JPS5893867A - 摺動部材 - Google Patents

摺動部材

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JPS5893867A
JPS5893867A JP56190919A JP19091981A JPS5893867A JP S5893867 A JPS5893867 A JP S5893867A JP 56190919 A JP56190919 A JP 56190919A JP 19091981 A JP19091981 A JP 19091981A JP S5893867 A JPS5893867 A JP S5893867A
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cast iron
high chromium
chromium cast
weight
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Akira Harayama
原山 章
Toru Nakahora
中洞 透
Makoto Yamazaki
誠 山崎
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Teikoku Piston Ring Co Ltd
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    • C23COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
    • C23CCOATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL BY DIFFUSION INTO THE SURFACE, BY CHEMICAL CONVERSION OR SUBSTITUTION; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL
    • C23C4/00Coating by spraying the coating material in the molten state, e.g. by flame, plasma or electric discharge
    • C23C4/04Coating by spraying the coating material in the molten state, e.g. by flame, plasma or electric discharge characterised by the coating material
    • C23C4/06Metallic material
    • C23C4/067Metallic material containing free particles of non-metal elements, e.g. carbon, silicon, boron, phosphorus or arsenic

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は内燃機関等の摺動部材に関するものであシ、さ
らに詳しく述べるならば相手材としてのシリンダ(シリ
ンダスリーブ、シリンダライナを含む、以下同じ)との
相性の良い内燃機関のピストンリングに関するものであ
る。
従来、内燃機関のピストンリング等の摺動部材に対して
は、その基材である鋳鉄等に種々の表面処理を施こして
摺動初期性能(なじみ性)及び長期に摺動された際の耐
久性を向上させている。その代表的なものとして硬質ク
ロムめっき及びM。
溶射被覆を施し友ピストンリングが挙げられるが、何れ
も一長一短があって、近年内燃機関等に昧せられる高度
な要求を充すには至っていない、即ち、硬質クロムめっ
きは耐摩耗性は優れておシ、ピストンリングの摩耗量を
低下させる利点はあるが、耐焼付性に劣るので内燃機関
尋が負荷が増大した場合焼付を生じ結果的に扛摩耗量が
異常に多くなるという欠点がある。さらに、硬質クロム
めっきの高硬fはその特有な電着組織によるものでちゃ
、高温高負荷の内燃機関運転条件下においては硬度低下
が著しく、その耐摩耗性は劣化する。また、高鉛ガソリ
ン使用機関、ディーゼル機関等においてば、アブレーシ
ブな燃焼生成物によっても硬質クロムめっきピストンリ
ングの摩耗が促進され、安定した寿命を期待することが
できない。一方、Mo溶射被覆は硬質クロムめっき被覆
に較べて耐焼付体の面では優れているが、耐アブレーシ
ブ摩耗に対しては劣っている。
さらに、従来、ピストンリング等の耐摩耗性及び耐焼付
性を向上させる対策として、各種の炭化物、酸化物等の
硬質物質を混合溶射してピストンリング等の表面処理を
行なう方法が知られているが、これらによってはピスト
ンリングそれ自体の耐摩耗性、耐焼付性は向上するもの
の、相手材としてのシリンダの摩耗が大きく、内燃機関
摺動部材全体の総合性能上欠陥がある。
本発明の目的は、近年の内燃機関の苛酷な運転条件に対
応し得る優れた性能を具有するとともに、相手材(例え
ばシリンダ)の摩耗をも軽減しりる摺動部材を提供する
臭体的には従来の硬質クロムめっき又はMo溶射被覆ピ
ストンリングの何れよシも総合性能が優れているピスト
ンリングを提供することにある。
本発明の第1の特徴は、重量比で、C1ないし61j6
及びCr 20ないし35−を含有し、さらに0.5な
いし696の81及び0.5ないし3憾のMoの少なく
とも1種を含有する、粒度が200メ、シュよシ粗粒で
ない高クロム鋳鉄搗砕粉末をプラズマ溶射し、摺動面に
耐熱耐摩耗層を形成した摺動部材にある。
本発明の第2の特徴は、−重量比で、CIないし6鳴及
びCr 2 Gないし35憾を含有し、さらにOl、5
ないし6暢のSt及び0.5ないし3憾のMOの少なく
とも1樵を含有する。粒度が200メツシユよプ粗粒で
ない高クロム鋳鉄搗砕粉末55ないし90重量憾と、粒
度が250メ、シ、より粗粒でないアトマイズ粉末から
なる自溶合金10ないし45]ill暢と、をプラズマ
溶射し、摺動面に耐熱耐摩耗層を形成した摺動部材にあ
る。
本発明の亀3の特徴は、1[量比で、CIないし6憾及
びCr 20ないし35Lsを含有し、さらに0.5な
いし6sの81及び0.5ないし3憾のMeの少なくと
も1種を含有する、粒度が200メ、シ。
よシ粗粒でない高クロム鋳鉄搗砕粉末70ないし95重
量%と、粒度が350メ、シュよシ粗粒でない造粒粉末
からなるMo 5ないし30重量%と、をプラズマ溶射
し、摺動面に耐熱耐摩耗層を形成した摺動部材にある。
本発明の第4の特徴は、重量比で、C1ないし6憾及び
Cr 20ないし35僑を含有し、さらに0.5ないし
696の81及び0.5ないし3嗟のMoの少なくとも
1種を含有する粒度が200メ、シュよシ粗粒でない高
クロム鋳鉄搗砕粉末70ないし85重量%と、粒度が3
50メッシ、よシ粗粒でない造粒粉末からなるMo5な
いし15重量%と、粒度が250メ、シュより粗粒でな
いアトマイズ粉末からなる0弟合金10ないし25重量
%と、をプラズマ溶射し、摺動面に耐熱耐摩耗層を形成
した摺動部材にある。
本発明の共通の特徴は高クロム鋳鉄搗砕粉末をプラズマ
溶射することにあり、その意義は高クロム鋳鉄の高含有
量のCrによって優れた耐熱性が具現されているととも
に、Crが炭化物として鋳造材料中に既に存在している
ので、溶射層中にも安定した炭化物形態として微細に分
散しておシ、優れた耐摩耗性を奏するからである。t7
を上記共通特徴の意義は耐熱耐摩耗性(摺動)層の相手
材との相性が良い点にもある。すなわち、現在の内燃機
関シリンダの材質は、ライナレス機関の場合FC25相
当材であり、°またシリンダライナを嵌装するディーゼ
ル機関の場合、高級合金鋳鉄材が使用されているが、こ
れらの何れの材質とも良い相性を呈し、相手材を着しく
摩耗させることはない。
なお、高クロム鋳鉄中のクロム炭化物それ自体は高硬I
fを有し、相性の面からは好ましくないが、本発明では
クロム炭化物を単独で溶射するのではなく、鋳鉄の基地
中に均二に分散されているクロム炭化物を溶射するので
、好結果を得ることが出来るのである。さらに、高クロ
ム鋳鉄は耐食性、殊に稀硫酸腐食に対する耐食性が良好
であるので、内燃機関燃焼生成物としてのSO5より生
成する腐食性酸による問題も少なくなる。加えて、高ク
ロム鋳鉄は鋳造状態で白鋳鉄組織を有し、この事は鋳物
(インゴット等)の搗砕性に好影響を与え、結果的には
粉末の製造が容易になるに@まらず、粉末形状も粉末粒
子間結合残置を高めるものとなっていると考えられる。
さらに、高クロム鋳鉄は炭化物等と比較して安価に、公
知の手法で入手できる点でも利するところが多い。なお
、本発明において搗砕鋳鉄粉末に代えてアトマイズ鉄粉
を使用することができる。
次に、高クロム鋳鉄の組成限定理由について述べる。
主要成分であるCrは炭化智形成に強い作用をもつ元素
であって、鋳鉄中に含有されるこの大部分をCr7C3
* Cr23C6等の炭化物として固定する。これらの
炭化物は基地中に微細形態で分散しておプ、溶射された
鋳鉄粒子中にも介在相として含まれ、摺動部材としての
耐摩耗性及び耐焼付性を付与する重要な働きをもつ。而
して、Cr含有量は相手材としての鋳鉄製シリンダとの
相対摩耗をも念頭において定められ、20優未満では晶
出する炭化物の量が不足して、ピストンリング自身の耐
摩耗性及び耐焼付性が低下し、又35参を越えるとピス
トンリングの耐摩耗性が向上する反面、相手材の摩耗を
促進する。したがって、cr含有量は20ないし35優
であ)、好ましくは25ないし35tEである。
C含有量はCrと結合して、前記炭化物を生成する範囲
に留めるべきであシ、そのために1ないし6憾、好まし
くは2ないし5優、を適量範囲とする。即ち、C含有量
が1優未満では生成される炭化物の絶対量が不足し、耐
摩耗性が不満足であり、又6嘔を越えると、被溶射基材
との密着性を阻害する遊離炭素(黒鉛)が鋳鉄中に発生
するおそれがあるので、遊離炭素が混在しない61以下
に留めることが望ましい。
Slは鋳鉄に耐酸化性を付与するとともに、溶射用粉末
の源材料としての高クロム鋳鉄の搗砕性を改善し、高ク
ロム鋳鉄粉末の粒度の調整を容易にする。一般の鋳鉄で
はStは黒鉛化を促進することは周知であるか、本発明
では炭化物形成傾向の大きいCFが多量に含まれている
ので、黒鉛化よりもむしろ搗砕性改善上意義がある。s
l含有量が0.5優未満ではその効果が期待されず、6
−を越えると、溶射被覆層の熱シ、、りに対する抵抗性
が劣化するので、0.5〜6憾の範囲とする。 81の
好ましい含有量は2〜6憾である。
MoはStとともに又はその代ルに添加され、高クロム
鋳鉄の基地中に殆んど固溶され、その高温強度及び耐熱
性を改善して溶射被覆層の耐焼付性の増大に寄与し、且
つ高クロム鋳鉄の搗砕性を改善する働きをする。Mo含
有量が0.5優未満では上記効果が期待されず、3Is
を越えるとコストが上昇し不利になるので0.5〜3チ
の範囲とする。好ましいMo含有量は0.5〜2チであ
る。
なお、上記C+ St y Mo及びCr以外に鋳鉄材
としての他の成分、例えばMn T P e S r 
NL等拡動記特性を害しない範囲で少量含有してもよい
さらに、 81及びMoは何れか一方含有されておれば
良いが、高クロム鋳鉄搗砕粉末の粒度調整の容易さ、溶
射条件の安定性あるいは溶射被覆層の質的向上等を企図
する場合はともに含有させてもよい。
次に、高クロム鋳鉄の搗砕方法としては、鋳物又は溶湯
を適当な形状に凝固させ友ものを、スタンプミル、ゲー
ルミル等で搗砕し、ふるい等により分粒され、所望の粒
度に斉える。
上起高クロム鋳鉄搗砕粉末を200メ、シュを越えない
粒度を限定した理由を以下述べる。一般に溶射層は気孔
を有し、これが油溜シとなって耐焼付性に貢献するが、
−男気孔が粗大になると溶射粒子間の自己結合力が不足
して溶射粒子がピストンリング表面から摺動中に脱落し
て摩耗が起こるのみならず、脱落粒子が摺動部材間に介
在して相手材をも摩耗する結果を招く。そこで、潤滑油
保持及びピストンリング又は相手材の耐摩耗性の面から
気孔率、気孔の大きさ及びその分布状態を適正に制御す
べきであり、これに溶射法をプラズマ溶射と特定した場
合、主として溶射材料、特に溶射粉末の粒度に大きく影
響される。かかる面を考慮して200メッシ、を越えな
い粒度に限定した。さらに、溶射の作業性ひいては溶射
層の性質も溶射粉末粒度によって影響を受け、余りに微
粉になると流動性が害され、溶射ノズルへの@末安定供
給が困難になり、好ましくないe*に搗砕粉末では粒形
が不整形になり流動化が阻害される。
この面から20ミクロン以上の粗粒が好ましい。
粒度が20ミクロン以上で且つ200メッシ、t−越え
ない粒度である時は、気孔割合、気孔の分布が安定とな
り、上記第1の特徴の発明では、気孔率10〜30チ、
気孔の大きさは3ミクロン以下に調節され、しかも均一
に分布した気孔が得られる。
基体はピストンリングとして常用される鋳鉄、その他鋼
材を用いることができる。
上記本発明によれば、Mo0l!材の薮素アセチレンガ
ス溶射等に比較して可成9の改善効果が得られるが、摺
動部材特性の一層の充夾を図る几めにN1基、CO基、
Ni−Cr基あるいはFe基等の自溶合金を一定の割合
で高クロム鋳鉄搗砕粉末と混合して用いる第2の特徴の
発明(以下第2発明と称する)が提供される。
この自溶合金は自溶成分として一般的なりを例えば2〜
396、及び/又F1811r3〜4.5含有し、主成
分として、Ni 、 Co 、 Fe及びNt−Crの
少なくとも1株を残部含有する。上記Ni 、 Co 
、 Cr等は一般に耐熱性及び耐酸化性が良好であシ、
ピストンリングに溶射されても同様な効果があり、さら
にNi等は自溶成分の存在により一旦液相状態となった
後に粒子状に凝固すると想定されるので、高クロム鋳鉄
粒子を強固に分散保持し、この結果溶射被覆層の強度も
格段と高められる。tた、一般に自溶合金なしの溶射の
場合は、気孔率が高くなる傾向があるが、自溶合金を用
いると気孔率も調節される。さらに、自溶合金を用いる
と、溶射後指動面を加工仕上した際に極めて平滑な面が
得られ、摺動初期の相手材とのなじみ上野結果を得る。
上述のように、自溶合金は耐酸化性が高く且つ溶射被覆
層の強度も高めるので、熱負荷が高く且つ酸化も厳しい
内燃機関運転条件下でのピストンリング勢の性能が改善
される。
自溶合金の量は上記要請の他に他の粉末との相対的割合
を考慮して定められ、殊に高クロム鋳鉄搗砕粉末がもた
らす耐摩耗性を阻害しないように定められ、10〜45
重量96を良好とする。自溶合金粉末の混合量が10チ
未満では、前記効果が十分でなく、45’%を越えると
必然的に高クロム鋳鉄搗砕粉末の量、すなわちクロム炭
化物の生成量が不足して、ピストンリング等の耐摩耗性
が低下する。一方、第2発明における高クロム鋳鉄搗砕
粉末の混合量は自ずから55〜90重量嘔の範囲となる
。好ましい高クロム鋳鉄搗砕粉末混合量は60〜85重
量%である。
自溶合金粉末の粒度は、250メ、シュよシ粗粒になる
と溶射時の粒子溶融が不足して、気孔の増大又は粗大化
、粒子間結合力の劣化、及び溶射被覆層中の各成分の不
均一分散等の不所盟の結果を招来する。好ましくは粒度
は10tクロン以上であ夛、これよ少微粒では溶射中に
自溶合金が過溶解し、溶射層の物性が悪くなる。そして
粉末の種類としては流動性が良いことと市場性の点から
アトマイズ粉とした。而して250メツシユを越えない
微粒であって、350メ、シ、を越えない微粒が50嘔
以上であると、溶射の際の溶射材料の流動性が向上し、
粒子の溶融性が高まるので、高クロム鋳鉄粒子と自溶合
金粒子が扁平に層状に堆積され、しかも微細粉末であっ
ても酸化変質することがなく、表面からの熱酸化に対し
て優れた抵抗性を示すために、よ°シ安定した被覆層の
形成に役立つばかシでなく、その密度及び加工性が向上
し、摺動面の仕上加工時の溶射粒子の脱落が減少するこ
とによって、摺動特性上より安定した仕上面が得られる
。自溶合金を混合して溶射した場合の気孔率は3〜15
%、気孔の大きさは5ミクロン以下に調整され、しかも
気孔は均一に分布している。
次に、第3の特徴の発明(第3発明)及び第4の特徴の
発明(第4発明)のモリブデン造粒粉末について述べる
。モリブデン造粒粉末を高クロム鋳鉄搗砕粉末及び場合
によっては自溶合金粉末と混合溶射すると、粉末粒子は
相互に溶融結合し、基材(@鉄、鋼等)との溶射層の密
着性及び溶射被覆層内部の粒子結合力の改善が図れる。
一方、現在ピストンリング等の表面処理として写碇多用
されているMo単独溶射は層内のMo粒子結合力が弱く
、表面にあるMo粒子がシリンダとの摺動によって比較
的簡単に脱落し、多くの改善提案がなされているのが現
状である。この原因はMOの耐酸化性が低い交め、内燃
機関の燃焼ガスに晒されたM。
粒子が酸化され、その相互結合力が低下することが原因
であると、推定される。本発明ではMo粒子は高クロム
鋳鉄造粒粉末と混合溶射されるから、耐酸化性の優れた
Crと一種の合金状態で存在し・それ自身の耐酸化抵抗
が低いことは緩和されているが、抜本的改善対策として
本発明はMoの粉体構造に着目した。その結果、Mo造
粒粉末を用いることにし九のであるが、Mo造粒粉末は
Mo微粒子を有機その他のバインダーで結谷したもので
あり・これ金プラズマ溶射することによってMo粒子が
微細に分散した溶射被覆層が得られ、Mo微粒子の微細
分散のために粒子結合強度の向上が期待される。
しかも、金属モリブデンは昇華性を有するために微粒と
なると溶射中に消失してしまうが、造粒粉体構造にした
ことによりてこの欠点がなくなり、均一分散状態のモリ
ブデンが得られる。
さらに、第3発明及び第4発明において、M。
造粒粉末の粒度を350メ、シ、を越えない微粒とした
のは、溶射層の厚さが粉末粒径とともに増大し、粗粒で
あると層の厚さが大きくなシ溶射層内のMo粒子の均一
分布性を確保することが出来ないからである。この粒度
範囲であれば、単独ではMoの昇華性故に使用できない
3ミクロン程度の超微粉も溶射原料として、造粒使用出
来る。そして、Mo単独で超微粉を溶射に使用した場合
には原料粉末中でMoの偏析が避けられないが、この欠
点もなくなる。好ましくはMo造粒粉末の粒度は5ミク
ロン以上である。
Mo造粒粉末の見掛密1を2.5 t/c♂以下、好ま
しく e’12.0〜25に一5以下、とすれば、溶射
段階で各粉末とMo粉末との均一分布が良好になシ、微
粉の造粒粉を使用しても溶射の際の流動性悪化による溶
射操作トラブルを解消することが出来る。
次に、第3発明におけるMo造粒粉未使用量の限定理由
について述べる。MOは前述のように溶射被覆層の各粒
子の結合強fを高める効果がある他に、溶射後の研摩、
う、ピング等の加工時における高クロム鋳鉄粒子の脱落
管防止する効果があるから、摺動初期のミクロ的な相手
材の摩耗を防止するとともに、機関運転中の高クロム鋳
鉄粒子脱落による摺動部材と相手材との相互間のアブレ
ーシブな摩耗を顕著に減少させる。さらにモリブデン独
自の耐スカッフィング性を発揮する。而して、M。
造粒粉末の混合量が5チ未満では前記諸効果が発揮され
ず、3(lを越えると溶射被覆層の耐酸化性が劣化して
、機関運転中に粒子間結合力が急速に低下する結果を招
来し、アブレーシブな摩耗も起こってくる。そこで、M
o造粒粉末の混合量は5〜30重量係の範囲、好ましく
は5〜25重量僑の範囲とする。一方、高クロム鋳鉄搗
砕粉末の量は第1発明の場合と同様の理由により限定さ
れるが、Me造粒粉末混合量に見合って70〜95重量
暢−奸ましくに75〜95重量憾である。
次に、第4発明は、高クロム鋳鉄搗砕粉末、M。
造粒粉末及び自溶合金粉末の組合わせを特色とするもの
である。これは、各粉末の特色を兼備し総合したもので
あり、殊に高クロム鋳鉄粒子の耐熱性、耐焼付性、耐摩
耗性及び相手材との相性が、他の粒子との共存によって
、なおも改轡されることが判明した。各粉末の混合量は
、第2〜wJ3発明と同様の理由によって、限定される
が、他の粉末混合量との関連で、高クロム鋳鉄搗砕粉末
は70〜85重量僑、Mo造粒粉末は5〜151そして
自溶合金粉末は10〜25’16.である。
以下、実機試験による本発明の詳細な説明する・ 実施例 供試エンジン及びテスト条件は以下のとおフであった・ (1)  内径(77φ)×行程(86鶴)×4気筒(
2)総排気量 770CC (3)  シリンダ FC25相当材 (4)使用燃料 有鉛ガソリン(Pb 3.2 i/usガロン)(5)
運転条件 5000rpmX全負荷×200時間 ピストンリング(基材−鋳鉄)の表面処理は次のとおり
であった。
(ハ) Mo線材溶射 99.9%Mo1kl[素−アセチレン溶射して厚さ1
5ミクロンの溶射被覆層を形成した。
(ロ)硬質クロムめっき 厚さが15ミクロンのめりき層を形成した拳rl  高
クロム鋳鉄搗砕粉末 31.8796Cr、 2.43%C−1,1996S
t、 1.511M0% 0.261!+Mn%残部鉄
及び不純−の鉄1に200メ、シュを越えない微粒で且
つ20ミクロン以上に?−ルミルで搗砕し、METCo
 7Mプラズマ溶射機で、厚さ15ミクロンに溶射した
に) 高クロム鋳鉄搗砕粉+N1自溶合金(30%)1
4.7 憾Cr、 3.24饅B、 4.261681
10.651C,2,75%F・、残部主としてN1の
JIS M8FNi3相当の自溶合金を10ミクロン以
上250メツシ1を越えない微粒にアトマイズしたもの
を用いた他線上記e1と同様と、した。
−高クロム鋳鉄搗砕粉末(85%)+Mo造粒粉末(1
5嗟) 3〜5ミクロンのモリブデン微粉を造粒して、5ミクロ
ン以上350メツシユを越えない微粒であって、見掛密
112.0〜2.5 t/cx”としたものを用いた他
は上記Ie→と同様とじた。
(へ)高クロム鋳鉄搗砕粉末(7′on)+Mo造粒粉
末(10慢)+0溶合金粉末(20嗟)上記それぞれの
粉末を所定量混合して、eJと同様に溶射を行なった。
実施例における百分皐はすべて重量による。
試験結果を次表に示す。
以上の説明によシ、本発明のピストンリングは内燃機関
での使用性能に優れ、相手材のシリンダも摩耗させない
ところから、高速高負荷及び潤滑油使用量低減等のピス
トンリング等の摺動部材に対する苛酷な条件下において
もくれに対応する総合性能を兼備した摺動部材を提供し
得るものであることが理解されよう。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、重量比で、CIないし6チ及びCr 20ないし3
    5%を含有し、さらに0.5ないし6囁の81及び0.
    5ないし3%のNoの少なくとも1種を含有する、粒度
    が200メツシユよシ粗粒でない高クロム鋳鉄搗砕粉末
    をプラズマ溶射し、摺動面に耐熱耐摩耗層を形成した摺
    動部材。 2.11量比で、CIないし6%及びCr2Oないし3
    5囁を含有し、さらに0.5ないし6%の81及び0.
    5ないし39k OMoの少なくとも1種を含有する、
    粒度が200メッシ、よシ粗粒でない高クロム鋳鉄搗砕
    粉末55ないし90重量%と、粒度が250メッシ、よ
    シ粗粒でないアトマイズ粉末からなる自溶合金10ない
    し45重量%と、をプラズマ溶射し、摺動面に耐熱耐摩
    耗層を形成した摺動部材。 3、重量比で、CIないし6囁及びCr2Oないし35
    %を含有し、さらに0.5ないし6嗟の81及び0.5
    ないし3係のMoの少なくとも1種を含有する、粒度が
    200メ、シュよシ粗粒でない高クロム鋳鉄搗砕粉末7
    0ないし95重量%と、粒度が350メツシユより粗粒
    でない造粒粉末からなるMo5ないし30重量係と、を
    プラズマ溶射し、摺動面に耐熱耐摩耗層を形成した摺動
    部材。 4、重量比で、C1ないし6嗟及びCr 2 ’0ない
    し35嗟を含有し、さらに0.5ないし6チの81及び
    0.5ないし3憾のMoの少なくとも1種を含有する粒
    度が200メ、シュよシ粗粒でない高クロム鋳鉄搗砕粉
    末70ないし85重量%と、粒度が350メ、シ、より
    粗粒でない造粒粉末からなるMo5ないし15重量係と
    、粒度が250メ、シュより粗粒でないアトマイズ粉末
    から力る自溶合金10ないし25重量係と、をプラズマ
    溶射し、摺動面に耐熱耐摩耗層を形成した摺動部材。 材。
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JPS62111106A (ja) * 1985-11-08 1987-05-22 Hitachi Ltd 内燃機関動弁装置の製造方法
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