JPH11977A - 白色ポリエステルフィルム - Google Patents
白色ポリエステルフィルムInfo
- Publication number
- JPH11977A JPH11977A JP9169676A JP16967697A JPH11977A JP H11977 A JPH11977 A JP H11977A JP 9169676 A JP9169676 A JP 9169676A JP 16967697 A JP16967697 A JP 16967697A JP H11977 A JPH11977 A JP H11977A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- film
- polyester film
- white polyester
- whiteness
- weight
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Coating Of Shaped Articles Made Of Macromolecular Substances (AREA)
- Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Shaping By String And By Release Of Stress In Plastics And The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 印刷基材としての白色性、遮光性、光沢性、
帯電防止性と加工適性を共に具備した白色ポリエステル
フィルムを提供する。 【解決手段】 平均粒径0.1〜0.6μmの二酸化チ
タンを4〜8重量%含有し、少なくとも片面に易接着樹
脂層が0.1〜1μmの厚さで積層され、易接着樹脂層
面の表面比抵抗値が1×108 〜1×1012Ω、表面粗
さ(10点平均粗さ、sRz)が2μm以上、光学濃度
が0.5以上、白色度が50%以上であることを特徴と
する白色ポリエステルフィルム。
帯電防止性と加工適性を共に具備した白色ポリエステル
フィルムを提供する。 【解決手段】 平均粒径0.1〜0.6μmの二酸化チ
タンを4〜8重量%含有し、少なくとも片面に易接着樹
脂層が0.1〜1μmの厚さで積層され、易接着樹脂層
面の表面比抵抗値が1×108 〜1×1012Ω、表面粗
さ(10点平均粗さ、sRz)が2μm以上、光学濃度
が0.5以上、白色度が50%以上であることを特徴と
する白色ポリエステルフィルム。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は白色ポリエステルフ
ィルムに関し、更に詳しくは印刷インク、磁気記録層と
の密着性や帯電防止性が良好で、耐擦過性に優れた白色
ポリエステルフィルムに関するものである。
ィルムに関し、更に詳しくは印刷インク、磁気記録層と
の密着性や帯電防止性が良好で、耐擦過性に優れた白色
ポリエステルフィルムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】白色ポリエステルフィルムは、その良好
な隠蔽性、白色性、機械強度、寸法安定性などの特性か
ら、磁気カード、ラベル、熱転写記録あるいはインクジ
ェット記録方式の受像紙、製図用プロッター用紙、更に
はフィルムの積層により構成されるICカードなどに使
用されている。特に最近、公衆電話用、鉄道運賃用、高
速道路料金用、パチンコカード用その他種々の目的で磁
気カード用途に大量に使用されている。これらの用途で
は通常、白色ポリエステルフィルムに文字、図柄などの
印刷や磁気記録層の積層などの加工が行われるため、易
接着あるいは帯電防止を目的とした樹脂層が表面に積層
された白色ポリエステルフィルムを使用することが多
い。
な隠蔽性、白色性、機械強度、寸法安定性などの特性か
ら、磁気カード、ラベル、熱転写記録あるいはインクジ
ェット記録方式の受像紙、製図用プロッター用紙、更に
はフィルムの積層により構成されるICカードなどに使
用されている。特に最近、公衆電話用、鉄道運賃用、高
速道路料金用、パチンコカード用その他種々の目的で磁
気カード用途に大量に使用されている。これらの用途で
は通常、白色ポリエステルフィルムに文字、図柄などの
印刷や磁気記録層の積層などの加工が行われるため、易
接着あるいは帯電防止を目的とした樹脂層が表面に積層
された白色ポリエステルフィルムを使用することが多
い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の白色ポリエステ
ルフィルムにおいては、二酸化チタン、硫酸バリウム、
炭酸カルシウムなどの白色無機粒子を樹脂中に10重量
%以上含有する原料が使用されてきた。しかし、白色無
機粒子の含有量が多い樹脂によっては、フィルム製膜時
の延伸応力が高く破れ易いなどの製造上の問題があり、
白色無機粒子のコストが大きく付加されるためコスト面
で不利である。加工においても、例えば磁気カードの打
ち抜き工程において金型の磨耗が早いなどの短所があっ
た。従って、実用的な隠蔽性、白色度が得られれば白色
無機粒子の含有量は少ない方が好ましい。
ルフィルムにおいては、二酸化チタン、硫酸バリウム、
炭酸カルシウムなどの白色無機粒子を樹脂中に10重量
%以上含有する原料が使用されてきた。しかし、白色無
機粒子の含有量が多い樹脂によっては、フィルム製膜時
の延伸応力が高く破れ易いなどの製造上の問題があり、
白色無機粒子のコストが大きく付加されるためコスト面
で不利である。加工においても、例えば磁気カードの打
ち抜き工程において金型の磨耗が早いなどの短所があっ
た。従って、実用的な隠蔽性、白色度が得られれば白色
無機粒子の含有量は少ない方が好ましい。
【0004】一方、印刷の高度化、インクの多様化から
易接着樹脂層へはより高い密着性が要求され、更に取扱
い性の容易さから帯電防止性の向上も求められてきた。
これらの要求に対して易接着樹脂の組成検討も重要であ
るが、その積層厚さを増すことも実際的な効果という点
で有効である。
易接着樹脂層へはより高い密着性が要求され、更に取扱
い性の容易さから帯電防止性の向上も求められてきた。
これらの要求に対して易接着樹脂の組成検討も重要であ
るが、その積層厚さを増すことも実際的な効果という点
で有効である。
【0005】このように、白色無機粒子添加量の減少と
易接着樹脂の積層厚増加は白色ポリエステルフィルムの
機能向上において好ましいが、そのようにすると、他方
でフィルム加工時に表面が削れ易くなり、削れ粉による
汚染、コーティング加工での塗布すじ発生などの問題が
生じることになった。フィルム表面の削れ防止として
は、他の無機粒子を添加して易滑化する方法が知られて
いるが、既に白色無機粒子を相当量含有する原料中に更
に大粒径の無機粒子を添加した場合、凝集して表面に粗
大突起を形成し易くなるという問題がある。
易接着樹脂の積層厚増加は白色ポリエステルフィルムの
機能向上において好ましいが、そのようにすると、他方
でフィルム加工時に表面が削れ易くなり、削れ粉による
汚染、コーティング加工での塗布すじ発生などの問題が
生じることになった。フィルム表面の削れ防止として
は、他の無機粒子を添加して易滑化する方法が知られて
いるが、既に白色無機粒子を相当量含有する原料中に更
に大粒径の無機粒子を添加した場合、凝集して表面に粗
大突起を形成し易くなるという問題がある。
【0006】本発明はかかる従来技術の課題を解決し、
印刷基材としての隠蔽性、白色性とインク等への密着
性、帯電防止性を具備し、フィルム加工時に表面削れ等
が生じない白色ポリエステルフィルムを提供することを
目的とする。
印刷基材としての隠蔽性、白色性とインク等への密着
性、帯電防止性を具備し、フィルム加工時に表面削れ等
が生じない白色ポリエステルフィルムを提供することを
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明の白色ポリエステルフィルムは、平均粒径
0.1〜0.6μmの二酸化チタンを4〜8重量%含有
し、少なくとも片面に易接着樹脂層が0.1〜1μmの
厚さで積層され、易接着樹脂層面の表面比抵抗値が1×
108 〜1×1012Ω、表面粗さ(10点平均粗さ、s
Rz)が2μm以上、光学濃度が0.5以上、白色度が
50%以上であることを特徴とするものからなる。
に、本発明の白色ポリエステルフィルムは、平均粒径
0.1〜0.6μmの二酸化チタンを4〜8重量%含有
し、少なくとも片面に易接着樹脂層が0.1〜1μmの
厚さで積層され、易接着樹脂層面の表面比抵抗値が1×
108 〜1×1012Ω、表面粗さ(10点平均粗さ、s
Rz)が2μm以上、光学濃度が0.5以上、白色度が
50%以上であることを特徴とするものからなる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明を、望ましい実施の
形態とともに詳細に説明する。本発明の白色ポリエステ
ルフィルムを構成するポリエステルは、主な酸成分、グ
リコール成分おのおのを芳香族ジカルボン酸、脂肪族グ
リコールとする実質的に線状のポリエステルである。芳
香族ジカルボン酸成分としては、例えばテレフタル酸、
ナフタレンジカルボン酸、イソフタル酸、ジフェニルジ
カルボン酸、ジフェニルエーテルジカルボン酸、ジフェ
ニルスルホンジカルボン酸、ジフェニルケトンジカルボ
ン酸などを用いることができる。脂肪族グリコールとし
ては、例えばエチレングリコール、トリメチレングリコ
ール、テトラメチレングリコール、ヘキサメチレングリ
コールなどの炭素数2〜10のポリメチレングリコー
ル、シクロヘキサンジメタノールなどの脂環族グリコー
ルなどを用いることができる。これらのポリエステルの
うち、特にポリエチレンテレフタレート、ポリエチレン
−2,6−ナフタレート、あるいは全ジカルボン酸成
分、全グリコール成分おのおの80モル%以上がテレフ
タル酸および/または2,6−ナフタレンジカルボン
酸、エチレングリコールである共重合ポリエステルが好
ましい。また、酸成分、グリコール成分おのおの20モ
ル%未満で共重合できる成分は上記以外に、酸成分とし
ては例えばアジピン酸、セバシン酸などの脂肪族ジカル
ボン酸、シクロヘキサン−1,4−ジカルボン酸などの
脂環族ジカルボン酸などがあり、グリコール成分として
はポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコー
ル、ポリテトラメチレングリコールなどのポリアルキレ
ングリコール、ハイドロキノンなどの芳香族ジオールな
どがある。上記ポリエステルは各種の方法で製造でき、
固有粘度(25℃、o−クロロフェノール中の溶液とし
て測定)は0.5〜1のものが好ましい。
形態とともに詳細に説明する。本発明の白色ポリエステ
ルフィルムを構成するポリエステルは、主な酸成分、グ
リコール成分おのおのを芳香族ジカルボン酸、脂肪族グ
リコールとする実質的に線状のポリエステルである。芳
香族ジカルボン酸成分としては、例えばテレフタル酸、
ナフタレンジカルボン酸、イソフタル酸、ジフェニルジ
カルボン酸、ジフェニルエーテルジカルボン酸、ジフェ
ニルスルホンジカルボン酸、ジフェニルケトンジカルボ
ン酸などを用いることができる。脂肪族グリコールとし
ては、例えばエチレングリコール、トリメチレングリコ
ール、テトラメチレングリコール、ヘキサメチレングリ
コールなどの炭素数2〜10のポリメチレングリコー
ル、シクロヘキサンジメタノールなどの脂環族グリコー
ルなどを用いることができる。これらのポリエステルの
うち、特にポリエチレンテレフタレート、ポリエチレン
−2,6−ナフタレート、あるいは全ジカルボン酸成
分、全グリコール成分おのおの80モル%以上がテレフ
タル酸および/または2,6−ナフタレンジカルボン
酸、エチレングリコールである共重合ポリエステルが好
ましい。また、酸成分、グリコール成分おのおの20モ
ル%未満で共重合できる成分は上記以外に、酸成分とし
ては例えばアジピン酸、セバシン酸などの脂肪族ジカル
ボン酸、シクロヘキサン−1,4−ジカルボン酸などの
脂環族ジカルボン酸などがあり、グリコール成分として
はポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコー
ル、ポリテトラメチレングリコールなどのポリアルキレ
ングリコール、ハイドロキノンなどの芳香族ジオールな
どがある。上記ポリエステルは各種の方法で製造でき、
固有粘度(25℃、o−クロロフェノール中の溶液とし
て測定)は0.5〜1のものが好ましい。
【0009】本発明の白色ポリエステルフィルムには、
所定の白色度、光学濃度、光沢度を得るために白色無機
粒子として二酸化チタンを添加する。使用する白色無機
粒子は平均粒径0.1〜0.6μmのもので、ポリエス
テル中の含有量は4〜8重量%であり、好ましくは5〜
7重量%である。4重量%未満では十分な白色度、隠蔽
性が得られず、8重量%を越えると白色度、隠蔽性が飽
和する一方で製膜、加工上の問題が増加するため好まし
くない。つまり、本発明の課題の一つである白色無機粒
子の含有量を所定値以下に抑える。
所定の白色度、光学濃度、光沢度を得るために白色無機
粒子として二酸化チタンを添加する。使用する白色無機
粒子は平均粒径0.1〜0.6μmのもので、ポリエス
テル中の含有量は4〜8重量%であり、好ましくは5〜
7重量%である。4重量%未満では十分な白色度、隠蔽
性が得られず、8重量%を越えると白色度、隠蔽性が飽
和する一方で製膜、加工上の問題が増加するため好まし
くない。つまり、本発明の課題の一つである白色無機粒
子の含有量を所定値以下に抑える。
【0010】白色無機粒子としての二酸化チタンとして
は、アナターゼ型、ルチル型があるが、アナターゼ型二
酸化チタンの方が白色度の点などから好ましい。また粒
子表面をアルミナ処理、シリコーン処理などを施し樹脂
中での分散性を高めたものも好適に使用される。
は、アナターゼ型、ルチル型があるが、アナターゼ型二
酸化チタンの方が白色度の点などから好ましい。また粒
子表面をアルミナ処理、シリコーン処理などを施し樹脂
中での分散性を高めたものも好適に使用される。
【0011】本発明で規定した白色ポリエステルフィル
ムの表面粗さ(10点平均粗さ、sRz)を実現するた
めには、二酸化チタン粒子の他に大粒径の無機粒子を添
加することが好ましい。無機粒子の平均粒径としては2
〜10μmが好ましく、より好ましくは3〜8μmの平
均粒径で、添加量は0.05〜0.5重量%が好まし
い。このように、二酸化チタンの他に大粒径の無機粒子
を微量添加することにより、本発明のように易接着樹脂
層を比較的厚く積層した場合でも、フィルム加工中の表
面削れなど表面欠点の発生による印刷品位の劣化、コー
ティング欠点の発生を抑制することが可能となった。無
機粒子としては炭酸カルシウム、コロイダルシリカ、凝
集シリカ、アルミナ、有機粒子などの単分散あるいは凝
集粒子を用いることができる。
ムの表面粗さ(10点平均粗さ、sRz)を実現するた
めには、二酸化チタン粒子の他に大粒径の無機粒子を添
加することが好ましい。無機粒子の平均粒径としては2
〜10μmが好ましく、より好ましくは3〜8μmの平
均粒径で、添加量は0.05〜0.5重量%が好まし
い。このように、二酸化チタンの他に大粒径の無機粒子
を微量添加することにより、本発明のように易接着樹脂
層を比較的厚く積層した場合でも、フィルム加工中の表
面削れなど表面欠点の発生による印刷品位の劣化、コー
ティング欠点の発生を抑制することが可能となった。無
機粒子としては炭酸カルシウム、コロイダルシリカ、凝
集シリカ、アルミナ、有機粒子などの単分散あるいは凝
集粒子を用いることができる。
【0012】本発明の白色ポリエステルフィルムには更
に蛍光増白剤を0.005〜0.05重量%添加しても
よい。白色無機粒子を比較的少量添加することによる白
色度の低下を補い、良好な印刷品位を得るために蛍光増
白剤の添加は効果的で、特に蛍光の中心波長400〜5
00nmの蛍光増白剤が好ましい。
に蛍光増白剤を0.005〜0.05重量%添加しても
よい。白色無機粒子を比較的少量添加することによる白
色度の低下を補い、良好な印刷品位を得るために蛍光増
白剤の添加は効果的で、特に蛍光の中心波長400〜5
00nmの蛍光増白剤が好ましい。
【0013】本発明の白色ポリエステルフィルムの厚さ
は50〜400μmの範囲が好ましく、より好ましくは
50〜250μmの範囲である。50μm未満では十分
な白色度、隠蔽度が得られず、またフィルムの製膜上も
破れが多いなど生産性において劣るため好ましくない。
400μmを越える場合にも生産性、取り扱い性に支障
が生じるために好ましくない。
は50〜400μmの範囲が好ましく、より好ましくは
50〜250μmの範囲である。50μm未満では十分
な白色度、隠蔽度が得られず、またフィルムの製膜上も
破れが多いなど生産性において劣るため好ましくない。
400μmを越える場合にも生産性、取り扱い性に支障
が生じるために好ましくない。
【0014】本発明の白色ポリエステルフィルムは、表
面粗さ(10点平均粗さ、sRz)が2以上μmであ
り、好ましくは2〜4μmである。2μm未満では厚い
易接着樹脂層の表面削れを防止する効果がおとり、4μ
mを越えると印刷面が荒れて品位が低下し、また塗布さ
れた磁気記録層においてドロップアウトや出力低下の原
因となるため好ましくない。通常、フィルム表面粗さは
中心線平均粗さ(sRa)で表されることが多いが、フ
ィルム表面の削れに対して有効なのは表面突起のうち大
きな突起、即ちsRzで表現される突起の密度であるこ
とを見いだし、このように規定した。
面粗さ(10点平均粗さ、sRz)が2以上μmであ
り、好ましくは2〜4μmである。2μm未満では厚い
易接着樹脂層の表面削れを防止する効果がおとり、4μ
mを越えると印刷面が荒れて品位が低下し、また塗布さ
れた磁気記録層においてドロップアウトや出力低下の原
因となるため好ましくない。通常、フィルム表面粗さは
中心線平均粗さ(sRa)で表されることが多いが、フ
ィルム表面の削れに対して有効なのは表面突起のうち大
きな突起、即ちsRzで表現される突起の密度であるこ
とを見いだし、このように規定した。
【0015】本発明の白色ポリエステルフィルムの光学
濃度は0.5以上であり、好ましくは0.8以上であ
る。光学濃度0.5未満では白色ポリエステルフィルム
表面に印刷する上で、例えば反対面に磁気記録層を設け
る磁気カードなどにおいて磁気記録層の色が透けること
によって白さが低下するため好ましくない。印刷という
面からは光学濃度が大きく隠蔽性が高い方が好ましい
が、そうすると白色無機粒子の添加量を増加せざるを得
なくなり、フィルム表面の光沢度が低下し、製膜する際
に破れ易くなったり、打ち抜き工程で支障が生じるた
め、光学濃度としては実用上十分な1.5以下であるこ
とが好ましい。
濃度は0.5以上であり、好ましくは0.8以上であ
る。光学濃度0.5未満では白色ポリエステルフィルム
表面に印刷する上で、例えば反対面に磁気記録層を設け
る磁気カードなどにおいて磁気記録層の色が透けること
によって白さが低下するため好ましくない。印刷という
面からは光学濃度が大きく隠蔽性が高い方が好ましい
が、そうすると白色無機粒子の添加量を増加せざるを得
なくなり、フィルム表面の光沢度が低下し、製膜する際
に破れ易くなったり、打ち抜き工程で支障が生じるた
め、光学濃度としては実用上十分な1.5以下であるこ
とが好ましい。
【0016】本発明の白色ポリエステルフィルムの白色
度は50%以上であり、好ましくは80%以上である。
表面には文字、図柄等の印刷を行なうことができ、白色
度が低いと美麗な印刷が困難になるため好ましくない。
また、白色度を更に高めるには、白色無機粒子の添加量
を増やし特定の粒子を選定する必要が生じて製膜性およ
び経済性で不利になるため、白色度としては99%以下
であることが好ましい。
度は50%以上であり、好ましくは80%以上である。
表面には文字、図柄等の印刷を行なうことができ、白色
度が低いと美麗な印刷が困難になるため好ましくない。
また、白色度を更に高めるには、白色無機粒子の添加量
を増やし特定の粒子を選定する必要が生じて製膜性およ
び経済性で不利になるため、白色度としては99%以下
であることが好ましい。
【0017】本発明の白色ポリエステルフィルムでは、
少なくとも片面に易接着樹脂層が0.1〜1μmの厚さ
で、好ましくは0.3〜1μmの厚さで積層される。
0.1μm未満ではインク等の密着性、帯電防止性を十
分に発揮しにくく、1μm以上では易接着層の凝集破壊
によって密着性がかえって低下することなどが生じるた
め好ましくない。
少なくとも片面に易接着樹脂層が0.1〜1μmの厚さ
で、好ましくは0.3〜1μmの厚さで積層される。
0.1μm未満ではインク等の密着性、帯電防止性を十
分に発揮しにくく、1μm以上では易接着層の凝集破壊
によって密着性がかえって低下することなどが生じるた
め好ましくない。
【0018】易接着樹脂としては、水溶性あるいは水分
散性のポリエステル系樹脂、ポリウレタン系樹脂、ポリ
アクリル系樹脂などを用いることができる。
散性のポリエステル系樹脂、ポリウレタン系樹脂、ポリ
アクリル系樹脂などを用いることができる。
【0019】本発明の白色ポリエステルフィルムの易接
着樹脂層面の表面比抵抗は1×108 〜1×1012Ωの
範囲にあり、好ましくは1×1010〜1×1011Ωの範
囲にある。帯電防止性という点からは表面抵抗値は小さ
い方が好ましいが、必要以上に抵抗値を下げることは易
接着層中の帯電防止成分を増やすことになって易接着層
の強度を下げる結果を招いたり、易接着層の厚さが増す
ことから表面欠点が生じやすくなるため好ましくない。
本発明では特定の表面粗さと特定の表面抵抗値を組み合
わせることによって、フィルム表面帯電によるロール等
との接触時における傷、削れの発生を抑制すると共に、
易接着樹脂層の十分な耐久性を確保することが可能にな
った。このような表面抵抗値が実現された場合、フィル
ム加工中の取り扱い性が良好になるだけでなく、易接着
樹脂層の上に印刷や表面コートを施した後の加工品とし
ても帯電防止性能が向上し、例えば磁気カードに加工し
た場合にはカード同士が静電気で貼り付くようなトラブ
ルを防止することが可能となる。表面比抵抗を低下させ
るには、上記の易接着樹脂に帯電防止樹脂を添加する方
法が容易である。帯電防止樹脂としては、スルホン化ポ
リスチレンなどが好適に用いられる。
着樹脂層面の表面比抵抗は1×108 〜1×1012Ωの
範囲にあり、好ましくは1×1010〜1×1011Ωの範
囲にある。帯電防止性という点からは表面抵抗値は小さ
い方が好ましいが、必要以上に抵抗値を下げることは易
接着層中の帯電防止成分を増やすことになって易接着層
の強度を下げる結果を招いたり、易接着層の厚さが増す
ことから表面欠点が生じやすくなるため好ましくない。
本発明では特定の表面粗さと特定の表面抵抗値を組み合
わせることによって、フィルム表面帯電によるロール等
との接触時における傷、削れの発生を抑制すると共に、
易接着樹脂層の十分な耐久性を確保することが可能にな
った。このような表面抵抗値が実現された場合、フィル
ム加工中の取り扱い性が良好になるだけでなく、易接着
樹脂層の上に印刷や表面コートを施した後の加工品とし
ても帯電防止性能が向上し、例えば磁気カードに加工し
た場合にはカード同士が静電気で貼り付くようなトラブ
ルを防止することが可能となる。表面比抵抗を低下させ
るには、上記の易接着樹脂に帯電防止樹脂を添加する方
法が容易である。帯電防止樹脂としては、スルホン化ポ
リスチレンなどが好適に用いられる。
【0020】本発明の白色ポリエステルフィルムは、上
記ポリエステルより下記の方法によって製造することが
できる。すなわち、押出機により溶融されたポリエステ
ルはシート状に口金から押し出され、冷却ドラム上で冷
却固化され、次いで逐次延伸または同時二軸延伸を経
て、熱固定のあと二軸配向フィルムとして巻き取られ
る。これらの製造工程のなかで、フィルムの物性は、縦
横方向の延伸倍率および延伸温度、熱固定温度、さらに
は縦横方向へのリラックス操作などの条件を適宜選択す
ることから調整される。
記ポリエステルより下記の方法によって製造することが
できる。すなわち、押出機により溶融されたポリエステ
ルはシート状に口金から押し出され、冷却ドラム上で冷
却固化され、次いで逐次延伸または同時二軸延伸を経
て、熱固定のあと二軸配向フィルムとして巻き取られ
る。これらの製造工程のなかで、フィルムの物性は、縦
横方向の延伸倍率および延伸温度、熱固定温度、さらに
は縦横方向へのリラックス操作などの条件を適宜選択す
ることから調整される。
【0021】本発明の白色ポリエステルフィルムの表面
には易接着樹脂塗布層が積層される。積層方法として
は、水性塗剤を調製しフィルム製膜工程内で塗布する方
法、共押出する方法、有機溶剤系の塗剤を調製して製膜
工程とは別途オフラインで塗工する方法などがあるが水
性塗剤による方法が好ましい。水性塗剤の塗布は、ポリ
エステルフィルムの配向、結晶化が完了する以前に行な
ことが必要で、例えば逐次二軸延伸製膜工程では縦延伸
後のフィルムに塗布し、横延伸、熱固定を経る間に易接
着樹脂層とフィルム本体との密着向上を得る方法が一般
的である。塗布方式としては、グラビアコート法、リバ
ースコート法、スプレーコート法、メイヤバーコート法
などが用いられ、塗布前のフィルム表面にコロナ処理等
を施し、濡れ性を向上させてから塗工を行うのが塗布欠
点の防止と密着性の点で効果がある。
には易接着樹脂塗布層が積層される。積層方法として
は、水性塗剤を調製しフィルム製膜工程内で塗布する方
法、共押出する方法、有機溶剤系の塗剤を調製して製膜
工程とは別途オフラインで塗工する方法などがあるが水
性塗剤による方法が好ましい。水性塗剤の塗布は、ポリ
エステルフィルムの配向、結晶化が完了する以前に行な
ことが必要で、例えば逐次二軸延伸製膜工程では縦延伸
後のフィルムに塗布し、横延伸、熱固定を経る間に易接
着樹脂層とフィルム本体との密着向上を得る方法が一般
的である。塗布方式としては、グラビアコート法、リバ
ースコート法、スプレーコート法、メイヤバーコート法
などが用いられ、塗布前のフィルム表面にコロナ処理等
を施し、濡れ性を向上させてから塗工を行うのが塗布欠
点の防止と密着性の点で効果がある。
【0022】[物性の測定方法ならびに効果の評価方
法]本発明における特性値の測定方法ならびに効果の評
価方法は次の通りである。 (1)光学濃度 マクベス光学濃度計(TD−504)により測定した。
法]本発明における特性値の測定方法ならびに効果の評
価方法は次の通りである。 (1)光学濃度 マクベス光学濃度計(TD−504)により測定した。
【0023】(2)白色度 積分球式カラーメーターにより測定する。光源は「標準
光C」(JIS−Z−8720)を用いる。ハンター法
により白色度W(%)を、W=100−[(100−
L)2 +a2 +b2 ]1/2により計算する。
光C」(JIS−Z−8720)を用いる。ハンター法
により白色度W(%)を、W=100−[(100−
L)2 +a2 +b2 ]1/2により計算する。
【0024】(3)光沢度 光源としてJIS−Z−8720に規定された「標準光
C」を用い、60度鏡面光沢法により測定を行う。鏡面
光沢度の基準面は、屈折率1.567nのガラス表面を
光沢度100%とし、次式により光沢度(Gs)を算出
する。 光沢度 Gs(60度)=(A/B)×基準面の光沢度 A:試料の反射光束、B:基準面の反射光束
C」を用い、60度鏡面光沢法により測定を行う。鏡面
光沢度の基準面は、屈折率1.567nのガラス表面を
光沢度100%とし、次式により光沢度(Gs)を算出
する。 光沢度 Gs(60度)=(A/B)×基準面の光沢度 A:試料の反射光束、B:基準面の反射光束
【0025】(4)表面粗さ(中心線平均表面粗さsR
a、10点平均粗さsRz) (株)小坂研究所製の触針式3次元微細形状測定器(E
T−30HK)を用いて、触針先端R:2μm、触針荷
重:10mg、カットオフ:0.25mm、測定長:
0.5mm、送りピッチ:5μm、記録本数:80本の
条件で測定した。
a、10点平均粗さsRz) (株)小坂研究所製の触針式3次元微細形状測定器(E
T−30HK)を用いて、触針先端R:2μm、触針荷
重:10mg、カットオフ:0.25mm、測定長:
0.5mm、送りピッチ:5μm、記録本数:80本の
条件で測定した。
【0026】(5)表面比抵抗 JIS−C−2151に規定される測定条件で、次式に
より算出した。 表面比抵抗=(主電極円周長/電極間距離)×抵抗値
より算出した。 表面比抵抗=(主電極円周長/電極間距離)×抵抗値
【0027】(6)易接着樹脂層の厚さ 易接着樹脂層を積層した白色ポリエステルフィルムの厚
さ方向の断面写真を走査電子顕微鏡で観察し、樹脂層の
厚さを測定した。厚さはフィルム幅方向に10点サンプ
リングした平均値とした。
さ方向の断面写真を走査電子顕微鏡で観察し、樹脂層の
厚さを測定した。厚さはフィルム幅方向に10点サンプ
リングした平均値とした。
【0028】
【実施例】次に実施例に基づき、本発明の実施態様を説
明する。 実施例1 常法により重合したポリエチレンテレフタレート(重合
触媒:酢酸マグネシウム0.1重量%、三酸化アンチモ
ン0.03重量%、リン化合物としてジメチルフェニル
ホスホネート0.35重量%使用)を用い、平均粒径
0.3μmのアナターゼ型二酸化チタンを7重量%、平
均粒径4.5μmの乾式法凝集シリカ(二酸化珪素)を
0.25重量%、蛍光増白剤を0.01重量%含有する
ように調製した原料ペレットを、160℃で7時間真空
乾燥(5Torr)した後、押出機に供給して280℃
で溶融した。次に、口金からシート状に押し出して表面
温度30℃の回転する金属ドラム上にキャストして冷却
固化し未延伸フィルムとした。次に連続的にこの未延伸
フィルムを85℃で長手方向に3.1倍延伸し、得られ
た一軸延伸フィルムの両面にコロナ放電処理を施し、フ
ィルム両面に帯電防止易接着性塗剤を塗布した。続いて
ステンタを用いて塗剤を乾燥させつつ125℃で幅方向
に3.4倍延伸し、さらに定長下220℃で10秒間熱
固定を行ない、150℃で横方向に3%弛緩処理し、厚
さ188μmの白色ポリエステルフィルムを得た。得ら
れたフィルムは、光学濃度1.04、白色度92%、光
沢度65%で、易接着樹脂層の厚さ0.8μm、3次元
表面粗さsRa、sRzはそれぞれ0.21μm、2.
7μm、表面比抵抗は1.3×1010Ωであった。
明する。 実施例1 常法により重合したポリエチレンテレフタレート(重合
触媒:酢酸マグネシウム0.1重量%、三酸化アンチモ
ン0.03重量%、リン化合物としてジメチルフェニル
ホスホネート0.35重量%使用)を用い、平均粒径
0.3μmのアナターゼ型二酸化チタンを7重量%、平
均粒径4.5μmの乾式法凝集シリカ(二酸化珪素)を
0.25重量%、蛍光増白剤を0.01重量%含有する
ように調製した原料ペレットを、160℃で7時間真空
乾燥(5Torr)した後、押出機に供給して280℃
で溶融した。次に、口金からシート状に押し出して表面
温度30℃の回転する金属ドラム上にキャストして冷却
固化し未延伸フィルムとした。次に連続的にこの未延伸
フィルムを85℃で長手方向に3.1倍延伸し、得られ
た一軸延伸フィルムの両面にコロナ放電処理を施し、フ
ィルム両面に帯電防止易接着性塗剤を塗布した。続いて
ステンタを用いて塗剤を乾燥させつつ125℃で幅方向
に3.4倍延伸し、さらに定長下220℃で10秒間熱
固定を行ない、150℃で横方向に3%弛緩処理し、厚
さ188μmの白色ポリエステルフィルムを得た。得ら
れたフィルムは、光学濃度1.04、白色度92%、光
沢度65%で、易接着樹脂層の厚さ0.8μm、3次元
表面粗さsRa、sRzはそれぞれ0.21μm、2.
7μm、表面比抵抗は1.3×1010Ωであった。
【0029】使用した易接着性塗剤は水分散性アクリル
とスルホン化ポリスチレンを80/20の重量比となる
よう調整した塗剤を使用した。水分散性アクリルは、メ
チルメタクリレートとメチルアクリレートの50:50
の共重合体で数平均分子量50万、−COOHと−CH
2 OH基をおのおの2.5モル%共重合したものを使用
した。スルホン化ポリスチレンはスルホン化率98%、
数平均分子量15万、スルホン基末端がLi+ のものを
使用した。
とスルホン化ポリスチレンを80/20の重量比となる
よう調整した塗剤を使用した。水分散性アクリルは、メ
チルメタクリレートとメチルアクリレートの50:50
の共重合体で数平均分子量50万、−COOHと−CH
2 OH基をおのおの2.5モル%共重合したものを使用
した。スルホン化ポリスチレンはスルホン化率98%、
数平均分子量15万、スルホン基末端がLi+ のものを
使用した。
【0030】このフィルムの片面に、ジフェニルメタン
ジイソシアネート:アジピン酸:イソフタール酸:1,
4ブタンジオール:ネオペンチルグリコール=1:1.
9:0.2:3:0.4の比率で混合したバインダー1
00部にγ−Fe2 O3 を60部混合したものをメイヤ
バー方式のコーターで塗布し、厚さ10μmの磁気記録
層を積層した。塗工の状態は良好で塗布面および反対面
共にすじや削れ等は生じなかった。
ジイソシアネート:アジピン酸:イソフタール酸:1,
4ブタンジオール:ネオペンチルグリコール=1:1.
9:0.2:3:0.4の比率で混合したバインダー1
00部にγ−Fe2 O3 を60部混合したものをメイヤ
バー方式のコーターで塗布し、厚さ10μmの磁気記録
層を積層した。塗工の状態は良好で塗布面および反対面
共にすじや削れ等は生じなかった。
【0031】次に、他方の面にUVインキ(東洋インキ
(株)製のFDB(墨)とFDO(墨))を2μm厚に
塗布し照射出力80W/cm、照射距離10cmで30
秒間処理することによって印刷を施した後、カード状に
打ち抜きを行い磁気カードを作成した。
(株)製のFDB(墨)とFDO(墨))を2μm厚に
塗布し照射出力80W/cm、照射距離10cmで30
秒間処理することによって印刷を施した後、カード状に
打ち抜きを行い磁気カードを作成した。
【0032】実施例2 アナターゼ型二酸化チタンの含有量を5%、平均粒径
1.5μmの合成炭酸カルシウムを0.45重量%、含
有するように原料調製し、実施例1と同様の二軸延伸製
膜法および易接着層塗布により厚さ188μmの白色ポ
リエステルフィルムを得た。得られたフィルムは、光学
濃度0.96、白色度90%、光沢度71%で、易接着
樹脂層の厚さ0.3μm、3次元表面粗さsRa、sR
zはそれぞれ0.22μm、3.2μm、表面比抵抗は
1.5×1011Ωであった。このフィルムに実施例1と
同様な磁気記録層と印刷層の形成を行なって磁気カード
を作成した。塗工および印刷共に状態は良好で表面欠点
は生じなかった。
1.5μmの合成炭酸カルシウムを0.45重量%、含
有するように原料調製し、実施例1と同様の二軸延伸製
膜法および易接着層塗布により厚さ188μmの白色ポ
リエステルフィルムを得た。得られたフィルムは、光学
濃度0.96、白色度90%、光沢度71%で、易接着
樹脂層の厚さ0.3μm、3次元表面粗さsRa、sR
zはそれぞれ0.22μm、3.2μm、表面比抵抗は
1.5×1011Ωであった。このフィルムに実施例1と
同様な磁気記録層と印刷層の形成を行なって磁気カード
を作成した。塗工および印刷共に状態は良好で表面欠点
は生じなかった。
【0033】実施例3 平均粒径0.5μmの二酸化チタンを7.5重量%、平
均粒径4.0μmの凝集シリカを0.7重量%、含有す
るよう原料調製し、実施例1と同様の二軸延伸製膜法お
よび易接着塗剤塗布によって厚さ188μmの白色ポリ
エステルフィルムを製膜した。得られたフィルムは、光
学濃度1.13、白色度93%、光沢度52%、易接着
樹脂層の厚さ0.6μm、表面粗さsRa、sRzはそ
れぞれ0.19μm、2.9μm、表面比抵抗2.5×
1010Ωであった。使用した易接着塗剤は水分散性アク
リルとスルホン化ポリスチレンの重量比50:50、ス
ルホン化ポリスチレンの末端はLi+ のものを用いた。
このフィルムに実施例1と同様な磁気記録層と印刷層の
形成を行なって磁気カードを作成した。塗工および印刷
共に状態は良好で表面欠点は生じなかった。また作成し
た磁気カードをカード読み取り機に通しても帯電はなか
った。
均粒径4.0μmの凝集シリカを0.7重量%、含有す
るよう原料調製し、実施例1と同様の二軸延伸製膜法お
よび易接着塗剤塗布によって厚さ188μmの白色ポリ
エステルフィルムを製膜した。得られたフィルムは、光
学濃度1.13、白色度93%、光沢度52%、易接着
樹脂層の厚さ0.6μm、表面粗さsRa、sRzはそ
れぞれ0.19μm、2.9μm、表面比抵抗2.5×
1010Ωであった。使用した易接着塗剤は水分散性アク
リルとスルホン化ポリスチレンの重量比50:50、ス
ルホン化ポリスチレンの末端はLi+ のものを用いた。
このフィルムに実施例1と同様な磁気記録層と印刷層の
形成を行なって磁気カードを作成した。塗工および印刷
共に状態は良好で表面欠点は生じなかった。また作成し
た磁気カードをカード読み取り機に通しても帯電はなか
った。
【0034】比較例1 添加粒子としては平均粒径0.3μmのアナターゼ型二
酸化チタンを7重量%のみ含有するよう原料調製し、実
施例1と同様の二軸延伸製膜法および易接着塗剤塗布に
よって厚さ188μmの白色ポリエステルフィルムを製
膜した。得られたフィルムは、光学濃度1.13、白色
度93%、光沢度52%、易接着樹脂層の厚さ0.8μ
m、3次元表面粗さsRa、sRzはそれぞれ0.21
μm、1.2μm、表面比抵抗1.1×1010Ωであっ
た。このフィルムに実施例1と同様に磁気記録層の塗工
を行ったところ、メイヤバーの部分でフィルム表面が削
れて塗布すじが発生し、さらにコーター内でフィルムと
接触するゴムロール上には、易接着樹脂層の削れ物が付
着した。
酸化チタンを7重量%のみ含有するよう原料調製し、実
施例1と同様の二軸延伸製膜法および易接着塗剤塗布に
よって厚さ188μmの白色ポリエステルフィルムを製
膜した。得られたフィルムは、光学濃度1.13、白色
度93%、光沢度52%、易接着樹脂層の厚さ0.8μ
m、3次元表面粗さsRa、sRzはそれぞれ0.21
μm、1.2μm、表面比抵抗1.1×1010Ωであっ
た。このフィルムに実施例1と同様に磁気記録層の塗工
を行ったところ、メイヤバーの部分でフィルム表面が削
れて塗布すじが発生し、さらにコーター内でフィルムと
接触するゴムロール上には、易接着樹脂層の削れ物が付
着した。
【0035】比較例2 平均粒径0.3μmのアナターゼ型二酸化チタンを9重
量%、平均粒径4.5μmの凝集シリカを0.01重量
%含有するよう原料調製し、実施例1と同様の二軸延伸
製膜法および易接着塗剤塗布によって厚さ188μmの
白色ポリエステルフィルムを製膜した。得られたフィル
ムは、光学濃度1.05、白色度92%、光沢度52
%、易接着樹脂層の厚さ0.3μm、3次元表面粗さs
Ra、sRzはそれぞれ0.22μm、1.7μm、表
面比抵抗8×1010Ωであった。このフィルムに実施例
1と同様に磁気記録層の塗工を行ったところ、メイヤバ
ーの部分でフィルム表面が削れて塗布すじが発生した。
量%、平均粒径4.5μmの凝集シリカを0.01重量
%含有するよう原料調製し、実施例1と同様の二軸延伸
製膜法および易接着塗剤塗布によって厚さ188μmの
白色ポリエステルフィルムを製膜した。得られたフィル
ムは、光学濃度1.05、白色度92%、光沢度52
%、易接着樹脂層の厚さ0.3μm、3次元表面粗さs
Ra、sRzはそれぞれ0.22μm、1.7μm、表
面比抵抗8×1010Ωであった。このフィルムに実施例
1と同様に磁気記録層の塗工を行ったところ、メイヤバ
ーの部分でフィルム表面が削れて塗布すじが発生した。
【0036】比較例3 添加粒子としては平均粒径0.3μmのアナターゼ型二
酸化チタンを7重量%、平均粒径4.5μmの乾式法凝
集シリカを0.1%含有するよう原料調製し、実施例1
と同様の二軸延伸製膜法および易接着塗剤塗布によって
厚さ188μmの白色ポリエステルフィルムを製膜し
た。得られたフィルムは、光学濃度1.10、白色度9
2%、光沢度49%、易接着樹脂層の厚さ0.05μ
m、3次元表面粗さsRa、sRzはそれぞれ0.19
μm、1.8μm、表面比抵抗2.3×1012Ωであっ
た。このフィルムに実施例1と同様に磁気記録層の塗工
を行ったところ、コーター内でフィルムと接触するロー
ルと貼り付き気味でロール上には易接着樹脂層の削れ物
が付着した。
酸化チタンを7重量%、平均粒径4.5μmの乾式法凝
集シリカを0.1%含有するよう原料調製し、実施例1
と同様の二軸延伸製膜法および易接着塗剤塗布によって
厚さ188μmの白色ポリエステルフィルムを製膜し
た。得られたフィルムは、光学濃度1.10、白色度9
2%、光沢度49%、易接着樹脂層の厚さ0.05μ
m、3次元表面粗さsRa、sRzはそれぞれ0.19
μm、1.8μm、表面比抵抗2.3×1012Ωであっ
た。このフィルムに実施例1と同様に磁気記録層の塗工
を行ったところ、コーター内でフィルムと接触するロー
ルと貼り付き気味でロール上には易接着樹脂層の削れ物
が付着した。
【0037】
【発明の効果】本発明によれば、白色無機粒子の含有量
が少なく易接着樹脂層が厚く積層された白色ポリエステ
ルフィルムにおいて、白色性、隠蔽性、光沢性、帯電防
止性に優れ、美麗な印刷ができ、表面欠点や塗布層削れ
などが発生しにくく取扱い性に優れた白色ポリエステル
フィルムを提供することができる。
が少なく易接着樹脂層が厚く積層された白色ポリエステ
ルフィルムにおいて、白色性、隠蔽性、光沢性、帯電防
止性に優れ、美麗な印刷ができ、表面欠点や塗布層削れ
などが発生しにくく取扱い性に優れた白色ポリエステル
フィルムを提供することができる。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C08J 7/04 CFD C08J 7/04 CFDD C08K 3/20 C08K 3/20 C08L 67/02 C08L 67/02 // B29K 7:00 67:00 B29L 9:00
Claims (2)
- 【請求項1】 平均粒径0.1〜0.6μmの二酸化チ
タンを4〜8重量%含有し、少なくとも片面に易接着樹
脂層が0.1〜1μmの厚さで積層され、易接着樹脂層
面の表面比抵抗値が1×108 〜1×1012Ω、表面粗
さ(10点平均粗さ、sRz)が2μm以上、光学濃度
が0.5以上、白色度が50%以上であることを特徴と
する白色ポリエステルフィルム。 - 【請求項2】 前記二酸化チタンの他に、平均粒径が2
〜10μmの無機粒子を0.05〜0.5重量%含有し
ている、請求項1の白色ポリエステルフィルム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9169676A JPH11977A (ja) | 1997-06-12 | 1997-06-12 | 白色ポリエステルフィルム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9169676A JPH11977A (ja) | 1997-06-12 | 1997-06-12 | 白色ポリエステルフィルム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11977A true JPH11977A (ja) | 1999-01-06 |
Family
ID=15890850
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9169676A Pending JPH11977A (ja) | 1997-06-12 | 1997-06-12 | 白色ポリエステルフィルム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11977A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004223714A (ja) * | 2001-11-27 | 2004-08-12 | Toyobo Co Ltd | 白色積層ポリエステルフィルム |
| US6896941B1 (en) | 1999-06-01 | 2005-05-24 | Teijin Limited | Polyester film for use as an ink image receiving base film and ink |
| JP2006218724A (ja) * | 2005-02-10 | 2006-08-24 | Mitsubishi Plastics Ind Ltd | カード用コアシート及びカード |
| JP2007030358A (ja) * | 2005-07-27 | 2007-02-08 | Teijin Dupont Films Japan Ltd | 自動車内装材用ポリエステルフィルム |
| JP2008311680A (ja) * | 2008-09-04 | 2008-12-25 | Toray Ind Inc | 太陽電池裏面封止用フィルムおよびそれを用いた太陽電池 |
| JP2011140541A (ja) * | 2010-01-06 | 2011-07-21 | Toyobo Co Ltd | 易接着性白色ポリエステルフィルム |
| WO2018034294A1 (ja) * | 2016-08-18 | 2018-02-22 | 富士フイルム株式会社 | ポリエステルフィルム及びポリエステルフィルムの製造方法 |
-
1997
- 1997-06-12 JP JP9169676A patent/JPH11977A/ja active Pending
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6896941B1 (en) | 1999-06-01 | 2005-05-24 | Teijin Limited | Polyester film for use as an ink image receiving base film and ink |
| JP2004223714A (ja) * | 2001-11-27 | 2004-08-12 | Toyobo Co Ltd | 白色積層ポリエステルフィルム |
| JP2006218724A (ja) * | 2005-02-10 | 2006-08-24 | Mitsubishi Plastics Ind Ltd | カード用コアシート及びカード |
| JP2007030358A (ja) * | 2005-07-27 | 2007-02-08 | Teijin Dupont Films Japan Ltd | 自動車内装材用ポリエステルフィルム |
| JP2008311680A (ja) * | 2008-09-04 | 2008-12-25 | Toray Ind Inc | 太陽電池裏面封止用フィルムおよびそれを用いた太陽電池 |
| JP2011140541A (ja) * | 2010-01-06 | 2011-07-21 | Toyobo Co Ltd | 易接着性白色ポリエステルフィルム |
| WO2018034294A1 (ja) * | 2016-08-18 | 2018-02-22 | 富士フイルム株式会社 | ポリエステルフィルム及びポリエステルフィルムの製造方法 |
| JPWO2018034294A1 (ja) * | 2016-08-18 | 2019-02-14 | 富士フイルム株式会社 | ポリエステルフィルム及びポリエステルフィルムの製造方法 |
| US10850547B2 (en) | 2016-08-18 | 2020-12-01 | Fujifilm Corporation | Polyester film and method of manufacturing polyester film |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US7364800B2 (en) | Biaxially oriented polyester film with adhesion-promoting coating | |
| JP4501042B2 (ja) | 白色ポリエステルフィルム積層体 | |
| EP0787579A1 (en) | Biaxially oriented laminate films and magnetic recording media | |
| JP2008221560A (ja) | 積層フィルム | |
| JP2001239632A (ja) | 白色ポリエステル積層フィルム、並びにそれを用いた磁気カードおよびicカード | |
| JP2001232737A (ja) | 白色積層ポリエステルフィルム | |
| JP2546336B2 (ja) | ポリエステルフィルム及びその製造方法 | |
| JP3176194B2 (ja) | 積層ポリエステルフイルム | |
| JP4313614B2 (ja) | 離形フィルム | |
| JP4155083B2 (ja) | 離型フィルム | |
| JP2001060257A (ja) | Icカード用積層フィルム | |
| JP3326033B2 (ja) | 印画紙用微細気泡含有積層ポリエステルフィルム | |
| JP5851304B2 (ja) | 白色ポリエステルフィルム | |
| JP3921794B2 (ja) | 白色ポリエステルフィルム | |
| JPH10278209A (ja) | 白色フイルム | |
| JP3224359B2 (ja) | 金属板貼合せ成形加工用白色積層ポリエステルフィルム | |
| JP3638044B2 (ja) | 記録シート | |
| JP3198669B2 (ja) | 易接着性ポリエステルフィルム | |
| JP3871159B2 (ja) | 偽造防止磁気カード基材用白色ポリエステルフィルム | |
| JP2001341262A (ja) | 積層ポリエステル系フィルム | |
| JP2000103874A (ja) | 二軸配向ポリエステルフィルム | |
| JPH07171937A (ja) | 二軸配向積層ポリエステルフィルム | |
| JP3785677B2 (ja) | 白色ポリエステルフィルムおよび磁気カード | |
| JP2847728B2 (ja) | 印刷用受容シート | |
| JPH0957925A (ja) | 白色フイルムおよびそれを用いた磁気記録媒体 |