JPS5842465B2 - 定着装置 - Google Patents
定着装置Info
- Publication number
- JPS5842465B2 JPS5842465B2 JP5263979A JP5263979A JPS5842465B2 JP S5842465 B2 JPS5842465 B2 JP S5842465B2 JP 5263979 A JP5263979 A JP 5263979A JP 5263979 A JP5263979 A JP 5263979A JP S5842465 B2 JPS5842465 B2 JP S5842465B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roller
- membrane
- synthetic resin
- continuous pores
- fixing device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Fixing For Electrophotography (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はトナー像の定着装置に関する。
電子写真等、トナー像を扱う分野に於いては、トナー像
をその支持材に定着する為の装置として、少なくとも一
方が内部又は外部から加熱されるローラ対によりトナー
像支持材を挟持搬送し、これによってトナーを加熱溶融
して支持材に定着させるように構成された装置が多用さ
れているが、その際、トナーのオフセットや支持材のロ
ーラへの巻き付きを防止する為に、通常上記支持材のト
ナー像面が圧接される側の定着ローラにオフセット防止
液(普通シリコンオイルが使われる)を塗布することは
よく知られている。
をその支持材に定着する為の装置として、少なくとも一
方が内部又は外部から加熱されるローラ対によりトナー
像支持材を挟持搬送し、これによってトナーを加熱溶融
して支持材に定着させるように構成された装置が多用さ
れているが、その際、トナーのオフセットや支持材のロ
ーラへの巻き付きを防止する為に、通常上記支持材のト
ナー像面が圧接される側の定着ローラにオフセット防止
液(普通シリコンオイルが使われる)を塗布することは
よく知られている。
上述のオフセット防止液を定着ローラに塗布する方法と
して現在実用に供されているのは、シリコンオイルを毛
管現象で吸収保持したフェルトを定着ローラに直接当接
させるか、又は定着ローラに当接して回転する塗布ロー
ラ若しくは塗布ローラ列中のローラに当接させるかして
シリコンオイルを定着ローラに供給塗布する方法である
が、斯様な方法に於いてはオイル塗布量が多量に過ぎる
傾向があり、その為トナー像支持材がオイルで汚れたり
、後で支持材にインキ加筆を施す場合にインキののりが
悪くなったりするばかりか、定着、加圧ローラ間にスリ
ップが生じてトナー像を乱したりする。
して現在実用に供されているのは、シリコンオイルを毛
管現象で吸収保持したフェルトを定着ローラに直接当接
させるか、又は定着ローラに当接して回転する塗布ロー
ラ若しくは塗布ローラ列中のローラに当接させるかして
シリコンオイルを定着ローラに供給塗布する方法である
が、斯様な方法に於いてはオイル塗布量が多量に過ぎる
傾向があり、その為トナー像支持材がオイルで汚れたり
、後で支持材にインキ加筆を施す場合にインキののりが
悪くなったりするばかりか、定着、加圧ローラ間にスリ
ップが生じてトナー像を乱したりする。
そうでなくてもオイル消費量に必要以上の無駄が生じて
不経済であるし、オイル補充或いはオイル供給カートリ
ッジ等の交換頻度が高くなって保守が面倒であった。
不経済であるし、オイル補充或いはオイル供給カートリ
ッジ等の交換頻度が高くなって保守が面倒であった。
そこで米国特許第3718116号明細書、同第374
5972号明細書、実公昭53−51168号公報に、
繊維密度の疎なフェルトと密なフェルトを層合した2層
構成のフェルトを使用し、上記密なフェルトをローラに
当接させてオイル塗布量を少なくするよう試みた装置が
開示されている。
5972号明細書、実公昭53−51168号公報に、
繊維密度の疎なフェルトと密なフェルトを層合した2層
構成のフェルトを使用し、上記密なフェルトをローラに
当接させてオイル塗布量を少なくするよう試みた装置が
開示されている。
しかしこの装置に於いてもまだ塗布量は多く、オフセッ
ト防止や支持材のローラの巻き付き防止等に必要以上の
量が塗布されてしまう。
ト防止や支持材のローラの巻き付き防止等に必要以上の
量が塗布されてしまう。
そして如上の各種装置では室温で50〜350 cs程
度の低粘度のオイルは当初比較的均一に塗布できるもの
の、シリコーンゴム被覆を有するローラを使用する場合
それを膨潤しにくいこと、保守点検時等に扱いが容易で
あること、また装置の休止中等に液がローラ上に多量に
溜ったり、或いはフェルトから滴下したすせず保持が確
実であること等の点から有用な高粘度のオフセット防止
液を使用する時、如上の従来方法では、特に前記刊行物
に記載のものの如く繊維の密なフェルトをローラに当接
させた装置では、筋状に塗布むらが生じやすく、少量均
一に塗布することは極めて困難である。
度の低粘度のオイルは当初比較的均一に塗布できるもの
の、シリコーンゴム被覆を有するローラを使用する場合
それを膨潤しにくいこと、保守点検時等に扱いが容易で
あること、また装置の休止中等に液がローラ上に多量に
溜ったり、或いはフェルトから滴下したすせず保持が確
実であること等の点から有用な高粘度のオフセット防止
液を使用する時、如上の従来方法では、特に前記刊行物
に記載のものの如く繊維の密なフェルトをローラに当接
させた装置では、筋状に塗布むらが生じやすく、少量均
一に塗布することは極めて困難である。
そして、フェルトをローラに当接させてオフセット防止
液を塗布する如上の各種装置の別の重大な欠点は、トナ
ーや紙粉、或いはトナー像を形成する潜像現像剤中に含
まれていたキャリア粒子等が上記フェルトに目詰りする
ことであり、これによって繍々塗布にむらが生ずること
である。
液を塗布する如上の各種装置の別の重大な欠点は、トナ
ーや紙粉、或いはトナー像を形成する潜像現像剤中に含
まれていたキャリア粒子等が上記フェルトに目詰りする
ことであり、これによって繍々塗布にむらが生ずること
である。
この塗布むらが生ずると部分的にトナーのオフセットが
生じ、また像支持材がローラに巻き付いたりするばかり
か、定着ローラや加圧ローラがシリコーンゴムで被覆さ
れている場合上記塗布むらがローラの膨潤差を招来し、
トナー像支持材に皺が生じやすくなるという不都合もあ
る。
生じ、また像支持材がローラに巻き付いたりするばかり
か、定着ローラや加圧ローラがシリコーンゴムで被覆さ
れている場合上記塗布むらがローラの膨潤差を招来し、
トナー像支持材に皺が生じやすくなるという不都合もあ
る。
更に上記フェルトに多量にトナーが付着して行くと、こ
れはローラを損傷し、上述の塗布むらを一層促進し、更
に種々の定着不良の原因となる。
れはローラを損傷し、上述の塗布むらを一層促進し、更
に種々の定着不良の原因となる。
一方、シリコーンオイルをゴム組織内に浸潤させたシリ
コーンゴムローラやシリコーンオイルを収容した孔あき
パイプをシリコーンゴムで被覆したローラを定着ローラ
に当接させ、ゴム組織を通してオフセット防止液を定着
ローラに塗布する方法も公知である。
コーンゴムローラやシリコーンオイルを収容した孔あき
パイプをシリコーンゴムで被覆したローラを定着ローラ
に当接させ、ゴム組織を通してオフセット防止液を定着
ローラに塗布する方法も公知である。
斯様な方法によれば微量均一塗布はできるものの、あま
りに微量過ぎて現在の複写装置に使用される定着装置の
如く、A4紙で1分間に7.8枚以上定着処理しなげれ
ばならない装置には全く不適である。
りに微量過ぎて現在の複写装置に使用される定着装置の
如く、A4紙で1分間に7.8枚以上定着処理しなげれ
ばならない装置には全く不適である。
そしてこの方法に於いては液が高粘度になる視検布量は
一層低下してしまう。
一層低下してしまう。
上述した各種の不都合を解決できる糸口を与えるものと
して特開昭52−110049号公報、同54−377
52号公報に記載の定着装置がある。
して特開昭52−110049号公報、同54−377
52号公報に記載の定着装置がある。
この両公報に記載の定着装置は微細な連続気孔を有する
非繊維質の高分子合成樹脂膜、即ちフェルト等のように
繊維をからませたり、スポンジのように気泡や単泡が膜
内に多量に分散しているものではなく、膜の表面から裏
面まで貫通した微細孔を多数存在せしめた高分子合成樹
脂膜によって定着ローラへのシリコーンオイル塗布量を
制御するように構成されている。
非繊維質の高分子合成樹脂膜、即ちフェルト等のように
繊維をからませたり、スポンジのように気泡や単泡が膜
内に多量に分散しているものではなく、膜の表面から裏
面まで貫通した微細孔を多数存在せしめた高分子合成樹
脂膜によって定着ローラへのシリコーンオイル塗布量を
制御するように構成されている。
如上の膜状体としてはGORE−TEX JOINT
5EALANT(W、LGORE&ASSOCIATE
S、INC,製、商品名)等の微細連続気孔を有する、
かつオフセット防止性に優れた4弗化エチレン樹脂膜が
好ましい。
5EALANT(W、LGORE&ASSOCIATE
S、INC,製、商品名)等の微細連続気孔を有する、
かつオフセット防止性に優れた4弗化エチレン樹脂膜が
好ましい。
いずれにせよ、前述した微細連続気孔はトナーや紙粉に
よって目詰りすることもな(、かつ膜にトナーが集積固
着してローラを損傷するといったこともなく、極めて長
期間にわたって均一な塗布が維持できるという非常に有
用な効果を奏する。
よって目詰りすることもな(、かつ膜にトナーが集積固
着してローラを損傷するといったこともなく、極めて長
期間にわたって均一な塗布が維持できるという非常に有
用な効果を奏する。
そして高粘度のオフセット防止液を使用しても、筋状の
塗布むら等を生ずることもな(均一に塗布できる効果も
有している。
塗布むら等を生ずることもな(均一に塗布できる効果も
有している。
しかしながら使用するオフセット防止液の粘度が小さく
なるにつれ膜の微細連続気孔を通過するオイル量が増え
る傾向がある。
なるにつれ膜の微細連続気孔を通過するオイル量が増え
る傾向がある。
この増加はフェルトに比べては十分小さいものであるけ
れども、必要量以上の液を使用することは不経済であっ
て好ましくはない。
れども、必要量以上の液を使用することは不経済であっ
て好ましくはない。
また高粘度液を使用した場合でも装置休止時間が非常な
長時間に及ぶと、フェルトを使用した場合に比べて十分
少ないとは言え、それでも膜とローラとの当接部にオフ
セット防止液がたまって行くこともある。
長時間に及ぶと、フェルトを使用した場合に比べて十分
少ないとは言え、それでも膜とローラとの当接部にオフ
セット防止液がたまって行くこともある。
本発明は上記問題点を解決することを目的とする。
本発明の第1発明は、定着用のローラである第1のロー
ラ1に微細連続気孔を有する高分子合成樹脂膜を当接さ
せ、この膜を介して上記第10ローラにオフセット防止
液を供給する塗布器Cを有する定着装置に於いて、上記
微細連続気孔を有する高分子合成樹脂膜に更に一層乃至
複数層の微細連続気孔を有する高分子合成樹脂膜を積層
し、この積層した微細気孔を有する高分子合成樹脂膜1
3を介して上記第10−ラにオフセット防止液を供給す
ることを特徴とする定着装置である。
ラ1に微細連続気孔を有する高分子合成樹脂膜を当接さ
せ、この膜を介して上記第10ローラにオフセット防止
液を供給する塗布器Cを有する定着装置に於いて、上記
微細連続気孔を有する高分子合成樹脂膜に更に一層乃至
複数層の微細連続気孔を有する高分子合成樹脂膜を積層
し、この積層した微細気孔を有する高分子合成樹脂膜1
3を介して上記第10−ラにオフセット防止液を供給す
ることを特徴とする定着装置である。
又、本発明の第2発明は、定着用のローラである第1の
ロー21にオフセット防止液を供給する為の供給用回転
体20に微細連続気孔を有する高分子合成樹脂膜を当接
させ、この膜を介して上記第1のローラにオフセット防
止液を供給する塗布器Cを有する定着装置に於いて、上
記微細連続気孔を有する高分子合成樹脂膜に更に一層乃
至複数層の微細連続気孔を有する高分子合成樹脂膜を積
層し、この積層した微細気孔を有する高分子合成樹脂膜
13を介して上記供給用回転体にオフセット防止液を供
給することを特徴とする定着装置である。
ロー21にオフセット防止液を供給する為の供給用回転
体20に微細連続気孔を有する高分子合成樹脂膜を当接
させ、この膜を介して上記第1のローラにオフセット防
止液を供給する塗布器Cを有する定着装置に於いて、上
記微細連続気孔を有する高分子合成樹脂膜に更に一層乃
至複数層の微細連続気孔を有する高分子合成樹脂膜を積
層し、この積層した微細気孔を有する高分子合成樹脂膜
13を介して上記供給用回転体にオフセット防止液を供
給することを特徴とする定着装置である。
この特徴事項により、より安定した微量の塗布を行なう
ことができるものである。
ことができるものである。
以下図面を参照して本発明の詳細な説明する。
第1図は本発明の第1発明の一実施例の説明図である。
図中1は第10−ラとしての定着ローラであり、金属中
空パイプ2にシリコーンゴムや4弗化エチレン樹脂等、
オフセット防止性材料の薄い被膜3を施して成り、中空
中にヒータ4が配置されていてこのヒータにより局面が
トナーを溶融定着できる温度(通常150℃〜200℃
)に加熱されている。
空パイプ2にシリコーンゴムや4弗化エチレン樹脂等、
オフセット防止性材料の薄い被膜3を施して成り、中空
中にヒータ4が配置されていてこのヒータにより局面が
トナーを溶融定着できる温度(通常150℃〜200℃
)に加熱されている。
5は第2のローラとしての加圧ローラで芯金ロール6に
オフセット防止性の柔軟な弾性材、例えばシリコーンゴ
ムの厚い被覆7が施されている。
オフセット防止性の柔軟な弾性材、例えばシリコーンゴ
ムの厚い被覆7が施されている。
加圧ローラ5は定着ローラ1に圧接され、図の如く圧接
部で弾性変形してトナー像支持材を挾持するニップ部を
形成する。
部で弾性変形してトナー像支持材を挾持するニップ部を
形成する。
ローラ1゜2の一方は不図示のモータで回転駆動され他
方は相手ローラとの摩擦力で従動回転する。
方は相手ローラとの摩擦力で従動回転する。
即ち、ローラ1,5は夫々矢印方向に回転し、トナー像
支持紙Pを上記ニップ部で挾持搬送する。
支持紙Pを上記ニップ部で挾持搬送する。
その際トナー像Tは熱溶融されて紙Pに粘着し、定着さ
れるものである。
れるものである。
紙Pのトナー像支持面は定着ローラ1に圧接される。
尚、紙Pはガイド板8に案内されて上記ニップ部に送り
込まれ、ニップ通過後ローラ1,5に夫々軽く当接され
た水様部材9゜10によってローラから分離される。
込まれ、ニップ通過後ローラ1,5に夫々軽く当接され
た水様部材9゜10によってローラから分離される。
11は表面膜であり微細なかつ径のそろった連続気孔を
有する非繊維質の高分子合成樹脂膜である。
有する非繊維質の高分子合成樹脂膜である。
この膜としては一般にトナーが付着しに<<(即ちオフ
セット防止性のある)表面がなめらかで、かつ、すべり
性が良(柔軟な可撓性を有し、耐熱性、耐油性もあるこ
と、更により微細な連続気孔を容易に形成できること等
の理由で弗素樹脂の連続気孔膜が適当であるが、現在の
ところ特に4弗化エチレン樹脂膜が最適であると判明し
ている。
セット防止性のある)表面がなめらかで、かつ、すべり
性が良(柔軟な可撓性を有し、耐熱性、耐油性もあるこ
と、更により微細な連続気孔を容易に形成できること等
の理由で弗素樹脂の連続気孔膜が適当であるが、現在の
ところ特に4弗化エチレン樹脂膜が最適であると判明し
ている。
このような微細連続気孔を有する4弗化エチレン樹脂膜
は前述の如くフロロボア、GORE−TEXJOINT
SEALAN等の商品名で販売されているが、その製造
法については特公昭48−3068号公報に詳しい。
は前述の如くフロロボア、GORE−TEXJOINT
SEALAN等の商品名で販売されているが、その製造
法については特公昭48−3068号公報に詳しい。
斯様な膜の連続気孔径は非常によくそろっていて、その
径の分布は平均径の周囲の極く狭い所に略ioo%集中
し、デルタ関数状を呈している。
径の分布は平均径の周囲の極く狭い所に略ioo%集中
し、デルタ関数状を呈している。
12は裏面膜であり、膜11と同様微細な連続気孔を有
する高分子合成樹脂膜である。
する高分子合成樹脂膜である。
膜12としては耐熱性、耐油性を有し柔軟な可撓性を有
する弗素樹脂の連続気孔膜が適している。
する弗素樹脂の連続気孔膜が適している。
そしてこのような特性に優れていること、より微細な連
続気孔を容易に得やすいこと、膜11に如上の4弗化エ
チレン樹脂膜を使用した場合等、この膜11に加熱加圧
で簡単に接合でき、かつその際連続気孔を潰さないで済
むこと、等の理由で膜12にも上述した微細連続気孔を
有する4弗化エチレン樹脂膜が最適である。
続気孔を容易に得やすいこと、膜11に如上の4弗化エ
チレン樹脂膜を使用した場合等、この膜11に加熱加圧
で簡単に接合でき、かつその際連続気孔を潰さないで済
むこと、等の理由で膜12にも上述した微細連続気孔を
有する4弗化エチレン樹脂膜が最適である。
上記微細連続気孔を有する高分子合成樹脂膜11.12
は積層され加熱加圧によって接合され、この積層した微
細気孔を有する高分子合成樹脂膜、換言すれば連続気孔
膜層13を構成している。
は積層され加熱加圧によって接合され、この積層した微
細気孔を有する高分子合成樹脂膜、換言すれば連続気孔
膜層13を構成している。
この時膜11の微細連続気孔の一部が膜12の微細連続
気孔の非開口面部分により塞がれる他は膜12の微細連
続気孔と連通ずる。
気孔の非開口面部分により塞がれる他は膜12の微細連
続気孔と連通ずる。
従って膜層13の見かげ上の気孔率は膜11,120夫
々の気孔率より小なるものとなる。
々の気孔率より小なるものとなる。
さて、膜層13は、ローラ1の軸方向につき少なくとも
ロー21の紙Pが接する領域に接するだけの長さは有す
る、かつ上部に開口を有する、比較的浅く長細い袋状に
形成せられ、上記開口部分で枠部材14に固定されてい
る。
ロー21の紙Pが接する領域に接するだけの長さは有す
る、かつ上部に開口を有する、比較的浅く長細い袋状に
形成せられ、上記開口部分で枠部材14に固定されてい
る。
この袋状の膜層13中には毛管現象により、シリコーン
オイルを含浸させた耐熱性フェルト15が詰められてい
る。
オイルを含浸させた耐熱性フェルト15が詰められてい
る。
即ちオイルを吸収保持したフェルト15は裏面膜12の
内面に当接せしめられており、フェルト15中のシリコ
ーンオイルは膜12,11の連通気孔から膜11表面に
滲出してロー21に塗布される。
内面に当接せしめられており、フェルト15中のシリコ
ーンオイルは膜12,11の連通気孔から膜11表面に
滲出してロー21に塗布される。
(後に詳述)16は蓋部材であり、枠部材14にねじ等
により取付けられる。
により取付けられる。
フェルト15中のオイルが消費されてしまったら、蓋部
材16を外してフェルトにオイルを補給するか、或いは
使用済フェルトを取り出してオイルを十分含浸させた新
たなフェルトを膜層13の袋中に入れてもよい。
材16を外してフェルトにオイルを補給するか、或いは
使用済フェルトを取り出してオイルを十分含浸させた新
たなフェルトを膜層13の袋中に入れてもよい。
このように保守作業は上記塗布器Cをガイドレール17
に沿って定着装置外に取り出すことによって簡単に行え
る。
に沿って定着装置外に取り出すことによって簡単に行え
る。
上記作業が終了したら枠部材14と蓋部材16の側部突
出縁を上記ガイドレール17に合わせて、塗布器Cをロ
ーラ1に沿わせて押し込めば、塗布器Cの配置は終了す
る。
出縁を上記ガイドレール17に合わせて、塗布器Cをロ
ーラ1に沿わせて押し込めば、塗布器Cの配置は終了す
る。
また塗布器Cをカートリッジ式にしてフェルト15のオ
イルを消費してしまったものと、フェルト15にオイル
を十分含ませ新しいカートリッジを交換するようにして
もよい。
イルを消費してしまったものと、フェルト15にオイル
を十分含ませ新しいカートリッジを交換するようにして
もよい。
表面膜11は塗布器Cの自重だけでローラ1に当接する
ようにしてもよく、またばね18等で蓋部材16の上部
を押すことによってローラ1に圧接するようにしてもよ
い。
ようにしてもよく、またばね18等で蓋部材16の上部
を押すことによってローラ1に圧接するようにしてもよ
い。
いずれにせよ前記フロロボア等の膜で構成された膜層1
3は十分な柔軟性を有するので塗布器Cの自重だけでも
膜11表面はローラ1に均一に面接触するが、フェルト
15が多少硬く、またローラ10面に十分沿う形状にな
っていない場合等には上述の如くばね18で塗布器Cを
押圧して膜11をローラ1に均一に面接触させることも
よい。
3は十分な柔軟性を有するので塗布器Cの自重だけでも
膜11表面はローラ1に均一に面接触するが、フェルト
15が多少硬く、またローラ10面に十分沿う形状にな
っていない場合等には上述の如くばね18で塗布器Cを
押圧して膜11をローラ1に均一に面接触させることも
よい。
さて、膜12の微細連続気孔の内、膜11の非開口面部
分に塞がれているものに浸入したオイルは膜11表面に
滲出することはない。
分に塞がれているものに浸入したオイルは膜11表面に
滲出することはない。
オイルは上記連通気孔から滲出するだけであるから、ロ
ー21へのオイル供給量はオフセット防止や紙Pのロー
ラへの巻き付きを防止できるだけの必要量だけに押える
ことができ、無駄な消費を防止できる。
ー21へのオイル供給量はオフセット防止や紙Pのロー
ラへの巻き付きを防止できるだけの必要量だけに押える
ことができ、無駄な消費を防止できる。
尚、上記連通気孔から膜11表面に滲出したオイルは膜
11とロー21との当接面部に於いてしごかれ、ローラ
1表面には必要量のオイルが均一に塗布されることにな
る。
11とロー21との当接面部に於いてしごかれ、ローラ
1表面には必要量のオイルが均一に塗布されることにな
る。
そして膜11の気孔にはトナーや紙粉が目詰りすること
もなく、上記必要量の均一塗布効果は極めて長時間にわ
たって持続するものである。
もなく、上記必要量の均一塗布効果は極めて長時間にわ
たって持続するものである。
更にまた、膜11表面をローラ1に当接させたままロー
ラ1の回転を長時間停止させておいても、膜11とロー
ラ1の当接面部に紙Pを汚損する程、またローラ対1,
5間にスリップを生せしめる程オイルが溜まることは簡
単に防止される。
ラ1の回転を長時間停止させておいても、膜11とロー
ラ1の当接面部に紙Pを汚損する程、またローラ対1,
5間にスリップを生せしめる程オイルが溜まることは簡
単に防止される。
尚、第1図で19は弗素ゴム等で作成したブレードでロ
ー21に弾性的に当接せしめられており、膜11とロー
ラ1との当接部を通過したトナーや紙粉を掻き取り、そ
のトナーや紙粉がローラ1゜5の圧接部に戻って紙Pを
汚損することを防止する。
ー21に弾性的に当接せしめられており、膜11とロー
ラ1との当接部を通過したトナーや紙粉を掻き取り、そ
のトナーや紙粉がローラ1゜5の圧接部に戻って紙Pを
汚損することを防止する。
もつともローラ1に付着した大半のトナーや紙粉は、ロ
ーラ1の回転方向に関し膜11とローラ1との当接開始
部にてせきとめられ、膜11の前面部に滞溜する。
ーラ1の回転方向に関し膜11とローラ1との当接開始
部にてせきとめられ、膜11の前面部に滞溜する。
この滞溜トナー、紙粉は布等で膜11表面から容易に拭
い取れるが、このように膜11はクリーナーとしても作
用する。
い取れるが、このように膜11はクリーナーとしても作
用する。
次に第1図装置を使用した実験例を述べる。
ローラ1,5の周速は120tttm/ see 、
ローラ1の表面温度は190〜200℃、薄い被覆3は
四弗化エチレン樹脂(前述の如き微細孔はもっていない
)である。
ローラ1の表面温度は190〜200℃、薄い被覆3は
四弗化エチレン樹脂(前述の如き微細孔はもっていない
)である。
膜11はフロロポア膜である。(尚、このように四弗化
エチレン樹脂層の薄い被覆3に四弗化エチレン樹脂の膜
11を当接させた時、膜11のすべり性は非常によく、
膜11は殆んど摩耗しない)そして膜12もフロロポア
膜である。
エチレン樹脂層の薄い被覆3に四弗化エチレン樹脂の膜
11を当接させた時、膜11のすべり性は非常によく、
膜11は殆んど摩耗しない)そして膜12もフロロポア
膜である。
フロロポアの膜11として連続気孔の平均径が1μ(孔
径分布はこの1μを中心に±0.4μの範囲に略100
%集中している)、気孔率が60%、膜厚が0.18m
mのものを用い、またフロロポアの膜12としては連続
気孔の平均径力0.2μ(孔径分布はこの0,2μを中
心に±0.05μの範囲に略Zoo%集中している)、
気孔率が50%、膜厚が0.181mのものを用い、こ
の両膜11゜12を積層し、加熱加圧してラミネート接
合することにより膜層13を構成した。
径分布はこの1μを中心に±0.4μの範囲に略100
%集中している)、気孔率が60%、膜厚が0.18m
mのものを用い、またフロロポアの膜12としては連続
気孔の平均径力0.2μ(孔径分布はこの0,2μを中
心に±0.05μの範囲に略Zoo%集中している)、
気孔率が50%、膜厚が0.181mのものを用い、こ
の両膜11゜12を積層し、加熱加圧してラミネート接
合することにより膜層13を構成した。
膜11のローラ1への当接部の寸法は、ローラ回転方向
に7關、ローラ母線方向に300mmであり、膜11は
総荷重1kgでローラ1に当接させた。
に7關、ローラ母線方向に300mmであり、膜11は
総荷重1kgでローラ1に当接させた。
使用したシリコーンオイルは室温での標準粘度1000
cs である。
cs である。
以上の装置でB4サイズの紙をlO万枚定着処理したが
、オイルの不均一塗布は認められず、常時均一に塗布さ
れ、ローラ1への紙の巻き付き、及びオフセットは全く
発生しなかった。
、オイルの不均一塗布は認められず、常時均一に塗布さ
れ、ローラ1への紙の巻き付き、及びオフセットは全く
発生しなかった。
そして10万枚定着処理後もフロロポアの膜11の微細
連続気孔中へのトナー詰まりはなく、殆んど摩耗も認め
られず、まだ続けて使用できる状態であった。
連続気孔中へのトナー詰まりはなく、殆んど摩耗も認め
られず、まだ続けて使用できる状態であった。
そして表面のトナー等による汚れは布で簡単に拭き取る
ことができた。
ことができた。
オイルは最初から最後まで34紙1000枚当り0.7
乃至Q、 9 CCと安定した割合で消費された。
乃至Q、 9 CCと安定した割合で消費された。
そして5000枚定着処理毎に膜11とローラ1とを当
接させたまま16時間装置を停止させ、ローラ10回転
を停止させたが、膜11とローラ1との当接部に溜った
オイル量は僅くわすかで、それによる紙Pの汚れは生じ
なかった。
接させたまま16時間装置を停止させ、ローラ10回転
を停止させたが、膜11とローラ1との当接部に溜った
オイル量は僅くわすかで、それによる紙Pの汚れは生じ
なかった。
第2図は本発明の第2発明の詳細な説明図である。
尚、以下の各図で第1図のものと同一の機能を有する部
材や手段には同一の符号を付け、特に必要ない限り説明
は省略する。
材や手段には同一の符号を付け、特に必要ない限り説明
は省略する。
第2図で、20は供給用回転体としての塗布ローラで金
属芯ロール21に四弗化エチレン樹脂の薄層22を被覆
したものである。
属芯ロール21に四弗化エチレン樹脂の薄層22を被覆
したものである。
塗布ローラ20はシリコーンゴムの薄い被膜3を有する
定着ローラ1に接触して矢印方向に回転する。
定着ローラ1に接触して矢印方向に回転する。
フロロポアの膜11,12を積層して接合し袋状に形成
され、この積層した微細気孔を有する高分子合成樹脂膜
、換言すれば、膜層13は枠部材14に固定されている
が、この袋中にはスポンジ15が収容され、膜12の内
面に当接せしめられている。
され、この積層した微細気孔を有する高分子合成樹脂膜
、換言すれば、膜層13は枠部材14に固定されている
が、この袋中にはスポンジ15が収容され、膜12の内
面に当接せしめられている。
このスポンジ15はシリコーンオイルを吸収保持し膜層
13の前記連通気孔に供給する。
13の前記連通気孔に供給する。
而して上記オイルは膜110表面に滲出して塗布ロー2
20に塗布され、この塗布ローラ20のオイルが両ロー
ラの回転に従って定着ローラ1に塗布される。
20に塗布され、この塗布ローラ20のオイルが両ロー
ラの回転に従って定着ローラ1に塗布される。
ローラ18はローラ1との間の摩擦力で従動回転するロ
ーラでもよいが、不図示のモータにより回転駆動するこ
ともできる。
ーラでもよいが、不図示のモータにより回転駆動するこ
ともできる。
この場合ローラ20は矢示と逆向きに回転させ得るが、
いずれにせよロー220を、その周速をローラ1の周速
より低速になるように回転駆動すれば、膜層13の効果
と相俟ってローラ1へのオイル塗布量をより少なくする
ことができる。
いずれにせよロー220を、その周速をローラ1の周速
より低速になるように回転駆動すれば、膜層13の効果
と相俟ってローラ1へのオイル塗布量をより少なくする
ことができる。
(この膜層3も摩耗しにくい四弗化エチレン樹脂にする
ことが好ましい)。
ことが好ましい)。
尚、第2図実施例では部材15に予めシリコーンオイル
を含浸させておくのではなく、オイルパン23から部材
15にシリコーンオイルを供給するようになっている。
を含浸させておくのではなく、オイルパン23から部材
15にシリコーンオイルを供給するようになっている。
即ち24は下端がパン23のオイル中に浸漬されたフェ
ルト、25は蓋部材16に設けられた孔を貫通して部材
15に下端が当接されたフェルトであり、両フェルト2
4゜25にフェルト26が接離される。
ルト、25は蓋部材16に設けられた孔を貫通して部材
15に下端が当接されたフェルトであり、両フェルト2
4゜25にフェルト26が接離される。
即ちフェルト26はローラL5,20が回転中は図の如
くフェル)24.25に当接せしめられ、オイルパン2
3中のオイルはフェル)24.25.26により毛管現
象で伝送されてフェルト15に供給され、ローラ1,5
が回転停止中、即ち定着装置の作動体止中はフェルト2
6はフェル)24.25から離間され、上記オイル伝送
供給が停止する。
くフェル)24.25に当接せしめられ、オイルパン2
3中のオイルはフェル)24.25.26により毛管現
象で伝送されてフェルト15に供給され、ローラ1,5
が回転停止中、即ち定着装置の作動体止中はフェルト2
6はフェル)24.25から離間され、上記オイル伝送
供給が停止する。
尚、塗布ローラ20の代りに供給用回転体として無端ベ
ルトを定着ローラ1と膜11の双方に当接させて回転す
ることにより、ローラ1にオイルを塗布するようにして
もよい。
ルトを定着ローラ1と膜11の双方に当接させて回転す
ることにより、ローラ1にオイルを塗布するようにして
もよい。
第3図は本発明の第1図実施例に類する第1発明の他の
実施例の説明図である。
実施例の説明図である。
塗布装置Cはローラ状に構成されている。
即ち15は芯金ロール27に巻かれたローラ形状を維持
するに足る硬さを有するフェルトの層であり、シリコー
ンオイルを含浸させている。
するに足る硬さを有するフェルトの層であり、シリコー
ンオイルを含浸させている。
このオイル保持層の表面に微細連続気孔を有するフロロ
ポア等の高分子合成樹脂膜lL12を積層し、ラミネー
ト接合して構成した、積層した微細気孔を有する高分子
合成樹脂膜、換言すれば膜層13が被覆されている。
ポア等の高分子合成樹脂膜lL12を積層し、ラミネー
ト接合して構成した、積層した微細気孔を有する高分子
合成樹脂膜、換言すれば膜層13が被覆されている。
このローラ状塗布装置Cは定着ローラに当接され、ロー
21との間の摩擦力で矢印方向に回転するか、若しくは
モータによって回動駆動される。
21との間の摩擦力で矢印方向に回転するか、若しくは
モータによって回動駆動される。
フェルト15に含浸されているシリコーンオイルは膜1
1.120連通した微細連続気孔から滲み出し、膜層1
3の回転に伴ってロー21に塗布される。
1.120連通した微細連続気孔から滲み出し、膜層1
3の回転に伴ってロー21に塗布される。
この装置の利点は膜11とローラ1との接触が線接触に
近く、両者の接触面積が小さいから、膜層13の効果と
相俟ってローラ1へのオイル塗布量をより節減すること
ができる。
近く、両者の接触面積が小さいから、膜層13の効果と
相俟ってローラ1へのオイル塗布量をより節減すること
ができる。
また定着装置の休止時間が非常な長時間に及んでも膜1
1とローラ1との当接部にオイルは殆んど溜まらない。
1とローラ1との当接部にオイルは殆んど溜まらない。
以上の実施例では膜層13を膜11,12の2層構成に
したが、3層以上の微細連続気孔を有する膜を接合して
もよいことは勿論である。
したが、3層以上の微細連続気孔を有する膜を接合して
もよいことは勿論である。
そして膜層13を構成する各膜の微細連続気孔の平均径
、気孔率、膜厚は夫々等しいものを使用してもよく、或
いはどれか1つ又は2つ又は3つとも異なった膜で積層
して膜層13を構成することもできる。
、気孔率、膜厚は夫々等しいものを使用してもよく、或
いはどれか1つ又は2つ又は3つとも異なった膜で積層
して膜層13を構成することもできる。
また、膜層13を構成する膜として気孔率の小なるもの
、及び、或いは連続気孔の平均径の小なるもの、及び、
或いは膜厚の大なるものを使用すればオフセット防止液
のローラへの塗布量はより小にできるし、斯様な膜の枚
数を増加すれば更に上記塗布量は小になる。
、及び、或いは連続気孔の平均径の小なるもの、及び、
或いは膜厚の大なるものを使用すればオフセット防止液
のローラへの塗布量はより小にできるし、斯様な膜の枚
数を増加すれば更に上記塗布量は小になる。
例えば図示例で膜12の連続気孔の平均径を小(例えば
0.2μなるものとし、また膜11の連続気孔の平均径
を犬(例えば1μ)とすると、ローラ1へのオイル塗布
量は少量適量で無駄をなくすことができるばかりか、装
置休止時に於いて膜110大径の連続気孔中に十分な量
のオイルを貯えることができるから、ローラ1を回転開
始した当初からローラ1には不足なく適量のオイルを塗
布できる。
0.2μなるものとし、また膜11の連続気孔の平均径
を犬(例えば1μ)とすると、ローラ1へのオイル塗布
量は少量適量で無駄をなくすことができるばかりか、装
置休止時に於いて膜110大径の連続気孔中に十分な量
のオイルを貯えることができるから、ローラ1を回転開
始した当初からローラ1には不足なく適量のオイルを塗
布できる。
以上の装置で膜層の前記連通気孔の気孔率、各膜の連続
気孔の径、各膜の厚さ、オフセット防止液の粘度、即ち
膜層の連通気孔を滲出させてローラに供給できる液量を
決定するこれら各種の条件は、トナーが溶融した際の粘
度やトナー像支持材の腰の強さ、定着ローラの表面張力
等によって決められる、オフセットの防止、トナー像支
持材の定着ローラへの巻き付き防止の為にトナー像支持
材の単位面積当り最低限必要なオフセット防止液の量や
定着処理速度、即ち定着ローラの回転速度等の諸要因を
勘案して定められるべきものである。
気孔の径、各膜の厚さ、オフセット防止液の粘度、即ち
膜層の連通気孔を滲出させてローラに供給できる液量を
決定するこれら各種の条件は、トナーが溶融した際の粘
度やトナー像支持材の腰の強さ、定着ローラの表面張力
等によって決められる、オフセットの防止、トナー像支
持材の定着ローラへの巻き付き防止の為にトナー像支持
材の単位面積当り最低限必要なオフセット防止液の量や
定着処理速度、即ち定着ローラの回転速度等の諸要因を
勘案して定められるべきものである。
しかし電子写真や他の静電印刷、磁気写真等で使用され
るトナー像定着装置に於いては、一般に膜層の連通連続
気孔の気孔率は10乃至90%、厚さは0.1乃至5關
でよく、そしてローラに当接される膜の連続気孔の平均
径は0.1乃至5μ、他の膜の連続気孔の平均径は0.
1乃至100μ程度でよい。
るトナー像定着装置に於いては、一般に膜層の連通連続
気孔の気孔率は10乃至90%、厚さは0.1乃至5關
でよく、そしてローラに当接される膜の連続気孔の平均
径は0.1乃至5μ、他の膜の連続気孔の平均径は0.
1乃至100μ程度でよい。
オフセット防止液の粘度は30乃至10万e8 とい
う広範囲で選択できる。
う広範囲で選択できる。
さてフロロポア、GORE −TEX JOINTSE
ALANT等前述した如き微細連続気孔を有する高分子
合成樹脂膜は、特定の一方向に対してはこれと直交する
方向に対してより、同一の力に関して伸長しやすいとい
う性質を有している。
ALANT等前述した如き微細連続気孔を有する高分子
合成樹脂膜は、特定の一方向に対してはこれと直交する
方向に対してより、同一の力に関して伸長しやすいとい
う性質を有している。
例えばフロロポア等微細連続気孔を有する4弗化エチレ
ン樹脂膜では同一の力に対して一方向にはそれと直交す
る方向より3乃至10倍程度伸長する。
ン樹脂膜では同一の力に対して一方向にはそれと直交す
る方向より3乃至10倍程度伸長する。
詳述すると、前述の膜を構成する高分子は伸長しにくい
方向に揃って指向しており、従ってこの方向には膜は伸
長しに(いが、これと直交する方向には膜は容易に伸長
してしまう。
方向に揃って指向しており、従ってこの方向には膜は伸
長しに(いが、これと直交する方向には膜は容易に伸長
してしまう。
(トナー像を溶融定着するような高温ではこの伸びは更
に著しい。
に著しい。
)そして斯様に分子が一方向に揃ってしまうのは前i
述の膜の製造時、高分子合成樹脂材の塊りを延伸するこ
とによる。
述の膜の製造時、高分子合成樹脂材の塊りを延伸するこ
とによる。
この延伸方向に分子が揃い、そしてこの方向に対して膜
は耐伸長特性を有するものである。
は耐伸長特性を有するものである。
このような理由で高分子合成樹脂膜の伸長しにくい方向
を本明細書では延伸方向と呼び、ノ それと直交する方
向の伸長しやすい方向を非延伸方向と呼ぶことにするが
、もとよりこのような呼称は便宜的なものであり、前述
した如き連続気孔を有する高分子合成樹脂膜には一般的
に機械的に伸びやすい方向と機械的に伸びにくい方向が
存在するということが重要である。
を本明細書では延伸方向と呼び、ノ それと直交する方
向の伸長しやすい方向を非延伸方向と呼ぶことにするが
、もとよりこのような呼称は便宜的なものであり、前述
した如き連続気孔を有する高分子合成樹脂膜には一般的
に機械的に伸びやすい方向と機械的に伸びにくい方向が
存在するということが重要である。
いずれにせよ前述の如(微細連続気孔を有する膜を、そ
の延伸方向を一致させて複数枚積層して接合した場合、
その非延伸方向が膜層とローラとの当接部に於いてロー
ラ回転方向に一致せしめられていたとすると、ローラ回
転時の摩擦力によって膜層はローラ回転方向に容易に伸
び変形してオイル塗布量が増大してしまうばかりか、時
には膜層が破れたり、破れないまでも弾性変形限界を越
えて伸びきり元の形状に復さなかったりする。
の延伸方向を一致させて複数枚積層して接合した場合、
その非延伸方向が膜層とローラとの当接部に於いてロー
ラ回転方向に一致せしめられていたとすると、ローラ回
転時の摩擦力によって膜層はローラ回転方向に容易に伸
び変形してオイル塗布量が増大してしまうばかりか、時
には膜層が破れたり、破れないまでも弾性変形限界を越
えて伸びきり元の形状に復さなかったりする。
そこで複数枚の膜を、夫々の延伸方向を一致させて積層
し接合した膜層を使用する場合、その膜層はローンとの
当接部に於いて上記延伸方向がローラの母線方向と交叉
するように、最も好ましくはローラの回転方向に一致す
るように配置するとよい。
し接合した膜層を使用する場合、その膜層はローンとの
当接部に於いて上記延伸方向がローラの母線方向と交叉
するように、最も好ましくはローラの回転方向に一致す
るように配置するとよい。
これによって上記伸び変形は防止され、オイル塗布量の
増加を防止できる。
増加を防止できる。
或いは前記膜層を構成する複数の微細連続気孔を有する
高分子合成樹脂膜の内、少なくとも2枚の膜(互いに相
接合された2枚が好ましい)の延伸方向を交叉させて積
層しておけば、膜層をどのように方向付けてローラに当
接させても、その内の少なくとも1枚の膜の非延伸方向
はローラと膜層との当接部でこのローラの回転方向と交
叉することになる為、前記不都合を低減できる。
高分子合成樹脂膜の内、少なくとも2枚の膜(互いに相
接合された2枚が好ましい)の延伸方向を交叉させて積
層しておけば、膜層をどのように方向付けてローラに当
接させても、その内の少なくとも1枚の膜の非延伸方向
はローラと膜層との当接部でこのローラの回転方向と交
叉することになる為、前記不都合を低減できる。
最もよいのは上記2枚の膜の延伸方向を直交乃至これに
近い角度で交叉させておくことである。
近い角度で交叉させておくことである。
そしてその内の1枚の膜の延伸方向を、膜層とローラと
の当接部で、このローラの回転方向に一致させることが
好ましい。
の当接部で、このローラの回転方向に一致させることが
好ましい。
例えば図示実施例で言えば、膜11と膜12の延伸方向
を直交させて積層接合し、一方の膜(ローラと接触して
摩擦力を直接受ける膜11が好ましい)の延伸方向を膜
層13とローラとの当接部に於いてこのローラの回転方
向に一致させ、他方の膜の延伸方向をローラ1の母線方
向に一致させると、膜層13はローラの回転方向にも母
線方向にも伸び変形しにくく、塗布量の安定化に大きく
寄与する。
を直交させて積層接合し、一方の膜(ローラと接触して
摩擦力を直接受ける膜11が好ましい)の延伸方向を膜
層13とローラとの当接部に於いてこのローラの回転方
向に一致させ、他方の膜の延伸方向をローラ1の母線方
向に一致させると、膜層13はローラの回転方向にも母
線方向にも伸び変形しにくく、塗布量の安定化に大きく
寄与する。
尚、本発明に適用できる微細連続気孔を有する高分子合
成樹脂膜としては4弗化エチレン樹脂微細連続気孔膜ば
かりでなく、塩化ビニル樹脂微細連続気孔膜等、他の高
分子合成樹脂の微細連続気孔膜も良い。
成樹脂膜としては4弗化エチレン樹脂微細連続気孔膜ば
かりでなく、塩化ビニル樹脂微細連続気孔膜等、他の高
分子合成樹脂の微細連続気孔膜も良い。
そしてオフセット防止液としてはシリコーンオイルのみ
ならず、液体ポリプロピレン、液体ポリエチレン等が利
用できる。
ならず、液体ポリプロピレン、液体ポリエチレン等が利
用できる。
また以上の実施例には塗布装置Cにより直接定着ローラ
にオフセット防止液を供給したが、塗布装置Cによりま
ず加圧ローラにオフセット防止液を塗布し、次に加圧ロ
ーラから定着ローラに液を塗布することもできる。
にオフセット防止液を供給したが、塗布装置Cによりま
ず加圧ローラにオフセット防止液を塗布し、次に加圧ロ
ーラから定着ローラに液を塗布することもできる。
また、吸液性液保持供給部材15としてはフェルトの他
、スポンジ、織布、不織布も利用できる。
、スポンジ、織布、不織布も利用できる。
更にまた、以上の実施例ではトナー像を加熱溶融定着す
る装置を示したが、本発明はローラ対でトナー像支持材
を強く挟圧して搬送し、圧力によってトナー像を支持材
に定着する圧力定着装置にも適用できる。
る装置を示したが、本発明はローラ対でトナー像支持材
を強く挟圧して搬送し、圧力によってトナー像を支持材
に定着する圧力定着装置にも適用できる。
第1図、第3図は本発明の第1発明の第1実施例、第2
実施例の説明図、第2図は、本発明の第2発明の詳細な
説明図にして、1は定着ローラ、5は加圧ローラ、11
,12は微細連続気孔を有する高分子合成樹脂膜、15
はオフセット防止液を含浸保持する液供給部材である。
実施例の説明図、第2図は、本発明の第2発明の詳細な
説明図にして、1は定着ローラ、5は加圧ローラ、11
,12は微細連続気孔を有する高分子合成樹脂膜、15
はオフセット防止液を含浸保持する液供給部材である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 第1と第2のローラでトナー像支持材を挾持搬送し
てトナー像を定着する定着装置であって、上記第10ロ
ーラに微細連続気孔を有する高分子合成樹脂膜を当接さ
せ、この膜を介して上記第1のローラにオフセット防止
液を供給する塗布器を有する定着装置に於いて、上記微
細連続気孔を有する高分子合成樹脂膜に更に一層乃至複
数層の微細連続気孔を有する高分子合成樹脂膜を積層し
、この積層した微細気孔を有する高分子合成樹脂膜を介
して上記第10−ラにオフセット防止液を供給すること
を特徴とする定着装置。 2 前記積層した微細気孔を有する高分子合成樹脂膜の
内の少な(とも2枚の膜は、各々の延伸方向が交叉され
ている特許請求の範囲第1項記載の定着装置。 3 前記積層した微細気孔を有する高分子合成樹脂膜は
、各々の延伸方向が一致されている特許請求の範囲第1
項記載の定着装置。 4 前記微細連続気孔を有する高分子合成樹脂膜は微細
連続気孔を有する弗素樹脂膜である特許請求の範囲第1
項乃至第3項いずれかに記載の定着装置。 5 前記微細連続気孔を有する高分子合成樹脂膜は微細
連続気孔を有する4弗化エチレン樹脂膜である特許請求
の範囲第4項記載の定着装置。 6 第1と第20ローラでトナー像支持材を挾持搬送し
てトナー像を定着する定着装置であって、第1のローラ
にオフセット防止液を供給する為の供給用回転体に微細
連続気孔を有する高分子合成樹脂膜を当接させ、この膜
を介して上記第1のローラにオフセット防止液を供給す
る塗布器を有する定着装置に於いて、上記微細連続気孔
を有する高分子合成樹脂膜に更に一層乃至複数層の微細
連続気孔を有する高分子合成樹脂膜を積層し、この積層
した微細気孔を有する高分子合成樹脂膜を介して上記供
給用回転体にオフセット防止液を供給することを特徴と
する定着装置。 7 前記積層した微細気孔を有する高分子合成樹脂膜の
内の少くとも2枚の膜は、各々の延伸方向が交叉されて
いる特許請求の範囲第6項記載の定着装置。 8 前記積層した微細気孔を有する高分子合成樹脂膜は
、各々の延伸方向が一致されている特許請求の範囲第6
項記載の定着装置。 9 前記微細連続気孔を有する高分子合成樹脂膜は微細
連続気孔を有する弗素樹脂膜である特許請求の範囲第6
項乃至第8項いずれかに記載の定着装置。 10 前記微細連続気孔を有する高分子合成樹脂膜は
微細連続気孔を有する4弗化エチレン樹脂膜である特許
請求の範囲第9項記載の定着装置。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5263979A JPS5842465B2 (ja) | 1979-04-28 | 1979-04-28 | 定着装置 |
| US06/141,917 US4359963A (en) | 1979-04-28 | 1980-04-21 | Fixing device |
| DE19803016098 DE3016098A1 (de) | 1979-04-28 | 1980-04-25 | Fixiervorrichtung |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5263979A JPS5842465B2 (ja) | 1979-04-28 | 1979-04-28 | 定着装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS55144273A JPS55144273A (en) | 1980-11-11 |
| JPS5842465B2 true JPS5842465B2 (ja) | 1983-09-20 |
Family
ID=12920395
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5263979A Expired JPS5842465B2 (ja) | 1979-04-28 | 1979-04-28 | 定着装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5842465B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6138432U (ja) * | 1984-08-11 | 1986-03-11 | 丸光産業株式会社 | 冷暖房用空気吹出口 |
| JPH0226385A (ja) * | 1988-07-13 | 1990-01-29 | Ranco Japan Ltd | 四方切り換え弁 |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0673051B2 (ja) * | 1986-02-03 | 1994-09-14 | ジヤパンゴアテツクス株式会社 | 複写機用オイル塗布機構 |
| PL2225289T3 (pl) | 2007-12-21 | 2018-08-31 | Basf Se | Sposób wytwarzania wodnych dyspersji polimerowych |
-
1979
- 1979-04-28 JP JP5263979A patent/JPS5842465B2/ja not_active Expired
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6138432U (ja) * | 1984-08-11 | 1986-03-11 | 丸光産業株式会社 | 冷暖房用空気吹出口 |
| JPH0226385A (ja) * | 1988-07-13 | 1990-01-29 | Ranco Japan Ltd | 四方切り換え弁 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS55144273A (en) | 1980-11-11 |
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