JPS587007B2 - 3方弁 - Google Patents

3方弁

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JPS587007B2
JPS587007B2 JP52141123A JP14112377A JPS587007B2 JP S587007 B2 JPS587007 B2 JP S587007B2 JP 52141123 A JP52141123 A JP 52141123A JP 14112377 A JP14112377 A JP 14112377A JP S587007 B2 JPS587007 B2 JP S587007B2
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port
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poppet
control port
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重田政之
赤坂吉道
竹ノ内光明
中村一朗
田中茂
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、3方弁に係り、特に弁ボデイ内に往復動ずる
スプールを備えた回路しゃ断器用流体圧駆動装置などに
好適な3方弁に関する。
従来、高圧、低圧の切替に用いられる3方弁として、高
圧ポート、制御ポート及びクンクポートを有する弁ボデ
イの中に、前記高圧ポートと制御ポート間及び前記制御
ポートとクンクポート間を交互に連通、しゃ断する2つ
のポペットを有するスプールを配置した構造のものが知
られている。
この種の3方弁は、いわゆる2位置3ポート弁であり、
往復駆動機構によりスプールを往復動させ、例えば、ス
プールを一方の位置に位置させると、高圧ポートと制御
ポート間が連通し、制御ポートとクンクポート間が低圧
側ポペットでしゃ断されて、制御ポートは高圧となり、
また、反対に、スプールを他方の位置に位置させると、
高圧ポートと制御ポート間が高圧側ポペットでしゃ断さ
れ制御ポートとタンクポート間が連通して、制御ポート
は低圧となる。
このような3方弁においては、スプールを一方の位置か
ら他方の位置に移動させるのにある時間が必要である。
このため、高圧、低圧の切替指令が入ってから切替動作
が完了するまでに時間遅れが発生する。
高速動作を要求される流体圧機器、例えば回路しゃ断器
用駆動装置等においては、この切替に要する時間をでき
る限り小さくすることが必要である。
切替時間を短かくするにはスプールの移動速度を速くす
ればよいが、これには限度がある。
スプールの移動速度を一定と考えた場合、切替時間を短
縮するためには、スプールが一方の位置から他方の位置
へ移動する途中で、切替が行なわれるようにすることが
考えられる。
そのためには例えば、前述のような3方弁において、高
圧側ポペットをスプールランドタイプとし、このスプー
ルランドが高圧ポート側から制御ポート側へ摺動自在に
嵌合できるようにしておき、制御ポートを高圧から低圧
に切替えるときには、スプールが一方の位置から他の位
置へ移動する途中で、前記スプールランドが制御ポート
側の流体室に嵌合することにより、高圧ポートと制御ポ
ートとのしゃ断が行なわれるようにすればよい。
このようにすると、制御ポートを高圧から低圧に切替え
る時間を著しく短縮することが可能である。
なお、このような構成では、制御ポートを低圧から高圧
に切替える時間を短縮することはできないが、一方向の
動作だけでも切替時間を短縮できれば、例えば回路しゃ
断器などでは、しゃ断動作復帰動作のうち特に前者を迅
速に行なえばよいので、その利用価値はきわめて高くな
る。
しかしながら、上述のような構成にすると、高圧ポート
と制御ポートとのしゃ断は、スプールランドと制御ポー
ト側流体室との嵌合によっているので、この嵌合面から
高圧流体の漏れが生じ易ぐまた、この漏れをなくすため
には、スプールランドの外周面及び制御ポート側流体室
の内周面をきわめて高い精度で加工する必要があるため
、製作費が高くつく欠点があった。
本発明の目的は、上記した欠点を除去し、制御ポートを
高圧から低圧に切替える時間を著しく短縮し得るにもか
かわらず、高圧流体の漏れがなく、しかもそれ程高い加
工精度を必要としない3方弁を提供するにある。
この目的を達成するため、本発明は、弁ボデイの高圧ポ
ート側流体室と制御ポート側流体室との間に高圧側ポペ
ツ卜が摺動自在に嵌合する洞部を形成し、この洞部の奥
に前記高圧側ポペットが着座する第1の弁座を形成する
とともに、前記弁ボデイの制御ポート側流体室とタンク
ポート側流体室との間に前記低圧側ポペットが直接着座
する第2の弁座を形成し、前記低圧側ポペットが第2の
弁座に着座している状態では、前記高圧側ポペットが前
記洞部と非嵌合状態にあって、前記高圧ポートと前記制
御ポートの間が連通状態、前記制御ポートと前記クンク
ポートの間がしゃ断状態となり、この状態より前記スプ
ールが前記タンクポート側に移動し前記低圧側ポペット
が第2の弁座より離れてから前記高圧側ポペットが前記
洞部の入口に達するまでのスプールストロークの初期の
段階では、前記高圧ポート、制御ポートおよびタンクポ
ートの間が同時に連通状態となり、前記高圧側ポペット
が前記洞部の入口に達してこの洞部と嵌合してから第1
の弁座に着座するまでのスプールストロークの段階では
、前記高圧ポートと前記制御ポートの間がしゃ断状態、
前記制御ポートと前記タンクポートの間が連通状態とな
るように構成したことを特徴とする。
以下、本発明の一実施例を第1図及び第2図について説
明する。
これらの図において、1は弁ボデイ、2はスプールであ
る。
弁ボデイ1は、高圧ポート3、制御ポート4、タンクポ
ート5の3つのポートを有し、これら3つのポート3,
4,5はそれぞれ高圧ポート側流体室6、制御ポート側
流体室7、タンクポート側流体室8に連通している。
また、スプール2は、前記高圧ポート側流体室6と制御
ポート側流体室7間を連通、しゃ断する高圧側ポペット
9と、前記制御ポート側流体室7とタンクポート側流体
室8間を連通、しゃ断する低圧側ポペット10を有して
いる。
弁ボデイ1の制御ポート側流体室7とタンクポート側流
体室8との間には、前記低圧側ポペット10のテーバ面
10aが着座する弁座11が形成されている。
テーパ面10aと弁座11のテーパ角は両者ともαであ
り(第2図参照)、このテーバ面係合により、制御ポー
ト側流体室7とクンクポート側流体室8とは確実にしゃ
断される。
また、弁ボデイ1の高圧ポート側流体室6と制御ポート
側流体室7との間には、前記高圧側ポペット9が摺動自
在に嵌合する洞部12が形成され、この洞部12の奥に
は高圧側ポペット9のテーパ面9aが着座する弁座13
が形成されている。
洞部12の内径d1は高圧側ポペット9の外径d2より
2δだけ大きくなっているが(第2図参照)、この間隙
δは、洞部12内での高圧側ポペット9の摺動を妨げな
い程度において、できるだけ小さくすることが望ましい
また、洞部12の深さXは、スプール2の往復動ストロ
ーク2より小さくしてあり、その差yはy〉δとなるよ
うに設定されている。
高圧側ポペット9のテーパ面9aと弁座13とのテーパ
角は両者ともβであり、このテーバ面係合により高圧ポ
ート側流体室6と制御ポート側流体室7とは確実にしゃ
断される。
なお、αとβは適宜に選定されるが、同じ値であっても
差支えない。
スプール2を左右に往復動させるため、両ポペット9,
10の外方にはそれぞれスプール軸14,15が一体に
形成されている。
一方のスプール軸14は流体室16内に摺動自在に嵌合
されて、その端面が受圧端面14aとなっている。
他方のスプール軸15は流体室17内を貫通して弁ボデ
イ1の端部に摺動自在に嵌合されている。
流体室17内には低圧側ポペット10の外端部が摺動自
在に嵌合されており、その外端面が受圧端面10bとな
っている。
受圧面積は低圧側ポペット10の受圧端面10bよりス
プール軸14の受圧端面14aの方が大きくしてある。
この3方弁を動作させる場合には、高圧ポート3は高圧
流体源18に、タンクポート5はタンク19に接続され
、制御ポート4は制御対象である流体圧シリンダ20の
シリンダチューブ21の反ロンド側に接続される。
22,23はそれぞれ流体圧シリンダ20のピストン及
びピストンロツドである。
シリンダチューブ21のロンド側は高圧流体源18に接
続される。
また、流体室16はパイロット弁24を介して高圧流体
源18に接続され、流体室17は直接高圧流体源18に
接続される。
次に、この3方弁の動作を説明する。
第2図aはスプール2が右側に位置している状態を示す
これは第1図と同じ状態である。即ち、低圧側ポペット
10が弁座11に着座して、制御ポート側流体室7とタ
ンクポート側流体室8とはしゃ断されており、高圧ポー
ト側流体室6と制御ポート側流体室7間は連通している
したがって、制御ポート4は高圧となっており、流体圧
シリンダ20のピストン22はロンド側に押されている
この場合、パイロット弁24はオフ(図示してないが流
体室16とタンク19を連通する状態)となっており、
流体室17内の低圧側ポペット10の受圧端面10bに
加わる圧力によってスプール2は右側に押されている。
この状態でパイロット弁24に切替指令が入ると、パイ
ロット弁24はその瞬間にオン(流体室16と高圧流体
源18を連通ずる状態)になり、流体室16内に高圧流
体が流入する。
これにより、スプール軸14と低圧側ポペット10の受
圧面積の差によって、スプール2は左方へ移動し始める
第2図bはスプール2が全ストローク2のうちyだけ移
動して、高圧側ポペット9の円筒外周面の内端が洞部1
2の入口に一致した状態を示している。
ここまでの移動では、高圧側ポペット9と洞部12の入
口との間隙が次第にせばめられるだけで、高圧ポート側
流体室6から制御ポート側流体室7への高圧流体の流入
がある。
しかし、スプール2が第2図bの位置にくると、高圧ポ
ート側流体室6と制御ポート側流体室7とは微小間隙δ
を残して実質的にしゃ断された状態になり、高圧ポート
側流体室6から制御ポート側流体室7への高圧流体の流
入はほとんどなくなる。
そして、それ以後のストロークでは、制御ポート側流体
室7とタンクポート側流体室8間の間隙が大きくなるだ
けのことであるから、シリンダチューブ21の反ロンド
側の流体はスプール2のストロークの初期の段階から排
出が開始されるようになり、したがってピストン22は
切替指令が入ってから短時間のうちに移動を開始するこ
とになる。
第2図Cは、スプール2が全ストローク2を移動した状
態を示している。
この状態では、高圧側ポペット9のテーパ面9aが洞部
12の奥の弁座13に着座し、高圧ボート側流体室6と
制御ポート側流体室7とは完全にしゃ断される。
以上の動作をグラフで示すと第3図のようになる。
破線Aは高圧ポート側流体室6から制御ポート側流体室
7への流入量の変化を、破線Bは制御ポート側流体室7
からタンクポート側流体室8への流出量の変化をそれぞ
れ示し、実線Cはその両者A,Bを加算した制御ポート
側流体室7の実質の流入出量の変化を示している。
このグラフによれば、スプール2の変位がyに達するま
での間に制御ポート側流体室7内で流入から流出への逆
転が起き、y以後では流出のみとなり、その量はスプー
ル2の変位に比例して増大していることがわかる。
高圧ポート側流体室6から制御ポート側流体室7への高
圧流体の流入がスプール2の変位の初期の段階で止まり
、その以後、制御ポート側流体室7からタンクポート側
流体室8への流出のみになるということは、それだけ制
御対象の切替を迅速に行なえることを意味する。
上記実施例によれば、制御ポートの高圧から低圧への切
替が迅速になるだけでなく、高圧側ポペットは高圧ポー
ト側流体室と制御ポート側流体室のしゃ断位置において
洞部の奥の弁座に着座するようになっているため、高圧
ポート側流体室と制御ポート側流体室は完全にしゃ断さ
れ、高圧流体の漏れが生じなくなると共に、これに伴な
い、高圧側ポペットの外周面と洞部の内周面とはそれ程
精密な嵌合を要求されなくなるから、加工精度が低くて
済み、製作コストを低減することができる,次に、本発
明の3方弁を用いた、回路しゃ断器用流体圧駆動装置を
第4図ないし第6図を参照して説明する。
第4図ないし第6図において、第1図及び第2図と同一
符号は同一物又は均等物を示す。
この装置に用いられている本発明に係る3方弁100が
第1図及び第2図に示すものと異なるところは、高圧側
ポペット9の外端面に段付のスプール軸30,31が形
成され、スプール軸30は流体室32に、スプール軸3
1は弁ボデイ1の端部にそれぞれ摺動自在に嵌合されて
いること、低圧側ポペット10の外端面に段付のスプー
ル軸33,34が形成され、低圧側ポペット10は流体
室35に、スプール軸33は流体室36に、スプール軸
34は弁ボデイ1の端部にそれぞれ摺動自在に嵌合され
ていること、及び各スプール軸30,31,33,34
と低圧側ポペット10には第5図に示すようにそれぞれ
パッキン37,38,39,40,41が装着されてい
ることである。
なお、各受圧端面9b,30b,10b,33bの広さ
は、そこに働く油圧力をそれぞれF9,F30,F1o
,F33(第5図aに矢印で図示)とすると、F1o<
F9〈F33<F9+F3o<F1o十F33、となる
ように定められている。
回路しゃ断器を駆動するための駆動シリンダ20は、シ
リンダチューブ21とピストン22とピストンロツド2
3とを備えている。
シリンダチューブ21の両端には小径の補助流体室42
,43が設けてあり、ロンド側の補助流体室42は高圧
流体源18に連通し、反ロンド側の補助流体室43は3
方弁100の制御ポート4に連通している。
ピストン22は、シリンダチューブ21との間の密封を
確実にするため周囲にパッキング44が装着してあり、
また、その両端面には円錐台形のクッション部材45,
46が同軸状に設けられている。
クッション部材45,46は、ピストン22のストロー
クエンド付近で補助流体室42,43の口元に嵌合し、
ピストン22の衝撃力を緩和するものである。
なお、47,48は逆止弁で、それぞれ、補助流体室4
2,43からシリンダチューブへの流体の流れを許容し
、これと逆方向の流体の流れを阻止する。
ピストンロツド23は、シリンダチューブ21の端部に
装着されたパッキング49を貫通して、図示しない回路
しゃ断器の接点に連結されている。
シリンダチューブ21の反ロツド側には位置弁50が設
けてある。
この位置弁50は、2位置3方弁で、第6図に示すよう
に、弁ボデイ51とスプール52とからなる。
弁ボデイ51は、高圧ポート53、制御ポート54、タ
ンクポート55を備え、これらのポートはそれぞれ高圧
ポート側流体室56、制御ポート側流体室57、タンク
ポート側流体室58に連通している。
また、スプール52は、前記高圧ポート側流体室56、
制御ポート側流体室57間を連通、しゃ断する高圧側ス
プールランド59と、前記制御ポート側流体室57とタ
ンクポート側流体室58間を連通、しゃ断する低圧側ス
プールランド60とを備えている。
高圧側スプールランド59の外端面と弁ボデイ51の間
にはスプール52を常に駆動シリンダ20側へ付勢する
スプリング61が設けてある。
低圧側スプールランド60の外端面には段付スプール軸
62が形成され、この段付スプール軸62は弁ボデイ5
1を貫通して駆動シリンダ20のシリンダチューブ21
内に突出できるようになっている。
この位置弁50の高圧ポート53は高圧流体源18に、
制御ポート54は3方弁100の流体室32に、タンク
ポート55は3方弁100のタンクポート側流体室8を
介してタンク19に、それぞれ連通している(第4図参
照)。
63は第1パイロット弁で、第1の指令を受けて3方弁
100を動作させるものである。
この第1パイロット弁63も3方弁の一種であり、その
高圧ポート64は3方弁100の高圧ポート側流体室6
を介して高圧流体源18に連通し、制御ポート65は3
方弁100の流体室36に連通し、クンクポート66は
タンク19に連通している。
第1パイロット弁63は、通常は高圧流体を流体室36
に供給しており、第1の指令が与えられたときこの高圧
流体を流体室36から排出する。
この場合の第1パイロット弁63は、3方弁100が指
令に対して高速動作を行なう関係上、高速動作の可能な
ものが要求される。
きびしく高速性を要求される場合には、例えば特願昭5
1−65566号(特開昭52−148789号公報)
等で提案されたフォースモーク駆動方式のパイロット弁
とすればよい。
67は時限動作型の第2パイロット弁で、第2の指令を
受けて3方弁100を動作させるものである。
この第2パイロット弁67も3方弁の一種であり、その
高圧ポート68は駆動シリンダ20の補助流体室42を
介して高圧流体源18に連通し、制御ポート69は3方
弁100の流体室35に連通し、タンクポート70はタ
ンク19に連通している。
第2パイロット弁67は、通常は3方弁100の流体室
35を低圧にし、第2の指令が与えられると流体室35
に速やかに高圧流体を供給し、さらに駆動シリンダ20
のピストン22が位置弁50を切替えて流体室32を低
圧にした後で、その流体室35の高圧流体を排出するよ
うに時限動作する。
第2パイロット弁67は、このような時限動作により第
2の指令が一旦切られた後に再び第2の指令が与えられ
ない限り、流体室35に高圧流体を供給しない。
なお、高圧流体源18に至る経路の途中には、高圧流体
のアキュムレータ71が設けてある。
次にこの駆動装置の動作を説明する。
第4図及び第5図aにおいては、3方弁100のスプー
ル2が右側に位置し、高圧ポート側流体室6と制御ポー
ト側流体室7が連通して、駆動シリンダ20の反ロンド
側に高圧流体源18から高圧流体が供給されている。
このため、ピストン22はロツド23側へ変位している
この状態では、第1パイロット弁63の制御ポート65
は高圧となっており、スプール軸33の受圧端面33b
には油圧力F33が作用している。
また、第2パイロット弁67の制御ポート69は低圧と
なっており、低圧側ポペット10の受圧端面10bには
圧力はかかっていない。
さらに、位置弁50の制御ポート54も低圧となってお
り、スプール軸30の受圧端面30bにも圧力はかかっ
ていない。
高圧側ポペット9の受圧端面9bにはF,なる油圧力が
かかるが(実際には低圧側ポペット10の右側端面およ
びポペット9の左側端面にも油圧力がかかるが、これら
の油圧力はほぼ等しく設定されているので、以下の説明
の都合上、F9の圧力がかかるものとする)、F9<F
33なので、スプール2は右側へ押し付けられているわ
けである。
この状態で、第1の指令が第1パイロット弁63に与え
られると、第1パイロット弁63の制御ポート65はタ
ンクポート66に連通し、3方弁100の流体室36の
流体を排出するから、スプール2に働く力はF9のみと
なり、スプールは左方に移動する。
このとき、本発明の前記実施例で説明したように高圧ポ
ート側流体室6と制御ポート側流体室7との急速なしゃ
断が行なわれるので、駆動シリンダ20の反ロンド側の
流体は急速に排出され、ピストン22は反ロンド側に急
速に移動する。
ピストン22が反ロンド側のストロークエンド付近に達
すると、ピストン22がシリンダチューブ21内に突出
している位置弁50のスプール軸62を押すので、位置
弁50が第6図aの状態から第6図bの状態に切替えら
れる。
この切替により、位置弁50の制御ポート54は高圧ポ
ート53と連通し、3方弁100の流体室32内へは高
圧流体が供給され、スプール2はF9+F3oの油圧力
で左方へ押されることになる。
したがってピストン22が反ロンド側のストロークエン
ドに達した後に、第1の指令が解除になり、第1パイロ
ット弁63が復帰して3方弁100の流体室36に高圧
流体が供給されても、スプール2に作用する油圧力はF
33〈F9+F3oとなり、スプール2は左方に押され
たままの状態(第5図b)を保持することになる。
なお、この状態では、高圧側ポペット9が洞部12の奥
の弁座13に着座しているので、高圧流体の漏れが発生
しないことは前述のとおりである。
次に、この状態で、第2の指令が第2パイロット弁67
に与えられると、第2パイロット弁67の制御ポート6
9は高圧ポート68に連通し、3方弁100の流体室3
5には速やかに高圧流体が供給される。
これにより、スプールに働く油圧力は、F9+F3o<
F33+F1oとなり、スプール2は右方へ移動して第
5図aの状態に戻る。
これによって、3方弁100の高圧ポート側流体室6と
制御ポート側流体室7とが連通ずるから、駆動シリンダ
20の反ロンド側には高圧流体が供給されピストン22
はロンド側へ移動する。
なお、このとき、ピストン22が反ロツド側のストロー
クエンド付近を離れるとすぐに位置弁50が第6図bの
状態から第6図aの状態に切替えられる。
その結果、位置弁50の制御ポート54がタンクポート
55に連通し、流体室32内の流体は排出される。
このため、スプール2を左方へ押す油圧力はF9のみと
なる。
その後、第2パイロット弁67の時限動作で、第2パイ
ロット弁かもとの状態に復帰すると、3方弁100の流
体室35の流体は排出され、スプール2を右方へ押す油
圧力はF33のみとなる。
しかし、F9〈F33であるから、結局スプール2は右
方へ押されたままである。
また、第1の指令と第2の指令が同時に与えられたとき
には、ピストン22がいかなる状態にあるときでも、常
に第1の指令が優先して実行されるようになっている。
即ち、前述のように、第1パイロット弁63に第1の指
令が与えられると3方弁100の流体室36の流体は排
出され、第2パイロット弁67に第2の指令が与えられ
ると流体室35に高圧流体が供給される。
F1o<F9であるから、流体室32に高圧流体が作用
している、いないに拘わらず、スプール2は必ず左方へ
押されることになる。
これは第1の指令に応じたスプール2の動作に他ならな
い。
以上説明したような回路しゃ断器用流体圧駆動装置によ
れば、第1、第2の2種類の指令に対して確実に動作し
、且つ第1、第2の指令が重複するときは第1の指令に
対する動作を優先的に実行することができる。
また、使用した3方弁はストロークの小さいうちから駆
動シリンダの高圧流体を排出することができるため、第
1の指令に対するピストンの起動遅れ時間が短かく、高
速しゃ断が可能となる。
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、高圧
ポート側流体室と制御ポート側流体室との間に高圧側ポ
ペットが嵌合する洞部を形成し、この洞部の奥に高圧側
ポペットが着座する第1の弁座を形成するとともに、前
記弁ボデイの制御ポート側流体室とタンクポート側流体
室との間に前記低圧側ポペットが直接着座する第2の弁
座を形成し、前記低圧側ポペットが第2の弁座に着座し
ている状態では、前記高圧側ポペットが前記洞部と非嵌
合状態にあって、前記高圧ポートと前記制御ポートの間
が連通状態、前記制御ポートと前記クンクポートの間が
しゃ断状態となり、この状態より前記スプールが前記タ
ンクポート側に移動し前記低圧側ポペットが第2の弁座
より離れてから前記高圧側ポペットが前記洞部の入口に
達するまでのスプールストロークの初期の段階では、前
記高圧ポート、制御ポートおよびタンクポートの間が同
時に連通状態となり、前記高圧側ポペットが前記洞部の
入口に達してこの洞部と嵌合してから第1の弁座に着座
するまでのスプールストロークの段階では、前記高圧ポ
ートと前記制御ポートの間がしゃ断状態、前記制御ポー
トと前記タンクポートの間が連通状態となるように構成
したので、ストロークの初期の段階から制御ポート側流
体室の高圧流体を流出させることができて、制御ポート
を高圧から低圧へ高速に切替え可能になるだけでなく、
高圧流体の漏れをなくし、且つ加工精度も緩和できる利
点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係る3方弁の断面図、第2
図a,b1cは同3方弁の動作説明図、第3図は同3方
弁の動作説明用のグラフ、第4図は本発明に係る3方弁
を用いた回路しゃ断器用流体圧1駆動装置の断面図、第
5図a,bは同装置に用いられる3方弁の動作説明図、
第6図a1bは同装置に用いられる位置弁の動作説明図
である。 1・・・・・・弁ボデイ、2・・・・・・スプール、3
・・・・・・高圧ポート、4・・・・・・制御ポート、
5・・・・・・タンクポート、6・・・・・・高圧ポー
ト側流体室、7・・・・・・制御ポート側流体室、8・
・・・・・タンクポート側流体室、9・・・・・・高圧
側ポペット、10・・・・・・低圧側ボペット、11・
・・・・・弁座、12・・・・・・洞部、13・・・・
・・弁座。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 高圧ポート、制御ポートおよびクンクポートを有す
    る弁ボデイと、前記高圧ポートと制御ポート間及び前記
    制御ポートとタンクポート間を交互に連通、しゃ断する
    高圧側ポペット及び低圧側ポペットを有するスプールと
    を備えた3方弁において、前記弁ボデイの高圧ポート側
    流体室と制御ポート側流体室との間に前記高圧側ポペッ
    トが摺動自在に嵌合する洞部を形成し、この洞部の奥に
    前記高圧側ポペットが着座する第1の弁座を形成すると
    ともに、前記弁ボデイの制御ポート側流体室とクンクポ
    ート側流体室との間に前記低圧側ポペットが直接着座す
    る第2の弁座を形成し、前記低圧側ポペットが第2の弁
    座に着座している状態では、前記高圧側ポペットが前記
    洞部と非嵌合状態にあって、前記高圧ポートと前記制御
    ポートの間が連通状態、前記制御ポートと前記タンクポ
    ートの間がしゃ断状態となり、この状態より前記スプー
    ルが前記クンクポート側に移動し前記低圧側ポペットが
    第2の弁座より離れてから前記高圧側ポペットが前記洞
    部の入口に達するまでのスプールストロークの初期の段
    階では、前記高圧ポート、制御ポートおよびタンクポー
    トの間が同時に連通状態となり、前記高圧側ポペットが
    前記洞部の入口に達してこの洞部と嵌合してから第1の
    弁座に着座するまでのスプールストロークの段階では、
    前記高圧ポートと前記制御ポートの間がしゃ断状態、前
    記制御ポートと前記タンクポートの間が連通状態となる
    ように構成したことを特徴とする3方弁。
JP52141123A 1977-11-26 1977-11-26 3方弁 Expired JPS587007B2 (ja)

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ID=15284685

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JPS5230724B2 (ja) * 1972-02-18 1977-08-10

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