JPS584704A - マツノザイセンチュウの駆除法 - Google Patents

マツノザイセンチュウの駆除法

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JPS584704A
JPS584704A JP9740482A JP9740482A JPS584704A JP S584704 A JPS584704 A JP S584704A JP 9740482 A JP9740482 A JP 9740482A JP 9740482 A JP9740482 A JP 9740482A JP S584704 A JPS584704 A JP S584704A
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morantel
pine
nematodes
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nematode
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Kikuo Marumo
丸茂 菊男
Hajime Maki
甫 牧
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Pfizer Taito Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はマツノザイセンチュウ(Bursaphele
ncuslignicolus)の駆除法に関する。さ
らに詳しくは、モランテル又はその水溶性酸付加塩を虫
体に接触せしめることからなる線虫マツノザイセンチュ
ウの駆除法に関するものである。松の枯死病は士数年前
九州方面で流行し始め、遂年増加の傾向にあり、今やそ
の被害は日本全国に広がり、被害面積は約60万ヘクタ
ールに達している。松の枯死病はマツノザイセンチュウ
(B、 1山狙二蛙凹) トイう体長1ミリに満たない
線虫によってひきおこされる。マツノザイセンチュウは
それ自身飛翔不可能であり、マツノマダラカミキリと呼
ばれる体長6センチはどのセラムバイサイド(四胆叫り
瓜)(穿孔性)甲虫類によって媒介される1、マツノザ
イセンチュウは共生するマツノマダラカミキリによって
傷つけられた傷跡から松の樹木内に侵入し短期日に繁殖
する。マツノザイセンチュウによって食い荒された松は
生理異常をおこし、やがて枯死する。−匹のマツノマダ
ラカミキリは平均1万匹ものマツノザイセンチュウを寄
生せしめていることが知られている。(Mamiya、
JARQ、Vol−iQ。
A4  p206−211.1976)日本の景観を代
表する松林をマツノザイセンチュウの猛威から守ること
は非常に重要である。
松の枯死病を防除する方法として、従来から様々な方式
が試みられている。その第一はマツノマダラカミキリが
後食する(産卵の準備の為に松の若い枝を食べる)初夏
を選んで、有機リン剤等の殺虫剤を木に散布し、線虫の
宿主であるカミキリを駆除する方式である。散布の方法
としては空中散布がよく用いられている。さらに、もう
一つの方式は、線虫を直接駆除するものであり、半水薬
剤処理と呼ばれている3、線虫の感染が予測される2〜
4週前に、殺線虫剤を木の樹幹に注入し、薬剤を直接線
虫と接触させ、線虫の駆除を図るものである。この方式
には、ビテエニル誘導体およびターチェニル誘導体であ
るフェンチオン(バイエル社)、インギサチオン(BA
SF社)などが薬剤として試みられている。さらに、松
の枯死病に抵抗性を有する松の新品種を育成しようとい
う努力もはられれている。その他にも、マツノマダラカ
ミキリの天敵微生物の利用、カミキリの誘引剤の開発等
などが挙げられる。しかしながら、現在のところいづれ
の方式も線虫被害を食い止める程満足な結果を示してい
ない。これらの防除方法の内で、環境汚染の心配がほと
んどなく、防除効果が確実に期待できる半水薬剤処理が
実用的表方策として特に注目されている。
本発明者らは、モランテルおよびその水溶性酸付加塩が
マツノザイセンチュウの駆除に高い効果を有する物質で
あることを見い出し、それらの有効量を含む溶液をマツ
ノザイセンチュウに直接接触させることからなる当該線
虫の駆除法を確立した。モランテルは、化学名(E)−
1,4,5,6−テトラヒドロ−1−メチル−2−(2
−(3−メチル−2−fエニル)エチニル〕ピリミジン
(メルクインデックス、第9版、812頁、1976年
に記載)で示され下記構造式を有する化合物の一般名で
ある。
モランテルおよびその塩は獣医領域において、駆虫薬と
して価値があることが認められてきた。これらは寄生虫
の成虫および幼虫、特にいくつかの線虫類に対して活性
を有する。(米国特許3.549,624号)しかしな
がら植物の寄生線虫の駆除に七ランチルを使用する知見
はない。
本発明によるマツノザイセンチュウ駆除法を以下に詳細
に説明する。モランテルあるいはその水溶性酸付加塩を
有効量含有するモランテル溶液を調整する。調整に際し
て、有効量、を直接、溶液中に溶解させることも可能で
あり、又予め適当量を溶解させた溶液を希釈することに
より有効量を含有する溶液を調整しうる。このようにし
て得られたモランテル溶液をマツノザイセンチュウに接
触せしめ、線虫を苦悶させあるいは死に至らしめること
により該線虫を駆除する。
ここで有効量とは線虫を麻痺させ、治動を停止させるの
に充分な量を意味し、モランテルを線虫に接触させる時
間、線虫の発育状態による薬剤耐性の違いにより変動し
うるが、好適には濃度換算で約i o ppm程度以上
に相当する量である。
本発明に於いて有用な水溶性酸付加塩とは、薬液濃度が
約10 ppmあるいはそれ以下でも顕著な線虫の駆除
作用が認められることから、日本薬局方等の基準による
[きわめて溶けにくい−1に属する酸付加塩をも包含す
る。このような酸付加塩の代表的なものは酒石酸塩、ク
エン酸塩、グルコン酸塩、リンゴ酸塩、フマール酸塩、
コノ・り酸塩、酢酸塩、プロピオン酸塩、マレイン酸塩
、塩酸塩、臭化水素酸塩である。
本発明の線虫駆除法は、その駆除効果の高いことから松
の枯死病の駆除及び予防を可能にするものであり、半水
薬剤処理に最適である。半水薬剤処理として本発明の線
虫駆除方法を適用する場合、地上約1メートル位の高さ
の樹幹部にドリル(錠)で孔をあけ、アンプル等でモラ
ンテル又はその水溶性酸付加塩からなる薬液を注入すれ
ばよい。薬液の樹木内移行性透過性を良くするために薬
液に補助溶媒を加えて用いてもよい。これらの溶媒の代
表的なものはメタノーノペアセトン、ヘキサン、アセト
ニトリル、ジメチルスルホキサイド等であるが、メタノ
ールが特に好適である。本発明の線虫駆除法において有
効量とは濃度で約10 ppm程度であり、当該物質の
樹木内濃度が同程度以上であることが望“まれるから、
樹木1本あたりのモランテル投与量は約2〜20Iiが
適当である。モランテル及びその水溶性酸付加塩はマツ
ノザイセンチュウに対1.て俊りた殺線虫効果を示1〜
、しかも松に対して無害であり、又人畜に対しても安全
である。従つ−C,単木薬木薬剤処理いらJする110
の薬剤に比較して安全性が高く、取り扱い−Fの問題及
び環境汚染の心配がない。上述の如く、本発明は松の枯
死病の防除方法として有用なマツノザイセンチュウの駆
除法を提供するものである。
下記に培養線虫を用いた本発明の実施例を示すが、本発
明はもとよりこれらに限定されるものではない。
実施例 ポテトデギストロース寒天培地で5日間培養したマツノ
ザイセンチュウをベールマンロートにかけ、16時間靜
漬した。得られた線虫を150頭/rnlの濃度に懸濁
させた。その線虫懸濁液l mlとモランテル酒石酸塩
あるいC−1モランテルクエン酸塩の希釈−IW水溶液
1 mt3を2θml・(゛イニル管中で混合後、25
Cの恒温器内でインキュ・ベ−トを行なった。724時
間インキュベート後に虫体の苦悶および生死を実体顕微
鏡で判定した1、使用するモランテル薬液は濃度500
,250,125゜62.5. 31.3. 15.6
. 7.80. 3.90,1.95゜0、97 pp
mのものを希釈調製した。試験後、虫体の無作用数(薬
剤によって影響をうけない虫体数)、苦悶数(とぐろを
巻いたり、尾部を渦巻にしたり、薬剤による麻痺反応を
示す虫体数)および死虫数を数えた、1これらの実験結
果をモランテル酒石酸塩については表1、モランテルク
エン酸塩については表2に示す3、ここでは薬剤の効果
をより明確に知るために、試験線虫を3令幼虫および成
虫、2令幼虫の二群に分けである。
苦悶率を下記式のように定義し、数えた線虫数を用いて
、表1および表2の各濃度に対応する苦悶率を下m1式
により求めた。表6はモランテル酒石酸塩の各濃度時に
於ける線虫の苦悶率、表4はモランテルクエン酸塩の各
a#、時に於ける線虫の表   6 表   4 このようにして求められた苦悶率をもとにして、ズリス
(B115s )のプロビット法(昆虫実験法。
日植防編、第27章、700頁、昭和65年)により、
苦悶率(プロビット)とモランテル濃度との関係を直線
化したものが第1図である。特定濃度の薬液の殺虫効果
を判定する指標として尚業者によく用いられるE (3
50(苦悶率50%に対応する薬液濃度)、EC99(
苦悶率99係に対応する薬液濃度)を第1図中の直線群
より算出した。
この結果を表5に示す。
表  5 使用薬液  EC5Q(ppm)  EC99(ppm
)モランテル酒石酸あるいはクエン酸薬液を試験線虫に
接触さ中だ時点から、線虫は苦悶の状態を示しはじめ、
試験終了の24時間口1で苦悶状態が継続した。モラン
テル酒石酸塩を用いる試験では、成虫及び6令幼虫、2
令幼虫とも薬液濃度3、9 ppm以上で無作用線虫数
Oであった。モランテルクエン酸塩を用いる試験では薬
液濃度6.9数0であり、2令幼虫群では濃度1.95
 ppm以−Fで無作用線虫数Oであった。これらと対
照的に薬液を加えない場合、苦悶数も少なく従って苦悶
率も低かった。表5のEC5QおよびEC99共に、モ
ランテル酒石酸塩およびモランテルクエン酸塩両薬液に
対して小さい数値が得られており、これらの実験結果お
よびその解析を通じて、両薬液共に非常に低濃度でマツ
ノザイセンチュウに対して優れた忌避効果ならびに殺線
虫効果を示すことが明らかとなった。
参考例 本発明のマツノザイセンチュウの駆除法を松の枯死病の
防除法として野外で松に実際に適用するには以下に例示
するように笑施すJlばよい。
試駆法tまモランテル又はその水溶性酸伺加塩を20年
生の里マツ(直径約5.6〜15.4 crti、高さ
4−10771)10本に注入することからなる。その
供試物質はマツノザイセンチュウ(■11gn1col
us)をその樹木等に接種する5週間前に圧力差の注入
法で地上1メートルの高さの樹幹の2個所に注入する3
゜ 供試物質を樹木等に注入してから5週間後に地上より6
mの高さの樹幹に穴をあけ(直径12朋)樹幹の皮質部
に充分深く接種する。平均30,0000線虫を含む線
虫の浮遊(b4 oating)液は各樹木に注入され
る。。
2群の対照群の樹木も使用される。1群は線虫を接種し
投薬を行わないものである。第2の群は線虫も接種せず
投薬も行わないものである。各対照群は少くとも同数又
は投与群で行ったような樹木よりなる。
供試薬物の効果汀線虫を接種した後10週及び16週に
その樹木を肉眼的に観察して評価される1、樹木の外観
が変化した時例えば葉の色の変色、樹脂の流出、錐くず
が樹木の樹幹から取り出され又は既知の方法で線虫が木
の中にいることを確認できる方法によって調べることに
よって判明する。5上記試験方法は松浦邦昭:材業と薬
剤vn]、 55゜(51)p6〜10. (197<
5)に記載されている。
モランテル酒石酸塩はメタノールに溶解され木の樹幹に
注入された。(4g/ 10 Chnl/本)フェンチ
オンおよびイソキサチオンの50%乳剤が比較対照とし
て用いられた。供試薬剤に関する内容および結果は表6
1表7に示すとおりである。
表  6 モランテル酒石酸¥IjL4     100    
  4フエンチオン    50     20   
 10インギザチオン   50     20   
 10表   7 T1 接種 モランテル酒石酸塩 105月60日 7月6日   
1   10T2 接種 フェンオン    105月50日 7月6日  7 
701°6 接ね インキサチオン   105月60日 7月3日  6
 60′r4 接種 薬剤非投与   30−7月6日 2170T5 接種
(tず 薬剤投与せず  79 −   −  14  18T
5区で18%、T2.T3.T4区−C60〜70%、
T1区で10%の枯死がみられた。モランテル区は、他
の薬剤区との間には明瞭に太き々差があり、モランテル
の優位性がみられた。なおモランテルの木に対する薬害
は何らなかった。以上の結果は、モランテル酒石酸塩は
安全でかっ、松の枯死病に効果を発揮することを立証す
るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はモランテルの酒石酸塩およびクエン酸塩の濃度
と線虫の苦悶率(プロビット)との関係を示すグラフで
ある。図中Aはモランテル酒石酸塩溶液を2令幼虫に作
用させた時のグラフであり、Bはモランテル酒石酸塩溶
液を成虫および6令幼虫に作用させた時のグラフである
。図中Cはモランテルクエン酸塩溶液を2令幼虫に作用
させた時のグラフであり、Dはモランテルクエン酸塩溶
液を成虫および3令幼虫に作用させた時のグラフである
。グラフのうち点線はモランテルクエン酸塩のデータを
、実線はモランテル酒石酸塩についてのデータを示す。 特許出願人 台糖フアイザ−株式会社 (外2名) 手  続  補  正  書 昭和57年 7月/2日 1事件の表示 昭和57年特許願第97404   号2発明の名称 マツノザイセンチュウの駆除法 6補正をする者 事件との関係  !特許出願人 住所 名 称  台糖フブイザー株式会社 4代理人 6補正の内容 明細書を次のように訂正する、 頁   行    訂正前     訂正後14 10
   忌避効果ならびに 〔削除〕14  下4  里
       黒 星 」二

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、 モランテル又はその水溶性酸付加塩の有効量を虫
    体に接触せしめることからなる線虫マツノザイセンチュ
    ウ(Bursaphelencus 11gn1col
    us )の駆除法。
JP9740482A 1982-06-07 1982-06-07 マツノザイセンチュウの駆除法 Expired JPS606922B2 (ja)

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