JPS584954B2 - ウレタン系接着剤 - Google Patents
ウレタン系接着剤Info
- Publication number
- JPS584954B2 JPS584954B2 JP53080249A JP8024978A JPS584954B2 JP S584954 B2 JPS584954 B2 JP S584954B2 JP 53080249 A JP53080249 A JP 53080249A JP 8024978 A JP8024978 A JP 8024978A JP S584954 B2 JPS584954 B2 JP S584954B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- adhesive
- propylene carbonate
- moisture
- solvent
- urethane
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Polyurethanes Or Polyureas (AREA)
- Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、化粧単板等の製造の際に用いられるウレタ
ン系接着剤に関するものである。
ン系接着剤に関するものである。
従来、化粧単板は、ウレタン系接着剤を用いてつぎのよ
うにして製造されていた。
うにして製造されていた。
すなわち、複数の原木単板の単板面にそれぞれウレタン
系接着剤を塗布して積み重ね、これを抑圧面がわん曲し
ている一対の型版で挟んで圧締することにより複数の単
板を接着してわん曲したフリッチをつくりこのわん曲し
たフリッチを水平にスライスすることにより、製造され
ていた。
系接着剤を塗布して積み重ね、これを抑圧面がわん曲し
ている一対の型版で挟んで圧締することにより複数の単
板を接着してわん曲したフリッチをつくりこのわん曲し
たフリッチを水平にスライスすることにより、製造され
ていた。
このようにして製造された化粧単板は、天然銘木単板の
木目模様に極めて近似した木目模様を有している。
木目模様に極めて近似した木目模様を有している。
この場合、ウレタン系接着剤としては、湿気硬化型のウ
レタン系接着剤が用いられていたが、このようなウレタ
ン系接着剤は、一般に、可使時間(接着剤を塗布して単
板を積み重ねて放置し、ついで圧締したときに接着剤が
接着能を有している状態における最長放置時間)が長い
と圧締に長時間を要し、圧締時間が短かいと可使時間が
短かいという特性を有している。
レタン系接着剤が用いられていたが、このようなウレタ
ン系接着剤は、一般に、可使時間(接着剤を塗布して単
板を積み重ねて放置し、ついで圧締したときに接着剤が
接着能を有している状態における最長放置時間)が長い
と圧締に長時間を要し、圧締時間が短かいと可使時間が
短かいという特性を有している。
そして、可使時間が長いものは、末端にイソシアネート
基が少ないため、硬化後においても接着強度が小さい。
基が少ないため、硬化後においても接着強度が小さい。
逆に可使時間が短いものは、その時間内に単板の積み重
ね、圧締作業を完了させなければならないため、使用が
困難となる。
ね、圧締作業を完了させなければならないため、使用が
困難となる。
また、上述のようなウレタン系接着剤は、溶剤として酢
酸エチル、メチルエチルケトン等を使用しているため危
険であり、また作業環境の悪化を招くという問題がある
。
酸エチル、メチルエチルケトン等を使用しているため危
険であり、また作業環境の悪化を招くという問題がある
。
この発明者らは、このような湿気硬化型のウレタン系接
着剤のもつ問題を解決するために、研究を重ねた結果、
それに使用する溶剤としてプロピレンカーボネイト(4
−メチルジオキンロン)を用いると、湿気硬化型のウレ
タン系接着剤の可使時間が、圧締時間を延長したり接着
強度の低下を招くことなく長くなり、しかもウレタン系
接着剤の取扱いも安全になることを見いだしこの発明を
完成した。
着剤のもつ問題を解決するために、研究を重ねた結果、
それに使用する溶剤としてプロピレンカーボネイト(4
−メチルジオキンロン)を用いると、湿気硬化型のウレ
タン系接着剤の可使時間が、圧締時間を延長したり接着
強度の低下を招くことなく長くなり、しかもウレタン系
接着剤の取扱いも安全になることを見いだしこの発明を
完成した。
すなわち、この発明は、湿気硬化型のウレタン系接着剤
において、溶剤としてプロピレンカーボネイトを用いる
ことをその要旨とするものである。
において、溶剤としてプロピレンカーボネイトを用いる
ことをその要旨とするものである。
つぎに、この発明の詳細な説明する。
この発明において使用するプロピレンカーボネイトは、
つぎのような特性を有している。
つぎのような特性を有している。
このような特性をもつプロピレンカーボネイトを湿気硬
化型のウレタン系接着剤の溶剤として用いる。
化型のウレタン系接着剤の溶剤として用いる。
この場合、湿気硬化型のウレタン系接着剤のなかでも、
特に比較的硬化が早いものに用いるとその効果が大きく
なる。
特に比較的硬化が早いものに用いるとその効果が大きく
なる。
そして、そのプロピレンカーボネイトの使用方法は、従
来の湿気硬化型のウレタン系接着剤(酢酸エチル等の溶
剤を含んでいる)に、さらにプロピレンカーボネイトを
、接着剤100重量部(以下部と略す)に対して3〜1
0部の割合で添加してもよいし、また従来使用されてい
た溶剤に代えてプロピレンカーボネイトを用い、それを
接着剤100部に対して5〜20部の割合で使用するよ
うにしてもよい。
来の湿気硬化型のウレタン系接着剤(酢酸エチル等の溶
剤を含んでいる)に、さらにプロピレンカーボネイトを
、接着剤100重量部(以下部と略す)に対して3〜1
0部の割合で添加してもよいし、また従来使用されてい
た溶剤に代えてプロピレンカーボネイトを用い、それを
接着剤100部に対して5〜20部の割合で使用するよ
うにしてもよい。
後者の場合には、湿気硬化型のウレタン系接着剤の溶剤
はプロピレンカーボネイトのみになる。
はプロピレンカーボネイトのみになる。
以上のように、この発明のウレタン系接着剤は溶剤とし
てプロピレンカーボネイトを用いているため、加圧(圧
締)時間が長くなったり、接着強度が低下したりするこ
となく可使時間が長くなる。
てプロピレンカーボネイトを用いているため、加圧(圧
締)時間が長くなったり、接着強度が低下したりするこ
となく可使時間が長くなる。
また、プロピレンカーボネイトの使用により、接着剤の
取扱いも安全になり、かつ作業環境の悪化も著しく改善
できる。
取扱いも安全になり、かつ作業環境の悪化も著しく改善
できる。
さらに、従来は、高発泡性の湿気硬化型ウレタン系接着
剤を用いて化粧単板を製造すると、原木単板の導管や裏
割れ部分に接着剤が浸透し、そこで発泡するため、得ら
れる化粧単板の単板面に白化現象が起こっていた。
剤を用いて化粧単板を製造すると、原木単板の導管や裏
割れ部分に接着剤が浸透し、そこで発泡するため、得ら
れる化粧単板の単板面に白化現象が起こっていた。
しかしながら、そのような高発泡性の湿気硬化型ウレタ
ン系接着剤に、溶剤としてプロピレンカーボネイトを添
加することにより、白化現象を消失させることができる
。
ン系接着剤に、溶剤としてプロピレンカーボネイトを添
加することにより、白化現象を消失させることができる
。
なお、上述の効果の一部については、公知の可塑剤を用
いることにより達成することはできるが、全ての効果を
達成することはできない。
いることにより達成することはできるが、全ての効果を
達成することはできない。
しかしながら、プロピレンカーボネイトを使用すること
により、上述の全ての効果を達成することができるもの
である。
により、上述の全ての効果を達成することができるもの
である。
つぎに、実施例について比較例と合わせて説明する。
まず、下記の表に示すような特性をもつ公知の湿気硬化
型ウレタン系接着剤を用意した。
型ウレタン系接着剤を用意した。
つぎに、上記の表のサンプルについて下記の実施例のよ
うにプロピレンカーボネイトを使用した。
うにプロピレンカーボネイトを使用した。
実施例1
サンプルAの溶剤を全てプロピレンカーボネイトで置換
しプロピレンカーボネイトを20重量係(以下部と略す
)含有させたのち、接着剤としての特性を測定した。
しプロピレンカーボネイトを20重量係(以下部と略す
)含有させたのち、接着剤としての特性を測定した。
その結果はつぎのとおりであった。
つぎに、溶剤をプロピレンカーボネイトで置換した接着
剤(発明品接着剤)を用い、これを下記の原木単板に下
記のように塗布したのち、常法に従って複数枚重ねて圧
締し化粧単板用のフリッチをつくった。
剤(発明品接着剤)を用い、これを下記の原木単板に下
記のように塗布したのち、常法に従って複数枚重ねて圧
締し化粧単板用のフリッチをつくった。
ついで、これをスライスして化粧単板を得た。
このような発明品接着剤(可使時間が長い)を使用する
ことによって、作業時間を充分確保できるため、1回の
圧締時に従来の2倍の原木単板を重ねて圧締することが
できるようになり、化粧単板の製造速度を向上させるこ
とができる。
ことによって、作業時間を充分確保できるため、1回の
圧締時に従来の2倍の原木単板を重ねて圧締することが
できるようになり、化粧単板の製造速度を向上させるこ
とができる。
実施例2
サンプルBの溶剤を全てプロピレンカーボネイトで置換
しプロピレンカーボネイトを15係含有させたのち、接
着剤としての特性を測定した。
しプロピレンカーボネイトを15係含有させたのち、接
着剤としての特性を測定した。
その結果はつぎのとおりであった。
可使時間 25分
圧締時間 1時間
接着強度 20kg/cm2
つぎに、この発明品接着剤を用いて常法に従って化粧単
板を製造した。
板を製造した。
この場合、溶剤にもとづく作業環境の悪化も起こらず、
かつ得られた化粧単板には、従来から問題になっていた
接着剤の発泡に起因する白化現象もみられなかった。
かつ得られた化粧単板には、従来から問題になっていた
接着剤の発泡に起因する白化現象もみられなかった。
実施例3
サンプルCの酢酸エチルを17%除き、プロピレンカー
ボネイトを10係含有させるようにした。
ボネイトを10係含有させるようにした。
このものの接着剤としての特性はつぎのとおりであった
。
。
可使時間 20分
圧締時間 4時間
接着強度 17kg/cm2
実施例4
サンプルDにプロピレンカーボネイトを添加し、プロピ
レンカーボネイトを5%含有させるようにした。
レンカーボネイトを5%含有させるようにした。
このものの接着剤としての特性はつぎのとおりであった
。
。
可使時間 14分
圧締時間 1時間
接着強度 14kg/Cm2
以上のように、実施例の発明品接着剤は、圧締時間や接
着強度は、はぼ従来品と変わらないが可使時間が大幅に
長くなっていることがわかる。
着強度は、はぼ従来品と変わらないが可使時間が大幅に
長くなっていることがわかる。
そのため、この接着剤を用いて化粧単板を製造する際に
、接着剤の塗布後、圧締までの時間を充分確保すること
ができ、作業を極めて容易化できるものである。
、接着剤の塗布後、圧締までの時間を充分確保すること
ができ、作業を極めて容易化できるものである。
Claims (1)
- 1 湿気硬化型のウレタン系接着剤において、溶剤とし
てプロピレンカーボネイトを用いることを特徴とするウ
レタン系接着剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP53080249A JPS584954B2 (ja) | 1978-06-30 | 1978-06-30 | ウレタン系接着剤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP53080249A JPS584954B2 (ja) | 1978-06-30 | 1978-06-30 | ウレタン系接着剤 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS557846A JPS557846A (en) | 1980-01-21 |
| JPS584954B2 true JPS584954B2 (ja) | 1983-01-28 |
Family
ID=13713039
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP53080249A Expired JPS584954B2 (ja) | 1978-06-30 | 1978-06-30 | ウレタン系接着剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS584954B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62115076A (ja) * | 1985-11-14 | 1987-05-26 | Nippon Urethane Service:Kk | 接着剤組成物 |
| JPH069746A (ja) * | 1992-06-26 | 1994-01-18 | Inoac Corp | 組成物 |
| DE4324137A1 (de) * | 1993-07-19 | 1995-01-26 | Dlw Ag | Mehrschichtige Kunststoffbahnen oder -platten mit transparenter Deckschicht |
| JP2000219862A (ja) * | 1998-11-27 | 2000-08-08 | Asahi Glass Co Ltd | チップ結合剤、チップ成形物の製造方法、チップ成形材料及びチップ成形物 |
-
1978
- 1978-06-30 JP JP53080249A patent/JPS584954B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS557846A (en) | 1980-01-21 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| GB1458529A (en) | Method of bonding wet wood with an adhesive composition | |
| JP2013519540A (ja) | ベニヤ単板の製造方法 | |
| US3458465A (en) | Laminate,binding solution and process for preparation of laminate | |
| US3790401A (en) | Method for the preparation of composite wood-polymer product | |
| JPS5589373A (en) | Composition for low-pressure bonding | |
| US2156927A (en) | Zein composition | |
| KR810000108B1 (ko) | 베니어판의 제조방법 | |
| JPS6052304A (ja) | 木質単板の改質法 | |
| US2435209A (en) | Method of making flexible veneer laminate | |
| JPS5850276B2 (ja) | シツジユンツキイタフリツチヨウセツチヤクザイ | |
| JPH0440163B2 (ja) | ||
| JPS6178606A (ja) | 化粧単板の製法 | |
| US2694013A (en) | Glue | |
| SU1678822A1 (ru) | Клей дл древесных материалов | |
| JPS5725378A (en) | Pretreating agent composition for alpha-cyanoacrylate adhesive and bonding method | |
| GB1146597A (en) | Polymer compositions comprising polymerised episulphides and a process for the preparation of reaction products of polymerised episulphides | |
| US304169A (en) | Bassett cadwalladeb | |
| SU1693013A1 (ru) | Клей | |
| JPS6176311A (ja) | 人工化粧単板の製法 | |
| BE812445A (en) | Wood veneer sheets for decorative panels - by bonding sawn, polished wood pieces with adhesive, and cutting into sheets of desired thickness | |
| HK40096794A (en) | Multi-layer wood composite block, multi-layer wood veneer, and method for the production thereof | |
| JPS618307A (ja) | 単板の製法 | |
| JPS58102707A (ja) | 集成材の製法 | |
| JPS5818203A (ja) | 人工化粧単板の製法 | |
| JPS59146801A (ja) | 木材の脱色法 |