JPH119281A - 細菌検出のためのオリゴヌクレオチドおよびそれを用いた検出法 - Google Patents
細菌検出のためのオリゴヌクレオチドおよびそれを用いた検出法Info
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- JPH119281A JPH119281A JP9169753A JP16975397A JPH119281A JP H119281 A JPH119281 A JP H119281A JP 9169753 A JP9169753 A JP 9169753A JP 16975397 A JP16975397 A JP 16975397A JP H119281 A JPH119281 A JP H119281A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 臨床検査、とりわけ食中毒・下痢症にかかる
検査における、簡便、迅速、かつ高感度なEHEC(V
TEC)の検査法を提供する。 【解決手段】 本発明は、EHEC(VTEC)のVT
1遺伝子およびVT2遺伝子に選択的にハイブリダイズ
する配列番号1〜4のオリゴヌクレオチドを作製し、こ
のオリゴヌクレオチドをプライマーとして遺伝子増幅に
用い、本菌の病原因子であるVT1またはVT2のどち
らか一方のみを産生する菌、もしくはVT1とVT2の
両方を産生する菌のみを選択的に検出することを特徴と
している。
検査における、簡便、迅速、かつ高感度なEHEC(V
TEC)の検査法を提供する。 【解決手段】 本発明は、EHEC(VTEC)のVT
1遺伝子およびVT2遺伝子に選択的にハイブリダイズ
する配列番号1〜4のオリゴヌクレオチドを作製し、こ
のオリゴヌクレオチドをプライマーとして遺伝子増幅に
用い、本菌の病原因子であるVT1またはVT2のどち
らか一方のみを産生する菌、もしくはVT1とVT2の
両方を産生する菌のみを選択的に検出することを特徴と
している。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、臨床検査、とりわ
け食中毒検査もしくは下痢症検査におけるEHECまた
はVTEC、およびVT1遺伝子とVT2遺伝子の検出
に関するものである。
け食中毒検査もしくは下痢症検査におけるEHECまた
はVTEC、およびVT1遺伝子とVT2遺伝子の検出
に関するものである。
【0002】
【従来技術】EHECまたはVTECは、出血性大腸炎
に代表される食中毒症状のみでなく、重篤な疾患である
溶血性尿毒症症候群(hemolytic uremic syndrome )の
原因菌でもあることが認められ、近年、臨床検査では、
本菌の迅速な検出が重要視されつつある。
に代表される食中毒症状のみでなく、重篤な疾患である
溶血性尿毒症症候群(hemolytic uremic syndrome )の
原因菌でもあることが認められ、近年、臨床検査では、
本菌の迅速な検出が重要視されつつある。
【0003】EHEC(VTEC)にかかる検査では、
検査材料は患者の糞便、食品、または患者の周辺環境か
ら採取された水(飲料水、河川水等)である。これらの
検体からEHEC(VTEC)を検出し、同定しようと
する場合、直接分離培養、一次確認培養試験、二次確認
培養試験を経て抗血清による凝集反応試験に至る操作を
行う必要がある。
検査材料は患者の糞便、食品、または患者の周辺環境か
ら採取された水(飲料水、河川水等)である。これらの
検体からEHEC(VTEC)を検出し、同定しようと
する場合、直接分離培養、一次確認培養試験、二次確認
培養試験を経て抗血清による凝集反応試験に至る操作を
行う必要がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、これらの培
養段階に要する時間は、それぞれ18〜24時間であ
り、総所要時間にすると3〜4日となり、非常に長時間
である。EHEC(VTEC)の血清型としては、現
在、O157:H7が代表的であるが、EHEC(VT
EC)の起病性はベロ毒素の産生能に由来しており、血
清型と起病性とは必ずしも一致するものではない。した
がって、血清型による同定だけでは起因菌としての判定
に困難が生じる場合が多い。このような理由から、現在
のEHEC(VTEC)検査法は、迅速性および簡便性
に欠け、実効的でない。
養段階に要する時間は、それぞれ18〜24時間であ
り、総所要時間にすると3〜4日となり、非常に長時間
である。EHEC(VTEC)の血清型としては、現
在、O157:H7が代表的であるが、EHEC(VT
EC)の起病性はベロ毒素の産生能に由来しており、血
清型と起病性とは必ずしも一致するものではない。した
がって、血清型による同定だけでは起因菌としての判定
に困難が生じる場合が多い。このような理由から、現在
のEHEC(VTEC)検査法は、迅速性および簡便性
に欠け、実効的でない。
【0005】そこで、本発明は、オリゴヌクレオチドを
核酸合成反応のプライマーとして機能させる遺伝子増幅
技術により、EHEC(VTEC)のVT1遺伝子およ
びVT2遺伝子を検出するもので、臨床検査、とりわけ
食中毒・下痢症にかかる検査における、簡便、迅速、か
つ高感度なEHEC(VTEC)の検査法を提供するこ
とにある。
核酸合成反応のプライマーとして機能させる遺伝子増幅
技術により、EHEC(VTEC)のVT1遺伝子およ
びVT2遺伝子を検出するもので、臨床検査、とりわけ
食中毒・下痢症にかかる検査における、簡便、迅速、か
つ高感度なEHEC(VTEC)の検査法を提供するこ
とにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、EHEC(V
TEC)のVT1遺伝子およびVT2遺伝子に選択的に
ハイブリダイズするオリゴヌクレオチドを作製し、この
オリゴヌクレオチドをプライマーとして遺伝子増幅に用
い、本菌の病原因子であるVT1またはVT2のどちら
か一方のみを産生する菌、もしくはVT1とVT2の両
方を産生する菌のみを選択的に検出することを特徴とし
ている。
TEC)のVT1遺伝子およびVT2遺伝子に選択的に
ハイブリダイズするオリゴヌクレオチドを作製し、この
オリゴヌクレオチドをプライマーとして遺伝子増幅に用
い、本菌の病原因子であるVT1またはVT2のどちら
か一方のみを産生する菌、もしくはVT1とVT2の両
方を産生する菌のみを選択的に検出することを特徴とし
ている。
【0007】ここで、オリゴヌクレオチドは、VT1遺
伝子およびVT2の遺伝子とその変異型遺伝子(VT2
vha,VT2vhb,VT2vp1, およびVT2v
p2)をコードするヌクレオチド配列を標的とし、その
ヌクレオチド配列と相補的となるように化学合成された
オリゴヌクレオチドであって、合成ヌクレオチドが以下
の配列群、 (5’)d−CAACACTGGATGATCTCAG−(3’)・・・・ ・・(a、配列番号1) (5’)d−CCCCCTCAACTGCTAATA−(3’)・・・・・ ・・(b、配列番号2) (5’)d−ATCAGTCGTCACTCACTGGT−(3’)・・・ ・・(c、配列番号3) (5’)d−CTGCTGTCACAGTGACAAA−(3’)・・・・ ・・(d、配列番号4) または対応する相補的配列からなることを特徴とする。
伝子およびVT2の遺伝子とその変異型遺伝子(VT2
vha,VT2vhb,VT2vp1, およびVT2v
p2)をコードするヌクレオチド配列を標的とし、その
ヌクレオチド配列と相補的となるように化学合成された
オリゴヌクレオチドであって、合成ヌクレオチドが以下
の配列群、 (5’)d−CAACACTGGATGATCTCAG−(3’)・・・・ ・・(a、配列番号1) (5’)d−CCCCCTCAACTGCTAATA−(3’)・・・・・ ・・(b、配列番号2) (5’)d−ATCAGTCGTCACTCACTGGT−(3’)・・・ ・・(c、配列番号3) (5’)d−CTGCTGTCACAGTGACAAA−(3’)・・・・ ・・(d、配列番号4) または対応する相補的配列からなることを特徴とする。
【0008】なお、遺伝子増幅は、Saiki らが開発した
Polymerase Chain Reaction 法(以下、PCR法と略す
る;Science 230, 1350(1985) )をもとに行っている。
この方法は、ある特定のヌクレオチド配列領域(本発明
の場合は、EHECまたはVTECのVT1遺伝子およ
びVT2遺伝子において、ほぼ共通な塩基配列を有する
領域)を検出する場合、その領域の両端の一方は+鎖
を、他方は−鎖をそれぞれ認識してハイブリダイゼーシ
ョンするようなオリゴヌクレオチドを用意し、それを熱
変性により1本鎖状態にした試料核酸に対し、鋳型依存
性ヌクレオチド重合反応のプライマーとして機能させ、
生成した2本鎖核酸を再び1本鎖に分離し、再び同様な
反応を起こさせる。この一連の操作を繰り返すことで、
2つのプライマーに挟まれた領域は検出できるまでにコ
ピー数が増大してくる。
Polymerase Chain Reaction 法(以下、PCR法と略す
る;Science 230, 1350(1985) )をもとに行っている。
この方法は、ある特定のヌクレオチド配列領域(本発明
の場合は、EHECまたはVTECのVT1遺伝子およ
びVT2遺伝子において、ほぼ共通な塩基配列を有する
領域)を検出する場合、その領域の両端の一方は+鎖
を、他方は−鎖をそれぞれ認識してハイブリダイゼーシ
ョンするようなオリゴヌクレオチドを用意し、それを熱
変性により1本鎖状態にした試料核酸に対し、鋳型依存
性ヌクレオチド重合反応のプライマーとして機能させ、
生成した2本鎖核酸を再び1本鎖に分離し、再び同様な
反応を起こさせる。この一連の操作を繰り返すことで、
2つのプライマーに挟まれた領域は検出できるまでにコ
ピー数が増大してくる。
【0009】検体としては、臨床検査材料、例えば、糞
便、尿、血液、組織ホモジェネートなど、また、食品材
料でもよい。これら材料をPCRの試料としてもちいる
には、材料中に存在する菌体から核酸成分を遊離させる
操作が前処理として必要となる。しかし、プライマーが
ハイブリダイズできる核酸が数分子から数十分子以上存
在すればPCRは進むので、検査材料を溶菌酵素、界面
活性剤、アルカリ等で短時間処理するだけでPCRを進
行させるに十分な核酸量を持った試料液が調製できる。
便、尿、血液、組織ホモジェネートなど、また、食品材
料でもよい。これら材料をPCRの試料としてもちいる
には、材料中に存在する菌体から核酸成分を遊離させる
操作が前処理として必要となる。しかし、プライマーが
ハイブリダイズできる核酸が数分子から数十分子以上存
在すればPCRは進むので、検査材料を溶菌酵素、界面
活性剤、アルカリ等で短時間処理するだけでPCRを進
行させるに十分な核酸量を持った試料液が調製できる。
【0010】本発明でプライマーとして用いられるオリ
ゴヌクレオチドは、選択性や検出感度および再現性から
考えて、10塩基以上、望ましくは15塩基以上の長さ
を持ったヌクレオチド断片で、化学合成あるいは天然の
どちらでもよい。また、プライマーは、特に検出用とし
て標識されていなくてもよい。プライマーが規定してい
るEHEC(VTEC)のVT1遺伝子およびVT2遺
伝子のヌクレオチド配列における増幅領域は、50塩基
から2, 000塩基、望ましくは、100塩基から1,
000塩基となればよい。
ゴヌクレオチドは、選択性や検出感度および再現性から
考えて、10塩基以上、望ましくは15塩基以上の長さ
を持ったヌクレオチド断片で、化学合成あるいは天然の
どちらでもよい。また、プライマーは、特に検出用とし
て標識されていなくてもよい。プライマーが規定してい
るEHEC(VTEC)のVT1遺伝子およびVT2遺
伝子のヌクレオチド配列における増幅領域は、50塩基
から2, 000塩基、望ましくは、100塩基から1,
000塩基となればよい。
【0011】鋳型依存性ヌクレオチド重合反応には、耐
熱性DNAポリメラーゼを用いているが、この酵素の起
源については90〜95℃の温度で活性を保持していれ
ば、どの生物種由来でもよい。熱変性の温度は90〜9
5℃、プライマーをハイブリダイズさせるアニーリング
操作の温度は37〜65℃、重合反応は50〜75℃
で、これを1サイクルとしたPCRを20から42サイ
クル行って増幅させる。検出は、PCRを終えた反応液
をそのままアガロースゲル電気泳動にかけることで、増
幅されたヌクレオチド断片の存在、およびその長さを確
認できる。その結果から検体中にプライマーが認識すべ
き配列を持ったヌクレオチドが存在しているかどうか判
定することができる。この判定は、そのままVT1遺伝
子またはV2遺伝子、またはその両遺伝子をもつEHE
C(VTEC)菌の有無を判定するものとなる。増幅さ
れたヌクレオチド断片の検出には、その他の電気泳動法
やクロマトグラフィー、臭化エチジウムによる核酸染色
も有効である。
熱性DNAポリメラーゼを用いているが、この酵素の起
源については90〜95℃の温度で活性を保持していれ
ば、どの生物種由来でもよい。熱変性の温度は90〜9
5℃、プライマーをハイブリダイズさせるアニーリング
操作の温度は37〜65℃、重合反応は50〜75℃
で、これを1サイクルとしたPCRを20から42サイ
クル行って増幅させる。検出は、PCRを終えた反応液
をそのままアガロースゲル電気泳動にかけることで、増
幅されたヌクレオチド断片の存在、およびその長さを確
認できる。その結果から検体中にプライマーが認識すべ
き配列を持ったヌクレオチドが存在しているかどうか判
定することができる。この判定は、そのままVT1遺伝
子またはV2遺伝子、またはその両遺伝子をもつEHE
C(VTEC)菌の有無を判定するものとなる。増幅さ
れたヌクレオチド断片の検出には、その他の電気泳動法
やクロマトグラフィー、臭化エチジウムによる核酸染色
も有効である。
【0012】
(実施例1)検体の調製 使用したEHEC(VTEC)は、患者等から由来した
もので、総計320株を用いた。各菌株をLB培地(1
%トリプトン、0. 5%イーストエクストラクト、およ
び1%塩化ナトリウムに接種し、37℃、好気的条件下
で、終夜振とう培養を行った。各菌株培養液を10mM
トリス−塩酸緩衝液pH7.5(以下TE緩衝液)で1
0倍に希釈し、95℃で10分間の加熱処理を行った
後、これらを遠心し、その上清を検体とした。
もので、総計320株を用いた。各菌株をLB培地(1
%トリプトン、0. 5%イーストエクストラクト、およ
び1%塩化ナトリウムに接種し、37℃、好気的条件下
で、終夜振とう培養を行った。各菌株培養液を10mM
トリス−塩酸緩衝液pH7.5(以下TE緩衝液)で1
0倍に希釈し、95℃で10分間の加熱処理を行った
後、これらを遠心し、その上清を検体とした。
【0013】プライマーの合成 下記の文献に記載されたEHEC(VTEC)のVT1
遺伝子およびVT2遺伝子の塩基配列から、請求項1に
示した各配列を選び、それと同じ配列を持つオリゴヌク
レオチドを化学合成した。化学合成は、サイクロンプラ
スDNA合成装置(ミリジェン/バイオリサーチ社製)
を用い、β−シアノエチルフォスホアミダイト法により
行った。合成したオリゴヌクレオチドの精製はC18逆相
カラムを用いた高速液体クロマトグラフィーで行った。
遺伝子およびVT2遺伝子の塩基配列から、請求項1に
示した各配列を選び、それと同じ配列を持つオリゴヌク
レオチドを化学合成した。化学合成は、サイクロンプラ
スDNA合成装置(ミリジェン/バイオリサーチ社製)
を用い、β−シアノエチルフォスホアミダイト法により
行った。合成したオリゴヌクレオチドの精製はC18逆相
カラムを用いた高速液体クロマトグラフィーで行った。
【0014】文献;Takao, T. et al., Microb. Patho
g., 5:357-369, 1988 Jackson, M. P. et al., FEMS Microbio. Lett., 44:10
9-114, 1987 Ito, H., et al., Microb. Pathog., 8:47-60, 1990 Weinstein, D. L., J. Bacteriol., 170:4223-4230, 19
88PCR 前記検体液3μlを用い、それに滅菌蒸留水17. 05
μl、10x反応用緩衝液3μl,dNTP溶液4. 8
μl、プライマー(1) 1. 0μl、プライマー(2) 1.
0μl、および耐熱性DNAポリメラーゼ0. 15μl
を加えて、全量30μlの反応液を調製した。この反応
液の入った容器にミネラルオイル(SIGMA 社製)を50
μl加え、反応液上に重層した。各使用した溶液の内
容、およびプライマー(1) と(2) の組合せは、次のとお
りである。
g., 5:357-369, 1988 Jackson, M. P. et al., FEMS Microbio. Lett., 44:10
9-114, 1987 Ito, H., et al., Microb. Pathog., 8:47-60, 1990 Weinstein, D. L., J. Bacteriol., 170:4223-4230, 19
88PCR 前記検体液3μlを用い、それに滅菌蒸留水17. 05
μl、10x反応用緩衝液3μl,dNTP溶液4. 8
μl、プライマー(1) 1. 0μl、プライマー(2) 1.
0μl、および耐熱性DNAポリメラーゼ0. 15μl
を加えて、全量30μlの反応液を調製した。この反応
液の入った容器にミネラルオイル(SIGMA 社製)を50
μl加え、反応液上に重層した。各使用した溶液の内
容、およびプライマー(1) と(2) の組合せは、次のとお
りである。
【0015】10x 反応用緩衝液: 500mM KCl, 100mM Tri
s-HCl pH8.3, 15mM MgCl2 0.1%(w/V)ゼラチン dNTP溶液: dATP, dCTP, dGTP, dTTPを混合させたも
ので各終濃度が1.25mM プライマー: 請求項( 1) に前述した4種のオリゴクク
レオチド化学合成精製品の水溶液(濃度3.75 OD/ml)を
等量混合して使用した。
s-HCl pH8.3, 15mM MgCl2 0.1%(w/V)ゼラチン dNTP溶液: dATP, dCTP, dGTP, dTTPを混合させたも
ので各終濃度が1.25mM プライマー: 請求項( 1) に前述した4種のオリゴクク
レオチド化学合成精製品の水溶液(濃度3.75 OD/ml)を
等量混合して使用した。
【0016】耐熱性DNAポリメラーゼ: TaqDNA
ポリメラーゼ(5 unit/ml; PerkinElmer Cetus 社製) 反応条件は、次のとおりである。
ポリメラーゼ(5 unit/ml; PerkinElmer Cetus 社製) 反応条件は、次のとおりである。
【0017】熱変性: 94℃、1分 アニーリング: 55℃、 重合反応: 72℃、1分 熱変性からアニーリングを経て、重合反応に至る過程を
1サイクル(所要時間5.7 分)とし、これを35サイク
ル(総所要時間約3時間)行った。これらの操作は、D
NAサーマルサイクラー(Perkin Elmer Cetus社製)に
上記反応条件をプログラムして行った。
1サイクル(所要時間5.7 分)とし、これを35サイク
ル(総所要時間約3時間)行った。これらの操作は、D
NAサーマルサイクラー(Perkin Elmer Cetus社製)に
上記反応条件をプログラムして行った。
【0018】検出 反応液から増幅されたヌクレオチド断片を検出するた
め、アガロースゲル電気泳動を以下のように行った。ア
ガロースゲルはゲル濃度3%(W/V )とし、臭化エチジ
ウム(0.5 μl/ml)を含むものを用いた。泳動の条件は
定電圧100V、30分で行った。操作方法ならびに他
の条件は、Maniatis等著 Molecular Cloning 第2版
(1989)に記載されている技法で行った。反応液の他に
分子量マーカーの泳動も同時に行い、相対移動度の比較
によりヌクレオチド断片の長さを算出した。
め、アガロースゲル電気泳動を以下のように行った。ア
ガロースゲルはゲル濃度3%(W/V )とし、臭化エチジ
ウム(0.5 μl/ml)を含むものを用いた。泳動の条件は
定電圧100V、30分で行った。操作方法ならびに他
の条件は、Maniatis等著 Molecular Cloning 第2版
(1989)に記載されている技法で行った。反応液の他に
分子量マーカーの泳動も同時に行い、相対移動度の比較
によりヌクレオチド断片の長さを算出した。
【0019】コロニーハイブリダイゼーション試験 VT1遺伝子またはVT2遺伝子に特異的なオリゴヌク
レオチドプローブをそれぞれ用いて、Grunstein の方法
(Grunstein, M. and Hogness, D., Proc. Natl. Acad.
Sci. 72, 3961(1975))にしたがって行った。
レオチドプローブをそれぞれ用いて、Grunstein の方法
(Grunstein, M. and Hogness, D., Proc. Natl. Acad.
Sci. 72, 3961(1975))にしたがって行った。
【0020】結果 前述したようにEHEC(VTEC)のVT1遺伝子お
よびVT2遺伝子は、すでに塩基配列が決定されてお
り、本発明のオリゴヌクレオチド、すなわち、プライマ
ーがPCRにより増幅させるヌクレオチドの大きさは容
易に推定できる。それによるとプライマー(a:配列番号
1) と(b:配列番号2) の組合せでは、349塩基(ま
たは349塩基対)の長さのヌクレオチドが増幅されて
くるはずである。同様に、プライマー(c:配列番号3)
と(d:配列番号4) の組合せでは、112塩基(または
112塩基対)の長さのヌクレオチドが増幅されるはず
である。これらの推定値とPCR法によって実際に増幅
されたヌクレオチドの長さが一致した場合、このプライ
マーの組合せは、VT1遺伝子またはVT2遺伝子の標
的としている領域を正しく増幅しており、かつ、当該菌
株はVT1遺伝子またはVT2遺伝子を有していると判
断した。
よびVT2遺伝子は、すでに塩基配列が決定されてお
り、本発明のオリゴヌクレオチド、すなわち、プライマ
ーがPCRにより増幅させるヌクレオチドの大きさは容
易に推定できる。それによるとプライマー(a:配列番号
1) と(b:配列番号2) の組合せでは、349塩基(ま
たは349塩基対)の長さのヌクレオチドが増幅されて
くるはずである。同様に、プライマー(c:配列番号3)
と(d:配列番号4) の組合せでは、112塩基(または
112塩基対)の長さのヌクレオチドが増幅されるはず
である。これらの推定値とPCR法によって実際に増幅
されたヌクレオチドの長さが一致した場合、このプライ
マーの組合せは、VT1遺伝子またはVT2遺伝子の標
的としている領域を正しく増幅しており、かつ、当該菌
株はVT1遺伝子またはVT2遺伝子を有していると判
断した。
【0021】被験菌株320株で調べた結果を表1に示
す。各プライマーの組合せは、コロニーハイブリダイゼ
ーション試験で、VT1遺伝子またはVT2遺伝子を有
すると判断された菌株DNAのみを増幅し、VT1遺伝
子およびVT2遺伝子の両方をもたない菌株のDNAと
は全く反応しなかった。すなわち、VT1遺伝子または
VT2遺伝子を正しく増幅し、VT1遺伝子またはVT
2遺伝子、もしくはその両方の遺伝子をもつEHEC
(VTEC)を正確に検出していることを示している。
す。各プライマーの組合せは、コロニーハイブリダイゼ
ーション試験で、VT1遺伝子またはVT2遺伝子を有
すると判断された菌株DNAのみを増幅し、VT1遺伝
子およびVT2遺伝子の両方をもたない菌株のDNAと
は全く反応しなかった。すなわち、VT1遺伝子または
VT2遺伝子を正しく増幅し、VT1遺伝子またはVT
2遺伝子、もしくはその両方の遺伝子をもつEHEC
(VTEC)を正確に検出していることを示している。
【0022】
【表1】 (実施例2)実施例1で得られた結果がVT1遺伝子ま
たはVT2遺伝子をもつEHEC(VTEC)に対し
て、選択的なものかどうかを確かめるため、臨床検査に
おいて検査対象となる、EHEC(VTEC)以外の下
痢症菌等の遺伝子について本発明のプライマーが反応す
るかどうかを調べた。方法は検体の調製法を除いて、実
施例1で示したものと同じである。
たはVT2遺伝子をもつEHEC(VTEC)に対し
て、選択的なものかどうかを確かめるため、臨床検査に
おいて検査対象となる、EHEC(VTEC)以外の下
痢症菌等の遺伝子について本発明のプライマーが反応す
るかどうかを調べた。方法は検体の調製法を除いて、実
施例1で示したものと同じである。
【0023】検体の調製 表2中に示した各菌株をそれぞれ適当な増菌培地に接種
し、37℃、好気的、または嫌気的条件下で終夜培養を
行った(このうち嫌気的条件下で培養した菌株は、Clos
tridium perfringens 、Campylobacter jejuni、Bacter
oides fragilis、Bacteroides vulgatus、およびLactob
acillus acidophilus である)。各菌株培養液0. 5m
lから遠心操作により、菌体を回収し、TE緩衝液で菌
体を1回洗浄した。この菌体に50mMリン酸緩衝液p
H7. 5に溶解したN- アセチルムラミニダーゼ溶液、
およびアクロモペプチダーゼ溶液を各終濃度が50μg
/ml、および1mg/mlとなるように加え、37℃
で10分間処理し、溶菌した。TE緩衝液飽和でさせた
フェノールおよびクロロフォルムからなる混合液(混合
比1:1)を溶菌液に加えて、よく撹拌した。遠心後、
上層液を回収し、エタノール処理を行って、核酸成分を
沈澱させた。この沈澱物を1mlのTE緩衝液に溶かし
て検体とした。また、ヒト胎盤由来DNA(Human plac
enta DNA)は、1μg/mlの濃度のものを調製し、こ
れも同様にPCRを行わせた。
し、37℃、好気的、または嫌気的条件下で終夜培養を
行った(このうち嫌気的条件下で培養した菌株は、Clos
tridium perfringens 、Campylobacter jejuni、Bacter
oides fragilis、Bacteroides vulgatus、およびLactob
acillus acidophilus である)。各菌株培養液0. 5m
lから遠心操作により、菌体を回収し、TE緩衝液で菌
体を1回洗浄した。この菌体に50mMリン酸緩衝液p
H7. 5に溶解したN- アセチルムラミニダーゼ溶液、
およびアクロモペプチダーゼ溶液を各終濃度が50μg
/ml、および1mg/mlとなるように加え、37℃
で10分間処理し、溶菌した。TE緩衝液飽和でさせた
フェノールおよびクロロフォルムからなる混合液(混合
比1:1)を溶菌液に加えて、よく撹拌した。遠心後、
上層液を回収し、エタノール処理を行って、核酸成分を
沈澱させた。この沈澱物を1mlのTE緩衝液に溶かし
て検体とした。また、ヒト胎盤由来DNA(Human plac
enta DNA)は、1μg/mlの濃度のものを調製し、こ
れも同様にPCRを行わせた。
【0024】結果 表2に一部のプライマーの組合せにおける試験結果を示
す。表中のプライマーの全ての組合せは、一部の赤痢菌
(Shigella dysenteriae type I )のDNAを除いて、
下痢症菌DNAをはじめとする種々のDNAについて、
それらのDNAを増幅することはなかった。また、Shig
ella dysenteriae type I がVT1遺伝子を有してお
り、VT1遺伝子の有無のみでは、EHEC(VTE
C)とShigella dysenteriae type I との鑑別が不可能
なことは、学界で周知である。したがって、本発明のオ
リゴヌクレオチド、すなわちプライマーは、VT1遺伝
子またはVT2遺伝子を有する菌にのみ、選択的に反応
するものと断言できる。なお、本発明の実施例で用いて
いるアガロースゲル電気泳動法を前述の条件で行えば、
100塩基(または100塩基対)以下の長さのヌクレ
オチドであれば、5から10塩基(塩基対)、また、1
00から500塩基(塩基対)の範囲のヌクレオチドで
あれば、10から20塩基(塩基対)のヌクレオチドの
長さの違いを区別可能である。さらに、アクリルアミド
などをゲル材に用いることで、ヌクレオチドの長さの測
定精度を向上させることができ、VT1遺伝子およびV
T2遺伝子の選択的検出における信頼度は、さらに高ま
るものと考えられる。
す。表中のプライマーの全ての組合せは、一部の赤痢菌
(Shigella dysenteriae type I )のDNAを除いて、
下痢症菌DNAをはじめとする種々のDNAについて、
それらのDNAを増幅することはなかった。また、Shig
ella dysenteriae type I がVT1遺伝子を有してお
り、VT1遺伝子の有無のみでは、EHEC(VTE
C)とShigella dysenteriae type I との鑑別が不可能
なことは、学界で周知である。したがって、本発明のオ
リゴヌクレオチド、すなわちプライマーは、VT1遺伝
子またはVT2遺伝子を有する菌にのみ、選択的に反応
するものと断言できる。なお、本発明の実施例で用いて
いるアガロースゲル電気泳動法を前述の条件で行えば、
100塩基(または100塩基対)以下の長さのヌクレ
オチドであれば、5から10塩基(塩基対)、また、1
00から500塩基(塩基対)の範囲のヌクレオチドで
あれば、10から20塩基(塩基対)のヌクレオチドの
長さの違いを区別可能である。さらに、アクリルアミド
などをゲル材に用いることで、ヌクレオチドの長さの測
定精度を向上させることができ、VT1遺伝子およびV
T2遺伝子の選択的検出における信頼度は、さらに高ま
るものと考えられる。
【0025】
【表2】
【0026】
【発明の効果】本発明では、PCR法を用いたこと、お
よびEHEC(VTEC)の病原因子であるVT1およ
びVT2の各遺伝子(VT1遺伝子およびVT2遺伝
子)を標的とするプライマーを用いたことにより、VT
1遺伝子またはVT2遺伝子、もしくはその両方の遺伝
子を有する菌の検出において、遺伝子増幅作用による高
い検出感度と、2つ、あるいは、それ以上の数のプライ
マーで反応が規定されることによる高い選択性とが得ら
れる。また、検出感度が高いので、多量の検体を必要と
せず、検体の前処理も簡便で済む。本発明における実施
例では、反応時間3時間、検出にかかる操作が30分で
あった。そのうえ、検出にアガロースゲル電気泳動法と
臭化エチジウムによる核酸染色法を用いることで、プラ
イマー等を標識せずに検出が行える。しかも増幅された
ヌクレオチドの長さを確認できるので、試験結果の信頼
性は高いものとなる。
よびEHEC(VTEC)の病原因子であるVT1およ
びVT2の各遺伝子(VT1遺伝子およびVT2遺伝
子)を標的とするプライマーを用いたことにより、VT
1遺伝子またはVT2遺伝子、もしくはその両方の遺伝
子を有する菌の検出において、遺伝子増幅作用による高
い検出感度と、2つ、あるいは、それ以上の数のプライ
マーで反応が規定されることによる高い選択性とが得ら
れる。また、検出感度が高いので、多量の検体を必要と
せず、検体の前処理も簡便で済む。本発明における実施
例では、反応時間3時間、検出にかかる操作が30分で
あった。そのうえ、検出にアガロースゲル電気泳動法と
臭化エチジウムによる核酸染色法を用いることで、プラ
イマー等を標識せずに検出が行える。しかも増幅された
ヌクレオチドの長さを確認できるので、試験結果の信頼
性は高いものとなる。
【0027】EHEC(VTEC)の検査には、発見患
者の迅速・適切な治療および防疫措置のために、遅滞の
ない正確な結果が要求される。また、本発明は、EHE
C(VTEC)の病原因子であるVT1またはVT2を
コードしている遺伝子(VT1遺伝子およびVT2遺伝
子)を選択的に検出するものである。したがって、本発
明により、起因菌としてのEHEC(VTEC)の検出
を正確に行うことが可能となる。
者の迅速・適切な治療および防疫措置のために、遅滞の
ない正確な結果が要求される。また、本発明は、EHE
C(VTEC)の病原因子であるVT1またはVT2を
コードしている遺伝子(VT1遺伝子およびVT2遺伝
子)を選択的に検出するものである。したがって、本発
明により、起因菌としてのEHEC(VTEC)の検出
を正確に行うことが可能となる。
【0028】
配列番号(SEQ ID NO);1 配列の長さ 19塩基 配列の型 核酸 鎖の数 一本鎖 トポロジー 直鎖状 配列の種類 Genomic DNA ハイポセティカル配列 NO アンチセンス NO 起源 Escherichia coli 配列の特徴 特徴を決定した方法 S 配列 CAACACTGGATGATCTCAG
【0029】配列番号(SEQ ID NO);2 配列の長さ 18塩基 配列の型 核酸 鎖の数 一本鎖 トポロジー 直鎖状 配列の種類 Genomic DNA ハイポセティカル配列 NO アンチセンス NO 起源 Escherichia coli 配列の特徴 特徴を決定した方法 S 配列 CCCCCTCAACTGCTAATA
【0030】配列番号(SEQ ID NO);3 配列の長さ 20塩基 配列の型 核酸 鎖の数 一本鎖 トポロジー 直鎖状 配列の種類 Genomic DNA ハイポセティカル配列 NO アンチセンス NO 起源 Escherichia coli 配列の特徴 特徴を決定した方法 S 配列 ATCAGTCGTCACTCACTGGT
【0031】配列番号(SEQ ID NO);4 配列の長さ 19塩基 配列の型 核酸 鎖の数 一本鎖 トポロジー 直鎖状 配列の種類 Genomic DNA ハイポセティカル配列 NO アンチセンス NO 起源 Escherichia coli 配列の特徴 特徴を決定した方法 S 配列 CTGCTGTCACAGTGACAAA
Claims (2)
- 【請求項1】 検体中に存在する腸管出血性大腸菌(en
terohemorrhagic Es cherichia coli、以下、EHEC)
またはベロ毒素産生性大腸菌(Verocytotoxin-producin
g Escherichia coli、以下、VTEC)の産生するベロ
毒素1型(以下、VT1)の遺伝子(以下、VT1遺伝
子)およびベロ毒素2型(以下、VT2)の遺伝子(以
下、VT2遺伝子)とその変異型遺伝子(VT2vh
a,VT2vhb,VT2vp1, およびVT2vp
2)をコードするヌクレオチド配列を標的とし、そのヌ
クレオチド配列と相補的となるように化学合成されたオ
リゴヌクレオチドであって、合成ヌクレオチドが以下の
配列群、 (5’)d−CAACACTGGATGATCTCAG−(3’) ・・(a、配列番号1) (5’)d−CCCCCTCAACTGCTAATA−(3’) ・・(b、配列番号2) (5’)d−ATCAGTCGTCACTCACTGGT−(3’) ・・(c、配列番号3) (5’)d−CTGCTGTCACAGTGACAAA−(3’) ・・(d、配列番号4) または対応する相補的配列からなることを特徴とするオ
リゴヌクレオチド。 - 【請求項2】請求項第1項に記載された各配列を有する
オリゴヌクレオチドを鎖長反応のプライマーとして機能
させ、標的ヌクレオチド配列を選択的に増幅させること
を特徴とする方法であって、 (a) 検体中の1本鎖状態の標的ヌクレオチド配列にプラ
イマーをハイブリダイズさせ、4種のヌクレオチドの重
合反応により鎖長反応を行わせ、 (b) 得られた2本鎖の標的ヌクレオチド配列を1本鎖に
分離した場合、その相補鎖は他方のプライマーによる鎖
長反応の鋳型として機能し、 (c) これら2種のプライマーによるハイブリダイゼーシ
ョンを繰り返すことにより、特定のヌクレオチド配列が
増幅され、電気泳動、またはクロマトグラフィーで増幅
されたヌクレオチド断片を検出し、 (d) その結果、前記検体中に認識されるべき配列が存在
しているか否かを判定することでEHECまたはVTE
Cの検出、ベロ毒素遺伝子の型別を行う方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9169753A JPH119281A (ja) | 1997-06-26 | 1997-06-26 | 細菌検出のためのオリゴヌクレオチドおよびそれを用いた検出法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9169753A JPH119281A (ja) | 1997-06-26 | 1997-06-26 | 細菌検出のためのオリゴヌクレオチドおよびそれを用いた検出法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH119281A true JPH119281A (ja) | 1999-01-19 |
Family
ID=15892217
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9169753A Pending JPH119281A (ja) | 1997-06-26 | 1997-06-26 | 細菌検出のためのオリゴヌクレオチドおよびそれを用いた検出法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH119281A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2003057880A1 (en) * | 2001-12-28 | 2003-07-17 | Takeda Chemical Industries, Ltd. | Method of quantifying nucleic acid and kit for quantifying nucleic acid |
-
1997
- 1997-06-26 JP JP9169753A patent/JPH119281A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2003057880A1 (en) * | 2001-12-28 | 2003-07-17 | Takeda Chemical Industries, Ltd. | Method of quantifying nucleic acid and kit for quantifying nucleic acid |
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