JPH1195502A - 画像形成方法及び画像形成装置 - Google Patents

画像形成方法及び画像形成装置

Info

Publication number
JPH1195502A
JPH1195502A JP9258032A JP25803297A JPH1195502A JP H1195502 A JPH1195502 A JP H1195502A JP 9258032 A JP9258032 A JP 9258032A JP 25803297 A JP25803297 A JP 25803297A JP H1195502 A JPH1195502 A JP H1195502A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
toner
developing
image forming
color
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9258032A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoru Haneda
哲 羽根田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Inc filed Critical Konica Minolta Inc
Priority to JP9258032A priority Critical patent/JPH1195502A/ja
Publication of JPH1195502A publication Critical patent/JPH1195502A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Developing For Electrophotography (AREA)
  • Dry Development In Electrophotography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Color Electrophotography (AREA)
  • Fax Reproducing Arrangements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 良好な画像を形成することができる画像形成
方法及び装置を提供することを課題とする。 【解決手段】 像形成体に対し、帯電、画像データに基
づいた像露光、現像スリーブを移動させながら現像する
ことにより、画像を形成する際に、現像スリーブの移動
方向上流側にトナーが多く付着する(現像の偏りが生じ
る)ので、現像スリーブの移動方向上流側を、下流側に
比して、画像データとして濃度が薄くなるように画像処
理する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、像形成体に対し、
帯電、画像データに基づいた像露光、現像スリーブを移
動させながら現像することにより、画像を形成する画像
形成方法及び画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】複写機やプリンタなどの画像形成装置と
して、図10(a)に示すような電子写真方式の画像形
成装置がある。この画像形成装置は、像形成体1の周囲
に、帯電装置2、露光装置3、現像装置の現像スリーブ
4、転写装置5及びクリーニング装置6を配置してい
る。この画像形成装置において、画像形成をする際に
は、帯電装置2によって、矢示の方向に回転する像形成
体1を一様に帯電させる。帯電した像形成体1に対して
露光装置3によって画像データに基づいて像露光を行
い、像形成体1上に潜像を形成する。そして、この潜像
を現像装置によって現像する。この現像は、矢示の方向
に回転する現像スリーブ4上に担持している現像剤であ
るトナーを、現像スリーブ4にバイアスを印加すること
により、像形成体1へと転移させ、像形成体1上にトナ
ー像を形成する。その後、転写装置5によって、像形成
体1上のトナー像を別途搬送されてくる転写材Pへと転
写する。トナー像を転写された転写材Pは、図示しない
定着装置によって定着される。一方、像形成体1上に残
留したトナーは、クリーニング装置6によってクリーニ
ングされ、次の画像形成へと備えられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した画像形成装置
では、像形成体1上に形成されたトナー像は、画像の偏
りが生じている。この画像の偏りに関して、本発明者が
鋭意検討した結果、従来から電子写真方式特有のエッジ
効果と言われる現象の他に、現像スリーブ4の移動方向
に依存した偏りがあることを知得した。
【0004】これら画像の偏りについて、現像領域を拡
大した図10(b)、画像の偏りが発生したパッチ画像
を模式的に示した図10(c)、及び、該パッチ画像の
濃度分布を模式的に示した図10(d)に基づいて説明
する。なお、図10(d)において、実線は図10
(c)においてy方向(すなわち、現像スリーブ4の移
動方向とは反対方向)についての濃度分布を示し、破線
は図10(c)においてx方向(現像スリーブ4の移動
方向に直交する方向)についての濃度分布を示してい
る。
【0005】まず、エッジ効果は、従来から知られてい
る電子写真方式特有の現象である。これは、潜像のエッ
ジ部分(画像の周辺部)には強い静電的な電場が生じ、
このエッジ部分にトナーが付着しやすくなり、一方、潜
像の中央部は電場が弱くなるので、トナーが付着しずら
くなる。このために、パッチ画像の周囲の画像濃度が高
くなる。このエッジ効果は、等方的(すなわち、x方向
やy方向に関係なく)に生じる現象である。
【0006】次に、現像スリーブ4の移動方向に依存し
た画像の偏りは、現像スリーブの移動方向上流側におい
て、画像濃度が高くなる現象である。図10(d)に示
すように、x方向の濃度分布(破線)においては、上述
したエッジ効果により、画像の両端の濃度が、中央部の
濃度に比して、ほぼ同じ程度に高くなっている。これに
対して、y方向の濃度分布(実線)においては、エッジ
効果により画像の両端部の濃度が高くなっている上に、
現像スリーブ4の移動方向上流側(図10(d)におい
ては右側)の端部の濃度の方が、下流側の端部濃度より
も高くなっている。すなわち、この現象は、異方的に生
じる現象である。
【0007】したがって、このような、従来知られてい
なかった、現像スリーブ4の移動方向に依存した画像の
偏りは、良好な画像を形成する際には問題となる。
【0008】なお、この現像スリーブ4の移動方向に依
存した画像の偏りは、図10において現像スリーブ4を
逆方向に移動させて現像した場合にも同様に生じた。こ
の現象が生じる原因は定かではないが、現像スリーブ4
が担持しているトナーが、現像スリーブ4の移動方向上
流側ほど多いことが関与しているものと考えられる。特
に、本発明者が鋭意検討した結果、この現象は、現像ス
リーブ4に交流(AC)バイアスを印加して非接触現像
を行ったときに、トナーが振動しながら飛翔することも
関係し、より顕著に現れる。さらに、この現象は、像形
成体1上に複数色のトナー像を重ね合わせてカラー画像
を形成する際には、先に付着したトナーの影響を受ける
ため、良好なカラー画像を形成する際には大きな問題と
なる。
【0009】そこで、本発明は、良好な画像を形成する
ことができる画像形成方法及び装置を提供することを課
題とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題は、以下の構成
により解決することができる。
【0011】(1) 像形成体に対し、帯電、画像デー
タに基づいた像露光、現像スリーブを移動させながら現
像をすることにより、画像を形成する画像形成方法にお
いて、画像データの前記現像スリーブの移動方向上流側
を、下流側に比して、画像データとして濃度が薄くなる
ように画像処理することを特徴とする画像形成方法。
【0012】(2) 前記画像処理は、画像データの周
辺部を、中央部に比して、画像データとして濃度が薄く
なるようにすることを特徴とする(1)に記載の画像形
成方法。
【0013】(3) 前記現像は、前記現像スリーブに
交流バイアスを印加した非接触現像であることを特徴と
する(1)又は(2)に記載の画像形成方法。
【0014】(4) 前記像形成体に対して帯電、像露
光、現像を繰り返して、前記像形成体上にカラー画像を
形成することを特徴とする(1)〜(3)いずれか1つ
に記載の画像形成方法。
【0015】(5) 像形成体と、前記像形成体を一様
に帯電させる帯電手段と、前記帯電手段により帯電した
前記像形成体に対して、画像データに基づいた像露光を
行い、潜像を形成する露光手段と、移動する現像スリー
ブを有し、前記露光手段により形成された潜像を、前記
現像スリーブが担持するトナーによって顕像化する現像
手段と、を有し、前記像形成体上にトナー像を形成する
画像形成装置において、画像データの前記現像スリーブ
の移動方向上流側を、下流側に比して、画像データとし
て濃度が薄くなるように画像処理する画像処理手段を備
えたことを特徴とする画像形成装置。
【0016】(6) 前記画像処理手段は、画像データ
の周辺部を、中央部に比して、画像データとして濃度が
薄くなるように画像処理することを特徴とする(5)に
記載の画像形成装置。
【0017】(7) 前記画像処理手段は、前記画像デ
ータがベタ画像であるとき、ベタ画像の周辺部における
像露光による露光量を、ベタ画像の中央部における像露
光による露光量より小さくなるように、前記画像データ
を画像処理することを特徴とする(5)又は(6)に記
載の画像形成装置。
【0018】(8) 前記現像手段は、前記現像スリー
ブに交流バイアスを印加し、前記現像スリーブが前記像
形成体に対して非接触とした非接触現像を行うことを特
徴とする(5)〜(7)のいずれか1つに記載の画像形
成装置。
【0019】(9) 前記画像形成装置は、各々が異な
る色のトナーを有する複数の前記現像手段を有し、前記
像形成体上にトナー像を重ね合わせてカラー画像を形成
することを特徴とする(5)〜(9)のいずれか1つに
記載の画像形成装置。
【0020】
【発明の実施の形態】まず、本発明の一実施形態の画像
形成プロセス及び各機構について、本発明の画像形成装
置の一実施形態を示すカラー画像形成装置の断面構成図
である図1を用いて説明する。
【0021】像形成体である感光体ドラム10は、例え
ばガラスや透明アクリル樹脂等の透明部材によって形成
される円筒状の基体の外周に、透明の導電層、a−Si
層あるいは有機感光層(OPC)等の光導電体層を形成
したものである。感光体ドラム10は、図示しない駆動
源からの動力により透明の導電層を接地された状態で図
1の矢印で示す時計方向に感光体ドラム10が回転され
る。
【0022】本実施形態における感光体ドラムの透明基
体の光透過率は、100%である必要はなく、露光ビー
ムの透過時にある程度の光が吸収されるような特性であ
ってもよく、要は、適切なコントラストを付与できれば
よい。透光性基体の素材としては、アクリル樹脂、特に
メタクリル酸メチルエステルモノマーを用い重合したも
のが、透明性、強度、精度、表面性等において優れてお
り好ましく用いられるが、その他一般光学部材などに使
用されるアクリル、フッ素、ポリエステル、ポリカーボ
ネート、ポリエチレンテレフタレートなどの各種透光性
樹脂が使用可能である。また、露光光に対し透光性を有
していれば、着色していてもよい。透明の導電層として
は、インジウム・スズ・酸化物(ITO)、酸化錫、酸
化鉛、酸化インジウム、ヨウ化銅や、Au、Ag、N
i、Alなどからなる透光性を維持した金属薄膜が用い
られ、成膜法としては、真空蒸着法、活性反応蒸着法、
各種スパッタリング法、各種CVD法、浸漬塗工法、ス
プレー塗布法などが利用される。また、光導電体層とし
ては、アモルファスシリコン(a−Si)合金感光層、
アモルファスセレン合金感光層や、各種有機感光層(O
PC)が使用可能である。
【0023】帯電手段としてのスコロトロン帯電器1
1、露光手段としての露光ユニット12、現像手段とし
ての現像器13は、それぞれ、イエロー(Y),マゼン
タ(M),シアン(C)及び黒色(K)の各色の画像形
成プロセスに用いられ、本実施形態においては、図1の
矢印にて示す感光体ドラム10の回転方向に対して、
Y、M、C、Kの順に配置される。
【0024】各色毎の帯電手段としてのスコロトロン帯
電器11は、コロナ放電電極(符号なし)とシールド部
材であるコの字状のサイドプレート(符号なし)とが取
り付けられ、更にサイドプレートに制御グリッド(符号
なし)が取り付けられて構成され、感光体ドラム10の
移動方向に対して直交する方向(図1において紙面垂直
方向)に感光体ドラム10と対峙し近接して取り付けら
れる帯電部材である。このスコロトロン帯電器11は、
トナーと同極性のコロナ放電を行うコロナ放電電極と、
感光体ドラム10の前述した有機感光体層に対し所定の
電位に保持された制御グリッドとによって帯電作用(本
実施形態においてはマイナス帯電)を行い、感光体ドラ
ム10に対し一様な電位を与える。
【0025】各色毎の露光手段としての露光ユニット1
2は、感光体ドラム10上での露光位置が各色毎のスコ
ロトロン帯電器11に対して感光体ドラム10の回転方
向下流側になるようにして、感光体ドラム10の内部に
配置される。各色毎の露光ユニット12は、それぞれ、
像露光光の発光素子としてのLED(発光ダイオード)
を感光体ドラム10の軸と平行に複数個アレイ状に並べ
た線状の露光素子(図示せず)と等倍結像素子としての
セルフォックレンズ(図示せず)とがホルダに取り付け
られた露光用ユニットとして構成される。これら各色毎
の露光ユニット12は、円柱状の保持部材20に取り付
けられ、感光体ドラム10の基体内部に収容される。露
光素子としては、その他FL(蛍光体発光),EL(エ
レクトロルミネッセンス),PL(プラズマ放電)等の
複数の発光素子をアレイ状に並べた線状のものが用いら
れる。
【0026】露光ユニット12は、別体のコンピュータ
(図示せず)から送られメモリに記憶された各色の画像
データに基づいて、後段において詳述する画像処理を施
した後、一様に帯電した感光体ドラム10に像露光を行
い、感光体ドラム10上に潜像を形成する。この実施形
態で使用される発光素子の発光波長は、通常Y,M,C
のトナーの透過性の高い680〜900nmの範囲のも
のが良好であるが、裏面から像露光を行うことからカラ
ートナーに透明性を十分に有しないこれより短い波長で
もよい。
【0027】各色毎の現像手段としての現像器13は、
それぞれ、例えば厚み0.5mm〜1mm、外径15〜
25mmの円筒状の非磁性のステンレスあるいはアルミ
材で形成された現像剤担持体である現像スリーブ131
と、現像ケーシング(符号なし)とを備え、内部にイエ
ロー(Y),マゼンタ(M),シアン(C)若しくは黒
色(K)の二成分(一成分でもよい)の現像剤を収容し
ている。現像スリーブ131は、NおよびSの磁極を交
互に配した固定磁石(図示せず)を内包しており、撹拌
スクリュウ(符号なし)によって撹拌、混合され、供給
ローラ(符号なし)により攪拌部から搬送、供給された
二成分現像剤を現像部へと供給する。この際、現像スリ
ーブ131周面上の二成分現像剤の層厚は、直径3〜1
0mmの磁性体の円形断面の金属材から成り現像スリー
ブ131の周面に所定の荷重をもって均等に圧接された
薄層形成部材としての薄層形成棒(図示せず)によって
規制される。現像部を通過した二成分現像剤は、帯状の
長辺の一端を現像スリーブ131に平行に圧接して設け
られた例えばSUS、ウレタンゴム等の板状の弾性部材
よりなるスクレーパ(符号なし)により現像スリーブ1
31上から除去され、供給ローラにより攪拌部へ搬送さ
れ、所定のトナー濃度となるように、撹拌スクリュウに
よって撹拌、混合される。
【0028】現像部では、現像スリーブ131は、突き
当てコロ(図示せず)により感光体ドラム10と所定の
値の間隙、例えば100μm〜1000μmをあけて非
接触に保たれ、感光体ドラム10の回転方向と順方向に
回転しており、現像スリーブ131に対して現像バイア
スとしてトナーと同極性(本実施形態においてはマイナ
ス極性)の直流電圧あるいは直流と交流との重畳電圧を
印加することにより、感光体ドラム10の露光部に対し
て非接触の反転現像が行われる。この時の現像間隔精度
は画像ムラを防ぐために20μm程度以下が必要であ
る。
【0029】以上のように現像器13は、スコロトロン
帯電器11による帯電と露光ユニット12による像露光
によって形成される感光体ドラム10上の静電潜像を、
非接触の状態で感光体ドラム10の帯電極性と同極性の
トナー(本実施形態においては感光体ドラムは負帯電で
あり、トナーは負極性)により反転現像する。
【0030】画像形成のスタートにより駆動源が駆動
し、感光体ドラム10を図1の矢印で示す時計方向へ回
転し、同時にスコロトロン帯電器11(Y)の帯電作用
により感光体ドラム10に電位の付与が開始される。感
光体ドラム10は電位を付与されたあと、露光ユニット
12(Y)において第1の色信号すなわちYの画像デー
タに対応する電気信号による露光が開始されドラムの回
転走査によってその表面の感光層に原稿画像のイエロー
(Y)の画像に対応する静電潜像が形成される。この潜
像は現像器13(Y)により非接触の状態で反転現像さ
れ、感光体ドラム10上にイエロー(Y)のトナー像が
形成される。
【0031】次いで、感光体ドラム10は前記イエロー
(Y)のトナー像の上に、スコロトロン帯電器11
(M)の帯電作用により電位が付与され、露光ユニット
12(M)の第2の色信号すなわちマゼンタ(M)の画
像データに対応する電気信号による露光が行われ、現像
器13(M)による非接触の反転現像によって前記のイ
エロー(Y)のトナー像の上にマゼンタ(M)のトナー
像が重ね合わせて形成される。
【0032】同様のプロセスにより、スコロトロン帯電
器11(C)、露光ユニット12(C)及び現像器13
(C)によってさらに第3の色信号に対応するシアン
(C)のトナー像が、また、スコロトロン帯電器11
(K)、露光ユニット12(K)及び現像器13(K)
によって第4の色信号に対応する黒色(K)のトナー像
が順次重ね合わせて形成され、感光体ドラム10の一回
転以内にその周面上にカラーのトナー像が形成される。
この画像形成プロセス、すなわち、感光体ドラム10上
でトナー像を重ね合わせてカラートナー像を形成するプ
ロセスは、以下、KNCプロセスという。
【0033】このように、本実施の形態では、Y,M,
C及びKの露光ユニット12による感光体ドラム10の
有機感光層に対する露光は、感光体ドラム10の内部よ
り透明基体を通して行われる。したがって第2,第3及
び第4の色信号に対応する画像の露光は何れも先に形成
されたトナー像により遮光されることなく静電潜像を形
成することが可能となり、好ましいが、感光体ドラム1
0の外部から露光してもよい。
【0034】一方、転写材である記録紙は、転写材収納
手段である給紙カセット15より、送り出しローラ(符
号なし)により送り出され、給送ローラ(符号なし)に
より給送されてタイミングローラ16へ搬送される。
【0035】記録紙は、タイミングローラ16の駆動に
よって、感光体ドラム10上に担持されたカラートナー
像との同期がとられて転写域へ給送される。転写域で
は、トナーと反対極性(本実施形態においてはプラス極
性)の電圧が印加される転写手段としての転写器14A
により感光体ドラム10の周面上のカラートナー像が一
括して記録紙に転写される。
【0036】カラートナー像が転写された記録紙は、転
写材分離手段としての紙分離AC除電器14Bにより除
電されて、感光体ドラム10から分離され、定着手段と
しての定着装置17へと搬送される。そして、内部にヒ
ータ(図示せず)を有する定着ローラ17aと、圧着ロ
ーラ17bとの間で熱と圧力とを加えられることにより
記録紙上の付着トナーが定着され、記録紙が排紙ローラ
18により送られて、装置上部のトレイへ排出される。
【0037】転写後の感光体ドラム10の周面上に残っ
たトナーは、さらに回転し、クリーニング装置19にい
たり、感光体ドラム10に当接したゴム材から成るクリ
ーニングブレード(符号なし)によってクリーニング装
置19内に掻き落とされる。クリーニング装置19によ
り残留トナーを除去された感光体ドラム10は一様帯電
器11Yによって一様帯電を受け、次の画像形成サイク
ルに入る。
【0038】ところで、画像データをそのまま用いて露
光を行うと、「発明が解決しようとする課題」で説明し
た画像の偏りやKNCプロセス特有の問題(後段におい
て詳述)により、良好な画像を形成することができな
い。そのために、画像データに対して画像処理を施した
後に、露光を行うことが必要となる。
【0039】まず、画像の偏りの補正に関して、概略を
説明する。図2(a)は、本発明者が画像の偏りに関し
て鋭意検討し得られた結果、画像の偏りの因子を模式的
に示した図である。なお、図2においては現像スリーブ
131の移動方向のみを示しており、さらに、エッジ効
果及び現像の偏りの図は、各々のみの影響により作成さ
れる像を模式的に示したものである。
【0040】画像データとして、ベタ(濃度が一定)の
パッチ(直方体)画像を用いている。このような画像デ
ータを、画像処理を施さずに、そのまま露光、現像を行
うと、矢示で示されるような現実の画像となる。この現
実の画像は、画像の現像スリーブ回転方向における両端
側において突出した高濃度となり、中央部では低濃度と
なっているだけでなく、現像スリーブ131の回転方向
上流側が下流側より高濃度の傾向にある。
【0041】この因子を考えるに、前者においては、一
般にエッジ効果といわれる電子写真特有の現象であり、
後者においては本発明者が新たに知得した現像スリーブ
の回転による偏り(以下、現像偏り)という現象であ
る。すなわち、現実の画像においては、エッジ効果によ
り両端が突出した濃度となり、現像偏りにより上流側が
高濃度になっている。これらエッジ効果と現像偏りとに
より、画像の偏りが生じる。よって、現実の画像は、概
念的には、次式のように考えられる。
【0042】(現実の画像)=(画像の偏り)×(画像
データ)=((エッジ効果)×(現像偏り))×(画像
データ) このような現実の画像と画像データとの関係を考慮する
と、画像データに対して、予め画像の偏りの逆変換とな
るような画像処理を施しておくことにより、現実の画像
が画像データを忠実に再現できる。すなわち、 (補正した画像データ)=(画像の偏り)-1×(画像データ) =((エッジ効果)×(現像偏り))-1×(画像データ) =(現像偏り)-1×(エッジ効果)-1×(画像データ) によって、現実の画像を再現すればよい。
【0043】ここで、エッジ効果は、一般にラプラシア
ンフィルターの一種として考えられるので、これから補
正係数、すなわち、(エッジ効果)-1を算出することが
できる。その他に、エッジ効果をぼかすフィルターを用
いてもよく、要は、エッジ効果を相殺するように、画像
データの周辺部を、中央部に比して、画像データとして
濃度が薄くなるように画像処理すればよい。より具体的
には、ベタ画像を形成する際には、ベタ画像の周辺部
を、ベタ画像の中央部より、画像データとして濃度が薄
くなるように画像処理する。したがって、本実施の形態
では、反転現像であるので、ベタ画像の周辺部を、ベタ
画像の中央部より、小さな露光量で露光される。
【0044】一方、現像偏りに対しては、本発明者が検
討した結果、現像偏りは、方向性のある現象であること
から、微分フィルターの一種として考えられるので、こ
れから補正係数、すなわち、(現像偏り)-1を算出する
ことができる。その他に、現像偏りをぼかすフィルタ
ー、すなわち、濃度微分が正なら濃度を上げるように、
濃度微分が負なら濃度を下げるようなフィルターを用い
てもよく、要は、現像スリーブ131の回転方向上流側
の濃度が、画像データとして下流側より薄くなるように
画像処理すればよい。より具体的には、ベタ画像を形成
する際に、ベタ画像の現像スリーブの移動方向上流側
を、ベタ画像の下流側より、画像データとして濃度が薄
くなるように画像処理する。したがって、本実施の形態
では、反転現像であるので、ベタ画像の現像スリーブの
移動方向上流側を、下流側より小さな露光量で露光され
る。
【0045】なお、エッジ効果は等方的(現像スリーブ
の回転方向には関係しない)に生じるのに対して、この
現像の偏りは異方的(現像スリーブの回転方向に依存す
る)に生じる。したがって、現像の偏りの補正(画像処
理)は、現像スリーブの回転方向に従った画像処理を施
すことになる。
【0046】したがって、図2(b)に示すように、画
像データに対して、エッジ効果に対する補正(補正係数
1)及び現像偏りに対する補正(補正係数g2)を施
し、この画像処理後の画像データで露光・現像を行うこ
とにより、画像データを忠実に再現でき、良好な画像形
成を行うことができる。
【0047】次に、本実施の形態で行ったカラー画像形
成のプロセス、すなわち、KNCプロセス特有の補正
(上述した画像偏りの補正を含めて、以下、KNC補正
と称することもある)について、画像偏りの補正のうち
エッジ効果も含めながら説明する。
【0048】まず、KNCプロセスの際に生じる現象
を、模式的に示した図3に基づいて説明する。図3にお
いて、V0は感光体ドラム10表面における初期帯電電
位であり、Vsは現像スリーブ表面に印加された直流バ
イアス電位であり、VL1,VL21,VL22は潜像部の電位で
ある。また、図3においては、特に断りのない限り、現
像スリーブ131の回転方向と直交する方向(感光体ド
ラム10及び現像スリーブ131の回転軸方向)の断面
で見たときの状態を示している。
【0049】図3(a)は第1の色トナーによる現像プ
ロセス直前における電位関係を示したものである。かか
る現像プロセスは、像露光する際に、簡単に説明するた
めに図示する潜像電位は一律にVL1となるようにしてい
る。Laは孤立点若しくは孤立線を示す潜像である。Lb
は広い面積を有するベタに相当する潜像を示したもので
ある。
【0050】対向電極効果にもよるが、一般的な現像法
では程度の差はあれ強い静電的な電場が潜像La及び潜
像Lbのエッジ部分に、上述したエッジ効果が生じ、一
方、潜像Lbの中央部における電場は弱くなるので、潜
像Lbのベタ部はトナーを付着しづらくなっており、一
方、線やエッジ部はベタ部中央に比してトナーを付着し
易くなっている。
【0051】図3(b)は図3(a)に示す電位関係下
で各潜像を第1の色トナーで顕像化した状態の断面図で
ある。
【0052】Pは感光体ドラム10を示しており、T1
は第1の色トナーにより顕像化した孤立点を形成するト
ナー像を示している。T2は第1の色トナーで顕像化し
た広い面積を有するトナー像を示している。斯かるトナ
ー像T2は中央部分とその周辺にあるエッジ部とからな
る。トナー像T2は、前述したエッジ効果により、エッ
ジ部分に比して中央部にトナーを少なく付着した凹凸状
のトナー像となっていることを示している(これがエッ
ジ効果である)。なお、エッジ効果は、孤立点となる潜
像や孤立線である細線となる潜像等を強調して顕像化す
る際にも作用するのみでなく、潜像が小さくなり過ぎる
と、反対に顕像化が困難になる方向に作用する。また、
図3(b)において一点鎖線で囲んだ領域(トナー像T
2を現像スリーブの回転方向の断面で見たとき)に示す
ように、現像スリーブ131の回転方向上流側(図にお
いて右側)にトナーが多く付着する、上述した現像偏り
が生じている。このエッジ効果及び現像の偏りを、像形
成体上に未だトナー像を形成していない状態下或いは先
に形成してあるトナー像の構造によらず画像の種類によ
り生じる潜像及びトナー像が変形する現像であり、以
下、第3現像ともいう。
【0053】図3(c)は再帯電後に2色目の像露光を
行った状態即ち第2の色トナーによる現像プロセス直前
における電位関係を示したものである。
【0054】ここでの像露光La1は第1回目と同位置
に、潜像Lb1は位置をずらして露光したものとしてい
る。図においてはVL1とVL21,VL22とが混在した乱れ
た電位分布となっている。VL21、LL22は第1の色トナ
ー像上に形成した潜像部の電位であり、VL1に比して高
くなっている。
【0055】ここで、図3(c)に示したLb1の電位分
布及び電場が乱れる理由を以下に述べる。
【0056】2色目以降の現像プロセスは前述したよう
に、先に顕像化したトナー像を感光体ドラム10に担持
した状態下でなされる。したがって、既に形成してある
トナー像は第2色目以降の潜像電位と電場を変動させ
る。詳しく述べれば、T2は前述したようにエッジ部に
トナーを多く付着した状態となっており、中央部付近に
トナーを少なめに付着している。これらのトナーは電位
上昇となってトナー付着を妨げる効果を有する。すなわ
ち、トナー層電位やトナーが光を透過させにくいという
遮蔽性(本実施の形態では、内部から露光する方式なの
で、前者のみである)のためにトナー像のベタ部の上に
次のトナーを付着させにくくする現象であり、以下、第
1現象ともいう。
【0057】図3(d)は図3(c)に示す電位関係に
おける各潜像に形成される電場を示した断面図である。
新に形成した潜像La1,Lb1における電界の様子を電気
力線(矢印)で示してある。
【0058】新たな潜像La1は第1の色トナーにより顕
像化した孤立点に相当するトナー像T1上に形成してあ
る。斯かるトナー像T1は前述したトナー層電位から潜
像Laに形成する電界に影響している。具体的にはトナ
ー像T1中心付近に発生する局所的電界により、トナー
を付着させる電界は弱くなっているので、第2の色トナ
ーが付着しづらくなる。これが、先に形成したトナー像
の構造によって生じる潜像の変形、つまり色を重ね合わ
せたときに孤立点、孤立点線、文字、ベタ部の縁で起こ
るエッジ効果や疑似輪郭現象として現れるハロー効果で
あり、エッジ効果と同一の原因であるが、重ね合わせに
よるKNCプロセス特有の現象であり、以下、ハロー効
果又は第2現象ともいう。なお、図示していないが、第
1の色トナーの周りに第2の色トナーが付着しやすく、
条件によっては付着することがある。
【0059】新たに形成した潜像Lb1は、凹凸状のトナ
ー像T2上から同様な画像を、位置をずらして像露光す
ることにより形成してある。したがって、新たな潜像L
b1に形成された電界はトナー像T2により重なり部分と
その近傍は歪んでいると考えられる。
【0060】潜像Lb1は先に形成してあるトナー像の付
着量の違いから潜像Lb11、潜像Lb21、潜像Lb31の3
つの領域に区別する。潜像Lb11は1色目のトナーが付
着していない感光体ドラム10部分に形成してあるもの
である。潜像Lb21はトナー像T2のエッジ部に形成した
ものであり、トナー付着量の変化の最も多い場所に形成
してある。潜像Lb31はトナー像T2の中央部分で、エッ
ジ効果の影響により縁よりは薄くトナーの付着した部分
に形成してあるものである。潜像Lb11、潜像Lb21、潜
像Lb31は同一の光量を照射したものであってもトナー
電位から同一電位とならない。
【0061】更に潜像Lb21は、電気力線を見るとハロ
ー効果が発生している。ここで、ハロー効果とはエッジ
効果の一種であり、1色目のトナー像の縁に2色目のト
ナーが付着しづらく、その周辺に2色目のトナーが付着
しやすい現像が発生することを言う。即ち、潜像Lb21
は1色目のトナーによるエッジ効果を発生している領域
である。つまり、縁ではトナー像T2の中央部側に形成
した潜像Lb31の電界よりトナーを付着させる電界が弱
く、周辺ではトナー像の存在しない場所Lb11に形成し
た電界よりもトナーを付着させる電界が大きくなってい
ることを示している。
【0062】図3(e)は図3(c)に示す電位条件下
で顕像化したトナー像の重なり状態を示した断面図であ
る。
【0063】第2の色トナーで形成するトナー像T
3は、図3(d)に示した電場状況から僅かな付着量で
ある。つまり、トナー像T1とトナー像T3との付着量を
同一にして得られる二次色でなく、第1の色トナーの色
が強く出てカラーバランスが崩れたものとなっている。
第2の色トナーで形成するトナー像T4は、前述した電
場の状況から潜像Lb11′で第1の色トナーと同じ量だ
け付着し、潜像Lb21でハロー効果の影響でトナー像T2
のエッジ部に第2の色トナーを少なく付着し、周辺部に
第2の色トナーを多く付着し、潜像Lb31でトナー像T2
の中央付近よりも少なく付着し、そのエッジ部で僅かに
盛り上がっていることが分かる。したがって、トナー像
2のエッジ部とトナー像T4とが重ね合わさせて形成し
た部分はハロー効果が強く出て濃度及びカラーバランス
の崩れたものとなっていることが分かる。これは第2現
象である。
【0064】一方、トナー像T2とトナー像T4のベタ部
同士で形成したベタ部は2色目の濃度が低くなる。これ
は第1現象である。
【0065】次に、KNCプロセスにおいて、画像形成
する際に生じる上述した第1現像〜第3現像の補正につ
いて、模式的に示した図4に基づいて説明する。なお、
図4においては、現像スリーブ131の回転方向と直交
する方向(感光体ドラム10及び現像スリーブ131の
回転軸方向)の断面で見たときの状態を主に示してい
る。
【0066】図4(a)は第1の色トナーによる現像プ
ロセス下における電位関係を示したものである。第1現
象を補正するために、各色の画像濃度からトナー像の重
なり状態を考慮して画像データが修正される。したがっ
て、次の色トナーによる露光プロセスでも潜像を形成す
ることになる潜像Laと潜像Lb2を形成した位置は、こ
の回の露光プロセスで形成する潜像電位をVL2として他
の色トナーを重ね合わせない潜像Lb1の潜像電位VL1
りも高く設定されている。また、第3現象を補正するた
め、形成するトナー像及び現像スリーブの回転方向を考
慮して画像データを修正される。したがって、第3現象
のうちエッジ効果を防止すべく、潜像(Lb1とLb2)の
エッジ部分(画像の周辺部)の露光量が制御されて電位
が高くなるように設定されている。さらに、現像スリー
ブの回転方向に従って現像偏りを考慮した露光量が制御
され、現像スリーブの回転方向の断面で潜像Lb2を見た
図4(a)の一点鎖線内で示すように、現像方向下流側
(図において左側)より上流側(図において右側)の方
が電位が高くなるように設定されている。
【0067】図4(b)は図4(a)に示す電位関係下
で各潜像を第1の色トナーで顕像化した状態の断面図で
ある。トナー像T1,T2,T3は、図4(b)に示した
よう第3の補正値により何れもエッジ効果を除去して平
坦になっている。しかも、トナー像の重なりを考慮し
て、トナー像T1,T3はトナー像T2よりも薄く形成し
てある。なお、図示はしないが、全てのトナー像T1
2,T3は、現像スリーブの回転方向に依存した現像偏
りも生じず、平坦になっている。
【0068】図4(c)は第2の色トナーによる現像プ
ロセス下における電位関係を示したものである。第1現
象を補正するために、各色の画像濃度と画像濃度からト
ナー像の重なり状態を考慮して画像データを修正してあ
る。したがって、潜像La1と潜像Lb4と潜像Lb5位置は
先の色トナーによるトナー像が形成されているので、そ
のトナー像の影響を考慮して、先のトナー像形成時より
強い像露光を行う。これにより、潜像La1と潜像Lb4
潜像Lb5は前回と同一電位であるVL2に設定される。な
お、この補正は、露光量が小さい場合は、感光体ドラム
10の1色目と2色目の光減衰カーブが類似となるが、
露光量が多くなるに伴い、2色目の補正量を増やすこと
が好ましい。
【0069】第2現象に対する補正は、先のトナー像が
画像データに応じて再現されるとした場合、その上から
潜像形成を行ったとしても、矢印で示してあるように先
のトナー像によるエッジ効果により潜像が変形している
(図3(d)に示してある)。これにより、潜像La1
潜像Lb5とでエッジ効果を防止すべく、La1の周辺に弱
い像露光をしLa1上に強い像露光をし、潜像Lb5の縁に
強く露光し、Lb5の周辺に弱く露光するように補正す
る。
【0070】なお、第3現象に対する補正は、画像濃度
データを補正してエッジ効果及び現像偏りのないトナー
像T1〜T6を形成するための補正処理であり図4(a)
で前述したと同様である。
【0071】図4(d)は潜像Lb4〜Lb6に形成した電
場を電気力線で示したものである。ハロー効果及びエッ
ジ効果による影響がすべて除去されていることが分か
る。
【0072】図4(e)は図4(c)に示す電位関係下
で各潜像を第2の色トナーで顕像化した状態の断面図で
ある。トナー像T4〜T6は何れもエッジ効果やハロー効
果を除去して平坦になっている。しかも、トナー像T4
〜T7はT1とT3と同様にトナー像T2、T6よりも薄く
形成してある。このようにして、図3(e)に比較して
二次色のカラーバランスが補正されていることが示され
ている。
【0073】次に、これら補正を行う具体的な構成につ
いて説明する。図5は本実施の形態における画像処理回
路の全体ブロック図である。
【0074】本実施の形態における画像処理回路は、走
査光学系の駆動回路を構成する回路であり、図5に示し
てあるように画像データ処理回路100、変調信号生成
回路200、走査回路300からなる。
【0075】画像データ処理回路100は、フォントデ
ータのエッジ部を補間して出力する回路であり、コンピ
ュータからなる入力回路110、フォントデータ発生回
路120、フォントデータ記憶回路130、補間データ
生成回路140からなる。入力回路110は、キャラク
タコード信号、サイズコード信号、ポジションコード信
号及びカラーコード信号をフォントデータ発生回路12
0に送出する。フォントデータ発生回路120では、4
種の入力信号からアドレス信号を選択してフォントデー
タ記憶回路130に送出する。フォントデータ記憶回路
130ではアドレス信号に対応する1文字に対応するフ
ォントデータをフォントデータ発生回路120に送出す
る。フォントデータ発生回路120ではフォントデータ
を補間データ生成回路140に送出する。補間データ生
成回路140では、フォントデータのエッジ部に生じる
画像濃度データのギザギザや飛びを、中間濃度を用いて
補間して、例えば8bitの画像濃度データとして、リ
ニアマスキング回路154に送出する。また、リニアマ
スキング回路154ではカラーコードに応じて、対応色
を各イエロー(Y),マゼンタ(M),シアン(C),
黒(BK)の濃度データに変換してページメモリからな
る画像濃度データ記憶回路210に送出する。このよう
にして各色が同一形状で濃度の割合が異なった状態で多
値展開されたフォントが各色毎のページメモリ中に多値
のビットマップ展開が行われる。
【0076】画像濃度データ記憶回路210は、通常ペ
ージメモリ(以降、単にページメモリ210という)で
あり、ページ単位で記憶するRAM(ランダムアクセス
メモリ)であり、少なくとも1ページ(1画面分)に相
当する多値の画像濃度データを記憶する容量を有する。
しかも、本実施の形態ではカラープリンタに採用される
装置であるので、複数色、例えばイエロー、マゼンタ、
シアン、黒の色成分に対応する画像濃度信号を記憶する
だけのページメモリを備えている。
【0077】変調信号生成回路200は、読み出し回路
220、ラッチ回路230、画像判別回路231、MT
F補正回路232、γ補正回路233、参照波位相決定
回路240、セレクト回路250A,250B,250
C,250D、変調回路260A,260B,260
C,260D、基準クロック発生回路280、三角波発
生回路290、遅延回路群291、KNCプロセスに必
要となるトナーの付着状態を補正すべくKNC補正回路
1000を付加してある。
【0078】本実施の形態の変調信号生成回路200
は、画像濃度データの注目する1画素分をm×n(横×
縦)の小画素で形成するようにし、該注目画素を含む隣
接画素の濃度データの分布を前記1画素内のm×nの小
画素の分布に置き換え、一定の定数Pを乗じた注目画素
のデータを前記分布に応じて分配することによって得ら
れる小画素の画像濃度データとに基づいて、小画素各行
の参照波の位相を変位させることによってn行のドット
の書込み位置を変位させて潜像を形成することができ
る。このドットの書込み位置を変位させることを記録位
置変調という。また上記注目画素をm×nに分割した小
画素の画像濃度データに変換する処理を、解像力向上処
理(RE処理)という。斯かるRE処理によって高密度
記録を行う。
【0079】読み出し回路220は、インデックス信号
をトリガとして基準クロックDCK0に同期して連続す
る1走査ライン単位の連続する画像濃度データをページ
メモリ210から読み出し、参照波位相決定回路24
0、画像判別回路231及びKNC補正回路1000に
送出する。
【0080】ラッチ回路230は、後述する参照波位相
決定回路240の処理を実行している時間だけ、画像濃
度データをラッチする回路である。
【0081】画像判別回路231は、画像が文字領域か
中間調領域の何れであるかについて判別を行ってMTF
補正及びγ補正の程度を決定する。なお、KNC補正回
路1000はMTF補正回路232、γ補正回路233
等に対し図5において前段に設けたが、これらの後段に
設けることが好ましい。特にこれらによる画像濃度デー
タの補正値が大きい場合は色相を補償できなくなるから
である。なお、図示していないが、出力画像の倍率を変
更する変倍補正回路や色調や色相を変更する色変換回路
も同様にKNC補正回路の前段に配置することが好まし
い。
【0082】画像判別回路231は、文字や線画の文字
領域であると判別された場合は、全色成分について参照
波位相決定回路240が選択する三角波を変調回路26
0A,260B,260C,260Dに出力させる選択
信号を、セレクト回路250A,250B,250C,
250Dに出力するとともに、MTF補正回路232、
γ補正回路233は不作動として画像濃度データは無処
理のままラッチ回路230を介して変調回路260A,
260B,260C,260Dに送出させる。これによ
り、色調の変化のない鮮明な文字やエッジ部が再現され
る。一方、画像判別回路231は中間調領域と判断した
場合は、無彩色成分即ち黒色のデータについてのみ文字
領域と同様の選択信号を出力し、他の色成分については
参照波位相決定回路240が選択した三角波は出力せ
ず、基準三角波φ0のみを出力する選択信号を、セレク
ト回路250A,250B,250C,250Dに送出
し、MTF補正回路232、γ補正回路233を作動さ
せる。これにより読み出し回路220より読出された黒
以外の画像濃度データはMTF補正回路232及びγ補
正回路233によって補正されたのちラッチ回路230
を介して変調回路260A,260B,260C,26
0Dに送出される。これにより中間調領域において、モ
アレや色飛びのない画像を形成できる一方、黒画像によ
り画像に先鋭さとしまりを与える効果が生まれる。
【0083】MTF補正回路232はラプラシアンフィ
ルタから構成したものであり、視覚的なシャープさを持
たせるものであり、5×5画素位の大きさである。この
フィルタの値は現像特性から実験的に決められる。
【0084】変調回路260A,260B,260C,
260Dは、参照波位相決定回路240で選択した参照
波である三角波により、ラッチ回路230を経て入力さ
れる画像濃度データの信号を変調してパルス幅変調及び
強度変調した変調信号を生成し、走査回路300に送出
する。
【0085】走査回路300は、各露光ユニット12の
LEDを制御する回路であり、遅延回路(符号なし)に
よってLEDのもつ傾きや曲がりを矯正して発光制御す
るものである。
【0086】一方、基準クロック発生回路280はパル
ス発生回路であり、画素クロックと同一の繰り返し周期
のパルス信号を発生し、読み出し回路220、三角波発
生回路290、遅延回路群291、変調回路260A,
260B,260C,260Dに出力する。便宜上この
クロックを基準クロックDCK0という。
【0087】三角波発生回路290は基準クロックDC
0に基づいて画素クロックと同周期の参照波である基
準の三角波φ0の波形成形を行う。また、遅延回路群2
91は基準クロックDCK0に対し一定周期ずつ(この
例で1/6周期ずつ)位相差を有する複数のクロックD
CK1〜DCK4を生成しこれに基づいて、位相の異な
る参照波である三角波φ1〜φ4(ここでは1/6周期
遅れた三角波φ1、2/6周期遅れた三角波φ2、1/
6周期進んだ三角波φ3、2/6周期進んだ三角波φ
4)を出力する。
【0088】セレクト回路250A,250B,250
C,250Dは、上記基準三角波φ0と位相のずれた三
角波φ1〜φ4の入力部を有し、参照波位相決定回路2
40からの選択信号により上記三角波の内の1つを選択
して変調回路260A,260B,260C,260D
の入力端子Tに送出する。以上が本実施の形態の画像処
理回路の概略構成である。
【0089】次に、本実施の形態における画像処理回
路、KNC補正回路1000における各回路構成例を図
6〜図8を参照して説明する。
【0090】図6は、図5に示したKNC補正回路10
00の具体的要部構成の一例を示すブロック図である。
【0091】KNC補正回路1000は、各色の画像濃
度データに対して上述した第1現象〜第3現象を補正す
る機能を有するものである。具体的には、各色の画像濃
度、画像濃度分布、トナー像の重なり状態及び現像スリ
ーブの回転方向に応じて、露光する際の強度及びパルス
幅変調するために画像処理を施す。KNC補正回路10
00は、ページメモリ210から得られた多値の画像濃
度データであるD1(色毎にY1データ,M1データ,C1
データ,K1データ)を入力とし、3つの補正回路13
00、1400、1500によって補正し、補正された
記録画像データD4(色毎にY4データ,M4データ,C4
データ,K4データ)を出力する。なお、本実施の形態
では、KNC補正を行った記録画像データD4(Y4,M
4,C4,K4)は、図6に示されるように、記録画像濃
度データD2(Y2,M2,C2,K2)と補正係数f×g
(fY×gY、fM×gM、fC×gC、fK×gK)とに分離
されて出力される構成とし、それぞれ変調回路260へ
送出されるとともに、記録画像濃度データD2はMTF
補正回路232に送出され処理される。
【0092】また、KNC補正回路1000は、各色の
画像濃度に応じた補正(第1現像を補正するものに相当
する)を施す第1の補正回路1300と、第2現象の補
正を施す第2の補正回路1400と、第3現象の補正を
施す第3の補正回路1500との3つの補正回路130
0,1400,1500から成っている。なお、これら
の補正回路は、まとめて1の回路としてつくることも可
能である。この場合は、補正アルゴリズムを簡略化して
演算できるものとするか、ルックアップテーブル方式と
するか、或いは併用の構成をすることが好ましい。
【0093】ところで、本実施の形態は、露光光学系を
像形成体内に配置し、透明基体の像形成体を用いて、内
側からの像露光を行うKNCプロセスを用いることによ
り、先のトナー像の光遮蔽やトナー像による光散乱から
くるビーム径の広がりの影響を無くすことができる。更
に、第1や第2の現象に対し補正を行うことにより、重
ね合わせを向上させることができる。これによりKNC
プロセスに伴う上記の補正により安定した色再現を行う
ことができる。具体的に言及すると、外部露光方式と異
なり、光吸収や光散乱による影響を受けずに、トナー層
電位の影響を考慮した補正を行う。このため、第1の補
正回路1300による補正(マスキング時の補正)、及
び、第2の補正回路1400による補正(補正係数)f
は簡略化することができる。
【0094】本実施の形態の補正において、演算の都合
上第1〜第3の補正の積として表すことを実施例として
示したが、その他でもよい。
【0095】フィルタ1100はラプラシアンフィルタ
及び微分フィルタから構成し、トナー像の構造を検出す
るとともに、現像スリーブの回転方向に従った現像の偏
りを検出する手段である。このフィルタは、第2の補正
回路1400において第2の補正係数f、第3の補正回
路1500において第3の補正係数gを決定するのに用
いられる。なお、第3の補正係数は、先に述べたよう
に、エッジ効果に対する補正係数(g1)と現像偏りに
対する補正係数(g2)との積である。第2の補正係数
f及び第3の補正係数gは、補正量を決定するためのパ
ラメータである。具体的には、フィルタ1100は、各
色の濃度変化に対応した、即ち色毎のエッジ効果に応じ
て注目画素に対してラプラシアン値ΔY、ΔM、ΔC、
ΔK及び現像スリーブの回転方向に従った微分値∂Y、
∂M、∂C、∂Kを求める。これらを用いて、第2の補
正回路1400及び第3の補正回路1500で、各色の
画素毎に補正係数f、g1、g2を決定する。ラプラシア
ン値及び微分値を求めるフィルタの大きさは、1mm程
度に亙るエッジ効果を生じていれば600dpiだと2
0×20の画素位の大きさのものである。
【0096】遅延回路1200は、各補正処理の同期を
とるために、遅延させる手段である。
【0097】続いて以下に3つの補正回路1300〜1
500の構成例について更に具体的に説明する。
【0098】第1の補正回路1300は、第1現象を補
正するものであり、以下に掲げるものがある。
【0099】第1の補正回路1300として、直接変換
法による色修正処理を実行するためのルックアップテー
ブル方式(以下、単に直接変換法と略称する)や3次元
補間法による色修正処理を実行するルックアップテーブ
ル方式(3次元補間法と略称する)が採用できる。
【0100】直接変換法による色修正処理は、一般に色
修正処理を単純な色分解信号空間から色修正信号空間へ
の座標変換であるとみなして、各色分解信号座標に対応
する色修正信号データをメモリテーブルに記憶してお
き、このテーブルを参照することで直接的に座標変換を
行うものである。また、3次元補間法による色修正処理
は、色分解信号座標と色修正信号データとの対応テーブ
ルを限定された色数にとどめておき、テーブルにない座
標入力については近傍の既知データを用いて三次元補間
するルックアップテーブル方式と、ニューラルネットワ
ークによる色修正を採用することができる。
【0101】また、第1の補正回路1300として、通
常のマスキングを施したY1,M1,C1,BKデータで
現される画像に応じて100%UCR時の黒Kと一次色
と二次色に分離して次に一次色と二次色の色補正を行っ
た後に黒を混ぜて補正したY2,M2,C2,K2データを
出力するものがある。すなわち、通常のマスキング処理
後のY1,M1,C1,B1データから100%UCR処理
後のY11,M11,C11データを、一次色(色トナーの
色)Y,M,Cと二次色(一次色Y,M,Cを加算して
得られる色)B,G,Rとに分離して、赤、マゼンタ、
青、シアン、緑、イエローを再現色と一致させるように
補正する。
【0102】前述した第1の補正回路1300による補
正は、トナー層が重なる、即ち、ベタ領域での補正を行
っていることになるが、先に形成してあるトナー像や後
に形成するトナー像間の緑や周辺部や孤立点や線等の画
像構造に対する補正となっていない。したがって、画像
の構造による補正として第2の補正回路1400が必要
とされる。
【0103】第2の補正回路1400は、その機能(補
正係数)を関数fとして表せば、本来各色の画像濃度デ
ータY,M,C,Kの濃度変化から決められるf
Y(Y,M,C,K)、fM(Y,M,C,K)、f
C(Y,M,C,K)、fK(Y,M,C,K)と一般的
に表される関数であるが、先のトナー像のみの影響のみ
を考慮すればよいことから、トナーの色による差がない
と簡略化すると現像順をY→M→C→Kとして、各fは
Y=1、fM=1+αY、fC=1+αY+M、fK=1+α
Y+M+Cとなる。
【0104】第3の補正回路1500は、その機能(補
正係数)を関数gとして表せば、エッジ効果に伴う補正
係数g1と現像偏りに伴う補正係数g2とをかけ合わせた
もの(g=g2×g1)である。この補正係数gは、各色
独立に画像データY,M,C,Kの濃度変化から決めら
れるgY(Y)、gM(M)、gC(C)、gK(K)と一
般的に表される関数である。先のトナー像の影響を考慮
しないことから、他のトナーの色による関数とはならな
い。この関数を簡略化すると、各gは画像データY,
M,C,Kと再現画像の各色のずれ補正をgY=(1+
βY)、gM=(1+βM)、gC=(1+βC)、gK
(1+βK)として、第3の補正回路1500の機能を
表現することができる。ここではトナー像間の干渉の補
正はないことから各色の画像濃度データから求めたラプ
ラシアン値(エッジ効果に対するもの)及び微分値(現
像偏りに対するもの)から決められる補正係数1+βを
用いている。
【0105】更にこの第1〜第3の補正D4=D2×f×
gを簡略化すると式(1)のようになる。
【0106】式(1) Y4=Y2×1×(1+βY) M4=M2×(1+αY)×(1+βM) C4=C2×(1+αY+M)×(1+βC) K4=K2×(1+αY+M+C)×(1+βK) この式(1)の右辺1列目の記録画像データY2,M2
2,K2は、第1現象を補正した画像濃度データであ
る。2列目は第2現象を補正するための補正項であり、
先の画像の影響のみを考慮して後の画像によるずれは簡
略化するために補正してないものである。斯かる第2項
は本来fY(Y,M,C,K)、fM(Y,M,C,
K)、fC(Y,M,C,K)、fK(Y,M,C,K)
である。また、3列目は第3現象を補正するための補正
項である。なお、式(1)はY、M、C、Kの順で現像
する場合におけるKNC補正を示したものであるが、こ
れに限定されるものではない。例えば、K→C→M→Y
やK→Y→M→C等とすることもできる。かかる場合、
それに応じて補正係数を変更することになる。
【0107】また、第3の補正回路1500は、第3現
象、すなわち、画像データと再現画像のずれに対する補
正を施すものであることから、この補正回路1500に
代わり、MTF補正回路232、γ補正回路233にそ
の機能を持たせることもできる。さらに、この他に上記
の式をルックアップテーブル方式として画像データを補
正することも可能である。
【0108】本実施の形態では、式(1)に示す記録画
像データY4,M4,C4,K4を強度変調用データとパル
ス幅用データに分配することになる。すなわち、KNC
補正回路1000から得られた画像データD4は、強度
変調とパルス幅変調に分担されて露光制御される。な
お、パルス幅変調とは露光幅、つまり潜像の面積を変調
する意味を有し、強度変調とは露光強度つまり、潜像電
位を変調する意味を有している。
【0109】そのため、本実施の形態では、KNC補正
回路1000から、パルス幅に対応するデータD2
ち、Y2,M2,C2,K2と強度変調に対応するデータf
Y×gY、fM×gM、fC×gC、fK×gKに振り分けて変調
回路260A,260B,260C,260Dに送出す
ることになる。なお、D2については、MTF補正回路
232、γ補正回路233、ラッチ回路230を介して
変調回路260に送出される。
【0110】図7は本実施の形態の変調回路を示すブロ
ック図である。
【0111】変調回路260A,260B,260C,
260Dは、同一の回路構成であり、D/A変換回路2
61、コンパレータ262と、差動増幅器263、D/
A変換回路264、前記の基準三角波φ0又は1/6周
期ずつ位相をずらした三角波の入力部Tと、パルス幅に
対応したデータの入力部Iと、強度変調に対応したデー
タの入力部Dと、基準クロックDCK0の入力部CKを
有している。本実施の形態では、強度変調に対応したデ
ータ(f×g)を基準クロックDCK0に同期してD/
A変換回路264でD/A変換される。一方、セレクト
回路250A,250B,250C,250Dから入力
された上記の三角波の参照波をコンパレータ262の+
端子入力とし、予め決定される参照波を切る閾値を用い
て一様なパルス幅信号を発生する。即ち、パルス幅に対
応したデータ(D2)をコンパレータ262の−入力端
子に印加して前記参照波とコンパレートしてパルス幅変
調信号を得る。次にパルス幅変調信号と入力部Dからの
データ(f×g)とを差動増幅器263で増幅すること
により強度変調したパルス幅信号を得る。
【0112】この変調回路260A,260B,260
C,260Dにおける変調信号の生成を図8を参照して
説明する。図8(a)〜(f)は変調回路の各部信号を
示すタイムチャートである。
【0113】図8において、(a)は先の画像によるず
れ補正回路(第1の補正回路)1300からインデック
ス信号をトリガとして基準クロックDCK0に基づいて
送出された画像濃度データD2であるY2,M2,C2,K
2データがD/A変換回路261によりアナログ値に変
換されたものの一部を示している。高レベル側ほど淡い
濃度を示し、低レベル側ほど濃い濃度を示している。
【0114】図8(b)はセレクト回路250A,25
0B,250C,250Dから順次出力され、遅延され
たものを含む選択された参照波である三角波を示してい
る。図8(c)はコンパレータ262の入力信号を示し
ており、これは図8(a)と図8(b)と同じものであ
る。
【0115】図8(d)は図8(b)に示した三角波を
パルス幅信号にするために内部にDC電圧を発生させ、
コンパレータ262によりコンパレートされて生成した
パルス幅信号を示している。このパルス幅信号が差動増
幅器263の一方の入力信号となる。
【0116】図8(e)は注目画素の周辺画素から決定
される補正データであり、第2、3の補正回路140
0、1500による補正データであり、強度変調に対応
したデータf×g或いは(1+α)×(1+β)であ
り、斯かる信号が差動増幅器263の一方の入力信号と
なる。
【0117】図8(f)は図8(d)、図8(e)に示
した2つの入力信号の差分を増幅した差動増幅器263
からの強度変調されたパルス幅信号を示している。この
ようにして得られた変調信号を走査回路300に送出し
てLEDアレイを発光する。
【0118】上述した本実施例のカラー画像形成装置4
00によれば、ディジタル信号に基づいてスポット光を
トナー像の上から照射するとしてもフリンジのない高鮮
鋭度の高いドット状の静電潜像が形成され、その結果、
鮮鋭度の高いトナー像を得ることができ、かつ、トナー
画像を重ね合わせる際の画像濃度分布を考慮して補正す
ることにより縁、細線及び孤立点等の色再現の品位を向
上させることができる。
【0119】特に、本実施の形態では、現像スリーブ1
31の移動方向上流側を、下流側に比して、画像データ
として濃度が薄くなるように画像処理したので、現像偏
りの影響を考慮した画像形成を行うことで、忠実に画像
を再現できる。さらに、現像スリーブ4に交流(AC)
バイアスを印加して非接触現像を行うことで、トナーの
振動しながら飛翔することも関係し、現像の偏りがより
顕著に現れるが、本実施の形態では、この影響を受けず
に、良好な画像形成を行うことができる。特に、像形成
体1上に複数色のトナー像を重ね合わせてカラー画像を
形成する際には、先に付着したトナーの影響を受けるた
め、良好なカラー画像を形成する際には大きな問題とな
るが、本実施の形態では、先に付着したトナーを偏りな
く顕像化することができるので、良好なカラー画像形成
を行うことができる。
【0120】また、本実施の形態では、各現像器13の
全ての現像スリーブ131を、感光体ドラム10の回転
方向と同方向に、回転させるように構成したが、上述し
たように、現像の偏りを補正する本発明を用いれば、各
現像器13の現像スリーブ131全てを同方向に回転さ
せる必要はなく、例えば図1に代わり図9において、感
光体ドラム10の回転方向に対して、左側に配置された
現像器13(Y)、13(M)の現像スリーブを同方向
に、右側に配置された現像器13(C)、13(K)の
現像スリーブを反対方向に回転させるようにしてもよ
い。このように構成した場合、Y、M、C、Kは現像方
向が反対となるが、各々に現像偏りの補正を行う上述し
た本発明を適用することにより、良好な画像を形成する
ことができる。さらにこの場合、現像器13単体として
見たとき全ての現像器13の現像スリーブを下方から上
方に回転させることができ、現像器13の構造の共有化
を図りコストダウンを達成することができる。
【0121】このように、複数の現像器を有したときで
も、各現像方向に応じて画像データに補正を加えること
により、現像偏りをなくすことができる。特に、感光体
ドラム上でトナー像を重ね合わせるカラー画像形成装置
においては、先のトナー像に対し、後のトナー像の重な
りが影響を受けることから、色調の変化が目立つことに
なる。しかしながら、本発明のように現像偏りをなくす
ことにより、先のトナー像の現像偏りが後のトナー像の
形成に影響を与えることがなく、良好なカラー画像を得
ることができる。
【0122】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
良好な画像を形成することができる画像形成方法及び装
置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】カラー画像形成装置の断面構成図である。
【図2】画像の偏りの因子及びその補正を模式的に示し
た図である。
【図3】KNCプロセスの際に生じる現象を模式的に示
した図である。
【図4】第1現像〜第3現像の補正について模式的に示
した図である。
【図5】画像処理回路の全体ブロック図である。
【図6】KNC補正回路1000の具体的要部構成を示
すブロック図である。
【図7】変調回路を示すブロック図である。
【図8】変調回路の各部信号を示すタイムチャートであ
る。
【図9】カラー画像形成装置の変形例の断面構成図であ
る。
【図10】画像形成装置の概略及び課題を模式的に示す
図である。
【符号の説明】
100 画像データ処理回路 200 変調信号生成回路 210 画像濃度データ記憶回路(ページメモリ) 231 画像判別回路 232 MTF補正回路 233 γ補正回路 250A,250B,250C,250D セレクト回
路 260A,260B,260C,260D 変調回路 280 基準クロック発生回路 300 走査回路 1000 KNC補正回路 1100 フィルタ 1300 第1の補正回路 1400 第2の補正回路 1500 第3の補正回路

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 像形成体に対し、帯電、画像データに基
    づいた像露光、現像スリーブを移動させながら現像をす
    ることにより、画像を形成する画像形成方法において、 画像データの前記現像スリーブの移動方向上流側を、下
    流側に比して、画像データとして濃度が薄くなるように
    画像処理することを特徴とする画像形成方法。
  2. 【請求項2】 前記画像処理は、画像データの周辺部
    を、中央部に比して、画像データとして濃度が薄くなる
    ようにすることを特徴とする請求項1に記載の画像形成
    方法。
  3. 【請求項3】 前記現像は、前記現像スリーブに交流バ
    イアスを印加して非接触現像であることを特徴とする請
    求項1又は2に記載の画像形成方法。
  4. 【請求項4】 前記像形成体に対して帯電、像露光、現
    像を繰り返して、前記像形成体上にカラー画像を形成す
    ることを特徴とする請求項1〜3いずれか1つに記載の
    画像形成方法。
  5. 【請求項5】 像形成体と、 前記像形成体を一様に帯電させる帯電手段と、 前記帯電手段により帯電した前記像形成体に対して、画
    像データに基づいた像露光を行い、潜像を形成する露光
    手段と、 移動する現像スリーブを有し、前記露光手段により形成
    された潜像を、前記現像スリーブが担持するトナーによ
    って顕像化する現像手段と、を有し、前記像形成体上に
    トナー像を形成する画像形成装置において、 画像データの前記現像スリーブの移動方向上流側を、下
    流側に比して、画像データとして濃度が薄くなるように
    画像処理する画像処理手段を備えたことを特徴とする画
    像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記画像処理手段は、画像データの周辺
    部を、中央部に比して、画像データとして濃度が薄くな
    るように画像処理することを特徴とする請求項5に記載
    の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記画像処理手段は、前記画像データが
    ベタ画像であるとき、ベタ画像の周辺部における像露光
    による露光量を、ベタ画像の中央部における像露光によ
    る露光量より小さくなるように、前記画像データを画像
    処理することを特徴とする請求項5又は6に記載の画像
    形成装置。
  8. 【請求項8】 前記現像手段は、前記現像スリーブに交
    流バイアスを印加し、前記現像スリーブが前記像形成体
    に対して非接触とした非接触現像を行うことを特徴とす
    る請求項5〜7のいずれか1つに記載の画像形成装置。
  9. 【請求項9】 前記画像形成装置は、各々が異なる色の
    トナーを有する複数の前記現像手段を有し、前記像形成
    体上にトナー像を重ね合わせてカラー画像を形成するこ
    とを特徴とする請求項5〜8のいずれか1つに記載の画
    像形成装置。
JP9258032A 1997-09-24 1997-09-24 画像形成方法及び画像形成装置 Pending JPH1195502A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9258032A JPH1195502A (ja) 1997-09-24 1997-09-24 画像形成方法及び画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9258032A JPH1195502A (ja) 1997-09-24 1997-09-24 画像形成方法及び画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1195502A true JPH1195502A (ja) 1999-04-09

Family

ID=17314597

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9258032A Pending JPH1195502A (ja) 1997-09-24 1997-09-24 画像形成方法及び画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1195502A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001018454A (ja) * 1999-07-05 2001-01-23 Dainippon Screen Mfg Co Ltd 網点画像記録方法
US6903828B1 (en) 1999-08-31 2005-06-07 Fuji Xerox Co., Ltd. Image processing apparatus
JP2013134469A (ja) * 2011-12-27 2013-07-08 Canon Inc 画像形成装置
JP2015177362A (ja) * 2014-03-14 2015-10-05 富士ゼロックス株式会社 画像処理装置、画像形成システムおよび画像形成装置
JP2016090695A (ja) * 2014-10-31 2016-05-23 キヤノン株式会社 画像形成装置、画像形成方法及びプログラム。
JP2019061284A (ja) * 2019-01-10 2019-04-18 キヤノン株式会社 画像形成装置、画像形成方法及びプログラム

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001018454A (ja) * 1999-07-05 2001-01-23 Dainippon Screen Mfg Co Ltd 網点画像記録方法
US6903828B1 (en) 1999-08-31 2005-06-07 Fuji Xerox Co., Ltd. Image processing apparatus
JP2013134469A (ja) * 2011-12-27 2013-07-08 Canon Inc 画像形成装置
JP2015177362A (ja) * 2014-03-14 2015-10-05 富士ゼロックス株式会社 画像処理装置、画像形成システムおよび画像形成装置
JP2016090695A (ja) * 2014-10-31 2016-05-23 キヤノン株式会社 画像形成装置、画像形成方法及びプログラム。
JP2019061284A (ja) * 2019-01-10 2019-04-18 キヤノン株式会社 画像形成装置、画像形成方法及びプログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6057866A (en) Color image forming apparatus and method using color compensation
JPH11160951A (ja) 両面カラー画像形成装置
JPH1195502A (ja) 画像形成方法及び画像形成装置
JPH06295114A (ja) カラー画像形成装置
US5561455A (en) Color image forming apparatus
JP3646278B2 (ja) カラー画像形成方法及びこれを用いた装置
US5570194A (en) Color image forming apparatus in which pre-transfer image exposure is performed on full color toner image on photoreceptor after fourth color toner image of Y,M,C, and BK color toner images is formed but before transferring full color toner image
JP2004179768A (ja) 画像処理装置,画像形成装置
JP3155817B2 (ja) 画像形成装置
JP3735971B2 (ja) カラー画像形成方法
JP2002139882A (ja) カラー画像形成装置
JPH04144479A (ja) 図形出力装置
JPH0228867B2 (ja)
JPH0993444A (ja) カラー画像形成装置
JP3143509B2 (ja) カラー電子写真装置
JPH09290533A (ja) 画像形成装置
JP2005250507A (ja) カラー画像形成方法
JPH11235842A (ja) 画像形成装置
JPH0954473A (ja) カラー画像形成装置
JPH0918726A (ja) カラー画像形成装置
JP5495089B2 (ja) 画像形成装置
JP2005284299A (ja) カラー画像形成装置
JPH068525A (ja) 多色画像形成装置
JPH10166659A (ja) カラー画像形成方法及びこれを用いた画像形成装置
JPH06105128A (ja) カラー画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040709

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040810

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20041207