JPS5848612B2 - 鋼材の冷却方法 - Google Patents

鋼材の冷却方法

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JPS5848612B2
JPS5848612B2 JP14060180A JP14060180A JPS5848612B2 JP S5848612 B2 JPS5848612 B2 JP S5848612B2 JP 14060180 A JP14060180 A JP 14060180A JP 14060180 A JP14060180 A JP 14060180A JP S5848612 B2 JPS5848612 B2 JP S5848612B2
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JP
Japan
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cooling
water
steel
stage
steel material
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Expired
Application number
JP14060180A
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English (en)
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JPS5767114A (en
Inventor
明博 松崎
宏 大坪
正樹 北川
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JFE Steel Corp
Original Assignee
Kawasaki Steel Corp
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は鋼材の冷却方法に係り、詳しくは、鋼材の焼入
れ時において水冷ノズルを適正に配置して有効に冷却で
きる冷却方法に係る。
近年、大型構造物や大径高張力鋼管などの製造に当って
、高強度の鋼材の需要が高まっている。
鋼材の強度を向上させるためには、強度上昇に寄与する
合金元素の添加が最も一般的である。
しかしながら、溶接性や戒形性の点から、炭素当量には
上限が存在し、合金元素の添加量にも自から限度がある
また、近年は、省資源の上から、または、鋼材の原価が
上昇することから、合金元素の添加量の増加は好ましく
ない。
このため、合金元素の添加量を増加せずに、高強度の鋼
材を製造することが必要であって、その一つとして例え
ば焼入れ焼もどし処理があげられる。
この焼入れは、通常、鋼材をArg点以上に加熱してか
ら、水冷することによって行なわれるが、この処理にお
いてもつとも重要なのは、Ar3点以上の高温から鋼材
を大きな冷却速度で冷却してマルテンサイト組織を得る
ことである。
この冷却速度は、鋼材の寸法や材質が同じであると、鋼
材表面の熱伝達係数によって決められ、焼入れ処理によ
って高強度の鋼材を得るには、鋼材表面の熱伝達係数を
適正に保つ必要がある。
一般に、水冷の場合、熱伝達係数は鋼材表面温度によっ
て異なり、焼入れの場合のように、Ar3点以上の温度
からの冷却では、約300℃付近までは表面温度の低下
に伴って熱伝達係数は大きくなる。
したがって、冷却速度を大きくするには、鋼材の表面温
度は冷却初期に急激に低下させる必要があり、このため
、例えば、高水量密度の冷却水を搬送中の鋼材に噴射し
て、冷却速度を大きくしている。
また、冷却水3は矢印方向に搬送される鋼材1に対し、
ノズル2の穴状の噴射口からスプレー状に噴射させる方
式(第1図aならびにb参照)とノズルのスリット状の
噴射口からスプレー状に噴射させる方式があるが、鋼材
1の表面に衝突したスプレー3は、衝突後、鋼材表面に
沿って流れることになる。
つまり、鋼材との衝突位置に近い水流は、乱流状態であ
って、鋼材表面からの脱熱能が大きいのに反し、衝突位
置から遠ざかるにつれて水流は層流状態に近づき、脱熱
能は低下する。
また、第1図aならびにbに示すように、搬送されかつ
冷却される鋼材1の内部の実測冷却曲線を求め、この曲
線から表面温度と熱伝達係数を算出し、さら1こスプレ
ー冷却における表面温度、熱伝達係数、水量密度間の回
帰式を用いて水量密度を求め、この水量密度とスプレー
衝突後の距離との関係を求めると、第2図に示す関係が
得られる(第2図において、イはスプレー衝突位置での
水量密度が1 0000 (l/min−m)の時、口
は9 0 0 0 ( l/min−m2)の時、ハは
8000( l/min−@’ )の時、二は6 0
0 0 ( l/min ゜m”)の場合を示す)。
この水量密度は鋼材の冷却に有効に寄与している水量密
度であって、これを以下において有効水量密度と呼ぶと
、第2図から明らかの通り、スプレー衝突点から50〜
100mm以降においては有効水量密度が大巾に低下す
る。
従(つで、鋼材の搬送速度が大きい場合は、有効水量密
度の大きい領域で鋼材が冷却される時間が短いため、1
列のノズル群では十分に冷却できない。
そこで、このような搬送速度の増加に伴う冷却能い低下
を防止するために、通常は、第1図aならびにbに示す
如く、搬送方向に複数のノズル群を配列して冷却されて
いる。
しかし、従来例では、これらノズル群が必ずしも最適条
件にの列されておらず、更に、冷却水の全水量の増加の
割にはあまり冷却能は向上せず、給排水設備が過剰であ
り、その改善が望まれている。
本発明者は、これらの欠点を改善すべく、複数のノズル
群の冷却能について実験を重ねて成立したものであって
、最少の水量で鋼材を有効に冷却できる冷却方法を提案
する。
本発明方法は、搬送中の鋼材の表面に2段の冷却用ノズ
ル群から冷却水を噴出させて鋼材を冷却する際に、1段
目の冷却用ノズル群から冷却水を鋼材表面に対して30
〜35°の入射角で衝突させると共に、2段目の冷却用
ノズルから冷却水を鋼材表面に対し25〜4 0’の入
射角で衝突させ、更に、2段目の水冷ノズル群からの冷
却水の量が冷却水全量の30〜40%になるよう、調整
して冷却することを特徴とする。
まず、本発明者らが、1段の冷却ノズル群から噴射され
る水流のなかで、冷却に有効に寄与する水量密度、つま
り、有効水量密度の変化を求めたところ、上記の通り第
2図に示す通りであった。
この第2図に示す状況から、冷却水のスプレー衝突後、
約50〜100mm以降において、有効水量密度の低下
が著るしくなっていることがわかる。
従って、本発明者らはこの有効水量密度が低下し始める
位置に2段目のノズル群を配置して冷却水を噴射すると
、有効な冷却が行なえることに着目した。
また、鋼材表面にはスケール層が存在し、しかも、スケ
ール層は冷却にとっては不利であるため、スケール層を
剥離するため、冷却水の衝撃力を高めることに着目した
一方、2段目以降では、噴射された水流が1段目のノズ
ル群からの噴射水流により形成される鋼材表面の水膜を
貫通して、鋼材表面と直接接触することにより冷却され
ることに着目した。
そこで、これらの知見に基づき、本発明者らは第1図a
ならびにbに示す如く2段の冷却用ノズル2群によって
鋼材1を冷却する場合においてその冷却能に及ぼす諸要
因、つまり、冷却水の鋼材に対する入射角度(θ1,θ
2)、1段目の冷却用ノズル群と2段目の冷却用ノズル
群間の距離(l)、各段の冷却用ノズル群への冷却水の
水量の分配比等について多数の実験を行なったところ、
表1から表3の結果が得られた。
すなわち、表1から明らかな通り、各入射角θ1,θ2
には適正な組合せがあって、冷却用ノズルのうち、1段
目のノズル群から冷却水が入射角度30〜35゜で吹付
けられるとともに、2段目のノズル群から入射角度25
〜4 0’で吹付けられたときに限ってのみ良好な冷却
能が得られることがわかる。
また、表2から各冷却用ノズル群間の距離(l)も冷却
能に関係することがわかり、この値は50〜90間の範
囲が好ましいことがわかった。
また、各段のノズル群からの冷却水の量は、表3から2
段目の冷却用ノズル群の水量が全冷却水の量の30〜4
0%が良好な冷却能が得られることがわかる。
要するに、本発明方法においては、はじめに1段目の冷
却用ノズル群から搬送中の鋼材に対し、入射角(θ1)
30〜35゜で冷却水を吹付け、更に、2段目の冷却用
ノズル群からは鋼板に対し、入射角(θ2)25〜40
’で冷却水を吹付けると同時に、2段目の冷却用ノズル
からの冷却水が全冷却水量の30〜40%を占めるよう
調整して冷却する。
これらの条件が同時に満足されると、冷却能が犬巾に向
上し、少ない水量で大きな冷却速度が得られるとともに
、給排水設備がコンパクト化し、採集面で有利となる。
つまり、本発明方法で冷却する場合は、単一ノズル群で
冷却する場合と同じ水量の冷却水によって、より大きな
搬送速度で送られる鋼材まで十分に冷却でき、冷却設備
能力が増強される。
また、複数ノズル群による従来例の冷却方法に比べても
、冷却水の全水量は大巾に低下させることができ、給排
水設備及び操業の面でも有利である。
なお、本発明方法は上記の焼入れ焼戻しのみにとどまら
ず、鋼材一般の冷却にも適用できる。
【図面の簡単な説明】
第1図aならびにbは複数の冷却用ノズル群によって、
鋼材を冷却する際の平面図と側面図、第2図は鋼材の搬
送方向の有効水量密度の変化を示すグラフである。 符号、1・・・・・・鋼材、2・・・・・・ノズル、3
・・・・・・冷却水。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 搬送中の鋼材の表面に2段の冷却用ノズル群から冷
    却水を噴出させて鋼材を冷却する際に、1段目の冷却用
    ノズル群から冷却水を鋼材表面に対して30〜35°の
    入射角で衝突させると共に、2段目の冷却用ノズルから
    冷却水を鋼材表面に対し25〜40゜の入射角で衝突さ
    せ、更に2段目の水冷ノズル群からの冷却水の量が冷却
    水全量の30〜40%になるよう、調整して冷却するこ
    とを特徴とする鋼材の冷却方法。
JP14060180A 1980-10-09 1980-10-09 鋼材の冷却方法 Expired JPS5848612B2 (ja)

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JPS5767114A JPS5767114A (en) 1982-04-23
JPS5848612B2 true JPS5848612B2 (ja) 1983-10-29

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63133540U (ja) * 1987-02-20 1988-09-01
JPS63301085A (ja) * 1987-05-30 1988-12-08 Canon Inc 画像形成装置

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JPS61264137A (ja) * 1985-05-17 1986-11-22 Kobe Steel Ltd スリツトジエツトノズルによる鋼板の冷却方法
JP3448600B2 (ja) * 1998-06-15 2003-09-22 北芝電機株式会社 誘導加熱装置
JP5720635B2 (ja) 2011-08-23 2015-05-20 日本精工株式会社 案内装置

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