JPS588401B2 - 光硬化性着色組成物 - Google Patents

光硬化性着色組成物

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JPS588401B2
JPS588401B2 JP51034289A JP3428976A JPS588401B2 JP S588401 B2 JPS588401 B2 JP S588401B2 JP 51034289 A JP51034289 A JP 51034289A JP 3428976 A JP3428976 A JP 3428976A JP S588401 B2 JPS588401 B2 JP S588401B2
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好夫 阿部
明夫 吉田
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は着色した光硬化性組成物に関し、更に詳しくは
硬化性、耐候性、耐溶剤性その他諸物性にすぐれた美麗
な着色物を与える光硬化性着色組成物の提供を目的とす
る。
従来、光、特に紫外線により硬化する印刷インキや被覆
剤は多数公知であり、その有用性もすでに周知である。
しかしながら、未だ未解決の多数の問題が残されており
、そのうちのーは着色の問題である。
すなわち、印刷インキは当然のことであるが被覆剤も大
部分は着色する必要があり、この着色剤としては顔料、
染料が使用される。
顔料を使用した場合は、大部分の顔料が紫外線吸収性で
あり及び紫外線不透過性であるためにインキ又は塗膜の
硬化粗害を生じる。
特に塗料のようにその塗膜が厚い場合はこの傾向が犬で
ある。
このために現在では限られた特定の顔料のみが使用でき
、又その着色濃度を高めることが非常に困難である。
更に塗膜形成後に塗膜中に存在する顔料が塗膜表面に浮
き出る、所謂るチョーキング現象を生じる場合が多い。
一方、インキや被覆剤に可溶の染料による着色方法があ
り、この場合は染料が比較的透明性であるので硬化阻害
の問題は少ないが、被膜形成後、使用した染料のブリー
ドやマイグレーションが著しく、到底使用に耐えない。
更に、着色とは直接関係はないが、紫外線により硬化さ
せて得られる被膜は、硬化触媒として比較的多量の光硬
化触媒を使用しているのでその可撓性、耐衝撃性、接着
性、耐溶剤性、耐光性等が不十分であり、特に非吸収性
の表面、例えば金属表面等に使用すると、その接着性が
全く劣り、これら表面の印刷あるいは塗装には全く実用
的でない。
本発明者は上記の如き従来の光硬化性着色組成物の着色
上の欠点を解決すべく鋭意研究の結果、着色剤として少
なくとも1個の反応性基を有する色素を使用し、一方、
光硬化性組成物としてその中の被膜形成々分に上記の反
応性基と反応し得る基を保持させた材料を使用すること
により前記の着色上の種々の欠点が充分に解決されるの
みならず、前記した被膜物性上の問題も同時に解決され
ることを知見して本発明を完成した。
すなわち、本発明は、エポキシ基又はイソどアネート基
を有する被膜形成々分を含有する光硬化性樹脂組成物と
、上記反応性基と反応し得る少なくとも1個の反応性基
を有する金属アブ色素からなる光硬化性着色組成物であ
る。
本発明を詳細に説明すると、本発明は下記の全く予想外
の知見に基づくものである。
すなわち、■ 光硬化性樹脂組成物の硬化時間は通常数
秒〜数十秒の範囲であり、その際に加熱の必要はなく通
常その周囲温度で行われる。
一方、通常の有機化学反応のなかで共有結合を生じる反
応はある程度の昇温及びかなりの反応時間を必要とする
本発明の着色組成物においても通常の状態では反応性樹
脂組成物と色素とは全く反応しないが、これを印刷又は
基材に塗布し、紫外線照射するときはその照射時間内、
すなわち数秒〜数十秒という短時間内で、しかも全く加
熱を必要とすることなく被膜の形成と同時に両者が反応
するという当業者にとっても全く予想外の知見を得た。
■ 上記■の結果得られた印刷又は着色塗嘆は従来の染
料を用いた場合と同様な透明感のある美麗な着色である
と同時に、従来の染料着色の欠点である耐溶剤性、耐移
行性等の諸問題を全く解決したものであることを知見し
た。
■ 本発明は着色の問題解決を目的としていたが、着色
とは全く無関係の予想もしない効果を知見した。
すなわち本発明着色組成物を用いて得られる被膜の可撓
性、耐衝撃性、接着性、耐光性等の着色とは直接関係の
ない諸物性が無着色あるいは他の着色剤による着色被膜
に比して実質的に改良されていることである。
特に基材に対する接着性が改良され、金属、ガラス等の
非吸収性表面に対しても良好な接着性を示す。
このような被膜物性の改良は着色剤として2以上の反応
性基を有する色素を使用した場合特に顕著になり、更に
色素として含金属のアゾ色素の場合最高に改良された被
膜物性を示す。
例えば表面研磨したアルミニウム板等の印刷又は塗装に
使用した場合、従来技術の水準をはるかに超える接着性
、可撓性、耐衝撃性を示すものであった。
このような被膜物性の改良は全く予想外のことである。
本発明の光硬化性着色組成物は主として下記の二成分が
基本である。
(1)エポキシ基またはインシアネート基を有する被膜
形成々分を含有する光硬化性樹脂組成物 光硬化性樹脂
組成物は多数の学術文献及び多数の特許文献等ですでに
周知であり、その大部分は光照射によってできる限り急
速に網状構造の塗膜が形成されるとともに、インキ又は
塗料のレオロジー特性を適当に調整し得るように、ポリ
マー及び/又はオリゴマ一十重合性七ノマー十重合開始
剤の組成となっている。
本発明に使用する光硬化性樹脂組成物も基本的には公知
の材料と同一であるが、その組成中の被覆形成々分、す
なわちポリマーペース、オリゴマー、あるいはモノマー
等の少なくとも1種がエポキシ基及び/又はイソシアネ
ート基を積極的に有している。
光硬化性樹脂組成物中にこれらの反応性基含有成分を導
入することは、従来公知の方法を自由に利用して非常に
容易である。
例えば、反応性基含有被膜形成々分がモノマーである場
合は、組成物中の七ノマーの全部又は一部にグリシジル
アクリレート、α−クロルグリシジルアクリレート、α
−シアノグリシジルアクリレート、アリルグリシジルエ
ーテル、グリシジルメタクリレート、グリシジルイタコ
ネート、メタクリル酸2−ヒドロキシエチルのグリシジ
ルエーテル、モノグリシジルイタコネート、モノグリシ
ジルマレート、モノグリシジルフマレート、ジグリシジ
ルイタコネート、ビニルイソシアネート、プロペニルイ
ソシアネート等のエポキシ基又はイソシアネート基含有
七ノマーを使用すればよい。
またポリマーベースあるいはオリゴマーの調製の際に上
記の如き反応性モノマーや各種のインシアネート基含有
化合物、エポキシ基含有化合物を用いてそのポリマーあ
るいはオリゴマー中に導入することができる。
更にポリマーベースやオリゴマーを事後的に変性してそ
の構造中にエポキシ基又はインシアネート基を導入して
もよい。
本発明に特に有用な樹脂は、アクリル系光硬化型及び不
飽和ポリエステル系光硬化型樹脂であり、例えば、多官
能エポキシ化合物又は多官能インシアネート化合物にα
,β一不飽和カルボン酸、そのヒドロキシアルキルエス
テル、アルキロールアミド、アミノアルキルエステル、
アミド等のモノマーを所定量、すなわち生成物中に必要
数のエポキシ基又はインシアネート基が残るような量で
反応させる方法、飽和ポリカルボン酸、ポリオール化合
物に不飽和基を有するジエポキシ化合物を反応させる方
法、あるいは不飽和ポリカルボン酸、ポリオール化合物
等にエチレンクロルヒドリン、多官能エポキシ化合物や
多官能イソシアネート化合物を反応させる方法等を任意
に利用することにより容易に得ることができる。
これらの方法自体はすべて公知の方法であり、これら公
知の方法において、エポキシ基又はインシアネート基が
ポリマー、オリゴマー中に所定量残るように使用資材の
量を変えるのみで十分に実施できる。
本発明に使用する樹脂組成物は上記した如き反応性基含
有被膜形成々分の少なくとも1種を含有するほか光重合
開始剤を含有する。
これらの光重合開始剤はすでに十分公知であり、これら
公知の材料が任意に使用できる。
更に従来公知の各種添加剤等も任意に使用し得ることは
勿論である。
本発明においては、上記樹脂組成物中に存在する反応性
基の数量が重要であり、この数量は後述する使用色素の
量及び、その色素の有する反応基により変化するが、通
常は樹脂組成物全体の約0,1〜10重量係、好ましく
は約0.2〜ある。
この範囲の上限を超えると樹脂組成物の物性、貯蔵安定
性が低下し、一方、その下限を超えると本発明の効果を
有する着色被膜が得られない。
(2)被膜形成々分が含有する反応性基と反応し得る少
なくとも1個の反応基を有する含金属アゾ色素本発明に
使用する色素の必要条件は、まず第1にエポキシ基又は
インシアネート基と反応し得る少なくとも1個の反応性
基を有することであり、これらの基としてはアミン基、
アルコール性水酸基、アルキルアミノ基及びカルボキシ
ル基等であり、これらのなかではアミン基及びアルコー
ル性水酸基が好ましい。
第2は、ベヒクルたる前記の樹脂組成物に十分に易分散
であるか、あるいは可溶である必要がある。
第3は、後に行う紫外線照射により褪色するものであっ
てはならない。
これらの3条件を具備する色素はアゾ系色素中では非常
に限られており、本発明者の研究によれば、そのアゾ基
の両側に金属化し得る基、例えば水酸基、カルボキシル
基、カルボニル基、アミン基、アルキルアミノ基等を有
するモノアゾ染料を従来公知の方法にヨリクロム、コバ
ルト、鉄、アルミニウム等の金属イオンで金属化して得
られる含金属アゾ染料が好適であることを知見した。
本発明に最も有用な染料は例えば、特開昭49−329
24,36802.101505〜7,108202.
130921号、同50−3498,38794号公報
等に開示されている如き含金属アゾ染料であり、例えば
次の如き一般式を有する、クロム又はコバルトにより金
属化した2:1型金属錯塩染料である。
一般式 式中、Yは被膜形成々分の反応性基、好ましくはエポキ
シ基又はインシアネート基と反応し得る基を、AとA′
はY以外の置換基を有してもよいフエニレン残基または
ナフチレン残基を、BとB′は金属化可能基のオルト位
置でカップリングする、Y以外の置換基を有してもよい
カップリング成分の残基を、ZとZ′はアゾ基に対して
オルト位に存在し、それぞれーO−またば−COO−を
、DとD′はアゾ基のオルト位に置換し、それぞれ一〇
−、一NH−、−N−アルキルを、Mはクロム又はコバ
ルト原子を、nは1〜4、mは0〜4の整数を、Kは水
素、アルカリ金属、アンモニウム基、脂肪族アミン、脂
環式アミン、ポリアミンの脂肪酸塩等あるいはそれらの
混合を表わし、上記中AとA′、BとB′、DとD′及
びZとZ′は同一でも異ってもよい。
上記染料は公知の方法で容易に製造されるが、その原料
として用いられるジアゾ成分は、例えば2−アミンフェ
ノール、アンスラニル酸、及びそれらの二トロ、クロル
、メチル、アセチルアミノ、アセチル、t−ブチル、n
−オクチル、メトキシ、シアノ、ヒドロキシメチル、ヒ
ドロキシエチル、ヒドロキシエチルスルホニル、ヒドロ
キシアセチル、ヒドロキシプ口ピオニル、アセチルアミ
ノエチルスルホニル基、スルホン酸基等の1又はそれ以
上を置換基として有するものが代表的である。
一方、カップリング成分としてはβ−ナフトール、β−
ナフチルアミン、α−ナフトール、アセト酢酸アニライ
ド、1−フエニル−3−メチル−5−ピラゾロン及びそ
レラのニトロ、クロル、メチル、アセチルアミノ、アセ
チル、t−ブチル、n−オクチル、メトキシ、シアン、
ヒドロキシメチル、ヒドロキシエチル、ヒドロキシエチ
ルスルホニル、ヒドロキシアセチル、ヒドロキシプ口ピ
オニル、アセチルアミノスルホニル、スルホン酸、アミ
ン基等の1又はそれ以上を置換基として有するものが代
表的である。
これらのジアゾ成分及びカップリング成分を任意に組合
せてモノアゾ染料を形成させ、これらのモノアゾ染料の
2分子(同一又は異る)をその少なくとも1方の分子が
イソシアネート基又はエポキシ基と反応し得る基(金属
錯塩化後に還元又は加水分解等によりこれらの基を生じ
る基でもよい)を有するように組合せ、公知の方法で金
属、好ましくはクロム又はコバルト化剤を用いて金属錯
塩化し、必要に応じて更に有機アミン等で油溶性とされ
て本発明で使用する好ましい含金属アゾ染料が得られる
これらの染料は単一でもあるいは2以上の混合物として
も使用でき、前記の光硬化性組成物、100重量部当り
約0.1〜10重量部、好ましくは約0.5〜5重量部
の割合で使用される。
本発明着色組成物の必須成分は上記の通りであり、その
他必要に応じて従来公知の各種添加剤、例えば有機溶剤
、可塑剤、体質顔料、充填剤、有機染顔料、無機顔料、
ワックス、光に感応しない他の樹脂材料等が添加しうる
本発明の着色組成物は上記の如き必須成分及び必要成分
を単に准合するのみで調製し得るが、使用する本発明の
含金属アゾ染料がベヒクルたる樹脂組成物に分散又は溶
解し難い場合は該染料を予め強溶解性の有機溶剤に一担
溶解後その溶液を添加するのが好ましい。
更に上記染料は基材に応用する直前に添加してもよい。
以上の如くして得られる本発明の着色用組成物は常温以
下の温度で長時間安定であるが光、特に紫外線照射に遭
遇するとゲル化することがあるので貯蔵は冷暗所で行う
のが好ましい。
本発明の着色組成物の主たる用途はグラビア、オフセッ
ト、その他の印刷インキ及び各種の着色塗料として非常
に有用であり、各種の被印刷材や各基材に有利に適用さ
れる。
その適用対象は多岐にわたり、例えば木材、金属、ガラ
ス、プラスチックス、紙等に自由に使用できる。
その適用方法及び紫外線照射の方法もすべて従来公知の
方法に準じて行うことができる。
例えば、本発明の着色組成物を基材に適用し、この面に
キセノンランズ低圧、中圧、高圧及び超高圧水銀灯、メ
タルハライド等の紫外線発生源から得られる紫外線を数
秒〜数分間照射することにより美麗で監牢な印刷物又は
塗装物が容易に得られる。
本発明の着色用組成物と従来の顔料着色組成物との重要
な差異は、従来品の場合はその顔料濃度が約1重量係を
超えると塗膜の厚さあるいはインキの盛の厚さが約10
μ以下の場合のみ乾燥硬化が可能であるのに対し、本願
発明の場合はその着色濃度及び嘆厚に関係なく満足でき
る乾燥硬化が達成できる。
更に、硬化後の着色剤のチョーキング等の問題も生じな
い。
一方、従来の染料着色組成物の場合はその染料のブリー
ドやマイグレーション等の問題が多発するに対し、本発
明の場合はこのような問題は全く生じない。
従って本発明の効果は膜厚が大で諸諸の堅牢性が要求さ
れる塗料的使用において最も顕著である。
このような顕著な効果は染料と皮嘆形成々分が紫外線照
射下においては特別な加温を必要とせずに、しかも数秒
〜数十秒間という極く短時間で実質的完全に反応すると
いう予想外の知見に基づくものである。
本発明において着色剤として2以上の反応性基を有する
含金属アゾ染料を使用すると、上記の着色上の効果が得
られる外、形成された塗膜の特性が極端に改良されるこ
とを知見した。
その改良される物性の第1は塗膜の可撓性、耐衝撃性、
耐溶剤性及び耐候性等であり、未着色及び他の着色剤に
よる着色塗膜に比して非常にそれらの性能が改良されて
いる。
その理由は多官能性着色剤が塗膜形成々分と反応し、同
時にそれらの架橋剤としても作用しているためと考えら
れている。
改良される物性の第2は特に金属例えばアルミニウム板
や鉄板等の如きその平面が平滑で、非吸収性の表面に対
する接着性が異常に改良されていることである。
従来の光硬化性樹脂組成物を金属等の表面に適用して得
られる着色又は非着色塗膜はその接着性が全く不充分で
あり、衝撃や折り曲げにより容易に剥離し全く実用的で
なかった。
これに対し、本発明により得られる塗膜は金属等の表面
に対し顕著な接着性を示し、衝撃や折り曲げによっても
塗膜の剥離等は全く起らないことが判明した。
これらの効果は使用した染料が金属を含んでいるためと
も考えられる。
従って本発明の着色用組成物やアルミニウム板や鉄板等
の表面に適用する印刷インキ又は塗料として最つとも好
適である。
次に参考例、実施例及び比較例をあげて本発明を具体的
に説明する。
尚、文中部又は係は重量である。
参考例 1 グリシジルアクリレート40モル係、メチルメタクリレ
ート60モル係からなるコポリマー(平均分子量約60
00、エポキシ当量約290)中のエポキシ基1モル当
り0.5モルのアクリル酸を反応させてエポキシ基を6
.1重量係含有するアクリロイル基含有化合物(I)を
製造した。
参考例 2 ビスフェノールA/グリシジルエーテル型エポキシ樹脂
(平均分子量380、エポキシ当量194)にメククリ
ル酸を反応させてエポキシ基を1.9重量係含有するメ
タクリロイル基含有化合物(■)を得た。
参考例 3 上記化合物(I)にそのエポキシ基が実質的に存在しな
くなるまで(エポキシ基0.01重量係以下)更にアク
リル酸を反応させてアクリロイル基含有化合物(1)を
得た。
参考例 4 上記化合物(■)にそのエポキシ基が実質的に存在しな
ぐなるま−で(エポキシ基0.01重量係以下)更にメ
タクリル酸を反応させてメタクリロイル基含有化合物(
■)を得た。
参考例 5 エチレングリコール(オキシ当量280)にトリレンジ
イソシアネートを反応させ、次いで2一ヒドロキシエチ
ルメタクリレートを反応させてイソシアネート基を0.
5重量係含有するメタクリロイル基含有化合物(V)を
得た。
参考例 6 ペンタエリスリトールトリアクリレートにトリレンジイ
ソシアネートを反応させ、インシアネート基を0.5重
量係含有するアクリロイル基含有化合物(■)を得た。
参考例 7 エレオステアリル酸をグリンジルメタクリレートで変性
し、更にトリレンジイソシアネートで変性してイソシア
ネート基を0.5重量係含有するメタクリロイル基含有
化合物(■)を得た。
実施例 1(着色組成物の製造) 下記の成分を十分に混練して本発明の着色組成物A−G
を得た。
A.化合物(I) 70(部)
トリメチロールプロパン トリアクリレート 30メチルエチ
ルケトン 10染料(a)2 ベンゾイソエチルエーテル 2B.化合物(
n) 90(部)トリメチロー
ルプロパン トリアクリレート 10メチルエチ
ルケトン 10染料(b)
2.5ペンゾインイソプロビルエー
テル 3C.化合物(1)
90(部)トリメチロールプロパン トリアクリレート 10メチルエチ
ルケトン 10染料(c)2 ペンソインイソプロビルエーテル 3アリルグリシ
ジルエーテル 5D.化合物(■)
90(部)トリメチロールプロパン トリアクリレート 10メチルエチ
ルケトン 10染料(d)1・2 ペンゾインイソプ口ピルエーテル 3グリシジルメ
タクリレート 5E.化合物(V)
80(部)トリメチロールプロパン トリアクリレート 20メチルエチ
ルケトン 10染料(e)
2ヘンソインエチルエーテル
2F.不飽和ポリエステル樹脂(無水マレイン酸、
プロピレングリコール、トリエチレングリコール及びト
リメチロールジアリルエーテルより合成した酸価23.
2の不飽和ポリエステル)35(部) 化合物(■) 55スチレン
8酢酸エチル
10染料(f)2 ベンソインエチルエーテル 3G.化合物(
■) 70(部)桐油
27ビニルイソシアネート
3メチルエチルケトン 1
0染料(g)2 ヘ7ゾインイソプロビルエーテル 3上記で使用し
た染料は次の構造を有するものである。
(a)… 5−ニトロ−2−アミンフェノール→1−ア
ミノ−7−ナフトールをクロムサリチル酸ナトリウムで
金属化したクロム2:1型金属錯塩染料(黒色)。
(b)… 2−アミノー4−ニトロフェノール→1−(
3−アミノフエニル)−3−メチル−5−ピラゾロンの
クロム2:1型金属錯塩染料(橙色)をN−ステアリル
ートリーメチレンジアミンのジオレ酸塩で造塩処理した
染料。
(C)m 2−クロルー4−アミノー5−ヒドロキシベ
ンゼンスルホン酸ソーダ→3−ヒドロキシ−N1N−ジ
(β−アミノエチル)アニリンのCr2:1型金属錯塩
染料(赤色)をインオクチルアミンで造塩処理した染料
(d)… 2−アミノ−4−γ−ヒドロキシプ口ピオニ
ルフェノール→β−ナフチルアミンのCo2:1型金属
錯塩染料(青色)をエトキシプ口ピルアミンで造塩処理
した染料。
(e)… 3−カルボキシ−4−アミノベンゼンスルホ
ン酸ソーダ→1−(3’−アミノフエニル)バルピツー
ル酸のCo2:1型金属錯塩染料(緑味黄)をN, N
−ジプチルプロピレンジアミンで造塩処理した染料。
(f)… 2−アミノー4−(γ−アミノプロピオニル
)フェノール→アセトアセチルアニライドのCo2:1
型金属錯塩染料(黄色)。
(g)… 2−アミノー4−ヒドロキシメチルフェノー
ル→β−ナフチルアミンのCr2:1型金属錯塩(暗青
色)をN−ドデシルートリメチレンジアミンのジステア
リン酸塩で造塩処理した染料。
実施例 2(金属塗装及び比較テスト) 上記で得られた本発明の着色組成物及び下記の比較用組
成物をアルミニウム板上にバーコーターを用いて30μ
の厚膜に塗布し、80W/cmの高圧水銀灯下、20c
mのランプ間距離で8〜12秒間紫外線を照射して、塗
膜を硬化させて塗装アルミニウム板を得た。
これらの塗装アルミニウム板について下記の性能試験を
行った。
その結果を第一表にまとめた。
(1)耐溶剤試験……塗装アルミニウム板を1cm2に
切断し、その25個を50−の溶剤中に24時間浸漬し
、溶剤中の着色の程度を調べた。
使用した溶剤はメタノール、アセトン、酢酸エチル、ベ
ンゼン、n−ヘキサンの5種である。
(2)接着性試験……セロハン粘着テープゴバン目試験
(3)耐屈曲性試験……JISK5400に従う。
(4)鉛筆引かき試験……JISK5400に従う。
使用した比較用組成物は次の通りである。
A′〜G′……染料を用いなかったことを除いて前記A
−Gと同一の組成物。
A′〜α′・・・・染料(a)〜(g)に代えて反応性
基を有しない下記の染料(a′)〜(g’)を同量用い
たことを除いて前記A−Gと同一の組 成物。
(a’)・・・・5−ニトロ−2−アミンフェノール→
β一ナフトールのクロム2:1型金属錯塩 染料(青味黒色)。
(b’)…4−ニトロ−2−アミンフェノール→1−フ
エニル−3−メチル−5−ピラゾロ ンのCr2:1型金属錯塩染料(橙色)をN−ステアリ
ルートリメチレンジアミン のジオレイン酸で造塩処理した染料。
(c’)…4−クロルー2−アミンフェノール→3一ヒ
ドロキシーN,N−ジエチルアニリ ンのCr2:1型金属錯塩染料(赤色)をイソオクチル
アミンで造塩処理した染料。
(d′)…2−アミンフェノール→β−ナフチルアミン
のCo2:1型金属錯塩染料(紫青色)をエトキシプ口
ピルアミンで造塩処理し た染料。
(e′)…3−カルボキシ−4−アミンベンゼンスルホ
ン酸→1−フエニルバルビツール酸 のCo2:1型金属錯塩染料(黄色)をN1N−ジブチ
ルプロピレンジアミンで造塩 処理した染料。
(f’)…3−アセチルー2−アミンフェノール→アセ
トアセチルアニライドのCo2:1型金属錯塩染料(赤
味黄)。
(g′)…3−メチル−2−アミノフェノール→βーナ
フチルアミンのCr2:1型金属錯塩染料(暗青色)を
N−ドデシルー}リメ チレンジアミンのジステアリン酸で造塩 処理した染料。
A″′…化合物(Dに代えて化合物(I)を同量用いた
ことを除いてAと同一の組成物。
B″′〜化合物(n)に代えて化合物(IV)を同量用
いたことを除いてBと同一の組成物。
C″′…染料(C)に代えて有機顔料(ブリリアントカ
ーミン6B)を同量使用したことを除いてCと同一の組
成物。
D″′…グリシジルメタクリレートに代えてメチルメタ
クリレートを同量使用したことを除いてDと同一の組成
物。
E″′…染料(e)に代えて有機顔料(ペンジジンエロ
ー)を同量使用したことを除いてEと同一の組成物。
上記の本発明の着色組成物を用いて得られた塗装アルミ
ニウム板は透明感のある美麗な着色塗膜を有し、その諸
物性は第一表に記述する通り、各種の有機溶剤に浸漬し
ても塗膜内の色素は全く溶出することがない。
これに対しA“〜G″,A″′B″′,D″′で示す如
く本発明以外の着色組成物の耐溶剤性は全く劣る。
又、着色剤として顔料を使用した場合(C″′及びE″
′)は塗膜の硬化が全く不十分であり実用性ある塗膜が
得られなかった。
他の塗膜物性、すなわち塗膜とアルミニウム板間の接着
性が全く予想外に改良されており、極めてすぐれた接着
性を示した。
この接着性の改良と同時に耐屈曲性も全く予想外に改良
されており、塗装アルミニウム板を180℃にくりかえ
し屈曲しても塗膜は全く破壊も剥離も起らず、高い強靭
性を示した。
以上、本発明の着色組成物を、主として金属用塗料の例
をあげて説明したが、その他の基材、例えば紙、木材、
ガラス、その他あらゆる基材に同様なすぐれた効果をも
って適用することができ、また必要に応じて本発明の着
色組成物の粘度を適当にコントロールしたり、必要な副
資材を添加したりして任意に各種の印刷インキ、例えば
グラビア印刷インキ、オフセット印刷インキ、シルクス
クリーン印刷インキ等として自由に使用することができ
る。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 エポキシ基またはイソシアネート基を有する被膜形
    成成分を含有する光硬化性樹脂組成物と、該反応性基と
    反応しうる少なくとも1個の反応性基を有する含金属ア
    ゾ色素からなる光硬化性着色組成物。
JP51034289A 1976-03-31 1976-03-31 光硬化性着色組成物 Expired JPS588401B2 (ja)

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