。
適当な金属マトリックス複合材料としては、アルミニウ
ムマトリックス、チタンマトリックス、マグネシウムマ
トリックス、シリコン繊維、炭化チタン繊維及びホウ化
チタン繊維を挙げることができる。
【0013】適当なポリマーマトリックス複合材料とし
ては、熱硬化性又は熱可塑性マトリックス及び種々の配
合の埋込み繊維を含む繊維強化プラスチック複合材料が
挙げられる。例えば、マトリックスは、エポキシ系樹脂
及びポリシアナート系樹脂を含むのがよい。エポキシ樹
脂マトリックス及び黒鉛繊維で構成されたエポキシ黒鉛
複合材料は極めて軽量であって、高い横方向剛性を備え
る。また、エポキシ黒鉛複合材料は熱膨張率が小さいの
で熱的寸法安定性が高く、精密計器類への取付け上、有
利である。適当なエポキシ黒鉛有孔複合材料は、マサチ
ューセッツ州ウォルサム所在のアズテックス社から市販
されている。連続繊維ポリマーマトリックス複合材料
は、アルミニウム製表面板と比べて優れた強度及び剛性
対重量比、すなわち比強度及び比剛性を備えている。例
えば約0.025インチの小さな孔直径を有する複合材
料板の場合、複合材料繊維を、繊維を破損させたり複合
材料板の強度を減少させないで孔周りに緩く編むのがよ
い。
【0014】黒鉛繊維と類似した性質を有する他の繊維
材料、例えば「ケブラー(KEVLAR)」及びガラス繊維を
表面板12,16中に用いてもよいが、これは任意であ
る。心材14は代表的にはアルミニウムで作られてい
る。アルミニウム製ハニカム板の密度は約3.1〜3.
3lb/ft3 (0.0496〜0.0528g/cm3 )で
ある。心材14を構成するのに適当な軽量の金属及び非
金属材料、例えば成形プラスチックを用いてもよいが、
これは任意である。第1の表面板12及び第2の表面板
16を適当な接着剤を用いて心材14に取り付けるのが
よい。接着剤として、例えばミネソタ州セントポール所
在のスリーエム・コーポレーションから入手できるFM
964系接着剤を挙げることができる。
【0015】第1の表面板12及び第2の表面板16は
それぞれ、多数の薄い層で構成された層状構造を有する
のがよく、異なる層の孔は、互いに整列している(図示
せず)。パネル10は音響励起振動を減少させる上で重
要な作用効果を発揮する。パネル10の平らな有孔構造
は、従来型非有孔音響パネルと比べて、音の位相及び向
きとは無関係に外部音圧に効果的に結合するということ
はない。構造上の音響結合を減少させると、パネル10
によって生じる振動エネルギが結果的に小さくなる。パ
ネルの各側における逆位相の圧力差は著しく減少する。
というのは、第1の表面板12、第2の表面板16及び
心材14に形成された孔が、貫通チャンネルを構成し、
圧力がパネルを容易に突き抜けることができるようにす
るからである。圧力差を減少させると、パネルが音によ
って駆動される度合が小さくなる。
【0016】以下の非限定的な実験例は、本発明の利点
を教示している。実験例 ハニカム心材の両側に有孔表面板を取り付けた本発明の
パネルを製作し、ホワイトノイズ音響励振に対する応答
又はレスポンスについてテストした。パネル表面板を、
厚さが0.025インチ(0.635mm)のアルミニウ
ム板で製作し、種々のサイズ及び間隔の孔を表面板の厚
さを貫通して形成した。各パネルについての両方の表面
板は、互いに同一の孔サイズ及び孔間隔を有していた。
図2を参照すると、パネルの全体寸法は、高さが35イ
ンチ(88.9cm)、幅が43インチ(109.22c
m)、厚さが0.75インチ(1.9cm)であった。ハ
ニカム心材を、アルミニウムで構成し、セル直径が0.
125インチ、肉厚が0.0007(0.0178mm)
インチ、等価心材密度が3.1lb/ft3 (0.0496
g/cm3 )であった。
【0017】以下の表1は、パネルの表面板についての
孔の性状を記載している。パネル1は、孔の無い中実の
表面板から成るものであった。パネル2〜4の孔間隔は
0.25インチ(6.35mm)であるが、これらの孔直
径、平方インチあたりの孔の個数、表面板の表面積に対
する孔の総面積の比率はそれぞれ互いに異なっていた。
パネル5及びパネル6の孔間隔は0.5インチ(12.
7mm)であり、列記した孔の性状は互いに異なってい
た。
【0018】
【表1】 表 1 ────────────────────────────────── パネル 孔直径 孔間隔 平方インチ当たり 孔総面積/パ (インチ ) (インチ ) の孔の個数 ネル表面積(%) 1 − − − 0 ────────────────────────────────── 2 0.08 0.25 24 11.5 ────────────────────────────────── 3 0.09 0.25 32 22 ────────────────────────────────── 4 0.19 0.25 18.5 51 ────────────────────────────────── 5 0.19 0.5 4.6 12.6 ────────────────────────────────── 6 0.25 0.5 5 23 図4を参照すると、パネル10を、無響室40内におい
て各側に4フィート(約1.2m)置き、ノイズ源残響
室44に通じる窓42から約1フィート(約0.3m)
置いて個々に吊り下げた。パネルをこのように自由に吊
り下げ、それによりパネルをテスト構造体に固定的に取
り付けた場合と関連した境界条件を回避した。残響室4
4内において400ワットのスピーカー46でパネルの
音響励振を生じさせた。パネル近傍の場所の音圧レベル
を測定するための入力マイクロフォン(図示せず)をパ
ネルから約6インチ(15.24cm)のところに配置し
た。音響励振に対するパネルの応答状態を記録するため
の加速度計48をパネル10の下の隅に配置した。パネ
ルの任意の隅について500Hz以下のほぼ全ての振動
モードを観察できるようにした。
【0019】各パネルを約66dB〜約92dBの範囲
にわたる平均ホワイトノイズ音圧レベル(SPL)でテ
ストした。不規則振動スペクトル密度(PSD)に対す
る応答をヒューレットパッカード社製のスペクトル分析
器(モデルNo.3563A)で記録したが、これは、
図5に91dB・SPLで各パネルについて示されてい
る。二乗平均値(Grms)加速度レベルをパネルのRSD
応答から計算した。SPLが66dB、86dB、91
dBの場合のGrms加速度レベルをそれぞれ図6〜図8に
グラフに示すと共に以下の表2に記載している。Grmsレ
ベルは、例えば図5に示すようなPSD応答曲線の下側
の面積に関係し、テスト中パネルによって吸収されるエ
ネルギの総量を表わしている。
【0020】
【表2】 表 2 ──────────────────── パネル加速度応答(Grms) パネル 91dB 91dB 91dB ・SPL ・SPL ・SPL 1 15.30 6.372 0.0629 ──────────────────── 2 0.27 0.072 0.0008 ──────────────────── 3 0.07 0.021 0.0003 ──────────────────── 4 0.02 0.004 0.0001 ──────────────────── 5 0.13 0.039 0.0023 ──────────────────── 6 1.88 0.672 0.0054 Grms結果の示すところによれば、有孔表面板を有する各
パネル(パネル2〜6)のエネルギ吸収及び振動レベル
は、テストした音圧及び可聴周波数範囲にわたって非有
孔表面付きの板パネル(パネル1)のものと比べて減少
した。パネル4とパネル5を比べると、孔直径が同じ場
合に孔の間隔を0.25インチから0.5インチに増大
すると、91dB・SPL、86dB・SPL、66d
B・SPLにおけるパネル応答も増大し、パネル5にお
ける音響エネルギとパネルとの音響−構造結合度が増大
することを示している。テスト結果の示すところによれ
ば、各々孔間隔が同一であるが、孔直径の異なるパネル
2〜4については、パネル表面板の表面積に対する孔の
総横断面積の比率は、パネルエネルギ吸収度に著しい影
響を及ぼした。特に、この比率が11.5%から51%
に増大すると、Grmsは著しく減少した。この結果の示す
ところによれば、孔がパネル表面積の減少分をカバーす
るのでパネルのエネルギ吸収度は増大する。パネルは
又、多量の音響エネルギを吸収した結果として、増大し
た音響励起振動を呈する。パネル5及びパネル6の相対
的応答の値は、音響モードとパネルモードの組合せで
は、恐らくはエネルギ量が異なることに起因して86d
B及び91dBよりも66dBの場合のほうにおいて近
かった。また、パネル5内の通路は、パネル6と同程度
には整列していなかった。
【0021】孔直径はそれだけでは、パネル応答に対し
て見掛けの強い影響を及ぼさなかった。孔直径は、相互
間隔の大きな孔が心材を貫通してパネルの一方の側から
他方の側まで整列していない場合(換言すると、表面板
の孔と心材の通路が互いに不整列状態であることによ
り、その結果としてパネル全体の厚さを貫通するチャン
ネルが不連続状態になる場合)に意味を持つにすぎなか
った。孔間隔は又、各パネルからの反射音レベルに影響
を及ぼした。これは、孔間隔が大きな(パネル5及び
6)又は孔の無い(パネル1)パネルについての平均S
PLマイクロフォンの読みが僅かに高いことにより立証
された。逆に、孔密度が大きい場合(パネル2〜4)に
は、パネルからの反射音のマイクロフォンによる測定値
が小さかった。スピーカーは、各パネルについて同一の
入力で駆動された。
【0022】テスト結果の示すところによれば、パネル
の両フェース間に延びるチャンネルは音響エネルギをパ
ネルを通過させることができるよう連続であることが重
要である。これは、表面板の孔サイズ及び孔間隔に対し
て心材のセル直径が小さい場合に特に重要である。表面
板の孔と心材の通路が整列していないと、パネルを通過
する圧力伝達度が減少し、しかも、このパネルは、非有
孔表面板を有するパネルの音響吸収挙動に近づくように
なる。心材のセル直径よりも直径及び間隔が非常に小さ
い孔を備えた表面板の場合には、2つの表面板が互いに
整列するということの重要性は低い。図9を参照する
と、本発明のパネル10を、例えば宇宙航行機用バス5
0内に使用することができる。図示のように、バス50
は、パネル10が取り付けられたフレーム52を有して
いる。パネル10は、機器区画室パネルであるのがよ
い。変形例として、パネル10は、宇宙航行機用バス5
0のフレームを形成してもよい。ペイロードは代表的に
は、パネルの内側フェース(図示せず)に取り付けられ
る。本発明を備えた宇宙航行機の打上げ中、音圧はパネ
ル10を通過し、かくして電子装置の音響励起振動が減
少すると共に宇宙航行機用バスの音響励起振動も減少す
る。その結果、取扱に慎重を要する高感度のペイロード
構成部品、例えば電子装置に対する振動による損傷の可
能性は、非有孔表面板を有する公知のパネルと比較して
著しく低い。
【0023】図10A及び図10Bを参照すると、パネ
ル10は、種々の構成の取付け用ブラケットを用いて支
持構造体に取付け可能である。たとえば、図10Aに示
すように、パネル10の両表面板12,16をブラケッ
ト54に取り付けることができる。変形例として、図1
0Bに示すように、パネル10の周囲を、パネルを貫通
する小さな締結具及びインサート58を用いてブラケッ
ト56に締結してもよい。小さなインサート(図示せ
ず)が内部に結合されているパネルを貫通するよう寸法
決めされた締結具を用いて、電子部品をパネル10に取
り付けることができる。振動音響学的現象に起因する振
動環境を判定することは、宇宙航行機の設計にあたり手
の一層込んだ仕事のうちの一つである。本発明のパネル
10は、振動音響学的環境において約20〜500Hz
において主要な減少をもたらすので、取り付けられた状
態にある高感度の電子装置を特定したり、或いはテスト
さえする必要がなくなる。宇宙航行機用電子アセンブリ
は代表的には、製造中の欠陥をスクリーニングするため
の振動検査にかけられるが、残存性(survivability)を
定めるための厳格な高レベル検査は不要である。かくし
て、本発明は、コスト高の検査出費を減少させることが
できる。
【0024】パネル10を音響励振による悪影響を受け
る他の種々の構造体に使用できることが考えられる。パ
ネル構造部材は、かなりの表面積を有すると共に軽量の
荷重、例えばアンテナ反射器が加わる構造体への使用に
特に有利であり、音響励振に対する構造応答の減少によ
る利益を得ることができる。本発明をその好ましい実施
形態に関して詳細に説明したが、他の形態も実施可能で
ある。したがって、特許請求の範囲に記載された本発明
の範囲は、明細書に記載された好ましい実施形態の説明
に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の低音響振動構造部材の斜視図である。
【図2】図1の構造部材の有孔表面板の平面図である。
【図3】図1の低音響振動構造部材の部分切欠き拡大斜
視図である。
【図4】ノイズに対する低音響振動構造部材の応答性を
テストするために使用される音響テスト室の概略斜視図
である。
【図5】91dB・SPLの入力時における低音響振動
構造部材のスペクトル密度(PSD)と可聴周波数の関
係を表すグラフ図である。
【図6】低音響振動構造部材の加速度応答と66dBの
音圧レベル(SPL)との関係を表すグラフ図である。
【図7】低音響振動構造部材の加速度応答と86dB・
SPL入力との関係を表すグラフ図である。
【図8】低音響振動構造部材の加速度応答と91dB・
SPL入力との関係を表すグラフ図である。
【図9】宇宙航行機用バス内で機器区画室パネルとして
用いられた低音響振動構造部材を示す図である。
【図10】(A)及び(B)は、低音響振動構造部材を
支持構造体に取り付けるための互いに別構成の取付け用
ブラケットを示す図である。
【符号の説明】
10 低音響振動構造部材 12,16 表面板 14 心材 22,36 孔 32 通路 38 チャンネル 50 宇宙航行機用バス
【手続補正書】
【提出日】平成10年9月7日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
フロントページの続き (72)発明者 ジェフリー エル ベイカー アメリカ合衆国 カリフォルニア州 92649 ハンティントン ビーチ ナッソ ー レーン 16171

Claims (29)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 低音響振動構造部材であって、第1の表
    面、第1の表面と反対側の第2の表面、及び第1の表面
    と第2の表面との間で貫通して延びる複数の通路を有す
    る心材と、心材の第1の表面上に設けられていて、複数
    の第1の貫通した孔を有する第1の表面板と、心材の第
    2の表面上に設けられていて、複数の第2の貫通した孔
    を有する第2の表面板とから成り、第1の孔及び第2の
    孔は、前記通路と実質的に互いに整列した状態で連通し
    ており、それにより低音響振動構造部材を貫通する複数
    の連続チャンネルを形成し、該チャンネルは約20Hz
    〜約500Hzの可聴周波数範囲にわたって低音響振動
    構造部材の音響励起振動を減少させることを特徴とする
    低音響振動構造部材。
  2. 【請求項2】 心材は、ハニカム板から成ることを特徴
    とする請求項1記載の低音響振動構造部材。
  3. 【請求項3】 第1の表面板及び第2の表面板は、ポリ
    マーマトリックス繊維強化複合材料で構成されているこ
    とを特徴とする請求項1記載の低音響振動構造部材。
  4. 【請求項4】 第1の表面板は、一対の互いに反対側の
    第1のフェースを有し、第2の表面板は、一対の互いに
    反対側の第2のフェースを有し、第1のフェースの各々
    及び第2のフェースの各々のそれぞれの面積に対する第
    1の孔及び第2の孔の総横断面積の比率はそれぞれ、約
    0.5以下であることを特徴とする請求項1記載の低音
    響振動構造部材。
  5. 【請求項5】 低音響振動パネルであって、第1の表
    面、第1の表面と反対側の第2の表面、及び第1の表面
    と第2の表面との間で貫通して延びる複数の通路を有す
    る心材と、心材の第1の表面上に設けられていて、ポリ
    マーマトリックス繊維強化複合材料で構成され、複数の
    第1の貫通した孔を有する第1の表面板と、心材の第2
    の表面上に設けられていて、ポリマーマトリックス繊維
    強化複合材料で構成され、複数の第2の貫通した孔を有
    する第2の表面板とから成り、第1の孔及び第2の孔
    は、前記通路と実質的に互いに整列した状態で連通し、
    それにより低音響振動パネルの音響励起振動を減少させ
    るよう低音響振動パネルを貫通する複数の連続チャンネ
    ルを形成していることを特徴とする低音響振動パネル。
  6. 【請求項6】 第1の孔及び第2の孔は、約0.001
    インチ〜約0.2インチ(約0.0254〜約5.08
    mm)の直径及び約0.007〜約0.5インチ(約0.
    1778〜約12.7mm)の中心間距離を有することを
    特徴とする請求項5記載の低音響振動パネル。
  7. 【請求項7】 第1の表面板は、一対の互いに反対側の
    第1のフェースを有し、第2の表面板は、一対の互いに
    反対側の第2のフェースを有し、第1のフェースの各々
    及び第2のフェースの各々のそれぞれの面積に対する第
    1の孔及び第2の孔の総横断面積の比率はそれぞれ、約
    0.5以下であることを特徴とする請求項5記載の低音
    響振動パネル。
  8. 【請求項8】 第1の表面板及び第2の表面板はそれぞ
    れ、約0.025〜約0.125インチ(約0.635
    〜約3.175mm)の厚さを有することを特徴とする請
    求項5記載の低音響振動パネル。
  9. 【請求項9】 心材は、アルミニウム製ハニカム板から
    成り、第1及び第2の表面板は、エポキシ黒鉛複合材料
    で構成されていることを特徴とする請求項5記載の低音
    響振動パネル。
  10. 【請求項10】 低音響振動パネルであって、第1の入
    口側フェース、第1の出口側フェース、及び入口側フェ
    ースと出口側フェースとの間で貫通して延びる複数の第
    1の孔を有し、ポリマーマトリックス繊維強化複合材料
    で構成されている第1の表面板と、各々が、第1の出口
    側フェースに当接している入口側端部及び出口側端部を
    有する複数のセルを含むハニカム板とを有し、セルは各
    々、ハニカム板を貫通する通路を構成し、低音響振動パ
    ネルは更に、セルの出口側端部に当接している第2の入
    口側フェース、第2の出口側フェース、及び第2の入口
    側フェースと第2の出口側フェースとの間で貫通して延
    びる複数の第2の孔を有し、ポリマーマトリックス繊維
    強化複合材料で構成されている第2の表面板を有し、第
    1の孔及び第2の孔は、前記通路と実質的に互いに整列
    した状態で連通し、それにより低音響振動パネルを貫通
    する複数の連続チャンネルを形成し、該チャンネルは約
    20Hz〜約500Hzの可聴周波数範囲にわたって低
    音響振動パネルの音響励起振動を減少させることを特徴
    とする低音響振動パネル。
  11. 【請求項11】 第1の孔及び第2の孔は、約0.00
    1インチ〜約0.2インチ(約0.0254〜約5.0
    8mm)の直径及び約0.007〜約0.5インチ(約
    0.1778〜約12.7mm)の中心間距離を有するこ
    とを特徴とする請求項10記載の低音響振動パネル。
  12. 【請求項12】 第1の入口側フェースの各々及び第2
    の入口側フェースの各々のそれぞれの面積に対する第1
    の孔及び第2の孔の総横断面積の比率はそれぞれ、約
    0.5以下であることを特徴とする請求項10記載の低
    音響振動パネル。
  13. 【請求項13】 第1の表面板及び第2の表面板はそれ
    ぞれ、約0.025〜約0.125インチ(約0.63
    5〜約3.175mm)の厚さを有することを特徴とする
    請求項10記載の低音響振動パネル。
  14. 【請求項14】 ハニカム板は、アルミニウムで構成さ
    れ、第1及び第2の表面板は、黒鉛繊維強化プラスチッ
    ク複合材料で構成されていることを特徴とする請求項1
    0記載の低音響振動パネル。
  15. 【請求項15】 宇宙航行機用バス組立体であって、低
    音響振動構造部材を有し、低音響振動構造部材は、第1
    の表面、第1の表面と反対側の第2の表面、及び第1の
    表面と第2の表面との間で貫通して延びる複数の通路を
    有する心材と、心材の第1の表面上に設けられていて、
    複数の第1の貫通した孔を有する第1の表面板と、心材
    の第2の表面上に設けられていて、複数の第2の貫通し
    た孔を有する第2の表面板とから成り、第1の孔及び第
    2の孔は、前記通路と実質的に互いに整列した状態で連
    通しており、それにより約20Hz〜約500Hzの可
    聴周波数範囲にわたって宇宙航行機用バスの音響励起振
    動を減少させるよう低音響振動パネルを貫通する複数の
    連続チャンネルを形成していることを特徴とする宇宙航
    行機用バス組立体。
  16. 【請求項16】 第1の表面板及び第2の表面板は、ポ
    リマーマトリックス繊維強化複合材料で構成されている
    ことを特徴とする請求項15記載の宇宙航行機用バス組
    立体。
  17. 【請求項17】 第1の表面板及び第2の表面板は、繊
    維強化プラスチック複合材料で構成され、心材は、ハニ
    カム板から成ることを特徴とする請求項15記載の宇宙
    航行機用バス組立体。
  18. 【請求項18】 第1の孔及び第2の孔は、約0.00
    1インチ〜約0.2インチ(約0.0254〜約5.0
    8mm)の直径及び約0.007〜約0.5インチ(約
    0.1778〜約12.7mm)の中心間距離を有するこ
    とを特徴とする請求項17記載の宇宙航行機用バス組立
    体。
  19. 【請求項19】 第1の表面板は、一対の互いに反対側
    の第1のフェースを有し、第2の表面板は、一対の互い
    に反対側の第2のフェースを有し、第1のフェースの各
    々及び第2のフェースの各々のそれぞれの面積に対する
    第1の孔及び第2の孔の総横断面積の比率はそれぞれ、
    約0.5以下であることを特徴とする請求項15記載の
    宇宙航行機用バス組立体。
  20. 【請求項20】 低音響振動構造部材は、少なくとも一
    つの機器区画室パネルを構成していることを特徴とする
    請求項15記載の宇宙航行機用バス組立体。
  21. 【請求項21】 低音響振動構造部材は、宇宙航行機用
    バスのフレームを構成していることを特徴とする請求項
    15記載の宇宙航行機用バス組立体。
  22. 【請求項22】 打上げ中の宇宙航行機用バスの音響励
    起振動を減少させる方法であって、宇宙航行機用バスの
    少なくとも一部を少なくとも一枚の低音響振動パネルで
    形成する段階を有し、各低音響振動パネルは、第1の表
    面、第1の表面と反対側の第2の表面、及び第1の表面
    と第2の表面との間で貫通して延びる複数の通路を有す
    る心材と、心材の第1の表面上に設けられていて、複数
    の第1の貫通した孔を有する第1の表面板と、心材の第
    2の表面上に設けられていて、複数の第2の貫通した孔
    を有する第2の表面板とから成り、第1の孔及び第2の
    孔は、前記通路と実質的に互いに整列した状態で連通し
    ており、それにより低音響振動パネルを貫通する複数の
    連続チャンネルを形成し、該チャンネルは約20Hz〜
    約500Hzの可聴周波数範囲にわたって打上げ中の宇
    宙航行機用バスの音響励起振動を減少させることを特徴
    とする方法。
  23. 【請求項23】 少なくとも一つの電子部品を低音響振
    動パネルに取り付ける段階を更に有することを特徴とす
    る請求項22記載の方法。
  24. 【請求項24】 宇宙航行機用バスは、フレームを有
    し、前記形成段階では、複数の低音響振動パネルをフレ
    ームに取り付けることを特徴とする請求項22記載の方
    法。
  25. 【請求項25】 第1の表面板及び第2の表面板は、ポ
    リマーマトリックス繊維強化複合材料で構成され、心材
    は、ハニカム板から成ることを特徴とする請求項22記
    載の方法。
  26. 【請求項26】 第1の孔及び第2の孔は、約0.00
    1インチ〜約0.2インチ(約0.0254〜約5.0
    8mm)の直径及び約0.007〜約0.5インチ(約
    0.1778〜約12.7mm)の中心間距離を有するこ
    とを特徴とする請求項22記載の方法。
  27. 【請求項27】 第1の表面板は、一対の互いに反対側
    の第1のフェースを有し、第2の表面板は、一対の互い
    に反対側の第2のフェースを有し、第1のフェースの各
    々及び第2のフェースの各々のそれぞれの面積に対する
    第1の孔及び第2の孔の総横断面積の比率はそれぞれ、
    約0.5以下であることを特徴とする請求項22記載の
    方法。
  28. 【請求項28】 音響環境の影響を受ける構造体の音響
    励起振動を減少させる方法であって、構造体を準備する
    段階と、少なくとも一枚の低音響振動パネルを構造体に
    取り付ける段階とを有し、各低音響振動パネルは、第1
    の表面、第1の表面と反対側の第2の表面、及び第1の
    表面と第2の表面との間で貫通して延びる複数の通路を
    有する心材と、心材の第1の表面上に設けられていて、
    複数の第1の貫通した孔を有する第1の表面板と、心材
    の第2の表面上に設けられていて、複数の第2の貫通し
    た孔を有する第2の表面板とから成り、第1の孔及び第
    2の孔は、前記通路と実質的に互いに整列した状態で連
    通し、それにより音響環境の影響を受けたとき、構造体
    の音響励起振動を減少させるよう低音響振動パネルを貫
    通する複数の連続流れチャンネルを形成していることを
    特徴とする方法。
  29. 【請求項29】 構造体は、宇宙航行機の宇宙航行機用
    バスを構成し、低音響振動パネルは、宇宙航行機の打上
    げ中における宇宙航行機の音響励起振動を減少させるこ
    とを特徴とする請求項28記載の方法。
JP10183908A 1997-07-02 1998-06-30 低音響励起振動応答性の構造部材 Pending JPH1191017A (ja)

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