JPS58711Y2 - 吸水性パイルメリヤス - Google Patents

吸水性パイルメリヤス

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JPS58711Y2
JPS58711Y2 JP1977127767U JP12776777U JPS58711Y2 JP S58711 Y2 JPS58711 Y2 JP S58711Y2 JP 1977127767 U JP1977127767 U JP 1977127767U JP 12776777 U JP12776777 U JP 12776777U JP S58711 Y2 JPS58711 Y2 JP S58711Y2
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JP
Japan
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yarn
pile
knitted fabric
natural fibers
ground
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Expired
Application number
JP1977127767U
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JPS5455967U (ja
Inventor
敏雄 梶川
善次 辻本
匡延 白石
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Toray Industries Inc
Original Assignee
Toray Industries Inc
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、編地の内層部に天然繊維を、両外層部のうち
一方は、合成繊維100%を、また、他方には、合成繊
維が80%以上被覆するように構威せしめ、発汗時にお
いても、良好な肌触りを維持できるシンカーパイルメリ
ヤスに関するもので゛ある。
従来のパイルメリヤスには、地糸とパイル糸との2本を
引揃えて給糸し、パイル糸のシンカーループが大となる
ように編成したもの、あるいは、地糸とパイル糸の押え
糸の2本で地部を構威し、パイル糸を浮編させるものが
ある。
前者の構成によるパイルメリヤスは、パイル糸に綿糸か
、綿/ポリエステル混紡糸を用い、地糸には、合繊加工
糸あるいは綿、綿/ポリエステル混紡糸を使った製品が
、夏物カジュアル用途、ベビーウェア用途を中心に商品
化されている。
また、後者には、パイル糸に綿糸を用い、地部は、合繊
加工糸を用いた構成で、トレーニングウェア、ビーチウ
ェアなど、スポーツウェア用途で商品化されている。
また従来法として、実公昭35−22181号公報、実
公昭10−14741号公報等の技術も提案されている
が、従来のかかる技術は天然繊維を編地の表面に多く出
し、吸汗性を上げようとするもので、着心地は未だ満足
されたものではなかった。
本考案は、前者の構成、すなわち、パイル糸と地糸との
2本で構成するシンカーパイルに関するもので、その目
的は、従来商品では不十分であった発汗時の肌触りの不
快感をなくシ、常に快適状態を保ち得るパイルメリヤス
を容易に提供することにある。
従来のシンカーパイルメリヤスの編地構成を、第1図a
の編目図および第1図す、Cの編地断面図により説明す
ると、第1図aにおいて、パイル糸Ypが天然繊維、地
糸Ygが天然繊維あるいは合繊加工糸であって、第1図
すは、第1図aノA−A’、BB′における編地断面図
を示し、編地の肌に接するニードルループ側N、L、肌
に接しないシンカーループ側S、Lの両外層を天然繊維
が被覆した場合を示し、第1図Cは、両外層のうち、S
、Lの片側は天然繊維が覆い、一方のN、L側は、天然
繊維と合繊加工糸の両者で被覆した場合を示すもので、
この両ケースがある。
いずれの場合も、天然繊維が、両外層を被覆するもので
あり、夏の素材やスポーツカジュアルとして、肌着なし
で直接着用する場合、肌に直接触れる素材が吸汗した素
材であるため発汗時および発汗後の感触が不快なパイル
メリヤス製品となる。
なお、第1図Cのように天然繊維と合繊加工糸がN、L
側に出現したケースもあるが、天然繊維の出現率が大で
あり、発汗後の感触は不十分である。
本考案者らは、従来製品の発汗時および発汗後の不快感
を解消するため、種々の検討を行ない、発汗時に汗を迅
速に、できるだけ多量吸収し、吸汗後、吸汗した繊維が
肌に直接接触しないことが編地構成の必須条件であるこ
とを認めた。
この編地構成条件を満足させ、目的を達成するため、シ
ンカーパイル編機による検討を行ない、次の編地構成を
考案した。
本考案は次の構成を有する。
すなわち本考案は、パイル糸Y、に合成繊維からなる加
工糸を用い、地糸Ygに天然繊維を含む糸条を使用した
シンカーパイルメリヤスにおいて、■ 染色仕上後の編
地におけるパイル糸の見掛直径Dpと地糸の見掛直径D
gとの比率が、Dp/Dg〉1.0であり、 @ ニードルループ側における地糸の出現率Kが20%
以下であり、 0 かつ該編地の断面において、中心部に天然繊維を含
む糸条が存在し、表裏の両表面部には合成繊維加工糸が
存在した構造であることを特徴とする吸水性パイルメリ
ヤスである。
以下、本考案を詳細に説明する。
第2図aは、本考案の編目図を示し、第2図すはそのウ
エール方向の断面図を示す。
第2図aにおいて、パイル糸Ypに合繊加工糸を用い、
地糸Ygには、天然繊維あるいは天然繊維/合成繊維の
混用糸を用い、そのA−A’、B−B’前方向編地断面
図である第2図すにおいて、S、シ、およびN、Lの両
外層を合繊加工糸が被覆し、地糸の天然繊維は編地内層
部に埋包された態様を呈するように構成するものである
この構成における各部の機能を、従来の編地構成と比較
しながら、第3図の編地断面モデル図により説明すると
、N、L側を肌に接する側として着用すれば、第3図a
に示す従来の構成では、肌に接した天然繊維部1が吸汗
し、布帛の内部にある合成繊維部2を経て、天然繊維か
らなるパイル部1′に汗を移動させるものであり、肌に
接する部分には、吸汗した乾きの遅い天然繊維があり、
不快の原因となる。
本考案による編地構成は、第3図すのごのく、天然繊維
部1を合成繊維部2,2′が埋包した構成であり、汗は
、単糸繊度の太い1〜6テ゛ニールからなる合成繊維部
2から、内層の比較的単糸の細い天然繊維部1に移動し
、さらに、合成繊維部2′に移動する。
この汗の移動速度すなわち吸汗速度は、単糸繊度の太い
合成繊維部から、比較的単糸の細い天然繊維部に移行す
るため、毛細管現象により加速され、従来の編地構成の
3〜4倍の吸汗速度が得られる。
また、一方、S、L側すなわち、パイル部は、合繊加工
糸のエン縮特性、フィラメント数を選ぶことにより、起
毛風とすることも可能であり、パイルとしての審美性を
十分満足できるものである。
本考案者らは、以上のような編地構成を通常のシンカー
パイル機により実現すべく、種々の実験を行なった結果
、肌触りとの関連において、地糸に用いる天然繊維のニ
ードルループ側N、Lへの出現率と地糸の見掛直径とパ
イル糸の見掛直径の比率が重要な因子であることを見い
出した。
この関係を第4図により説明する。
吸汗素材である地糸の天然繊維が、ニードルループ側に
現れる出現率をに%ととし、これを と定義したとき、少くとも単位面積10c+n2当りで
測定した地糸の出現率に%と発汗時の肌触り感Hとの関
係は、第4図の通りである。
肌触りの評価は、官能による5段階評価とし、次表によ
る。
地糸の出現率に%は、20〜40%のBゾーンが肌触り
良好で、さらに20%以下のAゾーンが快適であること
が判った。
また、第4図に示すごとく、地糸の出現率に%を20%
以下とするには、染仕上加工後のパイル糸と地糸の見掛
直径の比率が、パイル糸の見掛直径をDp、地糸の見掛
直径をDgとすると、その比率が、Dp/Dg〉1望ま
しくは、Dp/Dg〉1.2となるような素材の選定が
重要と判った。
D、/Dg>1とすることにより給糸時に、針に対する
パイル糸と地糸の位置が安定して相互反転が発生しない
すなわち、針の上方に位置したパイル糸が、N、L側に
現れ、針の下方に位置した地糸はN。
L側に出現しないか、もしくはN、L側に20%以下の
出現率となる。
したがって、机側にはN、L側が接するので前記構成に
基づき、汗は単糸繊度の太い合成繊維の加工糸から、地
糸で構成された内層の単糸繊度の細い天然繊維へ毛細管
現象により容易に移動するので汗の発汗速度は加速され
る。
以上の条件範囲を満す、通常のパイルと地糸の2本構成
によるシンカーパイルメリヤスを編成するにあたり、素
材は、パイル糸に、ポリエステルあるいはポリアミド加
工糸を、地糸には、綿100%、羊毛100%紡績糸を
用い、糸の湯水処理(98℃×30分)後の見掛直径に
より、Dp/Dg〉1となるように繊度もしくは番手を
選定した。
また、糸長比(パイル/地糸)を2.2〜2.7の範囲
とし、通常の張力管理下で、種々のシンカーパイルメリ
ヤスを編成し7た。
染仕上加工は通常のパイル製品と同様な扱いでよい。
得られた製品は、当初の目的を十分満足した吸水性パイ
ルメリヤスであることが判った。
【図面の簡単な説明】
第1図aは、従来のシンカーパイルメリヤスの編目図を
示し、第1図す、Cは、第1図aのウエール方向A−A
’、B−B’の断面図を示し、Ypはパイル糸を、Yg
は地糸を示す。 また、S、Lはシンカーループ側を、N、Lはニードル
ループ側を示す。 第2図aは、本考案の編目図を示し、第2図すは、その
ウエール方向の断面図を示す。 第3図a、l)は、編地断面の説明図であり、第3図a
は従来の構成で、1,1′は天然繊維部を、2は合或繊
維部を示す。 また、第3図すは、本考案の構成であり、1は天然繊維
部、2,2′は合或繊維部を示す。 第4図は、本考案の編地構成を得るため、必須条件とな
るパイル糸と地糸の染仕上後の見掛直径比Dp/Dgと
地糸のニードルループ側への出現率に%との関係を示し
、さらに、地糸の出現率に%と肌触り感H級との関係を
示す。

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)パイル糸Ypに合成繊維からなる加工糸を用い、
    地糸Ygに天然繊維を含む糸条を使用したシンカーパイ
    ルメリヤスにおいて、 ■ 染色仕上後の編地におけるパイル糸の見掛直径り、
    と地糸の見掛直径Dgとの比率が、D、/Dg>1.0
    であり、 @ ニードルループ側における地糸の出現率Kが20%
    以下であり、 Oかつ該編地の断面において、中心部に天然繊維を含む
    糸条が存在し、表裏の両表面部には合成繊維加工糸が存
    在した構造 であることを特徴とする吸水性パイルメリヤス。
  2. (2)合成繊維加工糸がポリアミド又はポリエステルで
    あることを特徴とする実用新案登録請求の範囲第(1)
    項記載の吸水性パイルメリヤス。
  3. (3)天然繊維を含む糸条が、綿又は羊毛100%紡績
    糸であることを特徴とする実用新案登録請求の範囲第(
    1)項記載の吸水性パイルメリヤス。
  4. (4)天然繊維を含む糸条が、天然繊維と合成繊維との
    混用による紡績糸であることを特徴とする実用新案登録
    請求の範囲第(1)項記載の吸水性パイルメリヤス。
JP1977127767U 1977-09-21 1977-09-21 吸水性パイルメリヤス Expired JPS58711Y2 (ja)

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JPS5455967U JPS5455967U (ja) 1979-04-18
JPS58711Y2 true JPS58711Y2 (ja) 1983-01-07

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