JPS5898417A - 高強度ポリエチレンテレフタレ−ト糸条の製造方法 - Google Patents

高強度ポリエチレンテレフタレ−ト糸条の製造方法

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JPS5898417A
JPS5898417A JP19091881A JP19091881A JPS5898417A JP S5898417 A JPS5898417 A JP S5898417A JP 19091881 A JP19091881 A JP 19091881A JP 19091881 A JP19091881 A JP 19091881A JP S5898417 A JPS5898417 A JP S5898417A
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竹内 昭男
Teruhiko Matsuo
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Asahi Chemical Industry Co Ltd
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Asahi Chemical Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、工業用資材として有用な高強度4リエチレン
テレフタレートA条の製造方法、特にタイヤコードとし
て有用な高強度でかつ機械的疲労性に優れた?リエチレ
ンテレフタレート糸条の製造方法に関する。
/リエチレンテレフタレート糸条ハ初期モジ為ラスが高
く、寸法安定性が電灯で、自動車のラジアルタイヤのカ
ーカス材料としての要求特性によく適合していることか
ら、最近その使用量が一段と増加している。
高強度?リエチレンテレ7タレート糸条は、例えば特公
11841−7892号に代表される如く、高分子量の
ポリエチレンテレフタレートを118紡出してのち、約
270℃以上好ましくは約300℃以上の加熱円筒を用
いて遅滞冷却を行い、3×10−”以下、好ましくは2
 X 10−’以下の光学的複屈折率に対応する極めて
小さい分子配向を付与するように紡糸張力を制御し、次
いで5.7倍以上に延伸することにより製造できること
、ならびに、そのように製造された糸条は、例えば特公
昭53−1367号公$IK示されているような特性を
もつ高強度のフィラメントであることは公知である。
一方、例えば上述の特公昭41−7892号に記載され
る方法で得られる特公昭53−1367号の如き高強度
ポリエチレンテレフタレートJlは、特開昭53−58
031号公報に言及されている如く、ヒステリシス損失
が大きく、タイヤが(ロ)転するにつれて繊維状補強材
として働くぼりエチレンテレフタレート・コードが発熱
し、タイヤの寿命を着しく短縮するということ4公知で
ある。
特開昭53−58031号公報には、例えば特公昭15
3−1367号公報に記載されるぼりエチレンテレフタ
レート糸条の欠陥を改良したヒステリシス損失のより小
さな、顕著に安定な内部構造を有する高強度のポリニス
チル糸が記載されており、また特開昭53−58032
号公報にはかかる糸の製法が記載されている。特開昭5
3−58032号に記載される方法の概要はポリエステ
ルを溶融紡出したのち硬化域を通して均一に急冷して、
9X10  乃至70X10  の比叡的高複屈折率を
有するように糸条張力上制御し、次いで延伸することで
ある。
しかしながら、特開昭53−58031号及び特開昭5
3−58032号公報の実施例に記載されている如く、
かかる高配向紡糸によ)得られる糸条の強度は7.3乃
至9.117d@度であって必ずしも高いとはいえない
0本発明者等の追試によっても充分な強度を有する糸条
を得ることは困難であつ九・ 本発明者等はかかる従来の高配向紡糸方法および高配向
紡糸方法で得られる従来糸の欠陥を改良した高強度でか
つ仕事損失の小さな(すなわち、機械的疲労性に優れた
)/リエチレンテレ7タレート糸条を得んとして鋭意研
究を進めるうちに、特別の構成要件を組合せてなる方法
により特別の構成景件を満足する糸条を製造することに
よ)、タイヤコードとする段階で上記従来技術の欠陥が
克服され、特にタイヤコードとして有用な特性が得られ
ることを見出し、本発明を完成するに至った。
本発明に係る高強度ポリエチレンテレフタレート糸条の
製造方法は、 0)固有粘度060乃至0.85のポリエチレンテレフ
タレートを溶融状態で多数孔をもつ紡糸口金を通して連
続的に紡出して溶融マルチフィラメントとなし、 (ロ)この溶融マルチフィラメントを紡糸口金直下に設
けた80乃至200℃の雰囲気温度に保持した長さ20
乃至8051の保温領域を通過させて急激な冷却を抑制
し、 (ハ)この保温領域を通過した溶融!ルチフィラメイト
を急冷して固体マルチフィラメントに変え、 に)この固体マルチフィラメントを500乃至1.50
0m/分の引き堆り速度で引き*b豪屈折率+3X10
−’乃至+ 8 X 10−’O微配向マルチフィラメ
ントとなし、 (へ)この微配向マルチフィラメントを一旦1#散るこ
となく直接連続的に20乃至140℃に加熱したゴデツ
トロール対群を用いて全砥伸比4.3乃至6.2倍に多
段延伸し、次いで(へ)この゛延伸マルチフィラメント
を200℃乃至245℃で連続的に加熱処理し巻き取る
ことを特徴とする高強度ポリエチレンテレフタレート糸
条の製造方法である。
なお、本発明方法と従来法との差異を理解し易くするた
めに、第1表に比較データを示す、第1表において、従
来法(1)とは前記%lf+昭53−58032号公報
に記載される方法、ま九従来法(2)とは特電F184
1−7892号公報に記載される方法である。
第1表 上述のような製造条件の組合せにょ〕、従来には全くみ
られなかった、タイヤコードとして有用な高強度でかつ
機械的疲労性の良好な性質を有する新規な高強度ポリエ
チレンテレフタレート糸条を製造することができる。
なお、本発明方法で製造される新規な高強度ぼりエチレ
ンテレフタレート糸条は次掲(イ)ないしくト)に列挙
する特性を全て兼備している。
(イ)固有粘度:0.60乃至0.80゜(ロ) 強度
二8.0乃至10.0 N/d 。
(う 複屈折率:0.180乃至0.20B。
に)空気中175℃て測定した縮みニア、5乃至9.5
 % 。
@  0.60jl/dと0.05N/dと0間の応力
で伸長、緩和のサイクルを繰夛返し九場合、1.Goo
総デニールのマルチフィラメント糸条に標準化されたg
SawI長の糸条についてひずみ速度151/分で測定
し九150℃での仕事損失二0.030乃至0.060
kg・1、 Q  O,60jl/−とQ、051/dとの間の応力
で伸張、緩和のサイクルを繰シ返した場合、1,000
aEデニールのマルチフィラメント糸条に標準化された
253長の糸条についてひずみ速度1a+/分で測定し
た150℃での仕事損失(−・aI)に空気中175℃
で測定した縮み(資)を乗じて得られる積の逆数をとる
ことによって求められる安定度係数:1.7乃至4.5
、(ト)マルチフィラメントに撚係数15,800の下
塗シを施して下撚コードとなし、この下塗コード2本に
下撚と同数かつ逆方向の上撚シ會施して上撚コードとな
し、この上撚コードKO,18jl/−の張力を加えつ
つ220℃に加熱した熱板上で95秒間熱セツトしてモ
デルコードとなし、このモデルフードに0.60 &/
dと0.051/dとの間の応力で伸張、緩和のサイク
ルを繰り返した場合、1,000Wgデニールのマルチ
フィラメント糸条に標準化された25−長の糸条につい
てひずみ速度1m/分で測定し九150℃での仕事損失
:0.015乃至0040時・伽。
なお、本発明方法により得られる、上述のような特性を
4つ高強度ポリエチレンテレフタレート糸条と従来方法
によ〕得られる糸条との差異を理解し謳くするために、
嬉2表に比較デー/を示す。
$I21!において従来糸(1)とは前記lF#開昭開
開−58031号公報および特開1853−58032
号公報に記載畜れる顕著に安定な内部構造を有する高強
度のIリエステル糸であシ、また、従来糸(2)とFi
特開昭53−58031号公報および特開昭53=58
032号公報において「従来糸」どして1及されている
糸、すなわち特公昭41−7892号公報および特公昭
53−1367号公報に例示される従来糸である。
本発明の製造方法において使用するポリエチレンテレフ
タレートハエステル交s、I接エステル化、BHET等
の周知の重合法によシテレ7タル酸から得られる。
Iリエチレンテレ7タレートの固有粘度は、式tim 
Ln lr  [:式中11rは35℃で測定したfす
0→OC マー稀薄溶液粘度を同温度(35℃)で測定した使用溶
媒(オルト−クロロフェノール)粘度で除した相対粘度
を表わし、Cは浴液1001中のダラムで表わしたポリ
マー濃度である。〕で計算する0%開1853−158
031号公報およびlll1開昭53−58032号公
報には固有粘度として0.5〜20と幅広く記載されて
おり、また、その中でも09〜0.95のものが最もよ
いと明記されているが、本発明方法により得られる糸条
の場合では意外なことに0.60〜0.80の範囲に特
定される0本発明者勢の研究によれば、この範囲の下限
より小であると高強度のポリエチレンテレフタレート来
県を得ることが困難である。また、本発明者婢はこの範
囲の上限より大であると、タイヤコードとした場合に仕
事損失が大きくなり過ぎてしまうことを新たに発見した
また、本発明方法によシ得られる糸条の強度は80〜1
0.0#/dである。この範囲の下限より小であると充
分な強度を有するタイヤコーPを得ることができず、ま
た逆に、この範囲の上限よシ大であると、仕事損失が大
きくなり過ぎてしまうし、強度低下も著しいことが判明
した。
複屈折率は偏光光学顕微鏡にと9つけられたペレクのコ
ンペン女−夕を用いて鋤定することができ、本発明では
オリンパスPOM型を用い、オリーブ油を浸漬液とし、
25℃で測定した。
本発明方法により得られる糸条の複屈折率は0.180
〜0.205であ)、このような複屈折率の範囲は比較
的高複屈折率の部類に属する。
175℃空気中における乾熱収縮率は、熱空気循環式の
電気オープン中で常法によシ#1足する。
本発明方法によ)得られる糸条の場合は上述のように比
較的高複屈折率であるのに収縮率が7.5〜9.5と比
較的低いことも一つの特徴である。
150℃における仕事損失の測定は、特開昭53−58
031号公報および特開昭53−58032号公報に記
載される方法に準じて行うが、試料長は2551.ひず
み速度は151/分とし、島津製作所製オートグラフを
用いた。すなわち、まず炉を150℃に加熱する。そし
てマルチフィラメント糸条のデニールを測定する。次い
で、糸にフルスケールで1 #/dの応力がかかるよう
にフルスケール荷重(FSL)を定める。クロスヘッド
速度を151/分に定める。150℃の炉内で加熱され
た上部チャックに糸条を把持させ、そして下部チャック
にも糸条を把持させる。その際0.01 JF/dの応
力が糸条にかかるように調節する。上下部内チャック間
の糸条の長さは2551とする。次いでチャートをスタ
ートさせ、クロスヘッドを下降させる。
0.6j/dの応力を生じる荷重でクロスヘッドを逆転
させる0次に0.5j’/d応力を生じる荷重でり田ス
ヘッドを逆転させる。0.6と0.5.9/dとの間で
4回縁シ返す0次にクロスヘッドを上昇させ、0.4j
/dの応力を生じる荷重でクロスヘッドを逆転させる。
0.6#/dと0.4J’/dとの間で4回繰夛返す。
次にクロスヘッドを上昇させ0.3#/dでクロスヘッ
ドを逆転させる。この様式で0.61/−と0.31/
−との間で4サイクル、次に06I/櫨と0.2Ii/
dとの間で4サイクル、次に0.6II/dと0.1/
dとの間で4サイクル、最後に0.6 #/dとQ、0
5 j/dとの間で4サイクルの繰り返しを続けて行う
。このような測定操作を行ったのち、仕事損失を次の式
を用いて求める。すなわち、上記操作のうちの0.6 
j1/d乃至0.051/dの荷重サイクルの第4番目
のサイクルからのデータのみを使用する。このヒステリ
シス曲線のコピーをつくシ、曲線を切り取り、その紙を
秤量する。
C#・−Jサイクル/ 1,000デニール・25a1
M〕ここに、 Wtem切ヤ取っ九曲線の重量〔I〕 F8L−フルスケール荷重〔ゆ〕 CH3−クロスヘッド速度(5/分〕 Wt?=フルスケール荷重によ91分間で生じる紙の面
積の重量[jl) W−仕事損失 である。
上述のようにして求めた糸条の仕事損失は、本発明方法
によシ得られる糸条では0.030乃至0.060 k
l−asとなる。この範囲の下限よ)小であると充分な
強度を有する糸条を工業的に製造することは困難であり
、また、この範囲の上限より大であると仕事損失の小さ
なタイヤコードを製造することができない。
マルチフィラメントに撚係数15,8000下撚りを施
して下撚コードとなし、この下撚コード2本に下撚と同
数かつ逆方向の上撚りを施して上撚コードとなし、この
上撚コードKO,18JI/−の張力を加えつつ220
℃に加熱した熱板上で95秒間熱セツトして得たモデル
コードの仕事損失も、マルチフィラメント糸条の仕事損
失と同様にして求めることができる。ここに撚係数は、
トータルデニールをD1撚数をT〔回/、)とした場合
、次式OKで求められる。
K −T X )/7 例えばトータルデニール1.000 、撚係数を15.
800とじ九場合、撚数丁=500回/mとなる・この
ようにして求めた撚コードの仕事損失は、本発明方法に
よ)得られる糸条の場合0.015乃至0.040に#
・国となる。この範囲の下限よ)小であ)かつ高強度の
コードは、工業的に製造することが困難であや、また、
逆に、この範80上限よ)大であると、タイヤコードの
仕事損失が大とな)、機械的疲労性が急激に悪くなる。
安定度係数は、o、sOj/lと0.05 y/dとの
間の応力で伸張緩和のサイクルを繰夛返した場合、1.
00081 Fニールのマルチフィラメント糸条に標準
化された251長の糸条についてひずみ速度13/分で
測定し九150℃でのマルチフィラメント糸条の仕事損
失(kg・5+)に、前述の空気中175℃で測定した
マルチフィラメント糸条の縮みC@七乗じて得られる積
の逆数をとることによシ求められる1本発明方法によシ
得られる糸条の場合には安定度係数は1.7〜4.5と
なる。この範囲の下限より小であると、機械的疲労性良
好な糸条を製造することが困難であシ、また逆に、この
範囲の上限よシ大であると、充分な強度を直する糸条を
工業的に製造することができない。
本発明方法によう得られる糸条は上記に詳述したような
特性を全て兼備するもので#)シ、そして全く予期せざ
ることに、そのような糸条にディップ処理を行なってタ
イヤコードとした場合に、仕事損失が0.013乃至0
.030と特異的に更に減少し、機械的疲労性嵐好でか
つ高強度のコードを初めて得ることができるのである。
次に、このように特異な高強度ポリエチレンテレフタレ
ード糸条を製造するための本発明方法を図面を用いて詳
細かつ具体的に説明する。
第1図は、本発明方法の実施に好適な装置の配置図を示
す。固有粘度0.60乃至0.85のポリエチレンテレ
フタレートを溶融状態で多数孔をもつ紡糸口金1を通し
て連続的に紡出して溶融マルチフィラメントとなす、こ
の溶融マルチフィラメントを紡糸口金1の直下に設けた
保温筒2によシ形成した雰囲気温度80乃至200℃で
かつ擾さ20乃至80a+の保温領域を通過させて急激
な冷却を抑制する。保温筒2は通常アル<ニウムや真鍮
勢の熱伝導率の高い内筒の外側に、アスペス)&−ドや
石綿等の保温壁を設けて形成する0通常は、特に加熱せ
ずとも紡糸口金や溶Ill!&!ルテフィラメント等の
放熱により保温領域3内の雰囲気温度は80乃至200
℃に保持される。例えば、アルミニウム製の長さ50c
IIIの保温筒を用いて、紡糸温度290℃で紡糸を行
うと、保温領域3内の雰囲気温度は130℃に保持する
ことができる。このように保温領域3内の雰囲気温度は
紡糸温度、保るが、必要ならば冷水配管、ヒーター等を
堀設して雰囲気温度を更に調整するようにしても良い。
雰囲気温度が80℃より低い場合もしく社保温領域の長
さが2051よシ短い場合には、ゴデツトロール対6で
引き取ったマルチフィラメントの複屈折率を過大にする
傾向がある。他方、雰囲気温度が200℃よシ高い場合
もしくは保温領域の長さが80mよ〕長い場合には、ゴ
デツトロール対6で引き散ったマルチフィラメントの複
屈折率を過小にする傾向がある。上述の溶融紡糸条件は
、従来の高強力糸を製造する場合には30乃至1201
の加熱筒を用いて雰囲気温度を270℃以上、好ましく
は300℃以上とし、そして特に高配向紡糸の場合には
紡糸口金直下で10乃至60℃の冷風を用いて急冷して
いたのとは、著しく対照的である。
保温領域3を通過し九溶融マルチフィラメントは、次い
で紡糸浴4よシ吹き出す約20℃の冷風により急冷して
固体マルチフィラメントに変光、オイリングロール5で
紡糸仕上剤を付与せしめ九のち、500乃至1,500
a+/分の速屓で回転する室温(約20℃)の第1ゴデ
ツトロール対6で引き取す、il屈折率+3X10  
乃至+8X10−”の微配向フィラメントとなす、この
段階で被屈折率が+3×10 よシ小でおると、彼に延
伸して得た糸条の仕事損失が大きくなplまた逆に、複
屈折率が+8×10−sよp大であると、延伸して得た
糸条の強度が低くなル易い。
第1ゴデツトロール対6で引き取った黴配向マルチフィ
ラメントは、一端巻き取ることなく、後に続くゴry)
ロール対群7.8.9との間で多段に延伸する。好まし
くは、第2fプツトロール対の温度は90乃至110℃
、第3ゴrタトロール対の温度は120乃至140Cと
すべきである。
このような温度条件とすることによp全延伸比4.3乃
至6.2を達成することができる。なお、ゴデツトロー
ル対02つのロールのうちの一方ハ、セパレートロール
の如き消極駆動ロールとしても東い、全延伸比が4.3
よりも小であると充分な強度を有する糸条が得られず、
を九6.2よシも大であると糸条の切断が頻発し、工業
的規模で糸条を製造することができない、ここに「全延
伸比」とは、第4ゴデツトロール対9と第1ゴデツトロ
ール対6との表面速度の比のことである。
多段に延伸されたマルチフィラメント糸条は次いで20
0乃至245℃に加熱された第4ゴデツトロール9で加
熱処理し、製品/4’ツケージ11として巻き堆る。こ
の加熱処理はマルチフィラメント糸条の乾熱収縮率を低
下させるとともに、糸条の仕事損失も低下させる傾向が
ある。
次に、実施例について、本発明方法を更に詳細に説明す
るが、本発明はこれらの実施例に限定されるものでない
ことはいうまでもない。
実施例1 1.000 d/384 fのタイヤコード用Iリエチ
レンテレ7タレート糸条を第1図に示す装置で直接紡糸
延伸熱処理方法によ〕得た。すなわち、384個の紡糸
孔を有する紡糸口金1を使用し、固有粘[0,70O@
llk /リエチレンテレフタレートをMA亀変度29
0℃紡出し、長さ50a*0保温m2によル130℃に
保温され友ts気3中を通過させ、紡糸浴4よ〕吹き出
す20℃の冷風により冷却固化せしめ、オイリングロー
ル5で紡糸仕上剤を付与せしめ死後、670m/分で回
転する室温(20C)C)第1ゴrツトロール対6で引
き取)、一旦巻取ることなく直ちに連続して100℃に
加熱し九第2がプツトロール対7との間で1.01倍に
地伸し、連続して130℃に加熱し九第3がプツトロー
ル対8との間で4.44倍に延伸し、連続して240℃
に加熱し九4,000m+/分の第4ff”ットロール
対9との間で1.34倍に延伸し、全延伸比6.O1倍
とし、上記第4がプツトロール対9で加熱処理し、II
k堆う九、得られた糸条O固有粘度は0.6&、強度は
9.6511/d、伸度11.4%、複屈折率0.19
5.175’C乾熱収縮率8.7−1150℃仕事損失
0.055m−傷、安定度係数2.1であった。この糸
条にリング俤糸機を用いて500目/mO8細りをかけ
て下撚ヤコードをり〈〕、この下anコード2本に50
0目/m (D Z撚りをかけて2,220dC)上懲
シコードをつくり喪。
この上撚シコードに嬉2図に示す装置を用いて緊張熱処
理を施して、モデルコードをつくった。
すなわち、供給ロール12から上撚りコード13を引出
し、熱板14上を摺動せしめ、引取ロール17で引取−
)九、第2図において、15はいずれもフリーロールで
ある。ここに熱板の温良は220℃とし、熱処理時間は
95秒間とした。荷重8001の重錘16を用いて、処
理中のコードに張力40(lを与えた。このモデルコー
ドの仕事損失は0.033時・鐸と着しく減少した。
さらに上記の上撚)コードからLitzi・rC@mp
ut −r@at@rを用1hy” 4 yグ”7 1
’tツ<−p九、得られたディップコードの強度は7.
01/d。
仕事損失は0.020ゆ・国と更に着しく減少した。
このディップコードt−JI8 L−10171,3,
2,1A法に準じチーープ疲労試験を行った。G・・櫨
y@ar式試験機を用いて、rイクプコードt−同心円
状に埋設し九ゴムチ、−ノを曲げ角度95℃で、3.5
kII/aM2・Gの内圧をかけ、チーープの回転数8
50 rpmで回転させ、rイッグコードの[労により
チ為−プが破裂するまでの時間を測定した。
その結果、テ為−ブの破裂時間は平均660分であった
実施例2 4リエチレンテレ7タレート・Iリマーの固有粘度を0
.62、紡糸温度を283℃、保温筒温度を120℃、
第1:f’fットロール対の速度を672m/分、II
E2ゴデツトロール対とII3がデッ)ロール対との間
での延伸比を3.93、第3ゴデツトロール対と$14
ゴrノドロール対と0関での延伸比を1.50、全延伸
比を5.95とした他は、実施例1と同じ方法を繰返し
、固有粘度0.61.強度8.731/d、伸f111
%、複屈折率0.202.175℃乾熱収縮率7,2−
1150tl:仕事損失0.037時・―、安定度係数
3.8のマルチフィラメント糸条を得た。モデルコード
の仕事損失は0.021kg・1、ディップコードの強
度は661 / d %仕事損失は0.016kJI−
傷、チ轟−ブ破裂時間は平均850分であり九。
実施例3 4リエチレンテレフタレート・ポリマーの固有粘度を0
.80、紡糸温度を300℃、保温筒温度を140℃、
#11ゴデツトロール対の速度t−603m/分、−第
2ゴデツトロール対と第3ゴデツトロール対との間での
延伸比を4.42、第3ゴデツトロール対と謝4ゴデツ
)a−ル対との間での延伸比を133、全延伸比を5.
80とした他は、実施例1と同じ方法を繰返し、固有粘
&0.7g、強度9.93y/d1伸度12.4−1複
屈折率0.198.175℃乾熱収縮率9.4−115
0℃仕事損失0.05g、安定を係数1.8のマルチフ
ィラメント糸条を得た。
モデルコードO仕事損失は0.037kII−cm、デ
ィラグコードの強度は7.2jl/d%仕事損失は0.
02fS時・傷、チ島−プ破裂時間は平均610分であ
つ九。
実施例4 4リエチレンテレ7タレート・ポリマーの固有粘fを0
.61.紡糸温度を283℃、保温簡温fを120℃、
第1がプツトロール対の速度t1.351m/分、第2
′!プツトロール対と第3ゴデツトロール対との間での
延伸比t2.32、第3ガツトロール対と第4がプツト
ロール対との間での延伸比を1.45、全延伸比を3.
70とし九他は、実施例1と同じ方法を繰返し、固有粘
[0,60、強度8.241/d、伸[11,9s、複
[折率0.186.175℃[熱収縮率6.9%、15
0℃仕事損失0.032に#−国、安定度計算4.5の
マルチフィラメント糸条會得九。
モデルコードの仕事損失は0.018kII−cs+、
ディップコードの強度は6.sl/d、仕事損失#i0
.013ゆ・個、テ異−プ破裂時間は平均950分であ
った。
比較例I Iリエチレンテレ7タレート・ぼりi−の固有粘度を0
.95とし、実施例1に準じ友方法でマルチフィラメン
ト糸条の製造を試み九ところ、全延伸比を5.3倍以上
に増大させることができず、糸条の強度社7.02jl
/dにとどまった。
比較例2 特公昭41−7892号公報に記載される方法に準じ、
固有粘度0.95のぼりエチレンテレ7タレ−) / 
IJ−r−を紡糸温[310℃で紡糸し、穿囲気温度を
400℃に加熱する長さ505Iの加熱筒の中を通して
配向を緩和させ、あとは実施例1に準じ、393m/分
の第1ゴデツトロール対を用いて引!取り、連続して全
延伸比6.1倍で延伸し、2400tn/分で巻き取り
た。得られた糸条O固有粘度は0.91.強度1O15
y/c+、伸度13.2%、複屈折率0.204.17
5℃乾熱収縮率12.21G、150℃仕事損失0.0
95kl−m、安定度係数0.9の糸条を得九、モデル
コードの仕事損失0.052kg・al、f” 4ツグ
コードの制度は7.4f//dと高いものの、仕事損失
は0.041に&・1と高く、デ凰−グ破裂時間は平均
124分と短かかった。
比較例3 %開開53−58032号公報に記載される方法に準じ
、固有粘度0.95のポリエチレンテレフタレートを紡
糸温f310℃で紡糸し、紡糸口金直下で冷風により急
冷し、あとは実施例1に準じ、1.500m/分の第1
がプツトロール対を用いて引き取り、連続して全延伸比
2.35倍に延伸し、3525m/分で巻き取った。得
られた糸条の固有粘度は0911強度7.851/d、
伸& 8.2チ、複屈折率0.182.175℃乾熱収
[46111i、 150℃仕事損失0.016、安定
度係数8.2の糸条を得え。
モデルコードの仕事損失9.014に&・1、ディy7
”コードの強度6.x#/d、仕事損失0.013時・
傷、チ具−プ破裂時間平均990分と機械的疲労性は良
好なものの、強度は低く、かつ本発明に特徴的な原マル
デフィラメントの仕事損失からグイラグコードとした場
合0仕事損失への低下が着しく大きいという現象は、見
受けられなかった。
以上に詳述の如く、特定の構成賛件を巧みに組み合わせ
た本願発明方法によ〕得られるポリエチレンテレフタレ
ート糸条は、タイヤコードの材料として加工してゆく際
に仕事損失が特異的に減少し、強度が高く、機械的疲労
性良好なタイヤコードとすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方法によp高強度ポリエチレンテレフタ
レート糸条を製造するための代表的な装置の配置図であ
り、第2図はモデルコード製造の丸めの代表的な装置の
配置図である。 l・・・紡糸口金、2−・保温筒、4・・・紡糸塔、5
・・・オイリングロール、6ん9・・・ゴデツトロール
対群、10・・・マルチフィラメント糸条、11・・・
巻取パッケージ、12・・・供給ロール、13・・・撚
コード、14・・・熱板、15・・・フリーロール、1
6・・・荷重、17・・・引取ロール・ %打出願人 旭化成工業株式会社 特許出願代理人 弁理士  青 木   朗 弁理士 西舘和之 弁理士 内田幸男 弁理士  山 口 昭 之 第1図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 高強度IリエチレンテレフタレーF糸条O製造方法にお
    いて、 げ)固有帖[0,60乃至0.85のポリエチレンテレ
    フタレートを溶融状態で多数孔をもつ紡糸口金を通して
    連続的に紡出して溶融マルチフィラメントとなし、 (ロ)この溶融マルチフィラメントを紡糸口金直下に設
    は九80乃至200℃の雰囲気温度に保持した長さ20
    乃至80(+11の保温領域を通過させて急激な冷却を
    抑制し、 C→ この保温領域を通過した溶融マルチフィラメント
    を急冷して固体マルチフィラメントに変え、 に)この固体マルチフィラメントを500乃至1.50
    0m/分の引き織シ速度で引11散夛複屈折+3 X 
    10−s乃至+8 X 10−’O1l配向マルチフィ
    ラメントとなし、 (ホ)この徽配向マルチフィラメントを一旦IIk取る
    ことなく直接連続的に20乃至140℃に加熱したがプ
    ツトロール対群を用いて全延伸比4.3乃至6.2倍に
    多段延伸し、次いで(へ)この延伸マルチフィラメント
    を200℃乃至245℃で連続的に加熱処理し巻き取る
    ことを特徴とする高強度Iリエテレンテレフタレート糸
    条の製造方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS606685U (ja) * 1983-06-24 1985-01-18 井上エムテ−ピ−株式会社 乗用車用リア−スポイラ−
JPH01183517A (ja) * 1988-01-13 1989-07-21 Toyobo Co Ltd 高強度高弾性率ポリエステル繊維の製造方法

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JPS5299317A (en) * 1976-02-13 1977-08-20 Allied Chem Low shrink grade polyester fiber and its manufacture
JPS5358028A (en) * 1976-11-02 1978-05-25 Teijin Ltd Production of polyester fibers for reinforcing

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