JPS5840512Y2 - 限流ヒユ−ズ - Google Patents
限流ヒユ−ズInfo
- Publication number
- JPS5840512Y2 JPS5840512Y2 JP1980147997U JP14799780U JPS5840512Y2 JP S5840512 Y2 JPS5840512 Y2 JP S5840512Y2 JP 1980147997 U JP1980147997 U JP 1980147997U JP 14799780 U JP14799780 U JP 14799780U JP S5840512 Y2 JPS5840512 Y2 JP S5840512Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fuse
- current
- insulating member
- envelope
- fuse element
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
この考案は電流■一時間を特性の長時間領域の傾きをゆ
るやかにさせて、ヒユーズ・エレメントを溶断させる故
障電流の全てを速やかにしゃ断すると共に過負荷保護も
可能にする限流ヒユーズに関するものである。
るやかにさせて、ヒユーズ・エレメントを溶断させる故
障電流の全てを速やかにしゃ断すると共に過負荷保護も
可能にする限流ヒユーズに関するものである。
従来のこの種の高圧限流ヒユーズは、例えば変圧器とヒ
ユーズの保護協調がヒユーズ単独では十分満足し得るも
のではなかった。
ユーズの保護協調がヒユーズ単独では十分満足し得るも
のではなかった。
即ち、第5図に示す変圧器と限流ヒユーズの保護協調特
性において、Aは変圧器の励磁突入電流、Bは変圧器の
過負荷劣化領域、CとDは従来の高圧限流ヒユーズのI
−を特性、Eは従来の限流ヒユーズに直列に挿入された
過負荷保護機器のI−を特性である。
性において、Aは変圧器の励磁突入電流、Bは変圧器の
過負荷劣化領域、CとDは従来の高圧限流ヒユーズのI
−を特性、Eは従来の限流ヒユーズに直列に挿入された
過負荷保護機器のI−を特性である。
これらから明らかなように、従来の限流ヒユーズ単独で
は、I−を特性が、AとBの領域に侵入しない特性のみ
を示すものが得られないので、特性Eの助けを借りて過
負荷保護を行うのが常であった。
は、I−を特性が、AとBの領域に侵入しない特性のみ
を示すものが得られないので、特性Eの助けを借りて過
負荷保護を行うのが常であった。
そのため、ヒユーズ自体のI−を特性の長時間領域勾配
をゆるやかにし、しかもI−を特性上の電流が全てすみ
やかにしゃ断でき、信頼度の高い高圧限流ヒユーズを用
いることによってより十分な電気機器の保護が強く要望
されてきた。
をゆるやかにし、しかもI−を特性上の電流が全てすみ
やかにしゃ断でき、信頼度の高い高圧限流ヒユーズを用
いることによってより十分な電気機器の保護が強く要望
されてきた。
一般に回路に故障電流が流れた場合、これをしゃ断する
高圧ヒユーズとしては、限流ヒユーズとエクスパルジョ
ンヒユーズに大別される。
高圧ヒユーズとしては、限流ヒユーズとエクスパルジョ
ンヒユーズに大別される。
前者のものにおいては、故障電流が大電流の際には、ヒ
ユーズ・エレメントの全長にわたって瞬時に一様発弧す
るので充分な絶縁回復力が得られ、速やかにしゃ断でき
るのであるが、故障電流を定格電流の数倍以下の比較的
小電流の場合にはエレメントが部分的にしか溶断発弧し
ないために充分な絶縁回復力が得られず、長時間に渡り
アークが続く結果、熱的に筒が破壊されしゃ断不能にな
る。
ユーズ・エレメントの全長にわたって瞬時に一様発弧す
るので充分な絶縁回復力が得られ、速やかにしゃ断でき
るのであるが、故障電流を定格電流の数倍以下の比較的
小電流の場合にはエレメントが部分的にしか溶断発弧し
ないために充分な絶縁回復力が得られず、長時間に渡り
アークが続く結果、熱的に筒が破壊されしゃ断不能にな
る。
このように大電流よりもむしろ小電流域の故障電流をし
ゃ断することが困難であるという欠点を有していた。
ゃ断することが困難であるという欠点を有していた。
また後者のものにおっては、アーク発生時に発生する消
弧剤の分解ガスや金属蒸気などを必要な場合は湾外に放
出することによって、しや断するものであるから、小電
流域の故障電流では容易にしゃ断できるのであるが、大
電流域のものではヒユーズ筒内の発生圧力が非常に増大
され、ついにはヒユーズ筒を破壊させるに到り、しゃ断
不能になる。
弧剤の分解ガスや金属蒸気などを必要な場合は湾外に放
出することによって、しや断するものであるから、小電
流域の故障電流では容易にしゃ断できるのであるが、大
電流域のものではヒユーズ筒内の発生圧力が非常に増大
され、ついにはヒユーズ筒を破壊させるに到り、しゃ断
不能になる。
このようなことから、エクスパルジョン・ヒユーズの場
合は上記の限流ヒユーズとは逆に小電流の方が良好なし
ゃ断性能を有することになる。
合は上記の限流ヒユーズとは逆に小電流の方が良好なし
ゃ断性能を有することになる。
そこで、小電流域から大電流域までの故障電流を、安全
・確実にしゃ断できる小型の高圧ヒユーズを製作するこ
とは困難をきわめていた。
・確実にしゃ断できる小型の高圧ヒユーズを製作するこ
とは困難をきわめていた。
この考案はこのような点に鑑みてなされたもので、小電
流域から大電流域まで溶断特性上の電流は全て安全・確
実にしゃ断し得る高圧限流ヒユーズ、いわゆる広域ヒユ
ーズを提供するものである。
流域から大電流域まで溶断特性上の電流は全て安全・確
実にしゃ断し得る高圧限流ヒユーズ、いわゆる広域ヒユ
ーズを提供するものである。
以下この考案の一実施例を図にもとづいて説明する。
第1図において、1は絶縁物から成るヒユーズ筒体で、
無機材料によって構成された支持体2と、この支持体2
の外周に定格電流に応じ複数本、スパイラル状に巻き付
けられた銀から成るヒユーズ・エレメント3を有し、そ
の周辺は珪砂等の消弧剤4が充填されている。
無機材料によって構成された支持体2と、この支持体2
の外周に定格電流に応じ複数本、スパイラル状に巻き付
けられた銀から成るヒユーズ・エレメント3を有し、そ
の周辺は珪砂等の消弧剤4が充填されている。
ヒユーズ・エレメント3の端部は支持体2の両端に取付
けられているエンド・スペーサ5,6に、ねじ7によっ
て取付けられている。
けられているエンド・スペーサ5,6に、ねじ7によっ
て取付けられている。
8は筒体1の両端を塞ぐキップである。9はヒユーズ・
エレメント3の所定部分を空隙を有して包囲する包被体
で、この部分は第2図のように構成されている。
エレメント3の所定部分を空隙を有して包囲する包被体
で、この部分は第2図のように構成されている。
即ちヒユーズ・エレメント3の中央部には例えばテルル
などの低温溶融金属10が塗付されており、エレメント
に過電流が流れ温度が351℃に達すると、銀とテルル
の共晶化が進み、低温溶融合金となることによって溶断
する。
などの低温溶融金属10が塗付されており、エレメント
に過電流が流れ温度が351℃に達すると、銀とテルル
の共晶化が進み、低温溶融合金となることによって溶断
する。
なお、この低温溶融金属10としては金シリコン合金等
他の方法によっても得られるが、銀−テルル塗金属の方
がはるかに安価である。
他の方法によっても得られるが、銀−テルル塗金属の方
がはるかに安価である。
包被体9の両端は消弧剤4が入り込まないように断熱材
11で栓をしている。
11で栓をしている。
12は包被体9とヒユーズ・エレメント3との空気層で
ある。
ある。
この考案は上記の如き構成によって、次の2点を可能に
するものである。
するものである。
まず第1に、テルル塗付部の低温溶融金属10によるヒ
ユーズ・エレメントの低温溶融化と、包被体細隙中の空
気層12によってヒユーズ・エレメントから簡単径方向
への熱伝達を非常に低下させているので、その溶断は必
ずこの部分で生じる。
ユーズ・エレメントの低温溶融化と、包被体細隙中の空
気層12によってヒユーズ・エレメントから簡単径方向
への熱伝達を非常に低下させているので、その溶断は必
ずこの部分で生じる。
そして、I−を特性の長時間領域での勾配はゆるやかに
なる。
なる。
即ち、第3図のaは従来のAg線エレメントに珪砂等の
消弧剤4が充填されている場合、同図すはaの状態で銀
線エレメント中央部にテルルが塗付されている場合、同
図Cは第2図の如く包被体で包囲された部分にテルルを
塗付した銀線をヒユーズ・エレメントとして挿入した場
合の平均溶断特性を示す。
消弧剤4が充填されている場合、同図すはaの状態で銀
線エレメント中央部にテルルが塗付されている場合、同
図Cは第2図の如く包被体で包囲された部分にテルルを
塗付した銀線をヒユーズ・エレメントとして挿入した場
合の平均溶断特性を示す。
第3図a、l)、cのそれぞれの場合の2時間溶断電流
■2h、■2h′、■2h″で表わすと、一例として、
I2h′/■2h″=0,67I2h″/■2h=F−
0,67のような結果になり、その効果は著しく見られ
る。
■2h、■2h′、■2h″で表わすと、一例として、
I2h′/■2h″=0,67I2h″/■2h=F−
0,67のような結果になり、その効果は著しく見られ
る。
また、包被体によって小電流域の故障電流をしゃ断させ
ることができる。
ることができる。
これはエクスパルジョンヒユーズのしゃ断動作と同じで
あり、アーク発生時に生じる包被体内壁からの発生分解
ガスによる内部圧力の上昇と、それに伴って包被体9両
口から吹き出す時に作られる圧力勾配と流速とがアーク
を冷却させるのである。
あり、アーク発生時に生じる包被体内壁からの発生分解
ガスによる内部圧力の上昇と、それに伴って包被体9両
口から吹き出す時に作られる圧力勾配と流速とがアーク
を冷却させるのである。
その様子を第4図のaとbで表わしている。
即ち、同図aは発弧時の包被体内壁から発生する分解ガ
スを矢印13で表わし、同図すはしゃ断直前の様子を表
わしており、包被体の外へ放出された高温の分解ガスA
g蒸気は激しく吹き出すが、包被体9周辺の消弧剤によ
って急速な吸熱が行なわれ、半球状のファルゲライト(
融解珪砂)14を形成してしゃ断完了する。
スを矢印13で表わし、同図すはしゃ断直前の様子を表
わしており、包被体の外へ放出された高温の分解ガスA
g蒸気は激しく吹き出すが、包被体9周辺の消弧剤によ
って急速な吸熱が行なわれ、半球状のファルゲライト(
融解珪砂)14を形成してしゃ断完了する。
従って、第5図に示す曲線Fの満足すべき特性が得られ
る。
る。
このようなことから包被体に関しては、ヒユーズ・エレ
メントの溶断点351℃近傍まで熱変形されることなく
、また、アーク発生時には大量のガス発生(難燃性ガス
)を伴ない、内圧上昇に充分耐えるだけの機械的・熱的
強度を有するものが選ばれる。
メントの溶断点351℃近傍まで熱変形されることなく
、また、アーク発生時には大量のガス発生(難燃性ガス
)を伴ない、内圧上昇に充分耐えるだけの機械的・熱的
強度を有するものが選ばれる。
その具体例として、耐熱温度が高く、高温での絶縁抵抗
の高い無アルカリガラス・クロス等の第2の絶縁部材に
シリコンゴム等の第1の絶縁部材を含浸または塗布させ
たものが使用される。
の高い無アルカリガラス・クロス等の第2の絶縁部材に
シリコンゴム等の第1の絶縁部材を含浸または塗布させ
たものが使用される。
包被体の寸法に関しては長さ50〜80mm、内径は1
〜3mmが適当である。
〜3mmが適当である。
以上述べたようにこの考案によれば、極めて簡単な構造
によって、従来定格電流の数倍までがしゃ断の限度であ
ったものが、ヒユーズ・エレメントを溶断させる故障電
流の全てが安全・確実にしゃ断することができ、また、
I−を特性の長時間領域での勾配をゆるくすることによ
って過負荷保護性能・範囲も向上させることのできる、
極めて優秀な高圧ヒユーズを得ることができるものであ
る。
によって、従来定格電流の数倍までがしゃ断の限度であ
ったものが、ヒユーズ・エレメントを溶断させる故障電
流の全てが安全・確実にしゃ断することができ、また、
I−を特性の長時間領域での勾配をゆるくすることによ
って過負荷保護性能・範囲も向上させることのできる、
極めて優秀な高圧ヒユーズを得ることができるものであ
る。
第1図はこの考案による一実施である限流ヒユーズを示
す側断面図、第2図はこの考案の要部を拡大して示す部
分構成図、第3図は限流ヒユーズの平均溶断特性を示す
図、第4図はこの考案の要部の作用状態を示す説明図、
第5図は変圧器と限流ヒユーズの保護協調特性を示す図
である。 図中 1は筒体、3はヒユーズ・エレメント、4は消弧
剤、9は包被体、10は低温溶融金属である。 なお、図中同一符号は同一部分を示す。
す側断面図、第2図はこの考案の要部を拡大して示す部
分構成図、第3図は限流ヒユーズの平均溶断特性を示す
図、第4図はこの考案の要部の作用状態を示す説明図、
第5図は変圧器と限流ヒユーズの保護協調特性を示す図
である。 図中 1は筒体、3はヒユーズ・エレメント、4は消弧
剤、9は包被体、10は低温溶融金属である。 なお、図中同一符号は同一部分を示す。
Claims (1)
- 絶縁筒体内に支承され且つ所定部分に低温溶融部を設け
たヒユーズエレメントと、上記低温溶融部の周囲を空隙
を介して包囲する包被体とを備えたものにおいて、上記
包被体を、上記低温溶融部の溶融点近傍の耐熱性を有し
、且つ溶融時のアークによって難燃性ガスを発生する第
1の絶縁部材と、上記第1の絶縁部材よりも機械的強度
および耐熱性が優れた繊維状で且つ上記第1の絶縁部材
が含浸又は塗布される第2の絶縁部材とで構成したこと
を特徴とする限流ヒユーズ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1980147997U JPS5840512Y2 (ja) | 1980-10-16 | 1980-10-16 | 限流ヒユ−ズ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1980147997U JPS5840512Y2 (ja) | 1980-10-16 | 1980-10-16 | 限流ヒユ−ズ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5670958U JPS5670958U (ja) | 1981-06-11 |
| JPS5840512Y2 true JPS5840512Y2 (ja) | 1983-09-12 |
Family
ID=29379144
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1980147997U Expired JPS5840512Y2 (ja) | 1980-10-16 | 1980-10-16 | 限流ヒユ−ズ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5840512Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US3287524A (en) * | 1964-10-28 | 1966-11-22 | Joslyn Mfg & Supply Co | Sand-teflon means to improve low current interruption performance of high voltage current limiting type fuses |
| JPS5528175A (en) * | 1978-08-19 | 1980-02-28 | Nec Corp | Logic unit |
-
1980
- 1980-10-16 JP JP1980147997U patent/JPS5840512Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5670958U (ja) | 1981-06-11 |
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