JPS5855285B2 - 護岸工事の構築物に対する防蝕方法及びこれに用いる防蝕用カバ− - Google Patents

護岸工事の構築物に対する防蝕方法及びこれに用いる防蝕用カバ−

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JPS5855285B2
JPS5855285B2 JP2400178A JP2400178A JPS5855285B2 JP S5855285 B2 JPS5855285 B2 JP S5855285B2 JP 2400178 A JP2400178 A JP 2400178A JP 2400178 A JP2400178 A JP 2400178A JP S5855285 B2 JPS5855285 B2 JP S5855285B2
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steel pipe
corrosion
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pipe pile
cover
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貢 栗原
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【発明の詳細な説明】 本発明は、海岸、河川湖沼等の護岸工事にpける構築物
に防蝕処理を効果的に与える方法と、その方法を実施す
る上で用いられる防蝕カバーに関するものである。
海岸、河Ill湖沼等の護岸構築物は、水位の変動によ
って乾湿交互の影響を受けることは避は得ないことであ
る。
海岸では潮位や波浪の変化により、河川では主として流
量変化により、また湖沼等にあっては、貯水状態の変化
によって護岸部分の水中にある部分と水面より上にある
部分が常に変化することは周知の通りである。
一方護岸工事の構築物は主として鋼板等の矢板類や鋼管
杭等の打込み部材を以って成り、これらにあっては、常
時水面より上にある部分と常時水中にある部分とは比較
的腐蝕を受けることは少いが、乾湿交互の状態にかかれ
る部分は、酸化され易くこれによって腐蝕する。
このために、変動水位の領域を超える部分に対し何等か
の防蝕工事を施さないと経年的な護岸機能を維持できな
いことになる。
この防蝕工事には、主としてプラスチック製のカバーが
用いられ、プラスチックに固有の耐腐蝕性が活用される
ことになる。
然しプラスチックそれ自体は鋼板や鋼管等のように外部
からの衝撃に対し高い強度を有しないので、一般にこの
種防蝕用に供せられるプラスチックとしては、ファイバ
ーリインフォーストプラスチック(繊維強化樹脂:FR
Pと略称される)が用いられ、更にこれを用いてその強
化構造が施されるのが普通である。
鋼管を用いた施設、例えば、護岸、桟橋支柱等にあって
最も普通に用いられて米た構造は、上記水位変動領域で
あるその上限及び下限を超える範囲に亘って円筒状のF
RPカバーを嵌込み占位させ、鋼管との間隙に適当なス
ペーサーを介在させてかき、且つ該筒状カバーの下端で
適当なモルタル流失対策ヲ構してかいて鋼管とカバーと
の間にモルタルを注入充填し、これを固化させたもので
ある。
本発明の防蝕方法も個々の鋼管杭についてはこの一般的
防蝕構造の例に倣うものではあるが、個個に打込1れた
鋼管杭相互の間の隙間をなくして波浪や水流等によって
護岸部が削られたり崩壊することを未然に防止するのに
役立つ新規な方法を提供するものであって、殊に擁壁と
なる護岸主体たる打込み鋼管杭の列線より内側、つ1す
、鋼管杭の打設ラインより陸上側で列設鋼管杭の隙間か
ら打設ラインの内側に侵入する水が護岸主体たる鋼管杭
擁壁によって土留めされている土砂類を侵蝕したり崩壊
させたりすることのないように配慮しである。
更に、そのような防蝕と、土砂の侵蝕崩壊防止との両目
的を一挙に解決するに当って、本発明では単一種類の筒
状カバーによって広く施工現場に固有の条件や、施工上
腕は得ぬ工事上の条件を克服するようになされた点に重
要な特徴を有し、寸法の異なる多種類の円筒状カバーを
準備し、施工現場へ持ち込むという生産上の煩雑さや現
場作業の複雑性を改善するものである。
以下図面に示すところから、本発明を更に詳しく説明す
ると、第1図は理想的状態で鋼管杭が擁壁を形成してい
る護岸例を示している。
図中11は打込1れた鋼管杭であり、これらは総て均等
な中心間隔Sを以って打込1れてあ・す、これら各鋼管
杭11に嵌込1れたFRP円筒カバー12は何れも同じ
直径Rを有し、各円筒カバー12は互に隣れる円筒カバ
ー12と密接を保ち、各鋼管杭11と各円筒カバー12
との間にはモルタル等の結着固化材13が注入充填され
て一体化され、その結果防蝕工事を施工した後の護岸擁
壁には海水や水が水側Wより陸側りに入り込む余地のな
いように形成されている。
従ってこの場合には、準備すべきFRP円筒カバー12
の外径Rと、打込み鋼管杭11の中心間間隔Sとの間に
は、 R=S の関係が与えられるから、鋼管杭の打込み間隔に相当す
る外径をもった円筒カバーを多数準備すれば用が足りる
ことは自明である。
つ1り護岸主体となる打込み鋼管杭は正確に均等間隔を
以って配置されているので、このような鋼管杭11の列
線を以って施工され、または施工されている場合にあっ
ては、同一の直径からなる円筒カバー12の一種類多数
を予め準備し、各杭11に嵌込んで、円筒カバー12相
互の間に隙間のできないようにすることが可能となる。
然し乍ら、現実には、このように理想的配列を以って鋼
管杭を打込むことは至難であり、または打込1れた状態
にあることも殆んどなく、打込み部分の地下構造によっ
て岩床その他の影響から不斉−な間隔を生じてし−t5
ものである。
その極端な実例を第2図を以って示しである。
現実の施工作業では第2図のようなひどい不均分間隔と
なることはないが、同図では、本発明をより理解し易い
ように極端な例を以って示しである。
この場合、本来意図した鋼管杭11の打込み間隔Sに対
し、施工現場の状況や、施工作業によって不可避の人為
的誤差の結果、各鋼管杭11の中心間隔は、 S1〆S2/S3/・・・・・・・・・・・・となり、
このような状態にあっては用いるべき防蝕カバー12に
ついてその外径を一律には定め得ないこととなる。
そこで、本発明では、従前円筒カバーを以って防蝕工事
に供していた思想から脱脚し、長径aと短径すとを有す
る楕円形または長円形の断面形状から成る筒状カバーC
を採用することにした。
その詳細は第3A図及び第3B図に拡大横断平面図を以
って示しであるが、倒れの場合も中心を過ぎる直径がそ
の方向によって異なり、最大径がaであり最小径がbで
あるような非円形断面をもっている。
第3A図及び第3B図にあ・いて、22は筒状カバーC
の筒状壁であり、32はその下端部に一体的に形成し、
または別体を以って取付けた底体であり、同底体32に
は、鋼管杭11の外径Pより僅かに大きな真円形の透孔
52をあけである。
そして透孔52の周縁には合成ゴムその他の弾力性ある
環状または環状に配置されるシール部材42を接着また
はボルト締め等によって接合しである。
シール部材42の内径rと、鋼管杭11のの外径Pと、
透孔52の孔径りとの関係は、となっている。
このような楕円形断面または長円形断面からなる筒状カ
バーCは、その底体32に鋼管杭11の外径Pより僅か
に大きな孔径をもつ透孔52を有するので、鋼管杭11
に対して常法の如く嵌込み作業を行うと無理なく嵌装さ
れ、鋼管杭11を中心に適宜回動させ得る状態となる。
この際内径rが鋼管杭11の外径Pよりも小さなシール
部材42は、第4図に示すように嵌込みと同時にめくり
上げられて反曲し、鋼管杭11との密接を保つ。
第4図は、互に隣れる2本の鋼管杭11に対して本発明
の筒状カバー〇を嵌込んだ状態を一部縦断正面図を以っ
て示しである。
筒状カバー〇は、第4図K>いて、水位変動の最上限を
WHLで示し、その最下限をWLLで示す高さの領域H
を超えてその上方及び下方に亘って占位するように位置
づけ、適当な懸吊乃至支持手段、例えば筒状カバーCの
外側からこれを支持するか、筒状カバーCの上縁に予め
取付けて釦く懸吊フックを利用して支持し、鋼管杭11
と筒状カバーCとの間にモルタル等の結着固化材13を
注入充填して鋼管杭11と筒状カバーCとの一体固結化
を行うが、本発明の方法では、このモルタル等の結着固
化材13の充填に先立って、各鋼管杭11に嵌込んだ筒
状カバー〇を夫々の鋼管杭11の周囲で回動し、第2図
に示すように互に隣れる筒状カバーCが互に密接するよ
うに位置定めをする。
第2図及び第4図にかいて符号Qで示しである部分は、
互に隣れる筒状カバーC2Cが互に垂直な線で接触する
部分である。
このような相互接触をさせた状態で各鋼管杭11と筒状
カバーCとの間に適当なスペーサー23を介在させてか
き、更に必要あれば陸側りに各筒状カバーCに対して外
側より圧接する土砂を緩く埋め込んで各筒状カバーCの
向きが変らぬように保持してかく。
斯くして、モルタル等の結着固化材13を注入充填して
その固化を持つと、各鋼管杭11とこれらに嵌込1れた
各筒状カバーCとは夫々一体的に結着し、乾湿交互の状
態に曝される鋼管杭11の部分は、その外周がプラスチ
ック等の耐腐蝕性の筒状カバーCによって覆われること
になるから、鋼管杭11は経年的な腐蝕から保護される
ことになり、施工された鋼管杭11の列線より陸側りに
ある列線背後に本格的な土砂充填を行い、衝き固めを施
すことによって所要の護岸工事を終了させることができ
る。
図に示したものは、護岸工事の一例を示したものである
且つ本発明方法の実施の態様を解り易くするために例示
したが、現実の護岸工事の構築作業にあっては、その多
くが、鋼管杭11の列線より陸側りの部分で、列設され
る鋼管杭11を支持体としてこれに沿う矢板が打込1れ
土留めの役を果すようにしてあり、そのような構築実施
の態様においても、本発明方法は難なく施工され得るこ
とは容易に理解されよう。
本発明によれば、第2図に示すところとこれに関連する
説明とから既に明らかなように、各鋼管杭11の打込み
によってその列線が正確には一線をなさないようなこと
になっていても、また、各鋼管杭11の打込み間隔S1
.S2.S3・・・が夫夫不揃いで不等間隔となってい
たとしても、各鋼管杭11に嵌込んだ筒状カバーCを適
宜鋼管杭11の外壁の周囲に沿って適当に回動して、外
側に占位すべき各筒状カバーC相互の間を隙間なく列装
することができ、“この調整は、所要の鋼管杭11の打
込み間隔Sが長径aと短径すとの間にあるように造られ
た筒状カバー〇を選定することにより、長径aと短径す
の差の範囲を活用して適当に行うことができる。
そして、互に密接列装した筒状カバーCによって護岸面
には隙間を生ずることなく所期の工事を遂行できるから
隙間から侵入する水や波浪によって鋼管杭の列L::に
かける陸側りの土砂の流失や岸の崩壊 防ぐこと
ができて極めて有益である。
第4図に示した実施例では、注入するモルタル等の結着
固化材13が、筒状カバー〇の下端より無為に流失して
し1わないように、筒状カバーCの下端に壁体部と一体
に形成した底体32を設けてあって、これに鋼管杭11
の外径Pより僅かに大きな孔径りをもった透孔52をあ
けるとともにとの透孔52の周縁に沿う環状の有弾性シ
ール部材42を設け、同シール部材420通常の内径r
を鋼管杭11の外径Pより僅かに小さくした構成をとっ
ているが、この態様だけが注入充填するモルタル等の結
着固化材13の流失を防ぐ実例と解すべきではない。
第5図に筒状カバーCの他の実例を示しである。
同図による筒状カバーCの横断平面図及び、これを用い
た場合の第6図の一部縦断正面図からも解るように、強
い弾性と注入充填されるモルタル等の結着固化材13の
荷重に対する支持力を失わない限りでは、前記実施例に
かける底体32に代ってシール部材62によってこれを
行ってもよい。
シール部材62は、それ自体に鋼管杭11の外径より僅
かに小さな外径をもつ透孔72を穿ってあり、シール部
材62の外周縁は、直接筒状カバーCの筒壁の内側に接
合されている。
このような構成によれば、鋼管杭11への嵌込みによっ
て前記透孔72の周縁部は事実上めくり上げられて透孔
72の口径が拡大され、反曲したシール部材62によっ
て注入充填されるモルタル等の結着固化材13は流失す
ることなく保持される。
以上述べるように、本発明の方法によれば、既設の護岸
構築物に対しても、新たに構築される護岸の工事にも、
不可避とされる鋼管杭の不斉−間隔打込み作業によく適
合させて、防蝕機能を発揮させ得る他、防蝕工事によっ
て杭間侵入の水による岸の土砂流失及び岸の崩壊を防ぐ
ことが可能でよく所期の目的を達成し、実用上稗益する
ところが多大であり、特に打込み鋼管杭の配列間隔に応
じて数種類もの防蝕用の刀バーを用意する必要なく、よ
く一種類の筒状カバーを以って工事に適応させることが
できるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は理想的な状態で打込み作業の行われた鋼管杭の
列線に対して同一径の防蝕用円筒カバーが適用される理
想例を説明する護岸工事構築例を示す説明用平面図、第
2図は本発明による防蝕工事の実例を示す平面図、第3
A図及び第3B図は本発明方法の実施に供される防蝕用
の筒状カバーの実例を示す拡大横断平面図、第4図は本
発明方法を実施した護岸用構築物の一部を縦断して示す
正面図、第5図は防蝕用の筒状カバーの他の実例を示す
拡大横断平面図、第6図はこの筒状カバーを用いた実例
を示す護岸用構築物の一部を縦断して示す正面図である
。 11・・・鋼管杭、12・・・防蝕用円筒カバー、13
・・・結着固化材、−・a・・・長径、b・・・短径、
C・・・防蝕用筒状カバー、D・・・透孔52の孔径、
L・・・陸側、W・・・水側、Q・・・筒状カバーCの
相互の接触部、22・・・筒状壁、32・・・底体、4
2・・・シール部材、52・・・透孔、62・・・シー
ル部材、72・・・透孔、S・・・鋼管杭11の等しい
間隔、S1v S2 p S3・・・鋼管杭11の不揃
いな間隔、P・・・・・・鋼管杭11の外径R・・・・
・・防蝕用円筒カバーの外径、r・・・・・・シール部
材の内径。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 不等間隔を以って打込1れ、または打込1れている
    多数の鋼管杭を以って不斉−な列線となっている護岸部
    に対し、長径と短径をもつ非円形断面の耐蝕性筒状カバ
    ーを各鋼管杭に嵌込み、嵌込んだ該筒状カバーの各々を
    各鋼管杭の周囲で回動し、互に隣れる該筒状カバーを相
    互に密着させて各鋼管杭とこれに嵌込まれた該筒状カバ
    ーの各々との間にモルタル等の結着材を注入充填してこ
    れらを一体に固化させることを特徴とする護岸工事の構
    築物に対する防蝕方法。 2 不等間隔を以って打込1れ、または打込1れている
    多数の鋼管杭を以って不斉−な列線となっている護岸部
    に対し各鋼管杭に嵌込1れる耐蝕性筒状カバーであって
    、該筒状カバーは長径と短径とを具備し、上記嵌込みの
    後に各鋼管杭の周囲を回動することにより互に隣れる嵌
    込み筒状カバーとの間に隙間なく互に密着させ得るよう
    に構成されていることを特徴とする護岸工事の構築物に
    用いる防蝕用カバー。 3 耐蝕性筒状カバーが、その下端に底体を具工、同底
    体には嵌込むべき鋼管杭の外径より僅かに大きな孔径の
    円形の透孔をめけである特許請求の範囲第2項に記載の
    護岸工事の構築物に用いる防蝕用カバー。 4 耐蝕性筒状カバーが、その下端に底体を具え同底体
    には嵌込むべき鋼管杭の外径より僅かに大きな孔径の円
    形の透孔をあけてあり、その周縁に嵌込むべき鋼管杭の
    外径より僅かに小さな内径をもつ環状をなすシール材を
    具備させてなる特許請求の範囲第2項に記載の護岸工事
    の構築物に用いる防蝕用カバー。 5 耐蝕性筒状カバーが、その下端に有弾性の底体を具
    え、同底体には嵌込むべき鋼管杭の外径より僅かに小さ
    な孔径の円形の透孔をあけである特許請求の範囲第2項
    に記載の護岸工事の構築物に用いる防蝕カバー。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09292U (ja) * 1996-07-15 1997-05-20 ホシザキ電機株式会社 冷蔵装置における断熱箱体構造

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JPH09292U (ja) * 1996-07-15 1997-05-20 ホシザキ電機株式会社 冷蔵装置における断熱箱体構造

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