JPS58134017A - 経鼻用医薬組成物 - Google Patents

経鼻用医薬組成物

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JPS58134017A
JPS58134017A JP58015392A JP1539283A JPS58134017A JP S58134017 A JPS58134017 A JP S58134017A JP 58015392 A JP58015392 A JP 58015392A JP 1539283 A JP1539283 A JP 1539283A JP S58134017 A JPS58134017 A JP S58134017A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は経鼻用医薬組成物に関する。
′A管支作用剤やホルモンのような全身的吸収が必要な
薬理学的有効成分を経鼻的に投与することは以111か
ら知られている(ズッカーらIIA[7アルマツオイテ
イツシエ・テクノロジー(Pharmazeu−tis
cheTechnoloBie)J 722−729頁
(1978年)ゲオルグ・ティーメ・7工ルラーク社発
行)。薬理学的有効成分の経鼻的全身性投与は他の投り
、経路に比べ顕著な利点を有する。たとえば、該有効成
分は鼻粘膜を通って吸収されたのち、直接血7を中に入
るので、・血液中で直ちに生理学的効果を発揮し、治療
的俸$:をもたらす。経鼻的投与に適した渦状または粒
径の液体または粉末スプレー状態において該有効成分の
正確な用量を与える、使用:こ便利な点鼻用エヤロゾル
アプリケー′ターも市販されている。しかしなが1薬理
学的有効成分の全身的投与を経鼻的に行うことは今なお
例外的である。
イギリス特許第1592563号明細書は成る種のニル
ゴツト環状ペプタイドアルカロイドが経鼻的に有利に投
与されることを開示している。ジヒドロエルゴタミンは
、特に粉末または液体の状態において経鼻用医薬組成物
として適当なスプレー状態で投与出来ることも開示され
ている。そこに開示されている代表的な経鼻用医薬組成
物はm1当りジヒドロエルゴタミンメシレ〜)4mg、
エタノール50mgおよびグリセリン150岡を含有す
る水溶液であって、この組成物を以下1参考液(Ref
erenee 5olution)Jと呼ぶ。
経鼻用に処方された医薬組成物は伝流な臨床的用途にお
いて不満足な場合が少くない。たとえばそのような組成
物は長期゛にわたる安定性に乏しく、患者によく受は入
れられないことがある。好ましくない非受容性の重要な
原因は組成物の構成分、恐らく有効成分が線毛機能を低
下させることによるものであろう。
空気通路の線毛は顕微鏡で観察すると長さ約7μ、i7
+径約1〜3μの毛髪様構造を有している。
これらの線毛は鼻あるいは気管中において粘膜表面層の
上に存在する。線毛は37°Cにおいて毎分約300〜
900サイクルの脈動を伴った波状運動を行い、粘液を
塵埃粉末やその他の外的物質と共に鼻孔に連絡する後鼻
孔の通路方向へ送り出す。
粒子および外的物質はこのようにして喚下されるか、ク
シャミにより外部へ放出される。粘液層は成る種の動物
においては毎分約2〜10開の速度で移動する。アメリ
カン・レビュー・オブ・レスピレイトリー・ディシーズ
(American Reviewor R(lr、p
iratory Disease)、 106巻438
頁(15377年)に報告された7ングーセンらの研究
によれば、一群の人間において平均的粘液移動速度は毎
5k 4 、8 mmであることが見出されている。こ
れには個人差があり、毎分()〜23.6mmの間でバ
ラツキを見せている。このようなことがら線毛機能を低
下させる物質は身体の主要な保護的機能の一つと抵触す
ることが理解出来るであろう。経鼻的に投与された有効
成分が線毛機能を抑制する程度は動物の線毛気管を使用
するたとえばイン・ビトロの標準テストによって観察さ
れ得る。再現性のある鋭敏なテストの代表例として次の
ものを挙げることカー出来る。モルモットまたはウサギ
を屠殺してか呟直ちに気管または鼻中隔を採取する。こ
れを23℃において生理学的にバランスのとれた血清(
グルベツコ(Dulbecco))に浸し、環状の切片
たとえば3個の気管輪をとり、線毛上皮をけずり落す。
一つの特定の点における線毛の脈動なエル・シェバンス
らの原理(アクタ・オトラリンク(Aeta Otol
aryng)、70巻16−28頁(1970年))に
従ってミクロホト・オスシログラフィー技術により測定
する。この測定法によって線毛を観察し、500倍に拡
大する。脈動の変化は線毛機能の変化を示す。
成る種の薬理学的有効成分、特にジヒドロエルゴタミン
は線毛機能を低下せしめる。すなわち、「参考液」また
はml 当9ジヒドロエルゴタミンメシレー)4mgを
含む水溶液約0.1〜0.3mlを投与すると、投与後
2分間以内に線毛脈動が非可逆的に低ドする。
本発明者らは線毛機能を」二昇せしめ得る非毒性剤、た
とえば上記のテストにおいて線毛の脈動を」−碧せしめ
得るキサンチンのような薬剤が、医薬組成物における他
の構成分の線毛機能低下効果を少くとも部分的に妨害す
るために用いられることが出来、その結果臨床的使用に
充分耐え得る経鼻用医薬組成物を提供する事実を見出し
た。
従って、本発明は薬理学的有効成分および必要に応し池
の成分を含有し、該有効成分または池の成分が副作用と
して線毛機能を低下せしめ得るものであり、これに加え
線毛機能を上昇せしめ得る非毒性剤を含有して成る経鼻
用医薬組成物を提供するものである。   l“ また、本発明は線毛Satを低下せしめ得る薬理11:
: 学的有効成分と線毛機能をE昇せしめ得る非毒性剤との
経鼻的同時投与を提供するものである。なおまた、本発
明は線毛機能を上昇せしめ檜γる非毒性剤と共に鼻粘膜
などに投与することを特徴とする線毛機能を低下せしめ
得る薬理学的有効成分を経鼻的に投与する方法を提供す
るものである。更にまた、本発明はノヒドロエルゴタミ
ンと線毛機能を上昇せしめ得る非毒性剤とを含む経鼻用
医薬組成物を提供するものである。このような経鼻用医
薬組成物は液体または粉末の状態にあることが好ましい
。
線毛機能を上昇せしめ得る薬剤はイン・ビF口・テスト
たとえば上記のテストによって決定することが出来、投
与後20分間で20%もしくはそれ以上の繊毛機能の上
昇を示すものが適当である。
かかる薬剤の選択はそれが薬理学的に受容し得るもので
ある限り特に限定!れない。組成物中における線毛機能
を上昇せしめ得る薬剤の量は線毛機能を低下せしめ得る
他の―、構成分鼠、該薬剤の溶、:1 解性、該構成分の線毛機能1を上昇せしめ得る程度1′
。
などに依存する。組成物中における線毛機能を上昇せし
め得る薬剤の好ましい量は常套の実験たとえば上記した
イン・ビトロ・テストによって決定することが出来る。
キサンチン類は、たとえば薬理学的有効成分によって惹
起された線毛機能の低下に対し拮抗的に働く。本発明者
らはこのようなキサンチン類が経鼻的投与に充分耐え得
るものであることを見出した。また、このようなキサン
チン類を含む経鼻用医薬組成物は受容し得る浸透度とp
Hにおいて分解、沈殿、変色等に耐え得る液体溶液とし
て構成され、かつ容易に滅菌され得ることも見出された
。
他の面において、本発明はキサンチン類と線毛機能を低
下せしめ得る薬理学的有効成分とを経鼻的にかつ同時的
に投与することを提供するものである。さらにまた池の
面において、本発明は肴サンチン類と共に投与すること
を特徴とする線毛機能を低下せしめ得る薬理学的有効成
分とキサンチン類とを経鼻的にかつ全身的に投与する方
法を提供するものである。さらにまた、他の局面におい
て、本発明は線毛機能を低下せしめ得る薬理学的有効成
分とキサンチンとを含む経鼻的医薬組成物を提供するも
のである。
薬理学的有効成分は、たとえば鼻粘膜を通って全身的に
吸収され、体内の循環系に入り得るものであってよい。
もちろん、かかる有効成分は非毒性のものでなければは
らない。本発明は特に上記したイン・ビトロ・テストに
おいて顕著に線毛機能を抑制するもの、たとえば投与後
20分間で線毛の脈動を50%もしくはそれ以上低下せ
しめ得る有効成分の使用に過している。上記しすこよい
二、薬理学的有効成分は好ましくはイギリス特許第15
92563号に示された式rlJのエルゴ7)環状ペビ
チドアルカロイドであり、特にジヒドロエルゴタミンが
好ましい。
該有効成分は遊離塩基の形で投与されてもよく、また薬
理学的に許容し得る酸付可塩たとえばメシレートの形で
投与されてもよい。一般にこのような塩は遊離塩基自体
と同程度の活性を示す。たとえばジヒドロエルゴタミン
はメシレートの形で投与されてよい。
薬理学的有効成分によって発揮される治療効果について
は特に制限はない、経鼻的に投与したのち、該有効成分
の血中濃度が急激に上昇する事実に鑑み、本発明の経鼻
用医薬組成物は直立性血圧降士症や偏頭痛の如(特に迅
速な処置を必要と蚤。
れる条件下で投薬されるような薬剤の投与に適している
。
投r3−される薬理学的有効成分の用量は当然のことな
がら、その種類によって異なる。一般に満足すべき投与
量は該有効成分の治療的有効量を注射することによって
得られうるのと同程度の生理学的効果または治療効果が
達成される。しばしば経鼻釣設15.は経口的に与えら
れる投与量よりも少鼠で同時の効果を達成することが出
来、たとえば経鼻的投与量は経口投与量の0.5〜0.
01倍であくでよい。たとえばジヒドロエルゴタミンI
Bを経S的に投与すると、これを経口的に10mB投与
したのと同程度の効果(バイオアベイラビリティ−試験
または手の琴、脈の血管収縮試験による)が得られる。
ジヒドロエルゴタミンに対して経鼻的に好ましい投与量
は0.25〜5Bの範囲である。
当然のことながら有効成分の用量は副作用方f認められ
る程大なるものであってはならないし、また111作用
が生ずる程の多い頻度で投与されるものであってもなら
ない。
キサンチン類における種類の選択について特に制限はな
い。いかなるキサンチン類でもよいが、たと乏ば式: %式% [式中、R1、R2およびR1はそれぞれ水素またはC
,−C,、アルキルである。1 で示されるものが使用され得る。
このキサンチン類は一般に公知である。適当なえサンチ
ン類の例左してはテオフィリンがあり、特に好ましいも
のとしてカフェインが挙げられる。
−回の用量で投門されるべきキサンチン類もしくはその
他の線毛機能を上昇せしめ得る薬剤の正確な量は組成物
中に存在する線毛機能を低fせしめ1:する薬理学的有
効成分または他の構成分の効力に依存する。有効成分と
キサンチン類もしくは池の@、@IfI&能を上昇せし
め得る薬剤との比は広範囲内で変化し、常套の実験法に
よって決定され得る。
適当な割合は約0.01:1〜]O:1である。キサン
チン類もしくはその他の線毛機能を」二昇せしめ得る薬
剤は曲記したイン・ビトロの線毛機能テストにおいて投
与後20分間以内に線毛機能を」二昇せしめて(未処理
の線毛の)基礎的な値の50〜1(’11)%以内にす
ることの出来る最少量を使用するのが好ましい。満足な
結果は一回用量当すキサンチン類を1〜5+oH投与す
ることによって得られる。
経鼻用医薬組成物はリットル当りたとえばジヒドロエル
ゴタミンを4g含む液体中においてキサンチン類を約0
.2〜2%(重量)、好ましくは0゜5−2%含むのが
望ましい。
経鼻的スプレーは線毛粘膜に対し等張的であるかもしく
は僅かに高張な状態で投与するのが望ましい。便宜的に
はスプレーを与える液体の浸透圧がリットル当り約20
0〜600輸Osm、特に280〜360m05mであ
ってよい。望ましい浸透圧は常会の非毒性等張剤を加え
ることによって得られうる。たとえば食塩が用いられて
よい。好ましくは非毒性の糖、特にグルツースが用いら
れてよい。
存在すべb#毒性等張剤の量は個々の等張剤の浸透ノJ
ならびに組成物中に存在する他の成分の浸透圧に依存す
る。キサンチン類もしくはその池の線毛機能を上昇せし
め得る薬剤と等張剤の重量比はたとえば約1:0.05
〜1:10である。
糖については一回用量当り約10〜5olIIgが典型
的な使用量である。線毛機能を上昇せしめ得る薬剤と糖
の重量比はたとえば約1:1〜1’ニー10であってよ
い。これは液体組成物において約1〜10%、たとえば
2.5〜5%に相当する。食塩について云えば、繊毛機
能を上昇せしめ得る薬剤と食塩の適当な重量比は、たと
えば約1:0.S〜1:1である。液体組成物の場合好
ましい濃度は約0.5〜1.2%である。
本発明の経鼻用医薬組成物は液体の形態にありてもよい
。この場合水のような溶媒が使用され得る。これ(こ加
えてプロピレングライコールのような強;8媒が存在し
てもよく、その濃度は10%以下、たとえば0.1〜1
0%が普通である。該組成物は好ましくは水溶液の形態
をとる。また、懸濁液あるいは水中油型の乳剤の形態で
あってもより1い 必要な場合には、本発明の経鼻用医薬組成物は粉末の形
態をとってもよい。好ましくは該粉末は粘膜に接触した
とき、迅速に溶解するように処方されている。該粉末は
便宜的には無定形であり、結晶が存在する場合には極め
て小さな粒径であるべきである。必要に応じ、経鼻用医
薬組成物に用いられ得る他の助剤が使用されてよい。存
在し得る池の助剤の選択は傘定性、受容性その他種々の
ファクターによって決定される。若干の助剤の影1ト 響については文献たとえばファン・ド・トンクら1フア
ーストやユアロピ7ン・コンブレス拳パイオフアーマシ
イ・アンド・7アルマフカイ譚テツクス(First 
European Congress Biophar
macyand PharmacokineLics)
 1981年4月1〜3日406〜413頁]に記載が
ある。たとえジメタ重硫酸ナトリウムまたはメチルパラ
ヒドロキシ安息香酸のような抗酸化剤または保存剤、好
ましくはベンゾアルフニウムクロライド、セチルピリジ
ニウムクロライド、フェノドデシニウムクロライド、安
息香酸ナトリウム、プロピオン酸ナトリウム、ソルビン
酸ナトリウムなどあるいは炭酸ガスや窒素ガスのような
保護性ガスが存在してもよ(1゜ 抗酸化剤または保存剤と線毛機能を上昇せしめ得る薬剤
の重量比はなるべく低く保持されるのが好ましく、たと
えば0.2:1〜0.02:1が望ましい、液体中の抗
酸化剤または保存剤の濃度はたとえば0.001〜θ′
2%である。必要ならばソ:・ ルビタンモノオレエエ゛トのような界面活性剤を使用し
てもよい。当然の三となから、医薬的助剤の使用量はな
るべく少量にするのが好ましく、液体網形をとる場合、
キサンチン類もしくは他の線毛機能を1−昇せしめ得る
薬剤の約5%以下が望ましtl。
経鼻用医薬組成物が固体の形態の場合には、不活性担木
が使用されてよく、その鼠はたとえば組成物の’:)1
.5〜85%程度であってよい。もちろんf;活性担体
を使用しなくてもよい。
本発明の経鼻用医薬組成物の最終の9Hは、ジヒドロエ
ルゴタミンの場合、好ましくは約3.5〜9、特に3.
5〜4.5である。望ましい9)1は緩衝系、たとえば
酢酸/酢酸ナトリウム、CO2/トICO,−またはH
PO,/H,POいPBSなどの存在によって達成され
てよい。
本発明の経鼻用医薬組成物は常套の方法によって調剤さ
れてよく、たとえば構成分を混合して水溶液とし、必要
に応じてこの溶液をろ過するがおよび/または常套の条
件下たとえば加熱下に殺菌することによって調製出来る
。粉末状態の医薬組成物が望まれる場合には好ましくは
該医薬組成物の冷JJI溶液を減圧下に置(ことによっ
て凍結乾燥物を製造する。
本発明の経鼻用医薬組成物は常套の方法に従って該組成
物のスプレーを製造出来るように構成された経鼻用スプ
レーアプリケーターに充填して使用する。空気、窒素、
7レオンのような炭化水素などの圧縮ガスもしくは超音
波手段がスプレーを提供するために使用されてよい。ア
プリケーターは本発明経鼻用医薬組成物の単位用量の充
分量を含む7ンプル、カプセルなどを収納できるよう:
こ構成されてよい。また、アンプルは経鼻用医薬組成物
の数滴を投与出来るように充分な容積たとえば0.5〜
10m1であってよい。多くの適当な経鼻用スプレーア
プリケーターが既に知られている。
たとえばエアロゾル・サービス・アー・デーから市販さ
れているミクロ・コンパツクやバロアス・ニス・ニーか
ら市販されているアプリケーターなとがあり、共に液体
スプレーを提供するのに使用され得る。7ンプルは経鼻
用スプレーアプリケーターに挿入する前に破壊されてよ
い。本発明経鼻用医薬組成物が液体である場合には、−
回用量において使用されるべき組成物の容積は広範囲内
で変化し得る。適当な容積は0.1〜0.2mlである
。
スプレーの粒径は好ましくは800μ以上、たとえば約
800〜1000μの範囲にある。本発明の経鼻用医薬
組成物が固体であるときは一回用lで投トiさるべき組
成物の容積ならびに粒径は広い範囲内において変化して
もよい。好ましくは該容積は約0,1mlであって、粒
径は約800〜100()μの範囲にある。
好ましい有効成分、たとえばジヒドロエルゴタミンの場
合、キサンチン類または線毛機能を低下せしめ得る池の
薬剤と該有効成分との割合は便宜上約1 :0.1〜1
:1である。好ましくは該医薬組成物はえサンチン類ま
たは線毛機能を上昇せしめ得る他の薬剤の約0.2〜2
%、たとえば0.5〜2%を含有する溶液の形に調製さ
れてよい。便宜的1こはグルコースが存在する。
□ 本発明の特に好ましい経鼻用医薬組成物はジヒドロエル
ゴタミンメシレー)0.4%、クルコース5%およびカ
フェイン1%を含む水溶液である。
この組成物を以下「組成物A」と云う。
本発明の経鼻用医薬組成物中におけるカフェインの粘膜
線毛効果はイン・ビトロないしイン・ビポの標準試験に
より決定されてよい。最も適切なイン・ビトb・テスト
の−っは既に上記した。池のテスト方法としてはたとえ
ばギレルム、イル・7アル? :l(1l F arm
aco) 1巻1〜18頁(1972年)に記載された
方法がある。線毛および粘液を含むヒツジまたはウサギ
の気管の一片を35°Cに温度をl!lff1iした平
板上に伸長せしめ、経鼻用医薬組成物を超音波エアロゾ
ルによってこの気管にスプレーする。このエアロゾルは
5分間にわたり毎分空気!当り1論1の溶液を噴霧出来
るものであった。スプレーノズルの直径は2〜4μであ
る。
線毛の脈動はギレルムら、フイジオロノ−(Physi
ol、)57巻725頁(1965年)の原理に基き7
オトオスシログラフ法によって測定される。このテスト
において本発明の組成物Aは線毛機能に対し極めて僅か
な効果を示したに止まった。
上記したシエバンスの方法により測定した結果の例は次
のとおりである。
さらに、イン・ビトロ・テストにおいてヒツジから得ら
れた粘膜気管の切片を横切って移動する速度をターナ−
ら編「7アーマコロジー(P harma−colog
y)42巻167−202頁(1971年)に記載され
たスクリーニング法によりバテイスタの原理に基いて検
討を行った。気管は温度を調節した室内に伸長状態で維
持される。粘膜を横切って一つの粒子が移動する速度を
約0.1〜0.2mlの経鼻用医薬組成物がスプレーさ
れた気管の面積を横切る場合について検討した。本発明
の組成物Aで得られて結゛果の一例を次に示す。
は該粒子の速度は僅かに低下するに止まった。
本発明の経鼻用医薬組成物の粘膜線毛性はイン・ビボ・
テストでも観察すること力咄来る。7ングーセンらアメ
リカン・レビュー・オフ゛・レスビレトリーケイシーズ
(Am、 Re5pir、D is、 )、110巻3
01〜305頁(1974年)の原理に従い、鼻の排液
を測定した。一つの実験においてサッカリン粒子(直径
0.4〜0.6a+m)を健康なボランティアの鼻粘膜
の上に置いた。すなわち鼻孔が最も透過性に富む上鼻道
の前方にある中甲介の領域に置いた。試験者が甘い感覚
を感するまでの時間を粘膜線毛移動時間として記録する
。経鼻用医薬組成物約0.13m1を鼻の中に噴霧する
。サッカリン粒子を3分後に鼻の中へ置く。5分後から
30秒毎に試験者に対し甘い感覚を経験したが否111 かを質問する。1.2・Δの試験者について得られた平
均値を次に示す。
AL:  l)  食塩9%水溶液: 2)スプレーし
てからけさを経験するまでの時間。
組成物Aは移動時間が僅かに減少したが顕著ではない。
一般にこの組成物は充分に受容され得るもので・あった
。鼻粘膜に僅がな一過性の刺激的感覚はプラシーボの場
合、12人の内1人の試験者について、組成物Aの場合
12人の内2人の試験者について観察された。他の予備
的試験者においては参考液が使用された。結果は次のと
おりであった。
計: 1)食塩9%水溶液; 2)スプレーしてからけ
さを経験するまでの時間。
移行時間における好ましくない40〜45%の二昇が観
察された。10人の試験者のうち4人について刺激が認
められた。また、10人の試験者のうち3人について血
管運動の不順(たどんば鼻ろう、閉鎖)が認められた。
さらに本発明経鼻用医薬組成物が治療効果を奏するに充
分な量において鼻粘膜に投手されたときでさえ吸収され
るキサンチン類の量は少くてよい。
たとえば二重盲臨床試験において、組成物Aの経鼻的ス
プレーを10人の健康なボランティアに対して行った。
2.6岡のカフェインに等しい量が投与された。予備試
験において血中に検出されたカフェインの量は次のとお
りであった。
人体中に検出されたカフェインの量は一杯のコーヒー(
たとえば50〜100闘のカフェインを含む)を飲んだ
ときに比べてそれよりも10〜20倍少かった。
本発明にかかる組成物の効力は常套の臨床試験により決
定されてよい。たとえば組成物Aを使用した臨床試験を
偏頭痛をもった患者について行った。
この試験は二重肖交差法により9人の患者について組成
物へとプラシーボを用いて行った。各患者について組成
物Aまたはブラシーポを1ケ月にわたって投Iiシた。
組成物への形態でシヒドロエルコタミン(1、5mBを
投与し得るかまたはブラシーボ洛液の同容積を投与し得
るように作られたスプレーアプリケーターを使用した。
偏頗通が始まったとき各患者に対して鼻孔から一定量を
投与した。
偏頭痛が起ったときにはさらに30毎に投与を行い、2
4時間以内に最大4回量を投与した。組成物へで処理さ
れた9人の患者のうち、7人が偏頭痛に灯し好ましい効
果を奏した。プラシーボを投□ Ijシた患者の場合には、ただ1人について若干の好ま
しい効果が認められた。この実験において得られた池の
データを総合すると次のとおりである。
これらの結果は偏頭痛発作に対し組成物Aが顕著に優れ
た結果を示すことを物語る。
全般的考察として、組成物Aの受容性は8人の患者にお
いて極めて優れており、1人の患者において良好であっ
た。
上記したように経鼻用医薬組成物は安定である。
この安定性は有効成分濃度を決定する標準の強制安定性
試験において測定することが出来る。組成物Aと参考液
を使用して得られた結果の一例を次表に示す、    
  ・□・ □ 上記の表に示されるように、組成物Aは全体として参考
液よりも顕著に安定であった。さらに他の試験tこおい
て、凍結乾燥物は50℃にお−)てすら優れた安定性を
有することが認められた。さらに他の安定性試験におい
て組成物Aまたは参考液10m1を充填した瓶に取付け
たビスYン経鼻用スプレーアプリケーターを用いて、充
填後11.21.31.61および91日目に0.13
m1のスプレーな生ぜしめた。スプレー発生後、瓶の中
に空気が吸込まれ、スプレー溶液と置換し、その結果空
気が組成物中の有効成分の分解を引起す可能性がある。
組成物Aの場合、ジヒドロエルゴタミンの濃度は91日
後でももとの値の約89%であった。参考液の場合、6
1日目においてジヒドロエルゴタミンの濃度はもとの値
の81%となり、91日目にはもとの値の66%となっ
た。従って、組成物Aの安定性は参考液のそれよりも顕
著に優れていると云うことが出来る。
なお、本明細書の記載において、全ての%と重量比は重
量によるものである。ただし、液体に関する%のときは
液体容積に対する重量の値を示す。
次の実施例は本発明をさらに詳細に説明するものである
。
害叛f牡 1、組成 構成分      1ml当り 10m1当りノヒドロ
エルゴタ  0.004g    40gミンメシレー
ト カフェイン     0.010g   100gグル
コニス     0.0’50g   500g水を加
えて    1箱1   10!とする 2、組成物の調製 水9 Qを炭酸ガスで飽和させ、カフェイン100gを
これに溶がし之゛次いでノヒドロエルゴタミンメシレー
) 40gを溶かす。攪拌しながらこれ111:。
にクルツース500gを加えて溶解させ、この間炭酸が
人による飽和を続ける。水を加えて1ONとし、この混
合物を炭酸ガスの存在下フイ′ルタ−3、アンプルに対
する充填 炭酸ガス気流下、アンプルに最大1mlの溶液を充填し
、オートクレーブ中121℃で5分間滅菌する。pHは
通常22℃において4,38から4.46である。
4、使用法 アンプルを開け、常套の経鼻用ディスペンサーに挿入す
る。このディスペンサーは各用量においてジヒドロエル
ゴタ、ミン0.Smgを含む溶i0.13m1をスプレ
ーすることが出来る。たとえば偏頭痛の予防あるいは処
置のためには、これを1日当り経鼻的に2〜4回投与す
ればよい。
特許出願人 サンド・アクチェンデゼルシャフト代理人
 弁理士青白 葆   外1名 ゛・1

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、薬理学的有効成分および必要に応じ他の成分を含有
    し、該有効成分または池の成分が副作用として線毛機能
    を低下せしめ得るものであり、これに加え線毛機能を上
    昇せしめ得る非毒性剤を含有して成る経鼻用医薬組成物
    。 2、該有効成分が線毛機能を低下せしめ得るものである
    前記第1項に記載の組成物。 コ(、該有効成分が全身的に作用するものである前記第
    1項または第2項に記載の組成物。 4、該有効成分がシヒドロエルゴタミンであり、非毒性
    剤が線毛機能を上昇せしめ得るものである前記第1項に
    記載の組成物。 5、:)ヒドロエルゴタミンがメシレートとして存在す
    る前記第4項に記載の組成物。 6、該有効成分と非毒性剤の重量比が0.1:1〜10
    :1である前記第1項〜第5項のいずれかに記載の組成
    物。 7、非毒性剤がキサンチンである前記第1項〜第6項の
    いずれかに記載の組成物。 8、キサンチンが式: [式中、R,、R2およびR1はそれぞれ水素またはC
    ,−C,oアルキルである。1 で示されるものである前記第7項に記載の組成物。 9、キサンチンがテオフィリンである前記1IS8項に
    記載の組成物。 10、キサンチンがカフェインである前記第8項に記載
    の組成−物。 比非毒性等張剤を含有する前記第1項〜第10項のいず
    れかに記載の組成物。 12、非毒性剤と等張剤の重量比が1 :0.05〜1
    :10であるii′i7記第11項第11項組成物。 1ニジ、等張剤が糖である前記第11項または第12項
    に記載の組成物。 14、糖がグルコースである前記第13項に記載の組成
    物。 15゜非毒性剤とグルコースの重量比が1:1〜1:1
    0である前記第14項に記載の組成物。 16、ノヒドロエルゴタミンメシレーシとカフェインを
    重量比1:0.1〜1:1の割合で含有し、かつグルコ
    ースを含有するiij記第1項に記載の組成物。 17、粉末の形態にある前記第1項〜第16項のいずれ
    か1こ記載の組成物。 1S、粉末の平均粒子径が800〜1000ミクロンて
    ゛ある前記第17項に記載の組成物。 19、11位投与形態にある前記第1項〜第18項のい
    ずれかに記載の組成物。 20、経鼻用スプレ+7ブリケーターに収納され1 ている前記vJ1項〜第19項のいずれかに記載の組成
    物。 21、液体の形態にある前記第1項〜第1℃項のいずれ
    かに記載の組成物。 22、溶液の形態にある前記第21項に記載の組成物。 23、浸透圧が280〜360 mo 5i11/ (
    !である前記@21項まtこは第22項に記載の組成物
    。 24、炭酸ガスで飽和された単位投与形態にある前記第
    21項〜第23項のいずれかに記載の組成物。 25、経鼻用スプレーアプリケータ−l:収納されてい
    る前記第21項〜第24項のν1ずれかに記載の組成物
    。 26、スプレーアプリケーターが直径800〜1000
    ミクロンの滴状スプレーを生成せしめるように作られて
    いる前記第25項に記載の組成物。 27、該有効成分を゛鼻粘膜に対しスプレーすることに
    よって投与する前記第1項〜第26項のり・ず、、1l
    ll:、 れかに記載の組成物。。 28、ジヒドロエルゴタミンを線毛機能を上昇せしめ得
    る非毒性剤と共に経鼻的に投与するための前記$1項〜
    第26項のいずれかに記載の組成物。 29、ジヒYロエルゴタミンを線毛機能を上昇せしめ得
    る非毒性剤と共に経鼻的l二投与して低血圧もしくは偏
    頭痛を処置するための前記第1項〜第26項のいずれか
    に記載の組成物。 30、ジヒドロエルゴタミンがメシレートとして存在す
    る前記第28項または第29項に記載の組成物。 31、線毛機能を上昇せしめ得る非毒性剤がキサンチン
    である前記第28項〜第30項のいずれかに記載の組成
    物。 33、キサンチンが式: 1式中、R1、R2およびR1はそれぞれ水素またはC
    ,−C,oアルキルである。1 で示されるものである前記第31項に記載の組成物。 33、キサンチンがテオフィリンである前記第32項に
    記載の組成物。 34、′kCサンチンがカフェインであるii′ij記
    第32項第32項組成物。 35、キサンチンの用量が1回当り2〜20mBである
    前記第32項〜第34項のいずれかに記載の組成物。 36、液状スプレーの形態で投与する前記第28項〜第
    35項のいずれかに記載の、組成物。 37、液体の浸透圧が280〜360 mosm/ (
    :である前記tlS36項に記載の組成物。 38、粉末スプレーの形態で投与する前記第28項〜第
    35項のいずれかに記載の組成物。 39、非毒性等張剤を同時に投与する前記第28項〜第
    38項のいずれかに記載の組成物。 40、等張剤が糖ぞある前記第39項に記載の組成物。 41、糖がグルコースである前記第4()項に記載の組
    成物。 42、糖の用量が1回当り約10〜100m8である1
    11記第41項に記載の組成物。 43.ジヒドロエルゴタミンの用量が1回当り0゜5〜
    5II1gである前記第28〜第42項のいずれかに記
    載の組成物。
JP58015392A 1982-02-01 1983-01-31 経鼻用医薬組成物 Granted JPS58134017A (ja)

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