JPS5814176B2 - 超低温冷凍コンテナによる冷凍輸送方法 - Google Patents
超低温冷凍コンテナによる冷凍輸送方法Info
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- JPS5814176B2 JPS5814176B2 JP54157846A JP15784679A JPS5814176B2 JP S5814176 B2 JPS5814176 B2 JP S5814176B2 JP 54157846 A JP54157846 A JP 54157846A JP 15784679 A JP15784679 A JP 15784679A JP S5814176 B2 JPS5814176 B2 JP S5814176B2
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- Japan
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- container
- fresh fish
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- freezing
- liquefied gas
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、超低温冷凍コンテナによる冷凍輸送方法に係
り、特に冷凍機と液化ガスの噴出機構とを備えた超低温
冷凍コンテナの運転操作方法を改善することにより鮮魚
類を効果的、且つ経済的に急速冷凍し、商品価値をおと
すことなく輸送する方法を提供するものである。
り、特に冷凍機と液化ガスの噴出機構とを備えた超低温
冷凍コンテナの運転操作方法を改善することにより鮮魚
類を効果的、且つ経済的に急速冷凍し、商品価値をおと
すことなく輸送する方法を提供するものである。
一般に、鮮魚類を産地から遠い消費地に輸送するに際し
ては、その鮮度を落すことなく輸送することが求められ
、特に近年オーストラリヤ、カナダ等の冷凍設備のない
地域から刺身用、寿司用の鮪などの高級鮮魚を、その味
や鮮度を落すことなく日本まで遠距離輸送することが要
求されるようになった。
ては、その鮮度を落すことなく輸送することが求められ
、特に近年オーストラリヤ、カナダ等の冷凍設備のない
地域から刺身用、寿司用の鮪などの高級鮮魚を、その味
や鮮度を落すことなく日本まで遠距離輸送することが要
求されるようになった。
このような要求に応ずべく、本発明者らは、先に特願昭
48−68552号によって産地またはその周辺に凍結
設備がなくとも、消費地まで凍結鮮魚類の一貫輸送が可
能な超低温冷凍コンテナを提供したのである。
48−68552号によって産地またはその周辺に凍結
設備がなくとも、消費地まで凍結鮮魚類の一貫輸送が可
能な超低温冷凍コンテナを提供したのである。
この特願昭48−68552号で明らかにした超低温冷
凍コンテナは、冷凍機を備えた箱体内部に,液化ガスを
ガス状或いは霧状に噴出する多数の噴出孔を列設した配
管を設け、且つ箱体の壁に開閉自在の通気口を設けた箱
体であって、鮮魚等を積込んだ後、冷凍機による冷却作
用と液化ガスの噴出による冷却作用によって、庫内を超
低温にし,鮮魚等を急速に凍結させて,しかる後冷凍機
による超低温の維持下に、鮮魚等を凍結した状態で輸送
することを可能にしたものである。
凍コンテナは、冷凍機を備えた箱体内部に,液化ガスを
ガス状或いは霧状に噴出する多数の噴出孔を列設した配
管を設け、且つ箱体の壁に開閉自在の通気口を設けた箱
体であって、鮮魚等を積込んだ後、冷凍機による冷却作
用と液化ガスの噴出による冷却作用によって、庫内を超
低温にし,鮮魚等を急速に凍結させて,しかる後冷凍機
による超低温の維持下に、鮮魚等を凍結した状態で輸送
することを可能にしたものである。
しかるに、本発明者等のその後の検討によれば、かくの
如き超低温冷凍コンテナにおいて鮮魚等冷凍開始の頭初
の時期より液化ガスを大量に噴出させて宅その割に鮮魚
の冷凍には効果が少なく、逆に液状の噴出物が十分に気
化しないまま魚体にふりかかつて魚体表面に焼けや割れ
を発生させて商品価値を落すことが明らかとなった。
如き超低温冷凍コンテナにおいて鮮魚等冷凍開始の頭初
の時期より液化ガスを大量に噴出させて宅その割に鮮魚
の冷凍には効果が少なく、逆に液状の噴出物が十分に気
化しないまま魚体にふりかかつて魚体表面に焼けや割れ
を発生させて商品価値を落すことが明らかとなった。
また、冷凍機による冷却と液化ガスの噴出による冷却と
をそれぞれ単独にまたは併行して使用し、ガス噴出量の
増減調整を適切に行なうことが鮮魚類の超低温冷凍コン
テナ輸送を最も効果的に、且つ経済的にすることもわか
ったのである。
をそれぞれ単独にまたは併行して使用し、ガス噴出量の
増減調整を適切に行なうことが鮮魚類の超低温冷凍コン
テナ輸送を最も効果的に、且つ経済的にすることもわか
ったのである。
ここにおいて、本発明は、かかる知見に基づく本発明者
らの更なる研究によって完成されたものであって、予冷
されたコンテナに鮮魚類を積込んだ後、制限された量の
液化ガスを噴出せしめ、ついで鮮魚類の冷凍の進行の所
定段階においてその噴出量を大にして冷凍効果を高める
とともに、鮮魚類の表面に薄い氷の層を形成せしめて鮮
魚類の表面に焼けや割れを発生せしめないようにして、
.商品価値を高めたものである。
らの更なる研究によって完成されたものであって、予冷
されたコンテナに鮮魚類を積込んだ後、制限された量の
液化ガスを噴出せしめ、ついで鮮魚類の冷凍の進行の所
定段階においてその噴出量を大にして冷凍効果を高める
とともに、鮮魚類の表面に薄い氷の層を形成せしめて鮮
魚類の表面に焼けや割れを発生せしめないようにして、
.商品価値を高めたものである。
そして、その要旨とするところは、冷凍機と液化ガスの
噴出機構とを備えた超低温冷凍コンテナを使用して.先
ず鮮魚類が未だ収容されていない該コンテナ内を前記冷
凍機の運転により予冷せしめる予冷工程と、かかる予冷
の行なわれたコンテナに鮮魚類を積載し、収容せしめる
積込み工程と,前記液化ガスの噴出機構より液化ガスを
制限された量において該コンテナ内の温度が部分的に約
一−100℃よりも低くならないように断続的に噴出せ
しめ、該コンテナ内に収容された鮮魚類を漸次冷凍せし
める第一の噴出工程と、該第一の噴出工程よりも更に多
い噴出量において液化ガスを前記液化ガスの噴出機構よ
り断続的に噴出せしめて、該コンテナ内の鮮魚類を更に
内部まで冷凍せしめる第二の噴出工程と、鮮魚類の少な
くとも表層部分が冷凍せしめられる該第二の噴出工程の
初期までの時期に、積載された鮮魚類に討水し、該鮮魚
類の表面に薄い氷の層を形成せしめる射水工程と、該射
水工程の終了から充分な時間が経過し、前記第二の噴出
工程における液化ガスの噴出により該コンテナ内の雰囲
気中の水分が凍結せしめられた後、前記冷凍機の運転を
再開し、鮮魚類の所定の冷凍温度に設定して,該第二の
噴出工程に従う液化ガスの噴出による冷却と併行して鮮
魚類を更に冷却せしめて冷凍し、そして該第二の噴出工
程が終了した後においても更にその運転が続行されて該
鮮魚類を所定の冷凍温度に均一に冷凍し、維持せしめる
工程と、鮮魚類が均一に所定の冷凍温度に冷凍せしめら
れ、コンテナ内の温度が所定の冷凍温度に平均化し、且
つ安定するようになった後に、該冷凍機の運転を行ない
つつ輸送する工程とを含むことにある。
噴出機構とを備えた超低温冷凍コンテナを使用して.先
ず鮮魚類が未だ収容されていない該コンテナ内を前記冷
凍機の運転により予冷せしめる予冷工程と、かかる予冷
の行なわれたコンテナに鮮魚類を積載し、収容せしめる
積込み工程と,前記液化ガスの噴出機構より液化ガスを
制限された量において該コンテナ内の温度が部分的に約
一−100℃よりも低くならないように断続的に噴出せ
しめ、該コンテナ内に収容された鮮魚類を漸次冷凍せし
める第一の噴出工程と、該第一の噴出工程よりも更に多
い噴出量において液化ガスを前記液化ガスの噴出機構よ
り断続的に噴出せしめて、該コンテナ内の鮮魚類を更に
内部まで冷凍せしめる第二の噴出工程と、鮮魚類の少な
くとも表層部分が冷凍せしめられる該第二の噴出工程の
初期までの時期に、積載された鮮魚類に討水し、該鮮魚
類の表面に薄い氷の層を形成せしめる射水工程と、該射
水工程の終了から充分な時間が経過し、前記第二の噴出
工程における液化ガスの噴出により該コンテナ内の雰囲
気中の水分が凍結せしめられた後、前記冷凍機の運転を
再開し、鮮魚類の所定の冷凍温度に設定して,該第二の
噴出工程に従う液化ガスの噴出による冷却と併行して鮮
魚類を更に冷却せしめて冷凍し、そして該第二の噴出工
程が終了した後においても更にその運転が続行されて該
鮮魚類を所定の冷凍温度に均一に冷凍し、維持せしめる
工程と、鮮魚類が均一に所定の冷凍温度に冷凍せしめら
れ、コンテナ内の温度が所定の冷凍温度に平均化し、且
つ安定するようになった後に、該冷凍機の運転を行ない
つつ輸送する工程とを含むことにある。
以下、本発明を実施しうる装置を示す図面にもとづいて
詳細に説明する。
詳細に説明する。
超低温冷凍コンテナ1は、第1図、第2図に示されるよ
うに直方体箱形の形状をなし,コンテナ1の前端部附近
には冷凍装置2が設けられ、後方端には開閉扉3および
液化ガスたる液体窒素の取入口4aを有するコントロー
ルボックス4が設けられている。
うに直方体箱形の形状をなし,コンテナ1の前端部附近
には冷凍装置2が設けられ、後方端には開閉扉3および
液化ガスたる液体窒素の取入口4aを有するコントロー
ルボックス4が設けられている。
また、該開閉扉3には、コンテナ1内に噴出される液化
ガスによりコンテナ内の圧力が上昇せしめられるのを回
避するために、コンテナ1内の雰囲気を外部へ放出せし
めるための通気口3aが設けられている。
ガスによりコンテナ内の圧力が上昇せしめられるのを回
避するために、コンテナ1内の雰囲気を外部へ放出せし
めるための通気口3aが設けられている。
この通気口3aは丁番30aにて回動可能に取付けられ
た蓋30Kよって開閉され得るようになっている。
た蓋30Kよって開閉され得るようになっている。
かかるコンテナ1内の雰囲気は冷凍装置2から分岐した
分離型の冷却器2aによって冷却され、そしてコンテナ
1の天井に沿って配設されたエアダクト11を経由して
後部に向けられ、更にコンテナ1内を循環させられた後
、必要に応じて案内ダクト19を経て通気口3aより外
部へ排出させられるようになっている。
分離型の冷却器2aによって冷却され、そしてコンテナ
1の天井に沿って配設されたエアダクト11を経由して
後部に向けられ、更にコンテナ1内を循環させられた後
、必要に応じて案内ダクト19を経て通気口3aより外
部へ排出させられるようになっている。
なお、この案内ダクト19は通気口3aの内側開口部を
取囲むように上下方向に設けられ、その下端部の開口よ
り通気口3aに向けてコンテナ1内下部の雰囲気を導く
ように構成されている。
取囲むように上下方向に設けられ、その下端部の開口よ
り通気口3aに向けてコンテナ1内下部の雰囲気を導く
ように構成されている。
また、液体窒素の配管は、その取入口4aよりコンテナ
1の内部に向かい、左右の後部隅柱に沿って立上る2本
の噴出管7,7と、天井に沿って前方に延びる2本の噴
出管8.8とに分岐されており、前者には水平前方に、
後者には垂直下方に液体窒素が噴出せしめられる噴出口
9が多数設けられている。
1の内部に向かい、左右の後部隅柱に沿って立上る2本
の噴出管7,7と、天井に沿って前方に延びる2本の噴
出管8.8とに分岐されており、前者には水平前方に、
後者には垂直下方に液体窒素が噴出せしめられる噴出口
9が多数設けられている。
更にまた、コンテナ1内には鮮魚類を均等間隔に離隔し
て保持する棚10が設けられており、該棚10は開閉扉
3側より前方にのびる中央通路の両側に取付けられた固
定棚と、中央の取外し式棚とから成っている。
て保持する棚10が設けられており、該棚10は開閉扉
3側より前方にのびる中央通路の両側に取付けられた固
定棚と、中央の取外し式棚とから成っている。
また、積荷の移動を防止するために棚10の前後方向を
仕切るストツパ12が設けられ、さらに積荷の横方向の
移動を阻止する棚テエン13が第2図に示されるように
張り渡し得るようになっている。
仕切るストツパ12が設けられ、さらに積荷の横方向の
移動を阻止する棚テエン13が第2図に示されるように
張り渡し得るようになっている。
なお、開閉扉3を閉じた際の開閉扉3の外周部分の近傍
には、第2図に示されるように開閉扉3の凍結固着を防
止し得るヒータ18が全周にわたり設けられている。
には、第2図に示されるように開閉扉3の凍結固着を防
止し得るヒータ18が全周にわたり設けられている。
また、コントロールボックス4内に設けられた温度指示
計20に対する3個の受感部21,22.23はそれぞ
れコンテナ1内の上部,中央部、下部に配置されている
。
計20に対する3個の受感部21,22.23はそれぞ
れコンテナ1内の上部,中央部、下部に配置されている
。
このように構成された超低温冷凍コンテナ1を用いて、
本発明に従う鮪の冷凍輸送を行なう手順について、第3
図の図表にもとづき、ステップ1よりステップ6に分け
て順を追って説明する。
本発明に従う鮪の冷凍輸送を行なう手順について、第3
図の図表にもとづき、ステップ1よりステップ6に分け
て順を追って説明する。
ステップ1(予冷工程):
先ず鮪が未だ収容されていないコンテナ1内を冷凍装置
2の運転により予冷せしめる。
2の運転により予冷せしめる。
これはコンテナ1の断熱材が厚いために十分に時間をか
げて冷却して置かねば鮪を収容した後の迅速且つ効果的
な冷却ができないためである。
げて冷却して置かねば鮪を収容した後の迅速且つ効果的
な冷却ができないためである。
また、この際の予冷温度としては鮮魚類に応じた所定の
冷凍温度よりやや高目の温度が採用され、ここでは約一
20℃(−4°F)とされ、そして予冷時間を12時間
以上(通電頭初からの時間)とされた。
冷凍温度よりやや高目の温度が採用され、ここでは約一
20℃(−4°F)とされ、そして予冷時間を12時間
以上(通電頭初からの時間)とされた。
ステップ2(積込工程):
鮪の表皮に傷をつげないように通路両側の棚(10)の
奥より一匹づつ順次鮪を載置し棚チェン13を張り渡す
。
奥より一匹づつ順次鮪を載置し棚チェン13を張り渡す
。
次に中央の取外し式棚(10)を設置しつつ鮪を載置し
、取外し式ストツパ(12)を取りつける。
、取外し式ストツパ(12)を取りつける。
なお、必要ならばコンテナ1の前方(冷凍装置2側)に
枕木等を敷いて高くし、後記射水工程において床上に溜
る水を開閉扉3側に流し得るようにして置く。
枕木等を敷いて高くし、後記射水工程において床上に溜
る水を開閉扉3側に流し得るようにして置く。
ステップ3(第一の噴出工程):
第1図に示されるように液体窒素のタンクロー!J−J
5にフレキシブルホース6の一端を接続し、他の一端を
コンテナ1の取入口4aに接続する。
5にフレキシブルホース6の一端を接続し、他の一端を
コンテナ1の取入口4aに接続する。
この際開閉扉30通気口3aに取付けられた蓋加を開い
ておく(液体窒素供給中に必ず蓋30を開いておくので
ある)。
ておく(液体窒素供給中に必ず蓋30を開いておくので
ある)。
次に、液体窒素の供給圧力を1.5(q/cmに調整し
てコンテナ側のバルブ(図示せず)を約90°(噴出能
力の約1/4乃至172程度)開く。
てコンテナ側のバルブ(図示せず)を約90°(噴出能
力の約1/4乃至172程度)開く。
温度指示計20にその受感部21,22.23の温度を
それぞれ切替指示させてコンテナ1内の温度が部分的に
約−100℃よりも低くならないように断続的に噴出せ
しめるのである。
それぞれ切替指示させてコンテナ1内の温度が部分的に
約−100℃よりも低くならないように断続的に噴出せ
しめるのである。
これはコンテナ1の構成部材が極度の低温による低温ぜ
い性等にもとづいて破損するのを避けるためである。
い性等にもとづいて破損するのを避けるためである。
実際には、例えば−80℃〜−60℃程度の範囲の雰囲
気が形成されるように手動あるいは自動にてバルブが操
作される。
気が形成されるように手動あるいは自動にてバルブが操
作される。
そして、もし、受感部21〜23のいずれかが−80℃
以下を示した場合はバルブを閉じて噴出を停止し、そし
てその後いずれかの温度が−60℃以上になれば再びバ
ルブを開いて液体窒素の噴出による冷却を行なう。
以下を示した場合はバルブを閉じて噴出を停止し、そし
てその後いずれかの温度が−60℃以上になれば再びバ
ルブを開いて液体窒素の噴出による冷却を行なう。
このような液体窒素の断続的な噴出を繰返すことによっ
て、鮮魚類はその表面から漸次冷却され、冷凍せしめら
れるようになるのである。
て、鮮魚類はその表面から漸次冷却され、冷凍せしめら
れるようになるのである。
なお、本ステップ3で、このように液体窒素の噴出量を
制限された量に止める理由は、液体窒素の過度の噴出に
より気化されない液状の噴出物が魚体にふりかかり、魚
体表面に焼けまたは割れが発生し、商品価値の低下をき
たすことのないようにすると共に、効果的な冷凍を行な
うためである。
制限された量に止める理由は、液体窒素の過度の噴出に
より気化されない液状の噴出物が魚体にふりかかり、魚
体表面に焼けまたは割れが発生し、商品価値の低下をき
たすことのないようにすると共に、効果的な冷凍を行な
うためである。
ステップ4(第二の噴出工程、射水工程):前述の液体
窒素の噴出により魚体表面の凍結が或程度進行した時点
(液体窒素供給開始より約1時間後)で、バルブ開度を
180°(全開)とし(ガス状或は霧状の液体窒素が可
及的に多量に噴出せしめられるように)冷凍能力を高め
る一方、前述の場合と同様−100℃を越えないように
、一般的には略−80℃〜−60℃の範囲でバルブの開
閉を行なうのである。
窒素の噴出により魚体表面の凍結が或程度進行した時点
(液体窒素供給開始より約1時間後)で、バルブ開度を
180°(全開)とし(ガス状或は霧状の液体窒素が可
及的に多量に噴出せしめられるように)冷凍能力を高め
る一方、前述の場合と同様−100℃を越えないように
、一般的には略−80℃〜−60℃の範囲でバルブの開
閉を行なうのである。
その結果、鮪の少なくとも表層部分が凍結させられた第
二の噴出工程の初期までの時期(本実症例では液体窒素
供給開始後約2時間後)に一時液体窒素の供給を停止し
、コンテナ1の開閉扉3を開放した後(該扉3の凍結、
固着はヒーター8による融解によって解消される)、ホ
ースにて魚体表面に万遍なく射水する。
二の噴出工程の初期までの時期(本実症例では液体窒素
供給開始後約2時間後)に一時液体窒素の供給を停止し
、コンテナ1の開閉扉3を開放した後(該扉3の凍結、
固着はヒーター8による融解によって解消される)、ホ
ースにて魚体表面に万遍なく射水する。
この時点で鮪の表面に薄い氷の膜が出来る。
過剰の水が床の傾斜に沿って開閉扉3方向に集められ排
水されるのを確かめ、開閉扉3を閉鎖し、再びバルブ全
開の状態において前記液体窒素の噴出を続行して鮮魚類
を更に内部まで冷凍せしめる。
水されるのを確かめ、開閉扉3を閉鎖し、再びバルブ全
開の状態において前記液体窒素の噴出を続行して鮮魚類
を更に内部まで冷凍せしめる。
この際、多量の液体窒素の噴出により液状物が凍結鮮魚
表面にかかつても、凍結に加えて、薄氷層が形成されて
いるため、焼けや割れなどの問題を伺等発生することは
ないのである。
表面にかかつても、凍結に加えて、薄氷層が形成されて
いるため、焼けや割れなどの問題を伺等発生することは
ないのである。
また、この液体窒素の噴出量は鮮魚類を内部まで充分に
冷凍せしめ得る量とされるが、ここでは重量にして約3
トン、時間にして約6時間以内(液体窒素供給開始後)
が目やすとされている。
冷凍せしめ得る量とされるが、ここでは重量にして約3
トン、時間にして約6時間以内(液体窒素供給開始後)
が目やすとされている。
更に、射水の時期は射水後魚体表面に直ちに薄い氷の膜
が均一に出来る程度に魚体の冷却が進行した時点であっ
て、第二の噴出工程の頭初であってもよく、其他の適切
な時期でもよいのである。
が均一に出来る程度に魚体の冷却が進行した時点であっ
て、第二の噴出工程の頭初であってもよく、其他の適切
な時期でもよいのである。
なお、本ステップ4並びに前ステップ3における温度制
御状況(コンテナ内温度変化)が第4図.に示されてい
る。
御状況(コンテナ内温度変化)が第4図.に示されてい
る。
ステップ5(冷凍完結、安定化工程):
前記射水工程の終了から充分な時間が経過した後、ここ
ではステップ4における液体窒素供給開始より約4時間
経過した時点において、冷凍装置.2を−50゜C(冷
凍温度)にセットして運転を開始する。
ではステップ4における液体窒素供給開始より約4時間
経過した時点において、冷凍装置.2を−50゜C(冷
凍温度)にセットして運転を開始する。
この時点では液体窒素の噴出による冷却と併行した冷凍
装置2による冷却を行なうのである。
装置2による冷却を行なうのである。
そして、液体窒素供給開始より約6時間経過し、投入し
た液体窒素の重量が約3トンであることを確認した後、
タンクローリー車からの液体窒素の供給を停止する。
た液体窒素の重量が約3トンであることを確認した後、
タンクローリー車からの液体窒素の供給を停止する。
その後においても冷凍装置2の運転を続行し、鮪の魚体
中心の温度を−50℃近辺に維持せしめ、均一な冷凍状
態を保たしめる。
中心の温度を−50℃近辺に維持せしめ、均一な冷凍状
態を保たしめる。
なお、この冷凍装置2の運転を射水から充分な時間経過
した(約2時間程度)後に開始させる理由は、射水操作
により混入するコンテナ1内の雰囲気中の水分を凍結せ
しめ、室内を十分乾燥した気体で満たすためであって、
もし水分の多い雰囲気中で冷凍装置2を運転すれば、冷
凍機2aのファンなどに多量の霜が付着することによっ
て直ちに運転不可能の事態になるからである、, また、前記ステップ3において開放状態とした通気口3
aの蓋30は液体窒素の供給を停止した時点で閉塞せし
められる。
した(約2時間程度)後に開始させる理由は、射水操作
により混入するコンテナ1内の雰囲気中の水分を凍結せ
しめ、室内を十分乾燥した気体で満たすためであって、
もし水分の多い雰囲気中で冷凍装置2を運転すれば、冷
凍機2aのファンなどに多量の霜が付着することによっ
て直ちに運転不可能の事態になるからである、, また、前記ステップ3において開放状態とした通気口3
aの蓋30は液体窒素の供給を停止した時点で閉塞せし
められる。
ステップ6(輸送工程):
液体窒素噴出開始より36時間以上経過した後に、温度
指示計20がいずれの受感部においても平均化した状態
を示し、コンテナ1内の温度が冷凍温度近辺で安定する
ようになれば該コンテナを輸送に供することができる。
指示計20がいずれの受感部においても平均化した状態
を示し、コンテナ1内の温度が冷凍温度近辺で安定する
ようになれば該コンテナを輸送に供することができる。
このような各工程を通じて、魚体中心温度は、第5図に
示されるような曲線によって示され、冷却の初期におい
ては容易に温度低下の傾向を示さないが、或時間経過後
は急速な温度低下を示すものであって、36時間経過後
はほぼ−50℃近辺に安定した状態に維持されるのであ
る。
示されるような曲線によって示され、冷却の初期におい
ては容易に温度低下の傾向を示さないが、或時間経過後
は急速な温度低下を示すものであって、36時間経過後
はほぼ−50℃近辺に安定した状態に維持されるのであ
る。
なお、本発明は、かかる実施例についてのみに限定され
るものでは決してなく,本発明の趣旨を逸脱しない限り
において当業者の知識に基づいて種々なる変更、改良等
が可能である。
るものでは決してなく,本発明の趣旨を逸脱しない限り
において当業者の知識に基づいて種々なる変更、改良等
が可能である。
例えば前記実施例にあっては、予冷工程における予冷温
度は前述のごとく−20℃、予冷時間は12時間以上と
されているが、コンテナ1の構造、鮮魚類の大きさ等に
よりかかる設定温度と時間は適宜変更され得るのである
。
度は前述のごとく−20℃、予冷時間は12時間以上と
されているが、コンテナ1の構造、鮮魚類の大きさ等に
よりかかる設定温度と時間は適宜変更され得るのである
。
また、第一、第二の噴出工程において設定温度範囲を−
80℃〜−60℃としたが、部分的に−100℃より低
くならない範囲であれば使用可能であり、一般に−10
0’C−40℃の範囲内における適宜の範囲内で噴出操
作が行なわれることとなる。
80℃〜−60℃としたが、部分的に−100℃より低
くならない範囲であれば使用可能であり、一般に−10
0’C−40℃の範囲内における適宜の範囲内で噴出操
作が行なわれることとなる。
同様に、本実施例で示した温度、時間、圧力等の数字は
一例であって、鮮魚の種類、大きさ、コンテナの構造等
によって変更されるべきものである。
一例であって、鮮魚の種類、大きさ、コンテナの構造等
によって変更されるべきものである。
更にまた、この温度範囲に維持せしめるため、手動によ
るバルブ操作を行なったのであるが、自動制御によるバ
ルブ操作とすることも勿論可能である。
るバルブ操作を行なったのであるが、自動制御によるバ
ルブ操作とすることも勿論可能である。
また、液体窒素の供給源を移動容易なタンクローリー車
としたが,陸上に設置されたタンクであっても差支えな
く、液体窒素のみならず液体空気等の液化ガスを使用す
ることも可能である。
としたが,陸上に設置されたタンクであっても差支えな
く、液体窒素のみならず液体空気等の液化ガスを使用す
ることも可能である。
更にまた、本実施例では鮪の冷凍輸送について述べたが
、その他の鮮魚類であっても何等支障はないことは言う
までもない。
、その他の鮮魚類であっても何等支障はないことは言う
までもない。
以上詳述したように、本発明は、空の状態のコンテナを
予冷することによって、鮮魚類の頭初の冷却を迅速且つ
効果的に行ない、また液化ガスの噴出のみによる冷凍操
作初期にはその噴出量を制限し且つ断続運転することに
よって、十分に気化、霧化しない液状の液化ガスが魚体
にふりかかつて魚体表面に焼けや割れを発生させ商品価
値を落すことを防止し、射水によって魚体表面に薄い氷
の層を形成せしめた後に、多量の液化ガスを噴出せしめ
て有効な急速冷凍を行ないながら、魚体表面に損傷を与
えないようにし、また射水にもとづくコンテナ内の水分
を十分に除去した後に冷凍機の運転を再開させて霜の発
生による冷凍機の運転に支障をきたすことのないように
し、更にまた−100℃より低くならないように断続的
に噴出量を調整することにより、コンテナの構成部材の
破損を防市し、液化ガスの噴出を停止した後も引続き冷
凍機の運転を続行せしめて鮮魚類を所定の冷凍温度に均
一に冷凍し安定的に維持しながら効果的に輸送し得る等
の優れた効果を奏するのである。
予冷することによって、鮮魚類の頭初の冷却を迅速且つ
効果的に行ない、また液化ガスの噴出のみによる冷凍操
作初期にはその噴出量を制限し且つ断続運転することに
よって、十分に気化、霧化しない液状の液化ガスが魚体
にふりかかつて魚体表面に焼けや割れを発生させ商品価
値を落すことを防止し、射水によって魚体表面に薄い氷
の層を形成せしめた後に、多量の液化ガスを噴出せしめ
て有効な急速冷凍を行ないながら、魚体表面に損傷を与
えないようにし、また射水にもとづくコンテナ内の水分
を十分に除去した後に冷凍機の運転を再開させて霜の発
生による冷凍機の運転に支障をきたすことのないように
し、更にまた−100℃より低くならないように断続的
に噴出量を調整することにより、コンテナの構成部材の
破損を防市し、液化ガスの噴出を停止した後も引続き冷
凍機の運転を続行せしめて鮮魚類を所定の冷凍温度に均
一に冷凍し安定的に維持しながら効果的に輸送し得る等
の優れた効果を奏するのである。
第1図は、本発明を実施する装置としての超低温冷凍コ
ンテナがタンクローリー車より液体窒素の供給を受けて
いる状況を示す斜視図である。 第2図は超超低温冷凍コンテナの前後方向の断面略図で
ある。 第3図は本発明の各工程ごとの時間経過に対する説明図
である。 第4図は第一、第二の噴出工程における温度制御状況を
示すグラフであり、第5図は魚体中心の温度降下特性曲
線を示すグラフである。 1・・・コンテナ、2・・・冷凍装置、2a・・・冷凍
機、3・・・開閉扉、3a・・・通気口、4・・・コン
トロールボックス、7,8・・・噴出管、9・・・噴出
口、20・・・温度指示計、21,22.23・・・受
感部。
ンテナがタンクローリー車より液体窒素の供給を受けて
いる状況を示す斜視図である。 第2図は超超低温冷凍コンテナの前後方向の断面略図で
ある。 第3図は本発明の各工程ごとの時間経過に対する説明図
である。 第4図は第一、第二の噴出工程における温度制御状況を
示すグラフであり、第5図は魚体中心の温度降下特性曲
線を示すグラフである。 1・・・コンテナ、2・・・冷凍装置、2a・・・冷凍
機、3・・・開閉扉、3a・・・通気口、4・・・コン
トロールボックス、7,8・・・噴出管、9・・・噴出
口、20・・・温度指示計、21,22.23・・・受
感部。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 冷凍機と液化ガスの噴出機構とを備えた超低温冷凍
コンテナを用いて、鮮魚類を冷凍し、輸送する方法にし
て、 先ず該鮮魚類が未だ収容されていない該コンテナ内を前
記冷凍機の 転により予冷せしめる予冷工程と、 かかる予冷の行なわれたコンテナに鮮魚類を積載し、収
容せしめる積込み工程と、 前記液化ガスの噴出機構より液化ガスを制限された量に
おいて該コンテナ内の温度が部分的に約−100℃より
も低くならないように断続的に噴出せしめ、該コンテナ
内に収容された鮮魚類を漸次冷凍せしめる第一の噴出工
程と、 該第一の噴出工程よりも更に多い噴出量において液化ガ
スを前記液化ガスの噴出機構より断続的に噴出せしめて
、該コンテナ内の鮮魚類を更に内部まで冷凍せしめる第
二の噴出工程と、 鮮魚類の少なくとも表層部分が冷凍せしめられる該第二
の噴出工程の初期までの時期に、積載された鮮魚賑は射
水し、該鮮魚類の表面に薄い氷の層を形成せしめる射水
工程と、 該射水工程の終了から充分な時間が経過し、前記第二の
噴出工程における液化ガスの噴出により該コンテナ内の
雰囲気中の水分が凍結せしめられた後、前記冷凍機の運
転を再開し、鮮魚類の所定の冷凍温度に設定して、該第
二の噴出工程に従う液化ガスの噴出による冷却と併行し
て鮮魚類を更に冷却せしめて冷凍し、そして該第二の噴
出工程が終了した後においても更にその運転が続行され
て該鮮魚類を所定の冷凍温度に均一に冷凍し、維持せし
める工程と、 鮮魚類が均一に所定の冷凍温度に冷凍せしめられ、コン
テナ内の温度が所定の冷凍温度に平均化し且つ安定する
ようになった後に、該冷凍機の運転を行ないつつ輸送す
る工程とを、 含むことを特徴とする超低温冷凍コンテナにおける冷凍
輸送方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP54157846A JPS5814176B2 (ja) | 1979-12-05 | 1979-12-05 | 超低温冷凍コンテナによる冷凍輸送方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP54157846A JPS5814176B2 (ja) | 1979-12-05 | 1979-12-05 | 超低温冷凍コンテナによる冷凍輸送方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5682051A JPS5682051A (en) | 1981-07-04 |
| JPS5814176B2 true JPS5814176B2 (ja) | 1983-03-17 |
Family
ID=15658627
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP54157846A Expired JPS5814176B2 (ja) | 1979-12-05 | 1979-12-05 | 超低温冷凍コンテナによる冷凍輸送方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5814176B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0575A (ja) * | 1991-06-21 | 1993-01-08 | Maintsu:Kk | 食品の冷凍方法及びその装置 |
| US6789391B2 (en) | 2001-05-21 | 2004-09-14 | B. Eric Graham | Modular apparatus and method for shipping super frozen materials |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4926458A (ja) * | 1972-07-12 | 1974-03-08 |
-
1979
- 1979-12-05 JP JP54157846A patent/JPS5814176B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5682051A (en) | 1981-07-04 |
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