JPS58897B2 - 精白米の不陶洗加工方法 - Google Patents

精白米の不陶洗加工方法

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JPS58897B2
JPS58897B2 JP54056327A JP5632779A JPS58897B2 JP S58897 B2 JPS58897 B2 JP S58897B2 JP 54056327 A JP54056327 A JP 54056327A JP 5632779 A JP5632779 A JP 5632779A JP S58897 B2 JPS58897 B2 JP S58897B2
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rice
friction
frictional force
washing
bran
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杉晤夫
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、搗精では剥離除去が不充分で、精白米の縦
溝等の凹部に残存する糊粉層および澱粉層表面の微細な
糠を、多量の水を用いる淘洗同様にまで摩耗除糠する精
白米の不淘洗加工方法に関する。
従来の不淘洗加工方法では、搗精では剥離除去できない
で残存する米の縦溝等の凹部の微量の糊粉層および澱粉
層表面の微細な糠を除去しようとした特別な手段を用い
たものはなく、搗精で発生した糠が再付着した付着糠の
除去を主体にしたものに過ぎず、少量の糠が残留して淘
洗しないで炊飯すると飯に糠臭があり、呈色粘弾性も劣
り、微妙な食味を満足させるものは実用化されていない
摩擦式精米方法では装置の摩擦軸の回転によって与えら
れる公転と、米粒の長軸を中心に回転する自転をしなが
ら接触する米粒相互の摩擦により澱粉層の外層の果皮、
種皮、外胚乳、糊粉層よりなる糠層が摩耗されるが、こ
の米粒相互の摩擦では縦溝等凹部の底は凹部より曲面半
径が小さい米粒の凸部以外は接触し得ないから、米粒の
凸部の尖頭が凹部の底に接触して糊粉層を摩耗する機会
は他の部分に比較して極めて少く、摩擦式精米機で通常
の方法で不淘洗加工をしようとすると、大部分の摩擦力
は除糠効果のない無効摩擦となり、米の温度を上昇する
熱の発生に費される結果となり、発生した摩擦熱により
米温か上昇し、澱粉層が変質し、且、乾燥と温度上昇に
よる米粒の表面にひび割れ、胴割れ、砕粒が発生して品
質が劣化し食味の低下は避けられず、不淘洗加工を困難
ならしめる主因となっている。
この発明は、淘洗作業が精白米を水中又は水で濡れた状
態で摩擦する研ぐ作業と、研ぐ作業により分離した糠、
澱粉粒を多量の水で洗う作業より成り、研ぐ作業に於て
、精白米に残存する搗精では除去困難な縦溝等凹部の糊
粉層が水中又は水に濡れた状態で摩擦することにより極
めて容易に除去されることに着目し、糊粉層は、水で湿
潤すると澱粉層より著しく離脱し易くなる性質を利用し
て精白米の表面を濡らした後摩擦することにより、研ぐ
作業と同様な作用を搗精作業で実施して精白米に残存す
る縦溝等凹部の糊粉層を完全に除去する不淘洗加工を可
能ならしめたものである。
この発明は、米粒同志の摩擦、所謂籾粒摩擦により、精
白米の主として縦溝等の凹部に残存する糠層の微少片を
淘洗同様に除去する不淘洗加工に於て、精白米を粘着力
のある水溶液で濡らすと摩擦系数が増大して大きな摩擦
力が働くようになること、前述する淘洗作業で見られる
ように、糠層は水で湿潤すると澱粉層より容易に分離し
やすくなる性質があること、および柔かく粗状の糠層と
硬くて緻密な澱粉層では吸水量吸水速度に大差があって
米粒の表面を少量の水溶液等で湿潤すると、糠層は高含
水率に吸水して澱粉層より一層摩擦系数が増大し、残存
する微細な糠層に局部的に大きな摩擦力が働くようにな
ること、これらの摩擦力と米の性質を綜合的に利用する
ことを発明の要旨の基本とし、且、粒々摩擦で米粒の縦
溝等の四部に残存する糠層の微小片を、凹部の底より曲
面半径の小さい凸部の尖頭が接触する、極めて小さい確
率の機会に、摩擦除糠する為に、米粒の一粒毎の摩擦度
数を増加させて、小確率の摩擦度数を補い、凹部の摩擦
度数を増加させる多数回の搗精工程に於て、搗精を重ね
るに従って米の摩擦系数が低下して摩擦力が減少する現
象を利用し、工程毎に、精米に砕粒の発生、過度の温度
上昇等の品質の劣化のない限度内で順次分銅圧等の搗精
の圧力を逓増することおよび、残存する凹部等の糠層の
微少片に常に所要の大きな摩擦力を局部的に作用させる
ことにより、発明の作用効果を適確にして、不淘洗加工
を可能にしてその目的を達成したものである。
この発明は摩擦力が接触面に働く垂直力に比例し、接触
面の摩擦系数によって定ること、接触面が水等で濡れる
と摩擦系数が増大し、特に粘着力がある水溶液で濡れる
と著しく増大して大きな摩擦力が働くようになること、
および摩耗現象は摩擦力と摩擦度数に比例して摩耗量が
増大すること、これらの摩擦原理を応用したものであっ
て、作用効果はこれらの理論とよく合致するものである
この発明に用いる精米装置は、噴風除糠、遠心除糠いづ
れの除糠方式でもよいが、砕粒の発生の少い軟和に摩擦
力が作用し、全生糠の分離のよいものが望ましい。
添加水量は工程毎に精白米に対して重量比1%以下、好
的には0.2%〜0.6%の範囲内で噴霧して散布し攪
拌して均一に濡らし3分〜5分後に摩擦する。
この発明に使用する水溶液の溶質は、卵白、カゼインナ
トリューム、ゼラチン、等水溶性蛋白質類、D−ソルビ
ット、葡萄糖、デキストローズ、蔗糖等の糖質類等で、
水溶液が粘着力があるものはいづれも効果がある。
これらの溶質は、精白米が精米装置のホッパー内の架橋
現象、ゲル化、高粘度で湿潤不均一等工程上支障のない
範囲内の濃度で使用されるが、糖質類は澱粉層内に滲透
し、摩耗により除去困難で加工後に粘着性が残ることか
あるので、重量比60%以下、好的には一般に20%〜
50%の範囲内が適当である。
又これらの溶質は単体若しくは2種以上の混合物として
使用する。
分銅圧、ばね圧等の圧力、および繰返し工程数は、精米
装置の能力、加工の流量、米の品質等により一定しない
ので夫々の最適条件を選定する必要がある。
加工に使用する精白米は、分銅圧等の圧力が小さく、弱
い摩擦力で搗精した加工中にひび割れ砕粒の発生原因と
なる過度の力が作用していないものがよい成績が得られ
、玄米に粘着力のある水溶液又は水を添加して小垂直力
の摩擦力で搗精したものはよい結果が得られる。
以上のようにこの発明は従来の方法では除去できなかっ
た精白米の縦溝等凹部の糊粉層を完全に除去して、その
目的を達成したもので、水飴等を添加して摩擦する単に
光沢を付与して外観を飾るコーチング米又はその類似の
方法とは、その作用、効果に於て、本質的に相違するも
のである。
53年度茨城県産、日本晴玄米含水率14.6%、2回
搗精歩留90.2%精白米2kgを使用した実施例を次
表に示す。
各実施例共に淘洗しないで炊飯した飯の食味は、淘洗し
て炊飯したものに比較して殆んど差は認められなかった
分銅圧は分銅の位置を定める積杆の12等分の目盛を示
す。
12が最大の圧力となる。
【図面の簡単な説明】
図面は玄米の外観と組織の名称を示すもので第1図は側
面図、第2図は横断面図、第3図は組織の断面を示す拡
大図である。 1・・・・・・縦溝、2・・・・・・側面、3・・・・
・・背部、4・・・・・・腹部、5・・・・・・澱粉層
、6・・・・・・糊粉層、7・・・・・・外胚乳、8・
・・・・・種皮、9・・・・・・果皮。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 摩擦と除糠を同時に行う精米装置で、水溶性蛋白質
    類、d−ソルビット、萄葡糖等の糖類、を溶質とする水
    溶液で精白米を均一に濡らした後、摩擦搗精する小垂直
    力で所要の摩擦力が働く搗精工程を、工程毎に分銅圧等
    の搗精の圧力を逓増して複数回繰返して、米の品質を劣
    化させない限度内の垂直力で所要の摩擦力が働く多回数
    の摩擦力を作用させて、精白米の縦溝等の凹部に残存す
    る糊粉層を除去することを特徴とする精白米の不淘洗加
    工方法。
JP54056327A 1979-05-10 1979-05-10 精白米の不陶洗加工方法 Expired JPS58897B2 (ja)

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JPS561863A JPS561863A (en) 1981-01-10
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JPS6292144U (ja) * 1985-11-30 1987-06-12

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JPS561863A (en) 1981-01-10

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