JPH1194041A - トロイダル型無段変速機 - Google Patents
トロイダル型無段変速機Info
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- JPH1194041A JPH1194041A JP9257143A JP25714397A JPH1194041A JP H1194041 A JPH1194041 A JP H1194041A JP 9257143 A JP9257143 A JP 9257143A JP 25714397 A JP25714397 A JP 25714397A JP H1194041 A JPH1194041 A JP H1194041A
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- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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- F16H57/042—Guidance of lubricant
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
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Abstract
39から、パワーローラ8回りに設けた各軸受25〜2
7に送り込む潤滑油を、十分に確保する。 【解決手段】 変位軸7の支持軸部21を支持する為の
支持孔23aを、上記トラニオン6の外側面側を底板部
47により塞いだ有底の円孔とする。上記送り込み側給
油通路39から上記支持孔23a内に吐出された潤滑油
は、上記トラニオン6の外側面側に流失する事なく、上
記各軸受25〜27に送られる。
Description
無段変速機は、例えば自動車用の変速機として、或は各
種産業機械用の変速機として、それぞれ利用する。
する様なトロイダル型無段変速機を使用する事が研究さ
れている。このトロイダル型無段変速機は、例えば実開
昭62−71465号公報に開示されている様に、入力
軸1と同心に入力側ディスク(第一のディスク)2を支
持し、この入力軸1と同心に配置された出力軸3の端部
に出力側ディスク(第二のディスク)4を固定してい
る。トロイダル型無段変速機を納めたケーシングの内側
には、上記入力軸1並びに出力軸3に対して捻れの位置
にある枢軸5、5を中心として揺動するトラニオン6、
6を設けている。
両端部外側面に上記枢軸5、5を設けている。又、これ
ら各トラニオン6、6の中間部には変位軸7、7の基端
部を支持し、上記枢軸5、5を中心として各トラニオン
6、6を揺動させる事により、各変位軸7、7の傾斜角
度の調節を自在としている。各トラニオン6、6に支持
された変位軸7、7の周囲には、それぞれパワーローラ
8、8を回転自在に支持している。そして、各パワーロ
ーラ8、8を、上記入力側、出力側両ディスク2、4の
内側面2a、4a同士の間に挟持している。
対向する内側面2a、4aは、それぞれ断面が、上記枢
軸5を中心とする円弧を回転させて得られる凹面をなし
ている。そして、球状凸面に形成された各パワーローラ
8、8の周面8a、8aは、上記内側面2a、4aに当
接させている。
は、ローディングカム式の押圧装置9を設け、この押圧
装置9によって、上記入力側ディスク2を出力側ディス
ク4に向け、弾性的に押圧している。この押圧装置9
は、入力軸1と共に回転するカム板10と、保持器11
により保持された複数個(例えば4個)のローラ12、
12とから構成している。上記カム板10の片側面(図
3〜4の左側面)には、円周方向に亙る凹凸面であるカ
ム面13を形成し、上記入力側ディスク2の外側面(図
3〜4の右側面)にも、同様のカム面14を形成してい
る。そして、上記複数個のローラ12、12を、上記入
力軸1の中心に対して放射方向の軸を中心とする回転自
在に支持している。
速機の使用時、入力軸1の回転に伴ってカム板10が回
転すると、カム面13によって複数個のローラ12、1
2が、入力側ディスク2の外側面に形成したカム面14
に押圧される。この結果、上記入力側ディスク2が、上
記複数のパワーローラ8、8に押圧されると同時に、上
記1対のカム面13、14と複数個のローラ12、12
との押し付け合いに基づいて、上記入力側ディスク2が
回転する。そして、この入力側ディスク2の回転が、前
記複数のパワーローラ8、8を介して出力側ディスク4
に伝達され、この出力側ディスク4に固定の出力軸3が
回転する。
比)を変える場合で、先ず入力軸1と出力軸3との間で
減速を行なう場合には、前記各枢軸5、5を中心として
前記各トラニオン6、6を所定方向に揺動させる。そし
て、前記各パワーローラ8、8の周面8a、8aが図3
に示す様に、入力側ディスク2の内側面2aの中心寄り
部分と出力側ディスク4の内側面4aの外周寄り部分と
にそれぞれ当接する様に、前記各変位軸7、7を傾斜さ
せる。
5、5を中心として上記各トラニオン6、6を反対方向
に揺動させる。そして、上記各パワーローラ8、8の周
面8a、8aが図4に示す様に、入力側ディスク2の内
側面2aの外周寄り部分と出力側ディスク4の内側面4
aの中心寄り部分とに、それぞれ当接する様に、上記各
変位軸7、7を傾斜させる。これら各変位軸7、7の傾
斜角度を図3と図4との中間にすれば、入力軸1と出力
軸3との間で、中間の変速比を得られる。
3号(実開平1−173552号)のマイクロフィルム
に記載された、より具体化されたトロイダル型無段変速
機を示している。入力側ディスク2と出力側ディスク4
とは円管状の入力軸15の周囲に、それぞれニードル軸
受16、16を介して回転自在に支持している。又、カ
ム板10は上記入力軸15の端部(図5の左端部)外周
面にスプライン係合させ、鍔部17により上記入力側デ
ィスク2から離れる方向への移動を阻止している。そし
て、このカム板10とローラ12、12とにより、上記
入力軸15の回転に基づいて上記入力側ディスク2を、
上記出力側ディスク4に向け押圧しつつ回転させる、ロ
ーディングカム式の押圧装置9を構成している。上記出
力側ディスク4には出力歯車18を、キー19、19に
より結合し、これら出力側ディスク4と出力歯車18と
が同期して回転する様にしている。
支持板20、20に、揺動並びに軸方向(図5の表裏方
向、図6の左右方向)に亙る変位自在に支持している。
そして、上記各トラニオン6、6の中間部に形成した円
形の支持孔23、23部分に、変位軸7、7を支持して
いる。これら各変位軸7、7は、互いに平行で且つ偏心
した支持軸部21、21と枢支軸部22、22とを、そ
れぞれ有する。このうちの各支持軸部21、21を上記
各支持孔23、23の内側に、第一のラジアル軸受であ
るラジアルニードル軸受24、24を介して、回転自在
に支持している。又、上記各枢支軸部22、22の周囲
にパワーローラ8、8を、第二のラジアル軸受であるラ
ジアルニードル軸受25、25を介して回転自在に支持
している。
軸15に対して180度反対側位置に設けている。又、
これら各変位軸7、7の各枢支軸部22、22が各支持
軸部21、21に対し偏心している方向は、上記入力
側、出力側両ディスク2、4の回転方向に関し同方向
(図6で左右逆方向)としている。又、偏心方向は、上
記入力軸15の配設方向に対しほぼ直交する方向として
いる。従って上記各パワーローラ8、8は、上記入力軸
15の配設方向に亙る若干の変位自在に支持される。こ
の結果、構成各部品の寸法精度のばらつきや弾性変形等
に起因して、上記各パワーローラ8、8が上記入力軸1
5の軸方向(図5の左右方向、図6の表裏方向)に変位
する傾向となった場合でも、構成各部品に無理な力を加
える事なく、この変位を吸収できる。
上記各トラニオン6、6の中間部内側面との間には、パ
ワーローラ8、8の外側面の側から順に、それぞれが請
求項に記載したスラスト軸受である、スラスト玉軸受2
6、26と、次述する外輪30、30に加わるスラスト
荷重を支承するスラストニードル軸受27、27とを設
けている。このうちのスラスト玉軸受26、26は、上
記各パワーローラ8、8に加わるスラスト方向の荷重を
支承しつつ、これら各パワーローラ8、8の回転を許容
するものである。この様なスラスト玉軸受26、26は
それぞれ、複数個ずつの玉29、29と、各玉29、2
9を転動自在に保持する円環状の保持器28、28と、
円環状の外輪30、30とから構成している。各スラス
ト玉軸受26、26の内輪軌道は上記各パワーローラ
8、8の外側面に、外輪軌道は上記各外輪30、30の
内側面に、それぞれ形成している。
7は、レース31と保持器32とニードル33、33と
から構成される。このうちのレース31と保持器32と
は、回転方向に亙る若干の変位自在に組み合わせてい
る。この様なスラストニードル軸受27、27は、上記
各レース31、31を上記各トラニオン6、6の内側面
に当接させた状態で、この内側面と上記外輪30、30
の外側面との間に挟持している。この様なスラストニー
ドル軸受27、27は、上記各パワーローラ8、8から
上記各外輪30、30に加わるスラスト荷重を支承しつ
つ、前記各枢支軸部22、22及び上記外輪30、30
が、前記支持軸部21、21を中心に揺動する事を許容
する。
(図6の左端部)にはそれぞれ駆動ロッド36、36を
結合し、これら各駆動ロッド36、36の中間部外周面
に駆動ピストン37、37を固設している。そして、こ
れら各駆動ピストン37、37を、それぞれ駆動シリン
ダ38、38内に油密に嵌装している。
速機の場合には、入力軸15の回転は押圧装置9を介し
て入力側ディスク2に伝わる。そして、この入力側ディ
スク2の回転が、1対のパワーローラ8、8を介して出
力側ディスク4に伝わり、更にこの出力側ディスク4の
回転が、出力歯車18より取り出される。
度比を変える場合には、上記1対の駆動ピストン37、
37を互いに逆方向に変位させる。これら各駆動ピスト
ン37、37の変位に伴って上記1対のトラニオン6、
6が、それぞれ逆方向に変位し、例えば図6の下側のパ
ワーローラ8が同図の右側に、同図の上側のパワーロー
ラ8が同図の左側に、それぞれ変位する。この結果、こ
れら各パワーローラ8、8の周面8a、8aと上記入力
側ディスク2及び出力側ディスク4の内側面2a、4a
との当接部に作用する、接線方向の力の向きが変化す
る。そして、この力の向きの変化に伴って上記各トラニ
オン6、6が、支持板20、20に枢支された枢軸5、
5を中心として、互いに逆方向に揺動する。この結果、
前述の図3〜4に示した様に、上記各パワーローラ8、
8の周面8a、8aと上記各内側面2a、4aとの当接
位置が変化し、上記入力軸15と出力歯車18との間の
回転速度比が変化する。
8との間で回転力の伝達を行なう際には、構成各部材の
弾性変形に基づいて上記各パワーローラ8、8が、上記
入力軸15の軸方向に変位し、これら各パワーローラ
8、8を枢支している前記各変位軸7、7が前記各支持
軸部21、21を中心として僅かに回動する。この回動
の結果、前記各スラスト玉軸受26、26の外輪30、
30の外側面と上記各ト.ニオン6、6の内側面とが相
対変位する。これら外側面と内側面との間には、前記各
スラストニードル軸受27、27が存在する為、この相
対変位に要する力は小さい。従って、上述の様に各変位
軸7、7の傾斜角度を変化させる為の力が小さくて済
む。
無段変速機の場合、パワーローラ8、8を支持する為の
ラジアルニードル軸受25及びスラスト玉軸受26に潤
滑油を送り込む必要がある。何となれば、トロイダル型
無段変速機の運転時に上記パワーローラ8、8は、大き
な荷重を受けつつ高速回転する。又、上記各外輪30、
30は、伝達すべきトルクの変動等に応じて構成各部材
の弾性変形量が変化するのに伴い、上記各枢支軸部2
1、21を中心として頻繁に往復回動する。従って、上
記ラジアルニードル軸受25及びスラスト玉軸受26の
耐久性を確保する為には、これら両軸受25、26に十
分量の潤滑油を送り込む必要がある。
前述した図6及びこのトラニオン6に付属した部材を取
り出して示す図7に示す様に、送り込み側給油通路39
を形成すると共に、上記スラスト玉軸受26を構成する
外輪30に給油孔40、40を、上記スラストニードル
軸受27を構成するレース31に給油孔41、41を、
それぞれ形成して、これらスラスト玉軸受26及びスラ
ストニードル軸受27に潤滑油を送り込み自在としてい
た。又、上記ラジアルニードル軸受25には、変位軸7
の先半部を構成する前記枢支軸部22の内側に設けられ
た受入側給油通路42(図7)を通じて潤滑油を送り込
む様にしていた。この受入側給油通路42の上流端は、
上記枢支軸部22の基端面43の一部で支持軸部21か
ら外れた部分に、下流端は、前記スラスト玉軸受26の
内径側部分及び前記ラジアルニードル軸受25の内径側
部分に、それぞれ開口している。
の変速機中に組み込まれた図示しないポンプの作用によ
り、前記駆動ロッド36の内側を通じて上記送り込み側
給油通路39に潤滑油を送り込む。この潤滑油は、先
ず、上記各給油孔41、41を通じて上記スラストニー
ドル軸受27内に送り込まれると共に、前記支持孔23
内に流出して、この支持孔23内に設けたラジアルニー
ドル軸受24を潤滑する。又、上記潤滑油は、上記送り
込み側給油通路39の下流端開口から、上記スラスト玉
軸受26を構成する外輪30の外側面とトラニオン6の
内側面との間の隙間空間内に流出する。更にこの潤滑油
は、上記給油孔40、40を通じて上記スラスト玉軸受
26に、上記受入側給油通路42を通じて上記ラジアル
ニードル軸受25に、それぞれ送られ、これら両軸受2
6、25を潤滑する。
の場合には、トラニオン6の外側面側(図7の上側)に
流失してラジアルニードル軸受25、スラスト玉軸受2
6、スラストニードル軸受27に達する事のない潤滑油
の量が、無視できない程度に多くなる可能性がある。こ
の結果、ポンプから送り込み側給油通路39内に送り込
まれる潤滑油の量が少なくなると、上記各軸受25〜2
7に送り込まれる潤滑油の量が不足する可能性がある。
この理由に就いて、図7により説明する。
21を枢支する為、トラニオン6の中間部に形成した支
持孔23の内径は、このトラニオン6の内側面側から外
側面側にまで一定としていた。従って、上記支持孔23
の内周面と上記支持軸部21の外周面との間には、トラ
ニオン6の内側面側から外側面側にまで達する、円筒状
の空間46が存在する。この空間46内にはラジアルニ
ードル軸受24が設けられており、上記支持軸部21の
先端部で上記支持孔23から突出した部分にはワッシャ
44及びストップリング45を装着して、上記空間46
のトラニオン6の外側面側開口を塞いでいる。但し、上
記支持軸部21を中心とする上記変位軸7の回動を軽く
行なえる様にする為、上記ワッシャ44の内面と上記ト
ラニオン6の外面との間には隙間を設ける必要がある。
この為、上記送り込み側給油通路39から上記支持孔2
3内に送り込まれた潤滑油のうちのかなりの部分が、上
記各軸受25〜27の潤滑に供する事なく、上記空間4
6外に流失する。本発明のトロイダル型無段変速機は、
この様な原因で上記空間46からトラニオン6の外側面
側に流失する潤滑油の量を低減乃至はゼロにして、上記
各軸受25〜27の潤滑性を確保すべく発明したもので
ある。
変速機は、前述した従来のトロイダル型無段変速機と同
様に、回転軸と、互いの内側面同士を対向させた状態で
互いの相対回転を自在として上記回転軸と同心に配置さ
れた、それぞれの内側面を断面円弧状の凹面とした第
一、第二のディスクと、これら第一、第二のディスクの
中心軸に対し捻れの位置にある枢軸を中心として揺動す
るトラニオンと、互いに偏心した支持軸部及び枢支軸部
から成り、このうちの支持軸部を上記トラニオンの中間
部に形成した支持孔内に第一のラジアル軸受により回転
自在に支持し、上記枢支軸部を上記トラニオンの内側面
から突出させた変位軸と、この変位軸を構成する上記枢
支軸部の周囲に第二のラジアル軸受により回転自在に支
持された状態で、上記第一、第二の両ディスク同士の間
に挟持された、周面を球面状の凸面としたパワーローラ
と、このパワーローラの外側面と上記トラニオンの内側
面との間に設けたスラスト軸受と、上記トラニオンの内
部に設けられ、上流端を潤滑油の供給手段に通じさせ、
下流端を上記支持孔の内周面に開口させた潤滑油流路と
を備える。特に、本発明のトロイダル型無段変速機に於
いては、上記支持孔の一端で上記トラニオンの外側面側
には底板部を設け、この底板部によって、上記支持孔の
一端側の開口の全部又は一部を塞いでいる。
変速機は、前述した従来のトロイダル型無段変速機と同
様の作用に基づき、第一のディスクと第二のディスクと
の間で回転力の伝達を行ない、更にトラニオンの傾斜角
度を変える事により、これら両ディスクの回転速度比を
変える。特に、本発明のトロイダル型無段変速機の場合
には、トラニオン側に設けた送り込み側給油通路の下流
端から支持孔内に吐出された潤滑油が、上記トラニオン
の外側面側に流失する事なく、上記支持孔からこのトラ
ニオンの内側面側に吐出される。そして、このトラニオ
ンの内側面側に設けた、パワーローラを支持する為の各
軸受に潤滑油が送られる。従って、上記送り込み側給油
通路を通じて送られる潤滑油のうちの多くの部分が上記
各軸受に送られて、これら各軸受の潤滑を十分に行な
う。
1例を示している。尚、本発明の特徴は、トラニオン6
内に設けた、請求項に記載した潤滑油流路である送り込
み側給油通路39から、このトラニオン6の中間部に設
けた支持孔23a内に吐出した潤滑油を、パワーローラ
8回りに設けたラジアルニードル軸受25、それぞれが
請求項に記載したスラスト軸受に相当するスラスト玉軸
受26、スラストニードル軸受27に、効率良く送り込
む為の構造にある。その他の部分の構成及び作用は、前
述した従来構造の場合と同様であるから、同等部分に関
する図示並びに説明は、省略若しくは簡略にし、以下、
本発明の特徴部分を中心に説明する。尚、図1(及び後
述する図2)には、上記送り込み側給油通路39から上
記スラストニードル軸受27に直接潤滑油を送り込む為
の給油孔を設けていないが、この様な給油孔を設ける事
は自由である。
在に支持する為、上記トラニオン6の中間部には、断面
円形で有底の支持孔23aを形成している。即ち、前述
した従来構造の場合とは異なり、本例の場合には、上記
支持孔23aの一端で上記トラニオン6の外側面側に底
板部47を設け、この底板部47によって、上記支持孔
23aの一端側の開口を完全に塞いでいる。上記支持孔
23aの深さD23a は、前述した従来構造に組み込んだ
トラニオン6の中間部の厚さT6 (図7参照)とほぼ同
等にして(D23a ≒T6 )、上記支持孔23aの内周面
と上記支持軸部21の外周面との間に設けるラジアルニ
ードル軸受24の軸方向寸法を確保している。従って、
上記底板部47を設ける事により、上記トラニオン6に
対して上記変位軸7を枢支する為の上記ラジアルニード
ル軸受24の軸受容量が不足する事はない。尚、上記底
板部47の厚さT47を、従来構造で支持軸部21端部の
トラニオン6の外側面からの突出量L21(図7参照)よ
りも小さく(T47<L21)すれば、このトラニオン6の
剛性確保と他の部品との干渉防止に基づく小型軽量化と
の両立を図れる。
無段変速機の場合には、上記トラニオン6側に設けた上
記送り込み側給油通路39の下流端から上記支持孔23
a内に吐出された潤滑油は、上記底板部47に遮られ
て、上記トラニオン6の外側面側(図1の上側)に流失
する事なく、上記支持孔23aからこのトラニオン6の
内側面側(図1の下側)に吐出される。そして、このト
ラニオン6の内側面側に設けた、パワーローラ8を支持
する為の前記ラジアルニードル軸受25、スラスト玉軸
受26、スラストニードル軸受27に潤滑油が送られ
る。従って、上記送り込み側給油通路39を通じて送ら
れる潤滑油のうちの多くの部分が上記各軸受25〜27
に送られて、これら各軸受25〜27の潤滑を十分に行
なう。
例を示している。本例の場合には、変位軸7を構成する
支持軸部21を回転自在に支持する為、上記トラニオン
6の中間部に、断面円形で有底の支持孔23bを形成し
ている。但し、上述した第1例の場合とは異なり、本例
の場合には、上記支持孔23bの一端で上記トラニオン
6の外側面側に、内向フランジ状の底板部47aを設
け、この底板部47aによって、上記支持孔23aの一
端側の開口の大部分を塞いでいる。一方、変位軸7を構
成する支持軸部21の先端面中央部には係止ピン部48
を突設し、この係止ピン部48を、上記底板部47aの
中央部に形成した小円孔49に挿通している。そして、
上記係止ピン部48の先端部でこの小円孔49を通じて
上記トラニオン6の外側面側の突出した部分にストップ
リング50を係止し、上記係止ピン部48が上記小円孔
49から抜け出る事を防止している。
は、パワーローラ8を組み付けたトラニオン6を所定位
置に組み付ける以前に於いても、これらパワーローラ8
等、上記トラニオン6に組み付けた部品が分離する事が
ない。従って、上述した第1例の場合に比べて、トロイ
ダル型無段変速機の組み付け性向上を図れる。又、各軸
受25〜27の潤滑性に就いても、前述した従来構造に
比べて向上させる事ができる。即ち、上記係止ピン部4
8の外周面と上記小円孔49の内周面との間に存在する
隙間は狭く(周長が短く)、しかも、支持孔23b内に
存在する潤滑油が上記小円孔49を通じて上記トラニオ
ン6の外側面側に流出しようとしても、流路の全長が長
くなる。従って、上記隙間を通じてトラニオン6の外側
面側の流失する潤滑油の量を抑える事ができるので、上
記各軸受25〜27に送り込む潤滑油の量を確保でき
る。尚、上記小円孔49の内径は、上記係止ピン部48
の強度を確保できる限り小さくする事が望ましく、例え
ば上記支持孔23bの内径の1/2以下にする。
上に述べた通り構成され作用する為、高荷重を受けつつ
高速で回転するパワーローラを支承する転がり軸受に十
分量の潤滑油を送り込む事が可能となる。この結果、ト
ロイダル型無段変速機の耐久性、信頼性の向上に寄与で
きる。
図。
本的構成を、最大減速時の状態で示す側面図。
Claims (1)
- 【請求項1】 回転軸と、互いの内側面同士を対向させ
た状態で互いの相対回転を自在として上記回転軸と同心
に配置された、それぞれの内側面を断面円弧状の凹面と
した第一、第二のディスクと、これら第一、第二のディ
スクの中心軸に対し捻れの位置にある枢軸を中心として
揺動するトラニオンと、互いに偏心した支持軸部及び枢
支軸部から成り、このうちの支持軸部を上記トラニオン
の中間部に形成した支持孔内に第一のラジアル軸受によ
り回転自在に支持し、上記枢支軸部を上記トラニオンの
内側面から突出させた変位軸と、この変位軸を構成する
上記枢支軸部の周囲に第二のラジアル軸受により回転自
在に支持された状態で、上記第一、第二の両ディスク同
士の間に挟持された、周面を球面状の凸面としたパワー
ローラと、このパワーローラの外側面と上記トラニオン
の内側面との間に設けたスラスト軸受と、上記トラニオ
ンの内部に設けられ、上流端を潤滑油の供給手段に通じ
させ、下流端を上記支持孔の内周面に開口させた潤滑油
流路とを備えたトロイダル型無段変速機に於いて、上記
支持孔の一端で上記トラニオンの外側面側に底板部を設
け、この底板部によって、上記支持孔の一端側の開口の
全部又は一部を塞いでいる事を特徴とするトロイダル型
無段変速機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25714397A JP3663851B2 (ja) | 1997-09-22 | 1997-09-22 | トロイダル型無段変速機 |
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| JP25714397A JP3663851B2 (ja) | 1997-09-22 | 1997-09-22 | トロイダル型無段変速機 |
Publications (3)
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| JPH1194041A5 JPH1194041A5 (ja) | 2004-08-26 |
| JP3663851B2 JP3663851B2 (ja) | 2005-06-22 |
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ID=17302321
Family Applications (1)
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| JP25714397A Expired - Fee Related JP3663851B2 (ja) | 1997-09-22 | 1997-09-22 | トロイダル型無段変速機 |
Country Status (1)
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Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6945904B2 (en) | 2002-01-17 | 2005-09-20 | Nsk Ltd. | Toroidal-type continuously variable transmission |
| JP2006057759A (ja) * | 2004-08-20 | 2006-03-02 | Nsk Ltd | トロイダル型無段変速機 |
| JP2007240005A (ja) * | 2007-05-09 | 2007-09-20 | Nsk Ltd | トロイダル型無段変速機ユニットの組み立て治具 |
-
1997
- 1997-09-22 JP JP25714397A patent/JP3663851B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6945904B2 (en) | 2002-01-17 | 2005-09-20 | Nsk Ltd. | Toroidal-type continuously variable transmission |
| JP2006057759A (ja) * | 2004-08-20 | 2006-03-02 | Nsk Ltd | トロイダル型無段変速機 |
| JP2007240005A (ja) * | 2007-05-09 | 2007-09-20 | Nsk Ltd | トロイダル型無段変速機ユニットの組み立て治具 |
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| JP3663851B2 (ja) | 2005-06-22 |
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