JPS5910457B2 - メンブレン片の縦吊り溶接用足場装置 - Google Patents

メンブレン片の縦吊り溶接用足場装置

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JPS5910457B2
JPS5910457B2 JP2099180A JP2099180A JPS5910457B2 JP S5910457 B2 JPS5910457 B2 JP S5910457B2 JP 2099180 A JP2099180 A JP 2099180A JP 2099180 A JP2099180 A JP 2099180A JP S5910457 B2 JPS5910457 B2 JP S5910457B2
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welding
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tank
membrane piece
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春良 合田
裕 村尾
正光 松浦
良一 上田
強 中田
薫 井上
龍男 清水
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Hitachi Shipbuilding and Engineering Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、メンブレン片の縦吊り溶接用足場装置、さ
らに詳しくは、とくに地下式または半地下式の低温液化
ガス貯蔵タンクのメンブレン側壁を構成する多数の縦長
メンブレン片を、縦に吊下げた状態で溶接するために使
用される足場装置に関する。
上記のような低温液化ガス貯蔵タンクは、一般に円筒状
に形成され、その底部および側部に、金属薄板からなる
メンブレン底壁およびメンブレン側壁が設けられる。
メンブレン側壁は、タンク側壁の内側に施された断熱材
の内面に設けられるが、大型であるので、複数のメンブ
レン片から構成されており、これらのメンブレン片を接
合することにより製作される。
メンブレン側壁には、熱収縮を吸収するために縦方向に
のびる多数のひだが形成されることがある。
この場合には、メンブレン側壁の水平断面が波形になる
ので、メンブレン側壁を横長の円環状のメンブレン片に
分割したのでは、上下のメンブレン片の波形を合致させ
るのが困難であり、かつ溶接も面倒である。
また、とくに地下タンクまたは半地下タンクの場合には
、周囲に十分な空間を確保できないので、作業が困難で
ある。
そこで、本出願人は、低温液化ガス貯蔵タンクのメンブ
レン側壁を、タンク底部からタンク頂部に至る複数の縦
長メンブレン片に分割し、内面にメンブレン側壁を取付
けるべきタンク側壁を形成したのち、タンク底部におい
てメンブレン片を連続的に製造し、このメンブレン片を
タンク側壁近辺に縦吊りして順次互いに溶接していくメ
ンブレン側壁の製作方法を提案した。
メンブレン片の縦吊り溶接は足場を使用して行なわれる
が タンク側壁の全周に渡って溶接を行なうためには、
タンク側壁に沿って多数の足場を設置したり、足場の解
体、組立を頻繁に行なう必要がある。
この発明哄上記の実情に鑑みてなされたものであって、
縦に吊下げられたメンブレン片を、簡単にかつ能率良く
溶接することができる経済的な足場装置を提供するもの
である。
以下この発明を図面に示す実施例により詳細に説明する
第1図および第2図は、メンブレン側壁1製作中の地下
式低温液化ガス貯蔵タンクおよびメンブレン側壁製作用
の設備を示し、地中にコンクリート製の円板状タンク底
壁2および円筒状タンク側壁3が設けられ、タンク頂部
に屋根4が設けられている。
タンク側壁3は、内面に円筒状の断熱材5を備え、断熱
材5の下端部内面は曲面状に成形されている。
メンブレン側壁1は、ステンレス鋼薄板(以下単に鋼板
という)からなり、完成後には断熱材5の全内面を覆う
ものであるが、第2図に示すように、タンク底部からタ
ンク頂部に至る多数の縦長メンブレン片6に分割され、
後に詳述するようにこれらのメンブレン片6を互いに溶
接することにより形成される。
メンブレン側壁」スなわちメンブレン片6は、熱収縮を
吸収するために、波形に成形されて、縦方向(長手方向
)にのびた多数のひだを有する。
また、メンブレン片6の下端部は、断熱材50曲面部に
沿うように、曲面状に成形されている。
タンク底壁2上に、コイル状に巻かれた鋼板からメンブ
レン片6を製造−t−るためのメンブレン片製造装置7
.2枚のメンブレン片6を予め溶接しておくための2組
のメンブレン片接合装置8,8、およびメンブレン片6
を縦吊りするときに使用される補助ライ、フチ9等が設
置されている。
また、断熱材5より若干内側のタンク底壁2および屋根
4に無端円環状のレール10.11および12,13,
14がそれぞれ設けられ、メンブレン片6の縦吊り仮溶
接用足場装置15および縦吊り本溶接用足場装置16の
上下がこれらのレールに移動自在に支持されている。
また、これらのレールには、必要に応じて検査用足場装
置79が移動自在に取付けられる。
2組のメンブレン片接合装置8,8は、タンク底壁2上
に並べて固定されており、その詳細が第4図〜第9図に
示されている。
各接合装置8は、タンク底壁2上に固定された互いに平
行な一対の溶接作業台17.17を備え、各作業台17
上に取外し自在なベッド18が載せられている。
ベッド18は、両側に忰19,19を備え、長手方向両
端にローラ20,21を備えている。
ベッド18には、長手方向に所定の間隔を置いて、複数
のローラ22を備えたローラユニット23および連結棒
挿入孔25が形成された管24がそれぞれ両枠19,1
9間に渡し止められており、ローラ22の上面が枠19
上面より上方に突出すようになされている。
また、ベッド18には、長手方向一端寄りの枠19外面
に吊り金具26が設けられ、同両端にフック27が設け
られている。
各作業台17は両側上部に水平枠28,29を備えてお
り、外側に位置する枠28の外面にガイドレール30が
設けられており、これらのレール30.30に、2つの
作業台17.17を跨ぐ2つの移動体31゜31のロー
ラ32が載っている。
2つの移動体31.31は、索33により互いに連結さ
れるとともに、索34.35により接合装置8両端部に
ある移動装置(図示路)に連結されており、各移動体3
1の中央にはチェーンブロック36が設置られ、これら
のチェーンブロック36.36に、連結部材37により
連結された一対の押え金具38.39の両端部が吊下げ
られている。
これらの押え金具38.39は作業台17に平行であり
、一方の押え金具38の上面にレール40が設けられ、
このレール40に溶接機41が移動自在に載せられてい
る。
2つの作業台17.17の間には、内側に位置する支柱
42.42間に溝形鋼が取付けられて、作業台17と平
行でかつ水平な通路43が形成されており、この通路4
3に、メンブレン片6の溶接時に裏側(下側)から不活
性ガスを供給するための溝を備えたシールボックス(裏
あて)44が載せられている。
シールボックス44の下面には、下端に車輪46を備え
た下向きのブラケット45が2つ取付けられるとともに
、4つのシリンダ47がロッド48を下向きにして取付
けられている。
そして、ロフト48が進出したときには、ロッド48下
端が車輪46より下方に突出して通路43上面に接し、
これによりシールボックス44を上昇させることができ
るようになされており(第7図参照)、逆にロッド48
が退入したときには、ロッド48下端が車輪46より上
方に移動し、これによりシールボックス44が降下する
とともに車輪46が通路43上面に接してシールボック
ス44が自由に移動できるようになされている(第9図
参照)。
各作業台17には、メンブレン片6の一端に添え板を溶
接するときに、第8図および第9図に示すような添え板
固定装置49が載せられる。
この固定装置49は、作業台17上に置かれる下枠50
と、下枠50両端部に垂直上向きに固定された一対の連
結棒52゜52と、これらの連結棒52,52の上端に
両端部が固定された上枠51と、両端部が連結棒52゜
52に上下動自在に取付けられた移動枠54と、上枠5
1および移動枠54の間に設けられた移動枠昇降用のラ
ム55とからなり、下枠50の一側面上部に不活性ガス
供給用のシールボックス(裏あて)53が形成されてい
る。
そして、下枠50およびシールボックス53の上面、な
らびに移動枠54の下面は、メンブレン片6に沿うよう
に、波形に成形されている。
メンブレン片製造装置7は、ペーパ巻取機56を含むデ
コイラ57と、波形成形機58と、曲面成形用の特殊三
本ロール機59とからなり、これらは共通の架台上に載
せられて、作業台17の長手方向すなわちメンブレン片
6の送り出し方向と直角方向に移動しうるようになされ
ている。
そして、この装置7を移動することにより、いずれの作
業台17のベッド18上にもメンブレン片6を送り出せ
るようになされている。
縦吊り本溶接用足場装置16は、メンブレン片吊下げレ
ール13より内側にある内側足場60と、これより外側
にある外側足場61とからなり、その詳細が第10図〜
第16図に示されている。
内側足場60は、タンク底壁2上の内側にあるレール1
0上に載せられるとともに、屋根4にある最も内側のレ
ール12に吊下げられている。
内側足場60には、階段が設けられるとともに、外側を
向く部分に昇降フレーム62が設けられている。
この昇降フレーム62には、上下方向に所定の間隔を置
いて、両側から互いに接近するように外方にのびた各一
対の水平腕63が設けられ、両側の水平腕63の外方端
に垂直状の押え板64.64が取付けられており、水平
腕63および押え板64は、シリンダ65により外側足
場61に対して進退しうるようになされている。
また、内側足場61には、フレーム62に囲まれた空間
を通って、フレーム62とは別に昇降しうるように、ゴ
ンドラ66および溶接機67が取付けられている。
外側足場61は、タンク底壁2上の外側にあるレール1
1上に載せられるとともに、屋根4にある最も外側のレ
ール14に吊下げられている。
外側足場61には、階段が設けられるとともに、外側に
、上下方向に所定の間隔を置いて、各一対の水平状の足
場支持棒68が断熱材5に対して進退自在に取付けられ
ており、内側に、内側足場60の押え板64と同じ長さ
を有する不活性ガス供給用の垂直状のシールボックス(
裏あて)69が、内側足場60に対して進退しうるよう
に取付けられている。
また、内側足場60の昇降フレーム62および外側足場
61のシールボックス69は、後述するメンブレン片6
の縦吊り溶接時に、溶接箇所の傾きに応じて傾斜しうる
ようになされている。
縦吊り仮溶接用足場装置15は、本溶接用足場装置16
の場合と同様の内側足場70と外側足場71とからなる
タンク頂部には、第12図〜第16図に示すように、メ
ンブレン片移し替えレール72が設けられている。
移し替えレール72の前端(平面から見て時計方向の先
端)寄りの部分は、その上面に固定されたねじ軸74と
これに嵌められたナツト73とによって、本溶接用足場
装置16の内側足場60の外側に設けられたブラケット
75に回動自在に支持されており(第15図参照)、レ
ール72の前端はメンブレン片吊下げレール13の真下
に位置している。
また移し替えレール72の後端(平面から見て反時計方
向の先端)寄りの部分は、外側足場吊下げレール14に
ローラ76゜77を介して取付けられた移動体78の下
面に固定されており(第16図参照)、レール72の後
端は断熱材5内面の真上に位置している。
検査用足場装置79は、内側にある上下のレール12.
10に支持された内側足場80と、外側にある上下のレ
ール14.11に支持された外側足場81とからなり、
この足場装置79が設けられる場合には、移し替えレー
ル72の前端寄りの部分はこの内側足場80に取付けら
れる。
メンブレン側壁1の製作は次のようにして行なう。
まず、製造装置7から接合装置80ベツド18上に鋼板
を送妙出してメンブレン片6を製造する。
製造装置7は、デコイラ57によりコイル状の鋼板を巻
出すとともに、成形機58により波形に成形し、これを
ベッド18上に送轢出してローラ22に沿って移動させ
、所定の長さに切断する。
特殊三本ロール機59は、鋼板を送り出すときには非作
動状態にしておき、切断した鋼板を完全にベッド18上
に送り出したのち作動状態にする。
仁して、一旦ベッド18上に送ゆ出した鋼板を逆戻りさ
せ、ロール機59によりその一端(下端)に曲面を形成
して、メンブレン片6を完成する。
この作業力終了したならば、製造装置7を移動して、次
のベッド18上に、同様にメンブレン片6を製造する。
次に、ベッド18上に送り出されたメンブレン片の一端
(上端)に補強用の添え板93を溶接する。
この作業は 第8図および第9図に示すようにメンブレ
ン片6と添え板93とを固定装置49に挟んだ状態で行
なう。
添え板93はメンブレン片6に沿うように予め波形に成
形しておき、これをメンブレン片6の上端部に重ね、溶
接箇所がシールボックス53に対応するように、その近
辺な下枠50と移動枠54とで強固に締めつける。
そして、シールボックス53によりメンブレン片6の裏
面から不活性ガスを供給しながら溶接する。
また、メンブレン片6の上端には、吊下げ用のフック8
5(第13図参照)を同時に取付けておく。
このように メンブレン片6と添え板93とを波形に成
形された下枠50と移動枠54との間に挟んで溶接する
ので、メンブレン片6と添え板93との間に形状誤差が
あっても、確実にかつ能率良く溶接を行なうことができ
る。
添え板93の溶接が終了したならば、固定装置49を作
業台17から取外しておけばよい。
次に、接合装置8上にある2枚のメンブレン片6.6に
対する添え板93の溶接が終了したならば、これらを互
いに溶接する。
この作業は、第4図および第7図に示すように、シール
ボックス44と押え金具38.39とでメンブレン片6
,6の溶接箇所の裏面および表面を押えた状態で行なう
すなわち、シールボックス44をロッド48を退入した
状態で移動させ、所定の位置に停止させたのち、ロッド
48を進出させてメンブレン片6,6の溶接箇所の裏面
に押当てる。
これと同時に、移動体31.31により押え金具38.
39をシールボックス44の上方に移動させ、メンブレ
ン片6,6表面上におろす。
押え金具38.39は、その重量によりメンブレン片6
,6をシールボックス44.44に押シつけ容易に移動
しないようにする。
このようにメンブレン片6 、6の溶接箇所をシールボ
ックス44と押え金具38.39とで固定したのち、シ
ールボックス44により裏面から不活性ガスを供給しな
がら、レール40に沿って溶接機41を移動させて溶接
する。
そして、この部分の溶接が終了したならば、シールボッ
クス44および押え金具38.39を移動させて、上記
同様の作業を行ない、下端曲面部を除く部分を全て溶接
する。
下端曲面部の溶接は、上記溶接作業中に、手作業により
行なう。
このようにメンブレン片6,6の溶接は、シールボック
ス44と押え金具38.39とによって溶接箇所を押え
た状態で行なわれるので、確実でかつ能率が良い。
メンブレン片6,6の溶接が終了したならば、溶接部の
漏れ試験等を行なう。
この試験には、シールボックス44および押え金具38
.39を使用することができる。
次に、互いに接合された2枚1組のメンブレン片6,6
をメンブレン片吊下げレール13に縦吊りする。
縦吊りに先立ち、一対のベッド18,1Bの管24の孔
25に連結棒94を挿通してこれらを互いに連結する(
第6図の鎖線参照)とともに、メンブレン片6,6をフ
ック85によりベッド18゜18に固定し、ベッド18
,18の吊り金具26゜26に、外側足場吊下げレール
14に移動自在に取付けたホイスト82の索83を接続
し、ベッド18.18の一端のフック27,27に、ウ
インチ9から繰出した索84を接続する(第1図および
第2図参照)。
そしてウィンチ9の索84を繰出しながらホイスト82
の索83を巻上げてメンブレン片6,6をベッド18,
1Bごと吊上げる。
これによりベッド18,18の一端が徐々に持上75鴨
、やがて、第3図に示すように、レール14に垂直状に
吊下げられる。
こののちメンブレン片6.6だけを第3図に鎖線で示す
ように内側のメンブレン片吊下げレール13に吊り替え
、ベッド18.18から切離す。
この吊り替え作業は例えば仮溶接用足場装置15を利用
して行ない、メンブレン片6は、第13図の右端および
第14図に示すように、フック85に接続した索87、
この索87の上端に接続した凹形の吊り金具86、この
吊り金具86の上部にピン(図示路)で結合した逆凹形
の吊り金具89、この吊り金具89に接続した索90、
およびこの索90の上端に接続した移動体92によって
メンブレン片吊下ケレール13に移動自在に吊下げる。
なお、図示は省略したが、索90の中間部にメンブレン
片6の高さ調節用のターンバックルを設けておく、そし
て、このメンブレン片6,6を移動してベッド18゜1
8の側方にずらし、上記とは逆にホイスト82の索83
を繰出しながらウィンチ9の索84を巻上げて、ベッド
18.18をおろして作業台17゜17上の元の位置に
戻す。
このように、メンブレン片6,6をベッド18.18ご
と吊上げるので、メンブレン片6,6がタンクあるいは
接合装置8等に当ったり彎曲したりすることがなく、メ
ンブレン片6の縦吊りを安全かつ能率的に行なうことが
できる。
なお、吊上げ時に、ベッド18あるいはメンブレン片6
が移動体31.31と干渉しないように、移動体31の
高さを十分大きくするか、あるいは吊上げ時には移動体
31.31を作業台17.17上から取除いておくよう
にする。
また、ベッド18の吊上げは、ホイスト82によらず、
タンク底壁2に設置したウィンチによって行なっテモよ
い。
一方の接合装置8においてメンブレン片6・、6の縦吊
1作業を行なっている間に、他方の接合装置8において
は、メンブレン片6の製造、添え板93の溶接、あるい
はメンブレン片6,6同志の溶接等を並行して行なって
いる。
また、第1図左下側の接合装置8からメンブレン片6,
6を吊上げるときには、ホイスト82を図の位置より反
時計方向に移動させて接合装置8の延長線上に位置させ
るとともに、ウィンチ9の索84を、接合装置8の延長
線上に設置された滑車95を通してベッド18.18に
接続するようにする。
次に、縦吊りした1組のメンブレン片6,6を所定の位
置に移動し、既に吊下げられている他のメンブレン片6
と溶接する。
t’7701組のメンブレン片6,6および2番目の1
組のメンブレン片6,6は、吊上げ位置の近辺において
、レール13に吊下げた状態で、仮溶接用足場装置15
を使用して仮溶接する。
この仮溶接は後述する本溶接と同様であるので説明を省
略する。
そして、3番目以降のメンブレン片6゜6は、縦吊り後
、既に溶接されたメンブレン片6に接するまで、レール
13に沿って反時計方向に移動し、仮溶接用足場装置1
5を時計方向に移動しながら、これらを順次仮溶接する
仮溶接に引続き、本溶接用足場装置16を使用して本溶
接を行なう。
本溶接は、第10図および第11図に示すように、外側
足場61のシールボックス69と内側足場60の押え板
64とでメンブレン片6゜6の溶接箇所の裏面および表
面を押えた状態で行なう。
まず、外側足場61を所定の位置に停止させたのち、支
持棒68を進出させて断熱材5内面に接触させるととも
に、シールボックス69を進出させて溶接箇所の裏面に
押当てる。
これと同時に、内側足場60の押え板64をシールボッ
クス69に対応する位置に停止さ、せ、これを進出させ
てシールボックス69との間にメンブレン片6゜6を押
え付ける。
このようにメンブレン片6,6を固定した状態で、シー
ルボックス64により裏面から不活性ガスを供給しなが
ら、昇降フレーム62に沿ってゴンドラ66および溶接
機67を移動させて溶接する。
そして、この部分の溶接が終了したならば、シールボッ
クス69および押え板64を移動させて、上記同様の作
業を行ない、下端曲面部を除く部分を全て溶接する。
下端曲面部の溶接は手作業により行なう。
このように、メンブレン片6.6の溶接は、シールボッ
クス69と押え板64によって溶接箇所を押えた状態で
行なわれるので、確実でかつ能率が良く、またゴンドラ
66と溶接機67とを同調して移動させながら行なうこ
とができるので、作業の確認が容易である。
メンブレン片6,6の溶接が終了したならば、内外両側
から溶接部の検査を行なう。
このとき、シールボックス69を漏れ試験のために使用
することができる。
この検査は、検査用足場装置79を設けた場合には、こ
の足場装置79を使用して行なう。
本溶接が終了したならば、本溶接用足場装置16を時計
方向に移動しながら、既に仮溶接された箇所を順次本溶
接する。
なお、本溶接用足場装置16を移動させる場合には、押
え板64、シールボックス69および支持棒68を退入
させておく。
次に、既に溶接(本溶接)されたメンブレン片6を移し
替えレール72によって順次断熱材5内面まで移動させ
、屋根4に吊り替える。
この作業は、メンブレン片6を周方向に移動させること
なく、本溶接用足場装置16を時計方向に移動すること
により行なう。
第12図〜第17図とくに第1T図を参照し、ある特定
のメンブレン片6aに注目して、このときの動作を説明
する。
第17図イのように、メンブレン片6aが移し替えレー
ルT2より前方にある場合には、このメンブレン片6a
は、第13図の右端に示すように吊下げレール13に吊
下げられている。
本溶接用足場装置16が前方(時計方向)に移動すると
、第14図に示すように、移し替えレールT2の先端が
上下の吊り金具89,86の間の空間に進入して、下側
の吊り金具86のローラ88,8Bが移し替えレール7
2に載る。
このように下側の吊り金具86が移し替えレール72に
支持されたならば、上側の吊り金具89を取外して、第
13図の左側および第15図に示すように、メンブレン
片6aを移し替えレール72に吊り替える。
なお、下側の吊り金具86から切離した上側の吊り金具
89は、レール13に吊下げたままタンクを1周させ、
メンブレン片6の吊上げ位置の近辺に戻しておく。
そして、足場装置16がさらに前方に進むと、第17図
口に示すように、メンブレン片6aは移し替えレール7
2に支持されたまま周方向には動かず半径方向外方に移
動する。
移し替えレール72の後端部がこのメンブレン片6aに
至ると、メンブレン片6aは断熱材5内面に接するので
、これを吊り装置(図示路)により屋根4に吊り替え、
移し替えレール72から切離す。
そして、第17図へに示すように、移し替えレール72
が通過すると、メンブレン片6aは屋根4だけに吊り下
げられた状態となる。
メンブレン片6の縦吊り本溶接および移し替えを行なっ
ている間に、他の部分では、メンブレン片6の製造、溶
接、縦吊りあるいは仮溶接等を並行して行っている。
このようにして、最後のメンブレン片6の本溶接および
検査が終了したならば、移し替えレール72をその前方
まで移動させて、このメンブレン片6を断熱材5内面に
沿うように屋根4に吊り替え、この最後のメンブレン片
6と最初のメンブレン片6とを断熱材5に接触させた状
態で、適当な手段で溶接する。
以上により、メンブレン側壁1が完成する。
仮溶接用足場装置15および本溶接用足場装置16の構
成は実施例のものに限らず、例えばこれらの外側足場は
第18図に示すようなものであってもよい。
この外側足場96は、階段を備え、その−側部に進退自
在の支持棒97およびシールボックス98を備えている
この実施例において哄接合装置8で2枚のメンブレン片
6を接合してから、これを縦吊りしているが、他の作業
の所要時間との兼合いにより、1枚ずつ縦吊りしてもよ
いし、3枚以上溶接してから縦吊りするようにしてもよ
い。
また、接合装置8の数も任意である。
メンブレン片6は必ずしもベッド18に固定して吊上げ
る必要はなく、メンブレン片6が多少彎曲してもよい場
合には、作業台17上あるいは作業台17とタンク側壁
3との間にガイドを配置し、これに沿ってメンブレン片
6を吊上げるようにしてもよい。
以上のように、この発明によれば、低温液化ガス貯蔵タ
ンクのタンク側壁3の上方に、タンク側壁3から内方に
所定距離隔たりかつタンク側壁3に沿うように、メンブ
レン片吊下げレール13が設けられ、このレール13よ
り内側および外側に、タンク底部からタンク頂部に至り
、かつ上下がレール12,10および14,11に支持
されて、吊下げV−ル13に沿って移動するようになさ
れた内側足場60および外側足場61がそれぞれ設けら
れており、内側足場60には、昇降自在な押え板64と
、この押え板64とは別に昇降するゴンドラ66および
溶接機6Tとが設けられ、外側足場61には、昇降自在
な裏あて69が設けられ、押え板64と裏あて69とで
、吊下げレール13に縦に吊下げられたメンブレン片6
の溶接箇所を表裏両面から押えるようになされており、
1組の足場60.61を任意の場所に移動させて溶接を
行なうことができるから、タンク側壁3に沿って多くの
足場を組む必要がなく経済的である。
また押え板64および裏あて69の位置を変えて、メン
ブレン片6の溶接箇所を常時押えながら、溶接すること
ができ、かつゴンドラ66から作業状態の確認ができる
ため、作業が簡単、確実で能率がよい。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第17図はこの発明の一実施例を示し、第1図
は地下式低温液化カス貯蔵タンクおよびメンブレン側壁
製作用の設備を示す平面図、第2図は第1図X−X線の
断面図、第3図はメンブレン片を吊下げた状態を示す第
2図相当の断面図、第4図および第5図はそれぞれ第1
図X−X線およびV−v線の拡大断面図、第6図は第5
図■−■線の断面図、第7図は第4図■−■線の断面図
、第8図は第1図X−X線の拡大断面図、第9図は第8
図の左側面図、第10図は第1図X−X線の拡大断面図
、第11図および第12図はそれぞれ第1図X−XI線
およびxn−xn線の拡大断面図、第13図は第12図
xm−xm線の断面図、第14図は第13図X皿−X皿
線の拡大断面図、第15図および第16図はそれぞれ第
1図X−XV線およびXVI−XVI線の拡大断面図、
第17図はメンブレン片の移し替えの様子を概略的に示
す第12図相当の平面図であり、第18図は溶接用足場
装置の変形例を示す水平断面図である。 3・・・タンク側壁、6・・・メンブレン片、10゜1
1.12,14・・・レール、13・・・メンブレン片
吊下げレール、16・・・縦吊り本溶接用足場装置、6
0・・・内側足場、61−・・外側足場、64・・婢え
板、66・・・ゴンドラ、6T・・−i[L69・・・
シールホックス(裏あて)。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 低温液化ガス貯蔵タンクのタンク側壁3の上方に、
    タンク側壁3から内方に所定圧離隔たり、かつタンク側
    壁3に沿うように、メンブレン片吊下げレール13が設
    けられ、このレール13より内側および外側に、タンク
    底部からタンク頂部に至ゆ、かつ上下がレール12,1
    0および14゜11に支持されて、レール13に沿って
    移動するようになされた内側足場60および外側足場6
    1がそれぞれ設けられており、内側足場60には、昇降
    自在な押え板64と、この押え板64とは別に昇降する
    ゴンドラ66および溶接機67とが設けられ、外側足場
    61には、昇降自在な裏あて69が設けられ、押え板6
    4と裏あて69とで、吊下げレール13に縦に吊下げら
    れたメンブレン6の溶接箇所を表裏両面から押えるよう
    になされているメンブレン片の縦吊り溶接用足場装置。
JP2099180A 1980-02-20 1980-02-20 メンブレン片の縦吊り溶接用足場装置 Expired JPS5910457B2 (ja)

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