JPH119222A - 嘔吐予防食品 - Google Patents
嘔吐予防食品Info
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- JPH119222A JPH119222A JP9163669A JP16366997A JPH119222A JP H119222 A JPH119222 A JP H119222A JP 9163669 A JP9163669 A JP 9163669A JP 16366997 A JP16366997 A JP 16366997A JP H119222 A JPH119222 A JP H119222A
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- Japan
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- food
- solution
- pectin
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 流動食摂取による嘔吐を予防し、また、経管
投与にも適している嘔吐予防食品を提供すること。 【解決手段】 ローメトキシルペクチン溶液からなる嘔
吐予防食品、または、ローメトキシルペクチン溶液とカ
ルシウム溶液とを対にしてなる嘔吐予防食品を提供す
る。
投与にも適している嘔吐予防食品を提供すること。 【解決手段】 ローメトキシルペクチン溶液からなる嘔
吐予防食品、または、ローメトキシルペクチン溶液とカ
ルシウム溶液とを対にしてなる嘔吐予防食品を提供す
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、嘔吐予防食品に関
する。詳しくは、流動食を用いて栄養摂取をしている場
合の代表的な副作用のひとつである「嘔吐」を予防する
ための食品に関する。
する。詳しくは、流動食を用いて栄養摂取をしている場
合の代表的な副作用のひとつである「嘔吐」を予防する
ための食品に関する。
【0002】
【従来の技術】流動食により栄養を摂取している患者
は、胃の中にたまった食物を小腸へ排出する力が弱くな
っているケースが多く、胃の中に一定量以上の流動食が
たまると嘔吐してしまう場合がある。従来より、このよ
うな嘔吐を予防するための方法として、流動食の投与速
度を落とす、流動食の投与量を減らす、流動食を希釈し
て胃から腸へ流れやすくする、患者の座位を工夫すると
いう方法のほか、薬物により胃から腸への排出を促進さ
せたり、流動食をゲル化して摂取させていた。
は、胃の中にたまった食物を小腸へ排出する力が弱くな
っているケースが多く、胃の中に一定量以上の流動食が
たまると嘔吐してしまう場合がある。従来より、このよ
うな嘔吐を予防するための方法として、流動食の投与速
度を落とす、流動食の投与量を減らす、流動食を希釈し
て胃から腸へ流れやすくする、患者の座位を工夫すると
いう方法のほか、薬物により胃から腸への排出を促進さ
せたり、流動食をゲル化して摂取させていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、投与速
度を落とすと長時間投与し続けなければならず、投与量
を減らすと栄養が不足し、希釈すると多量に摂取しなけ
ればならず、また、座位の工夫だけで嘔吐を予防するの
は難しいという問題があった。一方、薬物の使用はでき
るだけ避ける方が好ましく、また、流動食をゲル化する
と強制的に押し込まなければならず、経管投与する場合
にはチューブに詰まってしまうという問題があった。
度を落とすと長時間投与し続けなければならず、投与量
を減らすと栄養が不足し、希釈すると多量に摂取しなけ
ればならず、また、座位の工夫だけで嘔吐を予防するの
は難しいという問題があった。一方、薬物の使用はでき
るだけ避ける方が好ましく、また、流動食をゲル化する
と強制的に押し込まなければならず、経管投与する場合
にはチューブに詰まってしまうという問題があった。
【0004】したがって、本発明は流動食摂取による嘔
吐を予防し、また、経管投与にも適している嘔吐予防食
品を提供することを目的になされたものである。
吐を予防し、また、経管投与にも適している嘔吐予防食
品を提供することを目的になされたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記課題を
解決するために種々検討した結果本発明に到達した。す
なわち、本発明は、(1)ローメトキシルペクチン溶液
からなる嘔吐予防食品、(2)ローメトキシルペクチン
溶液とカルシウム溶液とを対にしてなる嘔吐予防食品、
(3)固形分換算で、ローメトキシルペクチン1gに対
してカルシウム5〜70mgを含有する(2)記載の嘔吐
予防食品、(4)ローメトキシルペクチン溶液の濃度が
12W/V %以下である(1)、(2)又は(3)記載の
嘔吐予防食品、である。
解決するために種々検討した結果本発明に到達した。す
なわち、本発明は、(1)ローメトキシルペクチン溶液
からなる嘔吐予防食品、(2)ローメトキシルペクチン
溶液とカルシウム溶液とを対にしてなる嘔吐予防食品、
(3)固形分換算で、ローメトキシルペクチン1gに対
してカルシウム5〜70mgを含有する(2)記載の嘔吐
予防食品、(4)ローメトキシルペクチン溶液の濃度が
12W/V %以下である(1)、(2)又は(3)記載の
嘔吐予防食品、である。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳細に説明する。
尚、本発明において「%」は特に記載のない限り「重量
%」を意味する。まず、本発明においてローメトキシル
ペクチン(以下、「LMペクチン」という)とは、エス
テル化度が50%以下のペクチンをいう。LMペクチン
にはカルシウムと反応して粘度を上げる性質があり、本
発明ではこの反応を利用している。すなわち、LMペク
チンが流動食の中に含まれるカルシウムと胃の中で反応
して粘度をあげることにより嘔吐を予防するものであ
る。LMペクチンとしては、例えば、レモン、ライム、
オレンジ、グレープフルーツ等の柑橘ペクチンやリンゴ
ペクチン等があげられる。このようなLMペクチンは、
流動食1000kcalに対して3g以上とするとよい。こ
れは、後の試験例にも示すように、流動食を適度な濃度
にする割合だからである。より好ましくは6g以上とす
る。
尚、本発明において「%」は特に記載のない限り「重量
%」を意味する。まず、本発明においてローメトキシル
ペクチン(以下、「LMペクチン」という)とは、エス
テル化度が50%以下のペクチンをいう。LMペクチン
にはカルシウムと反応して粘度を上げる性質があり、本
発明ではこの反応を利用している。すなわち、LMペク
チンが流動食の中に含まれるカルシウムと胃の中で反応
して粘度をあげることにより嘔吐を予防するものであ
る。LMペクチンとしては、例えば、レモン、ライム、
オレンジ、グレープフルーツ等の柑橘ペクチンやリンゴ
ペクチン等があげられる。このようなLMペクチンは、
流動食1000kcalに対して3g以上とするとよい。こ
れは、後の試験例にも示すように、流動食を適度な濃度
にする割合だからである。より好ましくは6g以上とす
る。
【0007】このようなLMペクチンを清水に溶かし、
LMペクチン溶液とするが、濃度は12W/V %以下とす
る。これは、後の試験例にも示すように、経管投与する
場合にチューブに詰まらない濃度だからである。
LMペクチン溶液とするが、濃度は12W/V %以下とす
る。これは、後の試験例にも示すように、経管投与する
場合にチューブに詰まらない濃度だからである。
【0008】また、カルシウム含量が少ない流動食を用
いる際には、別途カルシウム溶液を用いるとよい。この
場合、LMペクチン溶液とカルシウム溶液を対にする。
対にするとは、それぞれの溶液を別々に包装したものが
1セットになっていることをいう。
いる際には、別途カルシウム溶液を用いるとよい。この
場合、LMペクチン溶液とカルシウム溶液を対にする。
対にするとは、それぞれの溶液を別々に包装したものが
1セットになっていることをいう。
【0009】本発明においてカルシウムとは、食用に適
していれば特に限定するものではない。例えば、塩化カ
ルシウム、酢酸カルシウム、醗酵L型乳酸カルシウム、
合成乳酸カルシウム、グルコン酸カルシウム、第一リン
酸カルシウム、リンゴ酸カルシウム、硫酸カルシウム、
水酸化カルシウム、クエン酸カルシウム、第二リン酸カ
ルシウム、第三リン酸カルシウム、骨粉、炭酸カルシウ
ム、貝殻粉、卵殻粉などをあげることができるが、清水
への溶解度が高くカルシウム含量が多い点から、塩化カ
ルシウム、乳酸カルシウム、グルコン酸カルシウムが好
ましい。これらのカルシウムの一種又は二種以上を清水
に溶かしカルシウム溶液とする。濃度は特に問わない
が、固形分換算でLMペクチン1gに対してカルシウム
5〜70mgとなるようにするとよい。これは、後の試験
例にも示すように、LMペクチンとカルシウムが反応し
て流動食を適度な濃度にする割合だからである。より好
ましくは、LMペクチン1gに対しカルシウム10〜5
0mgとする。尚、本発明の包材や容器の形態は特に問わ
ず、例えば、透明パウチ、アルミパウチ袋などがあげら
れる。
していれば特に限定するものではない。例えば、塩化カ
ルシウム、酢酸カルシウム、醗酵L型乳酸カルシウム、
合成乳酸カルシウム、グルコン酸カルシウム、第一リン
酸カルシウム、リンゴ酸カルシウム、硫酸カルシウム、
水酸化カルシウム、クエン酸カルシウム、第二リン酸カ
ルシウム、第三リン酸カルシウム、骨粉、炭酸カルシウ
ム、貝殻粉、卵殻粉などをあげることができるが、清水
への溶解度が高くカルシウム含量が多い点から、塩化カ
ルシウム、乳酸カルシウム、グルコン酸カルシウムが好
ましい。これらのカルシウムの一種又は二種以上を清水
に溶かしカルシウム溶液とする。濃度は特に問わない
が、固形分換算でLMペクチン1gに対してカルシウム
5〜70mgとなるようにするとよい。これは、後の試験
例にも示すように、LMペクチンとカルシウムが反応し
て流動食を適度な濃度にする割合だからである。より好
ましくは、LMペクチン1gに対しカルシウム10〜5
0mgとする。尚、本発明の包材や容器の形態は特に問わ
ず、例えば、透明パウチ、アルミパウチ袋などがあげら
れる。
【0010】次いで、本発明の製造方法について説明す
る。まず、LMペクチン溶液を用意する。LMペクチン
を清水に溶解し、所望の容器に充填密封する。次いで、
長期間保存させる場合には105〜121℃で5〜60
分間加熱滅菌する。
る。まず、LMペクチン溶液を用意する。LMペクチン
を清水に溶解し、所望の容器に充填密封する。次いで、
長期間保存させる場合には105〜121℃で5〜60
分間加熱滅菌する。
【0011】一方、請求項2記載の嘔吐予防食品の場
合、別途カルシウム溶液を用意する。カルシウムを清水
に溶解し、所望の容器に充填密封する。長期間保存させ
る場合には105〜121℃で5〜60分間加熱滅菌す
る。これを前述の容器入りLMペクチン溶液と対にして
本発明の嘔吐予防食品とする。
合、別途カルシウム溶液を用意する。カルシウムを清水
に溶解し、所望の容器に充填密封する。長期間保存させ
る場合には105〜121℃で5〜60分間加熱滅菌す
る。これを前述の容器入りLMペクチン溶液と対にして
本発明の嘔吐予防食品とする。
【0012】また、LMペクチン溶液あるいはカルシウ
ム溶液は、容器に充填する前に105〜121℃に加熱
し、次いで、無菌的に所望の容器に充填密封してもよ
い。
ム溶液は、容器に充填する前に105〜121℃に加熱
し、次いで、無菌的に所望の容器に充填密封してもよ
い。
【0013】本発明の嘔吐予防食品は、流動食を使用し
ている患者に用いることができる。その方法としては、
例えば、LMペクチン溶液を投与した後、通常摂取して
いる流動食を投与する。あるいは、LMペクチン溶液と
カルシウム溶液を順次投与した後、流動食を投与する。
LMペクチン溶液とカルシウム溶液は、どちらを先に投
与してもさしつかえないが、チューブの中で両者が反応
して凝固することを防ぐため、両者を投与する間に少量
の清水を投与してチューブを洗浄するとよい。また別の
方法として、LMペクチン溶液を投与した後、予めカル
シウム溶液を混合した流動食を投与してもよい。
ている患者に用いることができる。その方法としては、
例えば、LMペクチン溶液を投与した後、通常摂取して
いる流動食を投与する。あるいは、LMペクチン溶液と
カルシウム溶液を順次投与した後、流動食を投与する。
LMペクチン溶液とカルシウム溶液は、どちらを先に投
与してもさしつかえないが、チューブの中で両者が反応
して凝固することを防ぐため、両者を投与する間に少量
の清水を投与してチューブを洗浄するとよい。また別の
方法として、LMペクチン溶液を投与した後、予めカル
シウム溶液を混合した流動食を投与してもよい。
【0014】以下、本発明の実施例および試験例を説明
する。
する。
【0015】
実施例1 10W/V %LMペクチン溶液を50mlずつアルミパウチ
に充填密封し、110℃で30分間加熱滅菌し、本発明
の嘔吐予防食品とした。本発明の嘔吐予防食品を、1日
に流動食1200kcalを経管的に3回に分けて投与して
おり、嘔吐しやすい患者に対し次のようにして用いた。
本発明の嘔吐予防食品1袋分を注射器で経管的に注入し
た後、通常どおり一回投与分の流動食を経管投与する。
このような方法を1週間続けたところ、この患者は1回
も嘔吐しなかった。
に充填密封し、110℃で30分間加熱滅菌し、本発明
の嘔吐予防食品とした。本発明の嘔吐予防食品を、1日
に流動食1200kcalを経管的に3回に分けて投与して
おり、嘔吐しやすい患者に対し次のようにして用いた。
本発明の嘔吐予防食品1袋分を注射器で経管的に注入し
た後、通常どおり一回投与分の流動食を経管投与する。
このような方法を1週間続けたところ、この患者は1回
も嘔吐しなかった。
【0016】実施例2 まず、10W/V %LMペクチン溶液を50mlずつアルミ
パウチに充填密封し、110℃で30分間加熱滅菌す
る。一方、1W/V %塩化カルシウム溶液を40mlずつア
ルミパウチに充填密封し、110℃で30分間加熱滅菌
する。このようにして得られた、LMペクチン溶液とカ
ルシウム溶液とを対にして、本発明の嘔吐予防食品とし
た。本発明の嘔吐予防食品を、1日に流動食1200kc
alを経管的に3回に分けて投与しており、嘔吐しやすい
患者に対し次のようにして用いた。まず、LMペクチン
溶液1袋分を注射器で経管的に注入した後、少量の清水
を投与し、さらにカルシウム溶液1袋分を投与する。次
いで、通常どおり一回投与分の流動食を経管投与する。
このような方法を1週間続けたところ、この患者は1回
も嘔吐しなかった。
パウチに充填密封し、110℃で30分間加熱滅菌す
る。一方、1W/V %塩化カルシウム溶液を40mlずつア
ルミパウチに充填密封し、110℃で30分間加熱滅菌
する。このようにして得られた、LMペクチン溶液とカ
ルシウム溶液とを対にして、本発明の嘔吐予防食品とし
た。本発明の嘔吐予防食品を、1日に流動食1200kc
alを経管的に3回に分けて投与しており、嘔吐しやすい
患者に対し次のようにして用いた。まず、LMペクチン
溶液1袋分を注射器で経管的に注入した後、少量の清水
を投与し、さらにカルシウム溶液1袋分を投与する。次
いで、通常どおり一回投与分の流動食を経管投与する。
このような方法を1週間続けたところ、この患者は1回
も嘔吐しなかった。
【0017】実施例3 まず、15W/V %LMペクチン溶液を30mlずつポリエ
チレン製の袋に充填密封し、120℃で15分間加熱滅
菌する。一方、1W/V %乳酸カルシウム溶液を60mlず
つアルミパウチに充填密封し、120℃で15分間加熱
滅菌する。このようにして得られた、LMペクチン溶液
とカルシウム溶液とを対にして、本発明の嘔吐予防食品
とした。本発明の嘔吐予防食品を、1日に流動食120
0kcalを経管的に3回に分けて投与しており、嘔吐しや
すい患者に対し次のようにして用いた。流動食400kc
al(1回投与量)にカルシウム溶液1袋分を混合し、一
方、LMペクチン溶液1袋分を清水30mlで希釈する。
まず、LMペクチン溶液を注射器で経管的に注入し、次
いでカルシウム溶液を混合した流動食を経管投与する。
このような方法を1週間続けたところ、この患者は1回
も嘔吐しなかった。
チレン製の袋に充填密封し、120℃で15分間加熱滅
菌する。一方、1W/V %乳酸カルシウム溶液を60mlず
つアルミパウチに充填密封し、120℃で15分間加熱
滅菌する。このようにして得られた、LMペクチン溶液
とカルシウム溶液とを対にして、本発明の嘔吐予防食品
とした。本発明の嘔吐予防食品を、1日に流動食120
0kcalを経管的に3回に分けて投与しており、嘔吐しや
すい患者に対し次のようにして用いた。流動食400kc
al(1回投与量)にカルシウム溶液1袋分を混合し、一
方、LMペクチン溶液1袋分を清水30mlで希釈する。
まず、LMペクチン溶液を注射器で経管的に注入し、次
いでカルシウム溶液を混合した流動食を経管投与する。
このような方法を1週間続けたところ、この患者は1回
も嘔吐しなかった。
【0018】実施例4 まず、5W/V %LMペクチン溶液にクエン酸溶液を加
え、pHを4.0に調整し、95℃以上で10分間加熱
し、アルミパウチ袋に50mlづつホットパックした。一
方、2W/V %グルコン酸カルシウム溶液を95℃以上で
10分間加熱後、ポアサイズ0.2μのフィルターでろ
過し、滅菌済のポリエチレン製の袋に無菌的に50mlず
つ充填密封した。このようにして得られた、LMペクチ
ン溶液とカルシウム溶液とを対にして、本発明の嘔吐予
防食品とした。本発明の嘔吐予防食品を実施例2と同様
にして患者に投与したところ、嘔吐を防止することがで
きた。
え、pHを4.0に調整し、95℃以上で10分間加熱
し、アルミパウチ袋に50mlづつホットパックした。一
方、2W/V %グルコン酸カルシウム溶液を95℃以上で
10分間加熱後、ポアサイズ0.2μのフィルターでろ
過し、滅菌済のポリエチレン製の袋に無菌的に50mlず
つ充填密封した。このようにして得られた、LMペクチ
ン溶液とカルシウム溶液とを対にして、本発明の嘔吐予
防食品とした。本発明の嘔吐予防食品を実施例2と同様
にして患者に投与したところ、嘔吐を防止することがで
きた。
【0019】
試験例1 試験方法(液状流動食に対するLMペクチンの量) 市販の液状流動食(1kcal/ml カルシウム60mg%)5
00mlに表1に示すような濃度(W/V %)のLMペクチ
ン溶液50mlを加え、粘度を測定した。
00mlに表1に示すような濃度(W/V %)のLMペクチ
ン溶液50mlを加え、粘度を測定した。
【0020】試験結果 表1に示すとおりである。すなわち表より、流動食10
00kcalに対し、LMペクチン溶液3.0g以上、好ま
しくは6.0g以上であると適度な粘度になることが理
解できる。
00kcalに対し、LMペクチン溶液3.0g以上、好ま
しくは6.0g以上であると適度な粘度になることが理
解できる。
【0021】
【表1】
【0022】試験例2(LMペクチンに対するカルシウ
ムの量) 試験方法 市販の流動食(1kcal/ml 、カルシウム30mg%)50
0mlに、LMペクチン50ml(5W/V %)と表2に示す
ような濃度のカルシウム溶液50mlとを順次加え、粘度
を測定した。
ムの量) 試験方法 市販の流動食(1kcal/ml 、カルシウム30mg%)50
0mlに、LMペクチン50ml(5W/V %)と表2に示す
ような濃度のカルシウム溶液50mlとを順次加え、粘度
を測定した。
【0023】試験結果 表2に示すとおりである。すなわち表より、固形分換算
でLMペクチン1gに対しカルシウム5mg以上であると
適度な粘度になることが理解できるが、70mgを超えて
もそれほど効果は上がらないため、5〜70mgがよい。
また、より好ましくは10〜50mgであると適度な粘度
になることが理解できる。
でLMペクチン1gに対しカルシウム5mg以上であると
適度な粘度になることが理解できるが、70mgを超えて
もそれほど効果は上がらないため、5〜70mgがよい。
また、より好ましくは10〜50mgであると適度な粘度
になることが理解できる。
【0024】
【表2】
【0025】試験例3(LMペクチンの濃度) 表3に示すような濃度のLMペクチンを注射器に入れ、
8Frの経管投与用チューブに注入し、流動性を調べた。
8Frの経管投与用チューブに注入し、流動性を調べた。
【0026】試験結果 表3に示すとおりである。すなわち表より、LMペクチ
ンの濃度が12W/V %以下であると経管的にも投与可能
であることが理解できる。
ンの濃度が12W/V %以下であると経管的にも投与可能
であることが理解できる。
【0027】
【表3】
【0028】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の嘔吐予防食
品により、頻繁に嘔吐していた患者が簡便に、嘔吐する
ことなく十分な栄養を摂取することができる。
品により、頻繁に嘔吐していた患者が簡便に、嘔吐する
ことなく十分な栄養を摂取することができる。
Claims (4)
- 【請求項1】 ローメトキシルペクチン溶液からなる嘔
吐予防食品。 - 【請求項2】 ローメトキシルペクチン溶液とカルシウ
ム溶液とを対にしてなる嘔吐予防食品。 - 【請求項3】 固形分換算で、ローメトキシルペクチン
1gに対してカルシウム5〜70mgを含有する請求項2
記載の嘔吐予防食品。 - 【請求項4】 ローメトキシルペクチン溶液の濃度が1
2W/V %以下である請求項1、請求項2又は請求項3記
載の嘔吐予防食品。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9163669A JPH119222A (ja) | 1997-06-20 | 1997-06-20 | 嘔吐予防食品 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9163669A JPH119222A (ja) | 1997-06-20 | 1997-06-20 | 嘔吐予防食品 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH119222A true JPH119222A (ja) | 1999-01-19 |
Family
ID=15778351
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9163669A Withdrawn JPH119222A (ja) | 1997-06-20 | 1997-06-20 | 嘔吐予防食品 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH119222A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000325041A (ja) * | 1999-05-18 | 2000-11-28 | Q P Corp | 嚥下補助食品 |
| US6187334B1 (en) | 1998-09-09 | 2001-02-13 | Kewpie Kabushiki Kaisha | Foods for preventing vomiting |
| JP2006248981A (ja) * | 2005-03-10 | 2006-09-21 | En Otsuka Pharmaceutical Co Ltd | 栄養剤用ゲル化剤 |
| JP2010260852A (ja) * | 2009-04-07 | 2010-11-18 | Q P Corp | 嘔吐軽減又は防止方法、経腸栄養剤増粘方法、栄養補給方法及び経腸栄養剤セット |
| US7931912B2 (en) | 2001-10-22 | 2011-04-26 | Jiro Kanie | Enteral nutrition product and method for preparing the same |
| US8652563B2 (en) | 2005-08-29 | 2014-02-18 | Ajinomoto Co., Inc. | Nutrient composition |
| JP2015156828A (ja) * | 2014-02-24 | 2015-09-03 | ユニテックフーズ株式会社 | 咀嚼・嚥下困難者向け水分補給用ゼリー飲料 |
-
1997
- 1997-06-20 JP JP9163669A patent/JPH119222A/ja not_active Withdrawn
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