JPS582235B2 - ジヒドロキシジフエニルスルホンの製造法 - Google Patents
ジヒドロキシジフエニルスルホンの製造法Info
- Publication number
- JPS582235B2 JPS582235B2 JP55152225A JP15222580A JPS582235B2 JP S582235 B2 JPS582235 B2 JP S582235B2 JP 55152225 A JP55152225 A JP 55152225A JP 15222580 A JP15222580 A JP 15222580A JP S582235 B2 JPS582235 B2 JP S582235B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- dihydroxydiphenyl sulfone
- reaction
- phenol
- present
- producing
- Prior art date
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- Catalysts (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はジヒドロキシジフエニルスルホンの製造法に関
するものである。
するものである。
さらに詳しくは、フェノールと濃硫酸、発煙硫酸もしく
は無水硫酸のごときスルホン化剤、又はフェノールスル
ホン酸を脱水縮合反応せしめて短時間で高収率にて不純
物の少ないジヒドロキシジフェニルスルホンを製造する
新規な方法を提供するものである。
は無水硫酸のごときスルホン化剤、又はフェノールスル
ホン酸を脱水縮合反応せしめて短時間で高収率にて不純
物の少ないジヒドロキシジフェニルスルホンを製造する
新規な方法を提供するものである。
ジヒドロキシジフエニルスルホンは、そのジフエニルス
ルホン結合の特異性から、耐熱性、耐酸化性および耐光
安定性を有し、このため、近年ポリエステル樹脂、エポ
キシ樹脂、ポリカーボネート樹脂などのプラスチック分
野でビスフェノールAの代替品としての利用が発展しつ
つある他、架橋剤、皮革なめし剤、染料などの原料中間
体としても有用な化合物である。
ルホン結合の特異性から、耐熱性、耐酸化性および耐光
安定性を有し、このため、近年ポリエステル樹脂、エポ
キシ樹脂、ポリカーボネート樹脂などのプラスチック分
野でビスフェノールAの代替品としての利用が発展しつ
つある他、架橋剤、皮革なめし剤、染料などの原料中間
体としても有用な化合物である。
従来、フェノールと濃硫酸、発煙硫酸もしくは無水硫酸
のごときスルホン化剤、又はフェノールスルホン酸を1
00〜250℃の高温下において脱水縮合反応せしめジ
ヒドロキシジフエニルスルホンを製造する方法は、公知
である。
のごときスルホン化剤、又はフェノールスルホン酸を1
00〜250℃の高温下において脱水縮合反応せしめジ
ヒドロキシジフエニルスルホンを製造する方法は、公知
である。
この場合、反応の速度は一般に極めて緩慢であり、副反
応を最少限度に抑制する様な最適条件下で10時間以上
の反応時間が必要とされる。
応を最少限度に抑制する様な最適条件下で10時間以上
の反応時間が必要とされる。
強酸性物質存在下における高温、長時間反応は結果的に
副反応を多発し、これにより生ずる不純物のため最終製
品は着色し、収率も低くなる。
副反応を多発し、これにより生ずる不純物のため最終製
品は着色し、収率も低くなる。
この為副反応を防止し、着色物質の生成を抑え、反応収
率を向上させる方法が種々検討されてきた。
率を向上させる方法が種々検討されてきた。
例えば特公昭47−20223号公報では、フェノール
と硫酸を化学量論的比率にて、130〜170℃の温度
で反応させるに際し、共沸溶剤としてベンゼンを使用す
ることにより、着色原因であるところのタール、レジン
及び他の好ましくない不純物の副生を防ぐと共に、反応
中に生成した水を共沸蒸留によって系外へ除去すること
により反応収率の向上を計っている。
と硫酸を化学量論的比率にて、130〜170℃の温度
で反応させるに際し、共沸溶剤としてベンゼンを使用す
ることにより、着色原因であるところのタール、レジン
及び他の好ましくない不純物の副生を防ぐと共に、反応
中に生成した水を共沸蒸留によって系外へ除去すること
により反応収率の向上を計っている。
しかしこの方法では、反応時間は士数時間と依然として
長く工業的製法として充分満足できるものではない。
長く工業的製法として充分満足できるものではない。
又、特開昭53−103446号公報では、フェノール
と三酸化硫黄とを、20〜160℃にて反応させてジヒ
ドロキシジフエニルスルホンを製造するに際し、三酸化
硫黄1モル尚り弗化水素を10モル以上存在させること
により不純物及び着色成分含有量の少ない生成物が得ら
れることを示している。
と三酸化硫黄とを、20〜160℃にて反応させてジヒ
ドロキシジフエニルスルホンを製造するに際し、三酸化
硫黄1モル尚り弗化水素を10モル以上存在させること
により不純物及び着色成分含有量の少ない生成物が得ら
れることを示している。
しかしこの方法では弗素イオンを多量に含んだ酸性溶液
を高温下で取り扱う為、工業的プロセスとして採用する
場合、装置の材質の選択等困難な問題が多い。
を高温下で取り扱う為、工業的プロセスとして採用する
場合、装置の材質の選択等困難な問題が多い。
本発明者等はフェノールと濃硫酸、発煙硫酸もしくは無
水硫酸のごときスルホン化剤、又はフェノールスルホン
酸を脱水縮合反応せしめ、ジヒドロキシジフエニルスル
ホンを製造するに当り、反応を効果的に促進しかつ、副
反応を抑制する方法について鋭意検討した結果、工業的
実施が可能な、非常に有利な方法を発明するに至った。
水硫酸のごときスルホン化剤、又はフェノールスルホン
酸を脱水縮合反応せしめ、ジヒドロキシジフエニルスル
ホンを製造するに当り、反応を効果的に促進しかつ、副
反応を抑制する方法について鋭意検討した結果、工業的
実施が可能な、非常に有利な方法を発明するに至った。
すなわち、本発明は、フェノールと濃硫酸、発煙硫酸、
もしくは無水硫酸のごときスルホン化剤、又は、フェノ
ールスルホン酸を脱水縮合反応せしめ、ジヒドロキシジ
フエニルスルホンを製造スルに際し、触媒として、活性
炭及び活性白土からなる群より選ばれた少なくとも1種
を存在させることを特徴とするジヒドロキシジフエニル
スルホンの製造法に関するものである。
もしくは無水硫酸のごときスルホン化剤、又は、フェノ
ールスルホン酸を脱水縮合反応せしめ、ジヒドロキシジ
フエニルスルホンを製造スルに際し、触媒として、活性
炭及び活性白土からなる群より選ばれた少なくとも1種
を存在させることを特徴とするジヒドロキシジフエニル
スルホンの製造法に関するものである。
かかる本発明方法により、脱水縮合反応が極めて迅速に
進行し、副生不純物の含有量の少いジヒドロキシジフエ
ニルスルホンを短時間に高収率で得ることができる。
進行し、副生不純物の含有量の少いジヒドロキシジフエ
ニルスルホンを短時間に高収率で得ることができる。
本発明方法を実施するに際し、反応温度は140〜25
0℃、好ましくは170〜200℃である。
0℃、好ましくは170〜200℃である。
反応温度が140℃以下では、実質的に脱水縮合反応が
進行しなくなり、たとえ、本発明の触媒を加えても十分
な効果を得ることは難しい。
進行しなくなり、たとえ、本発明の触媒を加えても十分
な効果を得ることは難しい。
また250℃以上では、副反応の活性化及びジヒドロキ
シフエニルスルホンの分解高分子化が起り、収率の低下
、着色物質の増加をまねく。
シフエニルスルホンの分解高分子化が起り、収率の低下
、着色物質の増加をまねく。
また、フェノール対スルホン化剤又はフェノールスルホ
ン酸の比は、フェノール/スルホン化剤=2〜6(モル
比)又はフェノール/フェノールスルホン酸=1〜3(
モル比)が好ましく、特に、化学量論的割合または若干
過剰量のフェノールの使用即ち、フェノール/スルホン
化剤=2〜4(モル比)、又はフェノール/フェノール
スルホン酸=1〜2(モル比)が好ましい。
ン酸の比は、フェノール/スルホン化剤=2〜6(モル
比)又はフェノール/フェノールスルホン酸=1〜3(
モル比)が好ましく、特に、化学量論的割合または若干
過剰量のフェノールの使用即ち、フェノール/スルホン
化剤=2〜4(モル比)、又はフェノール/フェノール
スルホン酸=1〜2(モル比)が好ましい。
本発明方法で使用する触媒の添加量は、反応物に対して
0.01〜1.0重量%が適当である。
0.01〜1.0重量%が適当である。
また触媒は微量の添加で大きな効果を有するため、反応
後これを廃棄しても経済的に、ほとんど問題はないが、
必要に応じて目的物を分離した母液を循環使用して触媒
としての効果を持続せしめることができる。
後これを廃棄しても経済的に、ほとんど問題はないが、
必要に応じて目的物を分離した母液を循環使用して触媒
としての効果を持続せしめることができる。
本発明方法は、連続、半連続、回分のいづれの方式にお
いても適用することができる。
いても適用することができる。
又、本発明の実施に当って反応生成物の固結化防止、異
性体の分離等の目的でフェノール以外の有機溶剤、たと
えば、クロルベンゼン、o−ジクロルベンゼン、トリク
ロルベンゼン、クロルトルエン、テトラクロルエタン、
トリクロルエタン、ベンゼン、トルエン、キシレン、ク
レゾール等を共存させてもよく、これらは何等本発明に
影響を与えるものではない。
性体の分離等の目的でフェノール以外の有機溶剤、たと
えば、クロルベンゼン、o−ジクロルベンゼン、トリク
ロルベンゼン、クロルトルエン、テトラクロルエタン、
トリクロルエタン、ベンゼン、トルエン、キシレン、ク
レゾール等を共存させてもよく、これらは何等本発明に
影響を与えるものではない。
次に例をあげて本発明を具体的に説明するが、本発明は
以下の実施例によって限定されるものではない。
以下の実施例によって限定されるものではない。
実施例 1
フェノール250g、98%硫酸100g、活性炭1g
の混合物を攪拌下180℃にて加熱する。
の混合物を攪拌下180℃にて加熱する。
フェノールと共に生成水が共沸して留出してくる。
この留出物を凝縮させて2相に分離し、有機相を連続的
に反応器に戻しつつ2時間反応を行った。
に反応器に戻しつつ2時間反応を行った。
反応生成物中のジヒドロキシジフエニルスルホンな液体
クロマトグラフイーにより分析した結果、ジヒドロキシ
ジフエニルスルホンの生成量は239gであり、硫酸に
対する収率は95.6%であった。
クロマトグラフイーにより分析した結果、ジヒドロキシ
ジフエニルスルホンの生成量は239gであり、硫酸に
対する収率は95.6%であった。
比較例 1
実施例1において、触媒である活性炭を反応系に加える
ことなく同様の操作を行い、2時間反応後及び10時間
反応後の反応生成物中のジヒドロキシジフエニルスルホ
ンを液体クロマトクラフイーにて分析した。
ことなく同様の操作を行い、2時間反応後及び10時間
反応後の反応生成物中のジヒドロキシジフエニルスルホ
ンを液体クロマトクラフイーにて分析した。
その結果、2時間後の生成量は122グ(対硫酸収率4
8.8%)であり、10時間後の生成量は179g(対
硫酸収率71.6%)であった。
8.8%)であり、10時間後の生成量は179g(対
硫酸収率71.6%)であった。
次に触媒の種類、及び反応剤の組成を変えて実施例1の
方法に従って、本発明の反復を行った結果を表1に示し
た。
方法に従って、本発明の反復を行った結果を表1に示し
た。
Claims (1)
- 1 フェノールとスルホン化剤またはフェノールスルホ
ン酸を反応させてジヒドロキシジフエニルスルホンを製
造するに際し、反応系に活性炭及び活性白土からなる群
より選ばれた少なくとも1種を存在させることを特徴と
するジヒドロキシジフエニルスルホンの製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP55152225A JPS582235B2 (ja) | 1980-10-31 | 1980-10-31 | ジヒドロキシジフエニルスルホンの製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP55152225A JPS582235B2 (ja) | 1980-10-31 | 1980-10-31 | ジヒドロキシジフエニルスルホンの製造法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5777664A JPS5777664A (en) | 1982-05-15 |
| JPS582235B2 true JPS582235B2 (ja) | 1983-01-14 |
Family
ID=15535813
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP55152225A Expired JPS582235B2 (ja) | 1980-10-31 | 1980-10-31 | ジヒドロキシジフエニルスルホンの製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS582235B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6150958A (ja) * | 1984-08-16 | 1986-03-13 | Konishi Kagaku Kogyo Kk | 4,4′−ジヒドロキシジフエニルスルホンの精製法 |
| JP2507510B2 (ja) * | 1988-01-26 | 1996-06-12 | 日華化学株式会社 | ジヒドロキシジフェニルスルホンの精製方法 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5136264A (ja) * | 1974-09-19 | 1976-03-27 | Mitsubishi Monsanto Chem | Garasusenikyokahoribuchirenterefutareetojushisoseibutsu |
-
1980
- 1980-10-31 JP JP55152225A patent/JPS582235B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5777664A (en) | 1982-05-15 |
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