JPS5858076B2 - セルロ−スの糖化方法 - Google Patents

セルロ−スの糖化方法

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JPS5858076B2
JPS5858076B2 JP10489481A JP10489481A JPS5858076B2 JP S5858076 B2 JPS5858076 B2 JP S5858076B2 JP 10489481 A JP10489481 A JP 10489481A JP 10489481 A JP10489481 A JP 10489481A JP S5858076 B2 JPS5858076 B2 JP S5858076B2
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JP
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cellulose
ozone
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water
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JP10489481A
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JPS585197A (ja
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隆昌 久保
純 細川
洋 壁谷
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National Institute of Advanced Industrial Science and Technology AIST
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Agency of Industrial Science and Technology
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Publication date
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  • Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、セルロースの酵素糖化方法に関し1、詳しく
は粉砕したセルロースをオゾン処理したのち、酵素分解
させる木材の糖化方法に関するものである。
従来、木材等のセルロース含有物質を酵素分解して糖化
する方法は各方面で研究され、とくにセルラーゼ含有酵
素を利用する木材の糖化法においては、木材の組織を破
壊することが必要であるといわれている。
このようなセルロース含有物flの組織を破壊する方法
としては、例えばボールミルなどにより粒径50μ以下
に微粉砕する方法、凍結粉砕法、放射線照射法などがあ
る。
しかし、これらの方法はセルロースの構造を破壊するの
に長時間、通常15〜16時間を安し、そのための多量
の電力エネルギーが必要で、とくに凍結粉砕法及び放射
線照射法は多量の電力のばか特別な処理装置や操作環境
をつくることが必要である。
一方、化学的組織破壊法としては亜塩素酸塩法、過酢酸
法などが知られているが、多量のこれらの薬剤を必要と
するばかりでなく、処理に用いた多量の薬剤及びリグニ
ン含有処理廃液の廃棄のための処理に多大の経費を必要
とする欠点がある。
本発明者らは、従来知られたセルロース含有物質の化学
的組織破壊法の欠陥を克服し、効果的にその組織を化学
的に破壊して酵素分解によりセルロースを糖化する方法
について研究を重ねた結果極めて有効な方法を見出した
本発明は、繊維状又は粒状に粉砕したセルロース含有物
質を、30〜90重量係の含水率条件下でオゾンで処理
してその組織を破壊したのち、セルラーゼを含む酵素を
作用させて酵素分解することを特徴とするセルロースの
糖化方法を要旨とするものである。
例えば、セルロース含有物質として代表的な木材はセル
ロース、ヘミセルロース、リグニンの3成分から構成さ
れており、その量割合は樹種により異なるが、通常セル
ロース40〜50重量咎、ヘミセルロース20〜30重
量悌及びリグニン20〜30重量係程度から成っている
このような構成成分の木材は前記したように、各種の手
段で木材の組織を可及的に破壊し、セルラーゼ含有酵素
により糖化される。
本発明においては、セルロース含有物質は繊維状又は粒
状に粉砕される。
この場合、例えば木材をウイレ一式粉砕機やディスクリ
ファイナ−などのような通常の機械的パイプ化法により
容易に繊維状又は粒状に粉砕することができる。
このようにして得られた粉砕物は水の存在下にオゾンの
作用により組織が破壊され、糖化酵素により効果的に分
解糖化される。
しかし、粉砕物の径が5關以上のものは、オゾン処理物
の酵素分解率の向上が殆んど期待できないので不都合で
ある。
従って本発明においては、セルロース含有物質は5關よ
り小さい繊維状又は粒状に粉砕されることが望ましい。
次に、粉砕されたセルロース含有物質は水の存在下にオ
ゾン処理して、その組織を化学的に破壊させる。
このオゾン処理においては、セルロース含有物質と該セ
ルロース含有物質と接触状態にある付着水及び含浸水を
主とする混和水の存在量は酵素分解率に与える影響が極
めて大きいことが見出された。
セルロース含有物質を処理するオゾンの量は、セルロー
ス含有物質の粉砕状態及び存在させる水の量により変化
するが、乾燥セルロース含有物質に対し■〜30重量φ
程度好ましくは10〜25重量φが好都合に採用され、
他の条件に応じて好適量が選択される。
本発明においては、オゾンは粉砕された含水セルロース
に対し、ガス状で作用させることがよい。
またオゾンはセルロース含有物質の組織を破壊すればよ
く、そのための充分量が有利に用いられるが、その破壊
処理に際し、粉砕セルロース含有物質は、30〜90重
量φの含水率となるように調整することが重要である。
含水率が上記範囲を逸脱するとき、オゾン処理セルロー
スの酵素による分解率が低下するので好ましくない。
これに関しては後記具体例においてさらに明確にされる
このような水分量は粉砕セルロース含有物質を水に浸漬
したのち、例えば圧搾などして容易に調整できる。
オゾン処理したセルロース含有物質は、通常知られた糖
化酵素、例えばアスペルギルス属、イルペックス属、ト
リコデルマ属などの各種微生物の生産するセルラーゼ含
有酵素により分解処理される。
このようにして、セルロース含有物質は糖化処理されて
単糖類に変換される。
本発明の方法は、従来知られたセルロース含有物質の糖
化方法に比べて、操作は極めて簡単で、また水質汚濁な
どの環境汚染の心配も全くなく、しかも高い糖化率で還
元糖を得ることができる。
以下、実施例により本発明をさらに詳細に説明する。
実施例 ■ アカマツチツブを加圧型ディスクリファイナ−で処理し
て、サーモメカニカルパルプ(以下TMPと記す)を得
た。
この未乾燥TMP(含水率69.6係)16.4Fl(
乾燥TMPとして5g)を500m1ナス型フラスコに
採取し、これをロータリー型エバポレーターに取りつけ
て回転させながら、一端より3容量幅のオゾンを200
μ/紬の流速で通気し、他端より排出させて組織を破壊
した。
通気時間を変えたもの、換言すればオゾン作用量を変え
た各種処理試料を調製し、それらを水洗し風乾した。
このようにして得られたオゾン処理風乾試料各2gに、
市販のセルラーゼ(メイセラーゼ)50■を含有する0
、1モル酢酸緩衝液(pH5,0)10−を加え、40
℃の温度でインキュベートした。
48時間後、分解液を3 G、ガラスフィルターで1過
し、未分解残渣を105°Cの温度で充分乾燥してその
重量を測定した。
また、得られたf液の還元糖を定量し、オゾン作用量と
パルプ分解率との関係をまとめて下掲第1表に示す。
なお、比較のために、オゾン処理しないTMPを上記と
同一酵素分解条件で実験を行ない、その結果も下表中に
併記した。
上表かられかるように、オゾン未処理TMPの還元糖生
成率は1.9%であるのに対し、1重量幅オゾン処理し
たものは5.0 %であり、オゾン作用量を増大させる
ほど還元糖生成率、すなわち糖化分解効率は上昇する。
しかし、含水率69.6φのTMPでは24重量饅のオ
ゾンを作用させたとき最大の酵素による分解率を示し、
36重量係のオゾン作用量では、いくらか分解率が低下
する傾向が見られる。
実権例 2 実権例1で得たTMPを風乾し、これを完全乾燥正味量
として5g採取して水に1時間浸漬した後、50分間脱
気処理を行い、充分に水を浸透させた試料をブフナーロ
ート上で脱水し、各種含水率の試料を調製した。
これらにオゾンを各々6φ通気し、その後は実施例1と
同様にしてあと処理した。
このようにして得られた試料を酵素分解し、同様に処理
して試料の含水率と糖分解率の関係を求めた。
その結果を第2表に示す。アカマツのTMPに約6重量
饅のオゾンを作用させた場合、含水率46重重量前後で
酵素分解率がピークを示すことがわかる。
実施例 3 アカマツ木粉(60〜80メツシユ、アルコール・ベン
ゼン抽出済)及び実権例2の風乾TMPを、実権例2で
示した方法により含水率50〜54重量饅に調整し、種
々の時間オゾン通気した後、実施例1と同様にオゾン作
用量と糖分解率の関係を求めた。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 繊維状又は粒状に粉砕したセルロース含有物質を、
    30〜90重量袈の含水率条件下でオゾンにより処理し
    てその組織を破壊したのち、セルラーゼを含む酵素を作
    用させて酵素分解することを特徴とするセルロースの糖
    化方法。 2 セルロース含有物質が木材である特許請求の範囲第
    1項記載の方法。 3 オゾンを粉砕したセルロース含有物質の乾燥絶対量
    に対し、■〜30重量多作用させる特許請求の範囲第1
    項及び第2項のいずれかに記載の方法。 4 セルロース含有物質が繊維状又は5朋以下の粒状に
    粉砕されてなる特許請求の範囲第1〜3項のいずれかに
    記載の方法。
JP10489481A 1981-07-02 1981-07-02 セルロ−スの糖化方法 Expired JPS5858076B2 (ja)

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JPS585197A JPS585197A (ja) 1983-01-12
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