JPS5852555B2 - 焼結摺動部材 - Google Patents
焼結摺動部材Info
- Publication number
- JPS5852555B2 JPS5852555B2 JP12053276A JP12053276A JPS5852555B2 JP S5852555 B2 JPS5852555 B2 JP S5852555B2 JP 12053276 A JP12053276 A JP 12053276A JP 12053276 A JP12053276 A JP 12053276A JP S5852555 B2 JPS5852555 B2 JP S5852555B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- caf2
- resistance
- sintered sliding
- baf2
- sliding parts
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Powder Metallurgy (AREA)
- Sliding-Contact Bearings (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は粉末冶金法による高温で耐摩摺動特性に優れた
摺動部材に関する。
摺動部材に関する。
近年、工業の著しい発展と共に、宇宙機器、原子力産業
を中心に効率の向上と高速化から潤滑要素は高温化の傾
向に有り、軸受なと高温摺動性に優れた材料の要求が高
まっている。
を中心に効率の向上と高速化から潤滑要素は高温化の傾
向に有り、軸受なと高温摺動性に優れた材料の要求が高
まっている。
現在、これらの材料として一般に使われているのは高速
度鋼の如き、工具鋼、高融点金属、超合金、サーメット
、セラミック及び黒鉛などであるが、工具鋼、高融点金
属、超合金、サーメットらは耐熱性、耐摩性に優れてい
るが、加工性が悪く材料的にも高級である為、価格的に
も高く、又セラミックは価格的に比較的安価であるもの
の、衝撃強度が小さいという欠点が有り、黒鉛の場合も
強度的な問題と500℃以上の酸化性雰囲気中では耐摩
性の低下という問題を有している。
度鋼の如き、工具鋼、高融点金属、超合金、サーメット
、セラミック及び黒鉛などであるが、工具鋼、高融点金
属、超合金、サーメットらは耐熱性、耐摩性に優れてい
るが、加工性が悪く材料的にも高級である為、価格的に
も高く、又セラミックは価格的に比較的安価であるもの
の、衝撃強度が小さいという欠点が有り、黒鉛の場合も
強度的な問題と500℃以上の酸化性雰囲気中では耐摩
性の低下という問題を有している。
本発明は、これらの点に鑑み、耐熱性、耐酸化性、強度
特性に優れ、しかも価格的には比較的安価な高温摺動部
材を提供せんとするものである。
特性に優れ、しかも価格的には比較的安価な高温摺動部
材を提供せんとするものである。
かかる材料は、以下に述べる様な方法で製造される。
重量袈でCr:8〜30%、Mo:0.2〜5%、C:
0.1〜2.0%、CaF 又はBaF2 :5〜1
5%の範囲内で粉末を混合、冷間でプレス成形後、12
50℃以下の還元性の雰囲気下で30分〜1時間焼結す
る。
0.1〜2.0%、CaF 又はBaF2 :5〜1
5%の範囲内で粉末を混合、冷間でプレス成形後、12
50℃以下の還元性の雰囲気下で30分〜1時間焼結す
る。
得られる焼結体は残留空孔内にCaF2又はBaF2を
含有するフェライトないしはマルテンサイト組織の焼結
ステンレス鋼であり、優れた耐熱性、耐酸化性とマトリ
ックス内に分散するCaF2ないしはBaF2の潤滑作
用により優れた耐摩性及び摺動特性が保証される。
含有するフェライトないしはマルテンサイト組織の焼結
ステンレス鋼であり、優れた耐熱性、耐酸化性とマトリ
ックス内に分散するCaF2ないしはBaF2の潤滑作
用により優れた耐摩性及び摺動特性が保証される。
構成成分中、Crはフェライト系、マルテンサイト系ス
テンレスの不可欠の要素で、鉄中に固溶し耐熱性、耐酸
化を、一部カーボンと結合炭化物となって耐摩性の改善
に役立つ。
テンレスの不可欠の要素で、鉄中に固溶し耐熱性、耐酸
化を、一部カーボンと結合炭化物となって耐摩性の改善
に役立つ。
8係以下ではその効果が不十分であり、30%以上とな
っても材質が脆くなり劣化するので8〜30俤の範囲が
好ましい。
っても材質が脆くなり劣化するので8〜30俤の範囲が
好ましい。
Moは上記のFe−Cr系合金に添加されると高温での
耐酸化性、耐熱性改善がなされるもので0.2%以下で
はその効果が小さく、又5多以上になると材質の硬化の
度合が著しくなり、加工性が低下するので好ましい範囲
を0.2〜5多ととした。
耐酸化性、耐熱性改善がなされるもので0.2%以下で
はその効果が小さく、又5多以上になると材質の硬化の
度合が著しくなり、加工性が低下するので好ましい範囲
を0.2〜5多ととした。
Fe−CrないしはFe−CrMoのフェライト系ステ
ンレスにCが添加されると組織はマルテンサイト組織と
なり著しく硬化し、耐摩性、耐熱強度が改善される。
ンレスにCが添加されると組織はマルテンサイト組織と
なり著しく硬化し、耐摩性、耐熱強度が改善される。
0.1%以下のC量では硬化量は小さく、耐摩性改善の
効果は少く、逆に2%以上のC量となっても粒界・\の
析出炭化物量が増し、材料が脆化するので0.1〜2%
範囲が好ましい。
効果は少く、逆に2%以上のC量となっても粒界・\の
析出炭化物量が増し、材料が脆化するので0.1〜2%
範囲が好ましい。
CaF2ないしBaF2は水系に於て潤滑剤の役割りを
果し、高温雰囲気中で0金属凝着を阻止する働きをする
。
果し、高温雰囲気中で0金属凝着を阻止する働きをする
。
CaF2及びB a F2の分解温度はそれぞれ137
3℃、1280℃で高温でも比較的安定で1250℃以
下の温度であれば焼結時分解して消失することはない。
3℃、1280℃で高温でも比較的安定で1250℃以
下の温度であれば焼結時分解して消失することはない。
潤滑特性常温から比較的高温まで安定しており、本発明
材に於ても優れた耐摩性を発揮する。
材に於ても優れた耐摩性を発揮する。
(第1図にCa F2の分散状況を示す)Ca F2又
はBaF2の添加量が5多以下では耐焼き付き住改善の
効果は十分でなく、15%以上入ると強度低下が大きく
なるので好ましい範囲を5〜15多とじた。
はBaF2の添加量が5多以下では耐焼き付き住改善の
効果は十分でなく、15%以上入ると強度低下が大きく
なるので好ましい範囲を5〜15多とじた。
以上、述べた様に本発明材の特徴は耐熱性、耐酸化性に
優れたフェライト系ないしはマルテンサイト系ステンレ
スのマトリックス中に潤滑要素としてのCaF2又はB
aF2が分散存在し、このCaF2 、BaF2の存在
により高温摺動下での凝着が防止されるものである。
優れたフェライト系ないしはマルテンサイト系ステンレ
スのマトリックス中に潤滑要素としてのCaF2又はB
aF2が分散存在し、このCaF2 、BaF2の存在
により高温摺動下での凝着が防止されるものである。
以下実施例にて更に詳細に述べることにする。
実施例
一325メツシュクロウム又はフェロクロウム粉末、同
じ(−325メツシユのモリブデン又はフェロモリブデ
ン粉末とグラファイト粉末及びCaF2 、BaF2
粉末、−1ooナツシユの鉄粉を下記組成割合に配合、
混合後、85%の密度に成形し、その後1230℃で1
時間焼結(雰囲気は水素)を行った。
じ(−325メツシユのモリブデン又はフェロモリブデ
ン粉末とグラファイト粉末及びCaF2 、BaF2
粉末、−1ooナツシユの鉄粉を下記組成割合に配合、
混合後、85%の密度に成形し、その後1230℃で1
時間焼結(雰囲気は水素)を行った。
得られた焼結材に対し高温での摩耗試験を実施した。
A) Fe−13Cr−5CaF2
B) Fe−13Cr−10CaF2
C) Fe−13Cr−2Mo−15CaF2D)Fe
−20Cr−2Mo−10CaF2E)Fe−13Cr
−1,0C−10CaF21、OM。
−20Cr−2Mo−10CaF2E)Fe−13Cr
−1,0C−10CaF21、OM。
F)Fe−13Cr−0,5Mo−0,5C0CaF2
G)Fe−20Cr−2Mo−0,5C
0CaF2
H) F e −20Cr −2M o −0,5C−
10BaF2 (1)焼結後、硬さと抗折強度 (2)高温摩耗試験 (テスト条件) (1)温度500℃ (気中) (2)接触圧力 1ky/crA (3)摩擦速度 1.5m1sec(4)摩擦距
離 300m (5)相手材 5UE3 (硬さHpc35)
比較材としてFc25、リン青銅、焼結合金Fe−0,
3P−5Mo−IC−3Poを選び同時に試験を行った
。
10BaF2 (1)焼結後、硬さと抗折強度 (2)高温摩耗試験 (テスト条件) (1)温度500℃ (気中) (2)接触圧力 1ky/crA (3)摩擦速度 1.5m1sec(4)摩擦距
離 300m (5)相手材 5UE3 (硬さHpc35)
比較材としてFc25、リン青銅、焼結合金Fe−0,
3P−5Mo−IC−3Poを選び同時に試験を行った
。
(3)摩耗試験結果
この結果より判る様に自己潤滑成分としてフッ化カルシ
ウムないしはフッ化バリウムを含有するフェライト及び
マルテンサイトステンレス組戊の焼結材料は耐摩性の優
れている材料として知られている鋳鉄や、リン青銅ある
いは鉛成分を含有する焼結合金を上回る高温、酸化雰囲
気中での耐摩性耐焼き付き性を示した。
ウムないしはフッ化バリウムを含有するフェライト及び
マルテンサイトステンレス組戊の焼結材料は耐摩性の優
れている材料として知られている鋳鉄や、リン青銅ある
いは鉛成分を含有する焼結合金を上回る高温、酸化雰囲
気中での耐摩性耐焼き付き性を示した。
これは本発明材が耐熱性と耐酸化性に富むマトリックス
と常温から高温までの巾広い温虐域での潤滑性を発揮す
るフッ化化合物から構成されていることによるものと思
われる。
と常温から高温までの巾広い温虐域での潤滑性を発揮す
るフッ化化合物から構成されていることによるものと思
われる。
第1図は本発明実施例部材のCa 、X線像(500倍
)である
)である
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 重量多でCr:8〜30%、CaF2:又はBaF
2 :5〜15%、残り鉄の組成より成る焼結摺動部材
。 2 重量条でCr:8〜30%、Mo:0.2〜5%、
CaF2又はBaF2:5〜15%、残り鉄の組成より
戊る焼結摺動部材。 3 重量条でCr:8〜30%、Mo:0.2〜5φ、
C:0.1〜2.0%、CaF2又はBaF2:5〜1
5%、残り鉄の組成より成る焼結摺動部材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12053276A JPS5852555B2 (ja) | 1976-10-06 | 1976-10-06 | 焼結摺動部材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12053276A JPS5852555B2 (ja) | 1976-10-06 | 1976-10-06 | 焼結摺動部材 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5345608A JPS5345608A (en) | 1978-04-24 |
| JPS5852555B2 true JPS5852555B2 (ja) | 1983-11-24 |
Family
ID=14788599
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12053276A Expired JPS5852555B2 (ja) | 1976-10-06 | 1976-10-06 | 焼結摺動部材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5852555B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6035688A (ja) * | 1983-08-05 | 1985-02-23 | Daiken Trade & Ind Co Ltd | 船舶内居住区 |
| JPS6342348A (ja) * | 1986-08-06 | 1988-02-23 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 耐摩耗性鉄系焼結合金の製造法 |
-
1976
- 1976-10-06 JP JP12053276A patent/JPS5852555B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5345608A (en) | 1978-04-24 |
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