JPH11137714A - スプリンクラーヘッド - Google Patents

スプリンクラーヘッド

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JPH11137714A
JPH11137714A JP31375297A JP31375297A JPH11137714A JP H11137714 A JPH11137714 A JP H11137714A JP 31375297 A JP31375297 A JP 31375297A JP 31375297 A JP31375297 A JP 31375297A JP H11137714 A JPH11137714 A JP H11137714A
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JP
Japan
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outer peripheral
peripheral surface
water
deflector
fire fighting
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Application number
JP31375297A
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English (en)
Inventor
Kosei Hattori
孝正 服部
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 消火用水を広範囲に亘って均一に散水できる
ようにすることを課題とする。 【解決手段】 デフレクター本体7の外周にスリット9
を介して多数の散水板10が上向きに折曲されると共に、
該散水板10の少なくとも2本を延長して支持片11が形成
され且つ各支持片11の上端がリング体14により連結され
たデフレクターDが、前記リング体14をヘッド本体1に
外嵌させてスライド自在に設けられるスプリンクラーヘ
ッドに於いて、流出する消火用水の流れを乱流とする乱
流形成手段がヘッド本体1の流出孔3に設けられると共
に、前記デフレクターDの支持片11の下端側外周面12
が、各散水板10の外周面13が形成する外周円Rよりも内
方位置に配されてなることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、比較的散水範囲の
狭い小区画用のスプリンクラーヘッドの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のスプリンクラーヘッドと
しては、例えば図8に示すようなものが存在する。
【0003】即ち、この従来のものは、同図(ハ) のよう
に下端部側程縮径する流出孔3cを穿設したヘッド本体1a
に、デフレクターD' をスライド自在に設けたものであ
り、デフレクター本体7aの外周には同図(イ) 及び(ロ) の
ようにスリット9aを介して多数の散水板10aが上向きに
折曲されると共に、所定の散水板10aを延長して形成し
た支持片11aの上端には、前記ヘッド本体1aに外嵌され
るリング体14aが固定されており、前記流出孔3cから流
出した消火用水はデフレクター本体7aの上面に衝突して
放射状に散水される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のものは、消火用水の流動経路にデフレクターD' の
支持片11aが配されてなるため、消火用水の散水が支持
片11aにより邪魔されてしまい、部分的に散水されない
空間が生じる結果となり、また散水板10aの高さは比較
的高く設定されているため、これが散水距離を低下せし
める一因ともなっていた。
【0005】また、前記ヘッド本体1aの流出孔3cは下端
部側程縮径するように形成されており、流出孔3cを流通
する消火用水の流れは層流となるが、かかる層流の速度
分布は中心流速が最大の略放物線状となるために、デフ
レクター本体7aとの衝突状況が消火用水の中心部とその
周辺部とでは顕著に相違することとなる。
【0006】即ち、かかる消火用水の不均一な衝突がそ
の散水分布に与える影響は大きく、これに起因して消火
用水の散水が極端に低下する空間が更に生じる結果とな
っていた。
【0007】それ故に、本発明は上記従来の問題点を解
決するためになされたものであり、消火用水を広範囲に
亘って均一に散水できるようにすることを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】即ち、上記課題を解決す
るために本発明が採った手段は、デフレクター本体7の
外周にスリット9を介して多数の散水板10が上向きに折
曲されると共に、該散水板10の少なくとも2本を延長し
て支持片11が形成され且つ各支持片11の上端がリング体
14により連結されたデフレクターDが、前記リング体14
をヘッド本体1に外嵌させてスライド自在に設けられる
スプリンクラーヘッドに於いて、流出する消火用水の流
れを乱流とする乱流形成手段がヘッド本体1の流出孔3
に設けられると共に、前記デフレクターDの支持片11の
下端側外周面12が、各散水板10の外周面13が形成する外
周円Rよりも内方位置に配されてなる点にある。
【0009】そして、前記乱流形成手段としては、請求
項2に記載した発明のように流出孔3の内径を縮径させ
るべくその内周面に設けられた環状体4と、該環状体4
の下方に位置する前記流出孔3の内周面に形成された拡
径部3bとからなるものを挙げことができる。
【0010】また、前記デフレクター本体7の上面から
の散水板10の高さHは請求項3に記載した発明の如く1
〜2.5mm に設定しても構わない。
【0011】従って、ヘッド本体1の流出孔3から流出
した消火用水は、デフレクター本体7の上面に衝突して
散水板10間のスリット9から放射状に散水されることに
なるが、消火用水の流れは前記流出孔3に設けた乱流形
成手段により乱流となってデフレクター本体7に衝突す
る。
【0012】かかる乱流の速度分布は層流の場合に比し
て一様であるため、消火用水はデフレクター本体7の上
面に略均等に衝突して放射状に流動することとなる。
【0013】また、支持片11の下端側外周面12は散水板
10の外周面13が形成する外周円Rよりも内方位置に配さ
れてなるため、散水板10の内周面に衝突した消火用水は
支持片11の下端側外周面12側へと逃げて流入し、外部に
散水される。その結果、支持片11の存在にも拘らず略均
一に消火用水を散水できるのである。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るスプリンクラ
ーヘッドの一実施形態を図面に従って説明する。
【0015】図1に於いて、1は外周面にフランジ部2
を有するヘッド本体を示し、その中央には流出孔3が穿
設されると共に、流出孔3の下部側内周面にはその内径
を縮径させるべく乱流形成手段としての環状体4が設け
られており、また環状体4の上下に位置する拡径部3a,3
b の内周面はストレートに形成されて断面積の変化はな
い。尚、下側の拡径部3bの内径は上側の拡径部3aのそれ
よりも小径に形成されている。
【0016】5はヘッド本体1の流出孔3を閉塞するた
めの栓体で、その下部側面には鍔部6が突設されてい
る。Dはヘッド本体1にスライド自在に外嵌されたデフ
レクターで、次のような構成からなる。
【0017】即ち、図2のように板状のデフレクター本
体7の中央に栓体5が挿着される貫通孔8が穿設され、
その外周にはスリット9を介して多数の散水板10が上向
きに折曲形成されており、該散水板10のうち所定の3本
を延長して形成した支持片11の下端側外周面12は各散水
板10の外周面13が形成する二点鎖線で示した外周円Rよ
りも内方位置に配すべく欠切されている。また、支持片
11の上端に固定したリング体14はヘッド本体1にスライ
ド自在に外嵌されており、該ヘッド本体1に挿着したコ
イルバネ33により前記リング体14は下向きに押圧されて
いる。
【0018】尚、デフレクター本体7の上面からの散水
板10の高さHは、消火用水の放水量や水圧等を考慮して
1〜2.5mm の範囲内で適宜設定される。
【0019】15はヘッド本体1のフランジ部2に螺合し
た円筒状のフレームで、その下部内周面には凹部16aを
有する内向凸部16が設けられている。
【0020】17は栓体5の鍔部6の上面とヘッド本体1
の流出孔3の下端面18とで外周縁が挟持されたリング状
の弾発体で、その内周縁は栓体5の外周面に形成された
凹溝19に嵌合しており、かかる弾発体17は表面にフッ素
樹脂コーティングが施された皿バネからなる。
【0021】20はリング状又は一部切欠リング状に形成
されて、その直径が拡縮する弾性変形自在な係止体を示
す。21,22 は上下一対の挟持体で、上側の挟持体21の上
面は栓体5の下面に当接しており、また前記係止体20は
各挟持体21,22 の外周縁部に形成したテーパ面23,24 に
より拡張状態で挟装させて、前記フレーム15の内向凸部
16の凹部16aに係止されている。
【0022】25は上側の挟持体21のネジ孔26に螺合した
ネジ体で、その中央に穿設した貫通孔27には蓋体28が挿
着されている。29,30,31はネジ体25の下端に形成した鍔
部32と下側の挟持体22の下端との相互間に介装された熱
絶縁パッキン、感熱体、可溶体を夫々示す。
【0023】本実施形態に係るスプリンクラーヘッドS
は以上のような特定事項からなり、給水配管に接続する
と共に、天井板に固定して使用される。
【0024】そして、火災が発生した際には、感熱体30
の温度上昇により可溶体31が溶融すると、下方の挟持体
22が落下して拡縮自在な係止体20が収縮し、これにより
上方の挟持体21が落下すると共に、デフレクターDが図
3のように下降して消火用水が散水されることになる。
【0025】而して、ヘッド本体1の流出孔3の下部側
内周面には環状体4が設けられて、拡径部3bが形成され
てなるため、即ち流出孔3の内径が急激に拡大するた
め、消火用水の流れは乱流となるが、かかる乱流の速度
分布は層流に比べて略一様であるため、消火用水はデフ
レクター本体7及び栓体5の上面に略均等に衝突するこ
とになり、その結果消火用水は散水板10側に向けて偏る
ことなく放射状に流動する。
【0026】その後、デフレクター本体7のスリット9
等を介して外部に散水されるのである。
【0027】この場合、消火用水の一部は支持片11の内
周面に衝突することになるが、該支持片11の下端側外周
面12は散水板10の外周面13が形成する外周円Rよりも内
方位置に配してなるため、散水板10の内周面に衝突した
消火用水が図4のように支持片11の下端側外周面12側に
流入して外方へと散水される。従って、散水されない空
間を生ぜしめるようなことはなく、全周に亘って消火用
水を均一に散水できることになる。
【0028】また、散水板5の高さHを極力低く設定し
てなるために、十分な散水半径を確保することもできる
のである。
【0029】かかる効果を確認するため、スプリンクラ
ーヘッドSに供給する消火用水の圧力を1,4,7kg/c
m2に夫々設定して行った散水試験の結果を図5乃至図7
に示す。各図に於ける(イ) が本実施形態のスプリンクラ
ーヘッドSの散水分布で、(ロ) が図8に示した従来のス
プリンクラーヘッドSの散水分布であり、図中、斜線部
分が散水領域Aを示し、また一点鎖線はデフレクターD
の中心と支持片11とを結んだ延長線を示している。
【0030】これによると、従来のものは何れの場合も
延長線に沿って消火用水が散水されない空間34が形成さ
れるのに対して、本実施形態のものは支持片11の下端側
外周面12を散水板10の外周面13が形成する外周円Rより
も内方位置に配しているので、従来の如き散水されない
空間34は形成されない。
【0031】また、消火用水の圧力が4,7kg/cm2の場
合は、従来のものでは散水量が極端に低下する空間35が
生じるが、本実施形態のものはこのような空間は存在せ
ず、全周に亘って略均等に消火用水が散水されているこ
とが判る。これは、消火用水の流れを乱流としてデフレ
クターDに衝突されているためであると認められる。
【0032】更に、本実施形態のものの方が従来のもの
に比べて、散水半径が夫々拡大しており、これは消火用
水の流れを乱流とした点、及び散水板10の高さを低く設
定した点により得られた効果である。
【0033】このように、流出孔3に設けた環状体4の
内周面とデフレクターDの支持片11の形態等の変更によ
り本実施形態は所期を課題を達成するに至ったのであ
る。
【0034】尚、上記実施形態に於いては、流出孔3の
内周面に環状体4及び拡径部3bを設けて消火用水の流れ
を乱流とする乱流形成手段としたが、本発明は決してこ
れに限定されるものではない。
【0035】また、デフレクターDの支持片11の本数を
3本としたが、かかる支持片11の本数は少なくとも2本
以上であればよく、その具体的な本数は問わない。
【0036】更に、本発明に係るデフレクターDは上記
実施形態に係るスプリンクラーヘッドSに限らず、その
他のものに対しても幅広く適用することができる。
【0037】また、デフレクター本体7の上面からの散
水板10の高さHは、必ずしも上記実施形態の如く1〜2.
5mm の範囲内に設定する必要はない。
【0038】
【発明の効果】叙上のように、本発明はヘッド本体の流
出孔に乱流形成手段を設けると共に、支持片の下端側外
周面を散水板の外周面が形成する外周円よりも内方位置
に配することにより、消火用水を全周に亘って略均等に
散水することが可能となり、且つ十分な散水半径を確保
できるという格別の効果を得るに至った。
【0039】また、消火用水の水量や水圧等を考慮して
請求項3の範囲内で散水板の高さを低く設定することに
より、散水板による散水量の低下を軽減することが可能
となって、より一層散水半径の拡大が図れるという効果
を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るスプリンクラーヘッドの一実施形
態を示す断面正面図。
【図2】同デフレクターの一実施形態を示し、(イ) は断
面図、(ロ) は底面図。
【図3】同散水状態を示す断面正面図。
【図4】同消火用水の流動状態を示す要部拡大平面図。
【図5】消火用水の圧力を1kg/cm2とした場合の散水分
布を示し、(イ) は本発明の一実施形態にスプリンクラー
ヘッドの散水分布の平面図で、(ロ) は従来のスプリンク
ラーヘッドの散水分布の平面図。
【図6】消火用水の圧力を4kg/cm2とした場合の散水分
布を示し、(イ) は本発明の一実施形態にスプリンクラー
ヘッドの散水分布の平面図で、(ロ) は従来のスプリンク
ラーヘッドの散水分布の平面図。
【図7】消火用水の圧力を7kg/cm2とした場合の散水分
布を示し、(イ) は本発明の一実施形態にスプリンクラー
ヘッドの散水分布の平面図で、(ロ) は従来のスプリンク
ラーヘッドの散水分布の平面図。
【図8】従来のデフレクターを示し、(イ) は平面図、
(ロ) は一部断面を含む概略正面図、(ハ) は散水状態を示
す一部断面正面図。
【符号の説明】
1…ヘッド本体 3…流出孔 4…環状体 7…デフレクター本体 9…スリット 10…散水板 11…支持片 12…下端側外周面 13…外周面 14…リング体 D…デフレクター R…外周円 H…高さ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 デフレクター本体(7) の外周にスリット
    (9) を介して多数の散水板(10)が上向きに折曲されると
    共に、該散水板(10)の少なくとも2本を延長して支持片
    (11)が形成され且つ各支持片(11)の上端がリング体(14)
    により連結されたデフレクター(D) が、前記リング体(1
    4)をヘッド本体(1) に外嵌させてスライド自在に設けら
    れるスプリンクラーヘッドに於いて、流出する消火用水
    の流れを乱流とする乱流形成手段がヘッド本体(1) の流
    出孔(3) に設けられると共に、前記デフレクター(D) の
    支持片(11)の下端側外周面(12)が、各散水板(10)の外周
    面(13)が形成する外周円(R) よりも内方位置に配されて
    なることを特徴とするスプリンクラーヘッド。
  2. 【請求項2】 前記乱流形成手段が、流出孔(3) の内径
    を縮径させるべくその内周面に設けられた環状体(4)
    と、該環状体(4) の下方に位置する前記流出孔(3) の内
    周面に形成された拡径部(3b)とからなる請求項1記載の
    スプリンクラーヘッド。
  3. 【請求項3】 前記デフレクター本体(7) の上面からの
    散水板(10)の高さ(H)を1〜2.5mm に設定してなる請求
    項1又は2記載のスプリンクラーヘッド。
JP31375297A 1997-11-14 1997-11-14 スプリンクラーヘッド Pending JPH11137714A (ja)

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Cited By (8)

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