JPS5843484B2 - ナイロン6仮撚り加工糸用繊維 - Google Patents
ナイロン6仮撚り加工糸用繊維Info
- Publication number
- JPS5843484B2 JPS5843484B2 JP10884375A JP10884375A JPS5843484B2 JP S5843484 B2 JPS5843484 B2 JP S5843484B2 JP 10884375 A JP10884375 A JP 10884375A JP 10884375 A JP10884375 A JP 10884375A JP S5843484 B2 JPS5843484 B2 JP S5843484B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- nylon
- yarn
- fiber
- false
- shrinkage stress
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Artificial Filaments (AREA)
- Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、均染性に優れ、かつ、巻縮特性の向上したナ
イロン6仮撚り加工糸用繊維に関するものである。
イロン6仮撚り加工糸用繊維に関するものである。
従来、ナイロン6繊維を仮撚り加工するには、一般に紡
出されたナイロン6未延伸糸を適当な給温処理を施しつ
つ巻き取り、これを延伸工程で30〜40%の伸度な有
するように、3〜4倍程度延伸したパーンを原糸として
使用している。
出されたナイロン6未延伸糸を適当な給温処理を施しつ
つ巻き取り、これを延伸工程で30〜40%の伸度な有
するように、3〜4倍程度延伸したパーンを原糸として
使用している。
しかしながら、かかる従来の延伸糸は、水分の影響を受
は易いため、パーンの内・中・外層や、端面と中央部で
糸質差が大きく、これを仮撚り加工した場合、仮撚り数
の変動を招いたり、均染性や巻縮特性の劣る加工糸しか
得られないという欠点を有する。
は易いため、パーンの内・中・外層や、端面と中央部で
糸質差が大きく、これを仮撚り加工した場合、仮撚り数
の変動を招いたり、均染性や巻縮特性の劣る加工糸しか
得られないという欠点を有する。
本発明の目的は、かかる従来技術の諸欠点を解消すると
共に、仮撚り数変動もなく、かつ、均染性および巻縮特
性の優れた高品位の仮撚り加工糸を得ることのできるナ
イロン6繊維を提供することにある。
共に、仮撚り数変動もなく、かつ、均染性および巻縮特
性の優れた高品位の仮撚り加工糸を得ることのできるナ
イロン6繊維を提供することにある。
しかして、かかる本発明の目的は、60℃・100℃な
らびに160℃における乾熱収縮応力5(60℃)、5
(100°C)ならびに5(160℃)が、下記1)・
(2)式を同時に満たしてなるナイロン6仮撚り加工糸
用繊維。
らびに160℃における乾熱収縮応力5(60℃)、5
(100°C)ならびに5(160℃)が、下記1)・
(2)式を同時に満たしてなるナイロン6仮撚り加工糸
用繊維。
により達成することができる。
本発明において、乾熱収縮応力とは、以下の方法で測定
したものをいう。
したものをいう。
20℃、65%RHの試験室中にナイロン6繊維を24
時間放置した後、20cIrL長の試料を採取し、この
両端をヒーター内に設けられた応力検知器で把持し、該
試料およびその付近を昇温速度2.5℃/mixで昇温
させ、該試料に発生した収縮応力を検知し、これを横軸
温度、縦軸応力としてチャート化し、そのノイズ部分を
平滑化して、第1図のようなグラフを得る。
時間放置した後、20cIrL長の試料を採取し、この
両端をヒーター内に設けられた応力検知器で把持し、該
試料およびその付近を昇温速度2.5℃/mixで昇温
させ、該試料に発生した収縮応力を検知し、これを横軸
温度、縦軸応力としてチャート化し、そのノイズ部分を
平滑化して、第1図のようなグラフを得る。
得られたグラフから、60℃・100℃および160℃
における収縮応力をそれぞれ読み取り、それぞれの収縮
応力を試料の昇温前の繊度で割ったP/dを、応力の単
位として換算しなおしたものである。
における収縮応力をそれぞれ読み取り、それぞれの収縮
応力を試料の昇温前の繊度で割ったP/dを、応力の単
位として換算しなおしたものである。
本発明は、このような方法で測定した60℃における乾
熱収縮応力5(60℃)に対する100℃における乾熱
収縮応力5(100℃)の比5(100°c)/S(6
<)0c)が0.8以上1.2以下の条件を満たす必要
がある。
熱収縮応力5(60℃)に対する100℃における乾熱
収縮応力5(100℃)の比5(100°c)/S(6
<)0c)が0.8以上1.2以下の条件を満たす必要
がある。
この理由は、ナイロン6繊維の仮撚り加工においては、
被加工糸条は熱板上を接糸走行することにより、室温か
ら熱板設定温度まで昇温するが、この場合、撚り数およ
び糸直径は、加工速度、フィラメント数、デニール等に
よっても多小異なるが、熱板入口からほぼ10CrrL
程度走行した位置で一定化する。
被加工糸条は熱板上を接糸走行することにより、室温か
ら熱板設定温度まで昇温するが、この場合、撚り数およ
び糸直径は、加工速度、フィラメント数、デニール等に
よっても多小異なるが、熱板入口からほぼ10CrrL
程度走行した位置で一定化する。
この位置における糸温度は、60〜100°Cの範囲で
あり、この温度領域においては、非晶セグメント運動が
最も多くおこるものと考えられる。
あり、この温度領域においては、非晶セグメント運動が
最も多くおこるものと考えられる。
しかるに、染色性は非晶鎖の配向の程度およびボイドの
体積によって左右されるので、非晶鎖の再配列が最も起
こり易いこの温度領域で、収縮応力比5(100℃)/
5(60℃)を限定された範囲に選択してやれば、仮撚
り加工時における加工張力斑、ひいては仮撚り加工糸の
長さ方向における配向斑が減少し、これにより仮撚り数
変動がなく、染め斑のない加工糸を得ることができるも
のと考えられる。
体積によって左右されるので、非晶鎖の再配列が最も起
こり易いこの温度領域で、収縮応力比5(100℃)/
5(60℃)を限定された範囲に選択してやれば、仮撚
り加工時における加工張力斑、ひいては仮撚り加工糸の
長さ方向における配向斑が減少し、これにより仮撚り数
変動がなく、染め斑のない加工糸を得ることができるも
のと考えられる。
5(100℃)/5(60℃)が0.8を下回る場合は
、吸湿斑が大きく、錘間差を生じ易く、また1、2を越
える場合には、仮撚り加工時における加工張力斑が犬と
なり易く、染め斑の原因となるので望ましくない。
、吸湿斑が大きく、錘間差を生じ易く、また1、2を越
える場合には、仮撚り加工時における加工張力斑が犬と
なり易く、染め斑の原因となるので望ましくない。
また、本発明にかかるナイロン6繊維は、100℃にお
ける乾熱収縮応力5(100℃)に対する160℃にお
ける熱収縮応力5(160℃)の比5(160℃)/S
(100℃)が1.5以下である必要がある。
ける乾熱収縮応力5(100℃)に対する160℃にお
ける熱収縮応力5(160℃)の比5(160℃)/S
(100℃)が1.5以下である必要がある。
この理由は、100℃から熱板温度付近までの温度範囲
においては、結晶部の部分融解、再結晶化の現象が起こ
る領域であり、この領域において結晶の族長が大きく、
構造変化の太きいものは、巻縮特性において優れている
ものと考えられる。
においては、結晶部の部分融解、再結晶化の現象が起こ
る領域であり、この領域において結晶の族長が大きく、
構造変化の太きいものは、巻縮特性において優れている
ものと考えられる。
この意味から本発明では5(160℃)/5(100°
C)を1,5以下、好ましくは、1.0以下とすること
が重要である。
C)を1,5以下、好ましくは、1.0以下とすること
が重要である。
5(160℃)/5(100℃)が1.5を越える場合
は、巻縮特性が低下し、良好な加工糸を得ることができ
ない。
は、巻縮特性が低下し、良好な加工糸を得ることができ
ない。
本発明にかかるナイロン6繊維は、たとえばナイロン6
チップを溶融し、これを口金より紡出し、冷却固化して
なる未延伸糸を巻き取ることなく連続的に1.1〜1.
5倍程度の低倍率冷延伸をし、冷却固化後に熱処理する
ことなく巻き取る方法によって得ることができ、その際
、延伸前の複屈折率は18X10 ”〜40×10−
3程度にすればよい。
チップを溶融し、これを口金より紡出し、冷却固化して
なる未延伸糸を巻き取ることなく連続的に1.1〜1.
5倍程度の低倍率冷延伸をし、冷却固化後に熱処理する
ことなく巻き取る方法によって得ることができ、その際
、延伸前の複屈折率は18X10 ”〜40×10−
3程度にすればよい。
第1図は、種々のナイロン6繊維の乾熱収縮応力曲線を
例示したもので、曲線Aは通常のナイロン6未延伸糸(
230D−24F)の例、曲線Bは本発明にかかるナイ
ロン6繊維(80D−24F)の例、曲線Cは通常の延
伸糸(70D−24F)の例を示すものである。
例示したもので、曲線Aは通常のナイロン6未延伸糸(
230D−24F)の例、曲線Bは本発明にかかるナイ
ロン6繊維(80D−24F)の例、曲線Cは通常の延
伸糸(70D−24F)の例を示すものである。
本発明繊維は上述のごとく構成されているので、これを
仮撚り加工工程への供給原糸として使用した場合には、
仮撚り数変動もなく、かつ均染性および巻縮特性の優れ
た高品位のナイロン6仮撚り加工糸を得ることができる
。
仮撚り加工工程への供給原糸として使用した場合には、
仮撚り数変動もなく、かつ均染性および巻縮特性の優れ
た高品位のナイロン6仮撚り加工糸を得ることができる
。
以下の実施例で均染性とは、仮撚り加工した各試料を順
次筒編地にし、これを、P alatinFast
Black WANo、2%owf1硫安8%owfで
60℃の同浴染色したものを相対評価したもので、全く
染め斑のないものを◎、残りのもの三つに分け、○・△
・×の順で均染性の劣るものとした。
次筒編地にし、これを、P alatinFast
Black WANo、2%owf1硫安8%owfで
60℃の同浴染色したものを相対評価したもので、全く
染め斑のないものを◎、残りのもの三つに分け、○・△
・×の順で均染性の劣るものとした。
また巻縮堅ロウ度とは、SとZに仮撚り加工された加工
糸を引き揃えて紹、にとり、0.1/dの荷重で巻縮を
伸ばした後、21119/ dの張力下で60℃、5分
間の温水処理をし、次いで、10分間で98℃まで昇温
し、98°C,30分間の温水処理をする。
糸を引き揃えて紹、にとり、0.1/dの荷重で巻縮を
伸ばした後、21119/ dの張力下で60℃、5分
間の温水処理をし、次いで、10分間で98℃まで昇温
し、98°C,30分間の温水処理をする。
この認を風乾後、20℃の水中で0、i/dの荷重をか
げて2分後の長さNo)を読み、直ちに21n9/dの
荷重に変え、2分後の長(11)を読み、次式により算
出する。
げて2分後の長さNo)を読み、直ちに21n9/dの
荷重に変え、2分後の長(11)を読み、次式により算
出する。
実施例
相対粘度ηr2.5のナイロン6チップを260℃で溶
融し、直径0.3mmの口金孔より紡出し、冷却固化さ
せた後、連続的に冷延伸して巻き取る。
融し、直径0.3mmの口金孔より紡出し、冷却固化さ
せた後、連続的に冷延伸して巻き取る。
このとき、紡出糸の引き取り速度を変化させることによ
り延伸前の複屈折率を第1表の値とし、延伸条件を を同時に満足する繊維を得、これを試料/16.4・5
および6に示す。
り延伸前の複屈折率を第1表の値とし、延伸条件を を同時に満足する繊維を得、これを試料/16.4・5
および6に示す。
また、紡糸・延伸条件を変更することにより本発明を満
足しない繊維が得られ、これを試料/I61・2・3・
7・8および9に示す。
足しない繊維が得られ、これを試料/I61・2・3・
7・8および9に示す。
試料/i61は、延伸を省略して800m/分で巻き取
った未延伸糸であり、乾熱収縮応力曲線は第1図Aのパ
ターンを示した。
った未延伸糸であり、乾熱収縮応力曲線は第1図Aのパ
ターンを示した。
試料/162および/I63は延伸を省略して高速で巻
き取った、いわゆる高速*本製糸した繊維(A2は40
00m/分、/16.3は4500m/分)であり、乾
熱収縮応力曲線は第1図Eのパターンを示した。
き取った、いわゆる高速*本製糸した繊維(A2は40
00m/分、/16.3は4500m/分)であり、乾
熱収縮応力曲線は第1図Eのパターンを示した。
試料/16.7は紡速800 rn/分で一度巻き取っ
た未延伸糸を、延伸倍率3,5倍、延伸速度650m/
分で冷延伸したもの、また試料/i6.8は同様に紡速
800 m7分で一度巻き取った未延伸糸を延伸倍率3
.5倍、熱板温度150℃、延伸速度600m/分で熱
延伸したものであり、それらの乾熱収縮応力曲線は第1
図Cのパターンを示した。
た未延伸糸を、延伸倍率3,5倍、延伸速度650m/
分で冷延伸したもの、また試料/i6.8は同様に紡速
800 m7分で一度巻き取った未延伸糸を延伸倍率3
.5倍、熱板温度150℃、延伸速度600m/分で熱
延伸したものであり、それらの乾熱収縮応力曲線は第1
図Cのパターンを示した。
また試料扁9は、未延伸糸を2.5倍、3500m/分
で常温延伸したのち、160℃で熱固定して連続的に巻
き取った、いわゆる直接紡糸延伸法による繊維であり、
乾熱収縮応力曲線は第1図りのパターンを示した。
で常温延伸したのち、160℃で熱固定して連続的に巻
き取った、いわゆる直接紡糸延伸法による繊維であり、
乾熱収縮応力曲線は第1図りのパターンを示した。
これら各繊維について、それぞれ最高の巻縮堅ロウ度が
得られるような仮撚り加工条件で仮撚り加工する。
得られるような仮撚り加工条件で仮撚り加工する。
得られた加工糸の巻縮堅ロウ度および均染性を第1表に
示す。
示す。
なお、共通仮撚り加工条件は、熱板温度180℃、スピ
ンドル回転数34.0000rpm1糸速100m/、
mで、仕上り加工糸ハイずれも70D−24Fである。
ンドル回転数34.0000rpm1糸速100m/、
mで、仕上り加工糸ハイずれも70D−24Fである。
第1図は、種々のナイロン6繊維の乾熱収縮応力曲線を
例示したものである。
例示したものである。
Claims (1)
- 160℃・100℃ならびに160℃における乾熱収縮
応力5(60℃)、5(100′C)ならびに5(16
0℃)が、下記(1)・(2)式を同時に満たしてなる
ナイロン6仮撚り加工糸用繊維。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10884375A JPS5843484B2 (ja) | 1975-09-10 | 1975-09-10 | ナイロン6仮撚り加工糸用繊維 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10884375A JPS5843484B2 (ja) | 1975-09-10 | 1975-09-10 | ナイロン6仮撚り加工糸用繊維 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5234019A JPS5234019A (en) | 1977-03-15 |
| JPS5843484B2 true JPS5843484B2 (ja) | 1983-09-27 |
Family
ID=14494973
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10884375A Expired JPS5843484B2 (ja) | 1975-09-10 | 1975-09-10 | ナイロン6仮撚り加工糸用繊維 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5843484B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0275430A (ja) * | 1988-09-12 | 1990-03-15 | Hokkai Koki Kk | Pc鋼より線頭部成形加工方法 |
-
1975
- 1975-09-10 JP JP10884375A patent/JPS5843484B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5234019A (en) | 1977-03-15 |
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