JPS58927B2 - オ−ステナイト系ステンレス鋼管の曲げ加工方法 - Google Patents
オ−ステナイト系ステンレス鋼管の曲げ加工方法Info
- Publication number
- JPS58927B2 JPS58927B2 JP53019763A JP1976378A JPS58927B2 JP S58927 B2 JPS58927 B2 JP S58927B2 JP 53019763 A JP53019763 A JP 53019763A JP 1976378 A JP1976378 A JP 1976378A JP S58927 B2 JPS58927 B2 JP S58927B2
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- Japan
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- bending
- steel pipe
- tube
- heating
- pipe
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- Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はオーステナイト系ステンレス鋼管を曲げ加工す
る方法及びその装置に関するものである。
る方法及びその装置に関するものである。
オーステナイト系ステンレス鋼管は原子カプラント、火
力プラントをはじめ、石油化学その他のプラントで多用
されているが、配管の溶接部特に曲り部分の溶接部が高
温高圧の蒸気によって腐食され易いとい5問題点がある
。
力プラントをはじめ、石油化学その他のプラントで多用
されているが、配管の溶接部特に曲り部分の溶接部が高
温高圧の蒸気によって腐食され易いとい5問題点がある
。
この問題点を解決するために、従来は、
1)局部的な溶体化処理を行なう。
2)溶接部に特殊な熱処理例えば、内面を冷却しながら
外面から強熱し、肉厚の内外に急激な温度勾配を起させ
て、溶接部ならびにその付近の管内面に圧縮応力を残留
させるような熱処理を行なう。
外面から強熱し、肉厚の内外に急激な温度勾配を起させ
て、溶接部ならびにその付近の管内面に圧縮応力を残留
させるような熱処理を行なう。
3)溶接時に特殊な溶接法例えば管内面に特殊合金を肉
盛してから溶接する方法により溶接する。
盛してから溶接する方法により溶接する。
などの対策が講じられているが、万全を期するためには
、1)と2)、または3)と2)の処理を施す必要があ
るので、極めてコスト高となる。
、1)と2)、または3)と2)の処理を施す必要があ
るので、極めてコスト高となる。
このようにオーステナイト系ステンレス鋼管の配管がコ
スト高になる原因は、配管中に曲管部を形成する場合、
溶接により曲管な製作するからであり、従来、比較的大
径厚肉のステンレス鋼管を小さな相対半径で且つ肉厚を
減少させず、然も金属組織を改善しながら曲げ加工する
ことかできなかった事情から考えれば、止むを得なかっ
たのである。
スト高になる原因は、配管中に曲管部を形成する場合、
溶接により曲管な製作するからであり、従来、比較的大
径厚肉のステンレス鋼管を小さな相対半径で且つ肉厚を
減少させず、然も金属組織を改善しながら曲げ加工する
ことかできなかった事情から考えれば、止むを得なかっ
たのである。
然し乍ら、前記曲げ加工が可能となれば、産業上極めて
有用である。
有用である。
本発明は上記のような見地から、比較的大径厚肉のステ
ンレス鋼管を小さな相対半径で且つ肉厚を減少させず、
然も金属組織を改善しながら曲げ加工できる方法を提供
することを目的としてなされたもので、その方法の構成
は、オーステナイト系ステンレス鋼管を誘導加熱又はガ
スバーナ等の加熱手段によって狭幅の環状帯域に均一に
加熱しながら該加熱帯域を彩管の長手方向に相対的に除
徐に移動させつつ該帯域に曲げモーメントを作用させて
曲げ加工する方法において、曲げ加工前に前記鋼管に付
着している熱脆性を促進する異物を除去した後、曲げの
中立軸に対して前記鋼管の最外側の肉厚減少をゼロ又は
略ゼロとするのに充分な圧縮力を、前記鋼管の曲げ加工
すべき部分の先端側に該鋼管の移動方向とは逆向きの力
を加えることにより、前記加熱帯域に加え、且つ、前記
加熱帯域を該鋼管の内面から冷却して前記鋼管内面に圧
縮応力を残留させることを特徴とするものであり、また
、その装置の構成は、曲げ加工すべきオーステナイト系
ステンレス鋼管を狭幅の環状帯域に加熱する誘導加熱又
はガスバーナ等による加熱装置と、該加熱装置を前記管
に対して相対的に移動させる装置と、前記管の加熱帯域
に曲げモーメントを与え且つ彩管を曲げる装置と、前記
の曲げの際に曲げの中立軸に対し前記管の最外側の肉厚
減少をゼロ又は略ゼロとするのに充分な圧縮力を前記管
の加熱帯域に加える装置と、前記加熱帯域を前記管の内
面から環状に且つ連続的に急冷する冷却装置とから成る
ことを特徴とするものである。
ンレス鋼管を小さな相対半径で且つ肉厚を減少させず、
然も金属組織を改善しながら曲げ加工できる方法を提供
することを目的としてなされたもので、その方法の構成
は、オーステナイト系ステンレス鋼管を誘導加熱又はガ
スバーナ等の加熱手段によって狭幅の環状帯域に均一に
加熱しながら該加熱帯域を彩管の長手方向に相対的に除
徐に移動させつつ該帯域に曲げモーメントを作用させて
曲げ加工する方法において、曲げ加工前に前記鋼管に付
着している熱脆性を促進する異物を除去した後、曲げの
中立軸に対して前記鋼管の最外側の肉厚減少をゼロ又は
略ゼロとするのに充分な圧縮力を、前記鋼管の曲げ加工
すべき部分の先端側に該鋼管の移動方向とは逆向きの力
を加えることにより、前記加熱帯域に加え、且つ、前記
加熱帯域を該鋼管の内面から冷却して前記鋼管内面に圧
縮応力を残留させることを特徴とするものであり、また
、その装置の構成は、曲げ加工すべきオーステナイト系
ステンレス鋼管を狭幅の環状帯域に加熱する誘導加熱又
はガスバーナ等による加熱装置と、該加熱装置を前記管
に対して相対的に移動させる装置と、前記管の加熱帯域
に曲げモーメントを与え且つ彩管を曲げる装置と、前記
の曲げの際に曲げの中立軸に対し前記管の最外側の肉厚
減少をゼロ又は略ゼロとするのに充分な圧縮力を前記管
の加熱帯域に加える装置と、前記加熱帯域を前記管の内
面から環状に且つ連続的に急冷する冷却装置とから成る
ことを特徴とするものである。
本来、オーステナイト系ステンレス鋼管を誘導加熱等に
よって急熱、急冷しながら曲げ加工すれば、曲げと同時
に溶体化処理をも施し得ることが知られているが、これ
には熱脆性割れという問題がある。
よって急熱、急冷しながら曲げ加工すれば、曲げと同時
に溶体化処理をも施し得ることが知られているが、これ
には熱脆性割れという問題がある。
この熱脆性割れは管の表面に付着したアルミニウム、亜
鉛、銅などの異物が、管の加熱時、高熱下に地金に浸透
して微細な割れを生じる現象で、これを防止する方法と
して、予め管の表面を研磨し、異物を取り除いて地金へ
の拡散を防ぐと共に微少な傷をも除去して応力集中をな
くすようにしてから曲げ加工する方法が考えられ、既に
特願昭52−127607号として特許出願中である。
鉛、銅などの異物が、管の加熱時、高熱下に地金に浸透
して微細な割れを生じる現象で、これを防止する方法と
して、予め管の表面を研磨し、異物を取り除いて地金へ
の拡散を防ぐと共に微少な傷をも除去して応力集中をな
くすようにしてから曲げ加工する方法が考えられ、既に
特願昭52−127607号として特許出願中である。
この方法は前記の熱脆性割れを殆んど回避することがで
きて、極めて有効であるが、稀にはなお割れが発生する
ことがあるので、更に研究を重ねたところ、熱脆性割れ
は曲げの中立軸付近ないしその内側には発生せず、専ら
曲げ外側の引張し力下で塑性変形が行なわれる範囲に限
られていることを確認すると共に管の加熱帯域にその前
後から強力な圧縮力を加えながら曲げれば熱脆性割れを
防止できることを知得し、本発明を完成したのである。
きて、極めて有効であるが、稀にはなお割れが発生する
ことがあるので、更に研究を重ねたところ、熱脆性割れ
は曲げの中立軸付近ないしその内側には発生せず、専ら
曲げ外側の引張し力下で塑性変形が行なわれる範囲に限
られていることを確認すると共に管の加熱帯域にその前
後から強力な圧縮力を加えながら曲げれば熱脆性割れを
防止できることを知得し、本発明を完成したのである。
而して、上記のように加熱帯域に強力な圧縮力を加える
と、肉厚の減少を防止できるので、二重の利益があるし
、また加熱帯域の急冷によって、溶体化処理をも同時に
施すことができる。
と、肉厚の減少を防止できるので、二重の利益があるし
、また加熱帯域の急冷によって、溶体化処理をも同時に
施すことができる。
更に本発明方法の曲げ加工方法において、管の加熱帯域
をその内面から冷却すれば、管の内面に圧縮応力を残留
させることができるので、製品の、高温水や蒸気に対す
る耐食性が増大する。
をその内面から冷却すれば、管の内面に圧縮応力を残留
させることができるので、製品の、高温水や蒸気に対す
る耐食性が増大する。
次に本発明方法を実施するための装置を図に拠り説明す
る。
る。
第1図は管の加熱帯域に充分強大な圧縮力をかけて減肉
を防止しながら曲げ加工する、特願昭52−73337
号として特許出願中の装置の実施例の一つを利用し、曲
げ れる管の加熱帯域を彩管の内面から冷却する装置を
付設した本発明装置の一例である。
を防止しながら曲げ加工する、特願昭52−73337
号として特許出願中の装置の実施例の一つを利用し、曲
げ れる管の加熱帯域を彩管の内面から冷却する装置を
付設した本発明装置の一例である。
即ち、図において、1は曲げ加工すべきオーステナイト
系ステンレス鋼管、2はその曲り部、3は管1の一端部
を把持するクランプ、4は該クランプ3を固定し且つ曲
げ中心軸5を中心として回転可能な曲げ腕で、軸5の両
側には鎖車6が固定されている。
系ステンレス鋼管、2はその曲り部、3は管1の一端部
を把持するクランプ、4は該クランプ3を固定し且つ曲
げ中心軸5を中心として回転可能な曲げ腕で、軸5の両
側には鎖車6が固定されている。
7は環状の誘導子から成る加熱装置、8は高周波トラン
スであるが、加熱装置7には環状のガスバーナを用いて
もよい。
スであるが、加熱装置7には環状のガスバーナを用いて
もよい。
9は管1他端を把持固定するクランプで、台車10上に
固定されているが、必要に応じては台車10の進行方向
に対して直角且つ水平なピボットによって連結するよう
にしてもよい。
固定されているが、必要に応じては台車10の進行方向
に対して直角且つ水平なピボットによって連結するよう
にしてもよい。
11は管1を挾んでその両側に配設した油圧シリンダで
、それらのピストン杆12にチェーン13の一端を接続
し、該チェーン13の他端を前記鎖車6にそれぞれ巻き
かけて鎖車6を強力に引張るようになっている。
、それらのピストン杆12にチェーン13の一端を接続
し、該チェーン13の他端を前記鎖車6にそれぞれ巻き
かけて鎖車6を強力に引張るようになっている。
14は台車100車輪、15は該車輪14を載せるレー
ル、16は基台で先端に冷却用ジャケット18を取附け
た送水管17を、前記ジャケット18が適正な位置に在
るように支持すると共に該送水管17に冷却水を供給す
る役割をも果す。
ル、16は基台で先端に冷却用ジャケット18を取附け
た送水管17を、前記ジャケット18が適正な位置に在
るように支持すると共に該送水管17に冷却水を供給す
る役割をも果す。
以上により本発明装置の一例が構成されるが、この装置
において、軸5の中心をO9管1の中心軸をXX′、鎖
車6のピッチ円の半径をr、中心0から直線X−X′
までの距離をR、、R−r=lとし、油圧シリンダ11
は直線X−X′からlの距離に位置させるものとする。
において、軸5の中心をO9管1の中心軸をXX′、鎖
車6のピッチ円の半径をr、中心0から直線X−X′
までの距離をR、、R−r=lとし、油圧シリンダ11
は直線X−X′からlの距離に位置させるものとする。
而して、上記装置は加熱装置7により管1をその外側か
ら狭幅に高温加熱し乍ら、油圧シリンダ11によりチェ
ーン13を引張る一方、管1の加熱帯域を冷却用ジャケ
ット18から噴射される冷加水により冷却し乍ら管1を
曲げ加工するのであるが、この曲げ加工において、管1
に曲げを起させるための引張力なPとすると、 Pl=M となる。
ら狭幅に高温加熱し乍ら、油圧シリンダ11によりチェ
ーン13を引張る一方、管1の加熱帯域を冷却用ジャケ
ット18から噴射される冷加水により冷却し乍ら管1を
曲げ加工するのであるが、この曲げ加工において、管1
に曲げを起させるための引張力なPとすると、 Pl=M となる。
ここで、Mは管1の加熱帯域において曲げを起すのに要
するモーメントであって、上式から、 となる。
するモーメントであって、上式から、 となる。
即ち、rがRに近くなるように鎖車6の径を大きくして
行くと、Pは極めて大きな力になり、その圧縮力によっ
て管1の曲げ外側の肉厚減少を完全に父は略完全に防止
できるし、また従来は管1の加熱帯域の冷却を管1の外
側から行なっていたため、管1の内面に引張応力が残留
していたのに対して、前記冷却を管1の内面から行なう
ことにより管1の内面に残留する応力は圧縮応力となる
ため、前述のように製品の、高温水や蒸気に対する耐食
性を増大させることができる。
行くと、Pは極めて大きな力になり、その圧縮力によっ
て管1の曲げ外側の肉厚減少を完全に父は略完全に防止
できるし、また従来は管1の加熱帯域の冷却を管1の外
側から行なっていたため、管1の内面に引張応力が残留
していたのに対して、前記冷却を管1の内面から行なう
ことにより管1の内面に残留する応力は圧縮応力となる
ため、前述のように製品の、高温水や蒸気に対する耐食
性を増大させることができる。
一般の炭素鋼やクロム鋼、モリブデン鋼などの鋼管では
前記の曲げ加工時に加熱帯域を管の内面から冷却しても
内面の残留応力が必ずしも圧縮応力になるとは限らず、
熱履歴によって引張応力にも圧縮応力にもなるが、これ
は変態並にマルテンサイト生成の体積変化と熱による体
積変化の大小関係によるものである。
前記の曲げ加工時に加熱帯域を管の内面から冷却しても
内面の残留応力が必ずしも圧縮応力になるとは限らず、
熱履歴によって引張応力にも圧縮応力にもなるが、これ
は変態並にマルテンサイト生成の体積変化と熱による体
積変化の大小関係によるものである。
然し、オーステナイト系ステンレス鋼は急冷しても変態
しないので、内面から急冷すれば、必らず内面に残留す
る応力は圧縮応力になるのである。
しないので、内面から急冷すれば、必らず内面に残留す
る応力は圧縮応力になるのである。
而して、前述の圧縮の効果は、前記の肉厚減少即ち減肉
を防止するだけに止まらず、管の前述のような熱間的げ
において生じる偏平現象を極めて小さくする効果もあり
、またオーステナイト系ステンレス鋼の重大な欠点の一
つである熱脆性を緩和することに注目すべきである。
を防止するだけに止まらず、管の前述のような熱間的げ
において生じる偏平現象を極めて小さくする効果もあり
、またオーステナイト系ステンレス鋼の重大な欠点の一
つである熱脆性を緩和することに注目すべきである。
即ち、この熱脆性は、前述のように、管に付着したアル
ミニウム、亜鉛、鋼などの異物が高温下でオーステナイ
ト系ステンレスの地金に浸透して微少なヘヤークラック
を起すものであるが、曲げ加工中引張に、力を受けない
部分には決して発生しないので、オーステナイト系ステ
ンレス鋼管の曲げ加工に際し、予め管をよく研磨して前
記異物を除去し、曲げ加工時には上記のように管に圧縮
力をかけることによって、製品の熱脆性割れを完全に防
止できることが確認できたのである。
ミニウム、亜鉛、鋼などの異物が高温下でオーステナイ
ト系ステンレスの地金に浸透して微少なヘヤークラック
を起すものであるが、曲げ加工中引張に、力を受けない
部分には決して発生しないので、オーステナイト系ステ
ンレス鋼管の曲げ加工に際し、予め管をよく研磨して前
記異物を除去し、曲げ加工時には上記のように管に圧縮
力をかけることによって、製品の熱脆性割れを完全に防
止できることが確認できたのである。
なお、上記の圧縮力は管の軸方向にかげるのであるが、
円周方向にも圧縮力として作用し、円周方向の引張応力
をも緩和することは当然である。
円周方向にも圧縮力として作用し、円周方向の引張応力
をも緩和することは当然である。
第2図は管1の曲り部2のみならず、その前後の直管部
をも連続して均一に熱処理して、曲げと直管部との間の
境界の金属組織に鋭敏化等の不都合が生じず、然も直管
部までその内面に圧縮応力を残留させるように曲げ加工
する方法を実施するための装置とその作業工程を示すも
ので、a、b。
をも連続して均一に熱処理して、曲げと直管部との間の
境界の金属組織に鋭敏化等の不都合が生じず、然も直管
部までその内面に圧縮応力を残留させるように曲げ加工
する方法を実施するための装置とその作業工程を示すも
ので、a、b。
c、dはそれぞれ熱処理開始、曲げ開始、曲げ終り、熱
処理路りの状態を示すものであり、図中、第1図と同一
符号のものは同一機能を果すものを示し、また図を分り
易くするために、第1図の油圧シリンダ11を省略し、
その代りに矢印13でチェーン13に前述の引張力Pが
作用していることを示す。
処理路りの状態を示すものであり、図中、第1図と同一
符号のものは同一機能を果すものを示し、また図を分り
易くするために、第1図の油圧シリンダ11を省略し、
その代りに矢印13でチェーン13に前述の引張力Pが
作用していることを示す。
更に第2図においては、管1の後端側のクランプ9は固
定台20にガイド19により滑動、固定自在に係合され
ていて、熱処理開始から曲げ終りまでは固定され、曲げ
終り後熱処理を続ける場合は固定から解放されて、後退
され得るようになっている。
定台20にガイド19により滑動、固定自在に係合され
ていて、熱処理開始から曲げ終りまでは固定され、曲げ
終り後熱処理を続ける場合は固定から解放されて、後退
され得るようになっている。
また曲げ腕4は受は台21に軸5により回転可能に取附
けられ、受は台21はレール22上に載せられて固定台
20に向は移動可能で、加熱装置7は図示しない油圧シ
リンダの作用により移動する、該受は台21の移動に並
行して移動できるようになっており、一方、冷却用ジャ
ケット18を取附けた送水管17は、これを台車16a
に装着し、台車16aは加熱装置7と並行してレール2
2上を移動できるようになっている。
けられ、受は台21はレール22上に載せられて固定台
20に向は移動可能で、加熱装置7は図示しない油圧シ
リンダの作用により移動する、該受は台21の移動に並
行して移動できるようになっており、一方、冷却用ジャ
ケット18を取附けた送水管17は、これを台車16a
に装着し、台車16aは加熱装置7と並行してレール2
2上を移動できるようになっている。
而して、第2図々示の装置の作用を工程に従って説明す
れば、次の通りである。
れば、次の通りである。
aは熱処理開始の状態で、このとき、加熱装置7と冷却
用ジャケット18は徐々に図の左方へ移動しているが、
クランプ3は未だ管1の先端部に達していない。
用ジャケット18は徐々に図の左方へ移動しているが、
クランプ3は未だ管1の先端部に達していない。
この状態から前記移動が進行してbの状態となりクラン
プ3が管1の先端部を把持する位置に達したら、該クラ
ンプ3により管1の先端部を把持せしめて曲げを開始す
るのであるが、クランプ3はチェーン13によりレバー
長1=R−r(第1図と同様)によって引張られるので
、曲げモーメントが発生し、管1の加熱帯域において曲
げが発生する結果、鎖車6が時計方向に回転し、受台2
1はチェーン13の引張り速度より大きな速度で左方に
移動する。
プ3が管1の先端部を把持する位置に達したら、該クラ
ンプ3により管1の先端部を把持せしめて曲げを開始す
るのであるが、クランプ3はチェーン13によりレバー
長1=R−r(第1図と同様)によって引張られるので
、曲げモーメントが発生し、管1の加熱帯域において曲
げが発生する結果、鎖車6が時計方向に回転し、受台2
1はチェーン13の引張り速度より大きな速度で左方に
移動する。
このときの管1にかかる締力は第1図の場合と同様であ
るが、この大きな荷重は鎖車6から直接曲げ腕4、クラ
ンプ3を介して管の曲げ部2、管1に伝わり、左方のク
ランプ9、油圧シリンダ、ピストン杆、チェーン13を
経由して一巡し、完全にバランスしてしまうので、軸5
、受は台21に作用しないから、受は台21は曲げの進
行と共に滑かに左方へ移動する。
るが、この大きな荷重は鎖車6から直接曲げ腕4、クラ
ンプ3を介して管の曲げ部2、管1に伝わり、左方のク
ランプ9、油圧シリンダ、ピストン杆、チェーン13を
経由して一巡し、完全にバランスしてしまうので、軸5
、受は台21に作用しないから、受は台21は曲げの進
行と共に滑かに左方へ移動する。
こうして曲げが終了し、Cの状態になったら、油圧シリ
ンダを停止して、緩やかに圧力をゼロに低下させるが、
加熱装置7及び冷却用ジャケット18はこれらを前記と
同一速度で移動させ続け、熱処理を続行する。
ンダを停止して、緩やかに圧力をゼロに低下させるが、
加熱装置7及び冷却用ジャケット18はこれらを前記と
同一速度で移動させ続け、熱処理を続行する。
この熱処理が次第に進行し、加熱装置7と冷却用ジャケ
ット18がクランプ9に近づいてきたらクランプ9を支
持案内するガイド19を緩めて該クランプ9を後退させ
、dのように加熱装置7と冷却用ジャケット18が管1
の左方に出外れ得るようにしたところで熱処理を終了す
るのである。
ット18がクランプ9に近づいてきたらクランプ9を支
持案内するガイド19を緩めて該クランプ9を後退させ
、dのように加熱装置7と冷却用ジャケット18が管1
の左方に出外れ得るようにしたところで熱処理を終了す
るのである。
伺、図中、23は受げローラで、曲げ始めは管1の一端
を支持し、曲げ進行中は左方へ移動し、曲げ終り時にC
のように下方へ下がり、加熱装置1等の通過を待って再
び管1を支持する。
を支持し、曲げ進行中は左方へ移動し、曲げ終り時にC
のように下方へ下がり、加熱装置1等の通過を待って再
び管1を支持する。
上記装置は本発明方法を実施するための最も好ましい例
であるが、第1図の鎖車の代りに多角形のガイドを用い
てもよく、その多角形の辺の数はこれを極端に減らした
ようなものでもよい。
であるが、第1図の鎖車の代りに多角形のガイドを用い
てもよく、その多角形の辺の数はこれを極端に減らした
ようなものでもよい。
更に、前記鎖車の半径を曲げ半径より大きくして、それ
を固定端から引張ると同時に中心軸5を管1と平行に引
張ることを加味してもよい。
を固定端から引張ると同時に中心軸5を管1と平行に引
張ることを加味してもよい。
また、管1の加熱帯域に圧縮力をかける方法として、第
3図々示のように曲げ腕3にブレーキをかけて管1の後
端から強力に押すようにしてもよく、一方、第4図々示
のように管1の両端間に引張部材を張ってもよい。
3図々示のように曲げ腕3にブレーキをかけて管1の後
端から強力に押すようにしてもよく、一方、第4図々示
のように管1の両端間に引張部材を張ってもよい。
即ち、第3図において、24はそのピストン杆25の先
端にチェーン13を接続したブレーキ用の油圧シリンダ
、26.27は曲げ加工時反力を受けるローラ、28は
曲げ腕4に固定しそのピストン杆29の先端に当金30
を設けた油圧シリンダで、管1の後端から圧力P′をか
けて鎖管1を押し曲げる際に油圧シリンダ24によりチ
ェーン13を引張して管1に圧縮力pbをかける一方、
油圧シリンダ28により当金30を介して管10曲り部
2を中心Oに向は押圧し、核的り部2が強大な圧力P′
により過度に変形しないようにするのであるが、この当
金30は第1図及び第2図の装置にも付設することが望
ましい。
端にチェーン13を接続したブレーキ用の油圧シリンダ
、26.27は曲げ加工時反力を受けるローラ、28は
曲げ腕4に固定しそのピストン杆29の先端に当金30
を設けた油圧シリンダで、管1の後端から圧力P′をか
けて鎖管1を押し曲げる際に油圧シリンダ24によりチ
ェーン13を引張して管1に圧縮力pbをかける一方、
油圧シリンダ28により当金30を介して管10曲り部
2を中心Oに向は押圧し、核的り部2が強大な圧力P′
により過度に変形しないようにするのであるが、この当
金30は第1図及び第2図の装置にも付設することが望
ましい。
また、第4図において、31は台車10に定着し管1の
後端部を支持するテールクランプ32は該クランプ31
に遊挿した螺杵33は該螺杵32に螺合するナツトで、
螺杵32の先端部と曲げ腕4とにチェーン34を張架し
、曲げに際してはナツト33を締付けて該チェーン34
を緊張する。
後端部を支持するテールクランプ32は該クランプ31
に遊挿した螺杵33は該螺杵32に螺合するナツトで、
螺杵32の先端部と曲げ腕4とにチェーン34を張架し
、曲げに際してはナツト33を締付けて該チェーン34
を緊張する。
35.36はフレームFに配設した鎖車で、これら鎖車
にチェーン13を掛回し、該チェーン130両端を台車
100両側に固定してあり、鎖車あを時計方向に回転す
るように駆動すれば、管1に推力が与えられるようにな
っている。
にチェーン13を掛回し、該チェーン130両端を台車
100両側に固定してあり、鎖車あを時計方向に回転す
るように駆動すれば、管1に推力が与えられるようにな
っている。
而して、この図の場合、管1の曲げ外側にチェーン34
が張架されるので、加熱装置7には冷却ノズルを一体に
具えたものを用い、管1をその内面から加熱、冷却する
ようにするようにし、加熱装置7に誘導子を用いた場合
、送水管17に高周波トランス8からの導体37を内蔵
させる。
が張架されるので、加熱装置7には冷却ノズルを一体に
具えたものを用い、管1をその内面から加熱、冷却する
ようにするようにし、加熱装置7に誘導子を用いた場合
、送水管17に高周波トランス8からの導体37を内蔵
させる。
尚、前記チェーン13は第1,2図の場合と同様に油圧
シリンダで引張るようにしてもよい。
シリンダで引張るようにしてもよい。
上記の装置においては、前述のように鎖車35を駆動し
管1に推力を与えて鎖管1を推進する一方、チェーン3
4により鎖管1に圧縮力をかけながら、曲げ加工するよ
うになっているので、加熱装置7に付設した冷却ノズル
による内面冷却と相俟って、第1図乃至第3図の場合と
同様の曲げ加工を行なうことができる。
管1に推力を与えて鎖管1を推進する一方、チェーン3
4により鎖管1に圧縮力をかけながら、曲げ加工するよ
うになっているので、加熱装置7に付設した冷却ノズル
による内面冷却と相俟って、第1図乃至第3図の場合と
同様の曲げ加工を行なうことができる。
尚、本発明における加熱方法は、管が薄肉の場合は内外
いずれの面からでもよく、厚肉の場合には内外両面から
加熱するのがよい場合がある。
いずれの面からでもよく、厚肉の場合には内外両面から
加熱するのがよい場合がある。
また溶体化処理と残留応力処理のための冷却速度を適当
に保つために内面冷却の位置から少し遅れた位置で外面
からも冷却し、そのずれを調節することが望ましい。
に保つために内面冷却の位置から少し遅れた位置で外面
からも冷却し、そのずれを調節することが望ましい。
本発明は上述の通りであって、オーステナイト系ステン
レス鋼管を加熱手段によって狭幅の環状帯域に均一に又
は略均−に加熱しながら該加熱帯域な鎖管の長手方向に
相対的に徐々に移動させつつ該帯域に曲げモーメントを
作用させて曲げ加工するに際し、曲げの中立軸に対して
管の最外側の肉厚減少をゼロ又は略ゼロにするのに充分
な圧縮力を前記加熱帯域に加えるようにしたから、曲げ
加工された前記オーステナイト系ステンレス鋼管は曲げ
外側の肉厚が殆んど減少しないばかりでなく、熱脆性割
れ等の欠陥のない曲げ加工を行なうことができ、また前
記加熱帯域を管の内面から冷却することにより管の内面
に残留する応力を圧縮応力にすれば、高温水又は蒸気に
対する耐食性が増大し、更に曲げ部のみならず直管部ま
で前記と同様に加熱、冷却することにより管全体を熱処
理すれば、溶体化処理が施されて、全体として高温水又
は蒸気に対する耐食性の大きい管となる。
レス鋼管を加熱手段によって狭幅の環状帯域に均一に又
は略均−に加熱しながら該加熱帯域な鎖管の長手方向に
相対的に徐々に移動させつつ該帯域に曲げモーメントを
作用させて曲げ加工するに際し、曲げの中立軸に対して
管の最外側の肉厚減少をゼロ又は略ゼロにするのに充分
な圧縮力を前記加熱帯域に加えるようにしたから、曲げ
加工された前記オーステナイト系ステンレス鋼管は曲げ
外側の肉厚が殆んど減少しないばかりでなく、熱脆性割
れ等の欠陥のない曲げ加工を行なうことができ、また前
記加熱帯域を管の内面から冷却することにより管の内面
に残留する応力を圧縮応力にすれば、高温水又は蒸気に
対する耐食性が増大し、更に曲げ部のみならず直管部ま
で前記と同様に加熱、冷却することにより管全体を熱処
理すれば、溶体化処理が施されて、全体として高温水又
は蒸気に対する耐食性の大きい管となる。
従って、本発明方法は原子カプラント、火力プラントそ
の他の高温、高圧部に用いるオーステナイト系ステンレ
ス鋼管の曲げ加工方法として好適であり、またその装置
は比較的軽量で簡易に製造できる。
の他の高温、高圧部に用いるオーステナイト系ステンレ
ス鋼管の曲げ加工方法として好適であり、またその装置
は比較的軽量で簡易に製造できる。
第1図は本発明装置の一例の正面図、第2図は同別個装
置の工程順の正面図で、aは熱処理開始時、同すは曲げ
開始時、同Cは曲げ終り時、同dは熱処理路り時を示す
ものであり、第3図及び第4図は曲げ加工時管に圧縮力
をかける方法の別個を示す説明図である。 1・・・曲げ加工すべきオーステナイト系ステンレス鋼
管、2・・・曲り部、3・・・クランプ、4・・・曲げ
腕、5・・・中水軸、6・・・鎖車、7・・・加熱装置
、9・・・クランプ、10・・・台車、11・・・油圧
シリンダ、12・・・ピストン杆、13・・・チェーン
、14・・・車輪、15・・・レール、16・・・基台
、16a・・・台車、17・・・送水管、18・・・冷
却用ジャケット、19・・・ガイド、20・・・固定台
、21・・・受は台、22・・・レール、23・・・受
はローラ。
置の工程順の正面図で、aは熱処理開始時、同すは曲げ
開始時、同Cは曲げ終り時、同dは熱処理路り時を示す
ものであり、第3図及び第4図は曲げ加工時管に圧縮力
をかける方法の別個を示す説明図である。 1・・・曲げ加工すべきオーステナイト系ステンレス鋼
管、2・・・曲り部、3・・・クランプ、4・・・曲げ
腕、5・・・中水軸、6・・・鎖車、7・・・加熱装置
、9・・・クランプ、10・・・台車、11・・・油圧
シリンダ、12・・・ピストン杆、13・・・チェーン
、14・・・車輪、15・・・レール、16・・・基台
、16a・・・台車、17・・・送水管、18・・・冷
却用ジャケット、19・・・ガイド、20・・・固定台
、21・・・受は台、22・・・レール、23・・・受
はローラ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 オーステナイト系ステンレス鋼管を誘導加熱又はガ
スバーナ等の加熱手段によって狭幅の環状。 帯域に均一に又は略均−に加熱しながら該加熱帯域を彩
管の長手方向に相対的に徐々に移動させつつ該帯域に曲
げモーメントを作用させて曲げ加工する方法において、
曲げ加工前に前記鋼管に付着している熱脆性を促進する
異物を除去した後、曲げの中立軸に対して前記鋼管の最
外側の肉厚減少をゼロ又は略ゼロとするのに充分な圧縮
力を、前記鋼管の曲げ加工すべき部分の先端側に該鋼管
の移動方向とは逆向きの力を加えることにより、前記加
熱帯域に加え、且つ、前記加熱帯域な該鋼管の内面から
冷却して前記鋼管内面に圧縮応力を残留させることを特
徴とするオーステナイト系ステンレス鋼管の曲げ加工方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP53019763A JPS58927B2 (ja) | 1978-02-24 | 1978-02-24 | オ−ステナイト系ステンレス鋼管の曲げ加工方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP53019763A JPS58927B2 (ja) | 1978-02-24 | 1978-02-24 | オ−ステナイト系ステンレス鋼管の曲げ加工方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS54112769A JPS54112769A (en) | 1979-09-03 |
| JPS58927B2 true JPS58927B2 (ja) | 1983-01-08 |
Family
ID=12008368
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP53019763A Expired JPS58927B2 (ja) | 1978-02-24 | 1978-02-24 | オ−ステナイト系ステンレス鋼管の曲げ加工方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58927B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009012062A (ja) * | 2007-07-06 | 2009-01-22 | Dai Ichi High Frequency Co Ltd | 金属管の曲げ加工装置および曲管部を備えた金属管の製造方法 |
| JP5784378B2 (ja) * | 2011-06-14 | 2015-09-24 | 第一高周波工業株式会社 | 金属管の曲げ加工装置 |
| JP5784387B2 (ja) * | 2011-06-28 | 2015-09-24 | 第一高周波工業株式会社 | 金属管の曲げ加工装置 |
| JP6436564B2 (ja) * | 2014-09-11 | 2018-12-12 | 第一高周波工業株式会社 | 曲げ金属条材の製造方法 |
| JP2016055334A (ja) * | 2014-09-11 | 2016-04-21 | 第一高周波工業株式会社 | 曲げ金属条材の製造方法 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5110834A (ja) * | 1974-07-17 | 1976-01-28 | Nippon Zeon Co | Sementoyokonwazai |
| JPS52150768A (en) * | 1976-06-11 | 1977-12-14 | Daiichi Koshuha Kogyo Kk | Method and device for preventing thickness reduction in bend processing of long material |
-
1978
- 1978-02-24 JP JP53019763A patent/JPS58927B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS54112769A (en) | 1979-09-03 |
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