JPS5856521B2 - 立体障害性近位塩基型高分子鉄ポルフイリン錯体 - Google Patents

立体障害性近位塩基型高分子鉄ポルフイリン錯体

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JPS5856521B2
JPS5856521B2 JP54125629A JP12562979A JPS5856521B2 JP S5856521 B2 JPS5856521 B2 JP S5856521B2 JP 54125629 A JP54125629 A JP 54125629A JP 12562979 A JP12562979 A JP 12562979A JP S5856521 B2 JPS5856521 B2 JP S5856521B2
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iii
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淳孝 重原
久巳 田中
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Moriroku KK
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Moriroku KK
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  • Macromolecular Compounds Obtained By Forming Nitrogen-Containing Linkages In General (AREA)
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  • Polyethers (AREA)
  • Polymers With Sulfur, Phosphorus Or Metals In The Main Chain (AREA)
  • Other Resins Obtained By Reactions Not Involving Carbon-To-Carbon Unsaturated Bonds (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は高分子鉄ポルフィリン錯体に係り、特に立体
障害性近位塩基型高分子鉄ポルフィリン錯体に関する。
一般に、式 (ここで、R1は水素原子、ビニル基またはエチル基で
示される鉄ポルフィリン錯体のカルボキシル基のうちの
一つと1−(3−アミノプロピル)イミダゾールとを反
応させてアミド結合によりイミダゾール基を環側鎖に導
入した錯体を近位塩基型鉄ポルフィリン錯体と称し、式 ち、Rがエチル基のときはC、K 、 Changおよ
びT 、 G 、T rayl orによる合成例が知
られている( Proe、 Nat、 Aead、 S
e1. USA、 70巻2647頁1973)。
式(1)で示される鉄ポルフィリン錯体は中心鉄がFe
(II)のとき活性であり、適当な軸塩基の存在下に
、酸素分子を軸配位座に吸着したり、配位子交換反応や
電子移動反応(酸化還元反応)をおこなうことが知られ
ている。
このとき、イミダゾールやピリジン等を軸配位子として
加えた場合、その軸配位子は二つの軸配位座に配位し、
例えば、(ただし、−−はポルフィリン環平面を側方向
から見た状態を示す。
以下同じ)のような6配位構造を取り、中心FeIIが
空配位座を持たないため上述したような活性を持ちにく
い。
一方、式(II)で示されるような近位塩基型錯体では
例えば、 のような安定5配位構造を取りやすく、空配位の第6座
で既述のような種々の反応をおこなうことができるとさ
れている。
しかしながら、実際には溶媒中において、 (Solは溶媒分子)のような混合6配位構造を取りや
すく、この傾向はSolがR20のとき特に顕著である
また、前記の文献に示されているイミ☆☆ダゾールの2
位にメチル基が置換したタイプのものは、当該メチル基
の立体障害性が強過ぎる結果、錯体が5配位構造と4配
位構造の混合体となり、4配位構造は非常に速やかに0
2によって酸化されるので、活性が著しく劣ったものと
なる。
この発明は安定な5配位構造のみを取る立体障害性近位
塩基型鉄ポルフィリン錯体を高分子に固定してなる立体
障害性近位塩基型高分子鉄ポルフィリン錯体を提供する
ことである。
すなわち、この発明によれば、一般式 (ここで、AはモN(H)a)基を主鎖または側鎖に結
合してなる単量体単位、aはOまたは1、Bは共重合性
単量体単位、lおよびmは各単位のモル%を示し、ll
+m=100%、ll>O,m≧01各R1は水素原子
、ビニル基またはエチル基、およびR2は水素原子また
はメチル基)で示される立体障害性近位塩基型高分子鉄
ポルフィリン錯体が提供される。
上記式(A)かられかるように、この発明の高分子鉄ポ
ルフィリン錯体において、立体障害を示すメチル基がイ
ミダゾール環の4位にメチル基が導入されている。
この4位のメチル基とポルフィリン環との立体障害によ
り、模式 で示すようにイミダゾールがポルフィリン環の真下から
ではなく斜めから配位するようになり、その結果第6座
の軸配位子場が弱くなって溶媒分子が配位できないよう
になる。
この斜め配位により、イミダゾール基自体の配位能も減
少する傾向にあるが、メチル基の一■効果が配位性窒素
上の電子密度を増加させるために補償される。
また、5位にもメチル基がある場合すなわち、R2がメ
チル基の場合にはイミダブール基自体の配位能が増大す
る。
こうしてこの発明の立体障害性近位塩基型錯体では安定
5配位構造が形成されるのである。
式(A)で示されるこの発明の高分子錯体の製造方法の
一例を示すと、QI)で示される鉄ポルフィリン錯体Φ
モノメチルエステルを得、これとエステル部分を塩基で
加水分解し、 その生成物の カルボキシル基を連鎖主鎖または側鎖に一級または二級
アミノ基を有する高分子と反応させる。
今、上記アミノ基を有する高分子をPo1y−NH2で
代**表させてこの反応を式で表わすと、一例として次
のように示される。
上記反応(I)では、鉄ポリフィリン錯体と等量のメタ
ノールとをDMF中で硫酸を触媒として反応させる。
この反応混合物を大量の水に注下、沈澱させ、沈澱物を
済集、乾燥後、CHCl3/CH30H(50/1)を
用いてシリカゲル100メツシユカラムで展開してまず
ジメチルエステル体を流出させる。
次に、CHCl3/CH30H(30/1)で展開する
とモノメチルエステル体が得られる。
溶媒を留去して粉末とし、これを反応(n)に用いる。
反応(n)では、反応(I)で得たモノメチルエステル
体をDMFの溶液とし、0〜5°Cで等量のエチルクロ
ロホルメートおよびトリエチルアミンを滴下して1時間
攪拌する。
ついで、0〜5°Cで等量のイミダゾール誘導体を滴下
し、0〜5℃で1時間攪拌し、室温で終夜放置する。
その後、溶媒を留去し、シリカゲル100メツシユカラ
ムを用いてCHCl3/CH30H(4/1 )で展開
すると、第1留分に目的のモノアミドモノエステル体が
得られる。
溶媒を留去して得た粉末を最小量のDMFに溶解し、同
容量のIN−KOH水溶液を加えて1時間攪拌し、水で
希釈後HCIを加えてpHを5とし、沈澱物を済集、乾
燥して目的のモノアミド体を得る。
反応(I[I)では、反応(、II)で得たモノアミド
体をDMFに溶解し、0〜5℃で等量のエチルクロロホ
ルメートおよびトリエチルアミンを滴下して1時間攪拌
する。
ついで、アミン基単位にして115当量のPo1y−N
H2を0〜5℃で加え、1時間攪拌後、室温で終夜放置
する。
溶媒を留去し、用いたPo1y −NH2の種類に応じ
て不溶性の高分子錯体が得られた場合は充分にメタノ
ルで洗浄し、易溶性の高分子錯体が得られた場合はカラ
ム精製(高分子の性質により、用いるカラムが異なる)
して目的の立体障害性近位塩基型高分子鉄ポルフィリン
錯体が得られる。
上記反応に用いる高分子は、既述のように、連鎖主鎖ま
たは側鎖に一級または二級アミン基を有するもので、一
般式 %式% (ここで、Aは一級または二級アミノ基+p(H)a)
を主鎖または側鎖に結合してなる単量体単位、aは0ま
たは1、Bは共重合性単量体単位、lおよびmは各単位
のモル%を示し、ll+m=100%、l〉0およびm
≧O)で示すことができる。
この ような高分子の例を以下列挙する。
一般に、アミド結合の強さの点から一級アミノ基を有す
る高分子が好ましい。
また、その種類および目的にもよるが、一般に上記高分
子の数平均分子量は約5000以上である。
この発明の高分子錯体は前記高分子の種類を選択するこ
とによって溶解性や形状特性(粉体、固体、ゲル、膜形
成能等)を任意に変えることができる。
また、当該高分子鎖に錯体部を高密度に固定することに
よって錯体間の相互作用を増大させて電子移動反応を初
めとする各種触媒反応に有利にすることもできるし、逆
に錯体部を低密度に固定することによって錯体間の相互
作用を完全に断ち切り副反応を防ぐこともできる。
一般に、近位塩基型鉄ポルフィリン錯体(B−Fe(■
)Pと表記する)は酸素の存在下に式 に従って二量体を形成し可逆的酸素吸脱着能を失うが、
前述したように、錯体部を低密度に固定すれば、錯体間
の相互作用が断ち切れるので、可逆的吸脱着能が著しく
改善される。
以上述べたこの発明の立体障害性近位塩基型高分子鉄ポ
ルフィリン錯体は、 (1)酸化還元触媒 (2)酸素添加反応触媒 (3)燃料電池の酸化反応部の触媒 (4)NOx除去剤 (5)CO除去剤 (6)02運搬体 として用いることができ、工業的に極めて重要な触媒と
なり得るばかりでなく(6)の性質を応用し、高分子部
分に生体適合性の良いものを選べば、(7)輸血用代用
血液(赤血球) (8)臓器保存用潅流液 の用途も可能である。
次に実施例をもって本発明の立体障害近位塩基型高分子
鉄ポルフィリン錯体について説明する。
実施例 1 (A) 鉄(III)プロトポルフィリンIX ・C
1(Fe(III)Hと略す)6.529を100+7
11のDMFに溶解し、メタノール0.3251および
硫酸31rLlを加え、約100℃に加温して1時間反
応させた。
この反応混合物を適当に減圧濃縮し、純水中に滴下し、
沈澱物を済集後、乾燥した(収量的6g)。
この生成物をφ20CrrL×60cIrLのシリカゲ
ル(100メツシユ)カラムを用いて、まずCHCl3
/CH30H(50/1)で流出させてFe(III)
H−ジメチルエステルを得た。
次にCHCl3/CH30H(30/1)で流出させて
目的のFe(III)H−モノメチルエステルを3.3
g得た。
これをDMF50rnlに溶解し、0°Cにてエチルク
ロロホルメート0.54gおよびトリエチルアミン0.
!11を滴下して1時間攪拌したのち1−(3−アミノ
プロピル)−4−メチルイミダゾール0.79を0℃で
滴下後、1時間攪拌したのち室温で終夜放置した。
済過後、溶媒を減圧留去し、φ15の×60CrILの
シリカゲル(100メツシユ)カラムを用いてCHCl
3/CH30H(4/1)で展開し、最初の少量不純物
を流出させてから目的の下記構造物1.2gを得た。
これを最小量のDMFに溶解し、同容量のINKOH水
溶液を加え、1時間攪拌、水で適当に希釈し、HClを
pH5になるまで加えて生成する沈澱を炉集、乾燥して
、上記構造式中エステル部が加水分解されて−COOH
型となった目的物(BFe(III)Hと略す)1.1
gを得た。
BFe(I([)H 元素分析 (計算値)C59,83N12.21 N5.40%
(実測値)C59,88N12.25 N5.36%
NMRスペクトル(d6−DMSO中、NaCN添加、
内部標準TMS) 環−CH315,38,14,75,11,94,※※
10.64(12H);α−CH25,64、5,2
4(4H);β−CH2−0,25、−0,44(4H
);ビニル−Hl O,57、−2,11〜−2,79
(3H);イミダゾール環−N7.53 、7.03(
2H);イミダゾール−CH32,14(3H) ;ア
ミドN−H7,20(IH)ppm (B) (A)において、1−(3−アミノプロピル)
4−メチルイミダゾールの代りに、1−(3アミノプロ
ピル)−4,5−ジメチルイミダゾールを0.75g用
いた他は全<(A)と同様にして下記構造物(B’Fe
(III)Hと略す)l:lを得た。
B’Fe(III)H 元素分析 (計算値)C60,28N12.0ON5.55%(実
測値)C60,21N12.06 N5.49%NM
Rスペクトル(d6−DMSO中、NaCN添加、内部
標準TMS) 環−CH315,22,14,61,11,83゜10
.59(12H);α−CH25,64、5,24(4
H);β−CH2−0,07、−0,47(4H);ビ
ニル−Hl O,36、−2,08〜−2,77(3H
);イミダゾール項−H7,10(IH);イミダブー
ル−CH32,08、1,97(6H) ;アミドN−
H7,39(IH)pI)m ※※(
C) (A)においてFe(III)Hの代わりにデュ
テロヘミン(佐原薬学■製)6.4gを用いた他は(A
)と同様にして下記構造物(BFe(III)Dと略す
)を1.1g得た。
BF e (III)D 元素分析 (計算値)C57,58N13.06 N5.23%
(実測値)C57,52N13.08 N5.25%
NMRスペクトル(d6−DMSO中、NaCN添加、
内部標準TMS) 環−CH315,10,14,46,11,57゜10
.32(12H);α−CH25,61、5,13☆ ☆ (4H);β−CH2−0,12、−0,51(4
H) ;イミダゾール−N7.51 、7.00 (2
H) ;イミダゾール−CH32,15(3H);アミ
ドNH7,22(LH)pI)m (D) (B)においてF e (III)Hの代わり
にデュテロヘミン6.4gを用いた他は(B)と同様に
して下記構造物(B’Fe(II)Dと略す)を1.1
g得た。
B’Fe(III)D 元素分析 (計算値) C58,0 N12.82 N5.40% (実測値)C58,09N12.80 N5.36%
NMRスペクトル(d6−DMSO中、NaCN添加、
内部標準TMS) 環−CH315,11、14,48、11,59。
10.34 (12H) ;α−CH25,64、5,
15(4H);β−CH2−0,12、−0,53(4
H) ;イミダゾール−H7,12(LH);イミダゾ
ール−CH32,10、1,99(6H);アミドN−
※※ H7,41(1n)ppm (E) (A)においてF e (III)Hの代わり
にメゾヘミン(佐原薬学■製)6.69を用いた他は(
A)と同様にして下記構造物(BFe (III)Mと
略す)1.21gを得た。
BFe(II)M 元素分析 (言慎f直) C59,53N12.15 H
5,87%(実測値)C59,50N12.18 H
5,90%NMRスペクトルCd6−DMSO中、Na
CN添加、内部標準TMS) 環−CH315,92,15,02,11,97゜10
.86(12H);α−CH25,88、5,47☆ ;☆ (4H);β−CH2−0,06、−0,46(
4H) ;イミダゾール−H7,58、7,24(2H
) ;イミダブール−CH,2,21(3H);アミド
NH7,31(IH)ppm (F) (B)においてFe(I[I)Hの代わりに
メゾヘミン; 6.6gを用いた他は(B)と同様
にして下記構造物(B’Fe(III)Mと略す)1.
26.9を得た。
B’Fe(III)M 元素分析 (計算値)C59,98 N11.94 H6,02% (実測値)C60,02N11.90 H6,08%
NMRスペクトル(d6−DMSO中、NaCN添加、
内部標準TMS) 環−CH315,86,14,97,11,91。
10.80 (12H) ;α−CH25,82、5,
41(4H);β−CL、−0.02 、−0.44
(4H) ;イミダゾール−H7,04(IH) ;イ
ミダゾール−CH32,10、1,96(2H);アミ
ドN−H7,38(IH)ppm (G) 市販のスチレン10.5g、p−アミノメチ
ルスチレン4.1g、α、α′−アゾビスイソブチロニ
トリル0.64gにベンゼンを加えて501nlとし、
脱気、封管して60°Cにて6時間振とうしながら重合
した。
開封後溶液を大量のエーテル中に投じ、沈澱を済集、乾
燥して下記構造の共重合体(PSAと略す)8.2.9
を得た。
PSA 元素分析 (計算値) C87,58H4,21H8,31%(
測定値)C87,54H4,22H8,30%VPO法
による分子量測定から、数平均重合度(Mnと略す)は
37000であった。
(H)〜(M)(A)〜(F)で得たBF e (]I
[)H、B ’ Fe (III)H。
BFe (III)D 、 B ’ Fe (III)
D 、 BFe (III)M、 B’Fe(III)
Mそれぞれ1.0gをDMF 20 mlに溶解し、o
’cでそれぞれ0.14gのエチルクロロホルメート
および0.135gのトリエチルアミンを加え、1時間
攪拌した。
これらに、それぞれ1.59のPSAを0℃にて加え、
2時間攪拌、次に常温で終夜反応した。
溶媒を減圧留去し、それぞれφ10.0crILX 2
5crILのシリカゲル(100メツシユ)カラムを用
いてベンゼンで展開、流出部を減圧濃縮して大量のエー
テルに投じ、沈澱をp集、乾燥した。
得られた粉末はPSAのアミン基と(A)〜(F)で得
た錯体の−COOH基が縮合してアミド結合した該当の
立体障害近位塩基型高分子ポルフィリン錯体であうた。
収量はそれぞれ1.:l、1.2g、1.:l、122
F、1.24g、1.26gであった。
DMF中での紫外可視吸収スペクトルのBFe(III
)H、B’Fe(III)H。
BFe(III)D 、 B’Fe(III)D 、
BFe(III)M、 B’Fe(I[I)Mの吸光度
を標準として、対応する高分子錯体の吸光度よりアミド
結合生成率(以下アミド結合率と略記、高分子中のアミ
ン単位への錯体導入率に相当する)を求めたところ、い
ずれも99.5%以上と計算され、PSAΦアミノ基は
錯体のC0OH基と全て反応したと結論された。
以上により得た高分子錯体はベンゼン、トルエン、キシ
レン、クロロホルム、ジクロルエタン、ジクロルメタン
、THF、DMF、DMSOに可溶で黄褐色を呈する。
アルコール類、水には不溶である。
これらの高分子錯体をDMF中、Cr(If)(アセチ
ルアセトン)2で還元して中心鉄をFe(n)とし、紫
外可視スペクトルを測定したところ550〜570nm
に単一ピークを有する典型的な5配位錯体のスペクトル
を示し、酸素ガス導入によって540〜545,570
〜575nmの2つに分裂した酸素錯体形成に基づくピ
ークを示した。
実施例 2 p−アミンメチルスチレン2.0g、アブビスイソブチ
ロニトリルo、oBにベンゼンを加えて10TLlとし
、常法に従い60℃にて3時間ラジカル重合した。
開封後、大量のエーテルに投じて沈澱をp集、乾燥して
該当高分子1.2gを得た。
vPOによる分子量測定ではMn = 34000であ
った。
実施例1(A)で得たBFe(III)H1,Ogを3
0TLlのDMFに溶解、00Cにて0.14pのエチ
ルクロロホルメートおよび(1135Fのトリエチルア
ミンを加え、1時間攪拌後、上記高分子0.1gを0℃
にて加え、3時間攪拌、室温で1日反応させた。
減圧乾固したのち、φ5.0CrfLX 25crrL
のシリカゲル(100メツシユ)カラムを用い、THF
にて展開し、流出物を減圧濃縮して大量のエーテルに投
じ、沈澱を済集、乾燥して、当該高分子のアミノ基と錯
体の−COOH基が縮合してアミド結合した立体障害近
位塩基型高分子ポルフィリン錯体を得た。
収量0.08’l、DMF中でのBFe(III)Hの
紫外可視吸収スペクトルの吸光度を標準として、本実施
例で得た高分子錯体の吸光度よりアミド結合生成率を求
めたところ、99.7%と計算された。
この高分子錯体はDMF、THF、DMSOに可溶であ
り、石油エーテル、エーテル、水には不溶、その他の有
機溶媒には難溶である。
実施例 3 p−アミノメチルスチレンの代わりにp−アミノスチレ
ン2.09を、BFe(II)Hの代わりに実施例1(
B)で得たB ’ Fe(I[l)H1,0&を用いた
他は全て実施例2と同様にして該当する高分子錯体0.
74gを得、実施例2と類似の方法でアミド結合率を求
めたところ99.8%と計算された。
なお、p −アミノスチレンより誘導された高分子のM
nはVPO法により38000と求められた。
実施例 4 スチレン10.5g、p−アミノスチレン4g、α、α
′−アゾビスイソブチロニトリル0.64gにベンゼン
を加えて50rnljとし、常法に従い60°Cで4時
間ラジカル重合した。
開封後、溶液を大量0エーテルに投じ、沈澱を炉集、乾
燥して下記構造の共重合体(PSAmと略す)8.1g
を得た。
VPOによる分子量測定からMn = 44000であ
った。
SAm 元素分析 (計算値)C87,35N5.05 N7.60%(
測定値)C87,36N5.04 N7.60%実施
例1(C)で得たBFe(I[[)D 1.0 gを3
0m1のDMFに溶解、この後は上記高分子1.5gを
用いた以外は実施例1(J)と同様にして該当する高分
子錯体を得た。
アミド結合率は実施例1と類似の方法で求め、99.8
%であった。
実施例 5 N−ビニルピロリドン7゜5g、p−アミノメチルスチ
レン2g、α、α′−アゾビスイソブチロニトリル0.
32.9にメタノールを加えて30m1とし、常法に従
い600Cにて4時間ラジカル重合した。
開封後、溶液を大量のエーテルに投じて生ずる沈澱を済
集、乾燥して下記構造の高分子(PPAと略す)4.8
,9を得た。
PPA 元素分析 (計算値)C79,05N11.87 H8,23%
(測定値)C79,03N1185 H8,21%■
POによりMn=27000であった。
次に実施例1(D)で得たB’ Fe(IIII)D
1.09を用いた他は実施例1(K)と同様にPPAを
反応させ、カラム流出溶媒にDMFを用いた以外は実施
例1(K)と同様にして該当する高分子錯体1.2gを
得た。
アミド結合率は実施例1(K)と同様に求め99.7%
であった。
この高分子錯体は水、メタノール、DMF、DMSOに
可溶で一般の有機溶媒に不溶である。
実施例 6 p−アミノメチルスチレンの代わりにp−アミノスチレ
ン1.85.!;!を用いた他は実施例5と同様にラジ
カル重合し、該当する下記構造の高分子(Pl’Amと
略す)4.2gを得た。
VPOよりMn亭=7000であった。
PPAm 元素分析 (計算値)C70,55N12.32 N7.84%
(測定値)C70,57N12.31 N7.80%
次に実施例1(E)で得たBFe(III)M 1.0
gを用いた他は実施例1(L)と同様にPPAmと反
応させ、カラム流出溶媒にDMFを用いた以外は実施例
1(L)と同様にして該当する高分子錯体1,1gを得
た。
アミド結合率は実施例1(L)と同様に求め99.9%
であった。
この高分子錯体は水、メタノール、DMF、DMSOに
可溶で一般の有機溶媒に不溶である。
実施例 7 2−オキサゾリンの開環重合および加水分解によって得
た直鎖状ポリエチレンイミン(Mn14ooo)o、4
gを、実施例1(F)で得たB ’ Fe (III)
Ml、0gのDMF 30rnl溶液に0°Cで0.1
4gのエチルクロロホルメートおよび0.13Elのト
リエチルアミンを滴下して1時間攪拌した溶液に加え、
0℃で3時間、さらに室温で1日反応させた。
溶媒留去後、φ5CTL×50crfLのセファデック
スLH20カラムを用いてメタノールで流出させ、第一
成分を採取し、減圧濃縮したのち大量のエーテルに投じ
、沈澱を済集、乾燥して該当する高分子錯体0.37.
!9を得た。
実施例IM)と同様にしてアミド結合率を求めたところ
42.3%であった。
この高分子錯体は、水、DMF、DMSO1メタノール
に可溶、その他の有機溶媒に不溶であった。
実施例 8 市販のポリエピクロルヒドリン(Mn=15000)1
.0gを50TLlのメチルアミンに溶解し、耐圧反応
管中で約50℃に加温し、半日反応させた。
メチルアミン塩酸塩Qつ沈澱を沢去し、減圧乾固してベ
ンゼンで充分洗浄し、下記構造の高分子(EPAと略す
)0.79を得た。
※ EPA 元素分析 (計算値)C55,15N16.08 Hlo、41
%(測定値)C55,12N16.10 Hlo、3
6%EPAO,4gを用いた他は実施例7と同様にして
B ’ Fe(III)M 1.09と反応させ、同様
の精製法により該当する高分子錯体0.35gを得た。
実施例1(鳩と同様にしてアミド結合率を求めたところ
52.1%であった。
この高分子錯体は、アルコール類、DMF、DMSOの
易溶、水に部分可溶、その他の有機溶媒には不溶であっ
た。
実施例 9 市販のデキストラン−40(Mn=40000)3.2
49をDMSo 100 mlに溶解し、0°Cにてエ
チルクロロホルメート2.18gおよびトリエチルアミ
ン2.02gを滴下して0℃で1時間、さらに室温で終
夜反応させ、過剰のエーテルを加えて生じる沈澱をp果
し、エーテルで充分洗浄したのち乾燥して下記構造の高
分子3.1gを得た。
元素分析 (計算値) C44,50H5,78%(測定値)
C44,51H5,78%このもの全量を501rL
lのDMSOに溶解、00Gにてエチレンジアミン31
rLlを加えて0℃で2時間さらに室温で終夜反応させ
て過剰のエーテルを加えて生じる沈澱を枦集し、エーテ
ルで充分洗浄したのち乾燥して下記構造の高分子(De
x −NH2と略記する)3.0.9を得た。
DeX−NH2 元素分析 (計算値)C44,20N3.12 H6,29%(
測定値)C44,15N3.11 H6,33%実施
例1(B)で得たB ’ Fe(III)H1,Ogを
DMSO507rLlに溶解、0°Cにてエチルクロロ
ホルメート0.14gおよびトリエチルアミン0.13
5gを加えて1時間攪拌し、上記Dex NH21,
0gを加えて0℃で2時間、室温で1日反応、過剰0エ
ーテルを加えて生じる沈澱をp果した。
これをセファデックスLH−20カラムφ5crrL×
50crILを用い、DMSOにて展開、第一成分を採
取し、過剰のエーテルを加えて生じる沈澱を炉集、乾燥
して該当する高分子錯体を得た。
DMSO溶液でのB’Fe(III)Hの紫外可視吸収
スペクトルの吸光度を対照としてこの高分子錯体の吸光
度よりアミド結合率を決定し、99.6%以上であるこ
とがわかった。
実施例 10 市販のホスファゼンポリャー(Mn=8500)2.0
gをメチルアミン100TfLlに溶解、耐圧反応管中
で約100℃に加温して6時間反応させ、メチルアミン
塩酸塩を流去した後、減圧乾固してエーテルで充分に洗
浄、乾燥して下記構造の高分子(PN−NH2と略記す
る)1.4.@を得た。
※PN−NH2 元素分析 (計算値)C22,86N39.99 H7,67%
(測定値)C22,80N39.98 H7,74%
実施例1(A)で得たBFe(III)HI Ogを3
0m1のDMFに溶解、0°Cにてエチルクロロホルメ
ート0.14gおよびトリエチルアミン0.135.@
を加えて1時間反応させた。
その後、PN−NH2O,3gを加えてO′Cで2時間
、さらに室温で終夜反応したのち減圧濃縮し、大量0エ
ーテル中に投じて生じる沈澱をp集した。
これをセファデックスLH−20φ5.0CIIl×5
0cTLのカラムを用いてDMFで展開し、第一成分を
採取した。
これを減圧濃縮し、大量のエーテル中に投じて生じる沈
澱を炉集、乾燥して該当の高分子錯体0.18.!9を
得た。
実施例1(H)と同様にアミド結合率を求めたところ、
30.4%であった。
この高分子錯体はDMF、DMSO,メタノールに可溶
、水、THFに部分可溶、その他の有機溶媒には不溶で
あった。
実施例 11 市販のデキストラン−403,569をDMSO50T
Llに溶解し、0℃にて0.43gのエチレンイミンを
加えて密閉ガラス容器中、攪拌しながら2日間反応させ
、過剰のエーテルを加えて生じる沈澱を済集して充分に
エーテルで洗浄した後乾燥して下記構造の高分子(De
x、 −EIと略記する)3.3gを得た。
元素分析 (計算値)C41,33H5,92N1.64%(測定
値)C41,2885,13N1.62%実施例1で得
たB’Fe(II)Hl、OgをDMS050mlに溶
解し、0°Cにてエチルクロロホルメート0.14.9
およびトリエチルアミン0.135.!9を加えて1時
間攪拌し、上記Dex、 −EI 1.Ogを加えて0
℃で2時間、室温で1日反応、過剰のエーテルを加えて
生じる沈澱を済集した。
これをセファデックスLH−20カラムφ5crfLX
50(mを用い、DMSOにて展開、第一成分を採取し
、過剰のエーテルを加えて生じる沈澱をp集、乾燥して
該当する高分子錯体0.85.9を得た。
DMSO溶液中でのB ’ F e(III)Hの紫外
可視吸収スペクトルの吸光度を対照として、この高分子
錯体の吸光度より、アミド結合率を決定し、99.7%
以上であることがわかった。
実施例 12 市販のデキストラン−403,56gをDMSo※※5
0m1に溶解、0°Cにて0−85gの1,3−プロピ
レンイミンを用いた他は実施例11と同様に処理し、下
記構造の高分子(Dex、−PIと略記する)3.2.
!li+を得た。
元素分析 (計算値)C42,07F(6,09N1.75%(測
定値)C42,03H6,11N1.78%このDex
、 −PI 1. Ogを用いた他は、実施例11と全
く同様に操作して該当する高分子錯体0.87gを得、
同様の吸光度測定からアミド結合率99,7%以上であ
った。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一般式 で示される共重合体基、lおよびmは各単位のモル%を
    示し、6)0.m)0であって12+m100%、かつ
    Roの数平均分子量は約5000以上、R1は水素原子
    、ビニル基またはエチル基、およびR2は水素原子また
    はメチル基)で示される立体障害性近位塩基型高分子鉄
    ポリフィリン錯体。
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