JPS582585B2 - 冷間工具鋼及びその製造法 - Google Patents
冷間工具鋼及びその製造法Info
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- JPS582585B2 JPS582585B2 JP54080744A JP8074479A JPS582585B2 JP S582585 B2 JPS582585 B2 JP S582585B2 JP 54080744 A JP54080744 A JP 54080744A JP 8074479 A JP8074479 A JP 8074479A JP S582585 B2 JPS582585 B2 JP S582585B2
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- steel
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- Treatment Of Steel In Its Molten State (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本願発明は、機械的異方性を改善し、被削性のすぐれた
冷間工具鋼に関する。
冷間工具鋼に関する。
さらに詳しくは快削性付与元素としてSを用いたものに
おいて、S量に対応して適量のTeをも含有させて、鋼
中の硫化物系介在物の形状を改善することにより、機械
的性質の異方性を改善し、被削性のすぐれた冷間工具鋼
を提供するものである。
おいて、S量に対応して適量のTeをも含有させて、鋼
中の硫化物系介在物の形状を改善することにより、機械
的性質の異方性を改善し、被削性のすぐれた冷間工具鋼
を提供するものである。
本願発明はまた、このような機械的性質の異方性を改善
し、被削性のすぐれた冷間工具鋼の製造方法をも包含す
るものである。
し、被削性のすぐれた冷間工具鋼の製造方法をも包含す
るものである。
冷間工具鋼は苛酷な使用条件に耐えうる強度と靭性を確
保するためにCr、MoおよびV等の合金元素を多量に
含有させる。
保するためにCr、MoおよびV等の合金元素を多量に
含有させる。
しかし、一方では強度および靭性は向上するが、多量に
含有されると必然的に被削性は劣化する。
含有されると必然的に被削性は劣化する。
近年、冷間工具鋼においても金型加工費の低減を含めた
トータルコストの低廉化が強く要求されており、特に大
型冷間工具においては、この傾向が強い。
トータルコストの低廉化が強く要求されており、特に大
型冷間工具においては、この傾向が強い。
従来から被削性を改善するためにSを含有させ、硫化物
系介在物を鋼中に残存させるのが最も一般的方法として
知られているが、この方法では、鋼の熱間加工時に上記
硫化物系介在物が鍛伸方向に伸びるため、機械的性質に
異方性を生じ、特に鍛伸方向に対し直角方向の靭性を劣
化させる原因となる。
系介在物を鋼中に残存させるのが最も一般的方法として
知られているが、この方法では、鋼の熱間加工時に上記
硫化物系介在物が鍛伸方向に伸びるため、機械的性質に
異方性を生じ、特に鍛伸方向に対し直角方向の靭性を劣
化させる原因となる。
このため冷間工具鋼においては、本来の性能を劣化させ
ることなく被削性を改善させるのは困難であった。
ることなく被削性を改善させるのは困難であった。
本願発明者らは、上記実情に鑑み、冷間工具としての本
来の特性を劣化させることなく、被削性を改善するため
にはどのような条件をみたす必要があるか、またその冷
間工具鋼を製造する好適な方法はどのようなものである
かを種々検討した結果次の知見を得た。
来の特性を劣化させることなく、被削性を改善するため
にはどのような条件をみたす必要があるか、またその冷
間工具鋼を製造する好適な方法はどのようなものである
かを種々検討した結果次の知見を得た。
すなわち、冷間工具鋼の本来の特性を劣化させず、快削
性を備えるためには、含有される硫化物のうち、長径が
2μ以上の比較的大型のものは、その少なくとも80%
が長短径比が10以下でなげればならないこと、またこ
のような硫化物系介在物は、Te/Sの重量割合を0.
04またはそれ以上にすることによって実現できること
である。
性を備えるためには、含有される硫化物のうち、長径が
2μ以上の比較的大型のものは、その少なくとも80%
が長短径比が10以下でなげればならないこと、またこ
のような硫化物系介在物は、Te/Sの重量割合を0.
04またはそれ以上にすることによって実現できること
である。
さらには、この鋼はTe以外の成分を調整した溶鋼にT
eを添加して均一に分散させることにより製造できるこ
と、そして上記Teの添加に先立って、溶鋼中に非酸化
性ガスを導入して強制攪拌することにより、冷間工具鋼
としての特性および快削性にとって有害な主として酸化
物系介在物からなる大型の介在物を浮上分離させ除去す
ることが好ましいことをも知った。
eを添加して均一に分散させることにより製造できるこ
と、そして上記Teの添加に先立って、溶鋼中に非酸化
性ガスを導入して強制攪拌することにより、冷間工具鋼
としての特性および快削性にとって有害な主として酸化
物系介在物からなる大型の介在物を浮上分離させ除去す
ることが好ましいことをも知った。
以上の新規な知見にもとづく本願発明の冷間工具鋼は、
C:0.40〜2.60、Si:2.0%以下、Mn:
3.0%以下、Cr:0.1〜20.0%、Mo:0.
03〜10.0%、S:0.005〜0.40%、およ
びTe:0.10%以下を含有し(ただし、Te/Sの
重量比は0.04以上)、残余が実質的にFeからなる
組成を有し、その中に存在する硫化物系介在物であって
、長径が2μ以上の比較的大型のものは、その少なくと
も80%が長短径比が10以下であることを特徴とする
ものであり、さらに上記鋼に焼入れ性向上、炭化物を形
成させての耐摩耗性の向上、耐熱性の向上、および結晶
粒の微細化等を鋼の用途に応じて任意的に付与させる場
合は、下記の少なくとも一つのグループの添加元素を含
有する。
C:0.40〜2.60、Si:2.0%以下、Mn:
3.0%以下、Cr:0.1〜20.0%、Mo:0.
03〜10.0%、S:0.005〜0.40%、およ
びTe:0.10%以下を含有し(ただし、Te/Sの
重量比は0.04以上)、残余が実質的にFeからなる
組成を有し、その中に存在する硫化物系介在物であって
、長径が2μ以上の比較的大型のものは、その少なくと
も80%が長短径比が10以下であることを特徴とする
ものであり、さらに上記鋼に焼入れ性向上、炭化物を形
成させての耐摩耗性の向上、耐熱性の向上、および結晶
粒の微細化等を鋼の用途に応じて任意的に付与させる場
合は、下記の少なくとも一つのグループの添加元素を含
有する。
(i)Ni:4.0%以下
(ii)Co:13.0%以下
(iii)W:2.0%以下、V:5.0%以下、Nb
:3.0%以下、Ti:0.5%以下の1種または2種
以上。
:3.0%以下、Ti:0.5%以下の1種または2種
以上。
また、さらに上記鋼の快削性を一層高める場合は、Pb
:0.20%以下、Se:0.30%以下、Bi:0.
15%以下、Ca:0.01%以下の1種または2種以
上を含有するものである。
:0.20%以下、Se:0.30%以下、Bi:0.
15%以下、Ca:0.01%以下の1種または2種以
上を含有するものである。
次に本願発明鋼の成分組成の限定理由を述べる。
C:0.40〜2.60%
0.40%以上含有すると強度、焼入性が増し、Cr,
Mo,W,V等との炭化物を形成し、耐摩耗性が高まる
。
Mo,W,V等との炭化物を形成し、耐摩耗性が高まる
。
しかし多量に含有すると靭性が劣化し、工具寿命を劣化
するので上限を2.60%とした。
するので上限を2.60%とした。
Si:2.0%以下
溶解精錬時の脱酸剤として有効な元素であるが多量に含
有すると鍛造性および靭性を劣化させるため上限を2.
0%とした。
有すると鍛造性および靭性を劣化させるため上限を2.
0%とした。
Mn:3.0%以下
焼入性を向上させるために必要な元素であるが、多量に
含有すると被削性を劣化させるとともに、残留オーステ
ナイト量が増加し、焼入硬さが低下するため上限を3.
0%とした。
含有すると被削性を劣化させるとともに、残留オーステ
ナイト量が増加し、焼入硬さが低下するため上限を3.
0%とした。
Cr:0.1〜20.0%
焼入性を向上させるとともに炭化物を形成し、基地を強
化するために有効な元素であるので少くとも0.03%
含有させる必要があるが、多量に含有しても上記効果の
向上はそれほど望めないので上限を20.0%とした。
化するために有効な元素であるので少くとも0.03%
含有させる必要があるが、多量に含有しても上記効果の
向上はそれほど望めないので上限を20.0%とした。
Mo:0.03〜10.0%
Crと同じように焼入性を向上させるとともに炭化物を
形成し、耐摩耗性を向上せしめ、さらに焼もどし時の2
次硬化に極めて有効な元素であるが、多量に含有しても
、上記効果の向上は、それほど望めないので上限を10
.0%とした。
形成し、耐摩耗性を向上せしめ、さらに焼もどし時の2
次硬化に極めて有効な元素であるが、多量に含有しても
、上記効果の向上は、それほど望めないので上限を10
.0%とした。
S:0.05〜0.40%
快削性をもたらす主要な介在物であるMnS系介在物の
形成に不可欠な元素であって、0.05%以上含有する
と快削性は高まるが、多量に含有させると熱間加工性が
低下するので上限を0.40%とした。
形成に不可欠な元素であって、0.05%以上含有する
と快削性は高まるが、多量に含有させると熱間加工性が
低下するので上限を0.40%とした。
Te:0.10%以下
機械的異方性に対する影響の大きいMnS系介在物の形
態を調整することと、それ自体で快削性を与える点で重
要な元素である。
態を調整することと、それ自体で快削性を与える点で重
要な元素である。
あまり多量に含有すると熱間加工性が劣化するので上限
を0.10%とした。
を0.10%とした。
また硫化物系介在物の形態を改善するためには、Te/
Sの重量割合が0.04以上であることが必要である。
Sの重量割合が0.04以上であることが必要である。
硫化物系介在物の形態と分布:
快削性および機械的性質の異方性が鋼中の硫化物系介在
物の形態と分布に大きく依存することを本願発明者らは
確認し、硫化物の形態を種々変化させた鋼の特性をしら
べた。
物の形態と分布に大きく依存することを本願発明者らは
確認し、硫化物の形態を種々変化させた鋼の特性をしら
べた。
その結果、硫化物系介在物のうち長径が2μ以上の比較
的大型のものが機械的性質の異方性を左右し、これが長
短径比で10以内にあって極端に線状に展伸されていな
い形態をもつならば悪影響を示さないこと、そしてこの
ようなものが全硫化物系介在物中の個数にもとづいて8
0%またはそれ以上の大部分を占めるという条件がみた
されていればよいことを知ったのである。
的大型のものが機械的性質の異方性を左右し、これが長
短径比で10以内にあって極端に線状に展伸されていな
い形態をもつならば悪影響を示さないこと、そしてこの
ようなものが全硫化物系介在物中の個数にもとづいて8
0%またはそれ以上の大部分を占めるという条件がみた
されていればよいことを知ったのである。
この事実は実施例にて後に述べる。
上記成分組成および硫化物系介在物の形態と分布を有す
る。
る。
鋼は、被削性にすぐれ機械的性質の異方性の改善された
冷間工具として充分な性能を有するが、用途に応じて上
記基本鋼にさらに以下の元素を含有させることが望まし
い。
冷間工具として充分な性能を有するが、用途に応じて上
記基本鋼にさらに以下の元素を含有させることが望まし
い。
Ni:4.0%以下
焼入れ性を向上させるために有効な元素であるが、多量
に含有させてもその効果は大差なく、経済性の面からも
上限を4.0%とした。
に含有させてもその効果は大差なく、経済性の面からも
上限を4.0%とした。
Co:13.0%以下
高温強度を高める上で顕著な効果があるが多量に含有す
ると快削性を劣化させるため上限を13.0%とした。
ると快削性を劣化させるため上限を13.0%とした。
W:20.0%以下、V:5.O%以下、Nb:3.0
%以下、Ti:0.5%以下 いずれの元素も炭化物を形成して析出硬化し、強度を向
モさせるために有効である。
%以下、Ti:0.5%以下 いずれの元素も炭化物を形成して析出硬化し、強度を向
モさせるために有効である。
しかし、上記限界を越えるといずれも快削性、熱間加工
性、靭性を低下させる。
性、靭性を低下させる。
なお、本願発明鋼は快削性を一層高めることを希望する
場合には、Pb:0.20%以下、Se:0.20%以
下、Bi:0.15%以下、Ca:0.01%以下の1
種または2種以上を含有すると効果がある。
場合には、Pb:0.20%以下、Se:0.20%以
下、Bi:0.15%以下、Ca:0.01%以下の1
種または2種以上を含有すると効果がある。
含有量の限界は冷間工具鋼本来の特性への影響を考慮し
て定めたものである。
て定めたものである。
これらは、もちろん上記の各含有元素と併用することも
できる。
できる。
以上記述した本願発明の快削性にすぐれ、機械的性質の
異方性を改善した冷間工具鋼の製造におげるポイントは
、成分の適確な調整にある。
異方性を改善した冷間工具鋼の製造におげるポイントは
、成分の適確な調整にある。
まず、炉内でSを除く快削性元素以外の合金成分の含有
量を所定の値に調節した溶鋼を用意する。
量を所定の値に調節した溶鋼を用意する。
次に炉、取鍋またはタンディッシュ中にあるこの溶鋼に
、Te/S≧0.04の条件をみたすようにTeを添加
して、均一に分散させればよい。
、Te/S≧0.04の条件をみたすようにTeを添加
して、均一に分散させればよい。
Teの添加は、注入管中で行なうこともできる。
Pb、Se、BiまたはCaを添加する場合は、Teの
添加とともに、またはTe添加の前後に行なえばよい。
添加とともに、またはTe添加の前後に行なえばよい。
Te(および場合によってはさらに別の快削性付与元素
)の添加に際して、主として酸化物系介在物である大型
の非金属介在物をできるだけ除去することが望ましく、
この目的には、炉、取鍋またはタンディッシュ内の溶鋼
中にアルゴンのような非酸化性のガスを導入して強制攪
拌することが効果的である。
)の添加に際して、主として酸化物系介在物である大型
の非金属介在物をできるだけ除去することが望ましく、
この目的には、炉、取鍋またはタンディッシュ内の溶鋼
中にアルゴンのような非酸化性のガスを導入して強制攪
拌することが効果的である。
この操作はTeの添加に先立って行なうこともできるし
、またTeを添加しつつ行なってもよい。
、またTeを添加しつつ行なってもよい。
本願発明によれば、機械的性質の要求される冷間工具鋼
において、これらの特性を何ら損うことなく、すぐれた
快削性を有する冷間工具鋼が与えられる。
において、これらの特性を何ら損うことなく、すぐれた
快削性を有する冷間工具鋼が与えられる。
すなわち、冷間工具鋼において、従来は困難とされてい
た快削性と機械的特性の異方性の両立が実現したわけで
ある。
た快削性と機械的特性の異方性の両立が実現したわけで
ある。
従って、この冷間工具鋼の従来からの各種用途への使用
が著しく容易になるばかりでなく、切削加工技術上から
の制約から未だ試みられていなかった用途へのこの冷間
工具鋼の使用も可能となる。
が著しく容易になるばかりでなく、切削加工技術上から
の制約から未だ試みられていなかった用途へのこの冷間
工具鋼の使用も可能となる。
次に本願発明を実施例により詳細に説明する。
実施例
塩基性耐火物で内張リしたアーク電気炉を用いて種々の
成分組成を有する冷間工具鋼を溶製した。
成分組成を有する冷間工具鋼を溶製した。
諸成分の調整は、Teをはじめとする快削性付与元素を
除く合金元素を上記炉内で所定量にしたのち、Teを溶
鋼中のS最に応じて取鍋中に添加して、さらに若干の場
合は、Pb,Se,Biおよび(または)Caをも添加
し、溶鋼中に均一に分散させた。
除く合金元素を上記炉内で所定量にしたのち、Teを溶
鋼中のS最に応じて取鍋中に添加して、さらに若干の場
合は、Pb,Se,Biおよび(または)Caをも添加
し、溶鋼中に均一に分散させた。
成分調整の済んだ溶鋼は下注造塊法により1.3tの鋼
塊に造塊したのち、鍛錬比10以上で鍛造を行なった。
塊に造塊したのち、鍛錬比10以上で鍛造を行なった。
各供試材の成分組成を第1表に示す。
同表中、供試材番号1〜4、6、7、9、10、12〜
15、17〜19、21〜24、27〜30、32〜3
5、37〜39、41〜44、46〜48、50〜52
は本願発明に従った例であり、5、8、11、16、2
0、25、26、31、36、40、45、49、53
のものは比較例である。
15、17〜19、21〜24、27〜30、32〜3
5、37〜39、41〜44、46〜48、50〜52
は本願発明に従った例であり、5、8、11、16、2
0、25、26、31、36、40、45、49、53
のものは比較例である。
前記の供試材から試験片を採取し、下記のようを試験を
行なった。
行なった。
(1)硫化物系介在物の形態および分布
供試材から鍛伸方向に平行に顕微鏡用試料を切り出し、
研磨して検鏡した。
研磨して検鏡した。
一定の視野内にみえる硫化物系介在物中、長径が2μ以
上のものについて、長径(1)と短径(W)を測定し、
長短比(1/W)が10以下のものが占める個数基準の
割合R(%)を算出した。
上のものについて、長径(1)と短径(W)を測定し、
長短比(1/W)が10以下のものが占める個数基準の
割合R(%)を算出した。
その結果を第1表に示す。
(2)靭件の異方性
供試材から鍛伸方向(L)および鍛伸方向に対する直角
方向(T)から試験片を切り出し、熱処理を行なってか
ら、10R,Cノツチの試1験片により衝撃値を求めた
。
方向(T)から試験片を切り出し、熱処理を行なってか
ら、10R,Cノツチの試1験片により衝撃値を求めた
。
その値を熱処理条件とともに第2表に示す。
靭性の異方性を直角方向(T)/鍛伸方向(L)の比で
評価すると、同表からも明らかなとおり比較鋼は0.3
以下であるのに対し、本願発明鋼は0.33〜0.69
と靭件の異方性が向上していることがわかる。
評価すると、同表からも明らかなとおり比較鋼は0.3
以下であるのに対し、本願発明鋼は0.33〜0.69
と靭件の異方性が向上していることがわかる。
(3)被削性
被削性を確認するために供試材を熱処理して、超工具旋
削寿命試験を第3表に示す旋削条件で行なった。
削寿命試験を第3表に示す旋削条件で行なった。
同表の切込および切削速度のAは供試材■1〜31のも
のBは供試材■32〜53のものである。
のBは供試材■32〜53のものである。
その結果を熱処理条件とともに第4表に示した。
同表からもあきらかなとおり、本願発明鋼は比較鋼に比
べて、被剛性がすぐれていることがわかる。
べて、被剛性がすぐれていることがわかる。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 C:0.40〜2.60%、Si:2.0%以下、
Mn:3.0%以下、Cr:0.1〜2.0%、Mo:
0.03〜10.0%、S:0.005〜0.40%お
よびTe:0.1%以下を含有し(ただしTe/Sの重
量比は0.04以上)、残余が実質的にFeからなる組
成を有し、その中に存在する硫化物系介在物であって、
長径が2μ以上の比較的大型のものはその少なくとも8
0%が長短径比が10以下であることを特徴とする冷間
工具鋼。 2 C:0.40〜2.60%、Si:2.0%以下、
Mn : 3.0%以下、Cr : 0.1 〜2
0%、Mo:0.03〜10.0%、S:0.005〜
0.40%およびTe:0.10%以下を含有し(ただ
しTe/Sの重量比は0.04以上)、とNi:4.0
%以下、Co:13.0%以下、W:20.0%以下、
V:5.0%以下、Nb:3.0%以下、Ti:0.5
0%以下の1種または2種以上、残余が実質的にFeか
らなる組成を有し、その中に存在する硫化物系介在物で
あって、長径が2μ以上の比較的大型のものはその少な
くとも80%が長短径比が10以下であることを特徴と
する冷間工具鋼。 3 C:0.40〜2.60%、Si:2.O%以下、
Mn:3.0%以下、Cr:0.1〜20%、Mo:0
.03〜10.0%、S:0.005〜0.40%およ
びTe:0.10%以下を含有し(ただしTe/Sの重
量比は0.04以上)、とPb:0.20%以下、Se
:0.20%以下、Bi:0.15%以下、Ca:0.
01%以下の1種または2種以上、残余が実質的にFe
からなる組成を有し、その中に存在する硫化物系介在物
であって、長径が2μ以上の比較的大型のものはその少
なくとも80%が長短径比が10以下であることを特徴
とする冷間工具鋼。 4 C:0.40〜2.60%、Si:2.0%以下、
Mn:3.0%以下、Cr:0.1〜20%、Mo:0
,03〜10.0%、S:0.005〜0.40%およ
びTe:0.10%以下を含有し(ただしTe/Sの重
量比は0.04以上)、とNi:4.0%以下、Co:
13.0%以下、W:20.0%以下、■:5.0%以
下、Nb:3.0%以下、Ti:0.50%以下の1種
または2種以上、と、さらにPb:0.20%以下、S
e:0.2%以下、Bi:0.15%以下、Ca:0.
01%以下の1種または2種以上、残余が実質的にFe
からなる組成を有し、その中に存在する硫化物系介在物
であって、長径が2μ以上の比較的大型のものはその少
なくとも80%が長短径比が10以下であることを特徴
とする冷間工具鋼。 5 C:0.40〜2.60%、Si:2.0%以下、
Mn:3.0%以下、Cr:0.1〜20%、Mo:0
.03〜10.0%、S:0.005〜0.40%を含
有し、残余が実質的にFeからなる組成を有する溶鋼を
炉内で用意し、炉、取鍋またはタンデイシュ内の溶鋼に
、Te/Sの重量比が0.04以上となるようにTe:
0.10%以下を添加するに際し、非酸化性ガスを導入
して強制攪拌することにより大型非金属介在物を浮上分
離しながら、硫化物系介在物を均一に分散させて鋳造す
ることからなる冷間工具鋼の製造方法。 6 C:0.40〜2.60%、Si:2.0%以下、
Mn:3.0%以下、Cr:0.1〜20%、Mo:0
.03〜10.0%、S:0.005〜0.40%およ
びTe:0.10%以下を含有し(ただしTe/Sの重
量比は0.04以上)、とNi : 4。 0%以下、Co:13.0%以下、W:20.0%以下
、V:5.0%以下、Nb:3.0%以下、Ti:0.
50%以下の1種または2種以上、を含有し残余が実質
的にFeからなる組成を有する溶鋼を炉内で用意し、炉
、取鍋またはタンディシュ内の溶鋼に、Te/Sの重量
比が0.04以上となるようにTe:0.10%以下を
添加するに際し、非酸化性ガスを導入して強制攪拌する
ことにより大型非金属介在物を浮上分離しながら、硫化
物系介在物を均一に分散させて鋳造することからなる冷
間工具鋼の製造方法。 7 C:0.40〜2.60%、Si:2.0%以下、
Mn:3.0%以下、 Cr:0.1〜20.0%、M
o:0.03〜10.0%、S:0.005〜0.40
%およびTe:0.10%以下を含有し(ただしTe/
Sの重量比は0.04以上)、とPb:0.20%以下
、Se:0.2%以下、Bi:0.15%以下、Ca:
0.01%以下の1種または2種以上、を含有し残余が
実質的にFeからなる組成を有する溶鋼を炉内で用意し
、炉、取鍋またはタンデイシュ内の溶鋼に、Te/Sの
重最比が0.04以上となるようにTe:0.10%以
下を添加するに際し、非酸化性ガスを導入して強制攪拌
することにより大型非金属介在物を浮上分離しながら硫
化物系介在物を均一に分散させて鋳造することからなる
冷間工具鋼の製造方法。 8 C:0.40〜2,60%、Si:2.0%以下、
Mn:3.0%以下、Cr:0.1〜20%、Mo:0
.03〜10.0%、S:0.05〜0.40%および
Te:0.10%以下を含有し(ただしTe/Sの重量
比は0.04以上)、とNi:4.0%以下、Co:1
3.0%以下、W:20.0%以下、V:5.0%以下
、Nb:3.0%以下、Ti:0.50%以下の1種ま
たは2種以上、と、さらにPb:0.20%以下、Se
:0.2%以下、Bi:0.15%以下、Ca:0.0
1%以下の1種または2種以上、を含有し残余が実質的
にFeからなる組成を有する溶鋼を炉内で用意し、炉、
取鍋またはタンデイシュ内の溶鋼に、Te/Sの重量比
が0.04以上となるようにTe:0.10%以下を添
加するに際し、非酸化性ガスを導入して強制攪拌するこ
とにより大型非金属介在物を浮上分離しながら、硫化物
系介在物を均一に分散させて鋳造することからなる冷間
工具鋼の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP54080744A JPS582585B2 (ja) | 1979-06-28 | 1979-06-28 | 冷間工具鋼及びその製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP54080744A JPS582585B2 (ja) | 1979-06-28 | 1979-06-28 | 冷間工具鋼及びその製造法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS565957A JPS565957A (en) | 1981-01-22 |
| JPS582585B2 true JPS582585B2 (ja) | 1983-01-17 |
Family
ID=13726900
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP54080744A Expired JPS582585B2 (ja) | 1979-06-28 | 1979-06-28 | 冷間工具鋼及びその製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS582585B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2773747B2 (ja) * | 1987-03-12 | 1998-07-09 | 三菱マテリアル株式会社 | Fe基焼結合金製バルブシート |
| CN100463998C (zh) * | 2006-03-16 | 2009-02-25 | 沈阳东北大学冶金技术研究所 | 高强耐磨耐高温纳米合金钢材料及其制作方法 |
| KR101862962B1 (ko) * | 2014-05-28 | 2018-05-30 | 히타치 긴조쿠 가부시키가이샤 | 열간 공구 재료 및 열간 공구의 제조 방법 |
-
1979
- 1979-06-28 JP JP54080744A patent/JPS582585B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS565957A (en) | 1981-01-22 |
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