JPS5850960B2 - 帯状シリコン結晶の成長方法 - Google Patents

帯状シリコン結晶の成長方法

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JPS5850960B2
JPS5850960B2 JP14207779A JP14207779A JPS5850960B2 JP S5850960 B2 JPS5850960 B2 JP S5850960B2 JP 14207779 A JP14207779 A JP 14207779A JP 14207779 A JP14207779 A JP 14207779A JP S5850960 B2 JPS5850960 B2 JP S5850960B2
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dies
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shaped silicon
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宏 伊東
都四郎 松井
直明 真木
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National Institute of Advanced Industrial Science and Technology AIST
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は帯状シリコン結晶の成長方法に関する。
従来帯状シリコン結晶を得る場合、第1図に示すような
装置を用いて行なわれていた。
なお第1図でaは平面図で、bはa図のA−A’ で切
断した時の断面図である。
この第1図a,bにおいて、シリコン融液11を収容す
る石英ガラスで構成されたルツボ12に、カーボンで構
成されたスリット(間隙)を有する一対のダイ13a,
13bを設置する。
この一対のダイ13a,13bの先端部は鋭く加工され
ナイフェツジ状に構成されており、またこの一対のダイ
13a,13bは支持棒14a,14bで固定されてい
る。
そしてこの支持棒14a,14b両端にはボルト15a
,15bが設けられ、一対のダイ13a,13bを強く
固定するようにしている。
また石英ルツボ12の外側には一対の板状のメインヒー
タ16a,16bが設けられている。
この板状のメインヒータ16a。16bは上記一対のダ
イ13a、13b及び石英ルツボ12の長手方向に設け
られ、且つ前記支持棒14at14bと平行になるよう
に設けられている。
さらにこの板状のメインヒータ16a。16bにはスリ
ット17が設けられ抵抗値を制御するようにしてあり、
またこの板状のメインヒータ16a、16bの上部即ち
一対のダイ13a。
13bの上端に位置する部分(成長する所)にはテーパ
がつげられている。
このように構成された成長装置の石英ルツボ12に多結
晶シリコンを入れ、板状のメインヒータ16a、16b
の温度を約1500℃位の温度にする。
すると多結晶シリコンはシリコン融液11となり、そし
てこのシリコン融液11が一対のダイ13a、13bの
スリットを毛細管現象により先端部まで上昇する。
この上昇したシリコン融液11に種子結晶を接触させ、
その種子結晶を徐々に引き上げることにより、帯状シリ
コン結晶18が成長する。
このようにして得られた帯状シリコン結晶は、はぼ一対
のダイ13a、13bのスリットの形状と類似の形状を
有するもので、例えば一対のダイ13a、13bのスリ
ットの幅を0.3mm、長さを40mmの場合、得られ
る帯状シリコン結晶は厚さ0、3 mm±30 μm
1幅40rran±0.5 mmであった。
ところで、上記の方法で得られる帯状シリコン結晶の多
くは、その得られた状態のままで半導体太陽電池の基板
として用いられる。
したがって、例えばチョクラルスキー法で得られるシリ
コン結晶を半導体太陽電池の基板として用いるよりも、
安価に得られるという大きな特徴を有する。
そこで最近さらに安価にする為に、上述した方法で幅の
広い帯状シリコン結晶を得ようとする試みがある。
例えば一対のダイ13a、13bのスリット幅を0.3
mmに維持し、長さを100mmにすれば、理論的に厚
さ0.3 mm、幅100mmの帯状シリコン結晶が得
られる。
しかしながら、本発明者等の実験によれば上記のような
厚さ0.3mrrt、幅100關の帯状シリコン結晶を
得ることができなかった。
そこで本発明者等は、上述した方法で、どれ位の幅の帯
状シリコン結晶迄比較的歩留り良く(〜80%以上)得
られるかを調べたところ、最大70間〜80關迄である
ことが判明した。
例えば一対のダイのスリットの幅が70mrIL〜80
mmを越えると、例えば一対のダイの長手方向において
シリコン融液が固化したりし、歩留りが80%以下(通
常50%以下)となり、帯状シリコン結晶の幅を広くす
る理由がなくなってしまうことが判った。
そこで本発明者等は上述の如く一対のダイのスリットの
長さを例えば100關以上というように長くした場合、
例えばシリコン融液が一対のダイの長手方向の端部にお
いて固化する理由を調べる為に一対のダイの先端部の温
度を測定した。
この温度の測定としては、第2図の斜視図に示すように
一対のダイの先端部に、0.5mNφの白金(Pt)−
ロジウム(Rh)からなる熱電対20a、20bを複数
本設けて行なった。
なおこの第2図に示す一対のダイ13a、13bの幅は
約165mmであって、熱電対20a、20bは夫々5
皿間隔に設置シた。
この第2図に示すようにして、一対のダイ13a、13
bの先端部の温度を測定した結果、第3図に示すような
温度分布であることが判った。
なお、第3図には、ダイの中央部を中心として、その温
度分布を示しである。
この第3図の温度分布から明らかのように、一対のダイ
13a、13bの幅が80mmより広くなると、一対の
ダイ13a。
13bの先端部の温度が平均値で1445℃以下となり
、例えば中央部より平均値で3℃〜15°C低くなるこ
とが判明した。
そこで前述した点所謂一対のダイの幅が70〜80間以
上になるとダイの端部においてシリコン融液が固化する
という点と、この一対のダイの温度分布とを総合して考
えると、ダイの先端部の温度が1450℃より3°C以
上低くなった為、シリコン融液が一対のダイの長手方向
において固化すると考えられる。
即ち一対のダイの先端部の温度が1450℃付近であれ
ば、結晶成長する所が1412℃付近に保たれ、所望の
結晶成長を行なうことができるものと考えられる。
このような点に対処して本発明者等は、一対のダイの温
度分布を長手方向の端部において温度を高くしようと試
みた。
その一つとしてルツボの短辺方向に補助ヒータを設けて
、帯状シリコン結晶を成長させた。
ところが、この補助ヒータを設けて例えば厚さ0.3
mm、幅160mmの帯状シリコン結晶を成長しようと
したところ、補助ヒータを設けない場合と同様にシリコ
ン融液が固化するという問題が発生した。
この理由としてはルツボの短辺方向に補助ヒータを設け
ても、一対のダイの長手方向の端部の温度が変化しない
為と考えられる。
そこで本発明は上記した点に対処し、例えば一対のダイ
の幅を160mm位にし、この一対のダイの幅に対応し
た160m1位の幅の帯状シリコン結晶を得ることので
きる成長方法を提供するものである。
即ち本発明はルツボの短辺方向に補助ヒータ等を設けず
して、単に一対のダイをルツボめ長手方向に往復運動さ
せることによって、例えば幅160(ホ)の帯状シリコ
ン結晶を得ることのできる方法である。
以下図面を参照して本発明の基本的な一例を説明する。
第4図が帯状シリコン結晶の幅をより広く得られるよう
にした一例の断面図である。
即ち直流モータ(図示せず)の回転運動をギア49aと
、平ギア490組み合せ、その平ギア49と連結してい
る支持棒14a、14bに固定された一対のダイ13a
、13bを左右に往復運動させ、ルツボ12内のシリコ
ン融液11を攪拌並びにその雰囲気ガスを攪拌せしめ、
一対のダイの先端部の温度を均一にせしめ、幅の広い帯
状シリコン結晶を得られるようにしたもので、以下に具
体的に実験結果を説明する。
まず一対のダイ13a。13bのスリット17の厚さを
0.3間、幅を160間にし、一対のダイの往復運動の
速度を2rILrIL/秒。
711!7+1/秒、12關/秒として、メインヒータ
16a16bの長辺方向と平行に石英ルツボ12の端部
から端部まで一対のダイ13a、13bを往復運動する
ようにし、第2図の如くして一対のダイ先端部の温度(
平均値)を測定したところ、第5図のようになった。
この第5図において、aが一対のダイ13a、13bの
往復運動の速度を7關/秒にした場合、bが2間/秒、
Cが12間/秒の場合である。
この第5図の実験結果から明らかなように往復運動の速
度を71nrIL/秒にした場合は、一対のダイ先端部
の温度が平均値で1450℃±1℃であり、往復運動の
速度を2mm/秒にした場合は一対のダイ先端部の特に
端部の温度が平均値で1450’C−7°C〜13℃で
、往復運動の速度を12關/秒にした場合は一対のダイ
先端部の温度が平均値で1450℃±4℃であった。
したがって一対のダイ先端部の温度を平均値で1450
°C±2℃以内にするためには、一対のダイの往復運動
の速度を7關/秒付近(5mrIL/秒〜10rItr
IL/秒)にしなげればならない。
なお、第5図の実験データの温度は平均値であって、そ
のバラツキを考えれば温度変動は2倍〜3倍あり、例え
ば第5図Cの場合1450℃±4℃であれば1450’
C±8℃〜12℃となる。
また本発明者等の実験では一対のダイの往復運動の速度
を5關/秒〜10鼎/秒であれば第5図aの曲線と類似
した温度分布を示すことが判った。
このように一対のダイの往復運動の速度を変えた場合に
、その一対のダイ先端部の温度が第5図a、b、cの如
く変化する理由は、例えば一対のダイの往復運動の速度
が2mrtt/秒位(5mm/秒未満)であれば、石英
ルツボ12内のシリコン融液11が攪拌されないと共に
、その雰囲気ガスも攪拌されなく、一対のダイを移動さ
せない場合とほとんど変りなくなり、また一対のダイの
往復運動の速度が12mm/秒位(10關/秒を越える
)であれば、石英ルツボ内のシリコン融液11の揺れが
大きくなりシリコン融液内の温度バラツキが生じてしま
う。
このような理由で、一対のダイの往復運動の速度を5朋
/秒〜10rn7IL/秒にすれば良いということであ
る。
さらに本発明者等は、一対のダイ13a、13bのスリ
ットの厚さを0.3 m7fL、幅を160間にし、速
度7鼎/秒で一対のダイを往復運動させながら帯状シリ
コン結晶を成長させる実験を行なった。
その結果、成長じた帯状シリコン結晶の形状は厚さ0.
3 mrn±10 μm 、幅160間±0.3 mm
となり、はとんど一対のダイのスリットの形状と類似の
帯状シリコン結晶を得ることができた。
さらに、本発明者等は、上記した実験結果に基づき、往
復運動の速度に対して、帯状シリコン結晶の歩留り、転
位密度、不純物濃度、表面の凹凸度合を調べた。
その結果を夫々、第6図、第7図、第8図、第9図に夫
々0印で示す。
この夫々の図より明らかなように、一対のダイの往復運
動を5關/秒〜10mm/秒にすれば歩留りは80%以
上に達し、転位密度も100cr/L−2以下位、不純
物濃度も1×1014/cr?L以下位と高品質の帯状
シリコ4晶で・あり、表面の凹凸も10μm程度であっ
た。
従って太陽電池として利用する場合、素子化工程での破
損率か少なく高品質であるために変換効率は平均10%
に達する。
以上、説明した実施例から明らかなように、本発明の如
く一対のダイを速度5〜1ornrn/秒で往復運動す
ることにより、単位時間当りの成長量を大幅に向上させ
、かつ非常に高品質の帯状シリコン結晶を歩留り80%
以上で成長させることができる。
また、本発明者等は第4図に示す装置のダイ支持棒14
a、14bにガス流出パイプ100a。
100bを取り付け、一対のダイ13a、13bと共に
移動するようにし、このガス流出パイプ100a、10
0bから交互に一対のダイ先端部即ちスリットを上昇し
たシリコン融液に例えばにガスを供給するようにした。
なおこの時のArガスの流速を7 mm/秒位とした。
このようにArガスを交互にダイ先端部に供給すると、
石英ルツボ12内のガスが攪拌し、ダイの先端部の温度
が均一化し、上記例、即ちガスを供給しないよりも歩留
り良く帯状シリコン結晶を得ることができる。
その歩留りの結果は第6図の・印に示すとおりであった
またArガスを供給した時の転位密度の結果は、第7図
の・印に、不純物濃度は第8図の・印に、表面の凹凸は
第9図の・印に示すとおりであった。
なお、第4図の成長装置でメインヒータのスリット17
0幅或いは間隔を変えたり、又はメインヒータの厚さを
変えたりしてダイ端部の温度を制御するようにすれば、
少し歩留り等が向上する。
同様にルツボ12の上方に熱遮蔽板を設けたりすれば、
ダイ先端部の温度分布が第5図aよりも均一化し、歩留
り等がさらに向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は帯状シリコン結晶を成長させる場合の成長装置
を示す図で、a図が平面図、b図がa図のA−A’面で
切断した断面図、第2図は一対のダイ先端部の温度を測
定する場合の斜視図、第3図は第1図の装置において一
対のダイの幅を変化させた場合の温度分布を示す図、第
4図は本発明を説明するための図であって、第1図の成
長装置に一対のダイの往復運動を可能にする機構を示し
た平面図、第5図は第4図において一対のダイを往復運
動させた場合の温度分布を示す図、第6〜9図は本発明
の作用効果を説明するための曲線図で第6図は一対のダ
イの往復運動速度(mm/秒)に対する歩留り(%)、
第7図は一対のダイの往復運動速度(關/秒)に対する
転位密度(crrL−2)、第8図は一対のダイの往復
運動速度Cmm/秒)に対する不純物濃度(crrt−
3)、第9図は一対のダイの往復運動速度Cmm/秒)
に対する帯状シリコン結晶の表面の凹凸度合を示すもの
で、第10図は本発明の詳細な説明するための構成図で
ある。 11・・・・・・シリコン融液、12・・・・・・石英
ルツボ、13a及び13b・・・・・・ダイ、14a及
び14b・・・・・・支持棒、15・・・・・・ボルト
、16a及び16b・・・・・・メインヒータ、17・
・・・・・メインヒータに設けられたスリット、49a
・・・・・・ギヤ、49b・・・・・・平ギヤ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ルツボ内にシリコン融液を収容し、該ルツボ内にス
    リットを有する一対のダイを配し、該一対のダイのスリ
    ットを前記シリコン融液が毛細管現象により上昇するよ
    うに前記ルツボの外側に対向して設けられた一対のメイ
    ンヒータで制御し、該メインヒータで制御して前記一対
    のダイのスリットを上昇したシリコン融液に種子結晶を
    接触させ、その種子結晶を引き上げて前記一対のダイに
    規制された帯状シリコン結晶を成長させる際に、前記ス
    リットを有する一対のダイな、前記シリコン融液に種子
    結晶を接触させた後に、前記メインヒータの長手方向に
    毎秒5mm〜10皿の速度で往復運動させることを特徴
    とする帯状シリコン結晶の成長方法。 2 スリットを有する一対のダイを、前記シリコン融液
    に接触させた後に、前記メインヒータの長手方向に毎秒
    5間〜10mmの速度で往復運動させ、且つ前記一対の
    ダイの先端部に不活性ガスを供給することを特徴とする
    特許 記載の帯状シリコン結晶の成長方法。 3 不活性ガスの供給は流速毎秒5間〜10間であるこ
    とを特徴とする前記特許請求の範囲第2項記載の帯状シ
    リコン結晶の成長方法。 4 不活性ガスがアルゴンであることを特徴とする前記
    特許請求の範囲第2項記載の帯状シリコン結晶の成長方
    法。 5 メインヒータが板状であって、その板状ヒータにス
    リットを設け、そのスリットの幅或いはそのスリット間
    隔を変えたことを特徴とする前記特許請求の範囲第1項
    記載の帯状シリコン結晶の成長方法。 6 メインヒータが板状であって、その板状ヒータの両
    端の厚さを変えることを特徴とする前記特許請求の範囲
    第1項記載の帯状シリコン結晶の成長方法。 7 ルツボの上方方向に熱遮蔽板を設けたことを特徴と
    する前記特許請求の範囲第1項記載の帯状シリコン結晶
    の成長方法。
JP14207779A 1979-11-05 1979-11-05 帯状シリコン結晶の成長方法 Expired JPS5850960B2 (ja)

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JPS5669299A JPS5669299A (en) 1981-06-10
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6125183U (ja) * 1984-07-18 1986-02-14 社団法人 日本能率協会 文鎮兼用インデツクス

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6125183U (ja) * 1984-07-18 1986-02-14 社団法人 日本能率協会 文鎮兼用インデツクス

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