JPH1196308A - 文字情報読取装置および宛名読取装置 - Google Patents

文字情報読取装置および宛名読取装置

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JPH1196308A
JPH1196308A JP9255047A JP25504797A JPH1196308A JP H1196308 A JPH1196308 A JP H1196308A JP 9255047 A JP9255047 A JP 9255047A JP 25504797 A JP25504797 A JP 25504797A JP H1196308 A JPH1196308 A JP H1196308A
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JP9255047A
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Morio Nihonmatsu
盛男 二本松
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】郵便物の宛名文字を読み取る際に、文字認識の
結果得られた文字候補、単語照合の結果得られた単語候
補をその得点に基づき高速に整列して得点の高いものだ
けを容易に抽出でき、宛名読取速度の高速化が図れる。 【解決手段】郵便物の宛名記載面の画像から切り出され
た領域を文字認識して得られた該領域毎の複数の候補文
字と単語辞書に登録された単語とを照合して、その照合
結果と該候補文字の認識評価値に基づき該単語毎の照合
評価値を求める手段と、前記単語毎の照合評価値を入力
して、該入力された単語の照合評価値を比較する比較回
路を直列に複数個接続して、該照合評価値の高い単語を
抽出する単語抽出手段と、この単語抽出手段で抽出され
た単語に基づき前記郵便物の宛名情報を読み取る手段と
を具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、入力画像から文字
情報を読み取る文字情報読取装置および郵便物の宛名記
載面の画像を読み取って、その画像を基に宛名情報を認
識する宛名読取装置に関する。
【0002】
【従来の技術】郵便物の処理分野においては、連日大量
に送られてくる郵便物を限られた時間内に処理しなけれ
ばならない。そこで、近年では、大量の郵便物をそれぞ
れの宛先に応じて自動的に各配達区分毎に区分する郵便
物処理装置が普及し、郵便局員の負担の軽減が図られて
いる。
【0003】この郵便物処理装置は、主に、郵便物上か
ら郵便番号、住所等の宛名情報を読み取る宛名読取装置
と、読み取られた宛名情報を基に、その郵便物を宛先毎
に区分する区分機とから構成される。まず、宛名読取装
置で郵便物上の全面画像を光学的に読取り、その読み取
った画像に対し所定の画像処理を施して宛名の記載領域
を抽出し、その抽出された宛名記載領域から1文字毎の
画像を切り出して文字認識を行い、その結果得られた文
字候補と住所辞書の単語とを照合して、各単語にその単
語である可能性の高さを示す得点を付与し、その得点に
基づき抽出された単語候補から郵便番号や宛名住所を判
定する。そして、その判定結果に基づき区分機で郵便物
を複数の配達区分毎に区分するようになっている。
【0004】文字候補と住所辞書の単語との単語照合
は、図23に示すような構成にてソフトウエアにて行わ
れていた。すなわち、CPUがメインメモリに予め記憶
されているプログラムに従って住所単語辞書メモリに記
憶されている単語と文字認識の結果得られた文字候補と
を照合して、その単語である可能性の高さを示す得点を
各単語に付与し、その得点の高いものから順に単語を整
列し出力していた。
【0005】
【発明が解決しようとする問題点】従来は配達局1局分
のあて名読取を行っていたが、現在では複数局あるいは
全国のあて名を読み取ることが望まれている。そのた
め、単語照合に用いる住所辞書は膨大になり、従来のソ
フトウエアによる単語照合処理部では処理に時間がかか
ってしまうという問題点があった。特に、複数の単語候
補の中からその照合得点の高い単語を抽出する処理(整
列処理あるいはソーティング)は、後続の処理の処理時
間を短縮する上でも必要となる処理であるが、この整列
処理をソフトウエアで行っていたのでは時間がかかって
しまう。単語照合の場合に限らず、一般的に、整列され
ていない複数データの中から得点の高いデータを抽出す
る処理を行う場合についても同様である。また、ソフト
ウェアにより処理するため処理時間を見積もることがで
きないという問題点もある。
【0006】また、文字辞書、単語辞書が特定の分野に
限定された宛名読取装置の場合に限らず、入力された画
像から文字情報を読み取る汎用的な文字情報読取装置に
おいても上記同様である。
【0007】そこで、本発明は、入力された画像から文
字情報を読み取る際に、文字認識の結果得られた文字候
補、単語照合の結果得られた単語候補をその得点に基づ
き高速に整列して得点の高いものだけを容易に抽出で
き、文字情報読取速度の高速化が図れる文字情報読取装
置を提供することを目的とする。また、郵便物の宛名文
字を読み取る際に、文字認識の結果得られた文字候補、
単語照合の結果得られた単語候補をその得点に基づき高
速に整列して得点の高いものだけを容易に抽出でき、宛
名読取速度の高速化が図れる宛名読取装置を提供するこ
とを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の文字情報読取装
置(請求項1)は、入力された画像から切り出された領
域を文字認識して得られた該領域毎の複数の候補文字と
単語辞書に登録された単語とを照合して、その照合結果
と該候補文字の認識評価値に基づき該単語毎の照合評価
値を求める手段と、前記単語毎の照合評価値を入力し
て、該入力された単語の照合評価値を比較する比較回路
を直列に複数個接続して、該照合評価値の高い単語を抽
出する単語抽出手段と、この単語抽出手段で抽出された
単語に基づき前記入力画像の文字情報を読み取る手段
と、を具備したことにより、入力された画像から文字情
報を読み取る際に、単語照合の結果得られた単語候補を
その得点に基づき高速に整列して得点の高いものだけを
容易に抽出でき、文字情報読取速度の高速化が図れる。
【0009】また、本発明の文字情報読取装置(請求項
2)は、入力された画像から切り出された領域を文字認
識して得られた該領域毎の複数の候補文字と単語辞書に
登録された単語とを照合して、その照合結果と該候補文
字の認識評価値に基づき該単語毎の照合評価値を求める
手段と、前記単語毎の照合評価値を同時に複数個入力し
て、該入力された複数個の単語の照合評価値を比較する
比較回路を直列に複数個接続して、該照合評価値の高い
単語を抽出する単語抽出手段と、この単語抽出手段で抽
出された単語に基づき前記入力画像の文字情報を読み取
る手段と、を具備したことにより、入力された画像から
文字情報を読み取る際に、単語照合の結果得られた単語
候補をその得点に基づき高速に整列して得点の高いもの
だけを容易に抽出でき、文字情報読取速度の高速化が図
れる。また、比較回路に同時に入力される比較対象が2
つ、3つ…と増すにつれ、整列処理時間は単純に1/
2、1/3…に減少できる。
【0010】また、本発明の文字情報読取装置(請求項
3)は、入力された画像から切り出された領域を文字認
識して得られた該領域毎の複数の候補文字と単語辞書に
登録された単語とを照合して、その照合結果と該候補文
字の認識評価値に基づき該単語毎の照合評価値を求める
手段と、前記単語毎の照合評価値と該単語の予め定めら
れたコードとを入力して、該入力された単語の照合評価
値とコードをそれぞれ比較する比較回路を直列に複数個
接続して、該照合評価値の高い単語を抽出する単語抽出
手段と、この単語抽出手段で抽出された単語に基づき前
記入力画像の文字情報を読み取る手段と、を具備したこ
とにより、入力された画像から文字情報を読み取る際
に、単語照合の結果得られた単語候補をその得点に基づ
き高速に整列して得点の高いものだけを容易に抽出で
き、文字情報読取速度の高速化が図れる。また、単語照
合の際に誤り易い単語には単語辞書に同じ単語コード
(単語タグ)を付して登録し、整列する際には照合評価
値(照合得点)とともに単語コードをも比較することに
より、より確実に単語照合が行える。
【0011】また、本発明の文字情報読取装置(請求項
4)は、入力された画像から切り出された領域を文字認
識して得られた該領域毎の複数の候補文字の認識評価値
を入力して、該入力された候補文字の認識評価値を比較
する比較回路を直列に複数個接続して、該認識評価値の
高い候補文字を前記領域毎に抽出する候補文字抽出手段
と、この候補文字抽出手段で抽出された前記領域毎の候
補文字と単語辞書に登録された単語とを照合し、その照
合結果に基づき前記入力画像の文字情報を読み取る手段
と、を具備したことにより、入力された画像から文字情
報を読み取る際に、文字認識の結果得られた文字候補を
その得点に基づき高速に整列して得点の高いものだけを
容易に抽出でき、文字読取速度の高速化が図れる。
【0012】本発明の宛名読取装置(請求項7)は、郵
便物の宛名記載面に記載された宛名情報を読み取る宛名
読取装置において、郵便物の宛名記載面の画像から切り
出された領域を文字認識して得られた該領域毎の複数の
候補文字と単語辞書に登録された単語とを照合して、そ
の照合結果と該候補文字の認識評価値に基づき該単語毎
の照合評価値を求める手段と、前記単語毎の照合評価値
を入力して、該入力された単語の照合評価値を比較する
比較回路を直列に複数個接続して、該照合評価値の高い
単語を抽出する単語抽出手段と、この単語抽出手段で抽
出された単語に基づき前記郵便物の宛名情報を読み取る
手段と、を具備したことにより、郵便物の宛名文字を読
み取る際に、単語照合の結果得られた単語候補をその得
点に基づき高速に整列して得点の高いものだけを容易に
抽出でき、宛名読取速度の高速化が図れる。
【0013】また、本発明の宛名読取装置(請求項8)
は、郵便物の宛名記載面に記載された宛名情報を読み取
る宛名読取装置において、郵便物の宛名記載面の画像か
ら切り出された領域を文字認識して得られた該領域毎の
複数の候補文字と単語辞書に登録された単語とを照合し
て、その照合結果と該候補文字の認識評価値に基づき該
単語毎の照合評価値を求める手段と、前記単語毎の照合
評価値を同時に複数個入力して、該入力された複数個の
単語の照合評価値を比較する比較回路を直列に複数個接
続して、該照合評価値の高い単語を抽出する単語抽出手
段と、この単語抽出手段で抽出された単語に基づき前記
郵便物の宛名情報を読み取る手段と、を具備したことに
より、郵便物の宛名文字を読み取る際に、単語照合の結
果得られた単語候補をその得点に基づき高速に整列して
得点の高いものだけを容易に抽出でき、宛名読取速度の
高速化が図れる。
【0014】また、本発明の宛名読取装置(請求項9)
は、郵便物の宛名記載面に記載された宛名情報を読み取
る宛名読取装置において、郵便物の宛名記載面の画像か
ら切り出された領域を文字認識して得られた該領域毎の
複数の候補文字と単語辞書に登録された単語とを照合し
て、その照合結果と該候補文字の認識評価値に基づき該
単語毎の照合評価値を求める手段と、前記単語毎の照合
評価値と該単語の予め定められたコードとを入力して、
該入力された単語の照合評価値とコードをそれぞれ比較
する比較回路を直列に複数個接続して、該照合評価値の
高い単語を抽出する単語抽出手段と、この単語抽出手段
で抽出された単語に基づき前記郵便物の宛名情報を読み
取る手段と、を具備したことにより、郵便物の宛名文字
を読み取る際に、単語照合の結果得られた単語候補をそ
の得点に基づき高速に整列して得点の高いものだけを容
易に抽出でき、宛名読取速度の高速化が図れる。
【0015】また、本発明の宛名読取装置(請求項1
0)は、郵便物の宛名記載面に記載された宛名情報を読
み取る宛名読取装置において、郵便物の宛名記載面の画
像から切り出された領域を文字認識して得られた該領域
毎の複数の候補文字の認識評価値を入力して、該入力さ
れた候補文字の認識評価値を比較する比較回路を複数個
接続して、該認識評価値の高い候補文字を前記領域毎に
抽出する候補文字抽出手段と、この候補文字抽出手段で
抽出された前記領域毎の候補文字と単語辞書に登録され
た単語とを照合し、その照合結果に基づき前記郵便物の
宛名情報を読み取る手段と、を具備したことにより、郵
便物の宛名文字を読み取る際に、文字認識の結果得られ
た文字候補をその得点に基づき高速に整列して得点の高
いものだけを容易に抽出でき、宛名読取速度の高速化が
図れる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図面を参照して説明する。
【0017】図1は、本実施形態に係る文字情報読取装
置の一具体例としての宛名読取装置の構成を概略的に示
したもので、光電変換部1、画像処理部2、領域検出部
3、行切り出し部4、文字切り出し部5、文字認識部
6、単語照合部7、街区認識部8、宛名住所判定部9か
ら構成される。 郵便物Pの宛名情報の記載面の画像
は、スキャナ等により光学的に読み取られた後、CCD
センサ等を用いた光電変換部1によって電気信号に変換
される。電気信号に変換された入力画像は画像処理部3
によって処理される。
【0018】画像処理部2では、入力画像に対し微分処
理等を施し、2値化画像、微分2値化画像に変換し、こ
の2値化画像に基づき領域検出部3では宛名領域を検出
して、その検出された宛名領域の始点・終点座標を出力
するようになっている。
【0019】行切り出し部4は、検出された宛名領域の
ラベリング、射影を行って、宛名領域内の住所を含む行
を切り出して、その行の始点・終点座標を出力するよう
になっている。
【0020】文字切り出し部5は、切り出された行か
ら、さらに文字らしいブロックを切り出して、各文字ブ
ロックの始点・終点座標を出力するようになっている。
【0021】文字認識部6では、各文字ブロックについ
て文字認識処理を施し、各文字ブロック毎に複数の候補
文字を出力するようになっている。その際、文字辞書に
登録されている文字とのマッチング度(類似度)等をそ
の候補文字の認識評価値(得点)として同時に出力され
る。この認識評価値の求め方は従来の方法を用いてもよ
く、特に特定しない。
【0022】単語照合部7では、隣接した文字ブロック
の組み合わせ毎に、その候補文字と住所辞書10に登録
されている単語を照合して町域までの住所を判定するよ
うになっている。
【0023】街区認識部8では、さらに、街区の切り出
しおよび認識を行い、宛名住所判定部9において、その
結果と単語照合部7の照合結果から宛名住所を判定する
ようになっている。
【0024】次に、単語照合部7の単語照合処理につい
て説明する。
【0025】まず、簡単のため1文字単語照合について
説明する。この場合、文字切り出し部5で切り出された
1つのブロックの文字について文字認識部6で認識され
た文字候補と1文字単語辞書の単語とが照合される。辞
書から1単語つまり1文字を取り出し、認識文字候補の
中に一致するものがあるかを調べ、一致するものがあれ
ば、その1文字単語の辞書アドレスと、一致した候補文
字の得点と順位(例えば、得点の高いものほど順位が低
い)を出力する。これを辞書内のすべての単語について
繰り返す。その中で、順位が低いものあるいは得点の高
いものを住所単語と判定する。
【0026】例えば、図2に示すような宛名文字の第1
ブロックの文字について文字認識を行った結果、図3に
示すように、7つの候補文字と、それに対する得点が求
められたとする。住所単語辞書として{山、川、海}の
3単語があるとする。まず、「山」と7つの候補文字の
それぞれとを照合すると1位の候補文字と一致するので
単語「山」を出力する。次に「川」で照合すると2位の
候補文字と一致するので単語「川」を出力する。そして
「海」で照合すると一致する候補文字がないので出力は
ない。最後に、出力された2つの単語「山」、「川」の
順位あるいは得点を比較し、「山」が住所単語であると
判定される。
【0027】次に、4文字単語照合について説明する。
この場合、図2に示したようなブロックの文字を文字認
識した結果得られた文字候補(図3参照)と、図4に示
したような4文字住所単語辞書の単語とが照合される。
図4の4文字住所単語辞書には3文字以下の単語を含む
が、その場合、文字のないところは空白とし(図4では
◇となっている)照合はされないものとする。
【0028】4文字単語の照合の場合は、ブロックの番
号の小さい順に住所単語の1〜4文字目にブロックと文
字が対応しており、それぞれについて1文字単語照合と
同様の処理を行う。しかし、1文字単語照合と異なるの
は、出力するための判定基準である。単語内の文字が1
つでも候補と一致するものがあれば出力する方法もある
が、ここでは、簡単のため単語内の文字すべてが一致し
たときに出力するものとする。
【0029】この場合には、辞書内の単語「旭川市」に
対し候補文字は順位{5、7、1}で一致、「川崎市」
が{2、1、1}で一致、「那覇市」が{7、6、1}
で一致しており、平均順位の低いものあるいは平均得点
の高いものを評価すると「川崎市」が住所単語として判
定され、出力される。
【0030】図2に示した第4ブロック目以降の文字に
ついても同様に処理を行い、第4ブロックの文字と第5
ブロックの文字とで「幸区」、第6ブロックの文字と第
7ブロックの文字で「柳町」を住所単語として判定し出
力する。
【0031】図5は、単語照合部7の構成例を示したも
ので、認識文字候補メモリ51、住所単語辞書メモリ5
3、単語照合回路52、単語整列回路54、住所単語判
定部55、制御回路56から構成される。
【0032】認識文字候補メモリ51は、文字認識部6
の文字認識結果である各切り出し文字毎の候補文字が格
納されている。
【0033】住所単語辞書メモリ53には、都道府県、
市区郡、町域の単語が格納されている。単語照合回路5
2は、認識文字候補メモリ51と住所単語辞書メモリ5
3のデータを照合し、例えば、1文字以上(都道府県市
区郡などの住所単語を区切る文字は除く)一致した住所
単語の単語タグと照合得点を出力する。ここで、単語タ
グは単語を区別するための識別情報で、例えば、一致し
た単語が住所単語辞書メモリ53のどこに格納されてい
るかを表すものである。照合得点は、前述の単語照合処
理の説明の中の平均順位あるいは平均得点等の住所単語
らしさを表す値である。
【0034】単語整列回路54は、単語照合回路52の
処理結果を入力し、照合得点を元に整列処理を行うもの
である。住所単語判定部55は、整列後のデータから住
所を判定するものである。制御回路56は全体を制御す
るものである。
【0035】次に、単語整列回路54について説明す
る。図6は、単語整列回路54の構成例を示したもの
で、従来はソフトウェアにより行っていた単語整列処理
(図23)を、図6に示すような構成でより高速に行う
ことができる。
【0036】図6に示す単語整列回路54は、図7に示
すような構成の複数(例えば、4個)の整列基本回路3
1〜34をシリアルに接続して入力クロックに同期した
パイプラインで構成されていることを特徴としている。
【0037】図7に示す整列基本回路の基本動作は、入
力端子(IN)から入力されるデータの中から、最大値
(降順整列のとき)あるいは最小値(昇順整列のとき)
を保持し、それ以外のデータは保持せずに出力端子(O
UT)から出力するものである。それゆえ、パイプライ
ンで構成することにより、パイプラインの最初のステー
ジから順に整列される。
【0038】整列基本回路は、2つのレジスタ(REG
−AとREG−B)42、45、2つの2入力セレクタ
(SEL−AとSEL−B)41、44、そして2入力
の比較回路(CMP)43から構成されている。レジス
タ42、44はクロックの立ち上がりに同期して入力さ
れるデータをラッチする。その入力はセレクタ41、4
4によりそれぞれ選択されており、そのセレクタ41、
44の選択信号(Y)46は比較回路43から出力され
ている。
【0039】比較回路43は、入力データAとBの大小
比較を行い、次に説明する制御フラグに従って、選択信
号46を出力する。制御フラグは入力データB側のもの
だけが用いられる。
【0040】セレクタ(SEL−A、SEL−B)4
1、44の動作は、選択信号46が「0」のとき入力
(A)を出力し、「1」のとき入力(B)を出力する。
【0041】単語整列回路54すなわち各整列基本回路
31〜34の入力データフォーマットは、図8のように
なっている。制御フラグ、比較データ、従属データの3
つのデータから構成されており、整列基本回路の2つの
レジスタ42、45は、この3データを同一クロックで
同時に保持する。
【0042】比較データは、整列処理時に比較回路43
で大小比較されるもので、ここでは照合得点としてい
る。従属データは、比較データに一対一で対応した比較
されないデータで、ここでは単語タグとしている。制御
フラグは、整列基本回路の処理のモードを示しており、
保持、出力、降順整列、昇順整列の4種類がある。
【0043】保持モードはレジスタ(REG−A)42
のデータを保持するためのもので、整列処理中に単語照
合回路52から無効なデータが入力されるときや単語照
合回路52からのデータがすべて入力されてから整列デ
ータを出力するまでの間のデータを保持するときに使用
する。
【0044】出力モードは、2つの役割を持っており、
1つは整列基本回路の初期化、もう1つは整列データの
出力である。初期化するときには、降順整列の場合、比
較データに最小値をセットして整列回路に入力する。昇
順の場合には、最大値をセットして入力する。
【0045】降順整列モードは、比較データの大きい順
に整列する処理で、比較回路43の入力(B)に入力さ
れる整列基本回路の入力(IN)が比較回路43の入力
(A)に入力されるレジスタ(REG−A)42から出
力されるデータより大きい場合に、入力(IN)のデー
タをレジスタ(REG−A)42に入力し、レジスタ
(REG−A)42のデータをレジスタ(REG−B)
45に入力する。大小が逆の時には、レジスタ(REG
−A)42のデータをレジスタ(REG−A)42に入
力(データ保持)し、入力(IN)のデータをレジスタ
(REG−B)45に入力する。
【0046】昇順整列モードは、比較データを小さい順
に整列する処理で、前記降順整列の逆である。
【0047】制御フラグにより整列基本回路の比較回路
(CMP)は図9に示す真理値表に従い選択信号(Y)
46を出力する。
【0048】次に、図6の単語整列回路54の動作につ
いて説明する。単語照合回路52での照合結果が例え
ば、図10に示すものであるとする。図10の照合結果
が図6の単語整列回路54に入力される場合を例にとり
説明する。
【0049】図10の照合結果は、図2の第1〜第4の
ブロック1の文字の照合結果で、照合得点にはここでは
平均得点を用いている。値は16進数で表されており、
照合得点の取りうる値は「00」〜「FF」、単語タグ
では「00000」〜「FFFFF」である。
【0050】整列基本回路は図6のように4段のパイプ
ラインで構成し、整列は降順で行うものとする。つま
り、照合得点の大きい順に4つの照合結果を求めるもの
とする。
【0051】整列処理するときには、整列回路の初期
化、データの入力、整列結果の出力という手順で行われ
る。
【0052】図11は、初期化およびデータ入力時のタ
イミングチャートを示したものである。図中の網掛けの
部分は、値が確定していない不定の状態である。図の上
から順に説明すると、クロックは整列回路に入力されて
いるクロックである。次に整列回路に入力される照合結
果および制御フラグである。次に第1ステージの整列基
本回路31の2つのレジスタ42、45の内容と比較回
路43から出力される選択信号46を示している。最後
に第2ステージの整列基本回路32の2つのレジスタ4
2、45の内容と選択信号46を示している。第3、4
ステージの整列基本回路33、34は省略した。図中で
単語タグのところには図を見やすくするために単語名で
書かれている。
【0053】まず、第1クロックで、回路を初期化する
ために比較データ(照合得点)に「0」をセットし、出
力モードで入力する。入力データは第1ステージのCM
P43に入力され、出力される選択信号46は「H」と
なる。出力モードのデータは次の第2クロックの立ち上
がりでレジスタ(REG−A)42にラッチされる。以
降、クロックに同期して第1ステージのレジスタ(RE
G−B)44、第2ステージのレジスタREG−A、R
EG−Bの順に「0」がセットされていく。
【0054】第2クロックで、「山形県」が入力される
と第1ステージのレジスタ(REG−A)からのデータ
と照合得点「34」とが比較回路43で比較される。レ
ジスタ(REG−A)42の値は「0」に初期化されて
いるため、入力データの方が大きく、選択信号46は
「H」となり、レジスタ(REG−A)42に入力デー
タが入力され、レジスタ(REG−A)42の内容はレ
ジスタ(REG−B)45に入力され、次の第3クロッ
クの立ち上がりでラッチされる。
【0055】第3クロックで、「山梨県」が入力され、
第1ステージのレジスタ(REG−A)42からのデー
タと照合得点「34」とが比較回路43で比較される。
「山梨県」の照合得点は「山形県」の照合得点以下なの
で、選択信号は「L」となり、レジスタ(REG−A)
42の内容は自分自身に入力される。そのため第4クロ
ックでは前の値を保持することになる。入力データはレ
ジスタ(REG−B)45に入力され第4クロックでラ
ッチされる。
【0056】処理が進み、第5クロックでは第1ステー
ジには「長崎県」が入力され、照合得点が大きいため選
択信号が「H」となり、レジスタ(REG−A)42に
は入力データが、レジスタ(REG−B)45にはレジ
スタ(REG−A)42の出力が入力される。つまり、
次の第6クロックでレジスタ(REG−A)42のデー
タの置き換えが行われる。
【0057】第2以降のステージでも、上述の第1ステ
ージと同様の処理を行う。
【0058】そして、図には書かれていない照合データ
をすべて入力したら制御フラグを保持モードとして単語
整列回路54に入力し続ける。
【0059】次にデータの取り出しについて説明する。
【0060】図12はデータ取り出しのときのタイミン
グチャートを示したものである。パイプラインのステー
ジの数だけ制御フラグに出力モードをセットしたデータ
を入力する。ここでは、4つのステージがあるため、4
データを入力する。すると、第4ステージのレジスタ
(REG−B)45から順位の低い順にデータが出力さ
れる。単語整列回路54から出力される整列結果を図1
3に示す。
【0061】単語整列回路54から出力された図13に
示したような整列結果は、図5に示すように、次に住所
単語判定部55に入力される。ここでは、説明を省略し
たが図2の「幸区」や「柳町」を筆頭にした整列結果も
「川崎市」の整列の後に行われる。それぞれの整列結果
の中から得点の高い単語を組み合わせ、区分する区域内
の住所であるかを判定する。
【0062】従来は、照合結果が整列されていなかった
ために高得点の単語を抽出するのに時間がかかってい
た。
【0063】本実施形態では、パイプラインのステージ
を4段としているが、それ以上でも構わない。比較制御
をデータと同時に入力される制御フラグで行っている
が、制御フラグを使わずに整列基本回路に入力する信号
を追加し、その信号により制御してもよい。データフォ
ーマットとして3データを示しているが、先にも述べた
ように、制御フラグを別信号にしたり、比較データ1つ
のみであったり、比較データが2以上であったり、従属
データも複数であってもよい。さらに2つ以上のデータ
を同時に入力し整列するような構成にしてもよい。
【0064】そこで、次に、2入力の整列基本回路で単
語整列回路54の構成した場合について説明する。図1
4は、2入力の整列基本回路の構成例を示したものであ
る。図10に示したような単語照合結果の各データを2
つずつクロックに同期して2つの入力端子(IN1とI
N2)に入力する。降順モードの場合、この2つに入力
データとレジスタ(REG−A)62に予め保持されて
いたデータとを比較回路63で比較し、3つのデータの
うちの値の最も大きいデータをレジスタ(REG−A)
62に保持し、それ以外の2つのデータを2つのレジス
タ(REG−B、REG−C)66、67に入力するよ
うになっている。
【0065】このように、単語照合結果のデータを2つ
づつ単語整列回路に入力して処理することにより、図7
に示した構成に比べて処理時間は半分になる。
【0066】図7に示した構成の整列基本回路では、比
較データ(照合得点)の大小比較しか行っていないが、
他の比較または判定回路でもよい。さらに基本整列回路
において比較・判定回路の結果を後段の基本整列回路に
出力し、それを用いて判定してもよい。例えば、同一単
語タグに複数の単語を割り当てる場合などがある。例え
ば、図4に示した単語辞書では、「川崎市」の単語タグ
は「03335」であるが、この単語タグに「山崎市」
も割り当てておく。これは文字認識部6における個別文
字認識において必ずしも期待した文字が上位候補になら
ないことがあるため、「川」という文字画像を認識し
「山」が上位候補になりやすい場合に、「川崎市」の別
名として「山崎市」も同じ単語タグを割り当てて辞書に
登録しておくことにより、より確実に単語を照合するた
めである。
【0067】図15は図49の辞書に「山崎市」に「川
崎市」と同じ単語タグを割り当てて登録した場合を示し
ている。この辞書を用いて文字認識部6で単語照合した
結果を図16に示す。
【0068】図16に示したような照合結果を前述の単
語整列回路54で整列すると「山崎市」と「川崎市」の
両方が結果として得られるが、どちらも同一住所を示す
単語なので照合得点の低いものは必要ない。そこで、重
複している単語を無効にするように整列回路を変更す
る。
【0069】そこで、次に、照合得点とともに単語タグ
を比較して単語整列を行う場合の単語整列回路について
説明する。
【0070】図17は単語整列回路の構成例を示したも
ので、図18に示すような構成の複数(例えば、4個)
の整列基本回路71〜74をシリアルに接続して入力ク
ロックに同期したパイプラインで構成されていることを
特徴としている。
【0071】図18に図17の単語整列回路を構成する
整列基本回路の構成例を示す。例えば図8に示すデータ
フォーマットの単語照合結果が1つづつ入力する。入力
端子(IN−B)には図4の整列基本回路と同じ入力デ
ータ(例えば、図8のデータフォーマットデータ)、入
力端子(IN−C)には、入力端子IN−Bに入力する
フォーマットデータ中の単語タグ、入力端子(IN−
D)には、前段の整列基本回路から出力された2ビット
のフラグが入力する。
【0072】この2ビットのフラグは、無効フラグと変
更フラグとし、それぞれIN−D0とIN−D1とす
る。無効フラグは、「H」のとき同一クロックで入力さ
れた入力端子IN−BとIN−Cからのデータに対し比
較演算を行わないようにするものである。変更フラグ
は、「H」のときに比較条件が成立しレジスタ(REG
−A)82とデータの入れ替えが行われたことを示すも
のである。これらのフラグは、各ステージの整列基本回
路の比較結果により変化し、同一単語タグを持つデータ
を比較したときに無効フラグを「H」にして、それ以降
のステージで比較演算を行わないようにしている。
【0073】そのため、図18に示す構成は、図7に示
す構成と比較すると、図7の比較回路43が比較回路
(CMP)83に変更され、入力IN−Cと入力IN−
Dおよび出力OUT−Cと出力OUT−D、レジスタ
(REG−C)87とレジスタ(REG−D)85を追
加したものとなっている。
【0074】レジスタ(REG−A)82には、比較回
路83での比較結果に基づき選択されたデータ(例え
ば、図8のデータフォーマットデータ)が保持されてい
る。
【0075】比較回路83では、レジスタ(REG−
A)82に格納された照合得点と入力IN−Bから新た
に入力された単語照合結果の照合得点との大小比較に加
え、レジスタ(REG−A)82に格納されているの単
語タグと入力IN−Cから新たに入力された単語照合結
果の単語タグとの一致比較と、入力IN−Dから入力さ
れる無効フラグの判定回路を追加し、図19に示す真理
値表に従い、信号(Y、F)88、89を出力する。
【0076】図19(a)は、照合得点の大小比較と単
語タグの一致比較結果と前段からの無効フラグ、変更フ
ラグに基づき(これらのフラグは、各ステージの整列基
本回路の比較結果により変化し、同一単語タグを持つデ
ータを比較したときに無効フラグを「H」にして、それ
以降のステージで比較演算を行わないようにしてい
る)、信号(Y)88を出力する際の真理値表である。
【0077】図19(b)は、照合得点大小比較と前段
からの無効フラグ、変更フラグに基づき、変更フラグ)
を信号(F1)89として出力する際の真理値表であ
る。なお、変更フラグは、「H」のときに比較条件が成
立しレジスタ(REG−A)82とデータの入れ替えが
行われたことを示すものである。
【0078】図19(c)は、単語タグの一致比較と前
段からの無効フラグに基づき無効フラグを信号(F0)
89として出力する際の真理値表である。なお、無効フ
ラグは、「H」のとき同一クロックで入力された入力端
子IN−BとIN−Cからのデータに対し比較演算を行
わないようにするものである。
【0079】図16に示したような単語照合結果を図1
7に示す単語整列回路に入力した場合の図17の単語整
列回路の動作を図20に示す。
【0080】図20(a)は、nクロック目の各ステー
ジの整列基本回路のレジスタ(REG−A、B、C、
D)82、85、86、87の状態を示しており、図2
0(b)はn+1クロック目、図20(c)はn+2ク
ロック目の状態を示している。アスタリスク「*」は得
点が「5F」より低い単語データであるものとする。
【0081】各ステージの比較回路83では、それ自身
のレジスタ(REG−A)82と前段のレジスタ(RE
G−B、C、D)から出力されデータとが比較される。
なお、第1ステージでは単語整列回路への入力データと
比較される。
【0082】図20(a)から順に説明すると、図20
(a)では入力データの単語「山崎市」とレジスタ(R
EG−A)82に保持されていた単語「川崎市」とが比
較される。得点は「山崎市」の方が大きいため入力デー
タはレジスタ(REG−A)82にラッチされ、「川崎
市」のデータがレジスタ(REG−B)86にラッチさ
れる。単語タグは一致しているため無効フラグREG−
D0を「H」、レジスタ(REG−A)でデータの入れ
替えが行われたので変更フラグREG−D1を「H」と
し、レジスタ(REG−D)85でラッチし、後段での
比較を無効にする。レジスタ(REG−C)87には、
各ステージに同一単語タグの有無を調べるため、入力さ
れた単語タグをそのままラッチする。
【0083】図20(b)では、第2ステージに注目す
る。第2ステージはそれ自身のレジスタ(REG−A)
82の内容と第1ステージのレジスタ(REG−B、
C)86、87の内容とを比較するが、第1ステージか
らの無効フラグREG−D0が「H」であるため、レジ
スタ(REG−B)86の「川崎市」の方が得点は高い
が結果は無効とされるためデータの入れ替えは行われな
い。
【0084】図20(c)は、図20(b)と同様であ
る。全ての単語照合結果についての整列処理が終了した
後には、図21に示すような結果が得られる。
【0085】ここで、単語整列回路の入力と各ステージ
の状態が図22(a)のような場合の動作を考える。こ
れは、単語「川崎市」が第2ステージに格納されてお
り、別名の単語「山崎市」が入力される場合である。図
22(a)〜(d)はそれぞれ、n、n+1、n+2、
n+3クロック目の各ステージの整列基本回路のレジス
タ(REG−A、B、C、D)82、85、86、87
の状態を示している。
【0086】図22(a)において、第1ステージで
は、レジスタ(REG−A)82に保持されている単語
「高崎市」と入力された単語「山崎市」が比較され入れ
替が起こる。このとき単語タグは不一致なので無効フラ
グは「L」のままで、変更フラグが「H」となる。
【0087】図22(b)において、第2ステージで
は、レジスタ(REG−A)82に格納されている「川
崎市」と入力された「高崎市」とが比較され入れ替えが
起こる。このとき単語タグが一致しているので無効フラ
グは「H」となる。
【0088】図22(c)、(d)では、無効フラグが
「H」であるため比較結果に関わらず入れ替えは起こら
ない。
【0089】以上説明したように、上記実施形態によれ
ば、単語照合部7は、単語毎の照合評価値を入力して、
該入力された単語の照合評価値を比較する整列基本回路
を直列に複数個接続した単語整列回路を具備し、単語照
合評価値の高い単語を抽出することにより、単語照合の
結果得られた単語候補をその得点に基づき高速に整列し
て得点の高いものだけを容易に抽出でき、宛名読取速度
の高速化が図れる。
【0090】以上の実施形態では、単語照合結果を整列
する場合について説明したが、入力文字画像と文字辞書
とのマッチングを行う個別文字認識の認識候補の整列に
も前述同様に用いることができる。
【0091】すなわち、図1の文字認識部6での文字認
識結果(入力画像から切り出された文字ブロック毎の候
補文字(文字コード)とその得点)を図6および図7、
図6および図14、図17および図18の単語整列回路
と同様な回路に入力して、前述同様の動作を行えば、例
えば、文字切り出し部5で切り出された文字領域(文字
ブロック)毎に得点の最も高い1位から4位までの候補
文字が抽出され、それを後段の単語照合部7に入力する
ことにより、単語照合部7に入力される文字認識結果を
制限することができるので、より高速に単語照合が行え
る。
【0092】また、文字認識部6での文字認識結果の整
列処理と単語照合部7での単語照合結果の整列処理とを
前述の整列回路を用いて行うことにより、宛名読取速度
がより向上する。
【0093】さらに、上記実施形態では、文字辞書、単
語辞書が特定の分野に限定された宛名読取装置を例にと
り説明したが、この場合に限らず、入力された画像から
文字情報を読み取る汎用的な文字情報読取装置において
も本発明の整列回路は上記同様に実施でき、文字認識結
果の整列、単語照合結果の整列が高速に行える。すなわ
ち、おおよそ(クロックサイクル時間×辞書単語数)の
時間で高速に整列することができる。
【0094】また、処理時間が辞書単語数とステージ数
で決まるため処理時間を見積もることができ、システム
をパイプラインで構成することが容易である。
【0095】また、図14に示したように、整列基本回
路が、同時に複数データを入力することにより、(クロ
ックサイクル時間×辞書単語数÷入力数)の時間で高速
に整列することができる。この場合においても、処理時
間を見積もることができるためシステムをパイプライン
で構成しやすい。
【0096】さらに、単語照合の際に誤り易い単語には
単語辞書に同じ単語コード(単語タグ)を付して登録
し、整列する際には照合評価値(照合得点)とともに単
語コードをも比較することにより、より確実に単語照合
が行える。
【0097】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
入力された画像から文字情報を読み取る際に、文字認識
の結果得られた文字候補あるいは単語照合の結果得られ
た単語候補をその得点に基づき高速に整列して得点の高
いものだけを容易に抽出でき、文字情報読取速度の高速
化が図れる。また、郵便物の宛名文字を読み取る際に、
文字認識の結果得られた文字候補あるいは単語照合の結
果得られた単語候補をその得点に基づき高速に整列して
得点の高いものだけを容易に抽出でき、宛名読取速度の
高速化が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態にかかる宛名読取装置の構成
例を概略的に示した図。
【図2】郵便物の宛名記載面の画像から切り出された文
字領域の一具体例を示した図。
【図3】文字認識結果の一例を示した図。
【図4】4文字住所単語辞書の一例を示した図。
【図5】単語照合部も構成例を概略的に示した図。
【図6】単語整列回路の構成例を示した図。
【図7】整列基本回路の構成例を示した図。
【図8】単語整列回路の入力データフォーマットの一例
を示した図。
【図9】図7の整列基本回路の比較回路の動作を説明す
るための真理値表の一例を示した図。
【図10】単語照合結果の一例を示した図。
【図11】図6の単語整列回路の動作を説明するための
(整列時の)タイミングチャート。
【図12】図6の単語整列回路の動作を説明するための
(出力時の)タイミングチャート。
【図13】整列結果の一例を示した図。
【図14】整列基本回路の他の構成例を示した図で、同
時に2つのデータが入力する場合を示している。
【図15】4文字住所単語辞書の他の例を示した図。
【図16】単語照合結果の他の例を示した図。
【図17】単語整列回路の他の構成例を示した図。
【図18】図17の単語整列回路を構成する整列基本回
路の構成例を示した図。
【図19】図18の比較回路の動作を説明するための真
理値表の一例を示した図。
【図20】図17の単語整列回路の動作を説明するため
の図で、3クロック分の単語を整列する過程を示してい
る。
【図21】図17の単語整列回路による単語整列結果の
一例を示した図。
【図22】図17の単語整列回路の動作を説明するため
の図で、4クロック分の単語を整列する過程を示してい
る。
【図23】従来の単語照合部(ソフトウエアによる単語
照合および整列)の構成例を示した図。
【符号の説明】
1…光電変換部 2…画像処理部 3…領域検出部 4…行切り出し部 5…文字切り出し部 6…文字認識部 7…単語照合部 8…街区認識部 9…宛名住所判定部 51…認識文字候補メモリ 52…単語照合回路 53…住所単語辞書メモリ 54…単語整列回路 55…住所単語判定部 56…制御回路 31〜34…整列基本回路

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力された画像から切り出された領域を
    文字認識して得られた該領域毎の複数の候補文字と単語
    辞書に登録された単語とを照合して、その照合結果と該
    候補文字の認識評価値に基づき該単語毎の照合評価値を
    求める手段と、 前記単語毎の照合評価値を入力して、該入力された単語
    の照合評価値を比較する比較回路を直列に複数個接続し
    て、該照合評価値の高い単語を抽出する単語抽出手段
    と、 この単語抽出手段で抽出された単語に基づき前記入力画
    像の文字情報を読み取る手段と、 を具備したことを特徴とする文字情報読取装置。
  2. 【請求項2】 入力された画像から切り出された領域を
    文字認識して得られた該領域毎の複数の候補文字と単語
    辞書に登録された単語とを照合して、その照合結果と該
    候補文字の認識評価値に基づき該単語毎の照合評価値を
    求める手段と、 前記単語毎の照合評価値を同時に複数個入力して、該入
    力された複数個の単語の照合評価値を比較する比較回路
    を直列に複数個接続して、該照合評価値の高い単語を抽
    出する単語抽出手段と、 この単語抽出手段で抽出された単語に基づき前記入力画
    像の文字情報を読み取る手段と、 を具備したことを特徴とする文字情報読取装置。
  3. 【請求項3】 入力された画像から切り出された領域を
    文字認識して得られた該領域毎の複数の候補文字と単語
    辞書に登録された単語とを照合して、その照合結果と該
    候補文字の認識評価値に基づき該単語毎の照合評価値を
    求める手段と、 前記単語毎の照合評価値と該単語の予め定められたコー
    ドとを入力して、該入力された単語の照合評価値とコー
    ドをそれぞれ比較する比較回路を直列に複数個接続し
    て、該照合評価値の高い単語を抽出する単語抽出手段
    と、 この単語抽出手段で抽出された単語に基づき前記入力画
    像の文字情報を読み取る手段と、 を具備したことを特徴とする文字情報読取装置。
  4. 【請求項4】 入力された画像から切り出された領域を
    文字認識して得られた該領域毎の複数の候補文字の認識
    評価値を入力して、該入力された候補文字の認識評価値
    を比較する比較回路を直列に複数個接続して、該認識評
    価値の高い候補文字を前記領域毎に抽出する候補文字抽
    出手段と、 この候補文字抽出手段で抽出された前記領域毎の候補文
    字と単語辞書に登録された単語とを照合し、その照合結
    果に基づき前記入力画像の文字情報を読み取る手段と、 を具備したことを特徴とする文字情報読取装置。
  5. 【請求項5】 前記単語抽出手段で抽出される単語の個
    数は、接続された前記比較回路の個数に等しいことを特
    徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載の文字情報
    読取装置。
  6. 【請求項6】 前記候補文字抽出手段で抽出される候補
    文字の個数は、接続された前記比較回路の個数に等しい
    ことを特徴とする請求項4記載の文字情報読取装置。
  7. 【請求項7】 郵便物の宛名記載面に記載された宛名情
    報を読み取る宛名読取装置において、 郵便物の宛名記載面の画像から切り出された領域を文字
    認識して得られた該領域毎の複数の候補文字と単語辞書
    に登録された単語とを照合して、その照合結果と該候補
    文字の認識評価値に基づき該単語毎の照合評価値を求め
    る手段と、 前記単語毎の照合評価値を入力して、該入力された単語
    の照合評価値を比較する比較回路を直列に複数個接続し
    て、該照合評価値の高い単語を抽出する単語抽出手段
    と、 この単語抽出手段で抽出された単語に基づき前記郵便物
    の宛名情報を読み取る手段と、 を具備したことを特徴とする宛名読取装置。
  8. 【請求項8】 郵便物の宛名記載面に記載された宛名情
    報を読み取る宛名読取装置において、 郵便物の宛名記載面の画像から切り出された領域を文字
    認識して得られた該領域毎の複数の候補文字と単語辞書
    に登録された単語とを照合して、その照合結果と該候補
    文字の認識評価値に基づき該単語毎の照合評価値を求め
    る手段と、 前記単語毎の照合評価値を同時に複数個入力して、該入
    力された複数個の単語の照合評価値を比較する比較回路
    を直列に複数個接続して、該照合評価値の高い単語を抽
    出する単語抽出手段と、 この単語抽出手段で抽出された単語に基づき前記郵便物
    の宛名情報を読み取る手段と、 を具備したことを特徴とする宛名読取装置。
  9. 【請求項9】 郵便物の宛名記載面に記載された宛名情
    報を読み取る宛名読取装置において、 郵便物の宛名記載面の画像から切り出された領域を文字
    認識して得られた該領域毎の複数の候補文字と単語辞書
    に登録された単語とを照合して、その照合結果と該候補
    文字の認識評価値に基づき該単語毎の照合評価値を求め
    る手段と、 前記単語毎の照合評価値と該単語の予め定められたコー
    ドとを入力して、該入力された単語の照合評価値とコー
    ドをそれぞれ比較する比較回路を直列に複数個接続し
    て、該照合評価値の高い単語を抽出する単語抽出手段
    と、 この単語抽出手段で抽出された単語に基づき前記郵便物
    の宛名情報を読み取る手段と、 を具備したことを特徴とする宛名読取装置。
  10. 【請求項10】 郵便物の宛名記載面に記載された宛名
    情報を読み取る宛名読取装置において、 郵便物の宛名記載面の画像から切り出された領域を文字
    認識して得られた該領域毎の複数の候補文字の認識評価
    値を入力して、該入力された候補文字の認識評価値を比
    較する比較回路を複数個接続して、該認識評価値の高い
    候補文字を前記領域毎に抽出する候補文字抽出手段と、 この候補文字抽出手段で抽出された前記領域毎の候補文
    字と単語辞書に登録された単語とを照合し、その照合結
    果に基づき前記郵便物の宛名情報を読み取る手段と、 を具備したことを特徴とする宛名読取装置。
  11. 【請求項11】 前記単語抽出手段で抽出される単語の
    個数は、接続された前記比較回路の個数に等しいことを
    特徴とする請求項7〜10のいずれか1つに記載の宛名
    読取装置。
  12. 【請求項12】 前記候補文字抽出手段で抽出される候
    補文字の個数は、接続された前記比較回路の個数に等し
    いことを特徴とする請求項10記載の宛名読取装置。
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