JPS5853268B2 - 木材の乾燥方法 - Google Patents
木材の乾燥方法Info
- Publication number
- JPS5853268B2 JPS5853268B2 JP50114063A JP11406375A JPS5853268B2 JP S5853268 B2 JPS5853268 B2 JP S5853268B2 JP 50114063 A JP50114063 A JP 50114063A JP 11406375 A JP11406375 A JP 11406375A JP S5853268 B2 JPS5853268 B2 JP S5853268B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wood
- drying
- hot air
- temperature
- time
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Drying Of Solid Materials (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、木材の加熱乾燥方法に関し、特に木材表面に
割れを生ぜさせずに急速乾燥する木材の乾燥方法に関す
る。
割れを生ぜさせずに急速乾燥する木材の乾燥方法に関す
る。
生木は30〜100%の水分を含むので、これを含水率
15饅〜10優まで乾燥しなければ使用できない。
15饅〜10優まで乾燥しなければ使用できない。
というのは、充分乾燥されていない木材をそのまま使用
すると、使用後乾燥することによって木材が収縮し、割
れや反りや接着個所の剥離を生ずる為である。
すると、使用後乾燥することによって木材が収縮し、割
れや反りや接着個所の剥離を生ずる為である。
最も簡単に木材を乾燥する方法は、単に木材を通風がよ
い状態で積み重ぬておく方法であるが、この方法で含水
率15饅程度まで乾燥するのには、木材の種類にもよる
が、一般的には数年の長年月を要し、しかもこの方法で
はいかに乾燥しても含水率15饅で平衡状態になり、こ
れ以下に乾燥することは不可能である。
い状態で積み重ぬておく方法であるが、この方法で含水
率15饅程度まで乾燥するのには、木材の種類にもよる
が、一般的には数年の長年月を要し、しかもこの方法で
はいかに乾燥しても含水率15饅で平衡状態になり、こ
れ以下に乾燥することは不可能である。
木材を比較的短期間で乾燥する方法として木材に熱風や
蒸気を当る方法があるが、この方法の最大の欠点は、早
く乾燥させる為に加熱温度を上げると、木材表面が過乾
燥して収縮し、表面に割れを生じるので、温度を高くす
ることができず、温度と湿度の調整が著しく難しくて、
それ程短期間で木材を乾燥することは不可能であった。
蒸気を当る方法があるが、この方法の最大の欠点は、早
く乾燥させる為に加熱温度を上げると、木材表面が過乾
燥して収縮し、表面に割れを生じるので、温度を高くす
ることができず、温度と湿度の調整が著しく難しくて、
それ程短期間で木材を乾燥することは不可能であった。
例えば唐木の場合、蒸気を当てて含水率30斜のものを
15俤まで乾燥するには、数日ないし1週間程度の日数
を要した。
15俤まで乾燥するには、数日ないし1週間程度の日数
を要した。
乾燥時間を早くする為に、蒸気の温度を高くすると、そ
の表面に無数の割れを生じ、木材の商品価値を著しく低
下させた。
の表面に無数の割れを生じ、木材の商品価値を著しく低
下させた。
又、乾燥に数日ないし一週間も掛る為、乾燥機の回転、
即ち一日当りの処理能力が低下し、乾燥機が著しく大型
になって拡い設置場所を要してすこぶる高価となる欠点
があった。
即ち一日当りの処理能力が低下し、乾燥機が著しく大型
になって拡い設置場所を要してすこぶる高価となる欠点
があった。
木材の使用量が少ないのであれば、乾燥機の容量が大き
いことはそれ程問題にならないかも知れないが、木材の
使用工場は、はとんどの工場が著しく多量の木材を使用
する為、−週間外もの木材を一度に乾燥するとなるとそ
の容積は膨大な大きさとなった。
いことはそれ程問題にならないかも知れないが、木材の
使用工場は、はとんどの工場が著しく多量の木材を使用
する為、−週間外もの木材を一度に乾燥するとなるとそ
の容積は膨大な大きさとなった。
よって、仏壇製造工場の如く、比較的木材使用量が少な
い工場でも実際にはほとんど乾燥機を使用せず、木材を
例年も放置して乾燥させているのが実状である。
い工場でも実際にはほとんど乾燥機を使用せず、木材を
例年も放置して乾燥させているのが実状である。
ただこの場合、何年分もの木材をストックする必要があ
る為、それ程大きくないごくありふれた規模の製造工場
でも極めて広い材料置場と、伺憶円もの財源を要しすこ
ぶる不経済であった。
る為、それ程大きくないごくありふれた規模の製造工場
でも極めて広い材料置場と、伺憶円もの財源を要しすこ
ぶる不経済であった。
本発明者は、割れを生ぜしめずに何とか木材を急速乾燥
できないものかと、熱風乾燥によって木材が表面に割れ
を生ずる状態を見開に観察した結果、木材に熱風を当る
と、まず表面だけが急速に乾燥されて収縮し、その結果
表面に割れを生じることが判明した。
できないものかと、熱風乾燥によって木材が表面に割れ
を生ずる状態を見開に観察した結果、木材に熱風を当る
と、まず表面だけが急速に乾燥されて収縮し、その結果
表面に割れを生じることが判明した。
このときの収縮率は木材の種類により多少異なるが、一
般的には、含水率1多の減少につき年輪の接線方向に1
0分の数多、例えば表面が中心部に比べて含水率1o%
乾燥すれば表面が数□□□も収縮し、年輪の半径方向に
割れを生じたのである。
般的には、含水率1多の減少につき年輪の接線方向に1
0分の数多、例えば表面が中心部に比べて含水率1o%
乾燥すれば表面が数□□□も収縮し、年輪の半径方向に
割れを生じたのである。
よって、この方法では、表面のみから乾燥させずに、時
間を掛けて木材全体を除々に加熱させる必要があり、乾
燥時間が著しく延長されたのである。
間を掛けて木材全体を除々に加熱させる必要があり、乾
燥時間が著しく延長されたのである。
又、熱風によって木材を加熱する場合は、全ての木材の
全面に均一に熱風を吹き付けることができず、熱風がよ
く当る個所が他の個所より速く温度上昇し、同じ木材で
も裏と表とで加熱状態が不均一となって温度差を生じ、
これによって木の反りと割れが多発したのである。
全面に均一に熱風を吹き付けることができず、熱風がよ
く当る個所が他の個所より速く温度上昇し、同じ木材で
も裏と表とで加熱状態が不均一となって温度差を生じ、
これによって木の反りと割れが多発したのである。
そこで、本発明者は更に実験と研究を重ねた結果、木材
をまず熱湯に漬けて加熱した後、熱湯から出して冷却さ
れる前に再び熱風、蒸気、高周波等で加熱することによ
り、例と時間のオーダーで乾燥させることに成功した。
をまず熱湯に漬けて加熱した後、熱湯から出して冷却さ
れる前に再び熱風、蒸気、高周波等で加熱することによ
り、例と時間のオーダーで乾燥させることに成功した。
よって本発明の重要な目的は、表面割れを生ぜしめない
で木材が急速乾燥可能な木材の乾燥方法を提供するにあ
る。
で木材が急速乾燥可能な木材の乾燥方法を提供するにあ
る。
又、本発明の他の重要な目的は、乾燥と同時に油抜きが
可能である木材の乾燥方法を提供するにある。
可能である木材の乾燥方法を提供するにある。
以下、本発明の実施例を図面に基いて説明すると、まず
第1図に示すように、所定量の木材1を熱湯加熱用の容
器2に収納した後、水を満たし、その後第2図に示すよ
うに水を所定温度まで加熱して一定時間放置する。
第1図に示すように、所定量の木材1を熱湯加熱用の容
器2に収納した後、水を満たし、その後第2図に示すよ
うに水を所定温度まで加熱して一定時間放置する。
その後、第3図に示すように木材1を容器2から取り出
すか、あるいは容器2から水を除出し、木材1が冷却さ
れずに加熱状態にあるときに熱風、加熱された蒸気や煙
又は高周波で加熱して木材1を更に乾燥する。
すか、あるいは容器2から水を除出し、木材1が冷却さ
れずに加熱状態にあるときに熱風、加熱された蒸気や煙
又は高周波で加熱して木材1を更に乾燥する。
木材を加熱する熱湯の温度は、100℃に沸騰させるこ
とが加熱時間を短縮できる点で好ましいが、必ずしも1
00℃でなくとも60℃〜100℃で充分効果がある。
とが加熱時間を短縮できる点で好ましいが、必ずしも1
00℃でなくとも60℃〜100℃で充分効果がある。
又、木を熱湯に漬ける時間は、木材の種類や熱湯の温度
により相当界なるが本発明の実験によると油分が多くて
重い唐木の場合、90℃の熱湯で3〜5時間が最適であ
った。
により相当界なるが本発明の実験によると油分が多くて
重い唐木の場合、90℃の熱湯で3〜5時間が最適であ
った。
ただ、これより長時間木材を熱湯に漬けておいても、木
が割れるとかそるとかの不都合は全く起こらなかった。
が割れるとかそるとかの不都合は全く起こらなかった。
熱湯を除去した木材を、熱風で再加熱する場合熱風の温
度は70℃〜80℃が適当で、好ましくは、熱湯から取
り出された木材の温度より熱風が低いことが割れを防止
する点で好ましい。
度は70℃〜80℃が適当で、好ましくは、熱湯から取
り出された木材の温度より熱風が低いことが割れを防止
する点で好ましい。
又、熱風の加熱乾燥時間は、熱湯で3〜5時間で加熱さ
れた唐木の場合、約5時間で含水率を6〜9饅迄乾燥で
きた。
れた唐木の場合、約5時間で含水率を6〜9饅迄乾燥で
きた。
本発明に於て、熱湯から取り出した木材を加熱する方法
としては、熱風、加熱された蒸気又は煙を木材に当てる
方法又は高周波により木材を加熱する方法を用いる。
としては、熱風、加熱された蒸気又は煙を木材に当てる
方法又は高周波により木材を加熱する方法を用いる。
乾燥雰囲気温度と木材の温度とに差があり過ぎると乾燥
により木材の割れ、乾燥速度の低下等を生ずるので熱湯
から取り出した木材は冷却されずに加熱状態にある間に
乾燥することが必要である。
により木材の割れ、乾燥速度の低下等を生ずるので熱湯
から取り出した木材は冷却されずに加熱状態にある間に
乾燥することが必要である。
本発明は、木材を一旦熱湯で加熱した後、熱湯を除去し
て熱風、加熱された蒸気、煙又は高周波によって再加熱
して乾燥するものであるから、熱風乾燥時に割れを生ず
ることなく、著しく短時間に理想的な含水率まで急速乾
燥可能となるのである。
て熱風、加熱された蒸気、煙又は高周波によって再加熱
して乾燥するものであるから、熱風乾燥時に割れを生ず
ることなく、著しく短時間に理想的な含水率まで急速乾
燥可能となるのである。
熱風乾燥の前に木材を熱湯に漬けると、どういう理由で
木材が割れを生じずに急速乾燥できるかを充分説明する
ことはできないが、本発明者が実際に行なった実験によ
ると、最も乾燥し難い、密度の高い含水率30φの唐木
が、熱湯加熱時間4時間、熱風加熱乾燥時間5時間、合
計9時間で例と6〜9優まで乾燥されたのである。
木材が割れを生じずに急速乾燥できるかを充分説明する
ことはできないが、本発明者が実際に行なった実験によ
ると、最も乾燥し難い、密度の高い含水率30φの唐木
が、熱湯加熱時間4時間、熱風加熱乾燥時間5時間、合
計9時間で例と6〜9優まで乾燥されたのである。
ちなみにこのとき熱湯の温度は90℃、熱風の温度は7
5℃であった。
5℃であった。
このように木材が時間のオーダーで急速乾燥できるのは
、熱湯によって木材全体が均一に急速加熱されることに
加えて、熱湯に漬けることによって、硬い唐木でも手で
曲げられる程柔軟になる為熱湯から取り出して加熱状態
のときに熱風で加熱すると、木材の柔軟性によって割れ
ずに収縮乾燥する為でないかと推測する。
、熱湯によって木材全体が均一に急速加熱されることに
加えて、熱湯に漬けることによって、硬い唐木でも手で
曲げられる程柔軟になる為熱湯から取り出して加熱状態
のときに熱風で加熱すると、木材の柔軟性によって割れ
ずに収縮乾燥する為でないかと推測する。
又、熱湯加熱によって木材の油分が流出することも、乾
燥時間を短縮化することに効果があり、このことは前記
のこととが相乗して、10時間以下という短時間で理想
的な状態に乾燥できるのである。
燥時間を短縮化することに効果があり、このことは前記
のこととが相乗して、10時間以下という短時間で理想
的な状態に乾燥できるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は本発明の一実施例を示す概略断面
図である。 1・・・・・・木材、2・・・・・・容器、3・・・・
・・ヒータ、4・・・・・・ヒータ。
図である。 1・・・・・・木材、2・・・・・・容器、3・・・・
・・ヒータ、4・・・・・・ヒータ。
Claims (1)
- 1 木材をあらかじめ熱湯に漬けて加熱した後、熱湯を
除去して木材が冷却する前に再び熱風、加熱された蒸気
、煙又は高周波で加熱することを特徴とする木材の加熱
乾燥方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP50114063A JPS5853268B2 (ja) | 1975-09-18 | 1975-09-18 | 木材の乾燥方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP50114063A JPS5853268B2 (ja) | 1975-09-18 | 1975-09-18 | 木材の乾燥方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5238001A JPS5238001A (en) | 1977-03-24 |
| JPS5853268B2 true JPS5853268B2 (ja) | 1983-11-28 |
Family
ID=14628091
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP50114063A Expired JPS5853268B2 (ja) | 1975-09-18 | 1975-09-18 | 木材の乾燥方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5853268B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4885704A (ja) * | 1972-02-17 | 1973-11-13 | ||
| JPS5044545A (ja) * | 1973-08-24 | 1975-04-22 |
-
1975
- 1975-09-18 JP JP50114063A patent/JPS5853268B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5238001A (en) | 1977-03-24 |
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