JPS5852476B2 - 横向潜弧溶接用メルトフラツクス - Google Patents

横向潜弧溶接用メルトフラツクス

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JPS5852476B2
JPS5852476B2 JP17242779A JP17242779A JPS5852476B2 JP S5852476 B2 JPS5852476 B2 JP S5852476B2 JP 17242779 A JP17242779 A JP 17242779A JP 17242779 A JP17242779 A JP 17242779A JP S5852476 B2 JPS5852476 B2 JP S5852476B2
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JP
Japan
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slag
flux
bead
arc welding
submerged arc
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JP17242779A
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芳雄 佐藤
辰美 細野
勲 杉岡
茂雄 木村
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Nippon Steel Corp
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Nippon Steel Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は横向潜弧溶接用メルトフラックスtこ関するも
のである。
横向潜弧溶接法は、軟鋼〜I(T−60鋼あるいは低温
鋼など広い範囲に適用されており、これら(こ使用され
ているフラックスは通常の下向姿勢で用いられるフラッ
クス1こ比べ特別な性能が要求される。
すなわち横向潜弧溶接は一般の下向溶接とは異り、溶接
入熱量が小さいため]こ溶接金属および溶融スラグの凝
固が早くビード表面]こアバタやポックマークが発生し
やすく、狭い開先角度が採用されるのでスラグの剥離性
が悪くなる。
また溶接金属内部の凝固方向はビード上側では下向き1
こなるので、スラグ巻込みやブロホールがビード内1こ
残留しやすいという問題がある。
すなわち、低入熱でかつ凝固方向が下向1こなる部分を
つくる横向溶接では、ブロホールやスラグ巻込みが発生
しやすく、ビード表面]こもアバタ、ポックマークが発
生する事1こなる。
そこで本発明者等はこのような特殊の溶接姿勢で、かつ
小人熱の潜弧溶接を行なっても上記欠陥のない良好な溶
接金属を得るために、メルトフラックス組成について検
討した結果、次の組成域1こおいてこれらを満足するこ
とを見出した。
すなわち本発明はフラックス必須成分が5i0221〜
30%、Mn05〜15%、CaO3〜15□、A12
0321〜30%、CaF220〜30%からなり、上
記必須成分のS 102 + N1203+CaF2−
68〜83%であり、且つMgOを2%未満tこ制限し
、またかさ密度が1.49/i超であることを特徴とす
る横向潜弧溶接用メルトフラックスである。
即ちCaF2およびAl2O3の他にSiO2,MnO
,CaOを適量添加し、且つスラグの流動性の悪くなる
MgOをできるだけ減少させること1こよって溶接作業
性を小人熱の横向姿勢1こ適するよう向上せしめ、その
結果柱状晶の凝固が下側1こ向って進行していく不自然
な溶接姿勢1こおいても、溶融スラグの浮上を容易Iこ
すると共1こ、ポックマーク、アバク等の発生原因とな
るco 、 co□ガス等の逸出を容易にした。
またCaF2が高いために溶接金属部の酸素量、水素量
も低くなり、切欠き靭性も良好となり、またMnOを添
加しているのでビード形状をも良好となるものである。
以下)こ本発明の詳細な説明する。
先ず各成分側の限定理由を述べると次の通りである。
S i02は21%未満ではポックマークが発生し易く
なり、また溶接金属の水素量も多くなり好ましくない。
30%を超えるフラックスの融点が上昇するため良好な
スラグの剥離性が得られない。
従って8102は21〜30%未満ではポックマークが
発生し、またスラグ剥離性が悪くなり好ましくない。
CaOは15%を超えるとフラックスの融点が上がりス
ラグの流動性が悪くなり、スラグ巻込みが発生しゃすく
ビード外観も悪くなる。
MnOは15%を超えると逆1こ融点が下がりすぎ、ビ
ード外観的1こも悪くなる。
従ってMnO,CaOは夫々5〜15%の範囲1こする
必要がある。
Al2O3は高CaF2系溶融スラグの耐火性およびス
ラグの剥離性を良好1こするため必要であるが、21%
未満ではその効果がなく、ビードのたれ下りが生じ易く
なり好ましくない。
30%を超えると融点が高くなりすぎ、スラグ剥離性、
ビード形状が悪くなり好ましくない。
従ってA4203は21〜30%の範囲1こする必要が
ある。
CaF2は20%未満ではスラグの流動性が悪く、スラ
グ巻込みやブロホールが発生しやすくなると共1こ、ビ
ード表面にポックマークが発生しやすくなるので好まし
くない。
30%を超えるとスラグの流動性は良好1こなるが、融
点が低下しすぎ、またアークが不安定となり良好なビー
ド形状が得られないのでこれ以下でなければならない。
また必須成分のS i02 、Ae 203及びCaF
2の3者合計を68〜83%の範囲としたのは、次のよ
うな実験1こよって得られた知見)こ基くものである。
即ち必須成分のCa010%、MnOL 1%に固定し
て5i0221〜30%A120321〜30%、Ca
F220〜30%の成分範囲内でSiO2+Al2O3
+CaF2添加量を63〜88%まで変化させたフラッ
クスを用い、その時の溶着金属の拡散性水素量、ポック
マーク、スラグ剥1雅性、ビード形状、アーク安定性t
こついて調べた。
実験方法としては溶着金属の拡散性水素はJISZ31
.13−1951.1こ規定された溶着金属の水素量測
定方法1こ準じて測定した。
その時の試験板およびワイヤの化学成分を第1表1こ溶
接条件を第2表に示す。
またポックマーク、ビード形状、スラグ剥離性、アーク
安定性1こついては第1図に示す開先形状(寸法単位m
vt’)を用い、第4表1こ示した溶接条件と、第2図
1こ示す溶接ビードの積層法(図中の数字は積層順)を
用いた。
その時の試験板およびワイヤの化学成分は第3表1こ示
すが、試験板SP■50Q鋼で板厚25間、巾200叩
、長さ7501mの犬ぎさの板を第1図のよう]こ開先
加工を行ない横向潜弧溶接を行なった。
その結果として5i02+A6203+CaF2の添加
量を拡散性水素量、ポックマーク、スラグ剥離性、ビー
ド形状、アーク安定性との関係を第3図に示す。
フラックス中のSiO2+Al2O3+CaF2が68
%未満では溶着金属の拡散性水素量が上昇し、またポッ
クマークが発生しやすくなりビード外観が悪くなるので
好ましくない。
一方83%を超えるとスラグ剥離性が悪くなる。
またアークが不安定となり、ビード形状も悪くなるので
、SiO2+Al2O3+CaF2は68〜83%の範
囲1こする必要がある。
また上記必須成分とは別に、MgO成分を2%未満1こ
制限する必要がある。
MgOはビード外観を良好1こするためFこ2%未満ま
で使用できるが、2%を超えると溶接金属の水素量が増
加しポックマークが発生しやすいので、2%未満1こ抑
えることが必要である。
またかさ密度は1.4g/−超とする必要がある。
かさ密度が1.4g/−以下になるとスラグ剥離性が悪
くなり、またビード形状が垂れやすくなり、さら1こ溶
接金属の水素量および窒素が増加するので好ましくない
ので、かさ密度は1.4g/−超とする。
なお上限は特1こもうけないがフラックス成分組成など
から考えて1.8g/i程度よりも大きくなることはな
い。
またこの場合のかさ密度は疎充填法によって測定したも
ので具体的1こはJISK67211966の「塩化ビ
ニル樹脂試験方法のかさ比重の測定法−」1こ準じて測
定した。
なお本発明フラックスにおいては上記添加成分1こより
十分その性能は満足できるが、靭性、流動性および融点
の調整の目的で、さら1こT 102 。
Ba0Zr02およびに20.Na2O,LiO2を必
要)こ応じて1種又は2種以上の合計が10%以下まで
添加することができる。
まずTlO2は切欠き靭性を高めるため1こ有効である
が、3%を超えるとスラグの剥離性が悪くなるので3%
以下が適当である。
BangはZ r 02はスラグの流動性および融点の
調整の目的で使用できるが、5%を超えるとポックマー
ク、スラグ巻込みが発生しやすくなり、ビード外観も悪
くなるので5%以下が良い。
Na2O,に20あるいはL i02はビード゛外観を
良好にし、またアークを安定させるため)こ好ましいが
、やはり5%を超えると逆1こアークの吹き上げが生じ
、ビード外観が悪くなるので5%以下であることが望ま
しい。
かかる成分組成をもつ本発明フラックス1こよれば、従
来横向溶接で種々問題のあった諸点をすべて解決するこ
とができる。
以下1こ実施例1こついて本発明を述べる。
実施例 本発明フラックスおよび比較フラックスを用いてその差
異を確認するため横向潜弧溶接を行ないスラグの剥離性
、ビード表面に発生するポックマークの有無とビード形
状、またX線によるスラグインクルージヨンあるいは溶
接金属の切欠き靭性と酸素量について比較試験を実施し
た。
第5表に供試フラックスの化学成分を示す。
F−L〜F−7が本発明フラックスで、F8が比較フラ
ックスである。
なお、F−8はl 2 XI 50メツシユの市販フラ
ックスである。
F−1〜F−7の本発明フラックスは、いずれも各種粉
状もしくは粒状の原材料を混合溶解し、その溶融物を水
中Fこて冷却させたものであり、それぞれ32×Dメツ
シユに整粒してフラックスのかさ密度を1.4. g
lct&を超えるよう製造したものである。
これらのフラックスを用い第4図1こ示す開先形状(寸
法単位rnr/L)と、第7表の溶接条件と第5図)こ
示す溶接ビードの積層法(図中の数字は積層10を用い
横向潜弧溶接を行なった。
その時の試験板およびワイヤの化学成分を第6表1こ示
す。
試験板は5PV−50Q鋼で板厚25閣、巾4、0 O
rILTrt、長さ750rnmの大きさの板2枚を第
4図のよう1こ開先加工を行ない組立て使用した。
上述1こ述べた溶接条件を用い、溶接作業性、内部欠陥
の調整あるいは第6図1こ示す要預)こよりFP側の板
表面より2rILrIL下から2mmVノツチシャルピ
ー衝撃試験片を採取した。
図中Nはノツチ位置を示す。
これらの試験結果を第8表1こまとめて示す。
第8表から明らかな如く本発明フラックスF1〜F−7
は、スラグ剥離性、ビード形状も良くポックマークの発
生もなく、かつスラグインクルージヨンも皆無であり、
また良好な衝撃値が得られ溶接金属の酸素量も少なかっ
た。
これ1こ対して比較フラックスF−8はスラグの剥離性
、形状は良いが、ポックマークの発生、衝撃値が低く、
酸素量が高いなどの問題があった。
以上詳述したよう1こ本発明フラックスは、横向潜弧溶
接]こおいてスラグの剥離性が良く、またポックマーク
が存在せず、良好なビード外観が得られるのみでなく、
スラグインクルージヨンもなく溶接部の切欠き靭性も高
く、横向潜弧溶接用フラックスとして工業的価値はきわ
めて高い。
【図面の簡単な説明】
第1図はS 102 + Al、203 +Ca F2
の成分範囲調査)こ用いた開先形状、寸法を示す模式図
、第2図はS i 02+Al2O3+CaF2の成分
範囲調査1こ用いた溶接ビードの積層順を示す模式図、
第3図はS i02 + Aj!! 203 + Ca
F2添加量と溶着金属の拡散性水素量の関係図、第4
図は実施例]こ用いた開先形状、寸法を示す模式図、第
5図は実施例(こおける溶接ビードの積層順を示す模式
図、第6図は実施例に用いた衝撃試験片の採取要領を示
す模式図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. I 5i0221%〜30%、MnO3〜15%、C
    aO3〜15%、N12032I〜30%、CaF22
    0〜30%を必須成分としS 102 +A l 20
    3 +CaF2−68〜83%であり、且つMgOを2
    %未満とし、かさ密度が1.4.!i2/c111.超
    であることを特徴とする横向潜弧溶接用メルトフラック
    ス。
JP17242779A 1979-12-27 1979-12-27 横向潜弧溶接用メルトフラツクス Expired JPS5852476B2 (ja)

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