JPH1199221A - スプリンクラーヘッド - Google Patents

スプリンクラーヘッド

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JPH1199221A
JPH1199221A JP26427397A JP26427397A JPH1199221A JP H1199221 A JPH1199221 A JP H1199221A JP 26427397 A JP26427397 A JP 26427397A JP 26427397 A JP26427397 A JP 26427397A JP H1199221 A JPH1199221 A JP H1199221A
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JP
Japan
Prior art keywords
water
plug
head
fire extinguishing
face
Prior art date
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Pending
Application number
JP26427397A
Other languages
English (en)
Inventor
Kosei Hattori
孝正 服部
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Individual
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 栓体の上面周縁部の形状を工夫することによ
り、消火用水の散水分布を全周に亘って略均一なものと
することを課題とする。 【解決手段】 散水時にヘッド本体1の流出口2と所定
間隔を有して栓体7が対向配置されて、該栓体7の上面
に衝突した消火用水を更に前記ヘッド本体1の下面に衝
突させて該ヘッド本体1と前記栓体7間に形成される散
水空間Aから散水されるスプリンクラーヘッドに於い
て、栓体7の上面に衝突した消火用水を分散させてヘッ
ド本体1の下面に衝突させるべく、前記栓体7の上面周
縁部に、略垂直に立上げ形成される立上げ面12と、該立
上げ面12に略水平外向きに延設される水平面13と、該水
平面13に延設されて外周側程上向きに傾斜する傾斜面15
とが夫々環状に形成されてなることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、全周に亘って消火
用水を良好に散水することのできるスプリンクラーヘッ
ドに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、散水時に栓体の上面に衝突させた
消火用水を更にヘッド本体の下面に衝突せしめ、該ヘッ
ド本体と前記栓体間に形成される散水空間から散水する
スプリンクラーヘッドS' としては、例えば図6に示す
ようなものが存在する。
【0003】同図は散水時の状態を示すが、その栓体7a
の上面周縁部は水平面47に外周側程上向きに傾斜する傾
斜面48が形成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本件出願人は、上記従
来のスプリンクラーヘッドS' を実際に使用して散水試
験を行ってみたところ、図7に示すような試験結果を得
たのである。
【0005】図中、二点鎖線がこの種のスプリンクラー
ヘッドに要求される規定値で、実線が実測値を示すが、
これによると実測値が規定値を下回ることはないもの
の、スプリンクラーヘッドの中心からの水平距離が2m
となる付近で散水量が極端に低下し、これを境にして再
び散水量が増加していることが判る。
【0006】そこで、本件出願人はこのような散水量の
バラツキが生じる原因を解明すべく種々の手段を講じて
確かめてみた結果、栓体7aの上面周縁部の形状に起因し
て散水分布が偏るとの結論を得るに至ったのである。
【0007】要するに、従来のスプリンクラーヘッド
S' に於いて、栓体7aの上面に衝突した消火用水の大半
は、その傾斜面48に沿って斜め上方に流動するため、即
ち栓体7aの傾斜面48により消火用水の主流が形成されて
しまい、かかる主流に他の消火用水の流れが誘引される
ため、消火用水が衝突するヘッド本体1aの下面の部位が
狭い環状部分に集中することになる結果、上記のような
散水量が低下する区域が形成されてしまうのである。
【0008】それ故に、本発明は上記従来の課題を解決
するためになされたものであり、栓体の上面周縁部の形
状を工夫することにより、消火用水の散水分布を全周に
亘って略均一なものとすることを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】即ち、上記課題を解決す
るために本発明が採った手段は、散水時にヘッド本体1
の流出口2と所定間隔を有して栓体7が対向配置され
て、該栓体7の上面に衝突した消火用水を更に前記ヘッ
ド本体1の下面に衝突させて該ヘッド本体1と前記栓体
7間に形成される散水空間Aから散水されるスプリンク
ラーヘッドに於いて、栓体7の上面に衝突した消火用水
を分散させてヘッド本体1の下面に衝突させるべく、前
記栓体7の上面周縁部に、略垂直に立上げ形成される立
上げ面12と、該立上げ面12に略水平外向きに延設される
水平面13と、該水平面13に延設されて外周側程上向きに
傾斜する傾斜面15とが夫々環状に形成されてなる点にあ
る。
【0010】従って、上記特定事項からなるスプリンク
ラーヘッドに於いて、ヘッド本体1の流出口2から放水
された消火用水は、栓体7の上面に衝突することになる
が、該栓体7の上面周縁部には立上り面12及び水平面13
を介して傾斜面15が形成されてなるため、消火用水の一
部は立上げ面12及び水平面13に衝突してヘッド本体1の
下面へと流動し、また消火用水の一部は傾斜面15を介し
てヘッド本体1の下面に衝突することになる。
【0011】即ち、栓体7の上面周縁部に夫々角度の異
なる複数の衝突面を形成することにより、該衝突面に衝
突した消火用水が偏ることなく分散されるため、ヘッド
本体1の下面の広範囲に亘って消火用水が衝突する結
果、散水空間Aから散水された消火用水の散水分布は全
周に亘り略均一なものとなる。
【0012】換言すると、栓体7の上面からヘッド本体
1の下面に至る消火用水の主流が形成されずに、乱れが
生じてヘッド本体1の下面に衝突するのである。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るスプリンクラ
ーヘッドの一実施形態を図面に従って説明する。
【0014】図1に於いて、1は消火用水流出口2を有
する筒状部3と、該筒状部3の下端に形成した拡径部4
とからなるヘッド本体を示し、筒状部3の外周面と拡径
部4の内周面にはネジ部5,6が夫々形成されている。
【0015】7はヘッド本体1の流出口2を閉塞するた
めの栓体で、その上面中央には六角孔8を有し且つ基端
側外周面に環状の凹溝9を形成した凸状部10が突設さ
れ、上面周縁部は、水平部11に略垂直に立上げ形成した
立上げ面12及び該立上げ面12に外向き略水平に延設した
水平面13からなる段部14と、水平面13に延設されて外周
側程上向きに45°傾斜する傾斜面15と、該傾斜面15から
略水平に延設された平面部15とからなり、栓体7の下面
には大径の外筒部16及び小径の内筒部17が夫々形成され
ており、該内筒部17の内周面にはネジ孔18が形成されて
いる。
【0016】19は栓体7の凹溝9に内周縁を嵌装した皿
バネで、その外周縁はヘッド本体1の筒状部3の下端面
に係合しており、その表面はフッ素樹脂コーティングが
施されている。
【0017】20はヘッド本体1の筒状部3の外側に位置
する下面に形成した環状の凹状部21と栓体7の水平面13
間に付勢状態で装着したコイルバネを示す。22は栓体7
のネジ孔18に螺合したネジ体で、その底面中央には六角
孔23が穿設されている。
【0018】24は内周面上部に凹部25を有する円孔26が
下面に形成されたフレームで、その上端部はヘッド本体
1のネジ部6に螺合されており、上端部から下面にかけ
て形成され、且つ散水空間Aに配される傾斜部27には図
2のように略台形状の複数の散水孔28が所定間隔を有し
て穿設され、且つ各散水孔28の下縁中央部には散水板29
が略垂直に立上げ形成されている。
【0019】30は一部切欠リング状に形成されてその直
径が拡縮する弾性変形自在な係止体を示す。31,32 は係
止体30を挟装保持するための一対の挟持体であり、上側
の挟持体31の上面には前記ネジ体22の下端部が嵌合可能
な凹部33が形成されると共に、その下面に突設した筒状
部34には前記凹部33と連通してネジ孔35が設けられてお
り、下側の挟持体32の筒状部34は上側の挟持体31の筒状
部36にスライド自在に嵌入されている。37,38 は各挟持
体31,32 の周縁部に形成されたテーパ面であり、その相
互間で前記係止体30を拡張状態で保持し得るように相互
の間隔は内側程狭くなるように構成されている。
【0020】39は上側の挾持体31のネジ孔35に螺合する
ネジ体を示し、その中央には上下方向に貫通孔40が穿設
されてなる。41,42,43はネジ体39の下端に形成した鍔部
44と下側の挟持体32の下端との相互間に介装された熱絶
縁パッキン、感熱体、可溶性の可溶体を夫々示す。45は
フレーム24の散水孔28を閉塞すべく着脱自在に取付けた
ヘッドカバーで、その下端部は下側の挟持体32の鍔部32
に外向きに突設した保持片46により保持されている。
【0021】本実施形態に係るスプリンクラーヘッドS
は以上のような特定事項からなり、かかるスプリンクラ
ーヘッドSは、例えばヘッド本体1のネジ部5を配管に
螺合接続して使用される。
【0022】そして、火災が発生した場合は、感熱板42
に温度上昇が生じて該感熱板42とネジ体39の鍔部44との
相互間に介装した可溶体43が溶融又は軟化する。
【0023】これにより、図3のように下側の挟持体32
が下降すると共に係止体30が収縮して、フレーム24の凹
部25及び各挟持体31,32 のテーパ面37,38 との係止状態
が解除され、その結果消火用水の水圧,皿バネ19及びコ
イルバネ20の弾性力により、両挟持体31,32 及びこれに
支持されたネジ体39,栓体7等がヘッド本体1の下方に
落下し、栓体7はその下面周縁部がフレーム24により保
持されて、開放されたヘッド本体1の流出口4と所定間
隔を有して対向配置される。
【0024】そして、流出口4から放水された消火用水
は、栓体7の上面に衝突した後、ヘッド本体1の拡径部
4の下面に衝突してフレーム24の散水孔28から散水され
ることになる。
【0025】この場合に於ける消火用水の流動状態を図
4に二点鎖線で示すが、栓体7の上面周縁部には立上り
面12及び水平面13を介して傾斜面15が形成されてなるた
め、消火用水の一部は立上げ面12及び水平面13に衝突し
てヘッド本体1の下面へと流動し、また消火用水の一部
は傾斜面15を介してヘッド本体1の下面に衝突すること
になる。
【0026】このように、栓体7の上面周縁部に夫々角
度の異なる複数の衝突面を形成することにより、該衝突
面に衝突した消火用水が偏ることなく分散されるため、
即ち栓体7の上面からヘッド本体1の下面に至る消火用
水の主流が形成されずに、乱れが生じるため、ヘッド本
体1の下面の広範囲に亘って消火用水が衝突する結果、
散水空間Aから散水された消火用水の散水分布は偏るこ
となく全周に亘って略均一なものとなるのである。
【0027】図5は散水試験により得られた結果を示す
が、図中実線が実測値であり、二点鎖線の規定値であ
る。これによると、スプリンクラーヘッドSの中心から
の水平距離の大小に拘らず実測値が規定値を大きく上回
り、散水量が極端に低下する区域も生じることはなく略
均一に散水されていることが判る。
【0028】尚、上記実施形態に於いては、散水孔28の
下縁部に散水板29が立上げ形成されたフレーム24を散水
空間Aにフレーム24を配したが、必ずしもこのようなフ
レーム24を散水空間Aに配する必要はない。
【0029】また、上記実施形態では栓体7の傾斜面15
に平面16を延設したが、かかる平面16は省略してもよ
く、そのまま傾斜面15を延長しても構わず、その傾斜角
度も本発明の意図する範囲内に於いて任意に変更可能で
ある。
【0030】その他、スプリンクラーヘッドSの各部の
具体的な特定事項も上記実施形態に限定されず、異なる
機構のスプリンクラーヘッドSにも適用できることは言
う迄もない。
【0031】
【発明の効果】叙上のように、本発明は栓体の上面周縁
部に夫々角度の異なる立上り面,水平面及び傾斜面が形
成されてなるため、これら各構成面に衝突した消火用水
が偏ることなく分散されることになる。
【0032】即ち、従来のスプリンクラーヘッドとは異
なり、栓体の上面からヘッド本体の下面に至る消火用水
の主流が形成されずに乱れが生じるため、ヘッド本体の
下面の広範囲に亘って消火用水が衝突することとなっ
て、散水空間から散水された消火用水の散水分布が全周
に亘り略均一なものになるという格別の効果を得るに至
った。
【0033】また、請求項2に係る発明の如く、散水孔
の下縁部に散水板が立上げ形成されたフレームを散水空
間に配することにより、その散水板が上記消火用水の乱
れの発生に寄与し得ることとなって、より一層良好な散
水分布を形成できるという効果を奏する。
【0034】更に、本発明に係るスプリンクラーヘッド
は全体の構成が非常に簡易であるため、その製作も容易
に且つ安価に行えるという実用的な効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るスプリンクラーヘッドの一実施形
態を示す断面図。
【図2】同フレームの底面図。
【図3】同使用状態を示す断面図。
【図4】同消火用水の流動状態を示す要部断面図。
【図5】同スプリンクラーヘッド中心からの水平距離と
散水量との関係を示すグラフ。
【図6】従来例を示すスプリンクラーヘッドの断面図。
【図7】同スプリンクラーヘッド中心からの水平距離と
散水量との関係を示すグラフ。
【符号の説明】
1…ヘッド本体 2…流出口 7…栓体 12…立上げ面 13…水平面 15…傾斜面 24…フレーム 28…散水孔 29…散水板 A…散水空間

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 散水時にヘッド本体(1) の流出口(2) と
    所定間隔を有して栓体(7) が対向配置されて、該栓体
    (7) の上面に衝突した消火用水を更に前記ヘッド本体
    (1) の下面に衝突させて該ヘッド本体(1) と前記栓体
    (7) 間に形成される散水空間(A) から散水されるスプリ
    ンクラーヘッドに於いて、栓体(7) の上面に衝突した消
    火用水を分散させてヘッド本体(1) の下面に衝突させる
    べく、前記栓体(7) の上面周縁部に、略垂直に立上げ形
    成される立上げ面(12)と、該立上げ面(12)に略水平外向
    きに延設される水平面(13)と、該水平面(13)に延設され
    て外周側程上向きに傾斜する傾斜面(15)とが夫々環状に
    形成されてなることを特徴とするスプリンクラーヘッ
    ド。
  2. 【請求項2】 前記散水空間(A) に、散水時に栓体(7)
    を保持すべくヘッド本体(1) に取着されるフレーム(24)
    が配され、且つ該フレーム(24)には複数の散水孔(28)が
    穿設されると共に、該散水孔(28)の下縁部には散水板(2
    9)が立上げ形成されてなる請求項1記載のスプリンクラ
    ーヘッド。
JP26427397A 1997-09-29 1997-09-29 スプリンクラーヘッド Pending JPH1199221A (ja)

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