JPS5844100B2 - プラスチック溶射用粉末の製造方法 - Google Patents

プラスチック溶射用粉末の製造方法

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JPS5844100B2
JPS5844100B2 JP52123992A JP12399277A JPS5844100B2 JP S5844100 B2 JPS5844100 B2 JP S5844100B2 JP 52123992 A JP52123992 A JP 52123992A JP 12399277 A JP12399277 A JP 12399277A JP S5844100 B2 JPS5844100 B2 JP S5844100B2
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JP
Japan
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powder
resin
particle size
thermal spraying
inorganic non
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JP52123992A
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JPS5456631A (en
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宗彦 真田
洋三 大石
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Nitto Denko Corp
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Nitto Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明はプラスチック溶射用粉末の製造方法に関し、
その目的とするところは無機質非樹脂成分を多量含ませ
てなおかつ流動性が良いプラスチック溶射用粉末の製造
方法を提供することにある。
一般にプラスチック溶射塗装法は、供給タンクから溶射
用ガンに導ひかれる樹脂粉末を圧縮空気を用いて酸素及
び燃料ガスを混合して作る高温炎の中に高速度で通過さ
せ、この樹脂粉末を軟化させながら前方の物体表面に吹
きつけて塗着させるものであり、ここに使用する樹脂粉
末としては溶射装置中をスムーズに移送できるよう、他
の粉体塗装法に用いる樹脂粉末に比べて流動性が非常に
優れたものであることが要求される。
ところで、粉体塗装用の樹脂粉末には一般に着色、増量
、難燃化あるいは物理的特性向上などの目的で無機質非
樹脂成分を通常20容量%以上という多量に含ませる場
合があり、このような粉末は非樹脂成分を全く含まない
粉末に比べて流動性が悪く、これをプラスチック溶射用
に適用した場合、粉末供給圧送タンク中で浮遊状態を形
成しにくい、溶射用ガン中あるいは粉末供給用パイフ沖
で樹脂粉末どうしが凝集してこれらの装置を閉塞させる
等の支障が有り溶射ライニングや溶射塗装上弊害となっ
ていた。
従来、このような樹脂粉末の流動性を改良するため、樹
脂粉末の粒度分布や粒度形状を調整する方法が試みられ
てきたが、粒度分布を整えて流動性を改良しようとすれ
ば製品の歩留が低下し、また粒度形状を球状に近づけて
流動性を改良しようとする試みは通常用いられる機械的
粉砕法では形状のコントロールは困難であり、いずれの
方法も好ましい方法とはいえなかった。
また他の方法としてステアリン酸マグネシウムや微粉ケ
イ酸、タルク等の滑沢剤を乾式混合して流動性を改善す
る方法もあるが、この滑沢剤を添加した樹脂粉末は流動
性に比較的優れるが溶射後の塗膜やライニング面の表面
光沢が低下したり、ピンホールが発生したりする欠点が
ある上製運上工程が増える等有効な方法ではなかった。
この発明者らは、溶融温度以上に加熱された樹脂に無機
質非樹脂成分を多量に配合したのち冷却して得られた樹
脂塊状物を粉砕して流動性のよい粉末を得るために配合
する無機質非樹脂成分の粒度、粒径などを変化させた広
範囲の実験を行なった結果、無機質非樹脂成分の粒径と
得られる粉末の流動性とに密接な関係があり、粒径を1
μ以下にすると得られる粉末の安息角(流動性の目安)
が41°以下になることおよびこの安息角が41゜以下
のものはプラスチック溶射用として好適であることをあ
わせて見い出した。
図面は樹脂としてエポキシ樹脂を使用しこれに炭酸カル
シウム粉末、金属酸化物粉末などの無機質非樹脂成分を
20容量%以上前記のように配合した樹脂塊状物を粉砕
してつくられる粉末において使用した非樹脂成分の平均
粒子径と得られた粉末の安息角との関係を示したもので
、図において実線Aは両者の関係曲線、点線Bはこの発
明者らが実際に溶射実験を行なった結果具い出した溶射
作業に支障をきたさない流動性を示す安息角値(41°
)である。
またCは参考のために示した無機質非樹脂成分を全く使
用しない樹脂単独成分の場合の安息角値(40,5°)
である。
図面から明らかなように、無機質非樹脂成分の平均粒子
径が小さくなるにしたがって安息角が小さくなり、1μ
以下になるとこの発明者らが見出した前記の臨界安息角
(41°)以下になり、さらには樹脂成分単独の場合(
40,5°)よりも小さくなっていることが判る。
無機質非樹脂成分の粒径に起因するこのような効果がい
かなる理由に基づくものであるのか、必ずしも明確では
ないが次のように推論される。
すなわち無機質非樹脂成分はその粒径が大きい場合樹脂
粉末表面に露出しやすくなるが、1μ以下という小さな
粒径になると樹脂粉末中にほぼ取り込まれつまり各無機
質非樹脂成分が樹脂によってコーチイブされる状態にな
るものと思われ、その結果樹脂に比べて明らかに親水性
である無機質非樹脂成分の粉末表面への水分の吸着とこ
の吸着に基づく粉末相互間の凝集力が低下して流動性の
向上に好結果をもたらすものと思われる。
この発明で使用する無機質非樹脂成分としては、平均粒
子径が1μ以下のものであれば金属酸化物粉末、金属粉
およびその他の無機質粉末がいずれも使用できる。
具体例としては、チクニヤ、タルク、炭酸カルシウム、
ジルコニア、無水ケイ酸、真鍮粉、銅粉、亜鉛粉、カー
ボンブラック等を挙げることができる。
この発明に適用される樹脂としてはエポキシ樹脂、アク
リル樹脂、フェノール樹脂、ポリエチレン樹脂、ポリエ
ステル樹脂、ポリプロピレン樹脂、塩化ビニル樹脂、ナ
イロン樹脂、フッ素樹脂等のほとんどあらゆる熱硬化性
もしくは熱可塑性樹脂が挙げられる。
この発明において、このような樹脂および無機質非樹脂
成分を使用した粉末の具体的な製造方法としては、使用
する樹脂および要すれば硬化剤などを樹脂の溶融温度以
上に加熱し、これに無機質非樹脂成分を20容量%以上
の所要の配合割合で、通常は約60容量%迄の割合で特
に最密充填の場合にあっては74容量%附近の割合で、
混合したのち冷却し得られた樹脂塊状物を衝撃式粉砕機
、振動ミル、回転ミル、攪拌摩砕ミルなどを使用しある
いは冷凍粉砕法を採用して粉砕すればよく、粉砕粒度は
通常300μ以下好ましくは50〜150μとするのが
よい。
以上の通りこの発明によれば従来のように目的とする粉
末の粒形や粒径を調整したり滑沢剤を使用するまでもな
く、単に配合使用する無機質非樹脂成分の平均粒子径を
1μ以下とすることによってプラスチック溶射用として
、粉末供給圧送タンク中で浮遊状態を形成しにくい、溶
射装置を閉塞させる、などの支障をおこさない流動性の
極めてよい粉末を得ることができる。
次にこの発明の実施例を述べることによりより一層この
発明の効果が理解できるであろう。
実施例 エポキシ樹脂を溶融温度以上に加熱して、これに平均粒
子径0.05μの炭酸カルシウム粉末を38.0容量%
混合したのち冷却して得られた樹脂塊状物を衝撃式粉砕
機を用いて300μ以下のプラスチック溶射用粉末とし
た。
この粉末の安息角をパウダーテスター(紙用粉体工学研
究所製)を用いて測定したところ39.0゜であった。
またこの粉末を使用して70PJET(大和スチール株
式会社製溶射用ガン)により実際に被塗物に溶射したと
ころ、溶射中にノズルがつまるなどの支障が全くおらら
ず長期間に亘り安定した溶射作業を行なうことができた
。
上記の実施例において0.05μの炭酸カルシウムの代
りに平均粒子径が0.5μの炭酸カルシウム粉末(粉末
表面を疎水性物質で被覆処理したものと未処理の2種類
の炭酸カルシウムをそれぞれ個別に使用する。
各配合量はいずれも29.0容量%)、平均粒子径が2
.5μの炭酸カルシウム(配合量29.6容量%)、平
均粒子径が6.0μの炭酸カルシウム(配合量29.0
容量%)、平均粒子径15μのジルコニア(Zr02.
配合量30.8容量%)、平均粒子径6.0μのタルク
(配合量33.4容量%)、平均粒子径0.3μのチタ
ニア(TiO2,配合量28.3容量%)をそれぞれ使
用して実施例と全く同様にして7種のプラスチック溶射
用粉末をつくった。
これの粉末の安息角を測定し、この安息角と粒子径との
関係を図面に示した。
【図面の簡単な説明】
図面はこの発明に係るプラスチック溶射用粉末を製造す
る際に加える無機質非樹脂成分の平均粒子径と得られた
安息角との関係を示す特性図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 溶融温度以上に加熱された樹脂に無機質非樹脂成分
    を20容量%以上混合し、得られた樹脂塊状物を粉砕し
    て粉末を製造する方法において、前記の無機質非樹脂成
    分の平均粒子径を1μ以下としたことを特徴とするプラ
    スチック溶射用粉末の製造方法。
JP52123992A 1977-10-14 1977-10-14 プラスチック溶射用粉末の製造方法 Expired JPS5844100B2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS5456631A JPS5456631A (en) 1979-05-07
JPS5844100B2 true JPS5844100B2 (ja) 1983-09-30

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Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61190571A (ja) * 1985-02-19 1986-08-25 Nitto Electric Ind Co Ltd エポキシ樹脂粉体塗料
JPS6112763A (ja) * 1984-06-27 1986-01-21 Nitto Electric Ind Co Ltd エポキシ樹脂粉体塗料
JPS62143980A (ja) * 1985-12-18 1987-06-27 Toyo Soda Mfg Co Ltd 粉体塗装用樹脂組成物
JPS62161865A (ja) * 1986-01-10 1987-07-17 Nitto Electric Ind Co Ltd エポキシ樹脂粉体塗料及びこれによる塗膜が形成された塗装鋼材

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IT964886B (it) * 1971-08-24 1974-01-31 Cabot Corp Composizione in polvere per tecni di esecuzione di rivestimenti senza solvente
JPS4937942A (ja) * 1972-08-16 1974-04-09
JPS5142731A (ja) * 1974-10-10 1976-04-12 Nitto Electric Ind Co Funtaitoryo

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