JPS5845706B2 - 有機電子写真フイルム - Google Patents
有機電子写真フイルムInfo
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- JPS5845706B2 JPS5845706B2 JP8054276A JP8054276A JPS5845706B2 JP S5845706 B2 JPS5845706 B2 JP S5845706B2 JP 8054276 A JP8054276 A JP 8054276A JP 8054276 A JP8054276 A JP 8054276A JP S5845706 B2 JPS5845706 B2 JP S5845706B2
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は有機電子写真フィルムに関するものであり、特
にポリエステルフィルムを支持体とし、支持体と導電層
との間の接着を良好ならしめるための接着用下引層を設
けた有機電子写真フィルムに関するものである。
にポリエステルフィルムを支持体とし、支持体と導電層
との間の接着を良好ならしめるための接着用下引層を設
けた有機電子写真フィルムに関するものである。
従来、電子写真感光体は一般に金属板、紙又は合成樹脂
フィルムの如き支持体の上に無機又は有機の光導電体層
を設けたものである。
フィルムの如き支持体の上に無機又は有機の光導電体層
を設けたものである。
特に有機光導電体を用いる場合はその透明性の故に合成
樹脂フィルムを支持体に用いる場合が多く、有機電子写
真フィルムとして、マイクロフィルム、オーバーヘッド
プロジェクタ−用フィルム、又はその表面を粗面化し、
加筆性を付与し、工業用図面の第2原図用フィルムに応
用される。
樹脂フィルムを支持体に用いる場合が多く、有機電子写
真フィルムとして、マイクロフィルム、オーバーヘッド
プロジェクタ−用フィルム、又はその表面を粗面化し、
加筆性を付与し、工業用図面の第2原図用フィルムに応
用される。
このように支持体が合成樹脂フィルムの如き電気絶縁性
物質である場合には支持体フィルムの表面109Ω−触
板下の導電処理を施こす必要がある。
物質である場合には支持体フィルムの表面109Ω−触
板下の導電処理を施こす必要がある。
電子写真フィルムを得るには一般に機械的強度、透明性
、寸法安定性、その他の物性に優れた合成樹脂フィルム
を支持体として用いる必要がある。
、寸法安定性、その他の物性に優れた合成樹脂フィルム
を支持体として用いる必要がある。
ポリエステルフィルムはこのような特性を満足するもの
であり、耐久性を必要とする分野では支持体として広く
使用されている。
であり、耐久性を必要とする分野では支持体として広く
使用されている。
このポリエステルフィルムは1014Ω−鼾以上の体積
固有抵抗を持つ電気絶縁性の疎水性フィルムである。
固有抵抗を持つ電気絶縁性の疎水性フィルムである。
このようなポリエステルフィルムの導電化処理には従来
より種々の方法が知られており、フィルム表面に金属を
真空蒸着する方法、導電剤を表面に塗布する方法等があ
る。
より種々の方法が知られており、フィルム表面に金属を
真空蒸着する方法、導電剤を表面に塗布する方法等があ
る。
第1の金属の真空蒸着による場合には非常に優れた導電
性が得られるが、極めて高価となり、マイクロフィルム
の如き小面積の場合は良いが、第2原図の如き大面積の
電子写真フィルムを安価に製造することはできない。
性が得られるが、極めて高価となり、マイクロフィルム
の如き小面積の場合は良いが、第2原図の如き大面積の
電子写真フィルムを安価に製造することはできない。
次に第2の導電剤を表面に塗布する方法は最も簡便な方
法であるが、ポリエステルフィルムの如き不活性な表面
に対しては導電剤は単に表面に付着しているにすぎず、
接着性は悪く、その上に光導電層を形成してもポリエス
テルフィルム表面から剥離を起こし、使用に耐えない。
法であるが、ポリエステルフィルムの如き不活性な表面
に対しては導電剤は単に表面に付着しているにすぎず、
接着性は悪く、その上に光導電層を形成してもポリエス
テルフィルム表面から剥離を起こし、使用に耐えない。
この欠点を補なう為に従来より導電剤にある種の接着剤
り例えばポリ酢酸ビニル、エポキシ樹脂等を加えてフィ
ルム表面に塗布されるが、接着剤の高い造膜性の故に導
電性は著しく悪化し、その上に光導電層を設けても感度
のよい電子写真フィルムは得られず、しかも支持体がポ
リエステルフィルムである場合には上記の接着剤自体接
着性は十分ではない。
り例えばポリ酢酸ビニル、エポキシ樹脂等を加えてフィ
ルム表面に塗布されるが、接着剤の高い造膜性の故に導
電性は著しく悪化し、その上に光導電層を設けても感度
のよい電子写真フィルムは得られず、しかも支持体がポ
リエステルフィルムである場合には上記の接着剤自体接
着性は十分ではない。
従って導電剤の導電的特性を十分に生かし、更に比較的
安価に接着性に優れた導電処理を行なう為に一般に導電
剤と支持体フィルムとの間の接着性を上げる目的で、導
電剤と支持体フィルムの両者に接着性を示す下引層を新
たに設けるのが普通である。
安価に接着性に優れた導電処理を行なう為に一般に導電
剤と支持体フィルムとの間の接着性を上げる目的で、導
電剤と支持体フィルムの両者に接着性を示す下引層を新
たに設けるのが普通である。
特に電子写真の分野で導電層に用いられる導電剤として
は一般に帯電防止剤として使用される導電剤より導電性
の高いものが必要であり、最近では、その高い導電性と
皮膜性の点から第四級アンモニウム塩型高分子導電剤、
例えばポリビニルトリメチルアンモニウムクロライド、
ポリ−N−アクリルアミドプロピル−3−トリメチルア
ンモニウムクロライド、ポリ(N、N−ジメチル−3,
5−メチレン)ピペリジニウムクロライド、ポリ−N−
ビニル−2,3−ジメチルイミダゾリニウムクロライド
、ポリビニルベンジルトリメチルアンモニウムクロライ
ド等が使用される。
は一般に帯電防止剤として使用される導電剤より導電性
の高いものが必要であり、最近では、その高い導電性と
皮膜性の点から第四級アンモニウム塩型高分子導電剤、
例えばポリビニルトリメチルアンモニウムクロライド、
ポリ−N−アクリルアミドプロピル−3−トリメチルア
ンモニウムクロライド、ポリ(N、N−ジメチル−3,
5−メチレン)ピペリジニウムクロライド、ポリ−N−
ビニル−2,3−ジメチルイミダゾリニウムクロライド
、ポリビニルベンジルトリメチルアンモニウムクロライ
ド等が使用される。
導電層としてこのような第4級アンモニウム塩型高分子
導電剤を用いた場合接着用下引層としては銀塩写真感光
層用に使用される。
導電剤を用いた場合接着用下引層としては銀塩写真感光
層用に使用される。
例えば米国特許3.053,661号、同3,143,
421号、同3.501,301号及び特公昭43−2
603、同昭44−2597等に記載されているゼラチ
ンを含む下引層を使用することができる。
421号、同3.501,301号及び特公昭43−2
603、同昭44−2597等に記載されているゼラチ
ンを含む下引層を使用することができる。
しかしゼラチンはそれ自体吸水し易く高湿時には粘着性
となってべとつき、導電層との接着性も不足である。
となってべとつき、導電層との接着性も不足である。
又、電子写真フィルム用としてはポリエステルフィルム
ベースをスルホン化剤で処理して接着層とする特公昭4
8−23450記載の方法があるが、この方法では濃硫
酸を使用しており、危険であるばかりか、水洗も必要と
し、工程が煩雑である。
ベースをスルホン化剤で処理して接着層とする特公昭4
8−23450記載の方法があるが、この方法では濃硫
酸を使用しており、危険であるばかりか、水洗も必要と
し、工程が煩雑である。
さらに特公昭49−16065記載の方法では120〜
130℃の高温で数分間の熱処理を必要とする等、従来
の方法には欠点がある。
130℃の高温で数分間の熱処理を必要とする等、従来
の方法には欠点がある。
本発明は上記のいくつかの欠点を解決したポリエステル
フィルムをベースとした層間接着性に優れた電子写真フ
ィルムを安価に提供するものである。
フィルムをベースとした層間接着性に優れた電子写真フ
ィルムを安価に提供するものである。
即ち本発明は、ポリエステルフィルムの上に塩化ビニル
の共重合体又は塩化ビニリデンの共重合体又はそれらの
混合物とポリエステルフィルムの膨潤剤とを含む接着用
下引層を設け、その上に第四級アンモニウム塩型高分子
導電剤を主成分とする導電層を設け、さらにその上に有
機光導電体を主成分とする光導電層を設けたことを特徴
とする有機電子写真フィルムを提供するものである。
の共重合体又は塩化ビニリデンの共重合体又はそれらの
混合物とポリエステルフィルムの膨潤剤とを含む接着用
下引層を設け、その上に第四級アンモニウム塩型高分子
導電剤を主成分とする導電層を設け、さらにその上に有
機光導電体を主成分とする光導電層を設けたことを特徴
とする有機電子写真フィルムを提供するものである。
本発明は、本出願人の出願した特開昭51−3240に
記載の酢酸繊維素フィルムをベースとした電子写真フィ
ルムを改良し、ポリエステルフィルムのベースに応用し
たものであり、特開昭51−3240に記載のものより
機械的強度に優れた電子写真フィルムを提供するもので
ある。
記載の酢酸繊維素フィルムをベースとした電子写真フィ
ルムを改良し、ポリエステルフィルムのベースに応用し
たものであり、特開昭51−3240に記載のものより
機械的強度に優れた電子写真フィルムを提供するもので
ある。
次に本発明の電子写真フィルムを構成する各層について
さらに詳しく説明する。
さらに詳しく説明する。
本発明を構成する接着用下引層はビニル系の共重合体と
ポリエステルフィルムの膨潤剤を必須成分とする。
ポリエステルフィルムの膨潤剤を必須成分とする。
特に本発明に用いるビニル系共重合体は一般に称される
いわゆる親水性物質ではなく水に不溶で有機溶媒に可溶
な物質であるが、導電層が第四級アンモニウム塩型高分
子導電剤である場合には強固な接着性を生ずる。
いわゆる親水性物質ではなく水に不溶で有機溶媒に可溶
な物質であるが、導電層が第四級アンモニウム塩型高分
子導電剤である場合には強固な接着性を生ずる。
本発明に用いるビニル系共重合体としては特に塩化ビニ
ル・酢酸ビニル共重合体、塩化ビニル・酢酸ビニル・ビ
ニルアルコール共重合体、塩化ビニル・酢酸ビニル・マ
レイン酢共重合体、塩化ビニリデン・アクリロニトリル
共重合体等が有効である。
ル・酢酸ビニル共重合体、塩化ビニル・酢酸ビニル・ビ
ニルアルコール共重合体、塩化ビニル・酢酸ビニル・マ
レイン酢共重合体、塩化ビニリデン・アクリロニトリル
共重合体等が有効である。
これらのビニル系共重合体はそのままではポリエステル
フィルムには接着しないが、ポリエステルフィルムの膨
潤剤を添加すると強固に接着するようになり、接着用下
引層としてポリエステルフィルムベースと第四級アンモ
ニウム塩型高分子導電剤の導電層の接着を強固ならしめ
る。
フィルムには接着しないが、ポリエステルフィルムの膨
潤剤を添加すると強固に接着するようになり、接着用下
引層としてポリエステルフィルムベースと第四級アンモ
ニウム塩型高分子導電剤の導電層の接着を強固ならしめ
る。
本発明に用いるポリエステルフィルムの膨潤剤としては
公知の膨潤剤、例えばフェノール、O−クロルフェノー
ル、P−クロルフェノール、クレゾール等のフェノール
誘導体、又はレゾルシノール、カテコール、ピロガロー
ル等のポリヒドロキシベンゼン類等があるが、本発明で
は公害防止上、ハロゲンを含有しない、しかも常温で固
体のものが好ましい。
公知の膨潤剤、例えばフェノール、O−クロルフェノー
ル、P−クロルフェノール、クレゾール等のフェノール
誘導体、又はレゾルシノール、カテコール、ピロガロー
ル等のポリヒドロキシベンゼン類等があるが、本発明で
は公害防止上、ハロゲンを含有しない、しかも常温で固
体のものが好ましい。
特に本発明では、レゾルシノール、カテコール等が好ま
しい。
しい。
接着用下引層の塗布液はビニル系共重合体を溶解する有
機溶剤例えばエステル系溶剤、ケトン系溶剤に溶かして
調製され、必要に応じて芳香族系溶剤にて希釈して調製
される。
機溶剤例えばエステル系溶剤、ケトン系溶剤に溶かして
調製され、必要に応じて芳香族系溶剤にて希釈して調製
される。
ビニル系共重合体に対する膨潤剤の添加比率は重量比で
0.3〜4程度が好ましい。
0.3〜4程度が好ましい。
膨潤剤の添加量は多過ぎても、少な過ぎても接着性は悪
くなる。
くなる。
更に接着用下引層の厚さには特に制限はないが、0.3
〜1μ程度で十分である2 次に本発明に用いる導電層の導電剤としては前述の如く
導電性と皮膜性に優れた第四級アンモニウム塩型高分子
導電剤が好適である。
〜1μ程度で十分である2 次に本発明に用いる導電層の導電剤としては前述の如く
導電性と皮膜性に優れた第四級アンモニウム塩型高分子
導電剤が好適である。
導電層には導電剤以外に光導電層との接着性をさらに増
す為或は導電層の硬度を増す為に、添加剤例えば、種種
の樹脂エマルジョン、コロイダルシリカ等を加えても良
いが、その添加量は導電層の50重重量取板下好ましい
。
す為或は導電層の硬度を増す為に、添加剤例えば、種種
の樹脂エマルジョン、コロイダルシリカ等を加えても良
いが、その添加量は導電層の50重重量取板下好ましい
。
導電層の厚さには特に制限はないが0.5〜5μ程度が
好ましい。
好ましい。
次に本発明に使用できる光導電体としては、例えばそれ
自体成膜性を有する重合体有機光導電体、例えば多核芳
香族ビニルポリマー、ヘテロ側鎖を有するビニルポリマ
ー等から成るか或はそれ自身では成膜性のない単量体有
機光導電体、例えばオキサジアゾール系、チアゾール系
、チアジアゾール系、トリアゾール系、イミダゾール系
、イミダシロン系、オキサゾール系、ピラゾリン系、イ
ミダシリン系、ピラジン系、トリアジン系、オキサシロ
ン系、キノキサリン系、キナゾリン系、フラン系、アク
リジン系、カルバゾール系、フェノアジン系、アクリル
アミン系等から成る場合は他の適当な成膜性を有する高
分子物質例えばフェノール樹脂、アルキッド樹脂、ポリ
エステル樹脂、ジアリールフタレート樹脂、エポキシ樹
脂、塩化ビニル樹脂、塩化ビニリデン樹脂、酢酸ビニル
樹月龜スチロール樹脂、スチレン系共重合体樹脂、メタ
クリル樹脂、アクリル酸エステル樹脂、ポリアミド樹脂
、ポリフェニレンオキシド樹脂、ポリスルホン樹脂、ポ
リカーボネート樹脂等を適当な結着剤として用い、更に
増感色素としては、例えばビクトリアブルー81クリス
タルバイオレツト、エチルバイオレット、メチルバイオ
レット、マラカイトグリーン、ローダミンB10−アミ
ン6G。
自体成膜性を有する重合体有機光導電体、例えば多核芳
香族ビニルポリマー、ヘテロ側鎖を有するビニルポリマ
ー等から成るか或はそれ自身では成膜性のない単量体有
機光導電体、例えばオキサジアゾール系、チアゾール系
、チアジアゾール系、トリアゾール系、イミダゾール系
、イミダシロン系、オキサゾール系、ピラゾリン系、イ
ミダシリン系、ピラジン系、トリアジン系、オキサシロ
ン系、キノキサリン系、キナゾリン系、フラン系、アク
リジン系、カルバゾール系、フェノアジン系、アクリル
アミン系等から成る場合は他の適当な成膜性を有する高
分子物質例えばフェノール樹脂、アルキッド樹脂、ポリ
エステル樹脂、ジアリールフタレート樹脂、エポキシ樹
脂、塩化ビニル樹脂、塩化ビニリデン樹脂、酢酸ビニル
樹月龜スチロール樹脂、スチレン系共重合体樹脂、メタ
クリル樹脂、アクリル酸エステル樹脂、ポリアミド樹脂
、ポリフェニレンオキシド樹脂、ポリスルホン樹脂、ポ
リカーボネート樹脂等を適当な結着剤として用い、更に
増感色素としては、例えばビクトリアブルー81クリス
タルバイオレツト、エチルバイオレット、メチルバイオ
レット、マラカイトグリーン、ローダミンB10−アミ
ン6G。
ローズベンガル、フルオレラセン、メチレンブルー等が
用いられ、化学増感剤としては、例えばテトラシアノエ
チレン、テトラシアノキノジメチン、クロラニル、クロ
ラニル1.ベンゾキノン、ナフトキノン、アントラキノ
ン及びその誘導体、Pニトロフェノール、ピクリン酸、
1,3,5−トリニトロベンゼン、モノクロル酢酸、N
。
用いられ、化学増感剤としては、例えばテトラシアノエ
チレン、テトラシアノキノジメチン、クロラニル、クロ
ラニル1.ベンゾキノン、ナフトキノン、アントラキノ
ン及びその誘導体、Pニトロフェノール、ピクリン酸、
1,3,5−トリニトロベンゼン、モノクロル酢酸、N
。
N′−ジエチルバルビッール酸、N、に−ジエチルチオ
バルビッール酸、パラニトロ安息香酸、2.4,7−)
リニトロフルオレノン等が添加される。
バルビッール酸、パラニトロ安息香酸、2.4,7−)
リニトロフルオレノン等が添加される。
特に本発明では単量体有機光導電体を使用するのが好ま
しく、とりわけ導電層に第四級アンモニウム塩型高分子
導電剤を使用する場合には特公昭49−26149に記
載の単量体有機光導電体、特公昭51−10983に記
載の単量体有機光導電体、特開昭49−60227に記
載の単量体有機光導電体、特開昭51−17442に記
載の単量体有機光導電体及びN、 N、 N’、 N’
−テトラベンジル−P−フェニレンジアミン、N−N・
N’−N’−テトラベンジル−m−フェニレンジアミン
等フェニレンジアミン系の単量体有機光導電体は強固に
接着する。
しく、とりわけ導電層に第四級アンモニウム塩型高分子
導電剤を使用する場合には特公昭49−26149に記
載の単量体有機光導電体、特公昭51−10983に記
載の単量体有機光導電体、特開昭49−60227に記
載の単量体有機光導電体、特開昭51−17442に記
載の単量体有機光導電体及びN、 N、 N’、 N’
−テトラベンジル−P−フェニレンジアミン、N−N・
N’−N’−テトラベンジル−m−フェニレンジアミン
等フェニレンジアミン系の単量体有機光導電体は強固に
接着する。
これらの単量体有機光導電体に成膜性を与え、結晶化を
防止し、硬い皮膜を与える為に前記の高分子物質の中か
ら一般に軟化点の高い硬い樹脂が選択されるが、その添
加量は単量体有機光導電体に対して70重量パーセント
以下が好ましい。
防止し、硬い皮膜を与える為に前記の高分子物質の中か
ら一般に軟化点の高い硬い樹脂が選択されるが、その添
加量は単量体有機光導電体に対して70重量パーセント
以下が好ましい。
更に工業用図面の第2原図用フィルムに応用する場合に
はその表面を粗面化し、加筆性を与える為、粗面化剤と
して例えばシリカ微粉末、低分子量ポリエチレンの微粉
末、ポリカーボネートの微粉末等を添加しても良い。
はその表面を粗面化し、加筆性を与える為、粗面化剤と
して例えばシリカ微粉末、低分子量ポリエチレンの微粉
末、ポリカーボネートの微粉末等を添加しても良い。
光導電層の厚さには特に制限はないが3〜10μが適当
である。
である。
次に本発明を実施例によって具体的に説明するが、本発
明はこれらの実施例によって何ら制限されるものではな
い。
明はこれらの実施例によって何ら制限されるものではな
い。
実施例 1
下記のような塗布液を接着用下引層、導電層及び光導電
層の順で市販のポリエステルフィルム(50μ厚)の上
に塗り重ね、透明有機電子写真フィルムを得た。
層の順で市販のポリエステルフィルム(50μ厚)の上
に塗り重ね、透明有機電子写真フィルムを得た。
く接着用下引層塗布液〉
塩化ビニル・酢酸ビニル共重合体 10gレゾルシ
ノール 10g酢酸n−ブチル
380gく導電層塗布液〉 ポリビニルベンジルトリメチルアン モニウムクロライド(33重量%水溶 液) 60gメタノール
340gく光導電層塗布液〉 1.1ビス(4−N−N−ジベンジ ルアミノフェニル)プロパン 509N−N’
−ジエチルチオバルビッール酸5gポリフェニレンオキ
サイド(平均重合 度80) 4090−キシレン
401溶解後クリスタルバイ
オレツトの1%N−N−ジメチルホルムアミド溶液20
mlを添加。
ノール 10g酢酸n−ブチル
380gく導電層塗布液〉 ポリビニルベンジルトリメチルアン モニウムクロライド(33重量%水溶 液) 60gメタノール
340gく光導電層塗布液〉 1.1ビス(4−N−N−ジベンジ ルアミノフェニル)プロパン 509N−N’
−ジエチルチオバルビッール酸5gポリフェニレンオキ
サイド(平均重合 度80) 4090−キシレン
401溶解後クリスタルバイ
オレツトの1%N−N−ジメチルホルムアミド溶液20
mlを添加。
上記塗布液をディクソン■コーターにて塗布速度毎分5
mでそれぞれ塗布した。
mでそれぞれ塗布した。
乾燥塗布量及び乾燥温度はそれぞれ接着用下引層の場合
には、0.5g/m、95℃であり″ミ導電層の場合に
は1F! /rri’、105℃であり、光導電層の場
合には5g/ rn’、80℃であった。
には、0.5g/m、95℃であり″ミ導電層の場合に
は1F! /rri’、105℃であり、光導電層の場
合には5g/ rn’、80℃であった。
かくして得た透明有機電子写真フィルムの層間接着性を
調べるため、セロテープ剥離試験を実施したところ層間
の剥離はまったく認められず、接着性は良好であった。
調べるため、セロテープ剥離試験を実施したところ層間
の剥離はまったく認められず、接着性は良好であった。
比較のため上記処方の塗布液を使用し、接着用下引層を
有しない導電層と光導電層のみより成る電子写真フィル
ムを作り、同様の剥離試験を実施したところポリエステ
ルフィルム表面と導電層の間から100%剥離した。
有しない導電層と光導電層のみより成る電子写真フィル
ムを作り、同様の剥離試験を実施したところポリエステ
ルフィルム表面と導電層の間から100%剥離した。
さらに接着用下引層の組成より各々、塩化ビニル・酢酸
ビニル共重合体、又はレゾルシノールを除いた下引層を
塗布し、同様にして有機電子写真フィルムを作り、同様
の剥離試験を行なったところ前者の塩化ビニル・酢酸ビ
ニル共重合体を除いた場合には下引層が破壊して剥離し
、また後者のレゾルシノールを除いた場合にはポリエス
テルフィルム表面と下引層の間から100%剥離した。
ビニル共重合体、又はレゾルシノールを除いた下引層を
塗布し、同様にして有機電子写真フィルムを作り、同様
の剥離試験を行なったところ前者の塩化ビニル・酢酸ビ
ニル共重合体を除いた場合には下引層が破壊して剥離し
、また後者のレゾルシノールを除いた場合にはポリエス
テルフィルム表面と下引層の間から100%剥離した。
次に上述の本発明の透明有機電子写真フィルムに暗室中
で負コロナ帯電を施こし、画像露光後正帯電性液体現像
剤で現イ象したところ地肌カブリの少ない鮮明な陽画像
が得られた。
で負コロナ帯電を施こし、画像露光後正帯電性液体現像
剤で現イ象したところ地肌カブリの少ない鮮明な陽画像
が得られた。
実施例 2
実施例1の接着用下引層塗布液の代りに下記の塗布液を
用い透明有機電子写真フィルムを得た。
用い透明有機電子写真フィルムを得た。
く接着用下引層塗布液〉
塩化ビニリデン・アクリロニトリル
共重合体 10gカテコー
ル 10g酢酸n−ブチル
□ 38−0.pかくして得た透明有
機電子写真フィルムの層間の接着性を実施例1と同様の
方法で試験したところ層間の剥離はまったく認められず
接着性は良好であった。
ル 10g酢酸n−ブチル
□ 38−0.pかくして得た透明有
機電子写真フィルムの層間の接着性を実施例1と同様の
方法で試験したところ層間の剥離はまったく認められず
接着性は良好であった。
さらに電子写真特性も優秀であった。実施例 3
実施例1の接着用下引層塗布液の代りに下記の塗布液を
用い透明有機電子写真フィルムを得た。
用い透明有機電子写真フィルムを得た。
く接着用下引層塗布液〉
塩化ビニル・酢酸ビニル・ビニルア
ルコール共重合体 8gレゾルシ
ノール 12g酢酸n−ブチル
380gかくして得た透明有機電
子写真フィルムの層間の接着性を実施例1と同様の方法
で試験したところ層間の剥離はまったく認められず接着
性は良好であった。
ノール 12g酢酸n−ブチル
380gかくして得た透明有機電
子写真フィルムの層間の接着性を実施例1と同様の方法
で試験したところ層間の剥離はまったく認められず接着
性は良好であった。
さらに電子°写真特性も優秀であった。実施例 4
実施例1の導電層塗布液の代りに下記の塗布液を用い透
明有機電子写真フィルムを得た。
明有機電子写真フィルムを得た。
く導電層塗布液〉 ゛
ポリ(N、N−ジメチル−3,5−
メチレン)ピペリジニウムクロライ
ド(40重量%水溶液) 50.9メタ
ノール 340gかくして得た
透明有機電子写真フィルムは実施例1と同様の優秀な接
着性と電子写真特性を示した。
ノール 340gかくして得た
透明有機電子写真フィルムは実施例1と同様の優秀な接
着性と電子写真特性を示した。
実施例 5
実施例1の導電層塗布液の代りに下記の塗布液を用いて
透明有機電子写真フィルムを得た。
透明有機電子写真フィルムを得た。
く導電層塗布液〉
ポリ−N−アクリルアミドプロピル
−3−トリメチルアンモニウムクロ
ライド(30重量%水溶液) 60gメタノー
ル 340gかくして得た透明
有機電子写真フィルムは実施例1と同様の優秀な接着性
と電子写真特性を示した。
ル 340gかくして得た透明
有機電子写真フィルムは実施例1と同様の優秀な接着性
と電子写真特性を示した。
実施例 6
実施例1の光導電層塗布液に更にシリカ微粉末(平均粒
径2.3μ)2.5gを添加した光導電層塗布液を用い
粗面化された有機電子写真フィルムを得た。
径2.3μ)2.5gを添加した光導電層塗布液を用い
粗面化された有機電子写真フィルムを得た。
かくして得た有機電子写真フィルムに実施例1と同様の
方法で層間の接着性を試験したところ剥離はまったく認
められず、優秀な接着性を示した。
方法で層間の接着性を試験したところ剥離はまったく認
められず、優秀な接着性を示した。
さらに本発明の粗面化された有機電子写真フィルムに暗
室内でコロナ帯電を施し、工業用図面のネガタイプマイ
クロフィルムを投影し、画像露光を行ない、負帯電性乾
式現像剤で現像したところ原図に忠実な第2原図が得ら
れた。
室内でコロナ帯電を施し、工業用図面のネガタイプマイ
クロフィルムを投影し、画像露光を行ない、負帯電性乾
式現像剤で現像したところ原図に忠実な第2原図が得ら
れた。
実施例 7
実施例1の光導電層塗布液の代りに下記の塗布液を使用
し透明電子写真フィルムを得た。
し透明電子写真フィルムを得た。
く光導電層塗布液〉
N −N −N’−N’−テトラフェニルーm−キシリ
レンジアミン 50gP−ニトロ安息香
酸 5gポリフェニレンオキサイド
(平均重 合度80 ) 40go−
キシレン 40(Hi’溶解溶
解−727801%N−Nジメチルホルムアミド溶液2
5WLlを添加 かくして得た透明有機電子写真フィルムは実施例1と同
様の優れた接着性と電子写真特性を示した。
レンジアミン 50gP−ニトロ安息香
酸 5gポリフェニレンオキサイド
(平均重 合度80 ) 40go−
キシレン 40(Hi’溶解溶
解−727801%N−Nジメチルホルムアミド溶液2
5WLlを添加 かくして得た透明有機電子写真フィルムは実施例1と同
様の優れた接着性と電子写真特性を示した。
実施例 8
実施例1の光導電層塗布液の代りに下記の塗布液を用い
透明有機電子写真フィルムを得た。
透明有機電子写真フィルムを得た。
く光導電層塗布液〉
N−N−N’−N’−テトラベンジル−
m−フェニレンジアミン 50gN−N
−ジエチルチオバルビッール酸 5gポリメチル
メタクリレート(軟化点 100’C) 50gキシ
レン 400g溶解後、ビ
クトリアブルーの0.5%N−Nジメチルホルムアミド
溶液を50m1添加。
−ジエチルチオバルビッール酸 5gポリメチル
メタクリレート(軟化点 100’C) 50gキシ
レン 400g溶解後、ビ
クトリアブルーの0.5%N−Nジメチルホルムアミド
溶液を50m1添加。
かくして得た透明有機電子写真フィルムは実施例1と同
様の優れた接着性と電子写真特性を示した。
様の優れた接着性と電子写真特性を示した。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 ポリエステルフィルムの上にビニル系共重合体とポ
リエステルフィルムの膨潤剤とを含む接着用下引層を設
け、その上に高分子導電剤を主成分とする導電層を設け
、さらにその層の上に有機光導電体を主成分とする光導
電層を設けたことを特徴とする有機電子写真フィルム。 2 ビニル系共重合体が塩化ビニル共重合体である特許
請求の範囲第1項記載の有機電子写真フィルム。 3 塩化ビニル共重合体が塩化ビニル・酢酸ビニル共重
合体である特許請求の範囲第2項記載の有機電子写真フ
ィルム。 4 塩化ビニル共重合体が塩化ビニル・酢酸ビニル、ビ
ニルアルコール共重合体である特許請求の範囲第2項記
載の有機電子写真フィルム。 5 塩化ビニル共重合体が塩化ビニル・酢酸ビニル・マ
レイン酸共重合体である特許請求の範囲第2項記載の有
機電子写真フィルム。 6 ビニル系共重合体が塩化ビニリデン共重合体である
特許請求の範囲第1項記載の有機電子写真フィルム。 7 塩化ビニリデン共重合体が塩化ビニリデンアクリロ
ニトリル共重合体である特許請求の範囲第6項記載の有
機電子写真フィルム。 8 ポリエステルフィルムの膨潤剤がレゾルシノールで
ある特許請求の範囲第1項から第7項のいずれか記載の
有機電子写真フィルム。 9 ポリエステルフィルムの膨潤剤がカテコールである
特許請求の範囲第1項から第7項のいずれか記載の有機
電子写真フィルム。 10高分子導電剤が第四級アンモニウム塩型高分子導電
剤である特許請求の範囲第8項又は第9項記載の有機電
子写真フィルム。 11 有機光導電体が単量体有機光導電体である特許
請求の範囲第10項記載の有機電子写真フィルム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8054276A JPS5845706B2 (ja) | 1976-07-07 | 1976-07-07 | 有機電子写真フイルム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8054276A JPS5845706B2 (ja) | 1976-07-07 | 1976-07-07 | 有機電子写真フイルム |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS536036A JPS536036A (en) | 1978-01-20 |
| JPS5845706B2 true JPS5845706B2 (ja) | 1983-10-12 |
Family
ID=13721224
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8054276A Expired JPS5845706B2 (ja) | 1976-07-07 | 1976-07-07 | 有機電子写真フイルム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5845706B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6002481B2 (ja) | 2012-07-06 | 2016-10-05 | 日立オートモティブシステムズ株式会社 | 慣性センサ |
-
1976
- 1976-07-07 JP JP8054276A patent/JPS5845706B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS536036A (en) | 1978-01-20 |
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