JPS5852925B2 - 天燃ゼオライトの改質処理法 - Google Patents
天燃ゼオライトの改質処理法Info
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- JPS5852925B2 JPS5852925B2 JP13328376A JP13328376A JPS5852925B2 JP S5852925 B2 JPS5852925 B2 JP S5852925B2 JP 13328376 A JP13328376 A JP 13328376A JP 13328376 A JP13328376 A JP 13328376A JP S5852925 B2 JPS5852925 B2 JP S5852925B2
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- zeolite
- natural zeolite
- aqueous solution
- natural
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は天然ゼオライトの改質処理法、さらに詳細には
クリノプチロル沸石及びモルデン沸石を主成分とする天
然ゼオライトをアルカリ性水溶液中にて加圧熱水処理す
る改質処理法に関する。
クリノプチロル沸石及びモルデン沸石を主成分とする天
然ゼオライトをアルカリ性水溶液中にて加圧熱水処理す
る改質処理法に関する。
天然ゼオライトは、日本の各地に産出され、特に農業利
用方面で広く使用されている。
用方面で広く使用されている。
ゼオライトの基本構造は、ケイ酸塩の縮合酸の構造をと
るためにSi(ケイ素)を中心として四つのO(酸素)
が頂点に配置した5in4の四面体と、このSiの代り
にAA(アルミニウム)の置換したA704の四面体が
互に多様に連結した構造をなしている。
るためにSi(ケイ素)を中心として四つのO(酸素)
が頂点に配置した5in4の四面体と、このSiの代り
にAA(アルミニウム)の置換したA704の四面体が
互に多様に連結した構造をなしている。
このようにゼオライトはアルミノシリケートの三次元構
造をもつ縮合アニオンの大きな空胴に水分子と交換性カ
チオンが含まれたものであり、その化学組成もゼオライ
ト骨格のSi/AA比、交換性カチオンの種類及び量、
単位胞内の水分子の数などが異なるために多様であり、
その結果、天然ゼオライトにはソーダ沸石群、濁沸石−
ギスモンデン群、輝沸石−束沸石群、フィリップサイト
群、菱沸石群、準沸石類など数多くの種類があり、各各
特色をもっている。
造をもつ縮合アニオンの大きな空胴に水分子と交換性カ
チオンが含まれたものであり、その化学組成もゼオライ
ト骨格のSi/AA比、交換性カチオンの種類及び量、
単位胞内の水分子の数などが異なるために多様であり、
その結果、天然ゼオライトにはソーダ沸石群、濁沸石−
ギスモンデン群、輝沸石−束沸石群、フィリップサイト
群、菱沸石群、準沸石類など数多くの種類があり、各各
特色をもっている。
この中でも国内の産出状況から見て、現実に使用可能な
ゼオライトは輝沸石−束沸石群のクリノプチロル沸石及
び濁沸石−ギスモンデン群のモルデン沸石である。
ゼオライトは輝沸石−束沸石群のクリノプチロル沸石及
び濁沸石−ギスモンデン群のモルデン沸石である。
これらのゼオライトは白又は緑色凝灰岩として産出し、
その成分はゼオライトの他にクォーツ、クリストバライ
ト、火山ガラス、などの不純物が混在している。
その成分はゼオライトの他にクォーツ、クリストバライ
ト、火山ガラス、などの不純物が混在している。
合成ゼオライトとはちがって、天然ゼオライトの応用面
での問題点は上記した不純物が多いという点にある。
での問題点は上記した不純物が多いという点にある。
このため天然ゼオライトの用途は制限されており、例え
ば農業用での肥料安定剤、土壌改良剤、廃水の浄化、悪
臭の除去散布剤等、いわば付加価値の低い分野、又は吸
着等、例えば空気分離、ベンゼン、ガソリンの脱湿のよ
うな高度な技術を用いない分野に利用され、合成ゼオラ
イトの様に工業用吸着剤としては利用されていないのが
現状である。
ば農業用での肥料安定剤、土壌改良剤、廃水の浄化、悪
臭の除去散布剤等、いわば付加価値の低い分野、又は吸
着等、例えば空気分離、ベンゼン、ガソリンの脱湿のよ
うな高度な技術を用いない分野に利用され、合成ゼオラ
イトの様に工業用吸着剤としては利用されていないのが
現状である。
従来、天然ゼオライトの利用については先に述べたよう
な吸着剤としてはあまり用いられず、そのほとんどが農
業利用及びフィラーとしての用途であった。
な吸着剤としてはあまり用いられず、そのほとんどが農
業利用及びフィラーとしての用途であった。
これは天然ゼオライトが合成ゼオライトにくらべて、不
純物含有量が多いためその性状が悪く、例えば吸着能、
イオン交換能、その他の点で著しく劣っていることに起
因する。
純物含有量が多いためその性状が悪く、例えば吸着能、
イオン交換能、その他の点で著しく劣っていることに起
因する。
天然ゼオライトを改質する薬品処理には高温法と低温法
とがあり、低温法は例が少ない。
とがあり、低温法は例が少ない。
はとんどの例は高温法であり、これは、天然ゼオライト
及びこれに類似する鉱物を原料としてこれに化学薬品を
加え800℃〜1000℃で焼成を行ない、原料とは全
く構造、物性の異った合成ゼオライトを製造するという
ことが多く行なわれている。
及びこれに類似する鉱物を原料としてこれに化学薬品を
加え800℃〜1000℃で焼成を行ない、原料とは全
く構造、物性の異った合成ゼオライトを製造するという
ことが多く行なわれている。
低温法の少ない例の中から二側を示すと次の様である。
そのうち一つの例は、天然クリノプチロル群石を10〜
20メツシユに粉砕し、風乾する。
20メツシユに粉砕し、風乾する。
これを三角フラスコ中で1,3,5及び10規定濃度N
の水酸化ナトリウム(NaOH)をゼオライト3グラム
(gr)当り107rLlの比で加え栓をして、90±
5℃の水浴中で最高ioo時間(HR)連続加熱処理を
する。
の水酸化ナトリウム(NaOH)をゼオライト3グラム
(gr)当り107rLlの比で加え栓をして、90±
5℃の水浴中で最高ioo時間(HR)連続加熱処理を
する。
処理済み試料はデカンテーションをくり返し上澄み液の
水素イオン濃度(PH)が8〜10になるまで水洗し処
理温度以下で乾燥する。
水素イオン濃度(PH)が8〜10になるまで水洗し処
理温度以下で乾燥する。
得られたものは1 、3 、5(N)の水酸化ナトリウ
ムによる処理ではP型ゼオライト類似物が、又1ONの
水酸化ナトリウムによる処理ではソーダライトが生成す
る。
ムによる処理ではP型ゼオライト類似物が、又1ONの
水酸化ナトリウムによる処理ではソーダライトが生成す
る。
このP型ゼオライト類似物の結晶が生威し始めるのに要
する時間は、1(N)処理では70HR以上、5〜10
(N)処理でもl0HRかSす、とくに5(N)処理で
反応が完結するに要する時間は50〜70HRかSると
報告されている。
する時間は、1(N)処理では70HR以上、5〜10
(N)処理でもl0HRかSす、とくに5(N)処理で
反応が完結するに要する時間は50〜70HRかSると
報告されている。
他の例では天然クリップチロライ)20(gr)に対し
て3(N)の水酸化ナトリウム溶液80−を自然環流器
を付したフラスコ内に入れ90±5℃の水浴で2 、4
、6 、8 (HR)処理を行ない、その後、上澄液
のPHが10以下になるまでデカンテーションする。
て3(N)の水酸化ナトリウム溶液80−を自然環流器
を付したフラスコ内に入れ90±5℃の水浴で2 、4
、6 、8 (HR)処理を行ない、その後、上澄液
のPHが10以下になるまでデカンテーションする。
以上のように前者の例では反応完結までの薬品処理に長
い特開を費やし、又、アルカリの使用量が単位原料当り
13%〜133%を使用し、この中でもアルカリ濃度が
高い方が反応速度も速く得られたゼオライトの性状もよ
いとされている。
い特開を費やし、又、アルカリの使用量が単位原料当り
13%〜133%を使用し、この中でもアルカリ濃度が
高い方が反応速度も速く得られたゼオライトの性状もよ
いとされている。
実際に5Nのアルカリ液で70HR以上処理しないと陽
イオン交換容量(CEC)が300(meq/100.
?r)以上にはならず、このため水沫では長時間高アル
カリの条件はまぬがれない。
イオン交換容量(CEC)が300(meq/100.
?r)以上にはならず、このため水沫では長時間高アル
カリの条件はまぬがれない。
後者の例でも同様の事がいえ、アルカリ使用量は単位ゼ
オライト当り50%と高く、又処理時間も6HR以上で
ないと顕著な吸着性能の向上は見られなく、特に低濃度
での吸着性能では未処理のものと大差ない。
オライト当り50%と高く、又処理時間も6HR以上で
ないと顕著な吸着性能の向上は見られなく、特に低濃度
での吸着性能では未処理のものと大差ない。
これらの場合、高アルカリによるコスト高及び処理後の
洗浄における多量の洗浄水とその廃水の処理、長時間処
理による処理装置の増大などを考えて見ると、実際にこ
れらの方式を使用して、少量のゼオライトを処理するこ
とはデメリットが大きく、得策とはいえない。
洗浄における多量の洗浄水とその廃水の処理、長時間処
理による処理装置の増大などを考えて見ると、実際にこ
れらの方式を使用して、少量のゼオライトを処理するこ
とはデメリットが大きく、得策とはいえない。
さらに、本発明者等は、後述する比較例において述べる
ように、天然ゼオライトを常圧下にて酸処理して、その
性状の変化について観察した。
ように、天然ゼオライトを常圧下にて酸処理して、その
性状の変化について観察した。
その結果、酸処理するとゼオライト構造の崩壊が起り、
吸着性能が却って低下することが判った。
吸着性能が却って低下することが判った。
本発明は上述したような天然ゼオライトの欠点を改善し
、合成ゼオライトに匹敵する吸着能力および性状を付与
する改質処理法を提供するものである。
、合成ゼオライトに匹敵する吸着能力および性状を付与
する改質処理法を提供するものである。
さらに本発明は、上述した従来法の欠点を有しない、天
然ゼオライトの改質処理法を提供するものである。
然ゼオライトの改質処理法を提供するものである。
本発明の方法によれば、クリノプチロル沸石およびモル
デン沸石を主成分とする天然ゼオライトをアルカリ性水
溶液により適当な条件下でオートクレーフ沖にて処理し
て、合成ゼオライトに匹敵する吸着能力および性状を有
する改質ゼオライトが得られるものである。
デン沸石を主成分とする天然ゼオライトをアルカリ性水
溶液により適当な条件下でオートクレーフ沖にて処理し
て、合成ゼオライトに匹敵する吸着能力および性状を有
する改質ゼオライトが得られるものである。
一般に天然ゼオライト鉱石中のゼオライト含有量は良質
なものでも80−90%であり残りの10−20%は凝
灰質ガラス等の不純物である。
なものでも80−90%であり残りの10−20%は凝
灰質ガラス等の不純物である。
本発明で用いた天然ゼオライトの主成分はクリノプチロ
ル沸石及びモルデン沸石であり、その化学組成は、前者
はCa(Na、K)4AZ6Si3oO7224H20
1後者は(Na 、K)2 CaAJI?2StI00
24 @7H20である。
ル沸石及びモルデン沸石であり、その化学組成は、前者
はCa(Na、K)4AZ6Si3oO7224H20
1後者は(Na 、K)2 CaAJI?2StI00
24 @7H20である。
天然ゼオライト中では、クリノプチロル沸石の方が含有
量は多いがこれらはいずれも高シリカ、高アルカリ型の
鉱物である。
量は多いがこれらはいずれも高シリカ、高アルカリ型の
鉱物である。
上記天然ゼオライトの組成は、一例として5iO278
%、A120313%、R20(Na20+に20)6
.8%である。
%、A120313%、R20(Na20+に20)6
.8%である。
本発明の改質処理方法は、まず天然ゼオライトを一般的
な方法により乾燥、粉砕、整粒し直径0.1〜2m/m
位の粒度とする。
な方法により乾燥、粉砕、整粒し直径0.1〜2m/m
位の粒度とする。
この天然ゼオライトにアルカリ性水溶液を適当量加えて
、オートクレーブ中に送入し、処理するものである。
、オートクレーブ中に送入し、処理するものである。
アルカリ性水溶液として好適なものとしては、水酸化ナ
トリウム、水酸化カリウム、水酸化カルシウム、水酸化
アンモニウムなどがあるが、とくに水酸化ナトリウムが
最適である。
トリウム、水酸化カリウム、水酸化カルシウム、水酸化
アンモニウムなどがあるが、とくに水酸化ナトリウムが
最適である。
水酸化ナトリウムを使用すれば、ナトリウムが上記他の
水酸化物の金属に比べて、ゼオライト中に含まれる交換
可能な金属イオンとの置換効率がより良効であるという
利点がある。
水酸化物の金属に比べて、ゼオライト中に含まれる交換
可能な金属イオンとの置換効率がより良効であるという
利点がある。
さらに、水酸化ナトリウム水溶液にて改質処理したゼオ
ライトは、実際の使用に際して、ゼオライト中のナトリ
ウムが被処理物中の金属イオンと置換しやすいものとな
る。
ライトは、実際の使用に際して、ゼオライト中のナトリ
ウムが被処理物中の金属イオンと置換しやすいものとな
る。
本発明の処理法は前述の通り加圧熱水下において実施さ
れるが、好適な圧力は2〜4kg/cyyt(ゲージ)
である。
れるが、好適な圧力は2〜4kg/cyyt(ゲージ)
である。
圧力が4 kg/crit (ゲージ)を越えると、当
然温度も高くなるため、天然ゼオライトの結晶構造が変
化して、吸着能力は低下する。
然温度も高くなるため、天然ゼオライトの結晶構造が変
化して、吸着能力は低下する。
また、圧力が2kg/crit (ゲージ)未満、温度
が低いために反応が遅く、処理時間は長くなり50〜1
00HRを要することとなる。
が低いために反応が遅く、処理時間は長くなり50〜1
00HRを要することとなる。
本発明の方法によればゼオライト中の不純物を除去する
ことができると共にゼオライト中の交換可能な金属イオ
ンのす) IJウム(Na )による置換およびクリノ
プチロル沸石の結晶の成長が生じ、吸着性能を向上させ
ることができる。
ことができると共にゼオライト中の交換可能な金属イオ
ンのす) IJウム(Na )による置換およびクリノ
プチロル沸石の結晶の成長が生じ、吸着性能を向上させ
ることができる。
本発明の方法は好適には次の通り実施される。
ゼオライト試料を所定量を秤り取り、アルカリ性水溶液
としてNaOHO,1〜5(N)を、ゼオライト一部に
対して1〜10部の範囲で混合し、2〜4kg/crI
t(ゲージ)の圧力及び1〜5HRで処理を行なう。
としてNaOHO,1〜5(N)を、ゼオライト一部に
対して1〜10部の範囲で混合し、2〜4kg/crI
t(ゲージ)の圧力及び1〜5HRで処理を行なう。
このとき、ゼオライトとアルカリ性水溶液とが良く接触
するように1〜20RPMの攪拌を行なう。
するように1〜20RPMの攪拌を行なう。
処理したゼオライトは充分に水洗し過剰のアルカリ分を
除去し、その涙液がPH9以下になるまで行なった後、
約70〜140℃で乾燥し製品とする。
除去し、その涙液がPH9以下になるまで行なった後、
約70〜140℃で乾燥し製品とする。
この場合改質条件によっては若干ではあるがゼオライト
が粉化し、その粒度が小さくなる場合があり、このとき
は適当なフルイで分級することも必要である。
が粉化し、その粒度が小さくなる場合があり、このとき
は適当なフルイで分級することも必要である。
例えばオートクレーブの圧力を2. Okg/cyrt
(ゲージ)とした時、ゼオライト10部に対してアル
カリ液40部を混合、3HR処理した場合の改質ゼオラ
イトの吸着性能は第1図のようになる。
(ゲージ)とした時、ゼオライト10部に対してアル
カリ液40部を混合、3HR処理した場合の改質ゼオラ
イトの吸着性能は第1図のようになる。
第1図に示されるように、本発明による改質ゼオライト
の陽イオン交換容量(CEC)は、0.1N〜5N水酸
化ナトリウムを使用して処理した場合に、150meq
/ 100 gゼオライト以上トナリ、その吸着性能は
、CECが100〜150meq/100gゼオライト
である未処理天然ゼオライトに比して、向上しているこ
とが判る。
の陽イオン交換容量(CEC)は、0.1N〜5N水酸
化ナトリウムを使用して処理した場合に、150meq
/ 100 gゼオライト以上トナリ、その吸着性能は
、CECが100〜150meq/100gゼオライト
である未処理天然ゼオライトに比して、向上しているこ
とが判る。
吸着性能に関してゼオライト類の性状を測定するものに
陽イオン交換容量(CEC)があり、この測定法は多い
が代表的なものはショーレンーバーガー(5chol
fen−berger )法及びショウフィールド(5
chofield )法である。
陽イオン交換容量(CEC)があり、この測定法は多い
が代表的なものはショーレンーバーガー(5chol
fen−berger )法及びショウフィールド(5
chofield )法である。
本明細書における測定方法は、ショウジン−バーガー法
により、改質処理ゼオライトにアンモニウムイオン(N
H4+)を吸着し、これをカリウムイオン(K十)と交
換し、脱着NH4+をケルダール法により分析しCEC
を測定した。
により、改質処理ゼオライトにアンモニウムイオン(N
H4+)を吸着し、これをカリウムイオン(K十)と交
換し、脱着NH4+をケルダール法により分析しCEC
を測定した。
一般に天然ゼオライトのCECは100〜150 me
q/100 grゼオライトであり、合成ゼオライト(
モレキュラーシープ類)は250〜350meq/10
0grゼオライトであるが、本発明による改質ゼオライ
トのCECは190〜300 meq/100 grゼ
オライトとすぐれた吸着特性を持っていることが確認さ
れた。
q/100 grゼオライトであり、合成ゼオライト(
モレキュラーシープ類)は250〜350meq/10
0grゼオライトであるが、本発明による改質ゼオライ
トのCECは190〜300 meq/100 grゼ
オライトとすぐれた吸着特性を持っていることが確認さ
れた。
このような改質条件ではアルカリ濃度が高い場合には、
クリノプチロル沸石結晶が崩壊又は転移し、その吸着性
能は低下する。
クリノプチロル沸石結晶が崩壊又は転移し、その吸着性
能は低下する。
上記の改質条件ではアルカリ濃度は、0.1〜5Nが好
適であり、1〜2Nが最もよく単位ゼオライト当りにす
るとアルカリ量はそれぞれ1.6%〜80%(重量)、
16%〜32%(重量)である。
適であり、1〜2Nが最もよく単位ゼオライト当りにす
るとアルカリ量はそれぞれ1.6%〜80%(重量)、
16%〜32%(重量)である。
このように本発明の方法ではアルカリ濃度は低く、反応
時間も短かく、改質後の水洗処理もかんたんであり、し
かもその改質ゼオライトの吸着性能は、交換金属イオン
がナトリウムのため高く、未処理ゼオライトにくらべて
被吸着物質の広い濃度範囲にわたって良いのが特色であ
る。
時間も短かく、改質後の水洗処理もかんたんであり、し
かもその改質ゼオライトの吸着性能は、交換金属イオン
がナトリウムのため高く、未処理ゼオライトにくらべて
被吸着物質の広い濃度範囲にわたって良いのが特色であ
る。
本発明の方法により得られる改質ゼオライトは、その吸
着性能は著しく改良され、第1表(後記)に示すように
X線回折法によるゼオライト結晶の測定より未処理の天
然ゼオライトにくらべて、改質ゼオライトは全体的に回
折強度が強くなり、中でもd人=8.99 、3.97
及び3,17の相対強度は強く、不純物の除去及び結晶
性が良くなっていることが電子顕微鏡でも確認された。
着性能は著しく改良され、第1表(後記)に示すように
X線回折法によるゼオライト結晶の測定より未処理の天
然ゼオライトにくらべて、改質ゼオライトは全体的に回
折強度が強くなり、中でもd人=8.99 、3.97
及び3,17の相対強度は強く、不純物の除去及び結晶
性が良くなっていることが電子顕微鏡でも確認された。
また、改質ゼオライトは天然ゼオライトの構造を崩壊す
ることなく、維持している。
ることなく、維持している。
本発明の方法により改質されたゼオライトの組成はS
i02として55〜75%、Al2O3として14〜2
6%、R20(Na20+に20)として7.5〜13
%の範囲に入り、これを未処理の天然ゼオライトの組成
、すなわち、S i02は78%、Al2O3は13%
、R206,8%と比較すると、改質処理されたものは
S t 02分が減り、Al2O3分は増加、アルカリ
分としてのR20も増加している。
i02として55〜75%、Al2O3として14〜2
6%、R20(Na20+に20)として7.5〜13
%の範囲に入り、これを未処理の天然ゼオライトの組成
、すなわち、S i02は78%、Al2O3は13%
、R206,8%と比較すると、改質処理されたものは
S t 02分が減り、Al2O3分は増加、アルカリ
分としてのR20も増加している。
特に改質ゼオライトの組成が上記の範囲に入った場合、
吸着性能の増加は著しい。
吸着性能の増加は著しい。
実際にアンモニウムイオン(NH4”)及び各種重金属
イオンの吸着試験を行なった場合、未処理天然ゼオライ
トと改質ゼオライトを比較すると、後者の方がCECで
は2〜3倍の能力をもち、重金属イオンの吸着において
も1.5〜3倍の吸着能力をもつことが確認された。
イオンの吸着試験を行なった場合、未処理天然ゼオライ
トと改質ゼオライトを比較すると、後者の方がCECで
は2〜3倍の能力をもち、重金属イオンの吸着において
も1.5〜3倍の吸着能力をもつことが確認された。
本発明により得られた改質ゼオライトは、その吸着性能
が秀れていることから、合成ゼオライトが工業的に用い
られている分野である吸着剤としての乾燥(気体、液体
の乾燥)、精製(脱硫、脱炭酸ガス、水素ガスの精製、
酸素の製造等)、分離(N−パラフィンの分離、N−オ
レフィンの分離、p−キシレンの分離等)等のプロセス
等に用いることが可能である。
が秀れていることから、合成ゼオライトが工業的に用い
られている分野である吸着剤としての乾燥(気体、液体
の乾燥)、精製(脱硫、脱炭酸ガス、水素ガスの精製、
酸素の製造等)、分離(N−パラフィンの分離、N−オ
レフィンの分離、p−キシレンの分離等)等のプロセス
等に用いることが可能である。
さらに、本発明の方法による改質天然ゼオライトは合成
ゼオライトに比較して遥かに耐酸性が優れているという
特徴がある。
ゼオライトに比較して遥かに耐酸性が優れているという
特徴がある。
例えば、合成ゼオライト(モレキュラーシーブ10X)
を0.5N、30℃の塩酸で処理すると構造は崩壊しく
X線回折により確認)、CECも0となる。
を0.5N、30℃の塩酸で処理すると構造は崩壊しく
X線回折により確認)、CECも0となる。
一方、本発明の方法による改質天然ゼオライトは、0.
5N〜12N、30℃の塩酸で処理してもゼオライト構
造は残存し、CECは0.5 N塩酸処理の場合は15
6 meq/1009rゼオライト12N塩酸処理の場
合でも125 me q/ Zo。
5N〜12N、30℃の塩酸で処理してもゼオライト構
造は残存し、CECは0.5 N塩酸処理の場合は15
6 meq/1009rゼオライト12N塩酸処理の場
合でも125 me q/ Zo。
grゼオライトと良好な吸着性能を示す。
以下、本発明の実施例、参考例を記載する。
参考例 1
0.1〜1m/mに整粒したクリノプチロル沸石系天然
ゼオライト10部、0.IN水酸化ナトリウムを100
部混合し、オートクレーブ中に1.5kg/i(ゲージ
)で5HR,10RPMで攪拌しながら加圧熱水処理を
行なった。
ゼオライト10部、0.IN水酸化ナトリウムを100
部混合し、オートクレーブ中に1.5kg/i(ゲージ
)で5HR,10RPMで攪拌しながら加圧熱水処理を
行なった。
処理後、ゼオライトを水洗済過しF液のPHが8になる
まで洗浄をつづけ、70℃で3HR乾燥し、改質ゼオラ
イトを得た。
まで洗浄をつづけ、70℃で3HR乾燥し、改質ゼオラ
イトを得た。
本発明により得られた改質ゼオライトの結晶はX線回折
値でも第1表(後述)に示すように良好であり第2表(
後述)に示すように良好な性状を有している。
値でも第1表(後述)に示すように良好であり第2表(
後述)に示すように良好な性状を有している。
実施例 1
0.5〜1.5m/mに整粒したクリノプチ田し沸石系
天然ゼオライト10部、IN水酸化ナトリウムを40部
混合し、オートクレーブ中に3.5kg/crit(ゲ
ージ)で3HR,参考例1と同様の処理をし、改質ゼオ
ライトを得た。
天然ゼオライト10部、IN水酸化ナトリウムを40部
混合し、オートクレーブ中に3.5kg/crit(ゲ
ージ)で3HR,参考例1と同様の処理をし、改質ゼオ
ライトを得た。
得られた改質ゼオライトのX線回折値を第1表に、性状
を第2表に示す。
を第2表に示す。
改質ゼオライトはX線回折値および性状ともに良好であ
る。
る。
参考例 2
0.5〜2m/mに整粒したクリノプチロル沸石系天然
ゼオライト10部、2N水酸化ナトリウムを40部混合
し、オートクレーブ中に5.5kg/crA(ゲージ)
で3HR1参考例1と同様の処理をし、改質ゼオライト
を得た。
ゼオライト10部、2N水酸化ナトリウムを40部混合
し、オートクレーブ中に5.5kg/crA(ゲージ)
で3HR1参考例1と同様の処理をし、改質ゼオライト
を得た。
第1表および第2表にX線回折値および性状につきそれ
ぞれ示す。
ぞれ示す。
得られた改質ゼオライトはX線回折値、性状ともに優れ
ている。
ている。
第1表はクリノプチロル沸石系天然ゼオライトのX線回
折ピークの相対強度を示すが、その数値未来は未処理天
然ゼオライトのd人=8.99における強度を100と
して計算したものである。
折ピークの相対強度を示すが、その数値未来は未処理天
然ゼオライトのd人=8.99における強度を100と
して計算したものである。
比較例
この比較例は天然ゼオライトを常圧下にて酸処理した場
合である。
合である。
天然ゼオライトを一般的な方法により、乾燥、粉砕、整
粒し、直径0.1〜2m/m位の粒度とした。
粒し、直径0.1〜2m/m位の粒度とした。
これを10(J’r)とり各々、0.5,1,2゜5
、10 、12(N)の塩酸を100rrLl加え30
℃及び70℃で6HR常圧処理を行なった。
、10 、12(N)の塩酸を100rrLl加え30
℃及び70℃で6HR常圧処理を行なった。
この結果は第2図に示すようにゼオライト構造の崩壊が
起り、吸着性能は低下すること\なった。
起り、吸着性能は低下すること\なった。
このことはX線回折法でも確認されている。
したがって塩酸処理でゼオライト中の不純物を除去する
ことは不可能であり、これによってゼオライトの性状を
向上させることはできなかった。
ことは不可能であり、これによってゼオライトの性状を
向上させることはできなかった。
第1図は本発明の処理方法により得られた改質ゼオライ
トの吸着性能を示すグラフである。 第2図は天然ゼオライトを常圧下にて酸処理した場合に
おけるゼオライトの吸着性能を示すグラフである。
トの吸着性能を示すグラフである。 第2図は天然ゼオライトを常圧下にて酸処理した場合に
おけるゼオライトの吸着性能を示すグラフである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 クリノプチロル沸石及びモルデン沸石を主成分とす
る天然ゼオライトをアルカリ性水溶液中にて2〜4 k
g/crlL(ゲージ)の圧力下で熱水処理し、該天然
ゼオライトの吸着性能及び耐酸性を向上せしめることを
特徴とする天然ゼオライトの改質処理法。 2 アルカリ性水溶液が水酸化ナトリウム、水酸化カリ
ウム、水酸化カルシウム又は水酸化アンモニウムの水溶
液であることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
処理法。 3 アルカリ性水溶液が水酸化ナトリウムの水溶液であ
ることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の処理法
。 4 アルカリ性水溶液の濃度が0.1〜5規定であるこ
とを特徴とする特許請求の範囲第3項記載の処理法。 5 アルカリ性水溶液の濃度が1〜2規定であることを
特徴とする特許請求の範囲第3項記載の処理法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13328376A JPS5852925B2 (ja) | 1976-11-08 | 1976-11-08 | 天燃ゼオライトの改質処理法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13328376A JPS5852925B2 (ja) | 1976-11-08 | 1976-11-08 | 天燃ゼオライトの改質処理法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5358498A JPS5358498A (en) | 1978-05-26 |
| JPS5852925B2 true JPS5852925B2 (ja) | 1983-11-26 |
Family
ID=15101011
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13328376A Expired JPS5852925B2 (ja) | 1976-11-08 | 1976-11-08 | 天燃ゼオライトの改質処理法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5852925B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63169838U (ja) * | 1987-04-25 | 1988-11-04 |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4606901A (en) * | 1983-07-27 | 1986-08-19 | Mobil Oil Corporation | Deagglomeration of porous siliceous crystalline materials |
| US4497786A (en) * | 1983-07-27 | 1985-02-05 | Mobil Oil Corporation | Deagglomeration of porous siliceous crystalline materials |
| WO2014185445A1 (ja) * | 2013-05-16 | 2014-11-20 | 島根県 | 二酸化炭素濃縮装置及び二酸化炭素供給方法 |
-
1976
- 1976-11-08 JP JP13328376A patent/JPS5852925B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63169838U (ja) * | 1987-04-25 | 1988-11-04 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5358498A (en) | 1978-05-26 |
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