JPS5871381A - 電解方法並びにそれに用いる電解槽 - Google Patents
電解方法並びにそれに用いる電解槽Info
- Publication number
- JPS5871381A JPS5871381A JP56169753A JP16975381A JPS5871381A JP S5871381 A JPS5871381 A JP S5871381A JP 56169753 A JP56169753 A JP 56169753A JP 16975381 A JP16975381 A JP 16975381A JP S5871381 A JPS5871381 A JP S5871381A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cathode
- catholyte
- cation exchange
- exchange membrane
- chamber
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C25—ELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PROCESSES; APPARATUS THEREFOR
- C25B—ELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PROCESSES FOR THE PRODUCTION OF COMPOUNDS OR NON-METALS; APPARATUS THEREFOR
- C25B1/00—Electrolytic production of inorganic compounds or non-metals
- C25B1/01—Products
- C25B1/34—Simultaneous production of alkali metal hydroxides and chlorine, oxyacids or salts of chlorine, e.g. by chlor-alkali electrolysis
- C25B1/46—Simultaneous production of alkali metal hydroxides and chlorine, oxyacids or salts of chlorine, e.g. by chlor-alkali electrolysis in diaphragm cells
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C25—ELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PROCESSES; APPARATUS THEREFOR
- C25B—ELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PROCESSES FOR THE PRODUCTION OF COMPOUNDS OR NON-METALS; APPARATUS THEREFOR
- C25B15/00—Operating or servicing cells
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C25—ELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PROCESSES; APPARATUS THEREFOR
- C25B—ELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PROCESSES FOR THE PRODUCTION OF COMPOUNDS OR NON-METALS; APPARATUS THEREFOR
- C25B9/00—Cells or assemblies of cells; Constructional parts of cells; Assemblies of constructional parts, e.g. electrode-diaphragm assemblies; Process-related cell features
- C25B9/17—Cells comprising dimensionally-stable non-movable electrodes; Assemblies of constructional parts thereof
- C25B9/19—Cells comprising dimensionally-stable non-movable electrodes; Assemblies of constructional parts thereof with diaphragms
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Electrochemistry (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Metallurgy (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Inorganic Chemistry (AREA)
- Electrolytic Production Of Non-Metals, Compounds, Apparatuses Therefor (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
に塩化アルカリ塩水溶液の電解方法並びに電解槽に関す
る。
る。
詳しくは、電解隔膜として陽イオン交換膜を用いた水平
型電解槽において低い電解電圧で、高品質の苛性アルカ
リを効率良く得るための方法及び装置に関するものであ
る。
型電解槽において低い電解電圧で、高品質の苛性アルカ
リを効率良く得るための方法及び装置に関するものであ
る。
水平型電解槽は、水平に張設された隔膜にょっ般に目的
とする電解生成物、例えば苛性アルカリは陰極室で生成
するため、隔膜を通して陽極室へ移動することがないと
いう利点から、従来工業的に可成り利用されて来た。
とする電解生成物、例えば苛性アルカリは陰極室で生成
するため、隔膜を通して陽極室へ移動することがないと
いう利点から、従来工業的に可成り利用されて来た。
又、水平型電解槽の最も典型的な例として、水銀法電解
槽があるが、陰極に用いる水銀が環境汚染物質であるた
め、近い将来休止すべき運命にある。かかる水銀陰極電
解槽を、水銀を用いない隔膜法電解槽に、極力少ない費
用を以って転換せんとすれば必然的に水平型の隔膜法電
解槽に改造することとなり、かような水平型隔膜法電解
槽で、水銀法に劣らぬ品位の電解生成物を、高い電流効
率を以って生産する方法の開発は当業界の直面する重要
課題である。
槽があるが、陰極に用いる水銀が環境汚染物質であるた
め、近い将来休止すべき運命にある。かかる水銀陰極電
解槽を、水銀を用いない隔膜法電解槽に、極力少ない費
用を以って転換せんとすれば必然的に水平型の隔膜法電
解槽に改造することとなり、かような水平型隔膜法電解
槽で、水銀法に劣らぬ品位の電解生成物を、高い電流効
率を以って生産する方法の開発は当業界の直面する重要
課題である。
上記水銀法電解槽を水平型隔膜法電解槽に転換する方法
が特公昭53−2555’7号公報に開示されているが
、これによって得られた電解槽はp隔膜を用いたもので
あり、沖隔膜は透水率が大きく、従って陽極室液が隔膜
を水力学的に透過し、陰極室で生成する、例えば苛性ア
ルカリ中に陽極液が混入し純度を低下せしめる欠点があ
る。
が特公昭53−2555’7号公報に開示されているが
、これによって得られた電解槽はp隔膜を用いたもので
あり、沖隔膜は透水率が大きく、従って陽極室液が隔膜
を水力学的に透過し、陰極室で生成する、例えば苛性ア
ルカリ中に陽極液が混入し純度を低下せしめる欠点があ
る。
一方、密隔膜と呼ばれる陽イオン交換膜は水力学的に電
解液を透過することなく、電気的に移動するアルカリ金
属イオンに配位した水分子が透過するのみであるから高
純度の苛性アルカリを得ることができる反面、透過した
僅かな水分は蒸発し、陽イオン交換膜と陰極との間に導
電不良を来たし、遂には電解反応が停止してしまう。
解液を透過することなく、電気的に移動するアルカリ金
属イオンに配位した水分子が透過するのみであるから高
純度の苛性アルカリを得ることができる反面、透過した
僅かな水分は蒸発し、陽イオン交換膜と陰極との間に導
電不良を来たし、遂には電解反応が停止してしまう。
かかる問題を解決する為、特開昭49−126596号
公報及び同50−55600号公報には陽イオン交換膜
と陰極との間に水分保持体を存在きせる方法、及び陰極
に苛性アルカリ溶液を噴霧状又は噴水状で供給しながら
電解する方法が、それぞれ提案されている。
公報及び同50−55600号公報には陽イオン交換膜
と陰極との間に水分保持体を存在きせる方法、及び陰極
に苛性アルカリ溶液を噴霧状又は噴水状で供給しながら
電解する方法が、それぞれ提案されている。
しかしながら、特開昭49−126596号公報によっ
て提案され友方法は、水分保持体を介在させる手数及び
水分保持体の耐久性の問題があるのみならず、陽イオン
交換膜と陰極との間に水分保持体を介在させた場合、極
間距離が拡大すると共に水分保持体による抵抗増は電解
電圧を増大し、性能的に有利な方法とは云えない。又、
特開昭50−55600号公報にて提案された方法は、
商業用電解槽のような大型の場合、水分の噴射・供給を
均一に行なう事は困難であり、実用化の面で楚がある。
て提案され友方法は、水分保持体を介在させる手数及び
水分保持体の耐久性の問題があるのみならず、陽イオン
交換膜と陰極との間に水分保持体を介在させた場合、極
間距離が拡大すると共に水分保持体による抵抗増は電解
電圧を増大し、性能的に有利な方法とは云えない。又、
特開昭50−55600号公報にて提案された方法は、
商業用電解槽のような大型の場合、水分の噴射・供給を
均一に行なう事は困難であり、実用化の面で楚がある。
本発明は値上の如き従来技術の欠点を解消するためにな
されたものであり、本発明方法は水銀法電解槽から比較
的容易に転換した水平型陽イオン交換膜電解槽を用い、
高い電流効率を以って高品質の苛性アルカリを生産する
ことができる。又、かかる本発明になる電解槽は新材料
を用いて新たに建造することができることは云う迄もな
い。
されたものであり、本発明方法は水銀法電解槽から比較
的容易に転換した水平型陽イオン交換膜電解槽を用い、
高い電流効率を以って高品質の苛性アルカリを生産する
ことができる。又、かかる本発明になる電解槽は新材料
を用いて新たに建造することができることは云う迄もな
い。
すなわち、本発明の目的は、水平型隔膜法電解槽を用い
て高品質の苛性アルカリを高い効率を以って取得するに
ある。他の目的は、新規な構造の陰極を用い且つ高い性
能を備えた改良された型式の水平型隔膜法電解槽を提供
するにある。さらに他の目的は、水銀法電解槽から転換
された高性能の水平型隔膜法電解槽、特に水平型陽イオ
ン交換膜電解槽を提供するにある。その他の目的は以下
の記述により順次明らかとなろう。
て高品質の苛性アルカリを高い効率を以って取得するに
ある。他の目的は、新規な構造の陰極を用い且つ高い性
能を備えた改良された型式の水平型隔膜法電解槽を提供
するにある。さらに他の目的は、水銀法電解槽から転換
された高性能の水平型隔膜法電解槽、特に水平型陽イオ
ン交換膜電解槽を提供するにある。その他の目的は以下
の記述により順次明らかとなろう。
上記目的を達成するための本発明は、実質的に水平に張
設された陽イオン交換膜の上部に陽極室を、下部に陰極
室をそれぞれ具えた水平型電解槽を用いてアルカリ金属
ノ・ロゲン化物水溶液の電解を行なうに際し、表面に多
数の互いに並行な凹条溝を有する陰極板と前記陽イオン
交換膜とを近接対峙若しくは接触重合せしめると共に、
陽イオン交換膜の下面を潤しつつ前記四条溝中を貫流す
る陰極液の流水を形成し、陽イオン交換膜と前記陰極板
との間に生成した苛性アルカリと水素ガスとを生成後直
ちに上記流れに巻き込んで陰極室外へ排出することを特
徴とする電解方法にある。
設された陽イオン交換膜の上部に陽極室を、下部に陰極
室をそれぞれ具えた水平型電解槽を用いてアルカリ金属
ノ・ロゲン化物水溶液の電解を行なうに際し、表面に多
数の互いに並行な凹条溝を有する陰極板と前記陽イオン
交換膜とを近接対峙若しくは接触重合せしめると共に、
陽イオン交換膜の下面を潤しつつ前記四条溝中を貫流す
る陰極液の流水を形成し、陽イオン交換膜と前記陰極板
との間に生成した苛性アルカリと水素ガスとを生成後直
ちに上記流れに巻き込んで陰極室外へ排出することを特
徴とする電解方法にある。
又、かかる本発明方法を遂行するために用いられる電解
槽の特徴とするところは、実質的に水平に張設された陽
イオン交換膜によってその上部の陽極室と下部の陰極室
とに区画され、該陽極室は陽極を懸垂する蓋と陽極を囲
むように延設された陽極室側板と前記陽イオン交換膜の
上表面とにより画成されてなり、該陰極室は底板上に延
設された陰極板と該底板の縁に沿って陰極を囲むように
延設された陰極室側板と前記陽イオン交換膜の下表面と
により画成されてなる電解槽にりいて、前記陰極板は、
その上表面に形成された多数の互いに並行な四条溝を有
し且つその結果該表面に相対的に形成された凸条部カニ
前記陽イオン交換膜の下表面と接触するか若しくは僅少
の間隙を保って対峙するように設けられると共に、前記
陰極室側板は前記凹条溝に陰極液を貫流させるための陰
極液供給口及び陰極液排出口を有してなり1該排出口よ
り排出された陰極液からガスを分離する手段と、ガスを
分離した陰極液を前記供給口へ送入する手段とを具えた
ことにある。
槽の特徴とするところは、実質的に水平に張設された陽
イオン交換膜によってその上部の陽極室と下部の陰極室
とに区画され、該陽極室は陽極を懸垂する蓋と陽極を囲
むように延設された陽極室側板と前記陽イオン交換膜の
上表面とにより画成されてなり、該陰極室は底板上に延
設された陰極板と該底板の縁に沿って陰極を囲むように
延設された陰極室側板と前記陽イオン交換膜の下表面と
により画成されてなる電解槽にりいて、前記陰極板は、
その上表面に形成された多数の互いに並行な四条溝を有
し且つその結果該表面に相対的に形成された凸条部カニ
前記陽イオン交換膜の下表面と接触するか若しくは僅少
の間隙を保って対峙するように設けられると共に、前記
陰極室側板は前記凹条溝に陰極液を貫流させるための陰
極液供給口及び陰極液排出口を有してなり1該排出口よ
り排出された陰極液からガスを分離する手段と、ガスを
分離した陰極液を前記供給口へ送入する手段とを具えた
ことにある。
次に本発明の態様を添付図面について詳述する。
以下の説明において、アルカリ金属へロゲン化物の代表
例として現在産業界で最も一般的に使われている塩化ナ
トリウムを、また、その電解生成物は苛性ソーダをそれ
ぞれ便宜上用いるが、これによって本発明をそれらに限
定する意図を表わしたものでないことに云う迄もない。
例として現在産業界で最も一般的に使われている塩化ナ
トリウムを、また、その電解生成物は苛性ソーダをそれ
ぞれ便宜上用いるが、これによって本発明をそれらに限
定する意図を表わしたものでないことに云う迄もない。
第1図乃至第3図は、本発明にかかる電解槽のそれぞれ
側面図、垂直縦断面図及び垂直横断面である。第4図は
本発明電解槽の陰極室側壁の一例を示す平面概要図であ
る。
側面図、垂直縦断面図及び垂直横断面である。第4図は
本発明電解槽の陰極室側壁の一例を示す平面概要図であ
る。
第1図及び第2図において、本発明装置は幅に7、Iし
長ざの大なる、好ましくは数倍の長さを有する長刀型の
陽極室(1)とその直下に位置する陰極室(2)とより
なり、陽極室(11と陰極室(2)との間は、実質的に
水平に側壁間に張設された陽イオン交換膜(3)によっ
て区画される。本書中「実質的に水平」とは、必要に応
じて若干傾斜させ次場合(1/LO程度迄の勾配を付与
した場合)をも包含するものとする。
長ざの大なる、好ましくは数倍の長さを有する長刀型の
陽極室(1)とその直下に位置する陰極室(2)とより
なり、陽極室(11と陰極室(2)との間は、実質的に
水平に側壁間に張設された陽イオン交換膜(3)によっ
て区画される。本書中「実質的に水平」とは、必要に応
じて若干傾斜させ次場合(1/LO程度迄の勾配を付与
した場合)をも包含するものとする。
本発明に好適な陽イオン交換膜としては、例えば、陽イ
オン交換基を互するツマ−フルオロカーボン重合体から
なる膜を挙げることができる。スルホン酸基を交換基と
するノぐ−フルオロカーボン重合体よりなる膜は、米国
のイー・アイ・デュポン・デ・ニモアス・アンド・カン
ノぐニー、(E、工、DuPout =’ae nem
ours &00mpany ) よV商品名「ナフィ
オン」として市販されており、その化学構造ば゛次式に
示す通りである。
オン交換基を互するツマ−フルオロカーボン重合体から
なる膜を挙げることができる。スルホン酸基を交換基と
するノぐ−フルオロカーボン重合体よりなる膜は、米国
のイー・アイ・デュポン・デ・ニモアス・アンド・カン
ノぐニー、(E、工、DuPout =’ae nem
ours &00mpany ) よV商品名「ナフィ
オン」として市販されており、その化学構造ば゛次式に
示す通りである。
OFΔ
かかる陽イオン交換膜の好適な当量重量は1.0007
′1i至2..0C10、好ましくは1,100乃至1
,500であり、ここに当量重量とは、交換基当量当り
の乾燥膜の重量(9)である。又、上記交換膜のスルホ
ン酸基の一部又は全部をカルボン酸基に置換した陽イオ
ン交換膜その危惧用されている陽イオン交換膜も本発明
に適用することができる0これらの陽イオン交換膜は透
水率が著しく小さく、水力学的流れを通さずに水分子3
〜4個を有するナトリウムイオンを通すのみである。
′1i至2..0C10、好ましくは1,100乃至1
,500であり、ここに当量重量とは、交換基当量当り
の乾燥膜の重量(9)である。又、上記交換膜のスルホ
ン酸基の一部又は全部をカルボン酸基に置換した陽イオ
ン交換膜その危惧用されている陽イオン交換膜も本発明
に適用することができる0これらの陽イオン交換膜は透
水率が著しく小さく、水力学的流れを通さずに水分子3
〜4個を有するナトリウムイオンを通すのみである。
陽極室(1)は蓋(4)と、蓋(4)から懸垂された陽
極(6)を囲むように延設された陽極室側板(5)と、
陽イオン交換膜(3)の上表面とにより画成されており
、陽極(6)は蓋(4)に立設された陽極懸垂装置(7
)で懸垂され、各m 癩(6) I″j:陽極ブスバー
(8)で互いに連結されている。又蓋(4)は陽極導電
棒(9)を挿通する穴QOIを有し、該穴(10)はシ
ートODにより気密にシールされている。陽極導電棒(
9)の下端には陽極板α2が取付けられてお9、かくし
て陽極板α力は陽極懸垂装置(7)に連結されているた
め、陽極懸垂装置(7)を操作することにより上下に昇
降調節可能で、陽イオン交換膜(3)に接触するよう配
置することができる。
極(6)を囲むように延設された陽極室側板(5)と、
陽イオン交換膜(3)の上表面とにより画成されており
、陽極(6)は蓋(4)に立設された陽極懸垂装置(7
)で懸垂され、各m 癩(6) I″j:陽極ブスバー
(8)で互いに連結されている。又蓋(4)は陽極導電
棒(9)を挿通する穴QOIを有し、該穴(10)はシ
ートODにより気密にシールされている。陽極導電棒(
9)の下端には陽極板α2が取付けられてお9、かくし
て陽極板α力は陽極懸垂装置(7)に連結されているた
め、陽極懸垂装置(7)を操作することにより上下に昇
降調節可能で、陽イオン交換膜(3)に接触するよう配
置することができる。
更に、陽極室(1)(グ長手方向の一端に塩水供給口0
濁を、他端近傍に淡塩水取出し口(1滲を、又蓋(4)
の適宜箇処に塩素取出し口a■を備える。
濁を、他端近傍に淡塩水取出し口(1滲を、又蓋(4)
の適宜箇処に塩素取出し口a■を備える。
上記の陽極室(11を構成する蓋(4〕及び陽極室側板
(5)は塩素に耐える拐質であれば特に制限(1なく、
例えばチタン及びチタン合金等の耐塩素金属あるいは、
弗累系ポリマー、硬質ゴム等を使用することができる。
(5)は塩素に耐える拐質であれば特に制限(1なく、
例えばチタン及びチタン合金等の耐塩素金属あるいは、
弗累系ポリマー、硬質ゴム等を使用することができる。
又、上記金属、弗未系ポリマー又は硬質ゴム等をライニ
ングした鉄を用いることもできる。
ングした鉄を用いることもできる。
陽極反応を行なう陽極板α2はグラファイト陽極を用い
ることもできるが、チタンあるいはタンクルのような金
属に、例えば白金族金属あるいは酸化白金族金属又はそ
れらの混合物を有する被覆を施した不溶性陽極が好まし
い。
ることもできるが、チタンあるいはタンクルのような金
属に、例えば白金族金属あるいは酸化白金族金属又はそ
れらの混合物を有する被覆を施した不溶性陽極が好まし
い。
次いで陰極室(2)は陽イオン交換膜(3)の下表面と
、底板06)上に延設された陰極板a力と、底板06)
の縁に沿って陰極板(17)を囲むように延設された陰
極室側板08とにより画成される。
、底板06)上に延設された陰極板a力と、底板06)
の縁に沿って陰極板(17)を囲むように延設された陰
極室側板08とにより画成される。
陰極室側板08の構成材料としては、苛性ソーダ等の苛
性アルカリに耐える材料であれば特に制限はなく、鉄あ
るいは耐熱プラスチックス、例えば弗化ヒニリデン、耐
熱塩ビ等を使用することができる。
性アルカリに耐える材料であれば特に制限はなく、鉄あ
るいは耐熱プラスチックス、例えば弗化ヒニリデン、耐
熱塩ビ等を使用することができる。
本発明に適用される陰極板α7)はその上側表面に、互
いに並行な多数の凹条溝を有する。四条溝の横断面形状
は第3図に見られるようにU字形でも又はV字形でもよ
いが、陰極板αηの全幅に亘って均一に刻設されており
、且つ陰極板αηの全長に亘って一様に延びていること
が好ましい。かかる四条溝を具えた結果、陰極板αDの
表面には相対的に多数の互いに平行な凸条部が形成され
ているが、本発明においては、それらの凸条部が陽イオ
ン交換膜(3)の下表面と接触するか若しぐは約1w程
度以下の僅少な間隙を保って対峙するように設けられる
0 上記陰極板(1ηは鉄又はニッケル、あるいは鉄の表面
に水嚢過電圧を低下せしめる多孔質ニッケル又はニッケ
ル合金メッキを施したものを好適に使用することができ
る。
いに並行な多数の凹条溝を有する。四条溝の横断面形状
は第3図に見られるようにU字形でも又はV字形でもよ
いが、陰極板αηの全幅に亘って均一に刻設されており
、且つ陰極板αηの全長に亘って一様に延びていること
が好ましい。かかる四条溝を具えた結果、陰極板αDの
表面には相対的に多数の互いに平行な凸条部が形成され
ているが、本発明においては、それらの凸条部が陽イオ
ン交換膜(3)の下表面と接触するか若しぐは約1w程
度以下の僅少な間隙を保って対峙するように設けられる
0 上記陰極板(1ηは鉄又はニッケル、あるいは鉄の表面
に水嚢過電圧を低下せしめる多孔質ニッケル又はニッケ
ル合金メッキを施したものを好適に使用することができ
る。
次に第4図において、陰極室側板08はその長平方向の
一端に陰極液入口(I’llを、又他端には陰極液出口
(20)を具え、陰極液人口α9は陰極板σηの一端か
ら、その表面全幅において前記四条溝に陰極液を供給し
、又、陰極液出口(20)は凹条溝より排出される陰極
液を集めて分離器(21+へ送り込む。
一端に陰極液入口(I’llを、又他端には陰極液出口
(20)を具え、陰極液人口α9は陰極板σηの一端か
ら、その表面全幅において前記四条溝に陰極液を供給し
、又、陰極液出口(20)は凹条溝より排出される陰極
液を集めて分離器(21+へ送り込む。
尚、陰極板0ηは電気的には底板0eを経て陰極ブスバ
ーのに接続している。
ーのに接続している。
上述の構成になる本発明装置の作用並びに本発明にかか
る電解方法について以下に詳述する。
る電解方法について以下に詳述する。
飽和塩水は、塩水供給口03)より陽極室(11に供給
され、電気分解を受けて発生した塩素ガスは塩素取出し
口(151より取り出し、淡塩水は淡塩水取出し口αa
から排出される。
され、電気分解を受けて発生した塩素ガスは塩素取出し
口(151より取り出し、淡塩水は淡塩水取出し口αa
から排出される。
陰極液は陰極液人口住3より供給され、陰極室(2)で
発生する水素ガスと共に陰極液出口(20)よV取9出
され、水鷹ガスと陰極液とは分離器(21)で分離され
る。
発生する水素ガスと共に陰極液出口(20)よV取9出
され、水鷹ガスと陰極液とは分離器(21)で分離され
る。
電流は陽極ブスバー(8)より供給され、陰極室(2)
の底板α61t−通り、陰極ブスバーのより取り出され
る。
の底板α61t−通り、陰極ブスバーのより取り出され
る。
@極室(1)では式。
Ct二二鳩%az。
なる反応が起こり、陽極室(1)のナトリウムイオンは
陽イオン交換膜(3)を通って陰極室(2)に達する。
陽イオン交換膜(3)を通って陰極室(2)に達する。
又、陰極室(2)では、式。
JO2y2H2+OH−
なる反応が生起し、水素ガスを発生すると共に、陽極室
(1)より陽イオン交換膜(3)を通過して移動し7て
来たナトリウムイオンを受けて苛性ソーダを生成する。
(1)より陽イオン交換膜(3)を通過して移動し7て
来たナトリウムイオンを受けて苛性ソーダを生成する。
陽イオン交換膜を使用した電解方法としては、縦型セル
が一般的で、この場合、陰極で発生した水素ガスを素早
く陰極の背後(陽イオン交換膜と反対の方向)へ抜くこ
とによって陰極液抵抗を減少せしめんがため、通常、エ
キスノぐンドメタル。
が一般的で、この場合、陰極で発生した水素ガスを素早
く陰極の背後(陽イオン交換膜と反対の方向)へ抜くこ
とによって陰極液抵抗を減少せしめんがため、通常、エ
キスノぐンドメタル。
パンチトメタル、メタルネット等の多孔性陰極が用いら
れる。
れる。
しかしながら□横型セル即ち、水平型電解槽の場合、比
重の小はい水素ガスを陰極の背面、即ち水平方向に延設
された陰極の下へ抜く事は不可能である。
重の小はい水素ガスを陰極の背面、即ち水平方向に延設
された陰極の下へ抜く事は不可能である。
従って本発明方法の最大の特色は、陽イオン交換膜(3
)の下面と、多数の四条溝を有する陰極仮住η表面とを
接近して配置し両者の境界に位置する四条溝に陰極液を
供給し、凹条溝を満たして貫流する陰極液の流れを形成
することによって、陽イオン交換膜(3)の下面を電流
れで充分に潤し電解反応を円滑に進行せしめると共に、
陽イオン交換膜(3)と陰極板(17)との間に生成し
た苛性ソーダと水素ガスとを、生成後直ちにこの流れに
巻き込んで陰極室(2)の外へ排出することにある。
)の下面と、多数の四条溝を有する陰極仮住η表面とを
接近して配置し両者の境界に位置する四条溝に陰極液を
供給し、凹条溝を満たして貫流する陰極液の流れを形成
することによって、陽イオン交換膜(3)の下面を電流
れで充分に潤し電解反応を円滑に進行せしめると共に、
陽イオン交換膜(3)と陰極板(17)との間に生成し
た苛性ソーダと水素ガスとを、生成後直ちにこの流れに
巻き込んで陰極室(2)の外へ排出することにある。
かくして、陰極板αηの表面と陽イオン交換膜(3)と
の間に水素ガスが滞溜することを防ぎ、低電圧で高い電
解効率を有する高性能の電解槽を提供することができる
のである。
の間に水素ガスが滞溜することを防ぎ、低電圧で高い電
解効率を有する高性能の電解槽を提供することができる
のである。
又、水素ガスを凹条溝を貫流する陰極液の流れに巻き込
み、水素ガスの滞溜を防ぐための流れの好ましい線速度
は少なくともO,OO5m/sea 、更に好ましくは
少なくとも0.05 m/secである。
み、水素ガスの滞溜を防ぐための流れの好ましい線速度
は少なくともO,OO5m/sea 、更に好ましくは
少なくとも0.05 m/secである。
0、 OO5m/se、a未満の線速度では水素ガスの
滞溜が発生し、好ましくない電圧の上昇を招く傾向が現
われる。
滞溜が発生し、好ましくない電圧の上昇を招く傾向が現
われる。
第5図に示す陰極を使用し実施例1と同じ方法で電解し
た時の電流密度、陰極液線速度に対する電圧の変化を第
6図に示す。第5図は陰極の陰極液貫流方向に対する垂
直断面図である〇イオン交換膜法の場合は膜抵抗が大き
い為通常20〜25 a7’a−で運転される事が多い
。又電流密度が20 A/dtyl” より小さくなる
と単位膜面積当りの生産量が少なくなり経済的に不利で
ある。
た時の電流密度、陰極液線速度に対する電圧の変化を第
6図に示す。第5図は陰極の陰極液貫流方向に対する垂
直断面図である〇イオン交換膜法の場合は膜抵抗が大き
い為通常20〜25 a7’a−で運転される事が多い
。又電流密度が20 A/dtyl” より小さくなる
と単位膜面積当りの生産量が少なくなり経済的に不利で
ある。
電流密度20 a/a−で電解する場合、陰極液の線速
度がO,OO5m/sec以下になると電圧は急速に上
昇し、ついには電解を続ける事が出来なくなる。したが
ってO,OO5m/sec以上の線速度で運転する事が
必要である。
度がO,OO5m/sec以下になると電圧は急速に上
昇し、ついには電解を続ける事が出来なくなる。したが
ってO,OO5m/sec以上の線速度で運転する事が
必要である。
さらに本発明をより好まし〈実施する為には0、05
m/sec 以上の線速度で運転するのが好ましい0 陰極液の上記流速を確保するために凹条溝の横断面積を
適宜の大きさに設計することは容易である。又、陰極液
を圧入することもできるが、陽イオン交換膜への過剰背
圧を避けるためには、陰極液の流れ方向へ陰極板の面が
下降傾斜して適度の落差を生ずるよう、電解槽全体を傾
斜せしめることも好ましい方法である。
m/sec 以上の線速度で運転するのが好ましい0 陰極液の上記流速を確保するために凹条溝の横断面積を
適宜の大きさに設計することは容易である。又、陰極液
を圧入することもできるが、陽イオン交換膜への過剰背
圧を避けるためには、陰極液の流れ方向へ陰極板の面が
下降傾斜して適度の落差を生ずるよう、電解槽全体を傾
斜せしめることも好ましい方法である。
又、四条溝の形成によって相対的に生ずる凸条部にその
幅が大き過ぎると陽イオン交換膜と接触した場合に、水
素ガスの除去が困難となるのみならず、甚しい場合は、
陰極液の流れによって潤わぬ箇処が生じ、又一方、幅が
小さ過ぎると電解電流密度が減少し、電圧の上昇を招く
等の問題が生ずるので、各種の喝解条件や電解槽の構造
に応じて適宜な値を選定する配慮が望まれる。何れにし
ても凹条溝は陰極板の表面全幅に亘って均一に形成され
ており、該凹条溝中を貫流する陰極液の流れが陽イオン
交換膜の下面全体を実質的に隅無く潤すことが最も好ま
しい0 尚凹条溝へ供給され、その中を貫流する陰極液は水素ガ
スと生成した苛性ソー、ダを伴なって陰極室外へ運ばれ
、分離器Q11によって水素ガスを分離した後、再び陰
極液入口(19へ少なくとも一部を還流せしめる循環液
とすれば、苛性ソーダの濃度を適宜に増大することも又
、途中で水を以って稀釈し濃度を調整することもでき有
利である。
幅が大き過ぎると陽イオン交換膜と接触した場合に、水
素ガスの除去が困難となるのみならず、甚しい場合は、
陰極液の流れによって潤わぬ箇処が生じ、又一方、幅が
小さ過ぎると電解電流密度が減少し、電圧の上昇を招く
等の問題が生ずるので、各種の喝解条件や電解槽の構造
に応じて適宜な値を選定する配慮が望まれる。何れにし
ても凹条溝は陰極板の表面全幅に亘って均一に形成され
ており、該凹条溝中を貫流する陰極液の流れが陽イオン
交換膜の下面全体を実質的に隅無く潤すことが最も好ま
しい0 尚凹条溝へ供給され、その中を貫流する陰極液は水素ガ
スと生成した苛性ソー、ダを伴なって陰極室外へ運ばれ
、分離器Q11によって水素ガスを分離した後、再び陰
極液入口(19へ少なくとも一部を還流せしめる循環液
とすれば、苛性ソーダの濃度を適宜に増大することも又
、途中で水を以って稀釈し濃度を調整することもでき有
利である。
値上の通り、本発明によれば、水平型隔膜法電解槽にお
いて陽イオン交換膜と特殊形状の陰極とを用いることに
よって高品質の苛性アルカリを低電圧でしかも効率よく
製造することができる0更に本発明の電解槽は水銀性電
解槽を転換して容易に製造することができ、電解槽のみ
ならず、ブスバー、整流器、淡塩水処理設備、塩水系設
備等、殆どすべての現存設備をスクラップすることなく
転用することができる為、水銀性電解槽の転換を経済的
に頗る府利に行なうことができる。
いて陽イオン交換膜と特殊形状の陰極とを用いることに
よって高品質の苛性アルカリを低電圧でしかも効率よく
製造することができる0更に本発明の電解槽は水銀性電
解槽を転換して容易に製造することができ、電解槽のみ
ならず、ブスバー、整流器、淡塩水処理設備、塩水系設
備等、殆どすべての現存設備をスクラップすることなく
転用することができる為、水銀性電解槽の転換を経済的
に頗る府利に行なうことができる。
以上、本発明を図示の実施例に従って詳述し念が、それ
らに限定されるものではなく、本発明の意図並びに精神
を逸脱しない範囲で多様な変形をなし得ることは云う迄
もない。
らに限定されるものではなく、本発明の意図並びに精神
を逸脱しない範囲で多様な変形をなし得ることは云う迄
もない。
実施例1
テトラフルオロエチレンとパーフルオロ(3゜6−シオ
キサー4−メチルーフ−オクテンスルホニルフルオライ
ド)との共重合体からなり、イオン交換容量が0.83
ミIJ当量/P−乾燥樹脂、膜厚125ミクロンの陽イ
オン交換膜(デュポン社製、ナフイヨン425)を、特
開昭55−141529号公報実施例1に記載された方
法に従って片面のみのスルホン酸基を酸クロライド基に
変換した。更に同特許公報参考例2に記載された方法に
従って、片面にカルボン酸基の存在する膜を得た0 水膜を、第1〜4図に示され次電解槽にカルボ食塩水の
電解実験を行った。陰極の大きさは巾685m長さ五8
00簡である。なお陰極は第5図に示した断面形状のも
のを使用した。
キサー4−メチルーフ−オクテンスルホニルフルオライ
ド)との共重合体からなり、イオン交換容量が0.83
ミIJ当量/P−乾燥樹脂、膜厚125ミクロンの陽イ
オン交換膜(デュポン社製、ナフイヨン425)を、特
開昭55−141529号公報実施例1に記載された方
法に従って片面のみのスルホン酸基を酸クロライド基に
変換した。更に同特許公報参考例2に記載された方法に
従って、片面にカルボン酸基の存在する膜を得た0 水膜を、第1〜4図に示され次電解槽にカルボ食塩水の
電解実験を行った。陰極の大きさは巾685m長さ五8
00簡である。なお陰極は第5図に示した断面形状のも
のを使用した。
極間距離はl訪に調節した。電解条件は温度85℃、陰
極液水酸化す) IJウム濃度20%、陽極液食塩濃度
3.5モル濃度とした。陰極液循環線速度は、浮遊式流
量計により流量を測定し計算によって求めた。
極液水酸化す) IJウム濃度20%、陽極液食塩濃度
3.5モル濃度とした。陰極液循環線速度は、浮遊式流
量計により流量を測定し計算によって求めた。
線速度40〜形、電流密度20 A/dイで1ケ月に゛
わたって長期電解実験を行ったところ電流効率i’ 9
4.4%、摺電圧3. OV 、水酸化ナトリウム中の
食塩濃度85ppm(50%換算値)で、経時変化は特
に認められなかった。
わたって長期電解実験を行ったところ電流効率i’ 9
4.4%、摺電圧3. OV 、水酸化ナトリウム中の
食塩濃度85ppm(50%換算値)で、経時変化は特
に認められなかった。
第6図に線速度と電流密度を変えたときの摺電圧の変化
の様子を示した。
の様子を示した。
参考例1
巾10011II1.高さ10100rの第5図と同一
形状の陰極を使用して縦型電解槽を組みたてた。極間距
離はIW+とし、実施例1と同一の陽イオン交換膜を使
用した。陰極には上部と下部に径20簡の穴をあけ、陰
極背後に厚み2C1+o++の陰極室を設は陰極液が自
然循環可能ならしめた。温度85℃。
形状の陰極を使用して縦型電解槽を組みたてた。極間距
離はIW+とし、実施例1と同一の陽イオン交換膜を使
用した。陰極には上部と下部に径20簡の穴をあけ、陰
極背後に厚み2C1+o++の陰極室を設は陰極液が自
然循環可能ならしめた。温度85℃。
陰極液水酸化す) IJウム濃度20%陽極液食塩濃度
3.5モル濃度、電流密度20 A/dd としたと
き、摺電圧3.4’5V、電流効率94.5%、水酸化
ナトリウム中の食塩105p105pp%換算)であっ
た0
3.5モル濃度、電流密度20 A/dd としたと
き、摺電圧3.4’5V、電流効率94.5%、水酸化
ナトリウム中の食塩105p105pp%換算)であっ
た0
第1図、第2図及び第3図は本発明装置のそれぞれ側面
図、内部構造図及び中央縦断面図、第4図は本発明電解
槽の陰極室の一実施例を示す平面概要1図、第5図は本
発明で使用した陰極の1例を示す断面図、第6図は第5
図の陰極を使用して電解実験を行ったときに得られる線
速度、電流密度と電圧との関係を示す図表である。 (11・・・陽極室、(2)・・−陰極室。 (3)・・・陽イオン交換膜、(4)・・・蓋。 (5)・・・陽極室側板、(6)・・・陽極。 (1G)・・・底板、07)・・・陰極板。 0秒・・・陰極室側板、 (19・・・陰極液入口。 (201・・・陰極液出口、 (211・・・分離器
。 第3図 第5図 第6図 線嬬崖(Cm/抄) 手続補正書(自発) 昭和58年1月21日 特許庁長官 若 杉 和 夫 殿 1、事件の表示 昭和56年 特許 願第16975
3 号2、発明 の名称 電解方法並びにそれに用
いる電解槽3、補正をする者 事件との関係 特 許 出願人 住所 大阪市北区中之島三丁目2番4号氏名(
名称) (094) 鐘淵化学工業株式会社4、代
□ 人 代表者 高 1) 敞居所 大阪市西
区京町堀1丁目12番14号■1発明の名称 電解方法
並びにそれに用いる電解槽2、特許請求の範囲 1、 実質的に水平に張設された陽イオン交換膜の上部
に陽極室を、下部に陰極室をそれぞれ具えた水平型電解
槽を用いてアルカリ金属ハロゲン化物水溶液の電解を行
なうに際し、陰極板と前記陽イオン交換膜とを近接対峙
せしめ、陽イオン交換膜の下面を潤しつつ陰極板と前記
陽イオン交換膜との間を貫流する陰極液の流れを形成し
、陽イオン交換膜と前記陰極板との間に生成した苛性ア
ルカリと水素ガスとを生成後、直ちに上記流れに巻き込
むことにより電m fttf e低下させることを特徴
とする電解方法。 2、 前記陰極板と陽イオン交換膜との間を貫流する陰
極液は、陰怜室外へ排出され、かつ水素ガスを分離した
陰極液の少なくとも一部を還流せしめた循環液である特
許請求の範囲第1項記載の電解方法。 る陰極液の流れが少なくともO,OO5w/secの線
速度を有している特許請求の範囲第1項又は第2項記載
の電解方法。 4、 線速度が少なくとも0.05n)/seaである
特許請求の範囲第8項記載の電解方法。 5、 前記陰極板と陽イオン交換膜との間を貫流する陰
極液の流れが陽イオン交換膜の下面全体を実質的に隅無
く潤す前記特許請求の範囲各項の何れかに記載の電解方
法。 7、 実質的に水平に張設された陽イオン交換膜によっ
てその上部の@極室と下部の陰極室とに区画され、該陽
極室は陽極を懸垂する蓋とIgj極を囲むように延設さ
れた陽極室側板と前記陽イオン交換膜の上表面とにより
画成されてなり、該陰極室は陰N/!、板と底板の縁に
沿って@癒を囲むように延設そ→廿光→4セ←盪1E板
−゛ 2 ′室側板と前記陽イオン交換膜
の下表面とにより画に設けられると共に、前記陰極室側
板は前記陰極室に陰極液を貫流させるための陰極液供給
口及び陰憾液排出口を有してなシ、該排出口より排出さ
れた陰極液からガスを分離する手段と、ガスを分離した
陰極液を前記供給口へ送入する手段とを具電解槽。 3、発明の詳細な説明 本発明はアルカリ金属ハロゲン化物水溶液、特に塩化ア
ルカリ塩水溶液の電解方法並びに電解槽に関する。詳し
くは、電解隔膜として陽イオン交換膜を用いた水平型電
解槽において低い電解電工で、高品質の苛性アルカIJ
i効率良く得るための方法及び装置に関するものであ
る。 水平型電解槽は、水平に張設された隔膜によって上部の
@極室と下部の陰極室とに区画され、一般に目的とする
電解生成物、例えば苛性アルカリは陰極室で生成するた
め、隔膜を通して@極室へ移動することがないという利
点から、従来工業的に可成り利用されてきた。 又、水平型電解槽の最も典型的な例として、水銀法電解
槽があるが、陰極に用いる水銀が環境汚染物質であるた
め、近い将来休止すべき運命にある。かかる水銀陰極電
解槽を、水銀を用いない隔膜法電解槽に、極力少ない費
用を以って転換せんとすれば必然的に水平型の隔膜法電
解槽に改造することとなり、かような水平型隔膜法電解
槽で、水銀法に劣らぬ品位の電解生成物を、高い電流効
率を以って生産する方法の開発は当業界の直面する重要
課題である。 上記水銀法電解槽を水平型隔膜法電解槽に転換する方法
が特公昭53−25557号公報に開示されているが、
これによって得られた電解槽はP隔膜を用いたものであ
り、沢隔膜は透水率が太きく、従って陽極室液が隔膜を
水力学的に透過し、陰極室で生成する、例えば苛性アル
カリ中に@極液が混入し純度を低下せしめる欠点がある
。 一方、密隔膜と呼ばれる陽イオン交換膜は水力学的に電
解液を透過することなく、電気的に移動するアルカリ金
属イオンに配位した水分子が透過するのみであるから高
純度の苛性アルカリを得ることができる反面、透過した
僅かな水分は蒸発し、陽イオン交換膜と陰極との間に導
電不良を来たし、遂には電解反応が停止してしまう。 力)かる問題を解決する為、特開昭49−126596
号公報及び同5.0−55600号公報には陽イオン交
換膜と陰極との間に水分保持体を存在させる方法、及び
陰極に苛性アルカリ溶液を噴霧状又は噴水状で供給しな
がら、電解する方法が、それぞれ提案されている。 しかしながら、特開昭49−126596号公報によっ
て提案された方法は、水分保持体を介在させる手数及び
水分保持体の耐久性の問題があるのみならず、陽イオン
交換膜と陰極との間に水分保持体を介在させた場合、極
間距離が拡大すると共に水分保持体による抵抗増は電解
電圧を増大し、性能的に有利な方法とは云えない。又、
特開昭50−55600号公報にて提案された方法は、
商業用電解槽のような大型の場合、水分の噴射、供給を
均一に行なうことは困難であり、実用化の面で難がある
。 本発明は値上の如き従来技術の欠点を解消するためにな
されたものであり、本発明方法は水銀法電解槽から比較
的容易に転換した水平型陽イオン交換膜電解槽を用い、
高い電流効率を以って高品質の苛性アルカリを生産する
ことができる。又、かかる本発明になる電解槽は新材料
を用いて新たに建造することができることは云う迄もな
い。 すなわち、本発明の目的は、水平型隔膜法電解槽を用い
て高品質の苛性アルカリを高い効率を以って取得するに
ある。他の目的は、新規な陰極液還流機構を有し且つ高
い電解性能を備えた改良された型式の水平型隔膜法電解
槽を提供するにある。 さらに他の目的は、水銀法電解槽から転換された高性能
の水平型隔膜法電解槽、特に水平型陽イオン交換膜電解
槽を提供するにある。その他の目的は以下の記述により
順次明らかとなろう。 上記目的を達成するための本発明は、実質的に水平に張
設された陽イオン交換膜゛の上部に陽極室を、下部に陰
陰室をそれぞれ具えた水平型電解槽を用いてアルカリ金
属ハロゲン化物水溶液の電解を行なうに際し、陰極板と
前記陽イオン交換膜とを近接対峙せしめ、陽イオン交換
膜の下面を潤しつつ陰極板と前記陽イオン交換膜との間
を貫流する陰極液の流水を形成し、陽イオン交換膜と前
記陰極板との間に生成した苛性アルカリと水素ガスとを
生成後直ちに上記流れに巻き込むことにより電解電圧を
低下させることを特徴とする電解方法にある。 又、かかる本釦明方法を遂行するために用いられる電解
槽の特徴とするところは、実質的に水平に張設された陽
イオン交換膜によってその上部の@極室と下部の陰極室
とに区画され、該陽極室は陽極を懸垂する蓋と@東を囲
むように延設された陽極室側板と前記陽イオン交換膜の
上表面とにより画成されてなり、該陰極室は陰極板と底
板の縁に沿って陰極を囲むように′延設された陰極室側
板と前記陽イオン交換膜の下表面とにより画成されてな
る電解槽において、前記陰極板は、前記陽イオン交換膜
の下表面と僅少の間@を保って対峙するように設けられ
ると共に、前記陰極室側板は前記陰極室に陰極液を貫流
させするための陰極液供給口及び陰極液排出口を有して
なり、該排出口より排出された陰極液からガスを分離す
る手段と、ガスを分離した陰極液を前記供給口へ送入す
る手段とを具え、水銀性電解槽より転換したことにある
。 次に本発明の態様を添付図面について詳述する。 以下の説明において、アルカリ金属ハロゲン化物の代表
例として現在産業界で最も一般的に使われている塩化ナ
トリウムを、また、その電解生成物は苛性ソーダをそれ
ぞれ便宜上用いるが、これによって本発明をそれらに限
定する意図を表わしたものでないことは云う迄もない。 第1図乃至第3図は、本発明にかかる電解槽の一例を示
すそれぞれ側面図、垂直縦断面図及び垂直横断面図であ
る。第4図は本発明電解槽の陰極室側壁の一例を示す平
面概要図である。 第1図及び第2図において、本発明装置は幅に対し長さ
の大なる、好ましくは数倍の長さを有する長方型の陽極
室(1)とその直下に位置する陰極室(2)とよりなり
、陽極室(1)と陰極室(2)との間は、実質的に水平
に側壁間に張設された陽イオン交換膜(3)によって区
画される。本書中「実質的に水平」とは、必要に応じて
若干傾斜させた場合(躯程度迄の勾配を付与した場合)
をも包含するものとする。 本発明に好適な陽イオン交換膜としては、例えば、陽イ
オン交換基を有するパーフルオロカーボン重合体からな
る膜を挙げることができる。スルホン酸基を交換基とす
るパーフルオロカーボン重合体よりなる膜は、米国のイ
ー・アイ・デュポン・デ・ニモアス・アンド・カンパニ
ー(E、工。 Du、pont de Nsmours L Oomp
any)よシ商品名Uナフィオン」として市販されてお
シ、その化学構造は次式に示す通りである。 F3 かかる陽イオン交換膜の好適な当量重量は1.ooo乃
至2,000.好ましくは1,100乃至1,500で
あり、ここに当量重量とは、交換基当量当りの乾燥膜の
重量(めである。又、上記交換膜のスルホン酸基の一部
又は全部をカルボン酸基に置換した陽イオン交換膜その
危惧用されている陽イオン交換膜も本発明に適用するこ
とができる。これらの陽イオン交換膜は透水率が著しく
小さく、水力学的流れを通さずに水分子3〜4個を有す
るナトリウムイオンを通すのみである。 陽極室(1)は蓋(4)と、蓋(4)から懸垂された@
極(6)を囲むように延設された陽極室側板(5)と、
陽イオン交換膜(3)の上表面とにより画成されており
、陽極(6)は蓋(4)に立設された@極懸垂装置(7
)で懸垂され、各@fif(6)は陽極ブスバー(8)
で互いに連結されている。又蓋(4)は@極導電俸(9
)を挿通する穴◇0)を有L 、該穴(10) ハシ−
) (11)により気密にシールサしている。陽極導電
棒(9)の下端には@極板幹)が取付けら′〜おり、か
くして陽極板(ロ)は陽極懸垂装置(7)に連結されて
いるため、陽極懸垂装M(7)を操作することにより上
下に昇降調節可能で、陽イオン交′換膜(3)に接触す
るように配置することができる。 更に、陽極室(1)は長手方向の一端に塩水供給口α3
)を、他端近傍に淡塩水取出し口◇→を、又蓋(4)の
適宜箇処に塩素取出し口(15)を備える。 上記の陽極室(1)を構成する蓋(4)及び陽極室側板
(5)は塩素に耐える材質であれば特に制限はなく、例
えばチタン及びチタン合金等の耐塩素金属あるいは、弗
素系ポリマー、硬質ゴム等を使用することができる。又
、上記金属、弗素系ポリ、マー又は硬質ゴム等をライニ
ングした鉄を用いることもできる。 陽極反応を行なう陽極板(]2)はグラファイト陽極を
用いること〆、できるが、チタンあるいはタンタルのよ
うな金属に、例えば白金族金属あるいは酸化白金族金属
又はそれらの混合物を有する被覆を施した不溶性陽極が
好ましい。 次いで陰極室(2)は陽イオン交換膜(3)の下表面と
、陰極板07)と、底板06)の縁に沿って陰極板0′
7)を囲むように延設された陰極室側板(ト)とにより
画成される。 陰極室側板(ト)の構成材料としては、苛性ソーダ等の
苛性アルカリに耐える材料であれば特に制限はなく、鉄
あるいは耐熱プラスチックス、例えば弗化ビニ’Jデン
、耐熱塩ビ等を使用することができる。 本発明に適用される陰極板07)は、陽イオン交換膜(
3)の下表面と僅少の間隙を保って対峙するように設け
られ、この間隙を通って陰極液が陰極室(2)の一端か
ら他端へ向かって頁流し得るように構成される。 陰極板(17)はその上側表面、に、互いに並行な多数
の四条溝を有することもできる。四条溝の横断面形状は
第3図に見られるようにU字形でも又はV字形でもよい
が、陰極板0′7)の全幅に亘って均一に刻設され、且
つ陰極板へ7)の全長に亘って一様に延びていることが
好ましい。かかる四条溝を具えることにより、陰極板(
17)の表面には相対的に多数の互いに平行な凸条部が
形成されるが、本発明の一態様として、それらの凸条部
を陽イオン交換膜(3)の下表面と接触させるか若しく
は約’la程度以下の僅少な間隙を保って対峙させるこ
とによって、陰極板(17)と陽イオン交換膜(3)の
下表面との間に、陰極液を貫流せしめる間隙を形成する
ことlできる。 上記陰極板07)は鉄又はニッケル、あるいは鉄の表面
に水素過′重圧を低下せしめる多孔質ニッケル又はニッ
ケル合金メッキを施したものを好適に使用することがで
きる。 次に第4図において、陰極室側板(]8)はその長手方
向の一端に陰極液人口θ9)を、又他端には陰極液出口
(イ)を具え、陰極液人口(19)は陰極板(17)の
一端から、その表面全用副において陰極板0′7)と陽
、イオン交換膜(3)との間に陰極液を供給し、又、陰
極液出口00)は陰極室(2)より排出される陰極液を
集めて分離器(2I)へ送り込む。 なお、陰極板(17)は電気的には底板(16)を経て
陰極ブスバー(22)に接続している。 上述の構成になる本発明装置の作用並びに本発明にかか
る電解方法について以下に詳述する。 飽和塩水は、塩水供給口α3)より@極室(1)に供給
され、電気分解を受けて発生した塩素ガスは塩素取出し
口05)より取り出し、淡塩水は淡塩水取出し口θ→か
ら排出される。 陰極液は陰極液人口α9)より供給され、陰極室(2)
で発生する水素ガスと共に陰極液出口(財)より取り出
され、水素ガスと陰極液とは分離器(21)で分離され
る。 電流は陽極ブスバー(8)より供給され、陰極室(2)
の底板06)を通り、陰極ブスバー(221より取り出
される。 陽極室(1)では式、 ct−−1−1/2Cム なる反応が起こり、陽極室(1)のナトリウムイオンは
陽イオン交換膜(3)を通って陰極室(2)に達する。 又、陰極室(2)では、式、 H2O−立う172 H2+ c「 なる反応が生起し、水素ガスを発生すると共に、陽極室
(1)より陽イオン交換膜(3)を通過して移動して来
たナトリウムイオンを受けて苛性ソーダを生成する。 陽イオン交換膜を使用した電解方法としては、縦型セル
が一般的で、この場合、陰極で発生した水素ガスを素早
く陰極の背後(@イオン交換膜と反対の方向)へ抜くこ
とによって陰極液抵抗を減少せしめんがため、通常、エ
キスバンドメタル。 パンチトメタル、メタルネット等の多孔性陰極カ用いら
れる。 しかしながら横型セル即ち1.水平型電解槽の場合、比
重の小さい水素ガスを陰極の背面、即ち水平方向に延設
された陰極の下へ抜くことは不可能1である。 従って、本発明方法の最大の特色は、陽イオン交換膜(
3)の下面と、陰極板07)表面とを接近して配置し両
者の境界に位置する間隙に陰極液を供給し、間隙を満た
して貫流する陰極液の流れを形成することによって、陽
イオン交換膜(3)の下面を電流れで充分に潤し電解反
応を円滑に進行せしめると共に、陽イオン交換膜(3)
と陰極板07)との間に生成した苛性ソーダと水素ガス
とを、生成後直ちにこの流れに巻き込んで陰極室(2)
の外へ排出することにある。 かくして、陰極板(17)の表面と陽イオン交換膜(3
)との間に水素ガスが滞溜することを防いで電解電UF
、’に低下せしめ、かくして低電圧で高い電解効率を有
する高性能の電解槽を提供することができるのである。 又、陰極板と陽イオン交換膜との間を貫流する陰極液の
流れに水素ガスを巻込み、水素ガスの滞溜を防ぐための
流れの好ましい線速度は少なくとも0.005V8ec
、更に好ましくは少なくともo、。 5w′F3θCである〇 0、 OO5rr4/sec未満の線速度では水素ガス
の滞溜が発生し、好ましくない電圧の上昇を招く傾向が
現われる。 第5図に°示す陰極を使用し後述の実施例1と同じ方法
で電解したときの電流密度、陰極液線速度に対する電圧
の変化を第6図に示す。第5図は陰極の陰極液貫流方向
を横切った垂直断面図である。 イオン交換膜法の場合は膜抵抗が大きいため、通常20
〜25 A/am2で運転されることが多い。又電流密
度が2’O1dm’より小さくなると単位膜面債当りの
生産量か少なくなり経済的に不利である。 電流密蕗と電解する場合、陰極液の線速度が0.OO5
m/ElθC以下になると電圧は急速に上昇し、ついに
は電解を続けることができなくなる。したがってOoO
O5m/sθC以上の線速度で運転することが必要であ
る。 さらに本発明をより好まし〈実施する為には、c)、
05 $sθC以上の線速度で運転するのが好ましい。 陰極液の上記流速を確保するために陰極板と陽イオン交
換膜との間隙の寸法又は四条溝の横断面積を適宜の大き
さに設計することは容易である。 又、陰極液を圧入することもできるが、陽イオン交換膜
への過剰背圧を避けるためには、陰極液の流れ方向へ陰
極板の面が下降傾斜して適度の落差を生ずるよう、電解
槽全体を傾斜せしめることも好ましい方法である。 又、四条溝の形成によって相対的に生ずる凸条部はその
幅が大き過ぎると陽イオン交換膜と接触した場合に、水
素ガスの除去が困難となるのみならず、甚しい場合は、
陰極液の流れによって潤わぬ箇処が生じ、又一方、幅が
小さ過ぎると電解電流密度が減少し、電圧の上昇を招く
等の問題が生ずるので・客種の電解条件や電解槽の構造
に応じて適宜な値を選定する配慮が望まれる。何れにし
ても四条溝を有する陰極板を用いる場合は、四条溝は陰
極板の表面全幅に亘って均一に形成されており、該凹条
溝中を貫流する陰極液の流れが陽イオン交換膜の下面全
体を実質的に隅無く潤すことが最も好ましい。 なお、陰極板と陽イオン交換膜との間隙へ供給され、そ
の中を貫流する陰極液は水素ガスと生成した苛性ソーダ
とを伴って陰極室外へ運ばれ、分離器Cυによって水素
ガスを分離した後、再び陰極液人口(]9)へ少なくと
も一部を還流せしめる循環液とすれば、苛性ソーダの濃
度を適宜に増大することも又、途中で水を以って稀釈し
濃度を調整することもでき有利である。 値上の通り、本発明によれば、水平型調膜法電解槽にお
いて相対峙する陽イオン交換膜と陰極との間に形成され
た間隙に陰極液を貫流させることによって高品質の苛性
アルカリを低電圧でしかも効率よく製造することができ
る。更に本発明の電解槽は水銀法電解槽を転換して容易
に製造することができ、電解槽のみならず、ブスバー、
整流器。 淡塩水処理設備、塩水系設備等、殆んどすべての現存設
備をスクラップすることなく転用することができるため
、水銀法電解槽の転換を経済的に頗る有利に行なうこと
ができる。 以上、本発明を図示の実施例に従って詳述したが、そt
らに限定されるものではなく、本発明の意図並びに精神
を逸脱しない範囲で多様な変形をなし得ることは云う迄
もない。 実施例1 テトラフルオロエチレンとパーフルオロ(3゜6−シオ
キサー4−メチル−7−オクテンスルホニルフルオライ
ド)との共重合体からなり、イオン交換容量がoa3ミ
’)当量/2−乾燥樹脂、膜FJ 125 ミクロンの
陽イオン交換膜(デュポン社製、ナフイヨン425)を
、特開昭55−147529号公報実施例1に記載され
た方法に従って片面のみのスルホン酸基を酸クロライド
基に変換した。更に同特許公報参考例2に記載された方
法に従って、片面にカルボン酸基の存在する膜を得たO 本成を、第1〜4図に示された電解槽にカルボン酸基の
存在する層を陰極側へ向けてとりつけ、食塩水の電解実
験を行った。陰極の大きさは巾685闘、長さLaoo
Wである。なお、陰極は第5図に示した断面形状のもの
を使用した。 極間距離は11alIに調節した。電解条件は温度85
℃、@極液水酸化ナトリウム濃度20%、@極液食塩濃
度3.5モル濃度とした。陰極液循環線速度は、浮遊式
流量計により流量を測定し計算によって求めた。 線速度40 cm /秒、電流密度20 A/anrで
1ケ月にわたって長期電解実験1行なったところ電流効
率は94.4%、摺電圧’3.0’V、水酸化す) I
Jウム中の食塩濃度85 ppm (50%換算値)で
、経時変化は特に認められなかった。 第6図に線速度と電流密度を変えたときの摺電圧の変化
の様子を示した。 参考例1 巾100 M 、高さ700簡の第5図と同一形状の陰
極を使用して縦型電解槽を組み立てた。極間距離は1輔
とし、実施例1と同一の1イオン交換膜を使用した。陰
極には上部と下部に径20簡の穴をあけ、陰極背後に厚
み20Wrmの陰極室を設は陰極液が自然循環可能な・
らしめた。温度85℃。 陰極液水酸化す) IJウム濃度20%、陽極液食塩濃
度35モル濃度、電流密度2 OA/(−としたとき、
摺電圧3.45V、電流効率94.5%、水酸化ナトリ
ウム中の食塩105p105pp%換算)であった0 4、図面の簡単な説明 第1図、第2図及び第3図は本発明装置の一例のそれぞ
れ側面ズ、内部構造図及び中央縦断面図、第4図は本発
明電解槽の陰極室の一実施例を示す平面概要図、第5図
は本発明で使用した陰極の一例を示す断面図、第6図は
第5図の陰極を使用して電解実験を行なったときに得ら
れる線速度、電流密度と電圧との関係を示す図表である
。 (1)・・・・・・・陽極室、(2)・・・・・・・陰
極室。 (3)・・・・・・・陽イオン交換膜、 (4)・・・
・・・・蓋。 (5)・・・・・・・陽極室側板、(6)・・・・・・
・陽極。 (16)・・・・・・底板、 (17)・・・・・・
・陰極板。 (18)・・・・・・・陰極室側板、09)・・・・・
・・陰極液人口。 C(至)・・・・・・・陰極液出口、(2υ・・・・・
・・分離器。
図、内部構造図及び中央縦断面図、第4図は本発明電解
槽の陰極室の一実施例を示す平面概要1図、第5図は本
発明で使用した陰極の1例を示す断面図、第6図は第5
図の陰極を使用して電解実験を行ったときに得られる線
速度、電流密度と電圧との関係を示す図表である。 (11・・・陽極室、(2)・・−陰極室。 (3)・・・陽イオン交換膜、(4)・・・蓋。 (5)・・・陽極室側板、(6)・・・陽極。 (1G)・・・底板、07)・・・陰極板。 0秒・・・陰極室側板、 (19・・・陰極液入口。 (201・・・陰極液出口、 (211・・・分離器
。 第3図 第5図 第6図 線嬬崖(Cm/抄) 手続補正書(自発) 昭和58年1月21日 特許庁長官 若 杉 和 夫 殿 1、事件の表示 昭和56年 特許 願第16975
3 号2、発明 の名称 電解方法並びにそれに用
いる電解槽3、補正をする者 事件との関係 特 許 出願人 住所 大阪市北区中之島三丁目2番4号氏名(
名称) (094) 鐘淵化学工業株式会社4、代
□ 人 代表者 高 1) 敞居所 大阪市西
区京町堀1丁目12番14号■1発明の名称 電解方法
並びにそれに用いる電解槽2、特許請求の範囲 1、 実質的に水平に張設された陽イオン交換膜の上部
に陽極室を、下部に陰極室をそれぞれ具えた水平型電解
槽を用いてアルカリ金属ハロゲン化物水溶液の電解を行
なうに際し、陰極板と前記陽イオン交換膜とを近接対峙
せしめ、陽イオン交換膜の下面を潤しつつ陰極板と前記
陽イオン交換膜との間を貫流する陰極液の流れを形成し
、陽イオン交換膜と前記陰極板との間に生成した苛性ア
ルカリと水素ガスとを生成後、直ちに上記流れに巻き込
むことにより電m fttf e低下させることを特徴
とする電解方法。 2、 前記陰極板と陽イオン交換膜との間を貫流する陰
極液は、陰怜室外へ排出され、かつ水素ガスを分離した
陰極液の少なくとも一部を還流せしめた循環液である特
許請求の範囲第1項記載の電解方法。 る陰極液の流れが少なくともO,OO5w/secの線
速度を有している特許請求の範囲第1項又は第2項記載
の電解方法。 4、 線速度が少なくとも0.05n)/seaである
特許請求の範囲第8項記載の電解方法。 5、 前記陰極板と陽イオン交換膜との間を貫流する陰
極液の流れが陽イオン交換膜の下面全体を実質的に隅無
く潤す前記特許請求の範囲各項の何れかに記載の電解方
法。 7、 実質的に水平に張設された陽イオン交換膜によっ
てその上部の@極室と下部の陰極室とに区画され、該陽
極室は陽極を懸垂する蓋とIgj極を囲むように延設さ
れた陽極室側板と前記陽イオン交換膜の上表面とにより
画成されてなり、該陰極室は陰N/!、板と底板の縁に
沿って@癒を囲むように延設そ→廿光→4セ←盪1E板
−゛ 2 ′室側板と前記陽イオン交換膜
の下表面とにより画に設けられると共に、前記陰極室側
板は前記陰極室に陰極液を貫流させるための陰極液供給
口及び陰憾液排出口を有してなシ、該排出口より排出さ
れた陰極液からガスを分離する手段と、ガスを分離した
陰極液を前記供給口へ送入する手段とを具電解槽。 3、発明の詳細な説明 本発明はアルカリ金属ハロゲン化物水溶液、特に塩化ア
ルカリ塩水溶液の電解方法並びに電解槽に関する。詳し
くは、電解隔膜として陽イオン交換膜を用いた水平型電
解槽において低い電解電工で、高品質の苛性アルカIJ
i効率良く得るための方法及び装置に関するものであ
る。 水平型電解槽は、水平に張設された隔膜によって上部の
@極室と下部の陰極室とに区画され、一般に目的とする
電解生成物、例えば苛性アルカリは陰極室で生成するた
め、隔膜を通して@極室へ移動することがないという利
点から、従来工業的に可成り利用されてきた。 又、水平型電解槽の最も典型的な例として、水銀法電解
槽があるが、陰極に用いる水銀が環境汚染物質であるた
め、近い将来休止すべき運命にある。かかる水銀陰極電
解槽を、水銀を用いない隔膜法電解槽に、極力少ない費
用を以って転換せんとすれば必然的に水平型の隔膜法電
解槽に改造することとなり、かような水平型隔膜法電解
槽で、水銀法に劣らぬ品位の電解生成物を、高い電流効
率を以って生産する方法の開発は当業界の直面する重要
課題である。 上記水銀法電解槽を水平型隔膜法電解槽に転換する方法
が特公昭53−25557号公報に開示されているが、
これによって得られた電解槽はP隔膜を用いたものであ
り、沢隔膜は透水率が太きく、従って陽極室液が隔膜を
水力学的に透過し、陰極室で生成する、例えば苛性アル
カリ中に@極液が混入し純度を低下せしめる欠点がある
。 一方、密隔膜と呼ばれる陽イオン交換膜は水力学的に電
解液を透過することなく、電気的に移動するアルカリ金
属イオンに配位した水分子が透過するのみであるから高
純度の苛性アルカリを得ることができる反面、透過した
僅かな水分は蒸発し、陽イオン交換膜と陰極との間に導
電不良を来たし、遂には電解反応が停止してしまう。 力)かる問題を解決する為、特開昭49−126596
号公報及び同5.0−55600号公報には陽イオン交
換膜と陰極との間に水分保持体を存在させる方法、及び
陰極に苛性アルカリ溶液を噴霧状又は噴水状で供給しな
がら、電解する方法が、それぞれ提案されている。 しかしながら、特開昭49−126596号公報によっ
て提案された方法は、水分保持体を介在させる手数及び
水分保持体の耐久性の問題があるのみならず、陽イオン
交換膜と陰極との間に水分保持体を介在させた場合、極
間距離が拡大すると共に水分保持体による抵抗増は電解
電圧を増大し、性能的に有利な方法とは云えない。又、
特開昭50−55600号公報にて提案された方法は、
商業用電解槽のような大型の場合、水分の噴射、供給を
均一に行なうことは困難であり、実用化の面で難がある
。 本発明は値上の如き従来技術の欠点を解消するためにな
されたものであり、本発明方法は水銀法電解槽から比較
的容易に転換した水平型陽イオン交換膜電解槽を用い、
高い電流効率を以って高品質の苛性アルカリを生産する
ことができる。又、かかる本発明になる電解槽は新材料
を用いて新たに建造することができることは云う迄もな
い。 すなわち、本発明の目的は、水平型隔膜法電解槽を用い
て高品質の苛性アルカリを高い効率を以って取得するに
ある。他の目的は、新規な陰極液還流機構を有し且つ高
い電解性能を備えた改良された型式の水平型隔膜法電解
槽を提供するにある。 さらに他の目的は、水銀法電解槽から転換された高性能
の水平型隔膜法電解槽、特に水平型陽イオン交換膜電解
槽を提供するにある。その他の目的は以下の記述により
順次明らかとなろう。 上記目的を達成するための本発明は、実質的に水平に張
設された陽イオン交換膜゛の上部に陽極室を、下部に陰
陰室をそれぞれ具えた水平型電解槽を用いてアルカリ金
属ハロゲン化物水溶液の電解を行なうに際し、陰極板と
前記陽イオン交換膜とを近接対峙せしめ、陽イオン交換
膜の下面を潤しつつ陰極板と前記陽イオン交換膜との間
を貫流する陰極液の流水を形成し、陽イオン交換膜と前
記陰極板との間に生成した苛性アルカリと水素ガスとを
生成後直ちに上記流れに巻き込むことにより電解電圧を
低下させることを特徴とする電解方法にある。 又、かかる本釦明方法を遂行するために用いられる電解
槽の特徴とするところは、実質的に水平に張設された陽
イオン交換膜によってその上部の@極室と下部の陰極室
とに区画され、該陽極室は陽極を懸垂する蓋と@東を囲
むように延設された陽極室側板と前記陽イオン交換膜の
上表面とにより画成されてなり、該陰極室は陰極板と底
板の縁に沿って陰極を囲むように′延設された陰極室側
板と前記陽イオン交換膜の下表面とにより画成されてな
る電解槽において、前記陰極板は、前記陽イオン交換膜
の下表面と僅少の間@を保って対峙するように設けられ
ると共に、前記陰極室側板は前記陰極室に陰極液を貫流
させするための陰極液供給口及び陰極液排出口を有して
なり、該排出口より排出された陰極液からガスを分離す
る手段と、ガスを分離した陰極液を前記供給口へ送入す
る手段とを具え、水銀性電解槽より転換したことにある
。 次に本発明の態様を添付図面について詳述する。 以下の説明において、アルカリ金属ハロゲン化物の代表
例として現在産業界で最も一般的に使われている塩化ナ
トリウムを、また、その電解生成物は苛性ソーダをそれ
ぞれ便宜上用いるが、これによって本発明をそれらに限
定する意図を表わしたものでないことは云う迄もない。 第1図乃至第3図は、本発明にかかる電解槽の一例を示
すそれぞれ側面図、垂直縦断面図及び垂直横断面図であ
る。第4図は本発明電解槽の陰極室側壁の一例を示す平
面概要図である。 第1図及び第2図において、本発明装置は幅に対し長さ
の大なる、好ましくは数倍の長さを有する長方型の陽極
室(1)とその直下に位置する陰極室(2)とよりなり
、陽極室(1)と陰極室(2)との間は、実質的に水平
に側壁間に張設された陽イオン交換膜(3)によって区
画される。本書中「実質的に水平」とは、必要に応じて
若干傾斜させた場合(躯程度迄の勾配を付与した場合)
をも包含するものとする。 本発明に好適な陽イオン交換膜としては、例えば、陽イ
オン交換基を有するパーフルオロカーボン重合体からな
る膜を挙げることができる。スルホン酸基を交換基とす
るパーフルオロカーボン重合体よりなる膜は、米国のイ
ー・アイ・デュポン・デ・ニモアス・アンド・カンパニ
ー(E、工。 Du、pont de Nsmours L Oomp
any)よシ商品名Uナフィオン」として市販されてお
シ、その化学構造は次式に示す通りである。 F3 かかる陽イオン交換膜の好適な当量重量は1.ooo乃
至2,000.好ましくは1,100乃至1,500で
あり、ここに当量重量とは、交換基当量当りの乾燥膜の
重量(めである。又、上記交換膜のスルホン酸基の一部
又は全部をカルボン酸基に置換した陽イオン交換膜その
危惧用されている陽イオン交換膜も本発明に適用するこ
とができる。これらの陽イオン交換膜は透水率が著しく
小さく、水力学的流れを通さずに水分子3〜4個を有す
るナトリウムイオンを通すのみである。 陽極室(1)は蓋(4)と、蓋(4)から懸垂された@
極(6)を囲むように延設された陽極室側板(5)と、
陽イオン交換膜(3)の上表面とにより画成されており
、陽極(6)は蓋(4)に立設された@極懸垂装置(7
)で懸垂され、各@fif(6)は陽極ブスバー(8)
で互いに連結されている。又蓋(4)は@極導電俸(9
)を挿通する穴◇0)を有L 、該穴(10) ハシ−
) (11)により気密にシールサしている。陽極導電
棒(9)の下端には@極板幹)が取付けら′〜おり、か
くして陽極板(ロ)は陽極懸垂装置(7)に連結されて
いるため、陽極懸垂装M(7)を操作することにより上
下に昇降調節可能で、陽イオン交′換膜(3)に接触す
るように配置することができる。 更に、陽極室(1)は長手方向の一端に塩水供給口α3
)を、他端近傍に淡塩水取出し口◇→を、又蓋(4)の
適宜箇処に塩素取出し口(15)を備える。 上記の陽極室(1)を構成する蓋(4)及び陽極室側板
(5)は塩素に耐える材質であれば特に制限はなく、例
えばチタン及びチタン合金等の耐塩素金属あるいは、弗
素系ポリマー、硬質ゴム等を使用することができる。又
、上記金属、弗素系ポリ、マー又は硬質ゴム等をライニ
ングした鉄を用いることもできる。 陽極反応を行なう陽極板(]2)はグラファイト陽極を
用いること〆、できるが、チタンあるいはタンタルのよ
うな金属に、例えば白金族金属あるいは酸化白金族金属
又はそれらの混合物を有する被覆を施した不溶性陽極が
好ましい。 次いで陰極室(2)は陽イオン交換膜(3)の下表面と
、陰極板07)と、底板06)の縁に沿って陰極板0′
7)を囲むように延設された陰極室側板(ト)とにより
画成される。 陰極室側板(ト)の構成材料としては、苛性ソーダ等の
苛性アルカリに耐える材料であれば特に制限はなく、鉄
あるいは耐熱プラスチックス、例えば弗化ビニ’Jデン
、耐熱塩ビ等を使用することができる。 本発明に適用される陰極板07)は、陽イオン交換膜(
3)の下表面と僅少の間隙を保って対峙するように設け
られ、この間隙を通って陰極液が陰極室(2)の一端か
ら他端へ向かって頁流し得るように構成される。 陰極板(17)はその上側表面、に、互いに並行な多数
の四条溝を有することもできる。四条溝の横断面形状は
第3図に見られるようにU字形でも又はV字形でもよい
が、陰極板0′7)の全幅に亘って均一に刻設され、且
つ陰極板へ7)の全長に亘って一様に延びていることが
好ましい。かかる四条溝を具えることにより、陰極板(
17)の表面には相対的に多数の互いに平行な凸条部が
形成されるが、本発明の一態様として、それらの凸条部
を陽イオン交換膜(3)の下表面と接触させるか若しく
は約’la程度以下の僅少な間隙を保って対峙させるこ
とによって、陰極板(17)と陽イオン交換膜(3)の
下表面との間に、陰極液を貫流せしめる間隙を形成する
ことlできる。 上記陰極板07)は鉄又はニッケル、あるいは鉄の表面
に水素過′重圧を低下せしめる多孔質ニッケル又はニッ
ケル合金メッキを施したものを好適に使用することがで
きる。 次に第4図において、陰極室側板(]8)はその長手方
向の一端に陰極液人口θ9)を、又他端には陰極液出口
(イ)を具え、陰極液人口(19)は陰極板(17)の
一端から、その表面全用副において陰極板0′7)と陽
、イオン交換膜(3)との間に陰極液を供給し、又、陰
極液出口00)は陰極室(2)より排出される陰極液を
集めて分離器(2I)へ送り込む。 なお、陰極板(17)は電気的には底板(16)を経て
陰極ブスバー(22)に接続している。 上述の構成になる本発明装置の作用並びに本発明にかか
る電解方法について以下に詳述する。 飽和塩水は、塩水供給口α3)より@極室(1)に供給
され、電気分解を受けて発生した塩素ガスは塩素取出し
口05)より取り出し、淡塩水は淡塩水取出し口θ→か
ら排出される。 陰極液は陰極液人口α9)より供給され、陰極室(2)
で発生する水素ガスと共に陰極液出口(財)より取り出
され、水素ガスと陰極液とは分離器(21)で分離され
る。 電流は陽極ブスバー(8)より供給され、陰極室(2)
の底板06)を通り、陰極ブスバー(221より取り出
される。 陽極室(1)では式、 ct−−1−1/2Cム なる反応が起こり、陽極室(1)のナトリウムイオンは
陽イオン交換膜(3)を通って陰極室(2)に達する。 又、陰極室(2)では、式、 H2O−立う172 H2+ c「 なる反応が生起し、水素ガスを発生すると共に、陽極室
(1)より陽イオン交換膜(3)を通過して移動して来
たナトリウムイオンを受けて苛性ソーダを生成する。 陽イオン交換膜を使用した電解方法としては、縦型セル
が一般的で、この場合、陰極で発生した水素ガスを素早
く陰極の背後(@イオン交換膜と反対の方向)へ抜くこ
とによって陰極液抵抗を減少せしめんがため、通常、エ
キスバンドメタル。 パンチトメタル、メタルネット等の多孔性陰極カ用いら
れる。 しかしながら横型セル即ち1.水平型電解槽の場合、比
重の小さい水素ガスを陰極の背面、即ち水平方向に延設
された陰極の下へ抜くことは不可能1である。 従って、本発明方法の最大の特色は、陽イオン交換膜(
3)の下面と、陰極板07)表面とを接近して配置し両
者の境界に位置する間隙に陰極液を供給し、間隙を満た
して貫流する陰極液の流れを形成することによって、陽
イオン交換膜(3)の下面を電流れで充分に潤し電解反
応を円滑に進行せしめると共に、陽イオン交換膜(3)
と陰極板07)との間に生成した苛性ソーダと水素ガス
とを、生成後直ちにこの流れに巻き込んで陰極室(2)
の外へ排出することにある。 かくして、陰極板(17)の表面と陽イオン交換膜(3
)との間に水素ガスが滞溜することを防いで電解電UF
、’に低下せしめ、かくして低電圧で高い電解効率を有
する高性能の電解槽を提供することができるのである。 又、陰極板と陽イオン交換膜との間を貫流する陰極液の
流れに水素ガスを巻込み、水素ガスの滞溜を防ぐための
流れの好ましい線速度は少なくとも0.005V8ec
、更に好ましくは少なくともo、。 5w′F3θCである〇 0、 OO5rr4/sec未満の線速度では水素ガス
の滞溜が発生し、好ましくない電圧の上昇を招く傾向が
現われる。 第5図に°示す陰極を使用し後述の実施例1と同じ方法
で電解したときの電流密度、陰極液線速度に対する電圧
の変化を第6図に示す。第5図は陰極の陰極液貫流方向
を横切った垂直断面図である。 イオン交換膜法の場合は膜抵抗が大きいため、通常20
〜25 A/am2で運転されることが多い。又電流密
度が2’O1dm’より小さくなると単位膜面債当りの
生産量か少なくなり経済的に不利である。 電流密蕗と電解する場合、陰極液の線速度が0.OO5
m/ElθC以下になると電圧は急速に上昇し、ついに
は電解を続けることができなくなる。したがってOoO
O5m/sθC以上の線速度で運転することが必要であ
る。 さらに本発明をより好まし〈実施する為には、c)、
05 $sθC以上の線速度で運転するのが好ましい。 陰極液の上記流速を確保するために陰極板と陽イオン交
換膜との間隙の寸法又は四条溝の横断面積を適宜の大き
さに設計することは容易である。 又、陰極液を圧入することもできるが、陽イオン交換膜
への過剰背圧を避けるためには、陰極液の流れ方向へ陰
極板の面が下降傾斜して適度の落差を生ずるよう、電解
槽全体を傾斜せしめることも好ましい方法である。 又、四条溝の形成によって相対的に生ずる凸条部はその
幅が大き過ぎると陽イオン交換膜と接触した場合に、水
素ガスの除去が困難となるのみならず、甚しい場合は、
陰極液の流れによって潤わぬ箇処が生じ、又一方、幅が
小さ過ぎると電解電流密度が減少し、電圧の上昇を招く
等の問題が生ずるので・客種の電解条件や電解槽の構造
に応じて適宜な値を選定する配慮が望まれる。何れにし
ても四条溝を有する陰極板を用いる場合は、四条溝は陰
極板の表面全幅に亘って均一に形成されており、該凹条
溝中を貫流する陰極液の流れが陽イオン交換膜の下面全
体を実質的に隅無く潤すことが最も好ましい。 なお、陰極板と陽イオン交換膜との間隙へ供給され、そ
の中を貫流する陰極液は水素ガスと生成した苛性ソーダ
とを伴って陰極室外へ運ばれ、分離器Cυによって水素
ガスを分離した後、再び陰極液人口(]9)へ少なくと
も一部を還流せしめる循環液とすれば、苛性ソーダの濃
度を適宜に増大することも又、途中で水を以って稀釈し
濃度を調整することもでき有利である。 値上の通り、本発明によれば、水平型調膜法電解槽にお
いて相対峙する陽イオン交換膜と陰極との間に形成され
た間隙に陰極液を貫流させることによって高品質の苛性
アルカリを低電圧でしかも効率よく製造することができ
る。更に本発明の電解槽は水銀法電解槽を転換して容易
に製造することができ、電解槽のみならず、ブスバー、
整流器。 淡塩水処理設備、塩水系設備等、殆んどすべての現存設
備をスクラップすることなく転用することができるため
、水銀法電解槽の転換を経済的に頗る有利に行なうこと
ができる。 以上、本発明を図示の実施例に従って詳述したが、そt
らに限定されるものではなく、本発明の意図並びに精神
を逸脱しない範囲で多様な変形をなし得ることは云う迄
もない。 実施例1 テトラフルオロエチレンとパーフルオロ(3゜6−シオ
キサー4−メチル−7−オクテンスルホニルフルオライ
ド)との共重合体からなり、イオン交換容量がoa3ミ
’)当量/2−乾燥樹脂、膜FJ 125 ミクロンの
陽イオン交換膜(デュポン社製、ナフイヨン425)を
、特開昭55−147529号公報実施例1に記載され
た方法に従って片面のみのスルホン酸基を酸クロライド
基に変換した。更に同特許公報参考例2に記載された方
法に従って、片面にカルボン酸基の存在する膜を得たO 本成を、第1〜4図に示された電解槽にカルボン酸基の
存在する層を陰極側へ向けてとりつけ、食塩水の電解実
験を行った。陰極の大きさは巾685闘、長さLaoo
Wである。なお、陰極は第5図に示した断面形状のもの
を使用した。 極間距離は11alIに調節した。電解条件は温度85
℃、@極液水酸化ナトリウム濃度20%、@極液食塩濃
度3.5モル濃度とした。陰極液循環線速度は、浮遊式
流量計により流量を測定し計算によって求めた。 線速度40 cm /秒、電流密度20 A/anrで
1ケ月にわたって長期電解実験1行なったところ電流効
率は94.4%、摺電圧’3.0’V、水酸化す) I
Jウム中の食塩濃度85 ppm (50%換算値)で
、経時変化は特に認められなかった。 第6図に線速度と電流密度を変えたときの摺電圧の変化
の様子を示した。 参考例1 巾100 M 、高さ700簡の第5図と同一形状の陰
極を使用して縦型電解槽を組み立てた。極間距離は1輔
とし、実施例1と同一の1イオン交換膜を使用した。陰
極には上部と下部に径20簡の穴をあけ、陰極背後に厚
み20Wrmの陰極室を設は陰極液が自然循環可能な・
らしめた。温度85℃。 陰極液水酸化す) IJウム濃度20%、陽極液食塩濃
度35モル濃度、電流密度2 OA/(−としたとき、
摺電圧3.45V、電流効率94.5%、水酸化ナトリ
ウム中の食塩105p105pp%換算)であった0 4、図面の簡単な説明 第1図、第2図及び第3図は本発明装置の一例のそれぞ
れ側面ズ、内部構造図及び中央縦断面図、第4図は本発
明電解槽の陰極室の一実施例を示す平面概要図、第5図
は本発明で使用した陰極の一例を示す断面図、第6図は
第5図の陰極を使用して電解実験を行なったときに得ら
れる線速度、電流密度と電圧との関係を示す図表である
。 (1)・・・・・・・陽極室、(2)・・・・・・・陰
極室。 (3)・・・・・・・陽イオン交換膜、 (4)・・・
・・・・蓋。 (5)・・・・・・・陽極室側板、(6)・・・・・・
・陽極。 (16)・・・・・・底板、 (17)・・・・・・
・陰極板。 (18)・・・・・・・陰極室側板、09)・・・・・
・・陰極液人口。 C(至)・・・・・・・陰極液出口、(2υ・・・・・
・・分離器。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 ! 実質的に水平に張設された陽イオン交換膜の上部に
陽極室を、下部に陰極室をそれぞれ具えた水平型電解槽
を用いてアルカリ金属へロゲン化物水溶液の電解を行な
うに際し、表面に多数の互いに並行な四条溝を互する陰
極板と前記陽イオン交換膜とを近接対峙若しくは接触重
合せしめると共に、陽イオン交換膜の下面を潤しつつ前
記四条溝中を貫流する陰極液の流れを形成し、陽イオン
交換膜と前記陰極板との間に生成した苛性アルカリと水
素ガスとを生成後、直ちに上記流れに巻き込んで陰極室
外へ排出することを特徴とする電解方法。 2 前記四条溝中を貫流する陰極液は、陰極室外へ排出
され、水素ガスを分離した陰極液の少なくとも一部を還
流せしめた循環液である特許請求の範囲第1項記載の電
解方法◎ 3 前記四条溝中を貫流する陰極液の流れが少なくとも
O,OO5m/seaの線速度を有している!#!j許
請求の範囲第1項又は第2項記載の電解方法。 9 線速度が少なくとも0.05 m/secである特
許請求の範囲第3項記載の電解方法。 S 前記陰極板がその表面全幅に亘って均一に前記四条
溝を有しており、該凹条溝中を貫流する陰極液の流れが
陽イオン交換膜の下面全体を実質的に隅無く潤す前記特
許請求の範囲各項の何れかに記載の電解方法。 ん 陰極液の流れを扶ける程度に凹条溝、をその長手刃
゛向に傾斜せしめる前記特許請求の範囲各項の何れかに
記載の電解方法。 7 実質的に水平に張設された陽イオン交換膜によって
その上部の陽極室と下部の陰極室とに区画され、該陽極
室は陽極を懸垂する蓋と陽極を囲むように延設された陽
極室側板と前記陽イオン交換膜の上表面とにより画成さ
れてなり、該陰極室は底板上に延設された陰極板と該底
板の縁に沿って陰極を囲むように延設された陰極室側板
と前記陽イオン交換膜の下表面とにより画成されてなる
電解槽において、前記陰極板は、その上表面に形成きれ
た多数の互いに並行な四条溝を有し且つその結果該表面
に相対的に形成された凸条部が前記陽イオン交換膜の下
表面と接触するか若しくは僅少の間隙を保って対峙する
ように設けられると共に、前記陰極室側板は前記四条溝
に陰極液を貫流させるための陰極液供給口及び陰極液排
出口を有してなり、該排出口より排出された陰極液から
ガスを分離する手段と、ガスを分離した陰極液を前記供
給口へ送入する手段とを具えたことを特徴とする、電解
槽。
Priority Applications (7)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56169753A JPS5871381A (ja) | 1981-10-22 | 1981-10-22 | 電解方法並びにそれに用いる電解槽 |
| DE8282109528T DE3276182D1 (en) | 1981-10-22 | 1982-10-15 | An electrolysis process and electrolytic cell |
| EP82109528A EP0077982B1 (en) | 1981-10-22 | 1982-10-15 | An electrolysis process and electrolytic cell |
| US06/434,737 US4596639A (en) | 1981-10-22 | 1982-10-18 | Electrolysis process and electrolytic cell |
| ES516706A ES516706A0 (es) | 1981-10-22 | 1982-10-21 | Perfeccionamientos en un procedimiento de electrolisis de una solucion acuosa de haluro de metal alcalino. |
| IN1259/CAL/82A IN157755B (ja) | 1981-10-22 | 1982-10-22 | |
| ES523279A ES8405086A1 (es) | 1981-10-22 | 1983-06-15 | "perfeccionamientos introducidos en una cuba electrolitica remodelada a partir de una cuba electrolitica de mercurio" (como divisional de la solicitud de patente de invencion num. 516706, presentada el 21 de octubre de 1982.) |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56169753A JPS5871381A (ja) | 1981-10-22 | 1981-10-22 | 電解方法並びにそれに用いる電解槽 |
Related Child Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58009152A Division JPS58130289A (ja) | 1983-01-21 | 1983-01-21 | 電解槽 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5871381A true JPS5871381A (ja) | 1983-04-28 |
Family
ID=15892202
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP56169753A Pending JPS5871381A (ja) | 1981-10-22 | 1981-10-22 | 電解方法並びにそれに用いる電解槽 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5871381A (ja) |
-
1981
- 1981-10-22 JP JP56169753A patent/JPS5871381A/ja active Pending
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP3553775B2 (ja) | ガス拡散電極を使用する電解槽 | |
| US4574037A (en) | Vertical type electrolytic cell and electrolytic process using the same | |
| JPS6137355B2 (ja) | ||
| US4108742A (en) | Electrolysis | |
| JPH05504170A (ja) | 塩素酸・アルカリ金属塩素酸塩混合物の電気化学的製造方法 | |
| US4256551A (en) | Electrolytic process | |
| JPH0561356B2 (ja) | ||
| GB1427829A (en) | Electrolytic cells and processes | |
| JPS61250187A (ja) | アルカリ金属塩化物ブラインの電解方法 | |
| US5879521A (en) | Gas-diffusion cathode and salt water electrolytic cell using the gas-diffusion cathode | |
| CA1088456A (en) | Electrolytic cell with cation exchange membrane and gas permeable electrodes | |
| US4596639A (en) | Electrolysis process and electrolytic cell | |
| US4568433A (en) | Electrolytic process of an aqueous alkali metal halide solution | |
| JPS5871381A (ja) | 電解方法並びにそれに用いる電解槽 | |
| US4556470A (en) | Electrolytic cell with membrane and solid, horizontal cathode plate | |
| US4586994A (en) | Electrolytic process of an aqueous alkali metal halide solution and electrolytic cell used therefor | |
| JP4447081B2 (ja) | 多硫化物の製造方法 | |
| JPS6327432B2 (ja) | ||
| JPS6145160Y2 (ja) | ||
| JPS58130289A (ja) | 電解槽 | |
| JPS6239089Y2 (ja) | ||
| JPS5920481A (ja) | 電解槽及び電解槽の転換方法 | |
| JPS6239092Y2 (ja) | ||
| JPS6112033B2 (ja) | ||
| JPS6239094Y2 (ja) |