JPH1199994A - 航空機回転翼のための後退翼端付きの羽根 - Google Patents
航空機回転翼のための後退翼端付きの羽根Info
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Abstract
して最適であるように設計されている航空機の回転翼の
ための後退翼付き羽根を提供する。 【解決手段】 本発明は、航空機回転翼の後退翼端を有
する羽根に関し、羽根は連続した基本横断面で形成され
ている。本発明により、異なる領域への前記羽根(1)
の細分化、翼弦の長さL、圧力中心のピッチ変化軸から
の偏倚Y’f、及び各基本横断面の相対厚さは、高速飛
行に最適化されている。
Description
された、後退翼端を有する、航空機の回転翼の羽根に関
するものである。
いても、回転翼航空機のロータ、特にヘリコプタのロー
タの性能は、次の現象により制約されることが知られて
いる。 − 高速飛行中の前進側の羽根の背及び腹に発生する衝
撃波 − 並進飛行中に揚力が必要な場合、後退側の羽根の背
の境界層の剥離が発生する失速 − 先行する羽根により発生した渦と後続する羽根との
相互作用(これは、二つの形でエネルギのかなりの消失
となる:即ち、ホバリング飛行中において、翼形に誘起
された力と抗力。
の渦の相互作用とは、衝撃の非局在化(高速飛行)によ
るか、周辺の渦が羽根を直接に撃つ時の揚力の脈動変化
(降下)により発生した脈動ノイズの形の音響問題の原
因でもある。
性能は、羽根の構造に関連した下記の変数に大部分依存
することが明らかにされた。例えば、 a)羽根の面積の半径方向の分布 b)羽根翼端の後退スウィープ c)翼形の相対的厚さの変化 d)翼形の捩れの分布 e)羽根翼端の垂下
する影響は、以降に詳細に述べる。
空機のロータについては、一次揚力は、各局部翼弦長L
(r)と、各局部速度の自乗とに比例して変化し、これ
は、基本横断面の半径(半径方向の位置)rに正比例す
る。これは、羽根の全揚力が半径rの自乗重み付けによ
り定義された平均翼弦長Lバー(以下の式及び表中で
は、文字Lの頂部に横線を付して表されており、その他
の部分ではこのように呼ぶことにする。)に比例して変
化することを意味する。
断面の始点における半径rを表し、Rは羽根の全半径を
表す。
長Lバーをベースにして比較されることは、広く行われ
ていることである。
外側縁部での翼弦を小さくすること(先細り)が特に高
速において性能を改善することを、計算は示し、実験は
確認した。性能のこの改善は、翼端における翼弦の縮小
による翼形の抗力の減少により達成される。この領域の
衝撃は、より小さい面積に加えられ、衝撃を受けない羽
根の中心部は、最大空気力学的効率で大部分の揚力を与
える。ここで、揚抗比は、最大である。
に必要な、羽根の残りの長さに沿った翼弦の増加は、r
2重み付けのためにかなり大きい。従って、これによ
り、ロータは、かなり重くなる。それにもかかわらず、
翼端へ向かって羽根を先細りにすることが、フランス国
特許FR−2 617 118号及びFR−2 473 9
83号各明細書に示されているように、後退されている
翼端と一般に組み合わされて、羽根の性能を改善するた
めに広く使用されている手段である。
311 713号明細書は、非常に異なる構造を提案し
ており、これは、羽根の全半径Rの約87%のところに
位置する断面から翼弦を鋭く広げることにある。この構
成は、特に羽根が後退しているとき、失速限界を押し戻
す強くて安定した渦の発生に寄与する。しかし、羽根の
面積を翼端へ向かって集中させるこの構想は、ロータの
有効な部分を周辺のリング部にすることとなる。これに
より、誘起された流れは一様性に劣り、従って、発生し
た力は、離陸時に特に問題な何らかの状態を増大する。
は、本出願人のフランス国特許FR−2 689 852
号の主題を構成している羽根の設計により回避される。
この設計の場合、最も長い翼弦の領域は、この場合も揚
力能力増大のため、翼端にもっと近い。しかし、この設
計は、中間の揚力での高速飛行には理想的ではなく、こ
れらの条件の下で、翼端に近い長い翼弦の断面は、圧縮
減少のため増加した抗力を受け、最大の空気力学的効率
(揚抗比)の領域は、翼端から更に離れている。この羽
根の面積の割合は、空気力学的効率がその最大であるこ
の羽根の中心領域の使用を非常に小さくしている。
ため、翼端が後方へ曲がっていることは有利である。圧
力中心線(翼弦の前の約1/4における)とピッチ変化
軸とにより形成されたスウィープ角Λは、有効マッハ数
を低下し、従って、翼端を後退することは、空気の圧
縮、特に衝撃波の発生の好ましくない結果を減じること
となる。
FR−2 311 713号、FR−2 473 983号
及びFR−2 617 118号各明細書に詳細に示され
ており、幾つかのヘリコプタに実際に使用されている。
後退角の大きさと翼幅量は、実際には、空気力学的揚力
と重心が後方へオフセットしていることから発生する捩
り力により制約される。
翼端の後方へのオフセットの釣り合いを取るように、羽
根の一部を前方へ偏倚もしくはオフセットすることを提
案している。これにより、後退領域が羽根幅の大きい部
分へ広がる。しかし、前方へオフセットした前縁部分と
羽根の内側部分との間の接続は、急激であり、この接続
部が発生する渦は、ロータハブに最も近い翼形の早期失
速の原因となる。高速において、接続部における前縁の
凹んだ形状は、後退翼端の有益な効果を低下するか無効
にする危険を伴って、衝撃波を集中し、局部的に強め
る。
前縁が前方へオフセットすることも推奨しているが、こ
れは別の理由による。ここでは、捩り力の減少は問題で
はないが、好ましいと思われる制御された方法で羽根の
弾性変形を起こすことが問題である。
が約45゜を超えると、高速では好ましくなくなる。角
度が余り大きいと、羽根が高速前進飛行中にロータディ
スクの後部セクターにおいて、羽根が後退しているとき
に、前縁と平行に空気が実際に流れる。即ち、これは、
一時的に翼端の空気力学的揚力を低下し、その抗力を増
加し、従って、効率を全体的に低下する結果となる。特
許FR−2 689 852号の主題である後退羽根は、
特にこの問題の影響を受ける。
形を構成している翼形の翼弦長に対する比、即ち、e/
Lとして定義される。
わたり、一定の翼弦長を有しており、一般に、羽根の根
元において、10〜14%の相対的厚さを有する翼形を
採用している。これは、羽根に十分な捩れ剛性を与える
が、高速では十分に良好な性能を与えない。
細書においては、空気力学的迎え角の非常に大きい変動
と、“逆流円”として知られる領域内側の翼形による後
縁からの作用とにより、空気力学的効率は、羽根の根元
では良くないので、羽根の根元近くの翼弦を縮小するこ
とは、高速性能を改善するであろう。しかし、翼弦を縮
小することは、羽根の剛性を低下して危険であり、翼端
をピッチ変化軸からオフセットすることによっても悪化
する捩れ変形は、性能が低下するか、或いは、望んでい
るほど改善されない非常に大きい量になる。
の基本横断面の捩れの分布も、羽根の性能改善の一部を
担う。羽根の捩れは、羽根の外側端部即ち翼端が比較的
に低い迎え角で空気に当たり、かつ、羽根の根元が大き
な迎え角で空気に当たるように、翼形が羽根の翼幅に沿
って設定される角度を変化することにある。これによ
り、ホバリング飛行中に、揚力及び、従って吸収された
力を全ロータ領域で一様に分布することができる。
の差により特徴づけられる。しかし、大きな捩れ度は、
回転翼航空機が高速度で飛行中に、羽根が前進している
とき、羽根の翼端が負の揚力(下向き)を発生する原因
であることが知られている。従って、性能は低下し、そ
の上、振動がかなり増加する。
ング飛行と高い捩れ度を必要とする低速、他方では、余
り大きくない捩れ量が望ましい前進飛行との間の妥協で
ある。
は、直線であり、これは、全捩れが全ての基本横断面の
角度設定するために必要とされることが全てである。
め、特許FR−2 636 593号明細書は、羽根の翼
端に、例えば、羽根の全半径Rの85と100%との間
の余分な量の捩れを与えることとする非直線捩れを提案
している。これは、与えられた量の揚力について、低速
度の性能が改善され、降下中の羽根/渦の相互作用のノ
イズが減少するように、周辺渦の強度を減少するか、又
は、それを更に消去する効果を有する。しかし、この配
置は、失速の限界を押し戻すことができず、出力の節減
は、高速において低下する。
翼幅の約45と80%の間の中心領域おける捩れ量の半
径方向の増加を提案している。この種の変形は、揚力能
力の改善を目的としており、目的が高速における効率を
高めることとするロータには最適でない。
て一般に定義された、翼形の圧力中心が、多少、ピッチ
変化軸上にそのまま存在し、かつ、翼幅の全長に沿って
そのように存在するように、羽根が構成されている。更
に、翼端の後退は一般に、一方では、ピッチ変化軸によ
り、他方では、翼端領域における翼形の翼弦の方向によ
り定義される平面における圧力中心の移動により達成さ
れる。
17 118号明細書に述べられており、これは、翼端
における翼形の圧力中心が、羽根の内側部分よりかなり
低いように、圧力中心線が、ピッチ変化軸を翼弦に関し
て傾斜して通る平面にあるようにしている。従って、一
枚の羽根の外側端部により発生した周辺の渦は、後続の
羽根から離れており、この結果、相互作用の強さは、特
にホバリング飛行において低下する。これは、特に、ホ
バリングと低速飛行において、ロータにより吸収された
出力が明確に減少することになる。
明細書において、圧力中心が、特許FR−2 689 8
52号明細書におけるように単なる“ブレイク”である
よりもむしろ徐々に(放物線状に)移行しているが、こ
の解決策は、翼端の用語“二面体状態にする(垂下)”
により表されている。
細書のいずれも、欠点が全くない羽根構造体を開示して
いないことが明らかであり、このような状況から、本発
明は、後退翼端付き回転翼の羽根に関しており、その幾
何学的形状は、最良性能の保証、特に、高速飛行の保証
に関して最適であるように設計されている。
き羽根において、該羽根は、同羽根に接続されるハブを
有するロータの一部を形成するように設計されており、
該ロータは、前記ハブの軸心回りに回転可能であり、前
記羽根は、前縁と後縁とを有すると共に、連続する基本
横断面から形成されており、該連続する基本横断面は、
該基本横断面のそれぞれを前記ハブの回転の軸心から隔
てる距離により識別されると共に、各基本横断面が確定
された翼弦形状と圧力中心とを有し、各基本横断面に対
して直交するピッチ変化軸からの該圧力中心のオフセッ
トが前記羽根のスウィープを決定する。本発明による
と、該羽根は、その長手方向の長さに沿って4つの領域
に細分すると、前記羽根の内側縁部から、前記ハブの回
転の軸心から測定して前記羽根の全長に沿って距離のほ
ぼ66%のところに位置した第1断面まで延びる第1領
域と、前記第1断面から、前記羽根の全長に沿った距離
のほぼ85%のところに位置した第2断面まで延びる第
2領域と、該第2断面から、前記羽根の全長に沿った距
離の93%〜97%の間のところに位置した第3断面ま
で延びる第3領域と、該第3断面から、前記羽根の自由
な外側縁部まで延びる第4領域とからなり、翼弦長
(L)は、前記第1領域においてほぼ線形に増大し、前
記第2領域において最大で一定であり、前記第3領域に
おいて線形に減少し、前記第4領域において放物線関数
に従って減少し、該第4領域が前記第3領域と接する境
界において翼弦変化率の連続性の条件を満足し、前記第
1領域における前記ピッチ変化軸からの前記圧力中心の
オフセット(Y'f)が正で、前記距離(r)に比例して
増加し、前記第2領域において最大で一定であり、前記
第3領域において線形に減少して負になり、その結果、
スウィープ角(Λ)が後方へ25゜のほぼ等しい一定値
を保持し、かつ前記第4領域において放物線関数に従っ
て減少し、該第4領域が前記第3領域と接する境界にお
いてスウィープ角(Λ)の連続性の条件を満足すること
を特徴としている。
は、回転翼航空機、特にヘリコプタの最良性能を保証す
ることができ、揚力は、翼形Czmについて0.3〜0.
5の平均揚力係数を与える適度な揚力で、例えば、31
5〜350Km/hの高い巡航速度で飛行する、このよ
うな羽根からなる回転翼により発生する。
最大である羽根の翼幅に沿った位置が、翼幅の中央近く
へシフトされることは、翼弦が翼端へ向かって減少する
領域をより長くすることを可能にするので、より高い速
度を得ることができる。この新しい構成は、翼弦が羽根
の根元へ向かって減少する領域を短くすることも可能で
あり、望ましくない捩れ変形を制限する構造的強化とな
る。
の1/4に位置した各部分上の点であるとして個々に定
義されていることを考慮すると、オフセットY’fは、
ピッチ変化軸と圧力中心との間の、翼弦方向の距離であ
り、この部分のオフセットが前縁へ向かって行われると
き、正とされる。上述から見られるように、スウィープ
角Λは、各部分の圧力中心を結ぶ曲線の接線とピッチ変
化軸との間の角として定義される。スウィープは、羽根
の翼端において後方へ指向している。スウィープ角Λ
は、オフセットY’fの変化を制御する次の制御則から
推定される: Λ(r)= arctan (dY’f/dr)
な効果は、30゜〜45゜の間のスウィープ角Λの値の
全てに得られ、45゜の最大値は、羽根の翼端において
のみ達成される。本発明は、最も広い翼弦と翼端との間
にある羽根の部分全体に沿って真っ直ぐである後縁と組
み合わせて、翼弦の非常に滑らかな減少により、スウィ
ープ角Λを最大値45゜へ限定することができる。
は、ピッチ変化軸に対する翼端の圧力中心の後方へのオ
フセットが、特に、フランス国特許FR−2 689 8
52号明細書のものと比較して減少される点にあり、こ
れは、羽根の捩れ変形を制限する。
方限界(ABCDE)と上方限界(FGHIJ)の間に
あり、 −前記下方限界の各部位(A,B,C,D,E)の座標
は下記の通りであって、
記のように前記下方限界を画成しており、
に沿った各部位(A,B,C,D,E)の位置を表して
おり、 −前記上方限界の各部位(F,G,H,I,J)の座標
は下記の通りであって、
記のように前記上方限界を画成しており、
に沿った各部位(F,G,H,I,J)の位置を表して
いることが有利である。
界(FGHIJ)との間に、座標が下記のように表され
る部位(P,Q,R,S,T)により好適な曲線(PQ
RST)が形成されており、
のように前記曲線(PQRST)を形成しており、
に沿った前記部位(P,Q,R,S,T)の各位置を表
している。
を制御する制御則が、下方限界(A’B’C’D’
E’)と上方限界(F’G’H’I’H’)の間にあ
り、 −前記下方限界の各部位(A’,B’,C’,D’,
E’)の座標は下記の通りであって、
ラインが下記のように前記下方限界を画成しており、
は、前記羽根に沿った各部位(A’,B’,C’,
D’,E’)の位置を表しており、 −前記上方限界の各部位(F’,G’,H’,I’,
J’)の座標は下記の通りであって、
ラインが下記のように前記上方限界を画成しており、
は、前記羽根に沿った各部位(F’,G’,H’,
I’,J’)の位置を表している。
前記上方限界(F’G’H’I’J’)との間に、座標
が下記のように表される部位(P’,Q’,R’,
S’,T’)により好適な曲線(P’Q’R’S’
T’)が形成されており、
インが下記のように前記曲線(P’Q’R’S’T’)
を形成しており、
は、前記羽根に沿った各部位(P’,Q’,R’,
S’,T’)の位置を表している。
4領域のそれぞれについての変化を制御する制御則の変
数が、一方では、平均翼弦長Lバーに対する各基本横断
面の翼弦長Lにおいて、他方では、各基本横断面の圧力
中心のピッチ変化軸からのオフセットY’fにおいて、
前記羽根の全体的圧力中心が、多かれ少なかれ前記ピッ
チ変化軸上に位置していることを確実にしていることが
有利である。
する制限則は、翼端における翼形の圧力中心が羽根の根
元部分よりかなり低くなるようにしている。従って、一
つの羽根の翼端により発生した周辺の渦は、後続の羽根
からかなり離れており、この結果、特にホバリング飛行
において、相互作用の強さを低減する。これは、特にホ
バリングと低速飛行において、ロータにより吸収される
出力の明確な減少となっている。
化を制御する制御則が、下方限界(A”B”C”D”及
びE”)と上方限界(F”,G”,H”,I”,J”)
との間にあり、 −前記下方限界の各部位(A”,B”,C”,D”,
E”)の座標は下記の通りであって、
ラインが下記のように前記下方限界(A”B”C”D”
E”)を画成しており、
は、前記羽根に沿った各部位(A”,B”,C”,
D”,E”)の位置を表しており、 −前記上方限界の各部位(F”,G”,H”,I”,
J”)の座標は下記の通りであって、
ラインが下記のように前記上方限界(F”G”H”I”
J”)を画成しており、
は、前記羽根に沿った各部位(F”,G”,H”,
I”,J”)の位置を表している。
前記上方限界(F”G”H”I”J”)との間に、座標
が下記のように表される部位(P”,Q”,R”,
S”,T”)により好適な座標(P”Q”R”S”
T”)が形成されており、
インが下記のように前記曲線(P”Q”R”S”T”)
を形成しており、
は、前記羽根に沿った各部位(P”,Q”,R”,
S”,T”)の位置を表している。
化を制御する制御則が、下方限界(UVW)と上方限界
(XYZ)の間にあり、 −前記下方限界の各部位(U,V,W)の座標は下記の
通りであって、
に前記下方限界を画成しており、
位(U,V,W)の位置を表しており、 −前記上方限界の各部位(X,Y,Z)の座標が下記の
通りであって、
に前記上方限界(XYZ)を画成しており、
位(X,Y,Z)の位置を表している。
(XYZ)との間に、座標が下記の通りである部位
(K,L,M)により好適な曲線(KLM)が形成され
ており、
に前記曲線(KLM)を画成しており、
位(K,L,M)の位置を表している。
るかを理解するのを容易にするであろう。これらの図面
において、同一参照番号は、同様な構成要素を示す。
退翼端付きの羽根1は、ロータの一部を形成しており、
ハブ2はそれだけが図示され、他の羽根は示されていな
い。羽根1は、従来のように、羽根の関節及び保持部材
3、特に、ピッチ変化軸として知られた軸4の回りで羽
根のピッチを変化するピッチ変化関節により、ハブ2へ
接続されている。
と共に、連続した基本横断面で形成されており、その基
本横断面7の一つが図1に示されている。各基本横断面
7は、該横断面をハブの回転の軸心2Aから離隔してい
る距離rにより識別され、形成された翼弦の翼形Lと圧
力中心(空気力学的揚力の変化が加えられる点)を有
し、羽根の長手方向翼幅に沿った圧力中心の“曲線”
は、図2に符号8で示されている。圧力中心と基本横断
面に対して直角なピッチ変化軸4との間のオフセットも
しくは偏倚は、図2において一層はっきり分かるよう
に、羽根のスウィープを決定する。
る幾何学的な形状もしくは構造については、後から説明
する。
の中心である正規直交の三面体であるとして選択され
る。
は、第1座標が回転中心0から測定された半径rと一致
することを意味する。軸OXと直交する第2軸OYは、
角度設定と任意に前縁5へ向かう点との基準方向を構成
する。第3軸OZは、軸OX及びOZと任意に上方への
点(翼形の背側へ向かう)とにより形成された平面と直
交している。この三面体は、ロータが反時計回りで回転
するならば、正しい設定である。しかし、本発明は、時
計方向に回転するロータについても明らかに有効であ
る。
OX,OY面のように呼称する)は、構造面又は基準面
と呼ばれる。OX,OY面は、羽根のゼロ揚力の面と一
致するように選択される。羽根領域(羽根の外被)は、
全て相互に平行で、OX,OZ面と平行で、かつピッチ
変化軸OXと直交している、平坦な基本横断面7の集合
により形成されている。
点)とR(翼端又は羽根の外側端部)との間のその半径
r(軸OYからのその断面の距離)により識別すること
ができる。
は、特に、特許FR−2 689 852号明細書から広
く知られている。
これらの領域は、以降に説明する特別な分類を必要とす
る捩れと相対厚さとに関係なく説明することができる。
これらの領域は次の通りである。 −第1領域、これは、実際の羽根部分の始点から、全半
径Rのほぼ66%に位置した断面R1まで延びている。 −第2領域、これは、断面R1から全半径Rの約85%
に位置した断面R2間で延びている。 −第3領域、これは、断面R2から全半径Rの93%〜
97%の間に位置した断面R3まで延びている。 −第4領域、これは、断面R3から羽根の翼端(半径
R)まで延びている。
て、翼弦長Lは、前記第1領域においてほぼ線形に増加
し、前記第2領域において最大でかつ一定であり、前記
第3領域において線形に減少し、前記第4領域において
放物線関数に従って減少し、この領域が、第3領域と接
触する境界において翼弦の変化率で連続性の条件に適合
し、前記第1領域においてピッチ変化軸からの圧力中心
のオフセットY’fが正で、距離rに比例して増加し、
前記第2領域において最大でかつ一定であり、前記第3
領域において線形に減少して、負になり、その結果、ス
ウィープ角Λは、後方へほぼ25゜に等しい一定値を維
持し、前記第4領域において放物線関数に従って減少
し、先端においてその最低の負の値に達するまで、この
領域が第3領域と接触する境界においてスウィープ角Λ
の連続性の基準を満足する。
制御する制御則が、次の下方限界及び上方限界の間にあ
ることが有利である。即ち、 −点もしくは部位A,B,C,D及びEの座標が、次の
通りである下方限界ABCDE。
次の通りであり、
B,C,D及びEの位置を表している。 −点F,G,H,I及びJの座標が、次の通りである上
方限界FGHIJ。
通りであり、
G,H,I及びJの各位置を表す。
CDEと上方限界FGHIJとの間に、好適な曲線が、
座標が次の表のような点P,Q,R,S及びTにより形
成される。
通りである。
Q,R,S及びTの位置を表す。
中心のオフセットの変化を制御する制御則が、次の下方
限界及び上方限界の間にあることが有利である。 −点A’,B’,C’,D’及びE’の座標が、次の通
りである下方限界A’B’C’D’E’。
線は、次の表の通りである、
沿ったA’,B’,C’,D’及びE’の各位置を表
す。 −点F’,G’,H’I’及びJ’の座標が、次の表の
通りである上方限界F’G’H’I’J’。
線は、次の表の通りであり、
沿ったF’,G’,H’,I’及びJ’の各位置を表
す。
F’G’H’I’J’との間に、図4に示されているよ
うに、好適な曲線が、座標が次の表の通りである点
P’,Q’,R’,S’及びT’により形成されてい
る。
線は、次の表の通りである、
沿ったP’,Q’,R’,S’及びT’の各位置を表
す。
記長手方向の長さに沿った変化を制御する制御則の変数
は、一方では、平均翼弦Lに対する各基本横断面の翼弦
長Lにおいて、他方では、ピッチ変化軸からの各基本横
断面の圧力中心のオフセットY’fにおいて、前記羽根
の全体の圧力中心が、多かれ少なかれピッチ変化軸上に
位置付けられることを確実にする。
心の垂直オフセットの変化Zv/Rを制御する制御則
は、次の限界の間にある。即ち、 −点A”,B”,C”,D”及びE”の座標が、次の表
の通りであるような下方限界A”B”C”D”及び
E”。
線は、次の表の通りであり、
沿ったA”,B”,C”,D”及びE”の位置を表して
いる。 −点F”,G”,H”,I”及びJ”の座標が、次の通
りである上方限界。
線は、次の表の通りであり、
沿ったF”,G”,H”,I”及びJ”の各位置を表
す。
F”G”H”I”J”との間に、図5に示されているよ
うに、好適な曲線が、座標が次の表のような点P”,
Q”,R”,S”及びT”により形成される。
線は、次の表の通りであり、
沿ったP”,Q”,R”,S”及びT”の位置を表す。
羽根の翼端との間に、多かれ少なかれ−8゜〜−14゜
の全振幅を有する線形の空気力学的捩れが加えられる。
一般的慣習に合わせて、翼端の基本横断面の前縁が、中
心により近く配置された基本横断面の前縁より低い場
合、この捩れは、負であると呼ばれる。基準翼形に対し
測定された、各基本横断面の幾何学的角度設定を得るた
めに、フランス国特許FR−2 689 852号明細書
に詳細に説明されているように、当該翼形の無揚力迎え
角を空気力学的捩れに加えることが必要である。
における翼弦の減少により、従来の羽根と少なくとも等
価である捩れ剛性を維持するため、相対厚さを14%よ
り大きく増加することが必要であることを、本発明は証
明している。それにもかかわらず、16%が超えられな
いならば、これは、揚力能力の劣化を避け、空気力学的
抗力を増加させようとするものである。相対厚さは、翼
弦が一層小さい羽根領域において、14〜16%の間に
維持されることが必要である。しかし、翼幅の40%の
ところに位置する基本横断面を超えると、翼弦は大きく
なり、空気の圧縮の有害な影響を遅らせるために、相対
厚さは減少し始める。
速飛行中に前進しているとき、最小にされなければなら
ない。本発明による形状は、相対厚さが翼端で8%を超
えない翼形を使用している。しかし、この厚さは、6%
以下に減少してはならず、これは、翼端が後退している
とき、更に必要とされる十分な揚力能力を維持するため
である。
で、相対厚さは、多少線形に減少する。羽根を二つだけ
に分けることは、この変化を説明するのに十分である。
相対厚さe/Lの変化を制御する制御則は、次の限界の
間にある。−点U,V及びWの座標が次の表の通りであ
る下方限界UVW。
通りであり、
位置を表す。 −点X,Y及びZの座標が次の表の通りである上方限界
XYZ。
通りであり、
位置を表す。
に、好適な曲線が、その座標が次の表の通りである点
K,L及びMにより形成されている。
通りであり、
位置を表す。
斜視図である。
示す図である。
を示す曲線である。
フセットの変化を示す曲線である。
を示す曲線である。
ある。
部材、4…軸心(OX軸)、5…羽根の前縁、6…羽根
の後縁、7…羽根の基本横断面、8…圧力中心、L…翼
弦、R…羽根の全半径、r…羽根の根元からの基本横断
面の距離、2A…ハブの回転中心、OX…ピッチ変化
軸、OY…OXと直交する軸、OZ…OXと直交する
軸。
Claims (10)
- 【請求項1】 航空機回転翼のための後退翼端付きの羽
根であって、該羽根は、同羽根に接続されるハブ(2)
を有するロータの一部を形成するように設計されてお
り、該ロータは、前記ハブの軸心回りに回転可能であ
り、前記羽根(1)は、前縁(5)と後縁(6)とを有
すると共に、連続する基本横断面(7)から形成されて
おり、該連続する基本横断面は、該基本横断面のそれぞ
れを前記ハブの回転の軸心から隔てる距離(r)により
識別されると共に、各基本横断面が確定された翼弦形状
と圧力中心とを有し、各基本横断面に対して直交するピ
ッチ変化軸からの該圧力中心のオフセットが前記羽根の
スウィープを決定する前記羽根において、 該羽根(1)は、その長手方向の長さに沿って4つの領
域に細分すると、前記羽根の内側縁部(R0)から、前
記ハブの回転の軸心から測定して前記羽根の全長に沿っ
て距離のほぼ66%のところに位置した第1断面(R
1)まで延びる第1領域と、前記第1断面(R1)か
ら、前記羽根の全長に沿った距離のほぼ85%のところ
に位置した第2断面(R2)まで延びる第2領域と、該
第2断面(R2)から、前記羽根の全長に沿った距離の
93%〜97%の間のところに位置した第3断面(R
3)まで延びる第3領域と、該第3断面(R3)から、
前記羽根の自由な外側縁部(R)まで延びる第4領域と
からなり、翼弦長(L)は、前記第1領域においてほぼ
線形に増大し、前記第2領域において最大で一定であ
り、前記第3領域において線形に減少し、前記第4領域
において放物線関数に従って減少し、該第4領域が前記
第3領域と接する境界において翼弦変化率の連続性の条
件を満足し、前記第1領域における前記ピッチ変化軸か
らの前記圧力中心のオフセット(Y'f)が正で、前記距
離(r)に比例して増加し、前記第2領域において最大
で一定であり、前記第3領域において線形に減少して負
になり、その結果、スウィープ角(Λ)が後方へ25゜
のほぼ等しい一定値を保持し、かつ前記第4領域におい
て放物線関数に従って減少し、該第4領域が前記第3領
域と接する境界においてスウィープ角(Λ)の連続性の
条件を満足することを特徴とする航空機回転翼のための
後退翼端付きの羽根。 - 【請求項2】 前記翼弦長の変化を制御する制御則が、
下方限界(ABCDE)と上方限界(FGHIJ)の間
にあり、 −前記下方限界の各部位(A,B,C,D,E)の座標
は下記の通りであって、 【表1】 前記部位(A,B,C,D,E)を結合するラインが下
記のように前記下方限界を画成しており、 【表2】 ここで、Ra,Rb,Rc,Rd及びReは、前記羽根
に沿った各部位(A,B,C,D,E)の位置を表して
おり、 −前記上方限界の各部位(F,G,H,I,J)の座標
は下記の通りであって、 【表3】 前記部位(F,G,H,I,J)を結合するラインが下
記のように前記上方限界を画成しており、 【表4】 ここで、Rf,Rg,Rh,Ri及びRjは、前記羽根
に沿った各部位(F,G,H,I,J)の位置を表して
いる請求項1に記載の羽根。 - 【請求項3】 前記下方限界(ABCDE)と前記上方
限界(FGHIJ)との間に、座標が下記のように表さ
れる部位(P,Q,R,S,T)により好適な曲線(P
QRST)が形成されており、 【表5】 該部位(P,Q,R,S,T)を結合するラインが下記
のように前記曲線(PQRST)を形成しており、 【表6】 ここで、Rp,Rq,Rr,Rs及びRtは、前記羽根
に沿った前記部位(P,Q,R,S,T)の各位置を表
している請求項2に記載の羽根。 - 【請求項4】 前記圧力中心のオフセットの変化を制御
する制御則が、下方限界(A’B’C’D’E’)と上
方限界(F’G’H’I’H’)の間にあり、 −前記下方限界の各部位(A’,B’,C’,D’,
E’)の座標は下記の通りであって、 【表7】 前記部位(A’,B’,C’,D’,E’)を結合する
ラインが下記のように前記下方限界を画成しており、 【表8】 ここで、Ra’,Rb’,Rc’,Rd’及びRe’
は、前記羽根に沿った各部位(A’,B’,C’,
D’,E’)の位置を表しており、 −前記上方限界の各部位(F’,G’,H’,I’,
J’)の座標は下記の通りであって、 【表9】 前記部位(F’,G’,H’,I’,J’)を結合する
ラインが下記のように前記上方限界を画成しており、 【表10】 ここで、Rf’,Rg’,Rh’,Ri’及びRj’
は、前記羽根に沿った各部位(F’,G’,H’,
I’,J’)の位置を表している請求項1に記載の羽
根。 - 【請求項5】 前記下方限界(A’B’C’D’E’)
と前記上方限界(F’G’H’I’J’)との間に、座
標が下記のように表される部位(P’,Q’,R’,
S’,T’)により好適な曲線(P’Q’R’S’
T’)が形成されており、 【表11】 該部位(P’,Q’,R’,S’,T’)を結合するラ
インが下記のように前記曲線(P’Q’R’S’T’)
を形成しており、 【表12】 ここで、Rp’,Rq’,Rr’,Rs’及びRt’
は、前記羽根に沿った各部位(P’,Q’,R’,
S’,T’)の位置を表している請求項4に記載の羽
根。 - 【請求項6】 前記長手方向の長さに沿い、前記第1〜
第4領域のそれぞれについての変化を制御する制御則の
変数が、一方では、平均翼弦長Lバーに対する各基本横
断面の翼弦長Lにおいて、他方では、各基本横断面の圧
力中心のピッチ変化軸からのオフセットY’fにおい
て、前記羽根の全体的圧力中心が、多かれ少なかれ前記
ピッチ変化軸上に位置していることを確実にしている請
求項1に記載の羽根。 - 【請求項7】 前記圧力中心の垂直移動Zv/Rの変化
を制御する制御則が、下方限界(A”B”C”D”及び
E”)と上方限界(F”,G”,H”,I”,J”)と
の間にあり、 −前記下方限界の各部位(A”,B”,C”,D”,
E”)の座標は下記の通りであって、 【表13】 前記部位(A”,B”,C”,D”,E”)を結合する
ラインが下記のように前記下方限界(A”B”C”D”
E”)を画成しており、 【表14】 ここで、Ra”,Rb”,Rc”,Rd”及びRe”
は、前記羽根に沿った各部位(A”,B”,C”,
D”,E”)の位置を表しており、 −前記上方限界の各部位(F”,G”,H”,I”,
J”)の座標は下記の通りであって、 【表15】 前記部位(F”,G”,H”,I”,J”)を結合する
ラインが下記のように前記上方限界(F”G”H”I”
J”)を画成しており、 【表16】 ここで、Rf”,Rg”,Rh”,Ri”及びRj”
は、前記羽根に沿った各部位(F”,G”,H”,
I”,J”)の位置を表している請求項1に記載の羽
根。 - 【請求項8】 前記下方限界(A”B”C”D”E”)
と前記上方限界(F”G”H”I”J”)との間に、座
標が下記のように表される部位(P”,Q”,R”,
S”,T”)により好適な座標(P”Q”R”S”
T”)が形成されており、 【表17】 該部位(P”,Q”,R”,S”,T”)を結合するラ
インが下記のように前記曲線(P”Q”R”S”T”)
を形成しており、 【表18】 ここで、Rp”,Rq”,Rr”,Rs”及びRt”
は、前記羽根に沿った各部位(P”,Q”,R”,
S”,T”)の位置を表している請求項7に記載の羽
根。 - 【請求項9】 各基本横断面の相対厚さe/Lの変化を
制御する制御則が、下方限界(UVW)と上方限界(X
YZ)の間にあり、 −前記下方限界の各部位(U,V,W)の座標は下記の
通りであって、 【表19】 前記部位(U,V,W)を結合するラインが下記のよう
に前記下方限界を画成しており、 【表20】 ここで、Ru,Rv及びRwは、前記羽根に沿った各部
位(U,V,W)の位置を表しており、 −前記上方限界の各部位(X,Y,Z)の座標が下記の
通りであって、 【表21】 前記部位(X,Y,Z)を結合するラインが下記のよう
に前記上方限界(XYZ)を画成しており、 【表22】 ここで、Rx,Ry及びRzは、前記羽根に沿った各部
位(X,Y,Z)の位置を表している請求項1に記載の
羽根。 - 【請求項10】 前記下方限界(UVW)と前記上方限
界(XYZ)との間に、座標が下記の通りである部位
(K,L,M)により好適な曲線(KLM)が形成され
ており、 【表23】 前記部位(K,L,M)を結合するラインが下記のよう
に前記曲線(KLM)を画成しており、 【表24】 ここで、Rk,Rl及びRmは、前記羽根に沿った各部
位(K,L,M)の位置を表している請求項9に記載の
羽根。
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