JPS5840560Y2 - 線形粒子加速装置 - Google Patents

線形粒子加速装置

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JPS5840560Y2
JPS5840560Y2 JP12730476U JP12730476U JPS5840560Y2 JP S5840560 Y2 JPS5840560 Y2 JP S5840560Y2 JP 12730476 U JP12730476 U JP 12730476U JP 12730476 U JP12730476 U JP 12730476U JP S5840560 Y2 JPS5840560 Y2 JP S5840560Y2
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JP12730476U
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JPS5345398U (ja
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登 斧田
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【考案の詳細な説明】 本考案はマイクロ波を用いて荷電粒子を加速する線形粒
子加速装置に関する。
第1図は従来のこの種の装置の一例を示すブロックダイ
ヤグラムで図中1は内部を真空に保たれた金属製円筒で
マイクロ波に対して空胴共振器を構成するように適宜に
金属円板を挿入した加速管である。
そしてこの金属円板には電子流等の荷電粒子を通過させ
るために中央に小孔を穿設している。
一方では加速管1を駆動するマイクロ波を発生するマグ
ネトロンで、このマグネトロン2で発生したマイクロ波
は方向性結合器3マイクロ波入力部4を介して加速管1
に導かれて軸方向の電界を形成し、電子銃5から与えら
れた電子流を加速して出力軸6に出力する。
一方加速管1の終端部で余ったマイクロ波はマイクロ波
出力部7から方向性結合器8を介して無反射終端9へ印
加される。
そして上記各方向性結合器3,8は加速管1のマイクロ
波入力部4、マイクロ波出力部7に近接して設けられ加
速管1に入る直前および出た直後のマイクロ波を取り出
してノ\イブリッドリング10および差動検波器11か
ら成る第1の位相検波器12に与えその位相差を検出す
る。
なお必要に応じて方向性結合器8,9と第1位相検波器
12との間に移相器13を介挿してマイクロ波の位相差
を適宜調整し得るようにしている。
原理的にはこの第1の位相検波器12の出力を第1図図
示破線の如くサーボアンプ20を介してサーボモータ2
1に与えてマグネトロン2の発振周波数を制御すること
により所望の最適加速周波数に上記発振周波数を制御す
ることができる。
ここで加速管1の入力・出力間の位相特性を考えると、
例えば加速管1の全長が1.5m、モードが2π/3、
減衰定数が0.3、動作周波数がf。
MHzの場合マグネトロン2の周波数変化に対する第1
の位相検波器12に入る2つのマイクロ波の位相差θ。
は第2図に示すように変化する。
即ちマグネトロン2の周波数が約I MHz変化するご
とに同じ位相が現れる。
したがってマグネトロン2の発振周波数が所定値から±
0.5MHz以上ずれてしまうと周波数を所望値に制御
できなくなるという問題がある。
ところがマグネトロン2の電源投入時の発振周波数は熱
平衡状態にある平常運転時に比べて高く、場合によって
はその差が数MHzに達することもあり、このような場
合第2図から明らかなように発振周波数を所望周波数に
制御することはできない。
このためにマグネトロン2の発振周波数を所望周波数の
、±0.5MHz以内に制御する補助回路が必要となる
この補助回路としては例えば空胴波長計14を用いる。
即ち空胴波長計14の共振周波数を予め所定周波数に設
定し、方向性結合器3から取り出したマイクロ波を与え
る。
そしてこの空胴波長計14の出力および方向性結合器3
から直接取り出した出力をハイブリッドリング15およ
び差動検波器16からなる第2の位相検波器17に印加
し位相検波する。
なお方向性結合器3または空胴波長計14と第2の位相
検波器17との間に移相器18を介挿してこの第2の位
相検波器17に入る2つのマイクロ波の位相差を適宜調
整し得るようにしている。
そして第1、第2の位相検波器12.17の出力をそれ
ぞれスイッチング回路19に与えこのスイッチング回路
19を第2の位相検波器17の出力電圧に応じて制御し
て切換えてサーボアンプ20に与える。
サーボアンプ20は上記スイッチング回路19の出力に
応じてサーボモータ21を制御し、マグネトロン2の周
波数可変部を駆動してその発振周波数を所望の最適加速
周波数に制御する。
なお第3図はマグネトロン2の発振周波数と第2の位相
検波器17に入る2つのマイクロ波の位相差θ2の関係
を示す図、第4図は第1、第2の各位相検波器12.1
7の出力波形図A、Bを示す図である。
このようにすれば第1の位相検波器12の出力は第2図
および第4図Aに示すように約IMHzの周期で変化し
、第2の位相検波器17の出力は第3図および第4図B
に示すように変化する。
ここで加速管1が電子流を加速するための最適周波数r
において第1、第2の位相検波器12.17の出力差θ
1.θ2をそれぞれ零になるように各移相器13.18
を設定する。
また第4図に示すように第2の位相検波器17の出力電
圧が予め設定した電圧Pより大きく、qより小なる場合
はこの第2の位相検波器17の出力をサーボアンプ20
へ与え、上記電圧Pより小さく、qより大なる範囲の場
合は第1の位相検波器12の出力をサーボアンプ20へ
与えるようにスイッチング回路19を設定する。
例えばマグネトロン2の発振周波数が第4図図示Sの場
合、第4図曲線Bによって周波数の高い方へ制御する。
そして周波数tになるとスイッチング回路19によって
曲線Aに切換りこの曲線Aに沿って最適周波数rに制御
する。
またマグネトロン2の周波数がS′にあった場合は上述
と逆に周波数が低くなるように制御する。
そして加速管1の温度等の変化によって最適周波数rが
変動すると、その変動分は第1の位相検波器12の出力
に現われ第2の位相検波器17の出力には現われない。
一方、空胴波長計14の室温等の温度変化によって共振
周波数が変動するとその変動分は第2の位相検波器17
の出力に現われ、第1の位相検波器12の出力には現わ
れない。
したがっていずれの場合にもそれぞれの変動の内容に応
じて第4図の曲線Aあるいは曲線Bに沿って相対的な位
置関係が変動し加速管1の最適周波数rが変動してもマ
グネトロン2の周波数を第1の位相検波器12の出力系
で制御することによって常に電子流を最大に加速するこ
とができる。
しかしながらこのようなものでは例えば第4図で曲線B
が曲線B′に変動した場合マグネトロン2の周波数は曲
線B′で制御され周波数Uまで変動して曲線Aに切換え
られる。
ところがマグネトロン2の周波数はrにならずr′に制
御されようとする。
そして周波数が低くなるように制御されると再び曲線B
′に切換り、この切換動作を繰り返して周波数U付近で
発振して電子流を最適に加速し得ないという問題を生じ
る。
また変動がさらに大きく曲線BがB“になった場合マグ
ネトロン2の周波数は第1の位相検波器12の出力で制
御され、その目標値は最適周波数rではなくr′に制御
され電子流を最適に加速できない。
このために周波数の許容変動幅は±0.25MHzと狭
くなる。
さらに第1、第2の各位相検波器12.17の各出力系
の切換動作が周波数の変動によって円滑に行なえず系全
体の動作が不安定になる問題があった。
本考案は上記の事情に鑑みてなされたものでヒステリシ
ス回路を用いて切換え動作にヒステリシス特性を与え切
換動作の不安定要素を除去し、システムの温度等による
許容変動幅を大きくすることができる線形粒子加速装置
を提供することを目的とするものである。
以下本考案の一実施例を第1図と同一部分に同一符号を
付与して第5図に示すブロック図を参照して説明する。
図中22は第1、第2の位相検波器12.17の出力を
切換えるヒステリシス特性を有するヒステリシススイッ
チング回路で゛ある。
このスイッチング回路22は第1の位相検波器12から
第2の位相検波器17へ切換る設定電圧と、第2の位相
検波器17から第1の位相検波器12へ切換る設定電圧
を異なる電圧を設定している。
即ち異なる4種の電圧値p’、p、q、q’にp’>p
>o>q>q′の関係があるとすると第6図に示す第1
、第2の位相検波器12.17の出力波形図C,Dにお
いて第2の位相検波器17の出力系から第1の位相検波
器12の出力系に切換える時の第2の位相検波器17の
出力電圧はPおよびqである。
また第1の位相検波器12の出力系から第2の位相検波
器17へ切換る時の第2の位相検波器17の出力電圧は
P′およびq′となるようにしている。
したがって第6図においてマグネトロンの発振周波数を
Sとすると曲線りの出力系により周波数tまで制御され
曲線Cに切換り周波数rまで制御される。
この場合マグネトロンの周波数がtになり曲線Cの出力
系に切換った時、曲線Cの出力系から曲線りの出力系に
切換るマグネトロンの周波数は■まで広がるため切換り
動作がスムーズに行なわれる。
またヒステリシス特性を有するスイッチング回路22を
用いることにより第1、第2の位相検波器12.17の
それぞれに変動があり、曲線Aと曲線Bとの相対的な位
置関係の変動があった場合マグネトロン2の周波数力伽
速管1の最適周波数に制御されるための変動幅は±0.
5MHzとなる。
一方実際に各種の原因によって生じる変動分は±0.3
M止程度であり確実、かつ安定に所望の最適周波数に制
御することができる。
以上詳述したように本考案はヒステリシス特性を有する
スイッチング回路を用いて第1、第2の各位相検波器の
出力系を切換えるようにしたから切換動作がスムーズで
温度等の変化による許容変動幅力吠きく、シたがって系
全体の動作が安定で電子流を最大に加速することができ
る。
またスイッチング回路のヒステリシス特性を大きく設定
することによって一旦補助系統から主系統に切換れば以
後主系統に保持することができ各種マイクロ波管の周波
数制御、システムの位相制御等を行うこともできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の線形粒子加速装置の一例を示すブロック
図、第2図は第1の位相検波器に入力する信号の位相差
と周波数との関係を示す図、第3図は第2の位相検波器
に入力する信号の位相差と周波数との関係を示す図、第
4図は第1、第2の各位相検波器の山波形図、第5図は
本考案の一実施例を示すブロック図、第6図は上記実施
例の第1、第2の各位相検波器の出力波形図である。 1・・・・・・加速管、2・・・・・・マグネトロン、
3,8・・・・・・方向性結合器、5・・・・・・電子
銃、12・・・・・・第1の位相検波器、17・・・・
・・第2の位相検波器、20・・・・・・サーボアンプ
、21・・・・・・サーボモータ、22・・・・・・ス
イッチング回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. マイクロ波発振器より供給されるマイクロ波にて荷電粒
    子を加速すると共に前記加速管の入力側および出力側の
    マイクロ波の位相差を検出する第1の位相検波回路を設
    け、また前記マイクロ波発振器により供給されるマイク
    ロ波を空胴波長計に与えてその出力と前記供給マイクロ
    波との位相差を検出する第2の位相検波回路を設け、こ
    れら位相検波回路の出力レベルに応じて一方の位相検波
    回路の出力を選択し、この選択した出力により前記マイ
    クロ波発振器の発振周波数を制御するようにした線形粒
    子加速装置において、前記第2の位相検波回路の出力か
    ら前記第1の位相検波回路の出力への選択換え操作は第
    2の位相検波回路出力の振幅レベルが設定値を超えたと
    きに、また前記第1の位相検波回路の出力から前記第2
    の位相検波回路の出力への選択切換え操作は第1の位相
    検波回路出力の振幅レベルが前記設定値より大きい所定
    の設定値より小さくなったときに行なうヒステリシス特
    性を有するスイッチング回路を用いて前記第1及び第2
    の位相検波回路の出力の選択を行なうようにしたことを
    特徴とする線形粒子加速装置。
JP12730476U 1976-09-21 1976-09-21 線形粒子加速装置 Expired JPS5840560Y2 (ja)

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JPS5345398U JPS5345398U (ja) 1978-04-18
JPS5840560Y2 true JPS5840560Y2 (ja) 1983-09-12

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