JPS5854464B2 - 電子顕微鏡におけるドリフト補正方法 - Google Patents
電子顕微鏡におけるドリフト補正方法Info
- Publication number
- JPS5854464B2 JPS5854464B2 JP54033907A JP3390779A JPS5854464B2 JP S5854464 B2 JPS5854464 B2 JP S5854464B2 JP 54033907 A JP54033907 A JP 54033907A JP 3390779 A JP3390779 A JP 3390779A JP S5854464 B2 JPS5854464 B2 JP S5854464B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- electron microscope
- time
- drift
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は新規な電子顕微鏡におけるドリフト補正方法に
関するものである。
関するものである。
電子顕微鏡において、試料のドリフトが高分解能観察に
大きな障害を与えていることは周知である。
大きな障害を与えていることは周知である。
このドリフトは試料近辺の構造物の温度及び機械的平衡
の崩れに起因するもので、試料交換時の温度変化、対物
レンズの温度変化、試料移動に起因する機械的変化等に
よって生じ、平衡状態に達するのに数時間も要すること
があり、高分解能観察に多大の支障となる。
の崩れに起因するもので、試料交換時の温度変化、対物
レンズの温度変化、試料移動に起因する機械的変化等に
よって生じ、平衡状態に達するのに数時間も要すること
があり、高分解能観察に多大の支障となる。
従来より、試料のドリフトを少くする研究は部分なされ
たが、その殆んどは試料ステージの改良に留まり、積極
的にドリフトを補正するというものは実用されていない
。
たが、その殆んどは試料ステージの改良に留まり、積極
的にドリフトを補正するというものは実用されていない
。
本発明は実用に供し得るドリフトの補正方法を提案する
もので、以下図面を用いて説明する。
もので、以下図面を用いて説明する。
第1図は本発明方法を実施した装置例のブロック図で、
1は対物レンズ、2は中間レンズ、3は投影レンズであ
る。
1は対物レンズ、2は中間レンズ、3は投影レンズであ
る。
試料4を透過した電子線は対物レンズ1により結像拡大
され、更に中間レンズ2、投影レンズ3により拡大され
て、結像5を結ぶ、この結像の位置には普通蛍光スクリ
ーンが置かれ、電子像は可視像として観察できる。
され、更に中間レンズ2、投影レンズ3により拡大され
て、結像5を結ぶ、この結像の位置には普通蛍光スクリ
ーンが置かれ、電子像は可視像として観察できる。
この蛍光スクリーン付近の適当な個所には、例えば固体
撮像板γが配置され、直交する二方向(X、Y方向)に
ついて、電子顕微鏡像を時間的に変化する電気信号に変
換可能である。
撮像板γが配置され、直交する二方向(X、Y方向)に
ついて、電子顕微鏡像を時間的に変化する電気信号に変
換可能である。
8は水平(X方向)同期信号発生回路で、第2図aのよ
うな一定間隔のパルス信号を発生し、前記固体撮像板1
に起動信号として供給され、それにより該撮像板からは
X方向に走査した時間的変化を有する映像信号(第2図
b)が得られ、増巾器9を介して二値化回路10に送ら
れる。
うな一定間隔のパルス信号を発生し、前記固体撮像板1
に起動信号として供給され、それにより該撮像板からは
X方向に走査した時間的変化を有する映像信号(第2図
b)が得られ、増巾器9を介して二値化回路10に送ら
れる。
この二値化回路においては一定レベルE1(b図参照)
以上の信号が1”、それ以下の信号が”0”の信号(第
2図C)に変換され、二つのアントゲ−N1a及び11
bに送られる。
以上の信号が1”、それ以下の信号が”0”の信号(第
2図C)に変換され、二つのアントゲ−N1a及び11
bに送られる。
一方前記同期信号発生回路8からの信号は鋸歯状波信号
発生回路12に送られ、d図に示す如き鋸歯状波を発生
する。
発生回路12に送られ、d図に示す如き鋸歯状波を発生
する。
この信号は比較回路13に送られ、略中心部にレベルを
もつスライス信号E2と比較され、このレベルを越えた
とき信号を生じ、(第2図e)前記アントゲ−N1 a
に送り込む。
もつスライス信号E2と比較され、このレベルを越えた
とき信号を生じ、(第2図e)前記アントゲ−N1 a
に送り込む。
前記比較回路13からの信号の一部は反転回路14を通
して第2図fの信号となり、アンドゲート11bに送ら
れる。
して第2図fの信号となり、アンドゲート11bに送ら
れる。
両アンドゲート11a、llbにはクロックパルス発振
器15から、一定周期のクロックパルスが送り込まれて
おり、従って両ゲートの出力は夫々第2図g及びhの如
くなる。
器15から、一定周期のクロックパルスが送り込まれて
おり、従って両ゲートの出力は夫々第2図g及びhの如
くなる。
このクロックパルスの出る時間τ1は、第3図に示す如
く1”の値を示す像部分5aのスライス位置より右側の
長さ11に対応し、又τ2は同図左側部分の長さ12に
対応する。
く1”の値を示す像部分5aのスライス位置より右側の
長さ11に対応し、又τ2は同図左側部分の長さ12に
対応する。
而してスライス位置は第2図dのレベルE2で設定され
、固定位置であるから、もし像部分5aが左右に移動(
ドリフト)すれば、11とN12の差又は比は変化し、
それに応じてτ1とτ2の値は変化する。
、固定位置であるから、もし像部分5aが左右に移動(
ドリフト)すれば、11とN12の差又は比は変化し、
それに応じてτ1とτ2の値は変化する。
この時間巾はクロックパルスの数に変換され、夫々のパ
ルスはカウンター16a、16bでカウントされる。
ルスはカウンター16a、16bでカウントされる。
両カウンターの計数値は、メモリー17に送られ、一旦
記憶される。
記憶される。
本発明においては一定時間において部間の測定がなされ
るので、X方向について、4つの計数値が記憶される。
るので、X方向について、4つの計数値が記憶される。
この記憶された値は、演算機能をもつ制御回路18(例
えばコンピュータ)によって読み出され、前記4つの値
を基にドリフトの速度が求められる。
えばコンピュータ)によって読み出され、前記4つの値
を基にドリフトの速度が求められる。
このドリフト速度は表示装置19によって表示される。
一方、ドリフト速度が測定されるや、制御回路18から
は制御信号が電源20に送られ、偏向系21に前記ドリ
フトを丁度打ち消すような偏向電圧又は電流を発生し、
供給する。
は制御信号が電源20に送られ、偏向系21に前記ドリ
フトを丁度打ち消すような偏向電圧又は電流を発生し、
供給する。
偏向系21としては投影レンズの下方に置かれる必要は
なく、22で示す如く、対物レンズの中や中間レンズの
中に置かれてあっても良い。
なく、22で示す如く、対物レンズの中や中間レンズの
中に置かれてあっても良い。
又、この偏向コイル22は試料の電気的な視野移動に使
用すると便利である。
用すると便利である。
尚、上記回路系はX方向についてのものであるがこれと
直角な方向、つまりY方向についても図示はしないが同
様な回路が構成されることは勿論である。
直角な方向、つまりY方向についても図示はしないが同
様な回路が構成されることは勿論である。
この場合、第3図のスライス位置と走査位置は反対にな
る。
る。
以上の構成において、比較回路13のスライスレベルE
2を適当(中央部)に定め、固定撮像板7上の略中心部
に適切な形(例えば円形)の像部分5aを位置せしめ、
この像部分のみが1”の信号をもつように二値化回路1
0を調整する。
2を適当(中央部)に定め、固定撮像板7上の略中心部
に適切な形(例えば円形)の像部分5aを位置せしめ、
この像部分のみが1”の信号をもつように二値化回路1
0を調整する。
この状態において、制御回路18より同期信号発生回路
8及びカウンター16a、16bに信号を送り、カウン
ターをリセットすると同時に水平同期信号を発生し、固
体撮像板γ及び鋸歯状波発生回路12に送る。
8及びカウンター16a、16bに信号を送り、カウン
ターをリセットすると同時に水平同期信号を発生し、固
体撮像板γ及び鋸歯状波発生回路12に送る。
その結果、撮像板からは時間的に変化する映像信号が得
られ、二値化回路10を通して第2図Cの信号となり、
アンドゲート11a、11bに送られる。
られ、二値化回路10を通して第2図Cの信号となり、
アンドゲート11a、11bに送られる。
又、鋸歯状波発生回路12からの第2図dの信号は比較
回路13を通し、第2図eの信号となり、アントゲ−N
1aに送られ、更に反転回路14を通してアントゲ−N
lbに送られる。
回路13を通し、第2図eの信号となり、アントゲ−N
1aに送られ、更に反転回路14を通してアントゲ−N
lbに送られる。
アンドゲートには夫々クロックパルスが発振器15より
供給されているため、τ1の期間第3図11に対応する
クロック数のパルス(第2図g)がカウンター16aで
カウントされる。
供給されているため、τ1の期間第3図11に対応する
クロック数のパルス(第2図g)がカウンター16aで
カウントされる。
又、アントゲ−)11bからのτ2の期間の信号は12
に対応する数のクロックとなり、カウンター16bでカ
ウントされる。
に対応する数のクロックとなり、カウンター16bでカ
ウントされる。
この両カウンターの計数値はメモリー17に一旦記憶さ
れる。
れる。
而して一定時間(例えば1分間)経過後、再び制御回路
は回路8とカウンター16a。
は回路8とカウンター16a。
16bに制御信号、リセット信号を送り、前記と同様な
動作を行う。
動作を行う。
これによりメモリーには、4つのカウント値が記憶され
ることになる。
ることになる。
例えば、第3図において、第1回目の走査時の試料像5
aが中央部から第2回目走査時に点線で示すようにドリ
フトしたとすると、カウンター16a、16bにはτ1
′、72′で示すように巾(数)の変化したクロックが
導入されることになる。
aが中央部から第2回目走査時に点線で示すようにドリ
フトしたとすると、カウンター16a、16bにはτ1
′、72′で示すように巾(数)の変化したクロックが
導入されることになる。
而して、制御回路18はメモリー17に記憶された4つ
の信号を読み出し、ドリフトの速度を求める。
の信号を読み出し、ドリフトの速度を求める。
このドリフトの速度は表示装置19に表示される。
一方、制御回路からは電源20に信号が送られ、このド
リフトの速度が零になるような偏向電圧又は電流が発生
せられ、偏向系21に送られる。
リフトの速度が零になるような偏向電圧又は電流が発生
せられ、偏向系21に送られる。
以上の如くなせば写真撮影前のわずかな時間を用いて、
ドリフト速度が測定でき、それを零にするよう補正する
ことができ、極めて高分解能の写真を得ることができる
。
ドリフト速度が測定でき、それを零にするよう補正する
ことができ、極めて高分解能の写真を得ることができる
。
尚上記において、固体撮像板Tは電子線通路に出し入れ
するように構成すると便利である。
するように構成すると便利である。
又、この撮像板は単なる例示であり、電子顕微鏡像を時
間的に変化する信号に変換できればどのようなものでも
良い。
間的に変化する信号に変換できればどのようなものでも
良い。
又、特定する像部分を部分し、その夫々の時間を測定し
て像の位置を測定したが、基準点から特定像までの距離
(時間)を測定するようになしても良い。
て像の位置を測定したが、基準点から特定像までの距離
(時間)を測定するようになしても良い。
第1図は本発明方法を実施せる装置の一例を示すブロッ
ク線図、第2図及び第3図はその動作説明図である。 1:対物レンズ、2:中間レンズ、3:投影レンズ、4
:試料、5:結像、γ:固体撮像板、8:水平同期信号
発生回路、10:二値化回路、11a及び11b:アン
ドゲート、12:鋸歯状波発振器、13:比較回路、1
4:反転回路、15:クロック発振器、16a及び16
b:カウンター、17:メモリー 18:制御回路、1
9:表示装置、20:電源、21:偏向系。
ク線図、第2図及び第3図はその動作説明図である。 1:対物レンズ、2:中間レンズ、3:投影レンズ、4
:試料、5:結像、γ:固体撮像板、8:水平同期信号
発生回路、10:二値化回路、11a及び11b:アン
ドゲート、12:鋸歯状波発振器、13:比較回路、1
4:反転回路、15:クロック発振器、16a及び16
b:カウンター、17:メモリー 18:制御回路、1
9:表示装置、20:電源、21:偏向系。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 結像された電子顕微鏡像の特定した像領域をある時
点で直交した二方向について時間的に変化する電気信号
に変化し、この信号より前記特定領域の位置に関する信
号を求め、一定時間経過後前記特定像領域に関し、同様
な時間的変化信号を得、該信号より一定時間経過後の前
記特定領域の位置に関する信号を求め、両時点における
位置信号を基に試料のドリフト速度を求め、前記各方向
におけるドリフト速度を零にするように前記電子顕微鏡
像を偏向移動させることを特徴とする電子顕微鏡におけ
るドリフト補正方法。 2 結像された電子顕微鏡像の特定した像領域をある時
点で直交した二方向について時間的に変化する電気信号
に変換し、該信号の特定部分を基準位置を境に部分し、
画部分の時間的長さを測定し、次に一定時間経過後の前
記特定領域に関する時間的変化信号を得、前記基準位置
を境に部分された特定部分の夫々の時間的長さを測定し
、両時点における各時間的長さの測定値を基に試料のド
リフト速度を求め、前記各方向におけるドリフト速度を
零にするように前記電子顕微鏡像を偏向移動させること
を特徴とする電子顕微鏡におけるドリフト補正方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP54033907A JPS5854464B2 (ja) | 1979-03-23 | 1979-03-23 | 電子顕微鏡におけるドリフト補正方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP54033907A JPS5854464B2 (ja) | 1979-03-23 | 1979-03-23 | 電子顕微鏡におけるドリフト補正方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS55126950A JPS55126950A (en) | 1980-10-01 |
| JPS5854464B2 true JPS5854464B2 (ja) | 1983-12-05 |
Family
ID=12399578
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP54033907A Expired JPS5854464B2 (ja) | 1979-03-23 | 1979-03-23 | 電子顕微鏡におけるドリフト補正方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5854464B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0626196B2 (ja) * | 1986-03-12 | 1994-04-06 | 株式会社日立製作所 | イオンビ−ム加工方法および装置 |
-
1979
- 1979-03-23 JP JP54033907A patent/JPS5854464B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS55126950A (en) | 1980-10-01 |
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