JPS5820518B2 - スピ−カ−用振動板の製造方法 - Google Patents
スピ−カ−用振動板の製造方法Info
- Publication number
- JPS5820518B2 JPS5820518B2 JP129476A JP129476A JPS5820518B2 JP S5820518 B2 JPS5820518 B2 JP S5820518B2 JP 129476 A JP129476 A JP 129476A JP 129476 A JP129476 A JP 129476A JP S5820518 B2 JPS5820518 B2 JP S5820518B2
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- Japan
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- fibers
- fine particles
- diaphragm
- foam
- manufacturing
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- Diaphragms For Electromechanical Transducers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は含泡性微粒子を混入した低密度のスピーカー
用振動板の製造方法に関する。
用振動板の製造方法に関する。
スピーカー用振動板の物理的特偏としてはその動作の理
論的解析はもとより実際的にも動作の安定性、周波数特
性の立場よりして可能な限りピストン運動をすることが
望ましく、 その為に剛性が大きく、かつ適当な機械的内部損失を有
すること、又スピーカーの音響輻射能率の観点よりして
軽量であることが必要となり、剛性が大きく、かつ密度
の小さい振動板が要求される。
論的解析はもとより実際的にも動作の安定性、周波数特
性の立場よりして可能な限りピストン運動をすることが
望ましく、 その為に剛性が大きく、かつ適当な機械的内部損失を有
すること、又スピーカーの音響輻射能率の観点よりして
軽量であることが必要となり、剛性が大きく、かつ密度
の小さい振動板が要求される。
従来、この様な低密度の振動板を得るには叩解度の低い
繊維を使用して抄造を行なっていたが、この様な繊維を
使用した振動板は繊維間の結合が極めて弱く振動板とし
て要求される剛性を満たすことができない。
繊維を使用して抄造を行なっていたが、この様な繊維を
使用した振動板は繊維間の結合が極めて弱く振動板とし
て要求される剛性を満たすことができない。
又反対に叩解度の高い繊維を使用すると剛性が高くなる
とともに密度も大きくなり振動板の重量が増大する。
とともに密度も大きくなり振動板の重量が増大する。
この様な相反する現象の解決手段の一つとして含泡性微
粒子を混合して低密度化を計った振動板があり、その製
造法として次の様な方法がすでに公知になっている。
粒子を混合して低密度化を計った振動板があり、その製
造法として次の様な方法がすでに公知になっている。
(1)未発泡微粒子を繊維に混合し、水溶性ポリアミド
樹脂、合成樹脂酸コロイド等のサイズ剤を加えて微粒子
を繊維に定着せしめ、抄造後金型内で加熱加圧して成形
と同時に発泡せしめる方法。
樹脂、合成樹脂酸コロイド等のサイズ剤を加えて微粒子
を繊維に定着せしめ、抄造後金型内で加熱加圧して成形
と同時に発泡せしめる方法。
(2)既発泡の含泡性微粒子を繊維に混合し、合成ゴム
エマルジョン、合成樹脂酸コロイド等のサイズ剤を添加
して含泡性微粒子を繊維に定着させ抄造後加熱加圧成形
する方法。
エマルジョン、合成樹脂酸コロイド等のサイズ剤を添加
して含泡性微粒子を繊維に定着させ抄造後加熱加圧成形
する方法。
しかるに、上記(1)の方法においては、繊維と未発泡
微粒子とを強力に結合する手段が存在しないので大部分
の未発泡微粒子が抄紙時の排水中に流出し、未発泡微粒
子のロスが大きく経済的に不利であり、又(2)の方法
においては、既発泡の含泡性微粒子が浮上して繊維と分
離しやすく、それを防ぐ為に多量の合成ゴムエマルジョ
ン等のキイズ剤を使用すると、振動板重量が増大して含
泡性微粒子による軽量化の効果が相殺されてしまう欠点
がある。
微粒子とを強力に結合する手段が存在しないので大部分
の未発泡微粒子が抄紙時の排水中に流出し、未発泡微粒
子のロスが大きく経済的に不利であり、又(2)の方法
においては、既発泡の含泡性微粒子が浮上して繊維と分
離しやすく、それを防ぐ為に多量の合成ゴムエマルジョ
ン等のキイズ剤を使用すると、振動板重量が増大して含
泡性微粒子による軽量化の効果が相殺されてしまう欠点
がある。
又含泡性微粒子が振動板の密度を下げる働きには2つの
作用が考えられ、その一つは単に含泡性微粒子自体の体
積に相当する空間によるものと、もう一つは繊維間に介
在して繊維が密に堆積することを防げ含泡性微粒子が排
除する空間以下に繊維間に新しい空隙を作る作用である
。
作用が考えられ、その一つは単に含泡性微粒子自体の体
積に相当する空間によるものと、もう一つは繊維間に介
在して繊維が密に堆積することを防げ含泡性微粒子が排
除する空間以下に繊維間に新しい空隙を作る作用である
。
この観点からみると、(1)の方法のごとく抄紙後発泡
される方法では抄紙によって一度密な紙層を形成して後
、発泡によって膨張せしめるので発泡により膨張した含
泡性微粒子の体積に相当する分しか繊維を排除せず、繊
維間に含泡性微粒子による空間以外に空隙を形成する作
用は期待できない。
される方法では抄紙によって一度密な紙層を形成して後
、発泡によって膨張せしめるので発泡により膨張した含
泡性微粒子の体積に相当する分しか繊維を排除せず、繊
維間に含泡性微粒子による空間以外に空隙を形成する作
用は期待できない。
又微粒子の体積が抄造時紙層中に自然に形成される空隙
に比べて小さい場合、その空隙内におちこんだ微粒子は
単に空隙部を充填するのみで振動板の低密度化には全く
関与しない。
に比べて小さい場合、その空隙内におちこんだ微粒子は
単に空隙部を充填するのみで振動板の低密度化には全く
関与しない。
更に繊維間に介在する微粒子であっても抄造時に発生す
る空隙が隣接していると、発泡時に体積増加によって繊
維をおし上げて繊維間に空隙を作るよりは抵抗の少ない
空隙に向って膨張し低密度化には関与できない結果とな
る。
る空隙が隣接していると、発泡時に体積増加によって繊
維をおし上げて繊維間に空隙を作るよりは抵抗の少ない
空隙に向って膨張し低密度化には関与できない結果とな
る。
上記のごとく振動板の構造はその殆んどが繊維が抄網に
堆積する瞬間に決定されるので抄紙時点で含泡性微粒子
をいかに有効に働らかせるかが密度の小さい振動板の作
る上での問題となる。
堆積する瞬間に決定されるので抄紙時点で含泡性微粒子
をいかに有効に働らかせるかが密度の小さい振動板の作
る上での問題となる。
この発明はこの点を改良した製造方法であって微小中空
球体を振動板の低密度化に有効に作用せしめるとともに
、微粒子の繊維への定着を促進せしめ、材料のロスを極
めて小さくしたものである。
球体を振動板の低密度化に有効に作用せしめるとともに
、微粒子の繊維への定着を促進せしめ、材料のロスを極
めて小さくしたものである。
この発明を更に詳しく説明すると、高度に叩解(C8F
200〜300 cc )、 したセルローズ繊維、又
は非セルローズ繊維との混合繊維に、塩化ビニリデンア
クリロニトリル微小中空球体の未発泡微粒子を繊維に混
合し、ポリエチレンイミン、ポリアクリルアミド等の高
分子凝集剤を混入して未発泡微粒子を繊維に定着させた
後、加熱して未発泡微粒子を発泡せしめて繊維間に微小
中空球体を形成せしめる。
200〜300 cc )、 したセルローズ繊維、又
は非セルローズ繊維との混合繊維に、塩化ビニリデンア
クリロニトリル微小中空球体の未発泡微粒子を繊維に混
合し、ポリエチレンイミン、ポリアクリルアミド等の高
分子凝集剤を混入して未発泡微粒子を繊維に定着させた
後、加熱して未発泡微粒子を発泡せしめて繊維間に微小
中空球体を形成せしめる。
次に抄紙して抄網に堆積した繊維層を乾燥、あるいは必
要ならば軽くプレスして成形する。
要ならば軽くプレスして成形する。
この発明方法による微粒子の繊維への定着機構は次のご
とくである。
とくである。
すなわち、高度に叩解され、充分にフィブリル化した繊
維、あるいは微細繊維間に位置した微粒子は凝集剤の作
用によって繊維が凝集する際、繊維間に包み込まれる様
に付着する。
維、あるいは微細繊維間に位置した微粒子は凝集剤の作
用によって繊維が凝集する際、繊維間に包み込まれる様
に付着する。
したがって、微粒子と繊維との結合が極めて犬であり、
少々の外力によっては容易に脱落しない又繊維、微粒子
基質の表面電荷を有するので凝集剤としてカチオン系凝
集剤を使用すれば静電引力による結合力が加わって更に
強力に付着せしめることができる。
少々の外力によっては容易に脱落しない又繊維、微粒子
基質の表面電荷を有するので凝集剤としてカチオン系凝
集剤を使用すれば静電引力による結合力が加わって更に
強力に付着せしめることができる。
この様に微粒子を定着した後、加熱発泡せしめて、微小
中空球体を形成し、その後抄紙するので、抄紙時に微小
中空球体により密な堆積層を作りに<<、繊維間に微小
中空球体が存在し、繊維間に膨張した微小中空球体が作
る空間の他に、繊維間に介在して繊維間にそれ以外の空
隙を作るうえにおいても効果的である。
中空球体を形成し、その後抄紙するので、抄紙時に微小
中空球体により密な堆積層を作りに<<、繊維間に微小
中空球体が存在し、繊維間に膨張した微小中空球体が作
る空間の他に、繊維間に介在して繊維間にそれ以外の空
隙を作るうえにおいても効果的である。
、次にこの発明の実施例について説明すると、ま
ずC3F260ccに叩解したNBKPに10重量係ポ
リ塩化ビニリデンアクリロニトリル微小中空球体の未発
泡微粒子を混合し、更に2〜3重量係のポリエチレンイ
ミンを添加して繊維を凝集せしめ、微粒子を定着する。
ずC3F260ccに叩解したNBKPに10重量係ポ
リ塩化ビニリデンアクリロニトリル微小中空球体の未発
泡微粒子を混合し、更に2〜3重量係のポリエチレンイ
ミンを添加して繊維を凝集せしめ、微粒子を定着する。
これを80°〜90℃に加熱して微粒子を発泡せしめ、
次に抄紙して乾燥する。
次に抄紙して乾燥する。
このようにして得た振動板とNBKPのみを使用した振
動板の物性を第1表に示す。
動板の物性を第1表に示す。
表から明らかな様に、この発明方法による振動板は
密度は著しく低下するのに対し、ヤング率(E)はほと
んど変らず、E/ρは増大、内部損失(tanδ)も若
干増大することが分る。
んど変らず、E/ρは増大、内部損失(tanδ)も若
干増大することが分る。
この様にこの発明の製造方法によれは、単に含泡性微粒
子の排除する空間のみでなく、繊維間に介在する含泡性
微粒子によって、それ以外の空隙を繊維間に形成するこ
とができ低密度化の効果を充分に発輝することができる
とともに、 微粒子の繊維への定着作用は繊維の凝集作用や静電作用
を利用するものであるので凝集剤は少量でよく、ゴムエ
マルジョンによる定着の方法のごとく樹脂自体が沈着す
ることを前提としていないので、定着剤の付着による重
量増力r等の低密度振動板の利点を相殺するごとき要因
はまったくない。
子の排除する空間のみでなく、繊維間に介在する含泡性
微粒子によって、それ以外の空隙を繊維間に形成するこ
とができ低密度化の効果を充分に発輝することができる
とともに、 微粒子の繊維への定着作用は繊維の凝集作用や静電作用
を利用するものであるので凝集剤は少量でよく、ゴムエ
マルジョンによる定着の方法のごとく樹脂自体が沈着す
ることを前提としていないので、定着剤の付着による重
量増力r等の低密度振動板の利点を相殺するごとき要因
はまったくない。
以上のごとく、この発明製造方法によれば、低・密度、
剛性大、内部損失大なる振動板を提供することができる
とともに、材料のロスが少なく経済的にも極めて有利で
ある等すぐれた長所を有するものである。
剛性大、内部損失大なる振動板を提供することができる
とともに、材料のロスが少なく経済的にも極めて有利で
ある等すぐれた長所を有するものである。
Claims (1)
- 1 塩化ビニリデンーアクリロニ) IJル微小中空球
体の未発泡微粒子を叩解して充分にフィブリル化したセ
ルローズ繊維、又は非セルローズ繊維と混合したものに
混合して、更に高分子凝集剤を添加して前記微粒子を定
着せしめ、しかる後、加熱発泡させ、抄紙、乾燥あるい
は必要なら軽くプレス成形することを特徴とするスピー
カー用振動板の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP129476A JPS5820518B2 (ja) | 1976-01-06 | 1976-01-06 | スピ−カ−用振動板の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP129476A JPS5820518B2 (ja) | 1976-01-06 | 1976-01-06 | スピ−カ−用振動板の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5284726A JPS5284726A (en) | 1977-07-14 |
| JPS5820518B2 true JPS5820518B2 (ja) | 1983-04-23 |
Family
ID=11497435
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP129476A Expired JPS5820518B2 (ja) | 1976-01-06 | 1976-01-06 | スピ−カ−用振動板の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5820518B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58195398A (ja) * | 1982-05-10 | 1983-11-14 | Onkyo Corp | スピ−カ用振動板の製造方法 |
| JPS58195397A (ja) * | 1982-05-10 | 1983-11-14 | Onkyo Corp | スピ−カ用振動板の製造方法 |
| JPS58200693A (ja) * | 1982-05-17 | 1983-11-22 | Onkyo Corp | スピ−カ用振動板 |
| JPH0610300A (ja) * | 1992-02-14 | 1994-01-18 | Sony Corp | パルプモールド材料 |
-
1976
- 1976-01-06 JP JP129476A patent/JPS5820518B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5284726A (en) | 1977-07-14 |
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