JPS5852735B2 - 鋳型用結合剤組成物、鋳型用成形組成物および鋳型の製造方法 - Google Patents

鋳型用結合剤組成物、鋳型用成形組成物および鋳型の製造方法

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JPS5852735B2
JPS5852735B2 JP56121513A JP12151381A JPS5852735B2 JP S5852735 B2 JPS5852735 B2 JP S5852735B2 JP 56121513 A JP56121513 A JP 56121513A JP 12151381 A JP12151381 A JP 12151381A JP S5852735 B2 JPS5852735 B2 JP S5852735B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は普通の常温において酸素の存在下に、特に空気
中でキユアリングすることができる組成物、特にある種
類のプルペンおよび/またはそのプレポリマを含有する
組成物に関するものである。
本発明の組成物は鋳型用結合剤として特に有用である。
ここに鋳型とは、狭義の鋳型のほかにコアをも包含する
ものとする。
プルペン並びにその製造方法は以前からよく知られてい
る。
また、フルペンが酸の存在下に重合することも知られて
いる。
フルペンは以前から知られており、比較的高価ではない
が、商業的に大規模には使用されていない。
最近になって、米国特許第4246167号明細書に記
載されているように、フルペンおよび/またはフルベン
プリポリマを鋳型用結合剤として使用できることが分っ
た。
フルペンを特に普通の常温でキユアリングする他の方法
を提供することは全く困難であることがある。
これは、特にフルペンを成形型(moldingsha
pe )用結合剤組成物中に使用すること、特に鋳物業
界において鋳型用結合剤として使用することが望ましい
場合に、然りである。
例えば鋳物業界において、金属鋳物を作る際に使用する
鋳型は、骨材(例えび砂)と結合剤との混合物を成形し
、キユアリングすることにより作るのが普通である。
コアを作る好適技術の1つでは、基本的工程として、骨
材と樹脂結合剤およびキユアリング触媒とを混合し、こ
の混合物を所望形状に成形し、加熱することなく常温で
キユアリングおよび固化させる。
かかる技術は普通「ノーベーク(no−bake)J法
と称される。
かかるノーベーク法で使用するのに適した組成物はいく
つかの重要な特徴を持っている必要がある。
例えば、かかる組成物は普通の常温で相当の程度までキ
ユアリングできる必要がある。
かかる組成物のキユアリングは骨材上で薄層またはフィ
ルムとして行われるので、骨材は熱だめ(heatsi
nk)として作用することができ、キユアリングは必ず
しも結合剤を非フイルム状のバルクで(1nbulk)
キユアリングする場合と同様には進行しない。
しかも、鋳型は、鋳型内で金属が固化するまで強さ特性
を保持している必要があるが、金属を鋳入む間に経験す
る高い温度に曝された際にかかる特性を失って、金属の
固化後に鋳型が容易にこわれて鋳物から砂落しまたは取
りはずしできるようになることが必要である。
本発明はプルペンおよび/またはそのプレポリマおよび
金属触媒を含有することを特徴とする酸素の存在下、特
に空気中でキユアリングすることができる鋳型用結合剤
組成物に関するものである。
使用するフルペンは次式で表わされる: R1およびR2はそれぞれ水素原子、フリル基、1〜1
0個の炭素原子を有する炭化水素基、連鎖中に1個以上
の酸素原子を有しかつ1〜10個の炭素原子を有する炭
化水素基を示し上記炭化水素基はアルキル基、アリール
基、アルカリール基およびエチレン系不飽和基からなる
群から選定された基であり、あるいはR1およびR2は
互に連結しかつこれらの結合する炭素原子と共に脂環式
基を形成する。
R3およびR6はそれぞれ水素原子またはメチル基を示
し、R4およびR5はそれぞれ水素原子、メチル基また
は次式: (式中のR1およびR2は上述のものと同一のものを示
す)で表わされる基を示す。
ただし、R3゜R4,R5およびR6のうちの最高1個
の基のみがメチル基を示し、またR4およびR6のうち
の最高1個の基のみが次式: (式中のR1およびR2は上述のものと同一のものを示
す)で表わされる基を示す。
また本発明の結合剤組成物は金属塩触媒を触媒量で含有
する。
その金属構成成分は少くとも2種の原子価状態を有する
金属であり、従って酸化および還元することができる。
また金属塩はカルボン酸塩である。
また本発明は過半量(major amount)の骨
材と、骨材の約40重量%以下で有効結合量の上記キユ
アリングすることができる鋳型用結合剤組成物とからな
ることを特徴とする鋳型用成形組成物に関するものであ
る。
また本発明は、 (a) 骨材と骨材重量の約40重量%以下で結合量
の上述の鋳型用結合剤組成物とを混合し、(b) 工
程(a)から得た鋳型用成形組成物をパターン内に導入
し、 (c) 上記パターン内の上記成形組成物を自己支持
性になるまで硬化させ、 (a) 次いで工程(c)から得た成型物品を上記パ
ターンから取出し、これをざらにキユアリングし、かく
して硬化しキユアリングされた固体の鋳型を得る ことを特徴とする鋳型の製造方法に関するものである。
上述の方法により鋳型を作り、この鋳型内またはその周
囲に金属を液体状態のままで注ぎ、この金属を冷却およ
び固化させ、次いで生成した成形金属物品を分離するこ
とにより金属を鋳造することができる。
本発明において使用するフルペンは次式で表わされる: R1およびR2はそれぞれ水素原子、フリル基、1〜1
0個の炭素原子を有する炭化水素基、連鎖中に1個以上
の酸素原子を有しかつ1〜10個の炭素原子を有する炭
化水素基を示し、上記炭化水素基はアルキル基、アリー
ル基、アルカリール基およびエチレン系不飽和基からな
る群から選定された基であり、あるいはR1およびR2
は互に連結しかつこれらの結合する炭素原子と共に脂環
式基を形成する。
炭化水素基は非ベンゼノイド不飽和を有していないこと
があり、あるいはエチレン系不飽和を有することができ
る。
かかる炭化水素基の例は、メチル基、エチル基、プロピ
ル基およびブチル基のようなアルキル基:フェニル基お
よびナフチル基のようなアリール基:ベンジル基のよう
なアルカリール(alkaryl ) :アラルキル(
aralkyl )基;およびビニル基のようなエチレ
ン系不飽和基である。
連鎖中に少くとも1個の酸素原子を有する炭化水素の例
はメトキシペンチリデンである。
若干の脂環式基の例はシクロペンチル基、シクロヘキシ
ル基およびシクロヘプチル基である。
R3,R4,R,およびR6はそれぞれ水素原子または
メチル基を示す。
ただしR3,R,、R,およびR6のうちの最高1個の
基のみがメチル基を示す。
所望に応じてフルペンの混合物を使用することができる
。
さらに、上述のフルペンのプレポリマが次のキユアリン
グによって鋳型に必要な強さ特性およびその他の性質を
付与するのに十分な不飽和(例えば少くとも約10%の
不飽和)を有し、かつ単独または希釈剤と混合して使用
した場合に流動して骨材を被覆するのに十分な流体であ
る場合には、かかるプレポリマをフルペンの代わりにま
たはフルペンと組合せて使用することができる。
プルペンプレポリマの混合物も使用することができる。
さらに、フルベン製造時に化学量論的に過剰のアルデヒ
ドまたはケトンを使用した場合には、R4またはR6は
次式: (式中のR1およびR2は上述のものと同一のものを示
す)で表わされる構造を有することができる。
かかる場合には、R3およびR6は上述のものと同一の
ものを示すことができる。
若干のフルベンの例は、ジメチルフルベン(R1および
R2はメチル基: R3,R4,R5およびR6は水素
原子を示す);メチルイソブチルフルベン(R1はメチ
ル基;R2はイソブチル基;R3,R4゜R6およびR
6は水素原子を示す);メチルフェニルフルベン(R1
はフェニル基:R2はメチル基;R3,R4,R,およ
びR6は水素原子を示す);シクロヘキシルフルベン(
R1およびR2は互に連結してこれらの基が結合してい
る共通の炭素原子と共にシクロヘキシル環を形成する基
: R3,R4゜R5およびRf3は水素原子を示す)
;メチルエチルプルベン(R1はメチル基;R2はエチ
ル基;R3゜R4,R6およびR6は水素原子を示す)
;ジフェニルフルベン(R1およびR2はフェニル基;
R3゜R4,R,およびR6は水素原子を示す);フリ
ルプルベン(R1はフリル基、R2は水素原子:R3゜
R4,R,およびR6は水素原子を示す)ジイソブチル
フルベン(R1およびR2はイソブチル基;鳥R,、R
,およびR6は水素原子を示す);イソホロンフルベン
(R1およびR2は互に連結してこれらの基が結合する
共通の炭素原子と共にイソホロン環を形成する基; R
3,R4,R5およびR6は水素原子を示す);メチル
ビニルフルベン(R1ハメチル基;R2はビニル基、R
3,R4,R5およびR6は水素原子を示す)およびメ
チルβ−メトキシ−インブチルフルベン(R1=CH3
,R2=−CH2−C(CH3)2−0−CH3;R3
,R4,R5およびR6は水素原子を示す)である。
フルペン並びにその製造方法は古くから知られている。
またフルペンが酸の存在下に重合することも知られてい
る。
本発明において使用するフルペンは、カルボニル化合物
(例えば、ケトンおよびアルデヒド)とシクロペンタジ
ェンおよび/またはメチルシクロペンタジェンとを、強
塩基(例えば水酸化カリウム)、アミンおよび塩基性イ
オン交換樹脂の存在下に反応させることにより製造する
ことができる。
フルペンの製造方法は米国特許第2589969号、同
第3051765号および同第3192275号に記載
されている。
さらに、フルペンは「J、A、C,S、j 80,3
792(1958)記載のカイス(Kice)法および
「J、Chem 5ociety j 23 、632
(1958)記載のマケイン(Mc Ca1ne )法
によって蒸留することにより精製することができる。
上述のように、本発明の結合剤組成物は触媒量のカルボ
ン酸の金属塩を含有する。
この金属塩の金属部分は少くとも2種の原子価状態を有
する酸化−環元可能な金属である。
本発明に適当な若干の金属部分の例は、銅および金のよ
うなIB族金属;錫および鉛のようなIVA族金属;ジ
ルコニウムのようなIVB族金属;セリウムのような■
族金属;バナジウムのようなVB族金属;マンカンノよ
うな■B族金属;およびコバルトおよび鉄のような■族
金属である。
好ましい金属はコバルトおよび鉛であり、最も好ましい
金属はコバルトである。
金属塩の有機部分の同一性は特に重要なものではない。
この理由は、普通特定金属の1種類の塩が同一金属の他
の種類の塩より優れた利点を示すわけではないからであ
る。
若干の商業的に得られる共通の有機部分はネオデカネー
ト、ナフチネート、オクタネート、タレートおよびリル
エートである。
触媒としてはフルペンに可溶性であるのが好ましく、ま
た油溶性であるのが最も好ましい。
普通かかる金属の触媒はフルペンおよび/またはフルベ
ンプレポリマの重量に対して約0.2〜約1.2重量%
の分量で使用する。
キユアリングは酸素の存在下、例えば空気の存在下に行
う。
本発明の1つの特別な利点は、本発明の鋳型用結合剤組
成物がさらに重合性エチレン系不飽和化合物を含有する
ことができ、これにより増大した強度特性を達成するこ
とができることである。
エチレン系不飽和化合物を使用する場合には、エチレン
系不飽和化合物を重合させるために、金属系キユアリン
グ剤のほかに、ペルオキシドまたはヒドロペルオキシド
を含有させる必要がある。
ペルオキシドまたはヒドロペルオキシドと共に使用でき
る好ましい金属化合物は、コバルトおよびバナジウムの
化合物であり、最も好ましいのはコバルトの化合物であ
る。
かかる金属はペルオキシドおよびヒドロペルオキシドを
分解する作用をする。
エチレン系不飽和化合物はモノエチレン系不飽和基を有
する化合物とすることができ、あるいは1個より多くの
エチレン系不飽和基を有する化合物とすることができる
。
若干の適当なエチレン系不飽和化合物の例は、アクリル
酸;メタクリル酸;アクリル酸またはメタクリル酸とメ
チル、エチル、ブチル、オクチル、ドデシル、シクロヘ
キシル、アリル、メタリル、ウンデセニル、シアノエチ
ル、ジメチルアミンエチル等のような一価アルコールと
のエステル;イタコン酸と同様な酸とのエステル:マレ
イン酸、フマル酸またはシトラコン酸と同様ナアルコー
ルとのエステル;酢酸、フロヒオン酸、酪酸等のような
カルボン酸のビニルエステル;ビニルオキシエチルアセ
テートのようなビニルオキシアルキルエステル;エチル
ビニルエーテル、ブチルビニルエーテル、オクチルビニ
ルニーデル、アリルビニルエーテル、ヒドロキシエチル
ビニルエーテル、アミノエチルビニルエーテル、ビニル
オキシエトキシエタノールおよびビニルオキシプロポキ
シエタノールのようなビニルエーテル;メタクリロニト
リル:アクリルアミド、メタクリルアミドおよびかかる
種類のN−置換アミド;塩化ビニル;塩化ビニリデン;
1−クロロ−1フルオロエチレン;エチレン;1−アセ
トキシ−1,3−−jタジエン;スチレン;ジビニルベ
ンゼンおよびブタジェンである。
好ましいエチレン系不飽和化合物はポリエチレン系不飽
和化合物で、最も好ましい化合物は末端エチレン基を有
する化合物である。
かかる化合物は、ポリオールの不飽和エステル、特にエ
チレングリコールジアクリレート、ジエチレングリコー
ルジアクリレート、プロピレングリコールジアクリレー
ト、グリセリンジアクリレートおよびグリセリントリア
クリレートのようなエチレンカルボン酸のエステル;エ
チレングリコールジメタクリレート、■、3′−プロピ
レングリコールジメタクリレート、1,2,4−ブテン
トリオールトリメタクリレート、ペンタエリトリットト
リメタクリレート、1,3−プロパンジオールジアクリ
レート、1,6−ヘキサンジオールジアクリレート、分
子量200〜500のポリエチレングリコールのアクリ
レートおよびメタクリレート、トリメチロールプロパン
トリアクリレート、ペンタエリトリットトリアクリレー
ト;エチレンカルボン酸の不飽和アミド、特にメチレン
ビスアクリルアミドおよびビスメタクリルアミドのよう
なα、ω−ジアミンおよび酸素で中断された( oxy
geninterrupted )ω−ジアミンの不飽
和アミドのような不飽和アミド;ジビニルスクシネート
、ジビニルアジペート、ジビニルフタレートおよびジビ
ニルテレフタレートのようなビニルエステルである。
好ましいポリエチレン系不飽和化合物はポリエチレング
リコールジアクリレートおよびトリメチロールプロパン
トリアクリレートである。
さらに、上述のエチレン系不飽和単量体のプレポリマお
よび共重合体がなおエチレン系不飽和を有していて鋳型
用結合剤組成物のキユアリングの際に追加の重合を起す
ことができる場合には、かかるプレポリマおよび共重合
体を使用することができる。
エチレン系不飽和化合物を使用する場合は、この化合物
をフルペンとエチレン系不飽和化合物との重合に対して
約50重量%以下の分量で存在させる。
好ましくはエチレン系不飽和化合物をフルペンとエチレ
ン系不飽和化合物との重量に対して約20〜約40重量
%の分量で存在させる。
ペルオキシドおよびヒドロペルオキシドの例は、ジ−t
−ブチルペルオキシド、ベンゾイルペルオキシド、アク
リレート、t−ブチルペルベンゾエート、t−ブチルヒ
ドロペルオキシド、メチルエチルケトンペルオキシド、
過酸化水素、過酸化ラウロイル、t−ブチルペルベンゾ
エート、1゜1′−ヒドロペルオキシジグリコール、ヘ
キシルペルオキシド等である。
好ましいペルオキシドはメチルエチルケトンペルオキシ
ドである。
ペルオキシドおよび/またはヒドロペルオキシドは組成
物中に、フルペンとエチレン系不飽和物質との重量に対
して約1〜約15重量%、好ましくは約3〜8重量%の
分量で存在させる。
普通の砂型(5and −type foundry
5hape )を作る場合には、使用骨材は鋳込み操作
中に揮発物が鋳型から逃散できるのに十分な孔隙量を鋳
型に付与するのに十分な大きい粒度を有する。
ここに「普通の砂型」とは鋳込み操作中に揮発物が鋳型
から逃散できるのに十分な孔隙量を有する鋳型を意味す
るものとする。
普通、鋳型に使用した骨材の少くとも約80重量%、好
ましくは約90重量%が約150メツシユ(タイラーふ
るいのメツシュ)より小さくない平均粒度を有している
。
鋳型用骨材は約50〜約150メツシユ(タイラーふる
いのメツシュ)の平均粒度を有しているのが好ましい。
普通の砂型に使用する好ましい骨材は、砂の少くとも約
70重量%、好ましくは少くとも約85重量%がシリカ
であるシリカ砂である。
他の適当な骨材はジルコン、カンラン石、アルミノ珪酸
塩砂、クロマイト砂等である。
精密鋳造用鋳型を作る場合には、骨材の大部分、普通少
くとも約80%が約150メツシユ(タイラーふるいの
メツシュ)より大きくなく、好ましくは325〜200
メツシユ(タイラーふるいのメツシュ)の平均粒度を有
している。
精密鋳造用骨材の好ましくは少くとも約90%は150
メツシユより大きくなくかつ好ましくは325〜200
メツシユの粒度を有している。
精密鋳造用に使用する好ましい骨材は溶融シリカ、ジル
コン砂、カンラン石のような珪酸マグネシウム砂および
アルミノ珪酸塩砂である。
精密鋳造用鋳型は、かかる鋳型中の骨材を普通の砂型中
の骨材より実密に詰めることができる点で、普通の砂型
と異なる。
従って、精密鋳造用鋳型は使用前に加熱して鋳型用成形
組成物中に存在する揮発性物質を追い出す必要がある。
使用前に揮発物を精密鋳造用鋳型から除去しない場合に
は、鋳込み中に生じた蒸気が溶融した融成物中に拡散す
る。
この理由は鋳型が比較的小さい孔隙量を有しているから
である。
かかる蒸気の拡散により精密鋳造物品の表面の平滑性が
損なわれる。
セラミックのような耐火物を作る場合には、使用骨材の
大部分、普通約80重量%は200メツシユ未満、好ま
しくは325メツシユ以下の平均粒度を有している。
耐火物用骨材の好ましくは少くとも約90重量□は20
0メツシュ未満好ましくは325メツシユより大きくな
い平均粒度を有している。
耐火物の製造に使用する骨材は約815.6’C(15
00’F″)以上のようなキユアリング温度に耐えるこ
とができる必要があり、この温度は使用のために焼結す
るのに必要である。
耐火物の製造に使用する適当な骨材の若干な例は、酸化
アルミニウム、酸化鉛、酸化第ニクロム、酸化ジルコニ
ウム、シリカ、炭化珪素、窒化チタン、窒化ホウ素およ
び二珪化モリブデンのような耐火酸化物、炭化物、窒化
物および珪化物のようなセラミック、およびグラファイ
トのような炭素質材料である。
所要に応じて金属とセラミックとの混合物を包含する骨
材混合物を使用することができる。
耐摩耗性鋳型製造用の耐摩耗性粒子の若干の例は、酸化
アルミニウム、炭化珪素、炭化ホウ素、コランダム、ザ
クロ石、エメリーおよびこれらの混合物である。
グリッド粒度は米国標準面(United 5tate
s Bureau of 5tandards)により
決められた通常の等級のものである。
かかる耐摩耗性材料およびこれを特定の仕事に使用する
ことは当業界においてよく知られており、本発明によっ
て得られる耐摩耗性鋳型においても変りはない。
さらに、耐摩耗性鋳型を製造する際には、耐摩耗性グリ
ッドと共に無機充填材を使用することができる。
無機充填材の少くとも約85%が200メツシュより大
きくない平均粒度を有しているのが好ましい。
無機充填材の少くとも約95%が200メツシュより大
きくない平均粒度を有しているのが最も好ましい。
無機充填材の若干の例は氷晶石、ホタル石、シリカ等で
ある。
耐摩耗性グリッドと共に有機充填材を使用する場合には
、普通耐摩耗性粒子と無機充填材との合計重量に対して
約1〜約30重量%の分量で存在させる。
鋳型用成形組成物において、骨材は主要な構成成分であ
り、結合剤は比較的少量を占める。
普通の砂型に使用する場合には、結合剤量は骨材重量に
対して約10重量%以下とするのが普通であるが、約0
.5〜約7重量%の範囲内とするのが多い。
最も多くは結合剤含有量を普通の砂型中の骨材の重量に
対して約0.6〜約5重量%の範囲とする。
精密鋳造用の鋳型では、結合剤量を骨材重量に対して約
40重量%以下とするのが普通で、約5〜約20重量%
の範囲内とするのが多い。
耐火物では、結合剤量を骨材重量に対して約切重量%以
下とするのが普通で、約5〜約20重量%の範囲内とす
るのが多い。
耐摩耗性鋳型では、結合剤量を耐摩耗性材料または耐摩
耗性グリッドの重量に対して約25重量%以下とするの
が普通で、約5〜約15重量%の範囲内とするのが多い
。
成形用ミックスを所望の鋳型に入れて成形し、次いでこ
れをキユアリングすることができる。
キユアリングは予め成形用ミックスに混入した金属塩触
媒の作用により酸素の存在下に行う。
キユアリングは普通の常温で行うことができる。
従って本発明は「ノーベーク」鋳造用に適している。
ある種類の砂を使用した場合に、本発明の鋳型用結合剤
組成物に対する価値ある添加剤は次の一般式: (式中のR′は炭化水素基、好ましくは1〜6個の炭素
原子を有するアルキル基、Rはビニル基またはアルキル
基のような炭化水素基;アルコキシ置換アルキル基;ま
たはアルキル基が1〜6個の炭素原子を有するアルキル
アミンで置換された1〜6個の炭素原子を有するアルキ
ル基を示す)で表わされるシランである。
上述のシランを組成物の組合剤成分に対して約0.05
〜2%の濃度で使用すると、系の耐湿性が改善される。
市販されているシランの若干の例は、ダウ・コーニング
(Dow Corning ) Z 6040およびユ
ニオン・カーバイド(Union Carbride)
A−187(γ−グリシドキシプロビルトリメトキ
シシラン);ユニオン・カーバイドA−100(γ−ア
ミノプロピルトリエトキシシラン);ユニオン・カーバ
イドA−1120(N−β(アミノ−エチル)γ−アミ
ノプロピルトリメトキシシラン);ユニオン・カーバイ
ドA−1160(ウレイド−シラン);ユニオン・カー
バイドA−172(ビニルトリス(β−メトキシエトキ
シ)シラン);およびビニルトリエトキシシランである
。
本発明の組成物を普通の砂型の製造に使用する場合には
、次の工程を使用する: 1、骨材例えば砂および結合剤系を含有する鋳型用ミッ
クスを形成し; 2、この鋳型用ミックスを成型用の鋳型またはパターン
内に導入して生鋳型を得、 3、この生鋳型が最小ストリッピング強さになる、すな
わち自己支持性になるのに少くとも十分な時間の間酸素
の存在下に上記生鋳型を成形用の鋳型またはパターン内
に留め、 4、次いでこの鋳型を成型用の鋳型またはパターンから
取出して常温でキユアリングし、かくして硬い固体のキ
ユアリングされた鋳型を得る。
さらに、所要に応じて、キユアリングした鋳型を約50
〜200℃好ましくは約100〜150℃のような高い
温度で約1/4〜1時間の間抜キユアリングすることが
できる。
後キユアリングにより強さ特性が増大する。
本発明を次の例について説明する。
例において特記しない限り部はすべて重量部を意味する
ものとする。
鋳型試料(foudry sample )はいわゆる
「ノーベク(no−bake)J法でキユアリングした
。
例1 メチルイソブチルフルペンの製造 滴下漏斗および窒素導入口を装着したガラス反応器内に
、水酸化カリウム(1,2モル)を含有するメタノール
(240rILl)を装入した。
この溶液を10〜15℃まで冷却し、新たに蒸留したシ
クロペンタジェン(2モル)を添加した。
反応温度を約10〜15℃に維持するような速度で滴下
漏斗から4−メチルペンタン−2−オンを添加した。
添加後に冷却を止め、溶液を約15時間かきまぜた。
次いで同容積の蒸留水を添加し、有機層を分離し、再度
水洗いした。
この有機層をwSO4で乾燥し、真空蒸留によりメチル
イソブチルフルペン生成物を黄色液体として得た。
例2 メチルビニルフルペンの製造 滴下漏斗および窒素導入口を装着したガラス反応器内に
、水酸化カリウム(1,2モル)を含有するメタノール
(240rILl)を挿入した。
この溶液を10〜15℃まで冷却し、新たに蒸留したシ
クロペンタジェン(2モル)を添加した。
この溶液を一5〜+5℃まで冷却し、メチルビニルケト
ン(2モル)を2に時間かけて滴下した。
添加後に冷却を止め、溶液を約15時間かきまぜた。
次いで同容積の蒸留水を添加し、有機層をクロロホルム
で抽出した。
有機層を分離し、乾燥し、クロロホルムを蒸発させると
、赤色の粘稠な油が残留した。
この油を真空蒸留して生成物としてメチルビニルケトン
ヲ得f、=。
例3 2−(4−メチル−4−メトキシ)ペンチリデンシクロ
ペンタジェンの製造 滴下漏斗および窒素導入口を装着したガラス反応器内に
、水酸化カリウム(1,2モル)を含有するメタノール
(240rILl)を装入した。
この溶液を10〜15℃まで冷却し、新たに蒸留したシ
クロペンタジェン(2モル)を添加した。
滴下漏斗からペントキソン(pentoxone )を
1.7時間にわたって滴下した。
添加後に冷却を止め、溶液を約15時間かきまぜた。
次いで同容積の蒸留水を添加し、有機層を分離し、再度
水洗した。
この有機層を乾燥し、真空蒸留し、生成物として2−(
4−メチル−4−メトキシ)ペンチリデンシクロペンタ
ジェンを得た。
例4 フルフリルフルペンの製造 窒素導入口を装着したガラス反応器内に、メタノール(
238rILl)、新たに蒸管したシクロペンタジェン
(2モル)、フルフラール(2モル)オよびジエチルア
ミン(8M)を装入した。
生起した反応は僅かに発熱反応であった。
生成した暗赤色の溶液を7犀時間かきまぜた。
この時同容積の蒸留水を添加し、クロロホルムで抽出し
と。
こ鰭※の有機層を乾燥し、蒸発させ、生成物として暗赤
色の粘稠な油を得た。
これはフルフリルフルペンであった。
例5 鉱油中のナフテン酸コバルト触媒と砂とを混合すること
により鋳型用砂ミックスを作った。
次の第1表に示すフルペンおよびフルペン量に対して約
0.25重量%のビニル−トリス(β−メトキシエトキ
シ)シランを含有する組成物を砂と混合した。
フルペンは砂100重量部に対して約1.5重量部の分
量で使用した。
使用した砂はウニドロン(Wedron ) 5010
シリカ砂であった。
鉱油中のナフテン酸コバルトは約12%のコバルトを含
有し、ムーニ・ケミカル(Mooney Chemic
al )社から商品名セム・オール・ドライヤ(CEM
ALL Drier)で入手できるもので、これをフ
ルペンの約5重量%の分量で(すなわち、フルペン量に
対して約0.6%のコバルトの分量で)使用した。
この組成物を標準AFS引張試験試料に成形し、引張強
さに9/crtt (ps i )、作業時間(wor
ktime)および脱型時間(5trip t ime
)を次の第1表に示した。
例6 コバルト触媒の代りにナフテン酸鉛触媒を使用した点を
除き、例5を繰返した。
このナフテン酸鉛触媒は8%の鉛を含有し、ムーニ・ケ
ミカル社から商品名テン・セム・ドライヤーズ(Ten
Cem Driers )で入手できるものであった。
得られた結果は例5で得た結果と同様であった。
例7 ナフテン酸コバルト触媒8%とナフテン酸鉛触媒8%と
の回部混合物をコバルト触媒の代りに使用した点を除き
、例5を繰返した。
得られた結果は例5で得た結果と同様であった。
例8 フルペン組成物がフルペンに対して約5重量%のメチル
エチルケトンペルオキシドを含有していた点を除き、例
5を繰返した。
得られた結果を次大部分の例ではペルオキシド触媒の添
加によって作業時間および脱型時間は短くなった。
ペルオキシドを単独使用した場合にはフルベンを使用し
ても常温キユアリングできる配合物は生成しなかった。
例9 鉱油中のナフテン酸コバルト触媒と砂とを混合すること
により鋳型用砂ミックスを作った。
次の第3表に示すフルペンおよび不飽和物質と、フルベ
ンおよび不飽和物質の分量に対して約0.25重量%の
ビニル−トリス(β−メトキシエトキシ)シランと、フ
ルブンおよび不飽和物質の分量に対*して約5重量%の
メチルエチルケトンペルオキシドとを含有する組成物を
砂と混合した。
フルベンおよび不飽和物質の合計量は砂に対して約2重
量%であった。
使用した砂はウニドロン5010シリカ砂であった。
鉱油中のナフテン酸コバルトは約12%のコバルトを含
有し、これをフルベンおよび不飽和物質の約5重量%の
分量で(すなわち、プルペンおよび飽和物質の分量に対
して約0.6%のコバルトの分量で)使用した。
この組成物を標準AFS引張試験試料に成形し、引張強
さkg/crIt(psi)を次の第3表に示した。
第3表から分かるように、不飽和物質が存在すと、プル
ペン単独の場合より優れた強さ特性が得られる。
例10 鉱油中のフナテン酸コバルト触媒とウニドロン5010
秒とを混合することにより鋳型用砂ミックスを作った。
次の第4表に示すアクリレート3重量部に対して約7重
量部のメチル−β−メトキシ−イソブチルフルペンと、
フルベンおよびアクリレートの合計量に対して約0.2
5重量%のビニル−トリス(β−メトキシエトキシ)シ
ランと、フルベンおよびアクリレートの合計量に対して
約5重量%のメチルエチルケトンペルオキシドとを含有
する組成物を砂と混合した。
使用したフルベ矢ンおよびアクリレートの合計量は特記
しない限り砂100重量部に対して約2重量部とした。
鉱油中のナフテン酸コバルト(ムーニ・ケミカル社から
商品名セムーオールで入手できる)は約12重量%のコ
バルトを含有し、これをフルベンおよび不飽和化合物の
合計量に対して約5重量%の分量で使用した。
この組成物を標準AFS引張試験試料に成形し、引張強
さkg/crit (psi )を次の第4表に示した
。
例11 鉱油中のナフテン酸コバルト触媒とウニドロン5010
シリカ砂とを混合することにより鋳型用砂ミックスを作
った。
次の第5表に示すアクリレート3重量部に対して約7重
量部のメチルフェニルフルベンと、フルベンおよびアク
リレートの合計量に対して約0.25重量%のビニル−
トリス(β−メトキシ−エトキシ)シランと、フルベン
およびアクリレートの合計量に対して約5重量%のメチ
ルエチルケトンペルオキシドとを含有する組成物を砂と
混合した。
使用したフルベンおよびアクリレートの合計量は砂10
0重量部に対して約2重量部であった。
鉱油中のナフテン酸コバルトは約12重量%のコバルト
を含有し、ムーニ・ケミカル社からセムーオールの商品
名で入手でき、これをプルペンおよび不飽和化合物の合
計量に対して約5重量%の分量で使用した。
この組成物を標準AFS引張試験試料に成形し、引張強
さ)#/cmt (psi )を次の第5表に示した。
例12 鉱油中のナフテン酸コバルト触媒とウニドロン5010
シリカ砂とを混合することにより鋳型用砂ミックスを作
った。
次の第6表に示すアクリレート3重量部に対して約7重
量部のシクロヘキサメチレンフルペンと、フルペンおよ
びアクリレートの合計量に対して約0.25重量%のビ
ニル−トリス(β−メトキシ−エトキシ)シランと、フ
ルベンおよびアク−リレートの合計量に対して約5重量
%のメチルエチルケトンペルオキシドとを含有・*する
組成物を砂と混合した。
使用したフルベンおよびアクリレートの合計量は砂10
0重量部に対して約2重量部である。
鉱油中のナフテン酸コバルトは約12重量%のコバルト
を含有し、ムーニ・ケミカル社からセムーオールの商品
名で入手でき、これをフルベンおよび不飽和化合物の合
計量に対して約5重量%の分量で使用した。
この組成物を標準AFS引張試験試料に成形し、引張強
さ−メ蒲(psi)を次の第6表に示した。
例13 鉱油中のナフテン酸コバルト触媒とウニドロン5010
シリカ砂とを混合することにより鋳型用砂ミックスを作
った。
トリメチロールプロパントリアクリレート3重量部に対
して約7重量部のメチルイソペンチルフルペンと、フル
ベンおよびアクリレートの合計量に対して約0.25重
量部のビニル−トリス(β−メトキシ−エトキシ)シラ
ンと、メチルエチルケトンペルオキシドとを含有する組
成物を砂と混合した。
使用したフルペンおよびアクリレートの合計量は砂10
0重量部に対して約2重量部であった。
鉱油中のナフテン酸コバルトは約12重量%のコバルト
を含有し、ムーニ・ケミカル社からセム・オールの商品
名で入手できた。
ナフテン酸コバルト使用量およびペルオキシド量を次の
第7表に示した。
この組成物を標準AFS引張試験試料に成形し、引張強
さkg/cri(psi)を次の第7表に示した。
例14 鉱油中のナフテン酸コバルト触媒とウニドロン5010
シリカ砂とを混合することにより鋳型用砂ミックスを作
った。
トリメチロールプロパントリアクリレート3重量部に対
して約7重量部のメチルイソペンチルフルペンと、プル
ペンおよびアクリレートの合計量に対して約0.2重量
部のビニル−トリス(β−メトキシ−エトキシ)シラン
と、フルベンおよびアクリレートの合計量に対して約5
重量部のメチルエチルケトンペルオキシドとを剣豪含有
する組成物を砂と混合した。
使用したフルベンおよびアクリレートの合計量は砂10
0重、量部に対して約2重量部であった。
鉱油中のナフテン酸コバルトは約12重量%のコバルト
を含有し、これをフルベンおよび不飽和化合物の合計量
に対して約5重量%の分量で使用した。
この組成物を標準AFS引張試験試料に成形し、第8表
に示す種々の後キユアリング処理後の引張強さkg/c
rA(psi)を次の第8表に示した。
例15 ウニドロン5010シリカ砂を、鉱油中のナフテン酸コ
バルト触媒、およびエトキシル化ビスフェノール−Aジ
アノリレー13重量部に対して約7 重A部のメチルイ
ソブチルフルベント、フルベンおよびアクリレートの合
計量に対して約0.25重量%のビニル−トリス(β−
メトキシ−エトキシ)シランと、フルベンおよびアクリ
レートの合計量に対して約5重量%のメチルエチルケト
ンペルオキシドとを含有する組成物と混合し、これを鋳
型に入れて手で突固めることによりステップコ−7(5
tep cone )を作った。
使用したフルベンおよびアクリレートの合計量は砂10
0重量部に対して約2重量部であった。
鉱油中のナフテン酸コバルトは酸12重量%のコバルト
を含有し、これをフルベンおよび不飽和化合物の合計量
に対して約5重量%の分量で使用した。
キユアリング後に、生成したコアをはずし、ステップコ
ーン鋳型内に入れた。
鋳造は鼠鋳鉄の材料を注入して行った。
生成した鋳物の重量は約12.7ky(28ポンド)で
あった。
この鋳物は若干のベーニングを示したが、ガスによる欠
陥および浸食は全く示さず、良好な表面外観を示した。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 酸素の存在下にキユアリングすることができる鋳型
    用結合剤組成物において、 〔式中のR1およびR2はそれぞれ水素原子フリル基、
    1〜10個の炭素原子を有する炭化水素基、または連鎖
    中に1個以上の酸素原子を有しかつ1〜10個の炭素原
    子を有する炭化水素基を示し、上記炭化水素基はアルキ
    ル基、アリール基、アルカリール基およびエチレン系不
    飽和基からなる群から選定された基であり、あるいはR
    1およびR2は互に連結して脂環式基を形成する基を示
    し;R3およびR6はそれぞれ水素原子またはメチル基
    を示し、R4およびR6はそれぞれ水素原子、メチル基
    または次式: (式中のR1およびR2は上述のものと同一のものを示
    す)で表わされる基を示す。 ただし、R3゜R4,R6およびR6のうちの最高1個
    の基のみがメチル基を示し、またR4およびR5のうち
    の最高1個の基のみが次式: (式中のR1およびR2は上述のものと同一のものを示
    す)で表わされる基を示す。 〕で表わされるフルペン、そのプレポリマーまたはその
    混合物および触媒量の金属塩触媒を含有し、上記触媒に
    おいて上記金属塩の金属構成成分は少くとも2種の原子
    価状態で存在することができるものでありかつ上記金属
    塩はカルボン酸塩であることを特徴とする鋳型用結合剤
    組成物。 2 上記フルペンが、ジメチルフルペン、メチルイソブ
    チルフルペン、メチルイソペンチルフルペン、メチルフ
    ェニルフルペン、シクロヘキシルフルペン、メチルエチ
    ルフルペン、ジフェニルフルペン、フリルフルペン、ジ
    イソフチルフルペン、イソホロンフルペン、メチルビニ
    ルフルペン、メチルβ−メトキシ−イソブチルフルペン
    、およびこれらの混合物からなる群から選定されたもの
    である特許請求の範囲第1項記載の結合剤組成物。 3 上記金属塩の金属構成成分が、■BB金属、IVA
    族金属、■B属金金属■族金属、■BB金属、■族金属
    および■族金属から選定されたものである特許請求の範
    囲第1項記載の結合剤組成物。 4 上記金属塩の上記金属構成成分がコバルト、鉛、バ
    ナジウムおよびこれらの混合物からなる群から選定され
    たものである特許請求の範囲第1項記載の結合剤組成物
    。 5 上記金属塩触媒がコバルト触媒である特許請求の範
    囲第1項記載の結合剤組成物。 6 上記触媒がナフテン酸コバルトである特許請求の範
    囲第1項記載の結合剤組成物。 7 上記触媒がナフテン酸鉛である特許請求の範囲第1
    項記載の結合剤組成物。 8 上記金属塩触媒が組成物中のフルペンの重量に対し
    て約0.2〜約1.2重量%の金属という分量で存在し
    ている特許請求の範囲第1項記載の結合剤組成物。 9 酸素の存在下にキユアリングすることができる鋳型
    用結合剤組成物において、 〔式中のR1およびR2はそれぞれ水素原子フリル基、
    1〜10個の炭素原子を有する炭化水素基、または連鎖
    中に1個以上の酸素原子を有しかつ1〜10個の炭素原
    子を有する炭化水素基を示し、上記炭化水素基はアルキ
    ル基、アリール基、アルカリール基およびエチレン系不
    飽和基からなる群から選定された基であり、あるいはR
    1およびR2は互に連結して脂環式基を形成する基を示
    し;R3およびR6はそれぞれ水素原子またはメチル基
    を示し、R4およびR6はそれぞれ水素原子、メチル基
    または次式 (式中のR1およびR2は上述のものと同一のものを示
    す)で表わされる基を示す。 ただし、R3゜R4,R,およびR6のうちの最高1個
    の基のみがメチル基を示し、またR4およびR3のうち
    の最高1個の基のみが次式: (式中のR1およびR2は上述のものと同一のものを示
    す)で表わされる基を示す。 〕で表わされるフルペン、そのプレポリマーまたはその
    混合物、および触媒量の金属塩触媒を含有し、上記触媒
    において上記金属塩の金属構成成分は少くとも2種の原
    子価状態で存在することができるものでありかつ上記金
    属塩はカルボン酸塩であり、さらに重合性エチレン系不
    飽和物質およびペルオキシド、ヒドロペルオキシドおよ
    びこれらの混合物からなる群から選定された物質を含有
    することを特徴とする鋳型用結合剤組成物。 10上記エチレン系不飽和物質がポリエチレン系不飽和
    物質である特許請求の範囲第9項記載の結合剤組成物。 11 上記不飽和物質がアクリル酸エステル、メタクリ
    ル酸エステルまたはこれらの混合物である特許請求の範
    囲第10項記載の結合剤組成物。 12上記不飽和物質が、ポリエチレングリコールジアク
    リレート、トリメチロールプロパントリアクリレート、
    ヘキサンジオールジアクリレート、エトキシル化ビスフ
    ェノール−Aジアクリレートおよびこれらの混合物から
    なる群から選定されたものである特許請求の範囲第10
    項記載の結合剤組成物。 13ペルオキシド、ヒドロペルオキシドまたはこれらの
    混合物が、フルペンとエチレン系不飽和物質との重量に
    対して約1〜約15重量%の分量で存在している特許請
    求の範囲第9項記載の結合剤組成物。 14上記ペルオキシドまたはヒドロペルオキシドまたは
    これらの混合物が、フルペンとエチレン系不飽和物質と
    の重量に対して約3〜約8重量%の分量で存在している
    特許請求の範囲第9項記載の結合剤組成物。 15上記ペルオキシドがメチルエチルケトンペルオキシ
    ドである特許請求の範囲第9項記載の結合剤組成物。 16過半量の骨材と、上記骨材の約40重量%以下で有
    効結合量の次式: (式中のR1およびR2はそれぞれ水素原子フリル基、
    1〜10個の炭素原子を有する炭化水素基、または連鎖
    中に1個以上の酸素原子を有しかつ1〜10個の炭素原
    子を有する炭化水素基を示し、上記炭化水素基はアルキ
    ル基、アリール基、アルカリール基およびエチレン系不
    飽和基からなる群から選定された基であり、あるいはR
    1およびR2は互に連結して脂環式基を形成する基を示
    しrR3およびR6はそれぞれ水素原子またはメチル基
    を示し、R4およびR5はそれぞれ水素原子、メチル基
    または次式: (式中のR1およびR2は上述のものと同一のものを示
    す)で表わされる基を示す。 ただし、R3゜R4,R5およびR6のうちの最高1個
    の基のみがメチル基を示し、またR4およびR6のうち
    の最高1個の基のみが次式: (式中のR□およびR2は上述のものと同一のものを示
    す)で表わされる基を示す。 〕で表わされるフルペン、そのプレポリマーまたはその
    混合物、および触媒量の金属塩触媒を含有し、上記触媒
    において上記金属塩の金属構成成分は少くとも2種の原
    子価状態で存在することができるものでありかつ上記金
    属塩はカルボン酸塩である鋳型用結合剤組成物とからな
    ることを特徴とする鋳型用成形組成物。 17骨材の約10重量%までの上記結合剤組成物を含有
    する鋳型用組成物である特許請求の範囲第16項記載の
    鋳型用成形組成物。 18鋳型を製造するに当り、 (a) 骨材と、上記骨材の重量に対して約40重量
    %以下で結合量の次式: 〔式中のR1およびR2はそれぞれ水素原子、フリル基
    、1〜10個の炭素原子を有する炭化水素基、または連
    鎖中に1個以上の酸素原子を有しかつ1〜10個の炭素
    原子を有する炭化水素基を示し、上記炭化水素基はアル
    キル基、アリール基、アルカリール基およびエチレン系
    不飽和基からなる群から選定した基であり、あるいはR
    1およびR2は互に連結して脂環式基を形成する基を示
    し;R3およびR6はそれぞれ水素原子またはメチル基
    を示し、R4およびR5はそれぞれ水素原子、メチル基
    または次式: (式中のR1およびR2は上述のものと同一のものを示
    す)で表わされる基を示す。 ただし、R3,R4,R5およびR6のうちの最高1個
    の基のみがメチル基を示し、またR4およびR5のうち
    の最高1個の基のみが次式: (式中のR1およびR2は上述のものと同一のものを示
    す)で表わされる基を示す。 〕で表わされるフルペン、そのプレポリマーまたはその
    混合物、および触媒量の金属塩触媒を含有し、上記触媒
    において上記金属塩の金属構成成分は少くとも2種の原
    子価状態で存在することができるものでありかつ上記金
    属塩はカルボン酸塩である鋳型用結合剤組成物とを混合
    し、 (b) 工程(a)から得た鋳型用成形組成物をパタ
    ーン内に導入し、 (c) 上記パターン内の上記成形組成物を自己支持
    性になるまで硬化させ、 (d) 次いで工程(c)から得た成形物品を上記パ
    ターンから取出し、これをざらにキユアリングし、かく
    して硬化しキユアリングされた固体の鋳型を得る ことを特徴とする鋳型の製造方法。 19上記成形組成物を普通の常温で空気の存在下に硬化
    する特許請求の範囲第18項記載の方法。 20結合剤量が骨材重量の約10重量%以下である鋳型
    を製造するための特許請求の範囲第18項記載の方法。
JP56121513A 1980-08-04 1981-08-04 鋳型用結合剤組成物、鋳型用成形組成物および鋳型の製造方法 Expired JPS5852735B2 (ja)

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