JPS5856016B2 - 熱交換器の流体通路材用アルミニウム合金押出形材の製造法 - Google Patents
熱交換器の流体通路材用アルミニウム合金押出形材の製造法Info
- Publication number
- JPS5856016B2 JPS5856016B2 JP55040198A JP4019880A JPS5856016B2 JP S5856016 B2 JPS5856016 B2 JP S5856016B2 JP 55040198 A JP55040198 A JP 55040198A JP 4019880 A JP4019880 A JP 4019880A JP S5856016 B2 JPS5856016 B2 JP S5856016B2
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- Japan
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- fluid passage
- aluminum alloy
- heat exchangers
- alloy extruded
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- Extrusion Of Metal (AREA)
- Heat Treatment Of Nonferrous Metals Or Alloys (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、熱交換器用アルミニウム合金押出形材および
その製造法に関するもので、より詳細には熱交換器とし
ての耐蝕性に優れ、かつ押出性および曲げ加工性を改善
したアルミニウム熱交換器の流体通路材に関するもので
ある。
その製造法に関するもので、より詳細には熱交換器とし
ての耐蝕性に優れ、かつ押出性および曲げ加工性を改善
したアルミニウム熱交換器の流体通路材に関するもので
ある。
近年、運輸機器、産業機器関係でアルミニウム製熱交換
器の用途が著しく拡大されている。
器の用途が著しく拡大されている。
これらはろう付けで製造されることが多く、部材の一部
にAl−8i系のろう合金をクラッドしたプレージング
シートが用いられている。
にAl−8i系のろう合金をクラッドしたプレージング
シートが用いられている。
例えば自動車用のカーエアコンでは、作動流体(例えば
フレオンガス)通路材に純アルミニウムの管材(形材も
含)が、又、空気側の冷却フィンにAl−M n、 A
l−Mg−8i系合金を心材とし、Al−8i )Al
Si −Mg系合金を皮材とするプレージングシートが
用いられている。
フレオンガス)通路材に純アルミニウムの管材(形材も
含)が、又、空気側の冷却フィンにAl−M n、 A
l−Mg−8i系合金を心材とし、Al−8i )Al
Si −Mg系合金を皮材とするプレージングシートが
用いられている。
しかしながら、かかる熱交換器が厳しい腐食環境で使用
されると、流体通路材の外側(空気側)より孔食を生じ
、作動流体の漏洩を起すことがある。
されると、流体通路材の外側(空気側)より孔食を生じ
、作動流体の漏洩を起すことがある。
これを図面によって説明すると、第1図において、1は
流体通路材、2はフィンであり、両者はフィレット部3
によって真空ろう付けされているが、従来の構成材料で
はフィレット部3の電位が貴となり、流体通路材1側が
アノードとなって、腐食電流が矢印の如く流れ、流体通
路材2に孔食4が発生する。
流体通路材、2はフィンであり、両者はフィレット部3
によって真空ろう付けされているが、従来の構成材料で
はフィレット部3の電位が貴となり、流体通路材1側が
アノードとなって、腐食電流が矢印の如く流れ、流体通
路材2に孔食4が発生する。
かかる孔食の防止法としてフィンに卑な電位をもつアル
ミニウム合金(例えばAl−Zn1AlSn系)を使用
し、その犠牲陽極作用によって、流体通路材を防食する
ことが検討されている。
ミニウム合金(例えばAl−Zn1AlSn系)を使用
し、その犠牲陽極作用によって、流体通路材を防食する
ことが検討されている。
そして例えばA3003合金は、熱交換器用ユニットと
しての耐食性はすぐれているが、押出性が悪いため、素
材価格が高く、かつ曲げ加工性が劣るため、製品精度が
悪くなる欠点がある。
しての耐食性はすぐれているが、押出性が悪いため、素
材価格が高く、かつ曲げ加工性が劣るため、製品精度が
悪くなる欠点がある。
本発明は、防食効果をいっそう高め、かつ押出性、曲げ
加工性も良く、安価で製品精度も良好な熱交換器用アル
ミニウム合金押出形材を提供せんとするものである。
加工性も良く、安価で製品精度も良好な熱交換器用アル
ミニウム合金押出形材を提供せんとするものである。
すなわち、本発明は、M n 0.30〜0.7%、C
u0.07〜0.20%および0.06%以下のTiと
0.05%以下のBとの合計で0.01〜0.06%を
含み、さらにFe≦0.60%、Si≦0.30%、M
g≦0.05%、Cr≦0.05%、Zn≦0.20%
を許容し、ただしFeはSiよりも必ず多く、残りAl
よりなることを特徴とする熱交換器の流体通路材用アル
ミニウム合金押出形材である。
u0.07〜0.20%および0.06%以下のTiと
0.05%以下のBとの合計で0.01〜0.06%を
含み、さらにFe≦0.60%、Si≦0.30%、M
g≦0.05%、Cr≦0.05%、Zn≦0.20%
を許容し、ただしFeはSiよりも必ず多く、残りAl
よりなることを特徴とする熱交換器の流体通路材用アル
ミニウム合金押出形材である。
本発明は又、上記組成の合金材料を500〜620’C
で3時間以上ソーキングした後、押出して製造すること
を特徴とする熱交換器用アルミニウム合金押出形材の製
造法である。
で3時間以上ソーキングした後、押出して製造すること
を特徴とする熱交換器用アルミニウム合金押出形材の製
造法である。
本発明に係る合金組成において、Mnは熱交換器におけ
る流体通路材の電位を貴にして、防食フィン材との相対
電位差を大きくして、流体通路材を防食するのに役立た
しめるもので、0.30%より少ないことの効果がなく
、0.7%を超えると押出性および曲げ加工性が低下す
るので好ましくない。
る流体通路材の電位を貴にして、防食フィン材との相対
電位差を大きくして、流体通路材を防食するのに役立た
しめるもので、0.30%より少ないことの効果がなく
、0.7%を超えると押出性および曲げ加工性が低下す
るので好ましくない。
CuはMn同様流体通路材としての電位を責にして、そ
の防食に役立つもので、0.07%より少ないことの効
果がなく、0.20%を超えると押出性が低下し、かつ
流体通路材の自己腐食が増大する。
の防食に役立つもので、0.07%より少ないことの効
果がなく、0.20%を超えると押出性が低下し、かつ
流体通路材の自己腐食が増大する。
TiとBとは鋳塊の組織を微細化して、その押出性およ
び曲げ加工性を改善するのに役立つ。
び曲げ加工性を改善するのに役立つ。
TiとBを両者台せて0.01%より少ないと、上記の
効果はなく、又両者の合計量が0.06%を超えると鋳
造時に化合物を形成して素材欠陥の原因となる。
効果はなく、又両者の合計量が0.06%を超えると鋳
造時に化合物を形成して素材欠陥の原因となる。
F eXS t N Mgs CrlZ nは上限を超
えると押出性を阻害する。
えると押出性を阻害する。
特にCrは曲げ加工性も阻害し、又、Znは電位を卑に
して、流体通路材の耐食性を劣化させる。
して、流体通路材の耐食性を劣化させる。
又、製造法において、500〜620℃で3時間以上ソ
ーキングすることは、これによって共晶組成は溶入化し
、マトリックスで、Mnが適当に凝集して析出し、押出
性を改善し、かつ再結晶粒の粗大化を防止するのに有効
である。
ーキングすることは、これによって共晶組成は溶入化し
、マトリックスで、Mnが適当に凝集して析出し、押出
性を改善し、かつ再結晶粒の粗大化を防止するのに有効
である。
これが500’C未満では押出性は著しく劣化し、又、
Mnは微細析出になり過ぎて結晶粒の粗大化を招く。
Mnは微細析出になり過ぎて結晶粒の粗大化を招く。
620’Cを超えると、溶融の危険性があって不適当で
ある。
ある。
つぎに本発明の実施例および比較例について説明し、そ
の試験結果について述べる。
の試験結果について述べる。
まず、合金材の化学成分については第1表に示す。
上記第1表における嵐1〜嵐20の合金鋳塊を550℃
で8時間ソーキングし、5000Cで25孔を有する多
孔管に押出し、蛇管状に曲げ加工をした。
で8時間ソーキングし、5000Cで25孔を有する多
孔管に押出し、蛇管状に曲げ加工をした。
そのときの押出性および曲げ加工性についての試験結果
を第2表に示す。
を第2表に示す。
上記押出形材を作動流体通路部として用い、方フィン材
としては、A I−1,2%Mn−0,05%Sn合金
を心材とし、A7−10%5i−1,5%Mgを皮材と
するプレージングシートを用い、10 ” Torrで
600℃、3分間の真空ろう付けを行なってカーエアコ
ンのエバポレーターを作成した。
としては、A I−1,2%Mn−0,05%Sn合金
を心材とし、A7−10%5i−1,5%Mgを皮材と
するプレージングシートを用い、10 ” Torrで
600℃、3分間の真空ろう付けを行なってカーエアコ
ンのエバポレーターを作成した。
この作動流体通路部の3%NaC1j(pH=3)水溶
液中の電位(v:飽和カロメル電極基準)、並びに腐食
試験の結果を第3表に示す。
液中の電位(v:飽和カロメル電極基準)、並びに腐食
試験の結果を第3表に示す。
腐食試験は、3%NaC1(pH=3)水溶液400C
に30分浸漬し、50℃で30分乾燥を1ケ月間くり返
す乾湿交互試験と、4%NaC1(pH=3 )と0.
26&/ 1CuCA!2の溶液40℃を1ケ月間噴霧
するCASS試験とを行なった。
に30分浸漬し、50℃で30分乾燥を1ケ月間くり返
す乾湿交互試験と、4%NaC1(pH=3 )と0.
26&/ 1CuCA!2の溶液40℃を1ケ月間噴霧
するCASS試験とを行なった。
つぎに、嵐1〜7の合金を480℃で8時間ソーキング
し、500℃で25孔を有する多孔管を押出し、蛇管状
に曲げ加工した。
し、500℃で25孔を有する多孔管を押出し、蛇管状
に曲げ加工した。
結果を第4表に示す。
以上の試験結果から明らかなとおり、本発明形材は耐食
性が良好であるばかりでなく、押出性、曲げ加工性に優
れている。
性が良好であるばかりでなく、押出性、曲げ加工性に優
れている。
一方、各成分の組成範囲を外れ、ソーキング温度の低い
ものは所期の目的を達成し得ない。
ものは所期の目的を達成し得ない。
本発明に係る形材はカーエアコンのエバポレーター、コ
ンデンサー、オイルクーラーなどに適するが、上記以外
の応用例を挙げるとつぎのとおりである。
ンデンサー、オイルクーラーなどに適するが、上記以外
の応用例を挙げるとつぎのとおりである。
応用例 1
嵐1〜7の合金鋳塊を600℃で4時間ソーキングし、
520℃で3孔を有する多孔管に押出し、蛇管状に曲げ
加工した。
520℃で3孔を有する多孔管に押出し、蛇管状に曲げ
加工した。
一方、フィン材にはA70.6%M g −0,4%5
i−0,2%Cu合金を心材とし、l?−12%Siを
皮材とするプレージングシートを用い、上記多孔管と5
90℃で5分間フラックスろう付を行なってオイルクー
ラーを作製した。
i−0,2%Cu合金を心材とし、l?−12%Siを
皮材とするプレージングシートを用い、上記多孔管と5
90℃で5分間フラックスろう付を行なってオイルクー
ラーを作製した。
応用例 2
雁1〜7の合金鋳塊を520℃で15時間ソーキングし
、500℃で4孔を有する多孔管に押出し、蛇管状に曲
げ加工した。
、500℃で4孔を有する多孔管に押出し、蛇管状に曲
げ加工した。
一方、フィン材にはA l −0,8%Mn−1%Zn
合金を心材とし、kl−10%5i−0,01%B i
−0,005%Beを皮材とするプレージングシート
を用い、上記多孔管とN2ガス雰囲気(露点ニー65℃
以下、酸素濃度=5咽以下)で6000012分間の不
活性ガス雰囲気ろう付を行なってカーエアコンのコンデ
ンサーを作製した。
合金を心材とし、kl−10%5i−0,01%B i
−0,005%Beを皮材とするプレージングシート
を用い、上記多孔管とN2ガス雰囲気(露点ニー65℃
以下、酸素濃度=5咽以下)で6000012分間の不
活性ガス雰囲気ろう付を行なってカーエアコンのコンデ
ンサーを作製した。
第1図は従来の熱交換器の腐食状態の説明図である。
1・・・・・・流体通路材、2・・・・・・フィン、レ
ット部、4・・・・・・孔食。 3・・・・・・フイ
ット部、4・・・・・・孔食。 3・・・・・・フイ
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 I Mn 0.30〜0.7%、Cu O,07〜0
.20%および0.06%以下のTiと0.05%以下
のBとの合計で0.01〜0.06%を含み、さらにF
e≦0.60%、SiS2.30%、Mg≦0.05%
、Cr2O,05%、Zn≦0.20%を許容し、ただ
しFeはSiより必ず多く、残りAlよりなることを特
徴とする熱交換器の流体通路材用アルミニウム合金押出
形材。 2 Mn 0.30〜0.7%、Cu O,07〜0
.20%および0.06%以下のTiと0.05%以下
のBとの合計で0.01〜0.06%を含み、ざらにF
e≦0.60%、SiS2.30%、Mg≦0.05%
、Cr2O,05%、Zn≦0.20%を許容し、ただ
しFeはSiより必ず多く、残りl’よりなる合金を5
00〜620°Cで3時間以上ソーキングした後、押出
しで製造することを特徴とする熱交換器の流体通路材用
アルミニウム合金押出形材の製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP55040198A JPS5856016B2 (ja) | 1980-03-31 | 1980-03-31 | 熱交換器の流体通路材用アルミニウム合金押出形材の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP55040198A JPS5856016B2 (ja) | 1980-03-31 | 1980-03-31 | 熱交換器の流体通路材用アルミニウム合金押出形材の製造法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS56136950A JPS56136950A (en) | 1981-10-26 |
| JPS5856016B2 true JPS5856016B2 (ja) | 1983-12-13 |
Family
ID=12574077
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP55040198A Expired JPS5856016B2 (ja) | 1980-03-31 | 1980-03-31 | 熱交換器の流体通路材用アルミニウム合金押出形材の製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5856016B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS621535A (ja) * | 1985-06-27 | 1987-01-07 | 住友電気工業株式会社 | 複合放熱構造体およびその製造方法 |
| JP5906113B2 (ja) * | 2012-03-27 | 2016-04-20 | 三菱アルミニウム株式会社 | 熱交換器用押出伝熱管と熱交換器および熱交換器用押出伝熱管の製造方法 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS51116105A (en) * | 1975-04-04 | 1976-10-13 | Kobe Steel Ltd | A process for producing aluminum alloy sheet for deep drawing |
| JPS6022054B2 (ja) * | 1977-07-29 | 1985-05-30 | 三菱アルミニウム株式会社 | 成形性および耐食性のすぐれた高強度Al合金薄板、並びにその製造法 |
| JPS6037186B2 (ja) * | 1977-08-18 | 1985-08-24 | 日本軽金属株式会社 | 深絞り加工性の優れたAl−Mn−Mg合金硬質板の製造方法 |
-
1980
- 1980-03-31 JP JP55040198A patent/JPS5856016B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS56136950A (en) | 1981-10-26 |
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