JPH1199648A - インクジェットプリンタ - Google Patents
インクジェットプリンタInfo
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- JPH1199648A JPH1199648A JP9263778A JP26377897A JPH1199648A JP H1199648 A JPH1199648 A JP H1199648A JP 9263778 A JP9263778 A JP 9263778A JP 26377897 A JP26377897 A JP 26377897A JP H1199648 A JPH1199648 A JP H1199648A
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- temperature
- capacitance
- print head
- time
- ink
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- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J2/00—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
- B41J2/005—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
- B41J2/01—Ink jet
- B41J2/015—Ink jet characterised by the jet generation process
- B41J2/04—Ink jet characterised by the jet generation process generating single droplets or particles on demand
- B41J2/045—Ink jet characterised by the jet generation process generating single droplets or particles on demand by pressure, e.g. electromechanical transducers
- B41J2/04501—Control methods or devices therefor, e.g. driver circuits, control circuits
- B41J2/0454—Control methods or devices therefor, e.g. driver circuits, control circuits involving calculation of temperature
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
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-
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- B41J2/04501—Control methods or devices therefor, e.g. driver circuits, control circuits
- B41J2/04581—Control methods or devices therefor, e.g. driver circuits, control circuits controlling heads based on piezoelectric elements
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J2202/00—Embodiments of or processes related to ink-jet or thermal heads
- B41J2202/01—Embodiments of or processes related to ink-jet heads
- B41J2202/10—Finger type piezoelectric elements
Landscapes
- Ink Jet (AREA)
- Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 圧電方式のインクジェットプリンタにおい
て、静電容量を測定して印字ヘッドの駆動条件を決定す
る場合、印字ヘッドによって静電容量が異なっても適正
な駆動条件を得られるプリンタを提供する。 【解決手段】 印字ヘッド1の静電容量を測定する静電
容量測定部24と、製造工程の時点で測定した静電容量
値とその測定時の温度を記憶するメモリ25と、使用時
に静電容量測定部24により印字ヘッド1の静電容量を
測定して得た静電容量値と前記製造時の静電容量値およ
び温度とに基づいて、使用時における温度を演算する温
度演算部22と、温度と印字ヘッド1の駆動電圧との対
応関係を格納するテーブル23と、前記テーブルを参照
して温度演算部22で算出された使用時の温度に基づい
て印字ヘッド1の駆動電圧を選択する駆動電圧選択部2
1とを設けた。
て、静電容量を測定して印字ヘッドの駆動条件を決定す
る場合、印字ヘッドによって静電容量が異なっても適正
な駆動条件を得られるプリンタを提供する。 【解決手段】 印字ヘッド1の静電容量を測定する静電
容量測定部24と、製造工程の時点で測定した静電容量
値とその測定時の温度を記憶するメモリ25と、使用時
に静電容量測定部24により印字ヘッド1の静電容量を
測定して得た静電容量値と前記製造時の静電容量値およ
び温度とに基づいて、使用時における温度を演算する温
度演算部22と、温度と印字ヘッド1の駆動電圧との対
応関係を格納するテーブル23と、前記テーブルを参照
して温度演算部22で算出された使用時の温度に基づい
て印字ヘッド1の駆動電圧を選択する駆動電圧選択部2
1とを設けた。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、圧電素子に電圧を
印加して該圧電素子を変形しインクを吐出する印字ヘッ
ドを有するインクジェットプリンタに関する。
印加して該圧電素子を変形しインクを吐出する印字ヘッ
ドを有するインクジェットプリンタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のインクジェットプリンタにおいて
は、特にインクの粘性等の特性の変化によって印字品位
の劣化が惹き起こされる。インクの粘性特性は温度によ
り変化する。温度が低い場合にはインクの粘性が大き
く、ノズルから吐出されるインク滴の体積が小さい。逆
に温度が高い場合にはインクの粘性が小さくなり、吐出
されるインク滴の体積が大きくなる。
は、特にインクの粘性等の特性の変化によって印字品位
の劣化が惹き起こされる。インクの粘性特性は温度によ
り変化する。温度が低い場合にはインクの粘性が大き
く、ノズルから吐出されるインク滴の体積が小さい。逆
に温度が高い場合にはインクの粘性が小さくなり、吐出
されるインク滴の体積が大きくなる。
【0003】また電圧を印加して圧電素子を変形させ、
これによりインクを吐出させるプリンタにおいては、温
度と駆動電圧との関係については、一定温度下では相対
的に駆動電圧が小さい時には圧電素子のせん断モードの
機械的変位が小さくなり、圧電素子で構成するインク加
圧室の圧力変化が小さくなる。この結果吐出されるイン
ク滴の体積が小さくなる。逆に相対的に駆動電圧が大き
い時には圧電素子のせん断モードの機械的変位が大きく
なり、インク加圧室の圧力変化が大きくなる。この結果
吐出されるインク滴の体積が大きくなる。
これによりインクを吐出させるプリンタにおいては、温
度と駆動電圧との関係については、一定温度下では相対
的に駆動電圧が小さい時には圧電素子のせん断モードの
機械的変位が小さくなり、圧電素子で構成するインク加
圧室の圧力変化が小さくなる。この結果吐出されるイン
ク滴の体積が小さくなる。逆に相対的に駆動電圧が大き
い時には圧電素子のせん断モードの機械的変位が大きく
なり、インク加圧室の圧力変化が大きくなる。この結果
吐出されるインク滴の体積が大きくなる。
【0004】したがって、温度が相対的に低い時には駆
動電圧を大きくするように制御し、温度が相対的に高い
場合には駆動電圧を小さくなるように制御することによ
り、温度の変化によりインク滴の体積の変動を補償でき
る。
動電圧を大きくするように制御し、温度が相対的に高い
場合には駆動電圧を小さくなるように制御することによ
り、温度の変化によりインク滴の体積の変動を補償でき
る。
【0005】上述の理由により、従来より環境温度、印
字ヘッドの温度またはインクの温度を検出し、この検出
値に基づいて印字ヘッドの駆動条件を制御し、以て印字
品位を維持しようとするものがあった。特に圧電方式の
印字ヘッドで、印字ヘッドを構成する圧電素子の静電容
量が一様な温度特性を持つヘッドにおいては、圧電素子
の静電容量を測定し、その測定結果から温度を算出し、
算出した温度でインクの特性に見合うように駆動条件を
補正する方法も行われている。温度と静電容量との関係
はほぼ正比例的な関係にある、即ち、温度が上昇すると
静電容量も大きくなる関係にあることを利用している訳
である。
字ヘッドの温度またはインクの温度を検出し、この検出
値に基づいて印字ヘッドの駆動条件を制御し、以て印字
品位を維持しようとするものがあった。特に圧電方式の
印字ヘッドで、印字ヘッドを構成する圧電素子の静電容
量が一様な温度特性を持つヘッドにおいては、圧電素子
の静電容量を測定し、その測定結果から温度を算出し、
算出した温度でインクの特性に見合うように駆動条件を
補正する方法も行われている。温度と静電容量との関係
はほぼ正比例的な関係にある、即ち、温度が上昇すると
静電容量も大きくなる関係にあることを利用している訳
である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら静電容量
は一定温度下でも印字ヘッドによって異なるものがあ
る。静電容量に基づいて駆動条件を設定しようとする場
合、測定される静電容量が異なると、温度が必ずしも正
しく算出されず、適正な駆動条件(駆動電圧等)で印字
ヘッドを駆動できなくなり、満足の行く印字品位が得ら
れない。即ち、例えば同一温度下で静電容量の異なる2
つの印字ヘッドにおいて、同一温度下で異なる値の電圧
が駆動されることになり、吐出されるインク滴の体積が
異なってしまうという問題があった。
は一定温度下でも印字ヘッドによって異なるものがあ
る。静電容量に基づいて駆動条件を設定しようとする場
合、測定される静電容量が異なると、温度が必ずしも正
しく算出されず、適正な駆動条件(駆動電圧等)で印字
ヘッドを駆動できなくなり、満足の行く印字品位が得ら
れない。即ち、例えば同一温度下で静電容量の異なる2
つの印字ヘッドにおいて、同一温度下で異なる値の電圧
が駆動されることになり、吐出されるインク滴の体積が
異なってしまうという問題があった。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明が講じた解決手段は、圧電素子に電圧を印加し
て該圧電素子を変形しインクを吐出する印字ヘッドを有
するインクジェットプリンタにおいて、印字ヘッドの静
電容量を測定する静電容量測定部と、第1の時点で測定
した第1の静電容量値をその測定時の温度と共に記憶す
る記憶部と、第2の時点で静電容量測定部により印字ヘ
ッドの静電容量を測定して得た第2の静電容量値と前記
第1の静電容量値および前記第1の時点における温度と
に基づいて第2の時点における温度を算出する温度算出
部と、温度と印字ヘッドの駆動電圧との対応関係を格納
するテーブルと、前記テーブルを参照して温度算出部で
算出された第2の時点における温度に基づいて印字ヘッ
ドの駆動電圧を選択する電圧選択部とを設けたことを特
徴とする。
に本発明が講じた解決手段は、圧電素子に電圧を印加し
て該圧電素子を変形しインクを吐出する印字ヘッドを有
するインクジェットプリンタにおいて、印字ヘッドの静
電容量を測定する静電容量測定部と、第1の時点で測定
した第1の静電容量値をその測定時の温度と共に記憶す
る記憶部と、第2の時点で静電容量測定部により印字ヘ
ッドの静電容量を測定して得た第2の静電容量値と前記
第1の静電容量値および前記第1の時点における温度と
に基づいて第2の時点における温度を算出する温度算出
部と、温度と印字ヘッドの駆動電圧との対応関係を格納
するテーブルと、前記テーブルを参照して温度算出部で
算出された第2の時点における温度に基づいて印字ヘッ
ドの駆動電圧を選択する電圧選択部とを設けたことを特
徴とする。
【0008】上記構成を有する本発明によれば、まず第
1の時点で印字ヘッドの第1の静電容量値とその時の温
度を記憶部に記憶させておく。第2の時点で静電容量測
定部で印字ヘッドの静電容量を測定し、測定して得た第
2の静電容量値と記憶部に記憶してある第1の静電容量
値とその時の温度とに基づいて温度算出部で第2の時点
の温度を算出する。第2の時点の温度が算出されると、
温度と印字ヘッドの駆動電圧との対応関係を格納するテ
ーブルを参照して、印字ヘッドの駆動電圧を選択する。
1の時点で印字ヘッドの第1の静電容量値とその時の温
度を記憶部に記憶させておく。第2の時点で静電容量測
定部で印字ヘッドの静電容量を測定し、測定して得た第
2の静電容量値と記憶部に記憶してある第1の静電容量
値とその時の温度とに基づいて温度算出部で第2の時点
の温度を算出する。第2の時点の温度が算出されると、
温度と印字ヘッドの駆動電圧との対応関係を格納するテ
ーブルを参照して、印字ヘッドの駆動電圧を選択する。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
にしたがって説明する。なお各図面に共通する要素には
同一の符号を付す。図1は第1の実施の形態のインクジ
ェットプリンタの要部を示すブロック図、図2はインク
ジェットプリンタの印字ヘッドを示す外観図、図3は印
字ヘッドの側断面図、図4は印字ヘッドの断面図であ
る。まず印字ヘッドの構造から説明する。
にしたがって説明する。なお各図面に共通する要素には
同一の符号を付す。図1は第1の実施の形態のインクジ
ェットプリンタの要部を示すブロック図、図2はインク
ジェットプリンタの印字ヘッドを示す外観図、図3は印
字ヘッドの側断面図、図4は印字ヘッドの断面図であ
る。まず印字ヘッドの構造から説明する。
【0010】図2、図3、図4において、印字ヘッド1
はベース圧電体2、中間圧電体3及び天板4を積層して
構成される。印字ヘッド1の端面にはオリフィスプレー
ト5が接着されており、このオリフィスプレート5に
は、インクが吐出される複数のオリフィス6が一列に並
んで形成されている。オリフィスプレート5の反対側は
封止材7により塞がれている。天板4の上部にはインク
を吸入するためのインク吸入口8が設けられている。
はベース圧電体2、中間圧電体3及び天板4を積層して
構成される。印字ヘッド1の端面にはオリフィスプレー
ト5が接着されており、このオリフィスプレート5に
は、インクが吐出される複数のオリフィス6が一列に並
んで形成されている。オリフィスプレート5の反対側は
封止材7により塞がれている。天板4の上部にはインク
を吸入するためのインク吸入口8が設けられている。
【0011】ベース圧電体2の上部には電極9が設けら
れ、中間圧電体3の上下部にはそれぞれ電極10、11
が設けられている。また天板4は、その下側に共通電極
12を有している。これらのベース圧電体2、中間圧電
体3、天板4は、導電性の接合部材13、14により互
いに接合されている。
れ、中間圧電体3の上下部にはそれぞれ電極10、11
が設けられている。また天板4は、その下側に共通電極
12を有している。これらのベース圧電体2、中間圧電
体3、天板4は、導電性の接合部材13、14により互
いに接合されている。
【0012】図4において、ベース圧電体2と中間圧電
体3により各オリフィス6に対応してインク加圧室15
が形成され、インク加圧室15はその内側に絶縁材料か
らなるコート層16を有する。各インク加圧室15は、
天板4上部のインク吸入口8に通じており、インク加圧
室15の内部は常にインクが充満している状態にある。
天板4の共通電極12は導電性の接合部材17、18に
よりベース圧電体2の両端の電極9に接続され、ベース
圧電体2の中間圧電体3と重なり合わない部分から図示
しない駆動回路のグラウンド電極へ接続されている。
体3により各オリフィス6に対応してインク加圧室15
が形成され、インク加圧室15はその内側に絶縁材料か
らなるコート層16を有する。各インク加圧室15は、
天板4上部のインク吸入口8に通じており、インク加圧
室15の内部は常にインクが充満している状態にある。
天板4の共通電極12は導電性の接合部材17、18に
よりベース圧電体2の両端の電極9に接続され、ベース
圧電体2の中間圧電体3と重なり合わない部分から図示
しない駆動回路のグラウンド電極へ接続されている。
【0013】次に印字ヘッド1のインク吐出動作につい
て図5、図6により説明する。図5、図6は印字ヘッド
のインク吐出動作を示す説明図である。ベース圧電体2
はP方向に分極され、中間圧電体3もP方向に分極され
ている。共通電極12を0Vとしたとき、先ず電極9a
に−(マイナス)V、電極9bに+(プラス)Vを印加
すると、中間圧電体3およびベース圧電体2にはそれぞ
れ図5に矢印Eで示す電界が発生し、各圧電体2、3は
互いに逆のせん断モードにより破線で示す変形をする。
これによりインク加圧室15が膨脹し、インク吸入口8
からインク加圧室15にインクが吸入される。
て図5、図6により説明する。図5、図6は印字ヘッド
のインク吐出動作を示す説明図である。ベース圧電体2
はP方向に分極され、中間圧電体3もP方向に分極され
ている。共通電極12を0Vとしたとき、先ず電極9a
に−(マイナス)V、電極9bに+(プラス)Vを印加
すると、中間圧電体3およびベース圧電体2にはそれぞ
れ図5に矢印Eで示す電界が発生し、各圧電体2、3は
互いに逆のせん断モードにより破線で示す変形をする。
これによりインク加圧室15が膨脹し、インク吸入口8
からインク加圧室15にインクが吸入される。
【0014】次に電極9aに+(プラス)V、電極9b
に−(マイナス)Vを印加すると、中間圧電体3および
ベース圧電体2にはそれぞれ図6に矢印E´で示す電界
が発生し、各圧電体2、3はそれぞれ図5の場合とは逆
のせん断モードにより破線で示す変形をする。これによ
りインク加圧室15は収縮し、インク加圧室15内のイ
ンクはオリフィス6からインク滴となって吐出される。
に−(マイナス)Vを印加すると、中間圧電体3および
ベース圧電体2にはそれぞれ図6に矢印E´で示す電界
が発生し、各圧電体2、3はそれぞれ図5の場合とは逆
のせん断モードにより破線で示す変形をする。これによ
りインク加圧室15は収縮し、インク加圧室15内のイ
ンクはオリフィス6からインク滴となって吐出される。
【0015】インクはその温度によって特性が変化し、
駆動条件が一定であっても温度の変化により吐出される
インク滴の体積が変わり、これが印字品位に影響を与え
るのは前述の通りである。図7は温度とインクの粘性と
の関係および温度とインク滴体積との関係を示すグラフ
である。図7に実線で示すように、温度が高くなるとイ
ンクの粘性は小さくなり、また温度が高くなると吐出さ
れるインク滴の体積は大きくなる。
駆動条件が一定であっても温度の変化により吐出される
インク滴の体積が変わり、これが印字品位に影響を与え
るのは前述の通りである。図7は温度とインクの粘性と
の関係および温度とインク滴体積との関係を示すグラフ
である。図7に実線で示すように、温度が高くなるとイ
ンクの粘性は小さくなり、また温度が高くなると吐出さ
れるインク滴の体積は大きくなる。
【0016】図1において、印字ヘッド1には駆動電圧
選択部21が接続され、駆動電圧選択部21には温度演
算部22が接続されている。駆動電圧選択部21は温度
−電圧テーブル23が格納されており、この温度−電圧
テーブル23は各温度に対応する駆動電圧値を格納して
いる。温度演算部22には静電容量測定部24およびメ
モリ25が接続されている。静電容量測定部24につい
ては後述する。メモリ25には、印字ヘッド1の製造工
程で測定した静電容量の値(Cstd)とこの時の温度
(Tstd)が記憶されている。上記各部は制御部26
により制御される。
選択部21が接続され、駆動電圧選択部21には温度演
算部22が接続されている。駆動電圧選択部21は温度
−電圧テーブル23が格納されており、この温度−電圧
テーブル23は各温度に対応する駆動電圧値を格納して
いる。温度演算部22には静電容量測定部24およびメ
モリ25が接続されている。静電容量測定部24につい
ては後述する。メモリ25には、印字ヘッド1の製造工
程で測定した静電容量の値(Cstd)とこの時の温度
(Tstd)が記憶されている。上記各部は制御部26
により制御される。
【0017】図8は静電容量測定部24の構成を示す回
路図である。図8において、静電容量測定回路24aは
抵抗31およびコンパレータ32から構成され、ベース
圧電体2の電極9に接続されている。コンパレータ32
のマイナス端子には、ベース圧電体2に印加される被検
出電圧V1が入力され、プラス端子には予め設定された
基準電圧V2が入力される。コンパレータ32は、被検
出電圧V1と基準電圧V2との比較結果を図1に示す温
度演算部22に出力する。電極9はまた端子R、Sに接
続され、端子Rは図示しないグラウンド電極に接続さ
れ、端子Sは図示しないマイナス電極に接続されてい
る。図8に示す回路は、中間圧電体3に対向するそれぞ
れの電極9について設けられる。
路図である。図8において、静電容量測定回路24aは
抵抗31およびコンパレータ32から構成され、ベース
圧電体2の電極9に接続されている。コンパレータ32
のマイナス端子には、ベース圧電体2に印加される被検
出電圧V1が入力され、プラス端子には予め設定された
基準電圧V2が入力される。コンパレータ32は、被検
出電圧V1と基準電圧V2との比較結果を図1に示す温
度演算部22に出力する。電極9はまた端子R、Sに接
続され、端子Rは図示しないグラウンド電極に接続さ
れ、端子Sは図示しないマイナス電極に接続されてい
る。図8に示す回路は、中間圧電体3に対向するそれぞ
れの電極9について設けられる。
【0018】図9は本実施の形態の印字ヘッドの電気的
等価回路を示す回路図である。図9においては、電極9
a、9b等の独立した各電極と共通電極12との間の静
電容量をCtで示し、電極9a、9b等の隣り合う電極
間の静電容量をCuで示す。この例で示す印字ヘッドで
は、隣り合う電極間をベース圧電体2中を通る線で結ん
だ距離が、中間圧電体3の厚さと比較して充分大きく、
隣り合う電極間の静電容量CuはCtと比較して充分小
さい(Cu<<Ct)ので、計算上無視することができ
る。また印字ヘッドを駆動する駆動回路のブロック図
は、対応する各電極毎に図10に示すように表され、印
字ヘッドを駆動する電極の数だけこのブロックを具備し
ている。
等価回路を示す回路図である。図9においては、電極9
a、9b等の独立した各電極と共通電極12との間の静
電容量をCtで示し、電極9a、9b等の隣り合う電極
間の静電容量をCuで示す。この例で示す印字ヘッドで
は、隣り合う電極間をベース圧電体2中を通る線で結ん
だ距離が、中間圧電体3の厚さと比較して充分大きく、
隣り合う電極間の静電容量CuはCtと比較して充分小
さい(Cu<<Ct)ので、計算上無視することができ
る。また印字ヘッドを駆動する駆動回路のブロック図
は、対応する各電極毎に図10に示すように表され、印
字ヘッドを駆動する電極の数だけこのブロックを具備し
ている。
【0019】ベース圧電体2を変形させないときは、電
極9は0Vとなっている。ベース圧電体2の静電容量を
測定する場合は、図10に示すS1、S2、S3をオフ
にして電極9に対する印加電圧を0Vからハイインピー
ダンスに切り替える。この切り替える瞬間をt0とす
る。印加電圧をハイインピーダンスに切り替えると、被
検出電圧V1は低下するが、この被検出電圧V1が基準
電圧V2まで低下する時間には、そのときのベース圧電
体2の静電容量の大小によって差が生ずる。即ち、被検
出電圧V1が基準電圧V2まで低下する時間を計測する
ことにより、そのときのベース圧電体2の静電容量を推
定することができる。
極9は0Vとなっている。ベース圧電体2の静電容量を
測定する場合は、図10に示すS1、S2、S3をオフ
にして電極9に対する印加電圧を0Vからハイインピー
ダンスに切り替える。この切り替える瞬間をt0とす
る。印加電圧をハイインピーダンスに切り替えると、被
検出電圧V1は低下するが、この被検出電圧V1が基準
電圧V2まで低下する時間には、そのときのベース圧電
体2の静電容量の大小によって差が生ずる。即ち、被検
出電圧V1が基準電圧V2まで低下する時間を計測する
ことにより、そのときのベース圧電体2の静電容量を推
定することができる。
【0020】図11は被検出電圧の時間変化を示したも
のである。図11において、破線aは静電容量が低い場
合の被検出電圧の変化を示し、実線bは静電容量が高い
場合の被検出電圧の変化を示す。同図に示すように、静
電容量が低い場合と高い場合とで被検出電圧V1が基準
電圧V2まで低下する時間に差が生ずる。
のである。図11において、破線aは静電容量が低い場
合の被検出電圧の変化を示し、実線bは静電容量が高い
場合の被検出電圧の変化を示す。同図に示すように、静
電容量が低い場合と高い場合とで被検出電圧V1が基準
電圧V2まで低下する時間に差が生ずる。
【0021】コンパレータ32は、被検出電圧V1が基
準電圧V2まで低下すると、比較結果、例えば“1”を
出力する。図1に示す静電容量測定部24では、前述の
t0から比較結果“1”が出力されるまでの時間を測定
し、ベース圧電体2の静電容量を推定するのである。
準電圧V2まで低下すると、比較結果、例えば“1”を
出力する。図1に示す静電容量測定部24では、前述の
t0から比較結果“1”が出力されるまでの時間を測定
し、ベース圧電体2の静電容量を推定するのである。
【0022】次に第1の実施の形態の動作を説明する。
図1において、先ずメモリ25には、印字ヘッド1の製
造工程で測定した静電容量の値(Cstd)とこのとき
の温度(Tstd)を記憶させてある。
図1において、先ずメモリ25には、印字ヘッド1の製
造工程で測定した静電容量の値(Cstd)とこのとき
の温度(Tstd)を記憶させてある。
【0023】制御部26には、例えば印字ジョブと次の
印字ジョブとの間(以下、使用時という)に静電容量測
定部24に対して測定動作を起動する指令と、この測定
で得られた結果とメモリ25から読み出される静電容量
の値(Cstd)および温度(Tstd)とを入力して
演算を実行するように温度演算部22に対して演算指令
とを出力するプログラムが記憶されており、制御部26
のCPUはこれにしたがって動作する。
印字ジョブとの間(以下、使用時という)に静電容量測
定部24に対して測定動作を起動する指令と、この測定
で得られた結果とメモリ25から読み出される静電容量
の値(Cstd)および温度(Tstd)とを入力して
演算を実行するように温度演算部22に対して演算指令
とを出力するプログラムが記憶されており、制御部26
のCPUはこれにしたがって動作する。
【0024】静電容量測定部24は、測定動作の起動が
かかると印字ヘッド1の静電容量を測定し、この結果得
られた静電容量値(Cdet)を温度演算部22に出力
する。一方、メモリ25に予め記憶されている印字ヘッ
ド製造時の静電容量値(Cstd)と温度(Tstd)
は、制御部26からの指令により温度演算部22に出力
される。
かかると印字ヘッド1の静電容量を測定し、この結果得
られた静電容量値(Cdet)を温度演算部22に出力
する。一方、メモリ25に予め記憶されている印字ヘッ
ド製造時の静電容量値(Cstd)と温度(Tstd)
は、制御部26からの指令により温度演算部22に出力
される。
【0025】温度演算部22では、使用時における温度
(Temp)を得るために次に演算を行う。 Temp=Tstd+(Cdet−Cstd)×α (1) 即ち、使用時における温度(Temp)は、使用時の静
電容量値(Cdet)から製造時の静電容量値(Cst
d)を差し引いた値に特性値αを掛け、その値と製造時
の温度(Tstd)を加えて求められる。
(Temp)を得るために次に演算を行う。 Temp=Tstd+(Cdet−Cstd)×α (1) 即ち、使用時における温度(Temp)は、使用時の静
電容量値(Cdet)から製造時の静電容量値(Cst
d)を差し引いた値に特性値αを掛け、その値と製造時
の温度(Tstd)を加えて求められる。
【0026】求められた使用時温度(Temp)は温度
演算部22から駆動電圧選択部21へ出力される。駆動
電圧選択部21には、温度に応じて最適な印字ヘッド駆
動電圧の値が温度−電圧テーブル23として予め格納さ
れており、駆動電圧選択部21はこの温度−電圧テーブ
ル23により、求められて使用時温度(Temp)に最
適な電圧値を選択し、選択した電圧値を印字ヘッド1に
出力する。
演算部22から駆動電圧選択部21へ出力される。駆動
電圧選択部21には、温度に応じて最適な印字ヘッド駆
動電圧の値が温度−電圧テーブル23として予め格納さ
れており、駆動電圧選択部21はこの温度−電圧テーブ
ル23により、求められて使用時温度(Temp)に最
適な電圧値を選択し、選択した電圧値を印字ヘッド1に
出力する。
【0027】ここで前述の特性値αについて説明する。
特性値αは、温度を横軸にし、静電容量を縦軸にして得
られる特性の勾配の逆数を表し、これは印字ヘッド1を
構成する圧電体の組成さえ一定であればそれ程変化しな
い。これについて図12を用いてさらに詳細に説明す
る。図12は静電容量の温度特性を示すグラフである。
特性値αは、温度を横軸にし、静電容量を縦軸にして得
られる特性の勾配の逆数を表し、これは印字ヘッド1を
構成する圧電体の組成さえ一定であればそれ程変化しな
い。これについて図12を用いてさらに詳細に説明す
る。図12は静電容量の温度特性を示すグラフである。
【0028】図12は、同一の設計を行い、導電性接合
部材の接合厚やインク加圧室の加工精度等に起因する製
造ばらつきにより一定温度における静電容量に差がある
2つの印字ヘッドの温度特性を表している。一方の印字
ヘッドの特性は実線で表し、他方の印字ヘッドの特性は
破線で表している。両特性は同一温度における静電容量
値は異なるが、しかしながら勾配は両特性ともほぼ同様
になっている。特性値αはこの勾配の逆数、即ち、Δt
/Δcであり、この値は予め求めておくことができる。
したがって、製造時の静電容量と温度それに使用時の静
電容量がわかれば、この特性値αによって使用時におけ
る温度が算出されるわけである。なお特性値αはメモリ
25に記憶されている。
部材の接合厚やインク加圧室の加工精度等に起因する製
造ばらつきにより一定温度における静電容量に差がある
2つの印字ヘッドの温度特性を表している。一方の印字
ヘッドの特性は実線で表し、他方の印字ヘッドの特性は
破線で表している。両特性は同一温度における静電容量
値は異なるが、しかしながら勾配は両特性ともほぼ同様
になっている。特性値αはこの勾配の逆数、即ち、Δt
/Δcであり、この値は予め求めておくことができる。
したがって、製造時の静電容量と温度それに使用時の静
電容量がわかれば、この特性値αによって使用時におけ
る温度が算出されるわけである。なお特性値αはメモリ
25に記憶されている。
【0029】図12において、実線の特性を持つ印字ヘ
ッドの製造時の温度がTstd1、静電容量がCstd
1で、使用時の静電容量がCdet1であり、また破線
の特性を持つ印字ヘッドの製造時の温度がTstd2、
静電容量がCstd2で、使用時の静電容量がCdet
2である場合、両印字ヘッドの使用時の温度Tempは
次のように同一になる。即ち、 Temp=Tstd1+(Cdet1−Cstd1)×α =Tstd2+(Cdet2−Cstd2)×α したがって一定温度における静電容量にばらつきのある
複数の印字ヘッドにおいても、その印字ヘッドの使用時
の温度を正確に算出することができ、したがって適正な
電圧で印字ヘッドを駆動することができる。
ッドの製造時の温度がTstd1、静電容量がCstd
1で、使用時の静電容量がCdet1であり、また破線
の特性を持つ印字ヘッドの製造時の温度がTstd2、
静電容量がCstd2で、使用時の静電容量がCdet
2である場合、両印字ヘッドの使用時の温度Tempは
次のように同一になる。即ち、 Temp=Tstd1+(Cdet1−Cstd1)×α =Tstd2+(Cdet2−Cstd2)×α したがって一定温度における静電容量にばらつきのある
複数の印字ヘッドにおいても、その印字ヘッドの使用時
の温度を正確に算出することができ、したがって適正な
電圧で印字ヘッドを駆動することができる。
【0030】図13は第1の実施の形態の変形例を示す
ブロック図である。この変形例は上記実施の形態に対し
て、駆動電圧選択部21の代わりに駆動時間選択部41
を設け、駆動時間選択部41内に温度−時間テーブル4
2を設けたものである。温度−時間テーブル42には、
各温度に対応する駆動電圧の印加時間を格納している。
その他の構成は上記実施の形態と同様である。この変形
例は、印字ヘッド1に対して駆動電圧を印加する印加時
間を使用時の温度に応じて選択するようにしたものであ
る。印字ヘッド1の使用時の温度の算出は、上記実施の
形態と同様に行う。この変形例のように、使用時の温度
に応じて、駆動電圧を選択する装置だけでなく、駆動電
圧の印加時間を選択するようにした装置においても本発
明の適用は可能である。
ブロック図である。この変形例は上記実施の形態に対し
て、駆動電圧選択部21の代わりに駆動時間選択部41
を設け、駆動時間選択部41内に温度−時間テーブル4
2を設けたものである。温度−時間テーブル42には、
各温度に対応する駆動電圧の印加時間を格納している。
その他の構成は上記実施の形態と同様である。この変形
例は、印字ヘッド1に対して駆動電圧を印加する印加時
間を使用時の温度に応じて選択するようにしたものであ
る。印字ヘッド1の使用時の温度の算出は、上記実施の
形態と同様に行う。この変形例のように、使用時の温度
に応じて、駆動電圧を選択する装置だけでなく、駆動電
圧の印加時間を選択するようにした装置においても本発
明の適用は可能である。
【0031】次に本発明の第2の実施の形態を説明す
る。図14は第2の実施の形態のインクジェットプリン
タの要部を示すブロック図である。同図に示すように、
第2の実施の形態の構成は第1の実施の形態の構成と同
じであるが、メモリ28には、印字ヘッド1の製造工程
で測定した静電容量の値(Cstd)とこのときの温度
(Tstd)、静電容量の温度特性の勾配が大きく変化
する点の静電容量(Cts)、静電容量がCtsよりも
小さい領域の勾配(Δc1/Δt)、それに静電容量が
Ctsよりも大きい領域の勾配(Δc2/Δt)が記憶
されている。その他の構成は前記第1の実施の形態と同
様である。
る。図14は第2の実施の形態のインクジェットプリン
タの要部を示すブロック図である。同図に示すように、
第2の実施の形態の構成は第1の実施の形態の構成と同
じであるが、メモリ28には、印字ヘッド1の製造工程
で測定した静電容量の値(Cstd)とこのときの温度
(Tstd)、静電容量の温度特性の勾配が大きく変化
する点の静電容量(Cts)、静電容量がCtsよりも
小さい領域の勾配(Δc1/Δt)、それに静電容量が
Ctsよりも大きい領域の勾配(Δc2/Δt)が記憶
されている。その他の構成は前記第1の実施の形態と同
様である。
【0032】次に第2の実施の形態の動作を説明する。
先ずメモリ28には、前述したように、印字ヘッド1の
製造工程で測定した静電容量の値(Cstd)とこのと
きの温度(Tstd)、静電容量の温度特性の勾配が大
きく変化する点の静電容量(Cts)、静電容量がCt
sよりも小さい領域の勾配(Δc1/Δt)、それに静
電容量がCtsよりも大きい領域の勾配(Δc2/Δ
t)が記憶されている。制御部26には、例えば使用時
に静電容量測定部24に対して測定動作を起動する指令
と、この測定で得られた結果とメモリ28から読み出さ
れる静電容量および温度の各値とを入力して演算を実行
するように温度演算部22に対して演算指令とを出力す
るプログラムが記憶されており、制御部26のCPUは
これにしたがって動作する。
先ずメモリ28には、前述したように、印字ヘッド1の
製造工程で測定した静電容量の値(Cstd)とこのと
きの温度(Tstd)、静電容量の温度特性の勾配が大
きく変化する点の静電容量(Cts)、静電容量がCt
sよりも小さい領域の勾配(Δc1/Δt)、それに静
電容量がCtsよりも大きい領域の勾配(Δc2/Δ
t)が記憶されている。制御部26には、例えば使用時
に静電容量測定部24に対して測定動作を起動する指令
と、この測定で得られた結果とメモリ28から読み出さ
れる静電容量および温度の各値とを入力して演算を実行
するように温度演算部22に対して演算指令とを出力す
るプログラムが記憶されており、制御部26のCPUは
これにしたがって動作する。
【0033】静電容量測定部24は、測定動作の起動が
かかると印字ヘッド1の静電容量を測定する。測定の仕
方は前記第1の実施の形態と同様である。測定で得られ
た静電容量値(Cdet)を温度演算部22に出力す
る。一方、メモリ25に予め記憶されている印字ヘッド
製造時の静電容量および温度の各値は、制御部26から
の指令により温度演算部22に出力される。
かかると印字ヘッド1の静電容量を測定する。測定の仕
方は前記第1の実施の形態と同様である。測定で得られ
た静電容量値(Cdet)を温度演算部22に出力す
る。一方、メモリ25に予め記憶されている印字ヘッド
製造時の静電容量および温度の各値は、制御部26から
の指令により温度演算部22に出力される。
【0034】図15に静電容量の温度特性を示す。同図
に示す特性は、静電容量と温度との関係が正比例の関係
になく、曲線的な関係になっている。このような特性を
有する印字ヘッドにおいては、固定的な特性値を元にし
て温度を算出するすると、算出した温度と実際の温度と
の間に大きな誤差が生ずる場合がある。本実施の形態で
は、温度特性が大きく変化する変化点で温度特性を表す
勾配(特性値)を別々に設定し、測定した静電容量がど
の範囲にあるかにより使用する特性値を変えるようにし
ている。図15においては、変化点における静電容量を
Ctsにしている。
に示す特性は、静電容量と温度との関係が正比例の関係
になく、曲線的な関係になっている。このような特性を
有する印字ヘッドにおいては、固定的な特性値を元にし
て温度を算出するすると、算出した温度と実際の温度と
の間に大きな誤差が生ずる場合がある。本実施の形態で
は、温度特性が大きく変化する変化点で温度特性を表す
勾配(特性値)を別々に設定し、測定した静電容量がど
の範囲にあるかにより使用する特性値を変えるようにし
ている。図15においては、変化点における静電容量を
Ctsにしている。
【0035】温度演算部22では、測定された静電容量
(Cdet)と、製造時の静電容量の値(Cstd)と
このときの温度(Tstd)、変化点の静電容量(Ct
s)、静電容量がCtsよりも小さい領域の勾配(Δc
1/Δt)、それに静電容量がCtsよりも大きい領域
の勾配(Δc2/Δt)とから、使用時における温度
(Temp)を得るために次に演算を行う。
(Cdet)と、製造時の静電容量の値(Cstd)と
このときの温度(Tstd)、変化点の静電容量(Ct
s)、静電容量がCtsよりも小さい領域の勾配(Δc
1/Δt)、それに静電容量がCtsよりも大きい領域
の勾配(Δc2/Δt)とから、使用時における温度
(Temp)を得るために次に演算を行う。
【0036】 Cdet≦Cstの場合、 Temp=Tstd+(Cdet−Cstd)/(Δc1/Δt)、 Cdet>Cstの場合、 Temp=Tstd+(Cts−Cstd)/(Δc1/Δt) +(Cdet−Cts)/(Δc2/Δt) (2) 求められた使用時温度(Temp)は温度演算部22か
ら駆動電圧選択部21へ出力される。駆動電圧選択部2
1には、温度に応じて最適な印字ヘッド駆動電圧の値が
温度−電圧テーブル23として予め格納されており、駆
動電圧選択部21はこの温度−電圧テーブル23によ
り、求められて使用時温度(Temp)に最適な電圧値
を選択し、選択した電圧値を印字ヘッド1に出力する。
ら駆動電圧選択部21へ出力される。駆動電圧選択部2
1には、温度に応じて最適な印字ヘッド駆動電圧の値が
温度−電圧テーブル23として予め格納されており、駆
動電圧選択部21はこの温度−電圧テーブル23によ
り、求められて使用時温度(Temp)に最適な電圧値
を選択し、選択した電圧値を印字ヘッド1に出力する。
【0037】以上のように第2の実施の形態によれば、
印字ヘッドの静電容量の温度特性が曲線的に変化する場
合でも温度を正確に算出することが可能になり、適正な
駆動電圧を印加することができる。
印字ヘッドの静電容量の温度特性が曲線的に変化する場
合でも温度を正確に算出することが可能になり、適正な
駆動電圧を印加することができる。
【0038】上記実施の形態では温度特性の変化点を1
か所とし、特性値を2種類具備するようにしたが、これ
に限らず特性値の数を多くすることにより、更に正確な
温度の算出が可能になる。
か所とし、特性値を2種類具備するようにしたが、これ
に限らず特性値の数を多くすることにより、更に正確な
温度の算出が可能になる。
【0039】また第2の実施の形態においても、その変
形例として、駆動電圧選択部21の代わりに駆動時間選
択部を設け、駆動時間選択部内に各温度に対応する駆動
電圧の印加時間を格納する温度−時間テーブルを設ける
ようにし、印字ヘッド1に対して駆動電圧を印加する印
加時間を使用時の温度に応じて選択するようにしてもよ
いことはいうまでもない。
形例として、駆動電圧選択部21の代わりに駆動時間選
択部を設け、駆動時間選択部内に各温度に対応する駆動
電圧の印加時間を格納する温度−時間テーブルを設ける
ようにし、印字ヘッド1に対して駆動電圧を印加する印
加時間を使用時の温度に応じて選択するようにしてもよ
いことはいうまでもない。
【0040】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本発明によれ
ば、製造工程の時点で印字ヘッドの第1の静電容量値と
その時の温度を記憶部に記憶させておき、使用時点で静
電容量測定部で印字ヘッドの静電容量を測定し、測定し
て得た第2の静電容量値と記憶部に記憶してある第1の
静電容量値とその時の温度とに基づいて温度算出部で使
用時点の温度を算出し、算出した温度から、温度と印字
ヘッドの駆動電圧との対応関係を格納するテーブルを参
照して、印字ヘッドの駆動電圧を選択するようにしたの
で、印字ヘッドのよって静電容量が異なっていても、適
正な駆動電圧を印加することができる。
ば、製造工程の時点で印字ヘッドの第1の静電容量値と
その時の温度を記憶部に記憶させておき、使用時点で静
電容量測定部で印字ヘッドの静電容量を測定し、測定し
て得た第2の静電容量値と記憶部に記憶してある第1の
静電容量値とその時の温度とに基づいて温度算出部で使
用時点の温度を算出し、算出した温度から、温度と印字
ヘッドの駆動電圧との対応関係を格納するテーブルを参
照して、印字ヘッドの駆動電圧を選択するようにしたの
で、印字ヘッドのよって静電容量が異なっていても、適
正な駆動電圧を印加することができる。
【図1】第1の実施の形態のインクジェットプリンタの
要部を示すブロック図である。
要部を示すブロック図である。
【図2】インクジェットプリンタの印字ヘッドを示す斜
視図である。
視図である。
【図3】印字ヘッドの側断面図である。
【図4】印字ヘッドの断面図である。
【図5】印字ヘッドのインク吐出動作を示す説明図であ
る。
る。
【図6】印字ヘッドのインク吐出動作を示す説明図であ
る。
る。
【図7】温度とインク粘性との関係およびインク滴体積
との関係を示すグラフである。
との関係を示すグラフである。
【図8】静電容量測定部の構成を示す回路図である。
【図9】印字ヘッドの等価回路を示す回路図である。
【図10】印字ヘッドの駆動回路を示すブロック図であ
る。
る。
【図11】被検出電圧の時間変化を示すグラフである。
【図12】静電容量の温度特性を示すグラフである。
【図13】第1の実施の形態の変形例を示すブロック図
である。
である。
【図14】第2の実施の形態のインクジェットプリンタ
の要部を示すブロック図である。
の要部を示すブロック図である。
【図15】静電容量の温度特性を示すグラフである。
1 印字ヘッド 21 駆動電圧選択部 22 温度演算部 24 静電容量測定部 25 メモリ 26 制御部
Claims (5)
- 【請求項1】 圧電素子に電圧を印加して該圧電素子を
変形しインクを吐出する印字ヘッドを有するインクジェ
ットプリンタにおいて、 印字ヘッドの静電容量を測定する静電容量測定部と、 第1の時点で測定した第1の静電容量値をその測定時の
温度と共に記憶する記憶部と、 第2の時点で静電容量測定部により印字ヘッドの静電容
量を測定して得た第2の静電容量値と前記第1の静電容
量値および前記第1の時点における温度とに基づいて第
2の時点における温度を算出する温度算出部と、 温度と印字ヘッドの駆動電圧との対応関係を格納するテ
ーブルと、 前記テーブルを参照して温度算出部で算出された第2の
時点における温度に基づいて印字ヘッドの駆動電圧を選
択する電圧選択部とを設けたことを特徴とするインクジ
ェットプリンタ。 - 【請求項2】 前記温度算出部は、印字ヘッドの静電容
量と温度との対応関係を示す特性値に基づいて第2の温
度を算出する請求項1記載のインクジェットプリンタ。 - 【請求項3】 前記温度算出部は、印字ヘッドの静電容
量と温度との対応関係の異なる複数の特性値に基づいて
第2の温度を算出する請求項2記載のインクジェットプ
リンタ。 - 【請求項4】 前記第1の時点は印字ヘッドの製造時で
あり、前記第2の時点はプリンタ使用時である請求項1
記載のインクジェットプリンタ。 - 【請求項5】 圧電素子に電圧を印加して該圧電素子を
変形しインクを吐出する印字ヘッドを有するインクジェ
ットプリンタにおいて、 印字ヘッドの静電容量を測定する静電容量測定部と、 第1の時点で測定した第1の静電容量値をその測定時の
温度と共に記憶する記憶部と、 第2の時点で静電容量測定部により印字ヘッドの静電容
量を測定して得た第2の静電容量値と前記第1の静電容
量値および前記第1の時点における温度とに基づいて第
2の時点における温度を算出する温度算出部と、 温度と印字ヘッドの駆動電圧の駆動時間との対応関係を
格納するテーブルと、 前記テーブルを参照して温度算出部で算出された第2の
時点における温度に基づいて印字ヘッドの駆動電圧の駆
動時間を選択する電圧選択部とを設けたことを特徴とす
るインクジェットプリンタ。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9263778A JPH1199648A (ja) | 1997-09-29 | 1997-09-29 | インクジェットプリンタ |
| US09/162,059 US6168252B1 (en) | 1997-09-29 | 1998-09-28 | Ink jet printer |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9263778A JPH1199648A (ja) | 1997-09-29 | 1997-09-29 | インクジェットプリンタ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1199648A true JPH1199648A (ja) | 1999-04-13 |
Family
ID=17394155
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9263778A Withdrawn JPH1199648A (ja) | 1997-09-29 | 1997-09-29 | インクジェットプリンタ |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6168252B1 (ja) |
| JP (1) | JPH1199648A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2002026500A1 (en) * | 2000-09-26 | 2002-04-04 | Xaar Technology Limited | Droplet deposition apparatus |
| JP2012016941A (ja) * | 2010-07-08 | 2012-01-26 | Samsung Electro-Mechanics Co Ltd | インクジェットヘッド検査装置 |
Families Citing this family (15)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6705711B1 (en) | 2002-06-06 | 2004-03-16 | Oće Display Graphics Systems, Inc. | Methods, systems, and devices for controlling ink delivery to one or more print heads |
| US7040729B2 (en) * | 2002-06-06 | 2006-05-09 | Oce Display Graphics Systems, Inc. | Systems, methods, and devices for controlling ink delivery to print heads |
| US7018022B2 (en) * | 2002-06-12 | 2006-03-28 | Sharp Kabushiki Kaisha | Inkjet printhead and inkjet image apparatus |
| JP2004025681A (ja) * | 2002-06-26 | 2004-01-29 | Seiko Epson Corp | 液体噴射装置 |
| NL1021013C2 (nl) * | 2002-07-05 | 2004-01-06 | Oce Tech Bv | Werkwijze voor het aansturen van een inkjet printkop, inkjetprintkop geschikt voor het toepassen van deze werkwijze en inkjetprinter omvattend deze printkop. |
| US6758547B2 (en) * | 2002-07-10 | 2004-07-06 | Lexmark International, Inc. | Method and apparatus for machine specific overcurrent detection |
| TWI243759B (en) * | 2004-12-30 | 2005-11-21 | Ind Tech Res Inst | A temperature control method and an apparatus for the printhead |
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