JPS5857735B2 - 放射線検知フイルム - Google Patents
放射線検知フイルムInfo
- Publication number
- JPS5857735B2 JPS5857735B2 JP50008772A JP877275A JPS5857735B2 JP S5857735 B2 JPS5857735 B2 JP S5857735B2 JP 50008772 A JP50008772 A JP 50008772A JP 877275 A JP877275 A JP 877275A JP S5857735 B2 JPS5857735 B2 JP S5857735B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- film
- light
- radiation detection
- intensifying screen
- ray
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Silver Salt Photography Or Processing Solution Therefor (AREA)
- Conversion Of X-Rays Into Visible Images (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、医療診断用として従来から用いられているX
線直接撮影用フィルムに関する。
線直接撮影用フィルムに関する。
X線直接撮影用フィルム(以下、X線フィルムと呼ぶ)
は、通常の写真フィルムと異なり、フィルムベースの両
面に感光性乳剤被膜が形成されている。
は、通常の写真フィルムと異なり、フィルムベースの両
面に感光性乳剤被膜が形成されている。
第1図は、X線直接撮影法実施時におけるX線フィルム
を増感紙と共に収納したカセツテの断面図である。
を増感紙と共に収納したカセツテの断面図である。
図において、1はフィルムベース、2は乳剤被膜である
。
。
げい光体層3を紙又はプラスチックフィルムで作られた
増感紙基板4に塗布した増感紙を図のようにフィルムの
両面に密着させてカセツテ5に収納し、X線に被曝させ
る。
増感紙基板4に塗布した増感紙を図のようにフィルムの
両面に密着させてカセツテ5に収納し、X線に被曝させ
る。
いま、説明の便宜上、X線光子1個(図中、波線6で表
わす)がカセツテを通過し、前面の増感線のげい光体を
発光させる場合を考える。
わす)がカセツテを通過し、前面の増感線のげい光体を
発光させる場合を考える。
生じたげい光は前面の乳剤被膜2のうち8で示した領域
を感光させるが、一部は乳剤被膜2を透過する。
を感光させるが、一部は乳剤被膜2を透過する。
従来から用いられているフィルムのベースには通常青色
有機着色剤が混入されているが、これでは可視光の略全
域にわたって同じように透過的であるため、増感紙用げ
い光体であるタングステン酸カルシウムの発光に対して
も、透過的で、乳剤被膜2を透過したげい光は、7で示
したように、フィルムベース内を広がりを持ちつつ進み
、後面の乳剤被膜2を9で示した範囲にわたり感光させ
る。
有機着色剤が混入されているが、これでは可視光の略全
域にわたって同じように透過的であるため、増感紙用げ
い光体であるタングステン酸カルシウムの発光に対して
も、透過的で、乳剤被膜2を透過したげい光は、7で示
したように、フィルムベース内を広がりを持ちつつ進み
、後面の乳剤被膜2を9で示した範囲にわたり感光させ
る。
高鮮鋭度の要求される増感紙では、10本組/關程度の
分解能が必要な場合が存在するが、通常用いられるフィ
ルムベースは、厚さが200μ程度であるため、感光領
域8に比べ、感光領域9は、かなりの広がりを持つ。
分解能が必要な場合が存在するが、通常用いられるフィ
ルムベースは、厚さが200μ程度であるため、感光領
域8に比べ、感光領域9は、かなりの広がりを持つ。
X線が後面の増感紙を発光させた場合でも、まったく同
様に、前面の感光膜に後面より広がりを有する感光領域
が生ずる。
様に、前面の感光膜に後面より広がりを有する感光領域
が生ずる。
このことは、本発明の発明者が後面の増感紙のみを用い
、X線照射量を変化させて撮影を行ない両面の膜の黒化
度の合計が1.0以下のものについて前面の乳剤膜の感
光度を測定した結果から明らかにされた。
、X線照射量を変化させて撮影を行ない両面の膜の黒化
度の合計が1.0以下のものについて前面の乳剤膜の感
光度を測定した結果から明らかにされた。
本発明は、以上のような欠点をなくすために、フィルム
ベースに、増感紙のげい光に対する吸収能を与えること
により、ベース内を透過する不要な光を除き、X線像の
解像度を向上させたX線フィルムを提供するものである
。
ベースに、増感紙のげい光に対する吸収能を与えること
により、ベース内を透過する不要な光を除き、X線像の
解像度を向上させたX線フィルムを提供するものである
。
第2図は本発明の詳細な説明するための図である。
図において、曲線10はタングステン酸カルシウムの発
光スペクトル、曲線11は従来のフィルムベースの透過
率を示す。
光スペクトル、曲線11は従来のフィルムベースの透過
率を示す。
曲率12はフィルムベースを橙色に着色;2、げい光の
一部を吸収する能力を持たせたものについての透過率を
示したものである。
一部を吸収する能力を持たせたものについての透過率を
示したものである。
同図によれば、橙色に着色したフィルムベースはほぼ5
00 nmより長波長側の光は透過するが、これ以下の
短波長側の光はほとんど透過しない。
00 nmより長波長側の光は透過するが、これ以下の
短波長側の光はほとんど透過しない。
500 nm以上の長波長の光に対しては、感光性乳剤
の分光感度が弱いため、上述のような問題は起らない。
の分光感度が弱いため、上述のような問題は起らない。
また、テルビウム賦活ガドリニウムオキシサルファイド
(Cd202S:Tb)げい光体を増感紙を用いること
を前提として作成された緑色域にまで分光感度を有する
フィルムの場合には、短波長側から550 nm付近ま
で吸収を有する色素で着色を行なうことでテルビウムの
げい光を吸収しうる。
(Cd202S:Tb)げい光体を増感紙を用いること
を前提として作成された緑色域にまで分光感度を有する
フィルムの場合には、短波長側から550 nm付近ま
で吸収を有する色素で着色を行なうことでテルビウムの
げい光を吸収しうる。
これに対して、従来のフィルムベースは全波長域にわた
って光を透過するので、上述のような欠点はさげられな
い。
って光を透過するので、上述のような欠点はさげられな
い。
以下に本発明を実施例によって説明する。
実施例 1
第3図は、フィルムベースとして、厚さ1mrn色ガラ
スフィルター(500nmより短波長の光を除去するも
の)13を用い、フィルター13の両面に感光性乳剤被
膜2を設けたものである。
スフィルター(500nmより短波長の光を除去するも
の)13を用い、フィルター13の両面に感光性乳剤被
膜2を設けたものである。
この両面に増感紙を密着させて、分解能検査用マイクロ
チャートを用いて測定した結果、鮮映度において6%の
改善が見られた。
チャートを用いて測定した結果、鮮映度において6%の
改善が見られた。
実施例 2
ジアゾ化しうるアミノ基をもつ分散染料、たとえば、フ
ァスト・オレンジGC(Fast OrangeGC)
、ディスパース・ファスト・オレンジR(Disper
se Fast Orange R)などを厚さ0.2
間のアセテート・フィルムベースの表面に吸着させ、し
かる後、β−オキシナフトエ酸等のいわゆる顕色剤で処
理し、フィルム表面部にアゾ染料層を形成し、第2図に
示すような透過性を持たせ、両面に感光性乳剤を塗布し
、X線フィルムを作製した。
ァスト・オレンジGC(Fast OrangeGC)
、ディスパース・ファスト・オレンジR(Disper
se Fast Orange R)などを厚さ0.2
間のアセテート・フィルムベースの表面に吸着させ、し
かる後、β−オキシナフトエ酸等のいわゆる顕色剤で処
理し、フィルム表面部にアゾ染料層を形成し、第2図に
示すような透過性を持たせ、両面に感光性乳剤を塗布し
、X線フィルムを作製した。
実施例1と同様の試験方法により、このフィルムは従来
のフィルムに比べ、鮮映変化で140%、感度比で70
%であった。
のフィルムに比べ、鮮映変化で140%、感度比で70
%であった。
実施例 3
第4図は、シー・アイ・ソルベント・イエロー14 (
C,I、 5olvent Yellow 14 )、
オイル−イエロー・ニスニス・スペシアル(OiI Y
ellewSS 5pesial)等の染料をフィル
ム基材となるアセテート中に0.3重量%混入し、十分
一様に分散させた後、成型してフィルムベース14を作
り、この上に塗布により感光性乳剤被膜2を形成したも
のである。
C,I、 5olvent Yellow 14 )、
オイル−イエロー・ニスニス・スペシアル(OiI Y
ellewSS 5pesial)等の染料をフィル
ム基材となるアセテート中に0.3重量%混入し、十分
一様に分散させた後、成型してフィルムベース14を作
り、この上に塗布により感光性乳剤被膜2を形成したも
のである。
第6図および第7図は、それぞれ、シー・アイ。
ソルベント・イエロー14およびオイル・イエロー・ニ
スニス・スペシアルの透過率と波長の関係を示す図であ
る。
スニス・スペシアルの透過率と波長の関係を示す図であ
る。
これらの染料は500nm以下の短波長側で多少透過性
を示すが、この光はフィルム基材による吸収またはフィ
ルムの厚さを選ぶことによってカットできるので問題は
起らない。
を示すが、この光はフィルム基材による吸収またはフィ
ルムの厚さを選ぶことによってカットできるので問題は
起らない。
このフィルムベースを用いても、実施例2と同様な効果
が得られた。
が得られた。
実施例 4
第5図は、実施例3で述べた色素を混入し、はぼ500
nm以下のげい光に対して吸収能を持たせたフィルム
層14と通常のフィルム層とから成るフィルムベース上
に感光性乳剤被膜2を設けたものである。
nm以下のげい光に対して吸収能を持たせたフィルム
層14と通常のフィルム層とから成るフィルムベース上
に感光性乳剤被膜2を設けたものである。
この場合も鮮映度の改善が見られた。実施例 5
アセテートにシー・アイ・ソルベント・イエロー14を
30重量%溶解混入し、十分一様に分散させたものをア
セテートフィルム上に塗布して着色薄膜層を形成したフ
ィルムベース上に感光性乳剤被膜を設けてX線フィルム
とする。
30重量%溶解混入し、十分一様に分散させたものをア
セテートフィルム上に塗布して着色薄膜層を形成したフ
ィルムベース上に感光性乳剤被膜を設けてX線フィルム
とする。
このフィルムも実施例2と同様な結果を示す。
実施例 6
スーダンI (5udan I )を実施例5で示した
方法でフィルム上に塗布し、フィルムベースを赤緑色に
着色せしめた後、感光性乳剤被膜を設けてX線フィルム
とする。
方法でフィルム上に塗布し、フィルムベースを赤緑色に
着色せしめた後、感光性乳剤被膜を設けてX線フィルム
とする。
増感紙として、Cd2O2S:Tbを用いた場合、鮮鋭
度において、30%の改善が得られた。
度において、30%の改善が得られた。
実施例 7
実施例2で示したX線フィルムを高エネルギー用増感紙
と組み合わせ、人工放射性同位体(Tc99m)を放射
線源として、γ線透過像を撮影した。
と組み合わせ、人工放射性同位体(Tc99m)を放射
線源として、γ線透過像を撮影した。
この場合も良好な結果が得られた。
第1図は、X線直接撮影法実施例におげろカセツテの断
面図、第2図は、タングステン酸カルシウムの発光スペ
クトルの一例および、従来および本発明のX線用フィル
ムベースの透過スペクトルを示す曲線図、第3図、第4
図、第5図は、それぞれ本発明の異なる実施例による放
射線検知フィルムの断面図、第6図、第7図は、本発明
に使用する染料の透過スペクトルを示す曲線図である。 図において、1:フィルムベース、2:感光性乳剤被膜
、3:げい光体層、4:増感紙基板、5:カセツテ、6
:入射放射線、7:ベース内を進むげい光、8:前面乳
剤層の感光範囲、9:後面乳剤層の感光範囲、13:色
ガラスフィルター14:色素を混入したフィルムベース
、15:従来のフィルムベース。
面図、第2図は、タングステン酸カルシウムの発光スペ
クトルの一例および、従来および本発明のX線用フィル
ムベースの透過スペクトルを示す曲線図、第3図、第4
図、第5図は、それぞれ本発明の異なる実施例による放
射線検知フィルムの断面図、第6図、第7図は、本発明
に使用する染料の透過スペクトルを示す曲線図である。 図において、1:フィルムベース、2:感光性乳剤被膜
、3:げい光体層、4:増感紙基板、5:カセツテ、6
:入射放射線、7:ベース内を進むげい光、8:前面乳
剤層の感光範囲、9:後面乳剤層の感光範囲、13:色
ガラスフィルター14:色素を混入したフィルムベース
、15:従来のフィルムベース。
Claims (1)
- 1 光透過性フィルムとその両面に形成された1対の感
光性乳剤被膜とからなり、該両感光性乳剤被膜に増感紙
を密着させて使用する放射線検知フィルムにおいて、前
記光透過性フィルムは橙色なる光透過性フィルムであり
、X線は透過するが、一方の前記増感紙の発光は少なく
とも前記光透過性フィルムを透過して他方の前記増感紙
側の前記光透過性フィルムの面に設けられた前記感光性
乳剤被膜を実質的に感光させないような光吸収性を示す
材料で構成したことを特徴とする放射線検知フィルム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP50008772A JPS5857735B2 (ja) | 1975-01-22 | 1975-01-22 | 放射線検知フイルム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP50008772A JPS5857735B2 (ja) | 1975-01-22 | 1975-01-22 | 放射線検知フイルム |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5184586A JPS5184586A (ja) | 1976-07-23 |
| JPS5857735B2 true JPS5857735B2 (ja) | 1983-12-21 |
Family
ID=11702171
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP50008772A Expired JPS5857735B2 (ja) | 1975-01-22 | 1975-01-22 | 放射線検知フイルム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5857735B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CA1196733A (en) * | 1981-05-26 | 1985-11-12 | Thomas D. Lyons | Radiographic emulsions |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5125335B2 (ja) * | 1972-04-13 | 1976-07-30 | ||
| JPS4910017A (ja) * | 1972-05-24 | 1974-01-29 | ||
| JPS5133724B2 (ja) * | 1972-08-05 | 1976-09-21 |
-
1975
- 1975-01-22 JP JP50008772A patent/JPS5857735B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5184586A (ja) | 1976-07-23 |
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