JPS5847144B2 - デ−ツ果実シロツプの製造法 - Google Patents

デ−ツ果実シロツプの製造法

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JPS5847144B2
JPS5847144B2 JP51037847A JP3784776A JPS5847144B2 JP S5847144 B2 JPS5847144 B2 JP S5847144B2 JP 51037847 A JP51037847 A JP 51037847A JP 3784776 A JP3784776 A JP 3784776A JP S5847144 B2 JPS5847144 B2 JP S5847144B2
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fruit
filtration
boot
fruit syrup
syrup
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JP51037847A
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哲治郎 久保
信夫 古河
靖幸 中原
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Asahi Kasei Corp
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Asahi Kasei Kogyo KK
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  • Non-Alcoholic Beverages (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ブーツ(なつめやし)果実から品質優良なシ
ロップの製造方法に関する。
ブーツ果実はイラクを主生産国とし、イラクだけで年間
35万トン程度産出している。
果実としてはきわめて水分が少なく、糖分(完熟したも
のはその殆んどが果糖とぶどう糖である)が多い。
そして、ビタミン、ミネラル等が多く含まれ、昔から健
康上すぐれた果実とされている。
ブーツ果実の成分、栄養分等分析の一例は第1表のとお
りである。
(参考のため第1表には他の果実の分析例を同時に示し
た)。
このブーツ果実からブーツ果実シロップを製造すること
は数多く試みられ、イラク国内では現にいくつかのブー
ツ果実シロップ工場が稼動しているのであるが、未だブ
ーツ果実シロップは商品として一般化されていない○ブ
ーツ果実を水または熱水で抽出して得られる粗抽出液中
には、繊維質、粗蛋白質およびペクチン質等の混濁物質
が含まれてくる。
このうち抽出固形分に対し0.2ないしlφの割合で含
まれてくる比較的多量のペクチン質等粘性物質の存在の
ために、該粗抽出液を従来の各種の炉材沢過機あるいは
濾過助剤濾過機を用いて濾過し、上記混濁物質を除去し
ようとしても、涙布、けいそう土等のp過層がごく短時
間で目詰りし、濾過不能となってしまう。
したがって、従来のブーツ果実シロップは前記混濁物質
、その他の不純物を工業的に除去することが困難であり
、さらにまた、増粘効果のあるペクチン質のため【こ、
通常、商品として流通させるのに必要な糖濃度65係な
いし70%以上に濃縮すると、粘度が著しく高くなり、
水あめ状になってしまうなど、広く費費されるブーツ果
実シロップ商品をつくることが不可能であったのが実情
である○ 本発明者らは、前記実情に鑑み、広く消費されうる品質
良好なブーツ果実シロップを製造する方法について研究
をす\めた結果、適切な精製方法を見出し、本発明を完
成するに至った。
すなわち、本発明は、ブーツ果実より水あるいは熱水で
抽出して得られる粗抽出液を、限界阻止分子量が200
000以下の限外濾過性膜を用いて、該限外濾過性膜を
酸化剤水溶液で間歇的に洗浄しつ\濾過することを特徴
とするブーツ果実シロップの製造法である。
こ\で、限界阻止分子量とは、限外濾過性膜を完全に(
100φ)通過しえない最小の分子量をいう。
その測定は大きさの異なる各種球状蛋白質の水溶液を濾
過し、ろ液を分析することにより行なった。
限界阻止分子量が200000より大きい場合でも、ブ
ーツ果実粗抽出液中の繊維質、粗蛋白質等を除去するこ
とは可能である。
しかしながら、ペクチン質を主体とする成分のコロイド
粒子として存在するものを充分に除去することができな
いので、得られるシロップの透明性が劣り、かつ粘度も
高い。
か\るペクチン質を充分によく除去することにより、き
わめて透明性がすぐれて高糖濃度に濃縮後も低粘度で、
風味のよいブーツ果実シロップを得ることが可能となる
このような効果が充分に発揮されるのは限界阻止分子量
が200000以下においてである。
本発明で使用する限外濾過性膜は200000以下の所
望の限界阻止分子量値をもち、ブーツ果実粗抽出液の限
外濾過に関して、長期間その特性が変らず、ブーツ果実
シロップ中Gこ有害無害を問わず、なんらかの異物質が
溶出したりしないかぎり、どのような材料でできていて
もよいが、もちろんできるかぎり透水性能、すなわち、
単位膜面積に単位沢過圧力を加えたとき、単位時間に膜
を透過する液体の体積が大きいものであることが望まし
い。
沢過膜の形態は平板状、筒状、あるいは非常に細い筒状
ないしは中空糸状、その他一般に限外濾過に適した形態
であるかぎり任意である。
また膜は単独で用いられてもよいし、あるいは耐圧強度
を高める目的で、多孔性の支持体の上に張付けてもよい
本発明の実施に好適な限外濾過性膜の製法の例としては
、たとえば、米国特許第3762566号、特開昭49
−90684、特開昭5〇−15788および特公昭5
0−22508等に記載されているものがあげられる。
本発明に使用する限外濾過性膜の孔径は非常に小さいた
め、直接測定することができないので、限界阻子分子量
により孔径の目安としたが、限界阻止分子量20000
0以下はおよそ0.05μ以下に相当する。
冒頭で説明したごとく、従来の濾過装置では濾過困難な
ブーツ果実粗抽出液を、かかる超微細な孔径の限外濾過
性膜を介して濾過しうるのは、炉別されるべき粒子(こ
対して著しく小孔径の膜上を、液を流動させつX処理す
ることにより、ペクチン質等のコロイド粒子が膜の孔に
トラップされて目詰りを起させる度合いを著しく減少さ
せるためである〇 しかしながら、長期間にわたり一定の膜面積あたり一定
量以上の濾過能力を維持してブーツ果実粗抽出液を処理
するためには、前記限外濾過性膜を間歇的に繰返し酸化
剤水溶液で洗浄して、膜に徐々0こ付着してくるペクチ
ン質その他の有機物を分解除去してやる必要がある。
また、この酸化剤水溶液による洗浄は、系内に混入繁殖
する細菌等の殺菌をも兼ねさせることができる。
本発明で使用する酸化剤は、限外濾過性膜を劣化、変質
その他損傷させることなく、かつ食品の製造加工装置の
滅菌、洗浄等に使用を許されるものであればよい。
このような酸化剤の例としては、たとえば、次亜塩素酸
ソーダ、次亜塩素酸カリ、塩素および過酸化水素等があ
げられる。
洗浄用液の酸化剤濃度、膜の洗浄頻度ならびに一回の洗
浄時間等は、使用する限外濾過性膜の種類、仕様および
使用条件ならびに処理液の性状等によって異なってくる
ため、その都度実験的に決定すべきであるが、ごく一般
的に述べるならば、適当な酸化剤濃度は5Qppmない
し2000p−の範囲にあり、また膜の洗浄は数十分な
いし数十時間毎に数秒ないし数時間行なうとよい。
洗浄の実施方法としては、静置または攪拌あるいは流動
せる液中に膜を浸漬してやるとよい。
すでに述べたように、本発明の要件は適当な酸化剤水溶
液で限外濾過性膜を間歇的に洗浄することにあり、酸化
剤の種類、濃度、洗浄頻度、一回の洗浄時間および洗浄
の実施態様等を限定するものではない。
本発明の工業的実施の態様は、本発明の趣旨を損わない
範囲で様々の方式をとりうるが、本発明の実施に好適な
循環式限外濾過プロセスの一例を第1図に示す。
ブーツ果実から水または熱水で抽出して得られた粗抽出
液は、まず50メツシユないし100メツシユの回転式
ストレーナ−1を通して、果肉残渣、大形の繊維質等を
除去してから、原液タンク2に導入される。
ついで、循環ポンプ3により限外濾過装置4を通して逐
次循環させる。
ろ液として採取したブーツ果実シロップは、一次製品タ
ンク5に導かれる。
一方、限外濾過装置4は電磁弁6,7.8と第二の循環
ポンプ9を設けた回路により、酸化剤水溶液タンク10
と連結されている。
適当な時間周期で濾過回路の電磁弁11.12.13を
閉塞し、洗浄回路弁6,7゜8を開放して酸化剤水溶液
をポンプ9により濾過装置4に循環させる。
かくして、濾過回路と洗浄回路を交互Oこ運転する。
さらにまた予備の濾過装置(図中に不記載)を設けてお
けば、濾過装置を切替えて濾過回路を連続的に運転する
ことが可能である。
なお、第1図において21は調圧弁を示す0 以上の濾過プロセスは連続式または回分式のいずれでも
運転可能である。
連続式プロセスとして運転する場合は、原液タンク2に
連続的に導入する粗抽出液量(υ1)と、系外に連続的
に抜取る濾過残渣液量(υ2)の比率を調節して、原液
タンク2内の繊維質、ペクチン質、その他の混濁物質や
不純物の濃縮度(υ1/υ2)を適当な水準に調整して
やるとよい。
回分式プロセスとして運転するときはあらかじめ一定量
の粗抽出液を原液タンク2に仕込んでおき、濾過運転中
はυ1−0.υ2−Oとし、タンク2内の混濁物質、不
純物等の濃度が所望の水準に達したならば、運転を止め
ればよい。
本発明の方法により得られたブーツ果実シロップは、さ
らに濃縮、電気透析法やイオン交換樹脂法による脱塩、
あるいは活性炭による脱色等の一つまたは二つ以上の工
程にかけてもよい。
混濁物質や不純物が濃縮されて得られる濾過残渣液は、
系外に抜き去るか、または水を加えながらさらに循環す
るか、あるいはいったん系外で高濃度のペクチン質を、
たとえば、Ca塩やMg塩として沈澱させたり、ポリア
クリル酸ソーダ等の高分子凝集剤で凝集させる等の処理
を施した後、再び濾過回路に戻すこともできる。
以下、実施例により本発明の内容をさらに具体的に説明
する。
実施例 ブーツ果実を60℃の熱水で抽出して得られたレフブリ
ックス度(Schmidt Haensch社製、シュ
ガーレフラクトメーターで測定、以下Bxと略称)28
.2°の粗抽出液を、80メツシユの金網で濾過した後
、1001用意した。
この液の成分、物性等の測定結果は第2表(A)欄に示
したとおりである。
特開昭49−90684記載の方法により製造された、
外径1.4朋、内径0.8 msで限界阻止分子量45
000の限外濾過性中空糸を用いて、さらに同特許公開
公報実施例5記載の構造の下記仕様の濾過モジュールを
製作した。
濾過モジュール仕様 使用中空糸数 400本 中空糸有効長 200朋 有効膜面積 0.2 m” モジュール外径 42朋 モジユール長 345mm 以上の濾過モジュールを濾過装置として、第2図のフロ
ーシートに示すように組込み、ブーツ果実シロップ精製
プロセスを構成した。
ついで前記の用意した粗抽出液を、タンク14に仕込み
温度50°Cに調節しておいて、供給循環ポンプ15に
より201/分の割合で系内を循環させた0濾過装置1
6の入口側圧力は1.1kg/cn!Lであり、出口側
は調圧弁17により0.5kg/iとなるよう調整した
ろ液としてのブーツ果実シロップは製品タンク18に導
いた。
液の循環開始後4時間を経過したとき、濾過装置16を
、系からきりはなして水洗した後、第3図に示した酸化
剤水溶液タンク19を有する循環回路に装着して、ポン
プ20により濃度500ppmに調製した常温の次亜塩
素酸ソーダ水溶液を、毎分的40Aの割合で1時間該濾
過装置16に循環させて洗浄を行なった。
その後再び濾過装置16を沢過回路(第2図)に装着し
て、前記粗抽出液の濾過を継続した。
ろ液として得られたブーツ果実シロップの経時的取得量
と濾過装置16の濾過能力の変動状況は第4図に示すと
おりであった。
なお、第4図において、線Aはブーツ果実の経時的取得
量、線Bは粗抽出濾過能力、点線部分Cは酸化剤水溶液
洗浄時間を示す。
かくして、タンク14内の粗抽出液の残渣量が約401
になったところで濾過を中止した。
得られたブーツ果実シロップは約601であった。
このシロップの分析結果は第2表(B)欄に示すとおり
であった。
さらに、このブーツ果実シロップを50℃の減圧下で濃
縮してBx70°のシロップを得た。
このBx70°のブーツ果実シロップの粘度は48セン
チポイズ(40’C)であり、ちなみにBx70°の砂
糖液の粘度は110センチポイズ程度であった。
注1)濁度測定法:試料をBX5に稀釈して分光光度計
により、波長660mμの吸光度(kgT)を測定し、
カオリン標準液(10oppm)と対比する。
JISKOIOI注2)色価測定法:試料を適当(こ稀
釈し、1CrIL長の試料セルを用いて、分光光度計に
より波長420mμにおける吸光度(−1ogT)を測
定し、次式によりスクンマーカラーバリュ−(S、C,
V、)を求めた。
たゾし、l:セル長(crrL)、BX:試料のBx、
Sg:試料液比重 以上のように、本発明の方法で得られたブーツ果実シロ
ップは、混濁物質の殆んどないきわめて透明性の優れた
ものであり、さらにペクチン質等の粘性物質も殆んど完
全に除去しであるので、Bx700程度の高糖濃度に濃
縮しても比較的粘度の低いシロップであり、ブーツの風
味、栄養価等を維持した商品性の高い液糖として使用可
能なものである。
か\る液糖の用途としては、若干の加工をして飲用Oこ
供することもできるが、さらに各種の清涼飲料、嗜好飲
料および保健飲料あるいは加工食品等の栄養価の高い甘
味料、もしくは風味料としても好適である。
また本発明のブーツ果実シロップは、混濁物質、粘性物
質等が充分よく除去されているため、公知の電気透析法
やイオン交換樹脂法により脱塩することが容易であり、
また同様に活性炭等による公知の脱色手段により容易に
脱色することができる。
用途に応じて適宜に脱塩、脱色して使用するのもよい。
一方、粗抽出液の限外濾過残渣液は、比較的高濃度のペ
クチン質、粗蛋白様および繊維質等を含むブーツ風味の
強い糖液として、ジャム、ソース等の加工食品の増粘剤
、もしくは風味料を兼ねた液糖として好適に利用できる
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施の一例を示すフローシート、第2
図および第3図は本発明の別の実施の一例を示すフロー
シート、第4図は本発明方法によるブーツ果実シロップ
の経時的取得量および粗抽出液濾過能力を示す図表であ
る。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 ブーツ果実より水または熱水で抽出して得られる粗
    抽出液を、限界阻止分子量が200000以下の限外濾
    過性膜を用いて、該限外濾過性膜を酸化剤水溶液で間歇
    的に洗浄しつ\炉遇することを特徴とするブーツ果実シ
    ロップの製造法。
JP51037847A 1976-04-06 1976-04-06 デ−ツ果実シロツプの製造法 Expired JPS5847144B2 (ja)

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JPS52122651A JPS52122651A (en) 1977-10-15
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JPH07255390A (ja) * 1994-03-16 1995-10-09 Saken Foods:Kk ギムネマ・ゼリー

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