JPS58214527A - 高強伸度炭素繊維束 - Google Patents
高強伸度炭素繊維束Info
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- JPS58214527A JPS58214527A JP9834982A JP9834982A JPS58214527A JP S58214527 A JPS58214527 A JP S58214527A JP 9834982 A JP9834982 A JP 9834982A JP 9834982 A JP9834982 A JP 9834982A JP S58214527 A JPS58214527 A JP S58214527A
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- Japan
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- fiber bundle
- elongation
- fibers
- fiber
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は高強伸度炭素繊維束に係り、さらに詳しくは炭
素繊維束を構成する単繊維の表層部が内層部とはその結
晶構造を異にし、炭素繊維束としての強伸度が著しく改
良された炭素繊維束に関する。
素繊維束を構成する単繊維の表層部が内層部とはその結
晶構造を異にし、炭素繊維束としての強伸度が著しく改
良された炭素繊維束に関する。
従来、炭素繊維はその卓越した力学的、化学的、電気的
諸性質および軽量性などにより、各種の用途、たとえば
、航空機やロケットなどの航空・宇宙用構造材料、テニ
スラケット、ゴルフシャフト、釣竿などのスポーツ用品
に広く使用され、さらに船舶、自動車などの運輸機械用
途等の分野にも使用されようとしている。
諸性質および軽量性などにより、各種の用途、たとえば
、航空機やロケットなどの航空・宇宙用構造材料、テニ
スラケット、ゴルフシャフト、釣竿などのスポーツ用品
に広く使用され、さらに船舶、自動車などの運輸機械用
途等の分野にも使用されようとしている。
これらの用途において、炭素繊維は一般に該炭素繊維と
各種樹脂とからなる複合材料(コンポジット〕の補強材
料として用いられているが、このコンポジットの強度的
物性や軽量性は該炭素繊維の力学的性質、たとえば比強
度に直接依存するために、より高強度で軽量のコンポジ
ット用炭素繊維の製造法について多くの提案が為されて
いる。しかしながら、これらの提案の多くは、炭素繊維
の内部欠陥、たとえばボイドの有無および単繊維相互間
の融着の有無などに関するものが殆んどあり、コンポジ
ットの物性に及ぼす炭素繊維及びその集合体としての炭
素繊維の本質的構造に関するものではない。
各種樹脂とからなる複合材料(コンポジット〕の補強材
料として用いられているが、このコンポジットの強度的
物性や軽量性は該炭素繊維の力学的性質、たとえば比強
度に直接依存するために、より高強度で軽量のコンポジ
ット用炭素繊維の製造法について多くの提案が為されて
いる。しかしながら、これらの提案の多くは、炭素繊維
の内部欠陥、たとえばボイドの有無および単繊維相互間
の融着の有無などに関するものが殆んどあり、コンポジ
ットの物性に及ぼす炭素繊維及びその集合体としての炭
素繊維の本質的構造に関するものではない。
本発明者らは、炭素繊維、特に樹脂をマトリックスとす
る炭素繊維ストランドの機械的破壊機構について鋭意研
究、検討した結果、アクリル系繊維をプリカーサとする
炭素繊維の引張破壊は、上記従来知られている炭素繊維
内部のボイド欠陥と同等以上に、該炭素繊維の表層部の
構造、欠陥あるいは官能基量などと密接に関係している
ことを見出し、本発明を為すに到ったものである。
る炭素繊維ストランドの機械的破壊機構について鋭意研
究、検討した結果、アクリル系繊維をプリカーサとする
炭素繊維の引張破壊は、上記従来知られている炭素繊維
内部のボイド欠陥と同等以上に、該炭素繊維の表層部の
構造、欠陥あるいは官能基量などと密接に関係している
ことを見出し、本発明を為すに到ったものである。
すなわち、本発明の目的とするところは、炭素繊維の強
伸度物性が従来知られている炭素繊維の水準を著しく越
えた新規な高強伸度炭素繊維束を提供するにあり、池の
目的は炭素繊維を補強繊維とするコンポジットの軽量化
、薄板化を著しく増大させる炭素繊維束を提供するにあ
る。さらに他の目的は以下に詳述するところから明らか
になるであろう。
伸度物性が従来知られている炭素繊維の水準を著しく越
えた新規な高強伸度炭素繊維束を提供するにあり、池の
目的は炭素繊維を補強繊維とするコンポジットの軽量化
、薄板化を著しく増大させる炭素繊維束を提供するにあ
る。さらに他の目的は以下に詳述するところから明らか
になるであろう。
このような本発明の目的は前述した特許請求の範囲に記
載した発明によって達成することができるが、以下さら
に詳細に説明する。
載した発明によって達成することができるが、以下さら
に詳細に説明する。
本発明において、炭素繊維束を構成する単繊維の外層部
、特に繊維表面から約1.5ミクロン(μ)以下の厚さ
、好ましくは0.3〜1μの範囲内の厚さの繊維外層部
は内層部にくらべて選択的に非晶化された結晶構造を有
しており、かつ該単繊維全体の結晶配向度が少くとも7
5%、好ましくは78〜85%の範囲内である点に特徴
がある。
、特に繊維表面から約1.5ミクロン(μ)以下の厚さ
、好ましくは0.3〜1μの範囲内の厚さの繊維外層部
は内層部にくらべて選択的に非晶化された結晶構造を有
しており、かつ該単繊維全体の結晶配向度が少くとも7
5%、好ましくは78〜85%の範囲内である点に特徴
がある。
ここで、該単繊維表層部の非晶化された結晶構造および
結晶配向度は次の電子線回折測定法によって検出、測定
される。
結晶配向度は次の電子線回折測定法によって検出、測定
される。
電子線回折測定法:
炭素繊維試料をその繊維軸方向に引き揃えて常温硬化型
エポキシ樹脂に包埋し、硬化する。
エポキシ樹脂に包埋し、硬化する。
硬化した炭素繊維包埋ブロックを包埋された炭素繊維の
少くとも2〜6本が露出するようにトリミングした後、
ダイヤモンドナイフを装備したミクロトームを用いて、
第1図に示したように厚さが150〜200オングスト
ローム(X)の超薄切片を作成する。この超薄切片を金
を蒸着したマイクログリシド上に載置して、高分解能゛
電子顕微鏡を用いて電子線回折を行う。この場合、炭素
繊維の内外構造差を検出するために、制限視野電子線回
折法を用いて、特定部分からの電子線回折像をしらべる
。
少くとも2〜6本が露出するようにトリミングした後、
ダイヤモンドナイフを装備したミクロトームを用いて、
第1図に示したように厚さが150〜200オングスト
ローム(X)の超薄切片を作成する。この超薄切片を金
を蒸着したマイクログリシド上に載置して、高分解能゛
電子顕微鏡を用いて電子線回折を行う。この場合、炭素
繊維の内外構造差を検出するために、制限視野電子線回
折法を用いて、特定部分からの電子線回折像をしらべる
。
測定条件としては、日立株制電子顕微鏡H−600型(
透過型)を用イ、加速電圧1ooKV、直径約250
ofの制限視野絞りで、上記超薄切片のエツジ(edg
e)からコア(core)4での電子回折写真を撮影す
る。第2図(5)および(I3)にこのようにして撮影
された電子線回折像の写真およびその模式図の1例を示
す○ 次に、理学電気株制のデンシトメーターを用いて、第1
図Aの電子線回折像の(002)および(001)につ
いて、赤道線並びに子午線の2方向の回折強度の走査プ
ロフィルを作成する。
透過型)を用イ、加速電圧1ooKV、直径約250
ofの制限視野絞りで、上記超薄切片のエツジ(edg
e)からコア(core)4での電子回折写真を撮影す
る。第2図(5)および(I3)にこのようにして撮影
された電子線回折像の写真およびその模式図の1例を示
す○ 次に、理学電気株制のデンシトメーターを用いて、第1
図Aの電子線回折像の(002)および(001)につ
いて、赤道線並びに子午線の2方向の回折強度の走査プ
ロフィルを作成する。
第6図は第2図Aの回折強度走査プロフィルの1例を示
す図である。
す図である。
このようにして得られた走査プロフィルの最高回折強度
について繊維の内層部に対する外層部の強度比(エツジ
/コア)およびその半価中を計測する。
について繊維の内層部に対する外層部の強度比(エツジ
/コア)およびその半価中を計測する。
次に、(002)回折の最高強度を含む子午線方向のプ
ロフィルの拡がりの半価中(H)から次式を用いて結晶
配向度を計算し、繊維の内外層部の差を求める。
ロフィルの拡がりの半価中(H)から次式を用いて結晶
配向度を計算し、繊維の内外層部の差を求める。
このようにして求められる結晶配向度は本発明において
は繊維の表層部が選択的に非晶化した結晶構造を有して
おり、かつ繊維全体としては少くとも75%の結晶配向
度を有している点に特徴がある。
は繊維の表層部が選択的に非晶化した結晶構造を有して
おり、かつ繊維全体としては少くとも75%の結晶配向
度を有している点に特徴がある。
すなわち、従来知られている炭素繊維の外層部は不発゛
明に規定する上記非晶化した結晶構造を有しないか、あ
るいは非晶化した結晶構造を有しても繊維全体として少
くとも75%の結晶配向度を示さず、本発明の炭素繊維
束のような極めて大きい強伸度物性を有しないのである
。
明に規定する上記非晶化した結晶構造を有しないか、あ
るいは非晶化した結晶構造を有しても繊維全体として少
くとも75%の結晶配向度を示さず、本発明の炭素繊維
束のような極めて大きい強伸度物性を有しないのである
。
外層部はその厚さが表面から約1.5μ以下、好ましく
は0.5〜1μの範囲内であることが望ましい。この非
晶化結晶構造を有する外層部の厚さが約1.5μを越え
るときは、強伸度物性の点からはこのような非晶化した
外層部を全く有していない炭素繊維にくらべて劣ること
があり、実用上の性能向上に効果がないのである。
は0.5〜1μの範囲内であることが望ましい。この非
晶化結晶構造を有する外層部の厚さが約1.5μを越え
るときは、強伸度物性の点からはこのような非晶化した
外層部を全く有していない炭素繊維にくらべて劣ること
があり、実用上の性能向上に効果がないのである。
ここで、前記外層部の厚さは、より厳密には炭素繊維の
半径の1/6以下で、かつ1.5μ以下の範囲内である
のがよく、炭素繊維の直径が小さくなるにつれて、当然
その外層部の厚さも小さくなり、炭素繊維にはその半径
の少くとも2/3の内層部が存在するのである。
半径の1/6以下で、かつ1.5μ以下の範囲内である
のがよく、炭素繊維の直径が小さくなるにつれて、当然
その外層部の厚さも小さくなり、炭素繊維にはその半径
の少くとも2/3の内層部が存在するのである。
さらに、本発明の特徴として、該炭素繊維束の強伸度が
JIS−R−7601に記載のストランド試験法におい
て少くとも490KF/−および2、0%以上であるこ
とである。
JIS−R−7601に記載のストランド試験法におい
て少くとも490KF/−および2、0%以上であるこ
とである。
このような高強伸度のストランド物性は、前記炭素繊維
束構成単繊維の内外層部の構造差および結晶配向度に密
接に関係するが、さらに該炭素繊維束構成単繊維の平均
単繊維強度(JIS−几−7601に記載の単繊維強度
試験法による)が少くとも450にり/ maであり、
X線光電子分光法(ESCA)による炭素繊維表面の酸
素濃度(01s/Cts )およびカルボキシル基量な
どが関係する。すなわち、本発明において、’JIS−
几−7601に記載のエポキシ樹脂パチツソノックス″
(CX)−221を含浸したストランド強伸度試験法に
より測定される強伸度がそれぞれ490I’/ /ma
以上および2.0%以上という従来の炭素繊維束にくら
べて卓越した高強伸度を有する炭素繊維束は外層部、特
にその厚さが1.5μ以下の外層部が内層部にくらべて
電子回折強度が低く、すなわち、内層部に対して非晶化
された構造を有しており、繊維全体としては少くとも7
5%の結晶配向度を有する単繊維から構成されることに
よりはじめて得られるが、後述するように該炭素繊維束
構成単繊維の特異な構造、特にその外層部は該炭素繊維
束の製造工程における非晶化処理によって形成されるの
である。
束構成単繊維の内外層部の構造差および結晶配向度に密
接に関係するが、さらに該炭素繊維束構成単繊維の平均
単繊維強度(JIS−几−7601に記載の単繊維強度
試験法による)が少くとも450にり/ maであり、
X線光電子分光法(ESCA)による炭素繊維表面の酸
素濃度(01s/Cts )およびカルボキシル基量な
どが関係する。すなわち、本発明において、’JIS−
几−7601に記載のエポキシ樹脂パチツソノックス″
(CX)−221を含浸したストランド強伸度試験法に
より測定される強伸度がそれぞれ490I’/ /ma
以上および2.0%以上という従来の炭素繊維束にくら
べて卓越した高強伸度を有する炭素繊維束は外層部、特
にその厚さが1.5μ以下の外層部が内層部にくらべて
電子回折強度が低く、すなわち、内層部に対して非晶化
された構造を有しており、繊維全体としては少くとも7
5%の結晶配向度を有する単繊維から構成されることに
よりはじめて得られるが、後述するように該炭素繊維束
構成単繊維の特異な構造、特にその外層部は該炭素繊維
束の製造工程における非晶化処理によって形成されるの
である。
すなわち、このような非晶化処理によって形成される内
層部とは異った結晶構造を有する単繊維はJIS−4L
−7601に記載の平均単繊維強度が少くとも4SOK
り/−であり、しかもその外層部表面は、ESCAによ
って測定される酸素濃度(Ols /Cts )が0.
1〜0.4およびカルボキシル基量が1〜20μ1mγ
ノの範囲内に改質されており、このような平均単繊維強
度並びにその表面の改質によって炭素繊維束、特にコン
ポジット物性に直接対応するストランド物性を著しく向
上させることができるのである。
層部とは異った結晶構造を有する単繊維はJIS−4L
−7601に記載の平均単繊維強度が少くとも4SOK
り/−であり、しかもその外層部表面は、ESCAによ
って測定される酸素濃度(Ols /Cts )が0.
1〜0.4およびカルボキシル基量が1〜20μ1mγ
ノの範囲内に改質されており、このような平均単繊維強
度並びにその表面の改質によって炭素繊維束、特にコン
ポジット物性に直接対応するストランド物性を著しく向
上させることができるのである。
炭素繊維束としての高強伸度化に該炭素繊維束構成単繊
維の平均単繊維強度の増大が影響することは子側される
としても、前述した非晶化された外層部を有し、かつそ
の表面に特定範囲の酸素濃度およびカルボキシル基量を
有する炭素繊維からなる繊維束が卓越したストランド強
伸度を示すことは驚くべきことである。
維の平均単繊維強度の増大が影響することは子側される
としても、前述した非晶化された外層部を有し、かつそ
の表面に特定範囲の酸素濃度およびカルボキシル基量を
有する炭素繊維からなる繊維束が卓越したストランド強
伸度を示すことは驚くべきことである。
このような本発明の炭素繊維束の製造法としては前述し
た特定の非晶化された外層部および繊維全体としての結
晶配向度を有する単繊維からなる繊維束を形成させるこ
とにより基本的に得ることができるが、以下その1製造
例について具体的に説明する。
た特定の非晶化された外層部および繊維全体としての結
晶配向度を有する単繊維からなる繊維束を形成させるこ
とにより基本的に得ることができるが、以下その1製造
例について具体的に説明する。
寸ず、本発明の炭素繊維束の製造に用いるプリカーサと
しては、引張強度が5.5〜Z5 y−/d、伸度が8
〜14チ、表面が平滑で断面形状が実質的に円形のアク
リロニトリルを主成分とするアクリル系繊維、好ましく
は単糸繊度が約0.1〜1.5 d 、単糸本数が10
00〜30,000本、より好ましくは1500〜15
.IJOO本のアクリル系繊維束がある。
しては、引張強度が5.5〜Z5 y−/d、伸度が8
〜14チ、表面が平滑で断面形状が実質的に円形のアク
リロニトリルを主成分とするアクリル系繊維、好ましく
は単糸繊度が約0.1〜1.5 d 、単糸本数が10
00〜30,000本、より好ましくは1500〜15
.IJOO本のアクリル系繊維束がある。
そして、このようなプリカーサに予じめ流体処理、たと
えば、エヤー処理を施して十分に開繊した後約200〜
400℃の酸化性雰囲気中で少くとも0.1ノ/dの緊
張下に加熱して酸化繊維糸条に転換し、次いで好ましく
はエヤージェットによる流体処理を施して、少くとも1
000℃の不活性雰囲気中で炭化するプロセスを適用し
、引張強度600にり/ma以下の単繊維含有量が20
チ以下で、平均単繊維強度が少くとも3209/d、伸
度が1.6チ以上、小角X線回折による回折強度(1°
における)が1200力ウント/秒以下の炭素繊維束1
形成せしめる。
えば、エヤー処理を施して十分に開繊した後約200〜
400℃の酸化性雰囲気中で少くとも0.1ノ/dの緊
張下に加熱して酸化繊維糸条に転換し、次いで好ましく
はエヤージェットによる流体処理を施して、少くとも1
000℃の不活性雰囲気中で炭化するプロセスを適用し
、引張強度600にり/ma以下の単繊維含有量が20
チ以下で、平均単繊維強度が少くとも3209/d、伸
度が1.6チ以上、小角X線回折による回折強度(1°
における)が1200力ウント/秒以下の炭素繊維束1
形成せしめる。
このような強伸度物性を有する炭素繊維をより有利に製
造するために、プリカーサのアクリル系繊維の原糸油剤
として特開昭5.0−109,568、同54−154
126号各公報に記載のシリコン系油剤、特願昭57−
3085号明細書に記載の酸化防止剤を配合した高級ア
ルコール系又は高級脂肪酸系油剤を用い、炭化条件とし
てi ooo〜1200℃における昇温速度を100〜
1ooo℃/分に設定するのが好ましい。
造するために、プリカーサのアクリル系繊維の原糸油剤
として特開昭5.0−109,568、同54−154
126号各公報に記載のシリコン系油剤、特願昭57−
3085号明細書に記載の酸化防止剤を配合した高級ア
ルコール系又は高級脂肪酸系油剤を用い、炭化条件とし
てi ooo〜1200℃における昇温速度を100〜
1ooo℃/分に設定するのが好ましい。
次いで、得られた前記平均単繊維強伸度を有する炭素繊
維束を少くとも約801C以上、沸点以下の硝酸を必須
成分とする酸化剤浴中で処理し、水洗、乾燥もしくは乾
燥することなく後食くとも600℃の不活性雰囲気中で
加熱処理することが重要である。
維束を少くとも約801C以上、沸点以下の硝酸を必須
成分とする酸化剤浴中で処理し、水洗、乾燥もしくは乾
燥することなく後食くとも600℃の不活性雰囲気中で
加熱処理することが重要である。
すなわち、本発明の特徴である単繊維の外層部における
電子線回折強度が内層部にくらべて小さく、少くとも7
5%の結晶配向度を有する少くとも49〇五り/mTM
および2.0%以上のストランド強伸度を有する炭素繊
維束、好ましくはESCAによる炭素繊維表面の酸素濃
度(01s/C18)が0.1〜0.4およびカルボキ
シル基量が1〜20μmob/fの範囲内の単繊維から
なる繊維束は前述した特定の引張強度500に!/−以
下の単繊維含有率が20チ以下、平均単繊維強伸度がそ
れぞれ少くとも620にり/−及び1.5%以上および
小角X線回折強度が1280力ウント/秒以下の炭素繊
維束を前記酸化剤処理および不活性雰囲気処理(以下、
脱官能基処理という)を施すことによりはじめて得るこ
とができる0 前記酸化剤処理浴としては、少くとも20重量%の硝酸
を含有する浴が用いられ、この硝酸の量が20%よりも
少なくなると、前記した炭素繊維束構成単繊維の表層部
を効果的に非晶化することが難しくなり好ましくない。
電子線回折強度が内層部にくらべて小さく、少くとも7
5%の結晶配向度を有する少くとも49〇五り/mTM
および2.0%以上のストランド強伸度を有する炭素繊
維束、好ましくはESCAによる炭素繊維表面の酸素濃
度(01s/C18)が0.1〜0.4およびカルボキ
シル基量が1〜20μmob/fの範囲内の単繊維から
なる繊維束は前述した特定の引張強度500に!/−以
下の単繊維含有率が20チ以下、平均単繊維強伸度がそ
れぞれ少くとも620にり/−及び1.5%以上および
小角X線回折強度が1280力ウント/秒以下の炭素繊
維束を前記酸化剤処理および不活性雰囲気処理(以下、
脱官能基処理という)を施すことによりはじめて得るこ
とができる0 前記酸化剤処理浴としては、少くとも20重量%の硝酸
を含有する浴が用いられ、この硝酸の量が20%よりも
少なくなると、前記した炭素繊維束構成単繊維の表層部
を効果的に非晶化することが難しくなり好ましくない。
さらに、該酸化剤浴としては80重量%以下、好ましく
は20〜80重量%のリン酸、硫酸、塩酸などの無機酸
及び各種の酸化促進能を有する金属化合物を少くとも1
種配合してもよい。しかしながら、該酸化剤浴の浴温は
80℃以上、沸点以下、好ましくは100℃以上、沸点
以下で0.5〜150分間、好ましくは1〜60分間の
処理条件を採用するのがよい。すなわち、このような処
理条件の範囲外では、前述した本発明の特徴である内外
層の結晶構造差および結晶配向度を有する炭素繊維から
なるストランド強伸度の大きい繊維束を再現性よく、工
業的に製造する上で不利になるので好ましくない。
は20〜80重量%のリン酸、硫酸、塩酸などの無機酸
及び各種の酸化促進能を有する金属化合物を少くとも1
種配合してもよい。しかしながら、該酸化剤浴の浴温は
80℃以上、沸点以下、好ましくは100℃以上、沸点
以下で0.5〜150分間、好ましくは1〜60分間の
処理条件を採用するのがよい。すなわち、このような処
理条件の範囲外では、前述した本発明の特徴である内外
層の結晶構造差および結晶配向度を有する炭素繊維から
なるストランド強伸度の大きい繊維束を再現性よく、工
業的に製造する上で不利になるので好ましくない。
このような酸化剤処理を施した炭素繊維束は次いで水洗
して付着した酸化剤を十分に除去した後、脱官能基処理
が施される。
して付着した酸化剤を十分に除去した後、脱官能基処理
が施される。
この脱官能基処理条件としては、窒素、ヘリウム、アル
ゴン等の不活性雰囲気中、少くとも600℃、好ましく
は500〜1000℃の温度範囲内でX線光電子分光法
(ESCA)によって6111定される酸素濃度(O1
s/Cts)が0.5以下、好ましくは0.1〜0.4
および滴定法によって求められるカルボキシル基量が3
0μ・mot/y−以下、好ましくは1〜20μ・mO
ジノの範囲内になるように処理するのがよい。
ゴン等の不活性雰囲気中、少くとも600℃、好ましく
は500〜1000℃の温度範囲内でX線光電子分光法
(ESCA)によって6111定される酸素濃度(O1
s/Cts)が0.5以下、好ましくは0.1〜0.4
および滴定法によって求められるカルボキシル基量が3
0μ・mot/y−以下、好ましくは1〜20μ・mO
ジノの範囲内になるように処理するのがよい。
すなわち、これらのO1s/Ctsおよびカルボキシル
基量は本発明の炭素繊維束のJ I 8−R−7601
に規定されているエポキシ樹脂CX−221を含浸した
ストランド強伸度を満足する上で重要であるばかりでな
く、各種の樹脂をマトリックスとするコンポジットの機
械的強度に影響し、たとえばO□s/C1sおよびカル
ボキシル基量が前記範囲外ではマトリックスに対する接
着性の低下、マトリックス樹脂の硬化時の脆化などによ
り、該炭素繊維束の有する優れた力学的性質をコンポジ
ット物性に十分に反映させることが難しくなるのである
。
基量は本発明の炭素繊維束のJ I 8−R−7601
に規定されているエポキシ樹脂CX−221を含浸した
ストランド強伸度を満足する上で重要であるばかりでな
く、各種の樹脂をマトリックスとするコンポジットの機
械的強度に影響し、たとえばO□s/C1sおよびカル
ボキシル基量が前記範囲外ではマトリックスに対する接
着性の低下、マトリックス樹脂の硬化時の脆化などによ
り、該炭素繊維束の有する優れた力学的性質をコンポジ
ット物性に十分に反映させることが難しくなるのである
。
なお、前述した、ESC,Aによる酸素濃度(01s/
Cts)および滴定法によるカルボキシル基量は次の測
定法により求められる値である。
Cts)および滴定法によるカルボキシル基量は次の測
定法により求められる値である。
X線光電子分光法(ESCA)による酸素濃度測定法:
国際電気社製ES−200型X線光電子分光装置を用い
て励起X線としてAtKα14B6.6eVを用い、X
線出力10 Kv、 20+nA。
国際電気社製ES−200型X線光電子分光装置を用い
て励起X線としてAtKα14B6.6eVを用い、X
線出力10 Kv、 20+nA。
温度40℃真空度10″torrにて測定する0なお、
データ処理装置はDS−300型を用い運動エネルギー
補正は、CtSO主ピークのに、E。
データ処理装置はDS−300型を用い運動エネルギー
補正は、CtSO主ピークのに、E。
を1202. OeVに合わせて行なう。
得られたスペクトルから% CISに対するOtSの相
対積分強度を計算し、炭素繊維表面の酸素含有官能基量
の指標とする0 また滴定法によるカルボキシル末端基量は次の方法で求
めた値である。
対積分強度を計算し、炭素繊維表面の酸素含有官能基量
の指標とする0 また滴定法によるカルボキシル末端基量は次の方法で求
めた値である。
滴定法によるカルボキシル基量測定法:試料約5y−を
3oome共栓三角フラスコに秤量し水50m1!、1
15ONaOH20mlをホールピペットで正確に加え
さらに水50m1を加えて100m/とじ、時々振りま
ぜ20分放置後超音波加振器に15頒浸し、溶液50m
A’をホールピペットでダルマフラスコを採取し、11
50 N HCtで滴定する。
3oome共栓三角フラスコに秤量し水50m1!、1
15ONaOH20mlをホールピペットで正確に加え
さらに水50m1を加えて100m/とじ、時々振りま
ぜ20分放置後超音波加振器に15頒浸し、溶液50m
A’をホールピペットでダルマフラスコを採取し、11
50 N HCtで滴定する。
滴定はメトローム電位差滴定装置を用い滴定曲線より、
官能基量を求める。
官能基量を求める。
また、小角X線による回折強度は次の方法で求める。
X線小角散乱の測定は、下記の方法で行なった。まず、
炭素繊維束を40閣長に切断し、40m2を精秤採取す
る。試料繊維軸が正確に平行になる様に、そろえだ後、
試料調整用治具を用いて巾2喘の厚さが均一な試料繊維
束に整える。
炭素繊維束を40閣長に切断し、40m2を精秤採取す
る。試料繊維軸が正確に平行になる様に、そろえだ後、
試料調整用治具を用いて巾2喘の厚さが均一な試料繊維
束に整える。
薄いコロジオンを含浸させて形態がくずれない様に固定
した後、該試料繊維束を、X線小角散乱強度測定試料台
にセットする。
した後、該試料繊維束を、X線小角散乱強度測定試料台
にセットする。
スリット・コリメータを装着した小角X線散乱装置を装
着した理学電気社製D−8CX線発生装置を用いて、出
力40 Kv120.mAで赤道方向に10の位置にお
ける散乱強度をシンチレーション・カウンターで測定す
る。同様にして空気散乱を測定して、試料の散乱強度か
ら差引いて、試料の小角X線散乱強度とする。
着した理学電気社製D−8CX線発生装置を用いて、出
力40 Kv120.mAで赤道方向に10の位置にお
ける散乱強度をシンチレーション・カウンターで測定す
る。同様にして空気散乱を測定して、試料の散乱強度か
ら差引いて、試料の小角X線散乱強度とする。
実施例1
アクリロニトリル(AN)99.5モルチとイタコン酸
0.5モルチからなる固有粘度〔η〕が1.80の共重
合体に、アンモニアを吹き込み共重合体のカルボキシル
基末端水素をアンモニウム基で置換して、変性ポリマを
作成し、この変性ポリマの濃度が20重量%のジメチル
スルホキシド(DMSO)溶液を作成した。この溶液を
濾材として、目びらきが5μの焼結金属フィルターを用
いて濾過しだ後、温度60℃に調整し、温鹸60℃濃度
50%のDM80水溶液中に吐出した。口金としては、
孔径0.05mm、ホール数4500のものを用い、凝
固引取り速度を18m/分とした。凝固糸条を水洗後、
熱水中で4倍に延伸した後、シリコーン系油剤処理を行
なった後、160〜160℃に加熱されだローラ表面に
接触させて乾燥緻密化後% 4.0 ”1/crA
の加圧スチーム中で、6倍に延伸して単糸繊度0、7
d )−タル・デニール3150Dの繊維束を得た。な
お、該繊維のシリコン油剤付着量は1.2係であった。
0.5モルチからなる固有粘度〔η〕が1.80の共重
合体に、アンモニアを吹き込み共重合体のカルボキシル
基末端水素をアンモニウム基で置換して、変性ポリマを
作成し、この変性ポリマの濃度が20重量%のジメチル
スルホキシド(DMSO)溶液を作成した。この溶液を
濾材として、目びらきが5μの焼結金属フィルターを用
いて濾過しだ後、温度60℃に調整し、温鹸60℃濃度
50%のDM80水溶液中に吐出した。口金としては、
孔径0.05mm、ホール数4500のものを用い、凝
固引取り速度を18m/分とした。凝固糸条を水洗後、
熱水中で4倍に延伸した後、シリコーン系油剤処理を行
なった後、160〜160℃に加熱されだローラ表面に
接触させて乾燥緻密化後% 4.0 ”1/crA
の加圧スチーム中で、6倍に延伸して単糸繊度0、7
d )−タル・デニール3150Dの繊維束を得た。な
お、該繊維のシリコン油剤付着量は1.2係であった。
該繊維束にリング状ノズルを用いて、圧力0.7 眩/
crlのエア開繊処理を施した後、240〜260℃の
空気中で、延伸率1.00で加熱して、耐炎化度が水分
率で4.2チの酸化繊維に転換した。次いで、最高温度
が1600℃の窒素雰囲気中で、600〜700℃の温
度域における昇温速度を約600℃、1000〜120
0℃の温度域における昇温速度を約600℃の条件下で
炭化して、炭素繊維を得た。得られた炭素繊維のJIS
−R−7601の単繊維試験法に準じた方法によって測
定した平均単繊維引張り強度は、550にり/mtM
、平均単繊維引張り伸度は1.46%であった。なお、
単糸強度ろooKy/−以下の単糸の割合は19%であ
った。また、該炭素繊維束のストランド(JIS−R−
7601の樹脂含浸ストランド試験法に準じ樹脂処方と
しては゛jフッソツクス”221 / 3フツ化ホウ素
モノエチルアミン/アセトン−1oo15/4部をよく
混合して用い、含浸ストランドは160℃×30分硬化
させた後測定した)強度は427 K!/mA、伸度が
1.85%であった。
crlのエア開繊処理を施した後、240〜260℃の
空気中で、延伸率1.00で加熱して、耐炎化度が水分
率で4.2チの酸化繊維に転換した。次いで、最高温度
が1600℃の窒素雰囲気中で、600〜700℃の温
度域における昇温速度を約600℃、1000〜120
0℃の温度域における昇温速度を約600℃の条件下で
炭化して、炭素繊維を得た。得られた炭素繊維のJIS
−R−7601の単繊維試験法に準じた方法によって測
定した平均単繊維引張り強度は、550にり/mtM
、平均単繊維引張り伸度は1.46%であった。なお、
単糸強度ろooKy/−以下の単糸の割合は19%であ
った。また、該炭素繊維束のストランド(JIS−R−
7601の樹脂含浸ストランド試験法に準じ樹脂処方と
しては゛jフッソツクス”221 / 3フツ化ホウ素
モノエチルアミン/アセトン−1oo15/4部をよく
混合して用い、含浸ストランドは160℃×30分硬化
させた後測定した)強度は427 K!/mA、伸度が
1.85%であった。
また、1上記炭素繊維につき1°における小角X線散乱
強度を測定したところ1150力ウント/秒であった。
強度を測定したところ1150力ウント/秒であった。
このようにして得られた4500フイラメントからなる
炭素繊維束約20?7Zをパイレックスガラスフレーム
に巻き、68%の濃硝酸にて120℃45分の処理を行
なった。次いで炭素繊維束をイオン交換水にて約60分
水洗し、120℃のオーブンにて60分乾燥を行なった
。
炭素繊維束約20?7Zをパイレックスガラスフレーム
に巻き、68%の濃硝酸にて120℃45分の処理を行
なった。次いで炭素繊維束をイオン交換水にて約60分
水洗し、120℃のオーブンにて60分乾燥を行なった
。
得られた炭素繊維束を窒素雰囲気下700℃の電気炉で
約1分間加熱処理を行ない、繊維表面に形成された酸素
含有官能基量を表−1の値に調整した。
約1分間加熱処理を行ない、繊維表面に形成された酸素
含有官能基量を表−1の値に調整した。
このようにして作成した炭素繊維について本文中に示し
た方法によって単繊維、縦断面の超薄切片を作成し1.
、制限視野電子線回折法によって、単繊維縦断面の各部
分についての回折プロフィールを得た。得られた回折プ
ロフィールの中から繊維中心部分(core)と繊維表
層から0.5μ部分まで(edge)のデータを解析し
て未処理のブランクと比較し、表−1の結果を得た。
た方法によって単繊維、縦断面の超薄切片を作成し1.
、制限視野電子線回折法によって、単繊維縦断面の各部
分についての回折プロフィールを得た。得られた回折プ
ロフィールの中から繊維中心部分(core)と繊維表
層から0.5μ部分まで(edge)のデータを解析し
て未処理のブランクと比較し、表−1の結果を得た。
次にこのようにして表面処理された炭素繊維について前
記したと同様の方法で平均単繊維強伸度及び樹脂含浸ス
トランド強伸度を測定した。
記したと同様の方法で平均単繊維強伸度及び樹脂含浸ス
トランド強伸度を測定した。
この結果を未処理のものと合わせて表−2に示した。
実施例2
0金ホール数6000、凝固引取り速度10m/分とし
た以外は実施例1と同一の製糸方法で単繊度0.8d、
トータルデニール480’ODの 」アクリル繊維束
を得、次いで炭化時の昇温速度を600℃/分とさらに
ゆるやかにした他は実施例1とほぼ同一の焼成方法によ
って炭素繊維束を得た。
た以外は実施例1と同一の製糸方法で単繊度0.8d、
トータルデニール480’ODの 」アクリル繊維束
を得、次いで炭化時の昇温速度を600℃/分とさらに
ゆるやかにした他は実施例1とほぼ同一の焼成方法によ
って炭素繊維束を得た。
該炭素繊維束の平均単繊維引張強度は580に!/mr
m平均単繊維引張伸度は1.5 % 、単糸強度、′5
00hり/ mA以下の単糸の割合は15%であり、1
°における小角X線散乱強度は1100力ウント/秒で
あった。また該炭素繊維束のストランド強度及び伸度は
それぞれ455にり/mas伸度1.86チであった。
m平均単繊維引張伸度は1.5 % 、単糸強度、′5
00hり/ mA以下の単糸の割合は15%であり、1
°における小角X線散乱強度は1100力ウント/秒で
あった。また該炭素繊維束のストランド強度及び伸度は
それぞれ455にり/mas伸度1.86チであった。
このような炭素繊維束を硝酸中での処理時間を45分と
した他は、実施例1と全く同一の条件下に、処理、水洗
、乾燥及び窒素中での加熱処理を行なった。
した他は、実施例1と全く同一の条件下に、処理、水洗
、乾燥及び窒素中での加熱処理を行なった。
次いで、得られた炭素繊維束について、実施例1と同様
に制限視野電子線回折その他による解析及び単糸、スト
ランド物性の測定を行ないそれぞれ表−1及び表−2に
その結果を示した。
に制限視野電子線回折その他による解析及び単糸、スト
ランド物性の測定を行ないそれぞれ表−1及び表−2に
その結果を示した。
七較例1
実施例1と全く同様の方法を用いて炭素繊維束を作成し
、さらに120℃、68%の濃硝酸中で6時間処理した
他は、実施例1と同様に表面処理を行なった。
、さらに120℃、68%の濃硝酸中で6時間処理した
他は、実施例1と同様に表面処理を行なった。
このように作成した炭素繊維について本文中に示した方
法によって単繊維縦断面の各部分についての回折プロフ
ィールを得た。
法によって単繊維縦断面の各部分についての回折プロフ
ィールを得た。
得られた回折プロフィールを解析したところ繊維表層か
ら約1.8μ部分での結晶構造が表−1に示した値を示
した。
ら約1.8μ部分での結晶構造が表−1に示した値を示
した。
またこのときの樹脂含浸ストランド強度及び伸度はそれ
ぞれ55 ogy/ma 、1. s 1%であった。
ぞれ55 ogy/ma 、1. s 1%であった。
比較例2
実施例2と表面処理工程で不活性雰囲気中での熱処理を
省略した以外は同じく同様の方法を用いて炭素繊維束を
作成した。
省略した以外は同じく同様の方法を用いて炭素繊維束を
作成した。
得られた炭素繊維について、実施例1と同様にX線光電
子分光法及び滴定法による炭素繊維表面の酸素含有官能
基量の測定及び電子線回折による結晶構造の比較を行な
い表−1の結果を得た。
子分光法及び滴定法による炭素繊維表面の酸素含有官能
基量の測定及び電子線回折による結晶構造の比較を行な
い表−1の結果を得た。
またこのときの樹脂含浸ストランド強度及び伸度はそれ
ぞれ610にり/ma 11.27%であった。
ぞれ610にり/ma 11.27%であった。
比較例6
0金ホール数6000、製糸工程油剤として高級アルコ
ール系油剤を2%付着させた以外は、実施例1と同一の
製糸方法で単糸繊度1. Od )−タルデニール30
00Dのアクリル繊維束を得た。
ール系油剤を2%付着させた以外は、実施例1と同一の
製糸方法で単糸繊度1. Od )−タルデニール30
00Dのアクリル繊維束を得た。
該繊維束にエア開繊処理を施さずに15タ一ン/mの加
熱を施し、240〜260℃の空気中で延伸率0.97
で加熱して、耐炎化度が水分率で75%の酸化繊維に転
換した。次いで、最高温度が1600℃の窒素雰囲気中
で600℃〜700℃の温度域における昇温速度を約1
200℃、1000〜1200℃の温度域における昇温
速度的1100℃の条件下に炭化して炭素繊維を得た。
熱を施し、240〜260℃の空気中で延伸率0.97
で加熱して、耐炎化度が水分率で75%の酸化繊維に転
換した。次いで、最高温度が1600℃の窒素雰囲気中
で600℃〜700℃の温度域における昇温速度を約1
200℃、1000〜1200℃の温度域における昇温
速度的1100℃の条件下に炭化して炭素繊維を得た。
得られた炭素繊維の平均単繊維引張強度及び平均単繊維
引張伸度はそれぞれ600にり/ma、1.27%1°
における小角X線散乱強度は1600力ウント/秒であ
った。
引張伸度はそれぞれ600にり/ma、1.27%1°
における小角X線散乱強度は1600力ウント/秒であ
った。
このような炭素繊維束を実施例1と全く同一の条件下に
硝酸中での処理、水洗、乾燥、及び窒素雰囲気中での加
熱処理を行なった。
硝酸中での処理、水洗、乾燥、及び窒素雰囲気中での加
熱処理を行なった。
次いで得られた炭素繊維束について実施例と同様に単糸
、ストランド物性の測定を行ない表−2の結果を得た。
、ストランド物性の測定を行ない表−2の結果を得た。
第1図は炭素繊維の超薄切片作製方法の模式第2図(5
)および(B)は炭素繊維の電子線回折写真およびその
模式図の1例を示す図、第6図は該第2図囚の電子線回
折写真像の(002)について、赤道線方向の回折強度
の走査プロフィルを示す図である。 特許出願人 東 し 株 式 会 社1−L【 第2図(8) 第3図 手 続 補 正 書 (方式)昭禾ロ
午 月 日 特許庁長官 若 杉 和 夫 殿 1事件の表示 昭和57年特許願第 98349 号2、発明の名
称 高強伸度炭素繊維束 五補正をする者 事件との関係 特 許 出 願 人生 所 東
京都中央区日本橋室町2丁目2番地5 補正により増加
する発明の数 な し単な説明の欄」並びに「図面」 明 細 書 中 (1)第5頁、第18行目〜第6頁、第2行目、「第1
図に示したように・・・電子線回折を行う。了を削除し
、次の記載を挿入する。 [第1図(A)および(B)に示したように、該炭素繊
維lから厚さが150〜200オングストローム(X)
の超薄切片2,2゛を作成する。ここで2は繊維軸方向
の超薄切片、2′は繊維軸と直交方向の超薄切片である
。 この超薄切片2,2′は夫々金を蒸着したマイクログリ
シド上に載置して、高分解能電子顕微鏡を用いて電子線
回折を行なう。 (2)第6頁、第14行目、 「第1図(A)」を「第2図(A)」と補正する。 (3)第24頁、 1表=1」を削除し、次表を挿入する。 以下余白 (2) (4)第27頁、第7行目、 「第1図」を「第1図(A)および(B)」と補正する
。 (5) 第27頁、第13行目の後に、次の記載を挿
入する。 [1: 炭素繊維 2: 超薄切片(繊維軸方向の切片) 2′: 超薄切片(繊維軸と直交方向の切片)図
面 中 (1) 第1図を別紙のとおり第1図(A)および(
B)に訂正する。 l2 / Z’ 第1flfJcB)
)および(B)は炭素繊維の電子線回折写真およびその
模式図の1例を示す図、第6図は該第2図囚の電子線回
折写真像の(002)について、赤道線方向の回折強度
の走査プロフィルを示す図である。 特許出願人 東 し 株 式 会 社1−L【 第2図(8) 第3図 手 続 補 正 書 (方式)昭禾ロ
午 月 日 特許庁長官 若 杉 和 夫 殿 1事件の表示 昭和57年特許願第 98349 号2、発明の名
称 高強伸度炭素繊維束 五補正をする者 事件との関係 特 許 出 願 人生 所 東
京都中央区日本橋室町2丁目2番地5 補正により増加
する発明の数 な し単な説明の欄」並びに「図面」 明 細 書 中 (1)第5頁、第18行目〜第6頁、第2行目、「第1
図に示したように・・・電子線回折を行う。了を削除し
、次の記載を挿入する。 [第1図(A)および(B)に示したように、該炭素繊
維lから厚さが150〜200オングストローム(X)
の超薄切片2,2゛を作成する。ここで2は繊維軸方向
の超薄切片、2′は繊維軸と直交方向の超薄切片である
。 この超薄切片2,2′は夫々金を蒸着したマイクログリ
シド上に載置して、高分解能電子顕微鏡を用いて電子線
回折を行なう。 (2)第6頁、第14行目、 「第1図(A)」を「第2図(A)」と補正する。 (3)第24頁、 1表=1」を削除し、次表を挿入する。 以下余白 (2) (4)第27頁、第7行目、 「第1図」を「第1図(A)および(B)」と補正する
。 (5) 第27頁、第13行目の後に、次の記載を挿
入する。 [1: 炭素繊維 2: 超薄切片(繊維軸方向の切片) 2′: 超薄切片(繊維軸と直交方向の切片)図
面 中 (1) 第1図を別紙のとおり第1図(A)および(
B)に訂正する。 l2 / Z’ 第1flfJcB)
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 (1) (o 02 )および(1’ 00 )にお
ける電子線回折強度が繊維の内層部にくらべて繊維の外
層部が小さく、かつ該電子線回折による結晶配向度が少
くとも75%である炭素繊維からなり、JIS−R−7
601に記載のエポキシ樹脂“チッソソックス” (C
X )−221全含浸り、タストランド試験によって求
められる引張強伸度がそれぞれ49oKy/−以上およ
び2.0%以上である高強伸度炭素繊維束。 (2、特許請求の範囲第1項において、繊維の外層部の
厚さが、1.5ミクロン(μ)以下である高強伸度炭素
繊維束。 (3)特許請求の範囲第1〜2項において、電子線回折
による結晶配向度が繊維の内外層部で実質的に同一であ
る高強伸度炭素繊維束。 (4)特許請求の範囲第1〜6項において(002)お
よび(100)における電子線回折強度の繊維の内層部
に対する繊維の外層部の比が0.90以下である高強伸
度炭素繊維束。 (5)特許請求の範囲第1項において、JIS−ドア6
01に記載の単繊維強度試験法によって測定される炭素
繊維束構成単繊維の平均単繊維強度が少くとも450に
り/−である炭素繊維束。 (6)特許請求の範囲第1項において、X線光電子分光
法(E8CA)によって測定される炭素繊維表面の酸素
濃度(01s/c1s )が0,1〜0.4の範囲内で
あり、かつ滴定法によって求められるカルボキシル基量
が1〜20μmol/fの範囲内である高強伸度炭素繊
維束。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9834982A JPS58214527A (ja) | 1982-06-08 | 1982-06-08 | 高強伸度炭素繊維束 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9834982A JPS58214527A (ja) | 1982-06-08 | 1982-06-08 | 高強伸度炭素繊維束 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58214527A true JPS58214527A (ja) | 1983-12-13 |
| JPH0258367B2 JPH0258367B2 (ja) | 1990-12-07 |
Family
ID=14217417
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9834982A Granted JPS58214527A (ja) | 1982-06-08 | 1982-06-08 | 高強伸度炭素繊維束 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58214527A (ja) |
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| JPS61225330A (ja) * | 1985-03-29 | 1986-10-07 | Toray Ind Inc | 超高強度複合材料製造用炭素繊維およびその製造法 |
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| EP0168669A3 (en) * | 1984-06-22 | 1989-05-03 | Toray Industries, Inc. | Ultrahigh strength carbon fibers |
| JP2015074844A (ja) * | 2013-10-08 | 2015-04-20 | 東邦テナックス株式会社 | 炭素繊維及びその製造方法 |
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| JP4936588B2 (ja) * | 2000-12-15 | 2012-05-23 | 東邦テナックス株式会社 | 金属酸化物コーティング用炭素繊維及びその製造方法 |
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| JPS53126325A (en) * | 1977-04-05 | 1978-11-04 | Toray Ind Inc | High-purity acrylic carbon fiber |
| JPS5459497A (en) * | 1977-10-04 | 1979-05-14 | Rolls Royce | Treatment of carbon fiber |
-
1982
- 1982-06-08 JP JP9834982A patent/JPS58214527A/ja active Granted
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| JPS60252719A (ja) * | 1984-05-30 | 1985-12-13 | Asahi Chem Ind Co Ltd | 高伸度炭素繊維の製造方法 |
| EP0168669A3 (en) * | 1984-06-22 | 1989-05-03 | Toray Industries, Inc. | Ultrahigh strength carbon fibers |
| JPS61225330A (ja) * | 1985-03-29 | 1986-10-07 | Toray Ind Inc | 超高強度複合材料製造用炭素繊維およびその製造法 |
| JPS61296123A (ja) * | 1985-06-21 | 1986-12-26 | Toray Ind Inc | 超高強度コンポジツト物性を示す炭素繊維 |
| JPS62141124A (ja) * | 1985-12-17 | 1987-06-24 | Toray Ind Inc | 超高強度複合材料製造用炭素繊維 |
| JP2015074844A (ja) * | 2013-10-08 | 2015-04-20 | 東邦テナックス株式会社 | 炭素繊維及びその製造方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0258367B2 (ja) | 1990-12-07 |
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